2021年02月04日
大腸CTアカデミア ハイリスクの患者では、PPIの減量が必用!?
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第17回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
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日時 2021年3月13日(土) 17:00〜19:00
1.特別講演
「消化管疾患におけるスペクトラルCTの有用性」
片平和博先生(熊本中央病院 放射線診断科)
2.大腸CT検査技師認定制度の最新情報
3.パネルディスカッション
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PubMedから、今日のつぶやき − 900!! −
Almario CV, et al. Increased Risk of COVID-19 Among Users of Proton Pump Inhibitors. Am J Gastroenterol 2020;115(10):1707-1715.
それでは、論文
「プロトンポンプ阻害薬服用者はCOVID-19感染のリスクが高い」
のご紹介です。
【結果】
COVID-19陽性3,386名のうち、96.5%の3,267名で味覚消失、無嗅覚、消化器や呼吸器症状、または全身症状などの症状を呈し、19.9%の674名で腹痛、下痢、嘔気・嘔吐など症状を有していた。
回帰分析では、PPI未服用者(5297名、39.5%)を対象とした場合、低用量のPPI服用者(5266名、10.9%)の感染リスクのオッズ比は0.62 [95%CI、0.49–0.78])と低かった。
服用回数との関連はみられなかった。
(感想)
日本でもコロナ禍第3波が深刻です。
エビデンスが出てきた予防法には対処が必要です。
この時期、高齢者や肥満の方などハイリスクの患者では、可能であればPPIの減量なども検討してみてもいいのかもしれません。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32852340/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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