2021年11月26日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査に伴う細菌の飛沫拡散に関する症例対照研究
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Taylor A, Williams C, Brown A. A case-control study of airborne dissemination of bacteria during CT colonography. Br J Radiol. 2021 Sep 19:20210607. doi: 10.1259/bjr.20210607. Epub ahead of print. PMID: 34538081.
今回から新しい論文をご紹介します。
「大腸CT検査に伴う細菌の飛沫拡散に関する症例対照研究」
のご紹介です。
内視鏡検査はその検査の特質上、エアロゾルが発生しやすく、特に上部消化管内視鏡検査では感染防護策が必要とされています。
また、「大腸内視鏡検査ではガス排出時などに、ウイルスを含む飛沫やエアロゾルが拡散し、これらを介した感染が起こりえます」とも注意喚起されていますね。
大腸CT検査は大腸内視鏡検査に比べ、腸管への出し入れや検査時間が少なく、患者のそばにいる時間も少ないためリスクは少ないとされています。
以前、このつぶやきでもご紹介しました。
ただ、大腸CT検査でも送気時のガス漏れ、カテーテルの挿入・抜去に伴い飛沫が飛ぶ可能性はあります。
実際のところどうなのでしょう?
今回の論文はこの疑問に対する報告となります。
次回から内容に入っていきましょう。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34538081/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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