2020年12月10日
大腸CTアカデミア 大腸内視鏡検査と大腸CT検査のどちらを選択するか!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 866 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
おはようございます!
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【アブストラクト】
目的:
大腸がん検診として実施した便潜血検査が陽性となった患者は、全大腸の精密検査として大腸内視鏡検査を受けることになる。
大腸内視鏡検査は、便潜血検査陽性となった患者の最も信頼できる検査法である。
大腸CT検査は少ない侵襲で全大腸を評価できる、内視鏡検査法の代替法である。
本研究は便潜血陽性者が希望する大腸精検法として、大腸内視鏡検査と大腸CT検査のどちらを選択するかを調査する目的で実施された。
(感想)
間隔としてお分かりになると思いますが、検査法の選択は、担当医の意向が強く作用します。
複数の検査法をなるべく客観的に紹介した場合、どちらの検査を患者さんが希望するのかというのは興味深いところです。
それでは、また。
原文
https://www.dovepress.com/preference-and-experience-of-colonic-examination-for-participants-pres-peer-reviewed-article-PPA
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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