大腸CTアカデミア　内視鏡検査をする風景は元には戻らない・・: 大腸CTアカデミア

<< 2022年10月 >>
日	月	火	水	木	金	土
						1
2	3	4	5	6	7	8
9	10	11	12	13	14	15
16	17	18	19	20	21	22
23	24	25	26	27	28	29
30	31

<< 2022年10月 >>

日

月

火

水

木

金

土

2021年12月02日

大腸CTアカデミア　内視鏡検査をする風景は元には戻らない・・

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
伏見健康アカデミーのご案内！！

【Let’s learn】ご存知ですか？大腸CT検査

伏見健康アカデミー
（ウェブサイト）
多彩なコンテンツがありますよ！！
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

PubMedから、今日のつぶやき－ 1102 －

Taylor A, Williams C, Brown A. A case-control study of airborne dissemination of bacteria during CT colonography. Br J Radiol. 2021 Sep 19:20210607. doi: 10.1259/bjr.20210607. Epub ahead of print. PMID: 34538081.

それでは論文
「大腸CT検査に伴う細菌の飛沫拡散に関する症例対照研究」
のご紹介です。

【背景】
SARS-CoV-2の感染の主な媒介は呼吸器系の飛沫であるが糞口感染も疑われている。

感染者の便からウイルスが検出されたり呼吸器感染であってもウイルス抗原が長期にわたって糞便中に排泄されることが報告されている。

これまで実施されてきた感染対策は、呼吸器の飛沫による汚染のリスクが高い臨床現場にフォーカスされていた。

英国の国民保健サービス（National Health Service）の指針によると、最も感染リスクの高い治療や処置は「エアロゾルが発生する処置（AGP）」としている。

この指針により、感染患者の対応にとどまらず、麻酔下手術、歯科治療、侵襲的検査の実施に対しても大きな影響を与えている。

AGPの管理に必要な措置は、医療現場の生産性に悪影響を及ぼし、患者の治療に遅れを生じている。

検査や治療の遅れがもたらす悪影響は、特に癌検診、診断、治療において懸念されている。

しかし、医療サービスを安全に従来通りに復旧させるためには、感染リスクを低減し医療スタッフの安全が担保されなければならない。

（感想）
新型コロナ対策のため、医療現場ではその生産性が著しく落ちていますね。

上部内視鏡検査をする風景が数年前と様変わりし、患者さんはもちろん、検査医の負担も大きくなっています。

もとの検査風景に戻れるのでしょうか？

原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34538081/

ご注意）必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

スマホなのにこんなに安い！【楽天モバイル】

◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ～
☆☆大腸CT検査ってなあに？　～大腸がんをへらせるの？～☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます！
ご質問もお待ちしています。

◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる！
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡　入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ！】
（恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております）

●お願いとお断り●
　本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
　著者に無断で各種メディアに貼り付ける
　などの行為は著作権違反となります。

読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。