アフィリエイト広告を利用しています
<< 2022年10月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
写真ギャラリー
最新記事
カテゴリーアーカイブ
ファン
【一押しテキスト】       楽天さんでのお取扱い

これ1冊でわかる!大腸CTプロフェッショナル100のレシピ [ 永田浩一 ]

大腸CTテキスト 原理・特性の基礎知識から現場で使えるセッティング, [ 消化管先進画像診断研究会 ]

症例で学ぶ大腸CT診断 大腸CTを身につける! [ 永田浩一 ]

アマゾンさんでのお取扱い
日別アーカイブ
【一読のおすすめ】       楽天さんでのお取扱い

【送料無料】 Rad Fan 2019年7月号 【全集・双書】

Rad Fan(2018 JULY(Vol.1) 特集1:CTコロノグラフィ攻略マニュアル/特集2:ITEMで

Rad Fan 2017 JULY(Vol.15 No.7) 特集:認定制度を見据えた大腸CT検査の標準化/使いやすいポー

アマゾンさんでのお取扱い

広告

posted by fanblog

2018年05月17日

大腸CTアカデミア 大腸CT検査はアフリカ系アメリカ人の検診モダリティとして有用だよ!

★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログ「大腸CTアカデミア」では
非常時の備えを特集中です!
備え第1弾「飲料水
備え第2弾「食料
備え第3弾「バッテリー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★




PubMedから、今日のつぶやき − 237 −

Moreno CC, et al. Addressing Racial Disparity in Colorectal Cancer Screening With CT Colonography: Experience in an African-American Cohort. Clin Colorectal Cancer. 2018 doi: 10.1016/j.clcc.2018.02.007. [Epub ahead of print]




今日は、自施設からPubMedへの接続が
悪くつながりません・・・。
(ラインコミュティ時の3月27日のことです)

同僚のT橋さんから、PubMedミラーサイト
Europe PubMed Central(PMC)」
を教えてもらいました。


おー、本家PubMedにアクセスできないときは
便利ですね〜

T橋さん、ありがとう!

若干、反映するまでタイムラグはあるようですが、
十分に使えます。

よろしければブックマークされてくださいね。


さて、論文
「大腸CT検査による大腸がん検診における人種格差の解消
アフリカ系アメリカ人コホート研究」
の続きです。


アブストラクトをみていきましょう。

【対象と方法】
本研究では、
アトランタ退役軍人医療センターのアフリカ系アメリカ人コホート
における大腸CT検査検診プログラムを
後ろ向きに評価した

Atlanta VA Medical Center - Veterans Affairs

内視鏡受診率と病理組織学的診断を評価した。

【結果】
対象は2007−2016年の期間に
大腸CT検査を検診として受けた
アフリカ系アメリカ人 2490名、
平均年齢59.5歳、85.5%が男性
である。

患者あたりの大腸CT検査結果陽性率は
6-9mmのポリープで9.8%
10-29mmのポリープで5.4%
30mm以上の粗大病変で1.3%
であった。

大腸CT検査結果と患者の希望をもとに
13.9%の患者が大腸内視鏡検査を受診した。

2.9%の患者は
大腸CT検査によるフォローアップを
希望した。

大腸内視鏡検査を受けるよう薦められた
患者ではその80.6%が内視鏡を受診し、
受診したもののうち83.2%で
病理組織学的に病変の存在が確かめられた。

病理組織学的診断の結果は

腺腫 221病変
(6-9mmが161病変、10mm以上が60病変)

過形成・鋸歯状ポリープ 34病変
(6-9mmが27病変、10mm以上が60病変)

腺癌 18病変(すべて10mm以上)
高度異型性腺腫 11病変(すべて10mm以上)
であった。

内視鏡検査にまわった患者のうち
71.3%で腺腫
9.7%で過形成ポリープ
6.1%で腺癌
が陽性となった。

【結論】
大腸CT検査はアフリカ系アメリカ人の検診モダリティとして
有用であり、受診率を改善させる可能性がある。

(感想)
医療へのアクセスがよくない人ほど、
ハードル(コスト、時間、身体的負担)が低い
モダリティが有用である可能性があるのでしょうね。

H山先生から今日メールをいただきました。

そこで話題となった論文を明日から
取り上げようと思います。
(承諾済みです)

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29572136


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。


■〓■〓 ブログの応援ページ 〓■〓■
大腸がんを減らすために役立つ
最新情報をご提供しています。
無料の情報が役に立ったよ!
と感じたらバナーを押して応援してくださいね。
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓



◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。


◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)


■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


●お願いとお断り●
 本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
 著者に無断で各種メディアに貼り付ける
 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





にほんブログ村 病気ブログ 医学へ
にほんブログ村

【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7638010
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
大腸の専門家 ナガイチさんの画像
大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
プロフィール
検索
リンク集
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。