大腸CTアカデミア　大腸CT検査の感染リスクは！？: 大腸CTアカデミア

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2021年12月03日

大腸CTアカデミア　大腸CT検査の感染リスクは！？

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PubMedから、今日のつぶやき－ 1103 －

Taylor A, Williams C, Brown A. A case-control study of airborne dissemination of bacteria during CT colonography. Br J Radiol. 2021 Sep 19:20210607. doi: 10.1259/bjr.20210607. Epub ahead of print. PMID: 34538081.

それでは論文
「大腸CT検査に伴う細菌の飛沫拡散に関する症例対照研究」
のご紹介です。

【背景】
消化管癌の診断は、主に上部内視鏡検査および下部内視鏡検査に依存しているが、前者のみが現在AGP（エアロゾルが発生する処置）に分類されている。

近年、下部内視鏡検査の代替検査法として、CT撮影による大腸検査（大腸CT検査）が注目されている。

大腸CT検査では、撮影前に直腸カテーテルを肛門から挿入し送気を行う。

最大4リットルの炭酸ガスが送気され、ガスの多くはそのまま吸収される。

ただし、検査台が便で汚染されることも少なくない。

このような検査状況にもかかわらず、大腸CT検査は現在AGPに分類されていない。

（感想）
下部内視鏡検査も同様ですね。

下部内視鏡検査のリスクに関する研究も今後出てくるのではないでしょうか。

原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34538081/

ご注意）必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

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