2021年02月02日
大腸CTアカデミア タバコや過度の胃酸抑制がCOVID-19感染症リスクを高める!
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第17回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
ウェブ開催のお知らせです。
日時 2021年3月13日(土) 17:00〜19:00
1.特別講演
「消化管疾患におけるスペクトラルCTの有用性」
片平和博先生(熊本中央病院 放射線診断科)
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3.パネルディスカッション
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PubMedから、今日のつぶやき − 898 −
Almario CV, et al. Increased Risk of COVID-19 Among Users of Proton Pump Inhibitors. Am J Gastroenterol 2020;115(10):1707-1715.
それでは、論文
「プロトンポンプ阻害薬服用者はCOVID-19感染のリスクが高い」
のご紹介です。
【結果】
解析対象者における多変量回帰分析により、社会人口統計学的相違、ライフスタイル、および臨床的変数の多くの要素を調整した後でも、PPIの使用はCOVID-19陽性の高い確率と独立して関連がみられた(Table 2)。
Table 2
ラインコミュニティ限定で配信しました。
PPIを服用していない人と比較した場合、1日1回PPIを服用している人がCOVID-19陽性となるオッズ比は2.15(95%CI、1.90–2.44)、1日2回PPIを服用している人がCOVID-19陽性となるオッズ比は3.67(95%CI、2.93–4.60)と優位に高くなった。
PPIよりも酸分泌抑制作用が少ないH2ブロッカー服用に関して、低用量の服用者でごく僅か陽性率が低下したものの(オッズ比 0.85, 95%CI、)、高用量の服用者では関連は見られませんでした。
PPIの服用に加えて、男性(aOR 1.23; 95%CI、1.10–1.38)、喫煙者(aOR 5.05; 95%CI、4.39–5.80)、非ヒスパニック系黒人(aOR 1.80; 95%CI、 1.45–2.24)、およびラテンアメリカ人(aOR 3.54; 95%CI、3.09–4.04で)は、以前の報告と同様に、COVID-1陽性リスクが有意に高い結果であった。
(感想)
タバコや過度の胃酸抑制が感染症リスクを高めるということなのでしょうね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32852340/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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PPIの服用に加えて、男性(aOR 1.23; 95%CI、1.10–1.38)、喫煙者(aOR 5.05; 95%CI、4.39–5.80)、非ヒスパニック系黒人(aOR 1.80; 95%CI、 1.45–2.24)、およびラテンアメリカ人(aOR 3.54; 95%CI、3.09–4.04で)は、以前の報告と同様に、COVID-1陽性リスクが有意に高い結果であった。
(感想)
タバコや過度の胃酸抑制が感染症リスクを高めるということなのでしょうね。
それでは、また。
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32852340/
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