2021年01月20日
大腸CTアカデミア プロトンポンプ阻害薬服用者はCOVID-19感染のリスクが高い!?
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タイトルは
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PubMedから、今日のつぶやき − 889 −
Almario CV, et al. Increased Risk of COVID-19 Among Users of Proton Pump Inhibitors. Am J Gastroenterol 2020;115(10):1707-1715.
それでは、論文
「プロトンポンプ阻害薬服用者はCOVID-19感染のリスクが高い」
のご紹介です。
【アブストラクト】
方法:
2020年5月3日から6月24日まで、国民健康調査としてのオンライン調査を研究対象者に実施した。
COVID-19検査の陽性報告に基づき、多変量ロジスティック回帰によって広範な交絡因子を調整し、調整オッズ比(aOR)および95%信頼区間(CI)を算出した。
結果:
研究対象者53,130人のうち、3,386人(6.4%)がCOVID-19陽性であった。
PPIを服用していない人と比較した回帰分析にて、PPIを1日1回服用している場合のaORは2.15(95%CI、1.90-2.44)、1日2回服用している場合のaORは3.67(95%CI、2.93-4.60)であり、PPI服用者はCOVID-19陽性率が有意に高かった。
H2受容体拮抗薬(ガスターなど)の服用は、COVID-19陽性のリスクに関連しなかったた。
(感想)
PPIの服用頻度とともに、その服用期間も気になるところです。
米国では逆流性食道炎に対する処方が多いと予想されますが、そうだとすると長期間服用している可能性も高いですね。
引き続き読んでいきましょう。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32852340/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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