大腸CTアカデミア　PPIの服用が、腸管からCOVID-19が侵入し感染する確率を高めている！？: 大腸CTアカデミア

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2021年02月08日

大腸CTアカデミア　PPIの服用が、腸管からCOVID-19が侵入し感染する確率を高めている！？

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PubMedから、今日のつぶやき－ 902 －

Almario CV, et al. Increased Risk of COVID-19 Among Users of Proton Pump Inhibitors. Am J Gastroenterol 2020;115(10):1707-1715.

それでは、論文
「プロトンポンプ阻害薬服用者はCOVID-19感染のリスクが高い」
のご紹介です。

【考察】
本研究はアメリカ人のPPIとCOVID19の関係を調べた最初の大規模調査である。

PPIの服用が、腸管からCOVID-19が侵入し感染する確率を高めている可能性があるという今回の結果は、PPIが他の消化管感染のリスクを増加させているという穿孔文献と一致している。

なお、PPIとCOVID-19の消化器症状との関連については、PPIの症状との関連性は認めなかった。

消化器症状はCOVID-19陽性患者で広く観察されるため、異なる消化器症状の背後にある機序を評価するためにさらなる研究が必要である。

（感想）
こうした大規模調査を可能としているのが、オンライン調査です。

オンラインだからこそ、パンデミック下でも可能であったともいえます。

研究のツールも進化させていかねばなりませんね。

それでは、また。

原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32852340/

ご注意）必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

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