2020年11月30日
大腸CTアカデミア 内視鏡シールドの使い方
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 858 −
1)
Sagami R, et al. Endoscopic shield: barrier enclosure during the endoscopy to prevent aerosol droplets during the COVID-19 pandemic. VideoGIE. 2020 May 11. doi: 10.1016/j.vgie.2020.05.002. Epub ahead of print. PMID: 32395674; PMCID: PMC7211574.
上部内視鏡検査時のエアロゾル拡散防止シリーズです。
追加ご紹介のその1
「内視鏡シールド:COVID-19パンデミック下におけるエアロゾル飛沫の拡散防止」
です。
【本文】
ビデオ供覧
嘔吐反射と咳こみは、10mLの蛍光色素を入れたゴムバルーンを破裂させることで再現した。
バルーンをマネキンの下咽頭に配置し、バルーンが破裂するまで酸素を送気した。
内視鏡シールドを配置した場合と配置しない場合とで、内視鏡検査のシミュレーションを実施した。
両設定ともに、飛び散った染料液の範囲を視覚化するために紫外線照射を行った。
内視鏡シールドがない場合は、内視鏡医の右手袋、腕、胸上部、腹部、靴に染料液が確認された(図2A)。
フェイスマスクやアイシールドには汚染がなかった。
床の汚染は、患者の頭部から約1.5 mの範囲に認めた(図2B)。
内視鏡シールドを使用した場合には、染料液は立方体のシールド内側前面に多く観察され、内側の上面では少量認めたものの、他の側面では確認できなかった(図3)。
染料は、内視鏡医の右手袋、腕、胸に少量認めるのみで、腹部、靴(図2C)、フェイスマスク、およびアイシールドには観察できなかった。
床の汚染もごく少量であった(図2D)。
図2
図3
それでは、また。
(感想)
前回ご紹介したサージカルマスクとほぼ同様の結果と言っていいでしょうか。
検査のしやすさや介助のしやすさについては気になります。
原文
1)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32395674/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
AI、機械学習、ディープラーニングを学びましょう
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 858 −
1)
Sagami R, et al. Endoscopic shield: barrier enclosure during the endoscopy to prevent aerosol droplets during the COVID-19 pandemic. VideoGIE. 2020 May 11. doi: 10.1016/j.vgie.2020.05.002. Epub ahead of print. PMID: 32395674; PMCID: PMC7211574.
上部内視鏡検査時のエアロゾル拡散防止シリーズです。
追加ご紹介のその1
「内視鏡シールド:COVID-19パンデミック下におけるエアロゾル飛沫の拡散防止」
です。
【本文】
ビデオ供覧
嘔吐反射と咳こみは、10mLの蛍光色素を入れたゴムバルーンを破裂させることで再現した。
バルーンをマネキンの下咽頭に配置し、バルーンが破裂するまで酸素を送気した。
内視鏡シールドを配置した場合と配置しない場合とで、内視鏡検査のシミュレーションを実施した。
両設定ともに、飛び散った染料液の範囲を視覚化するために紫外線照射を行った。
内視鏡シールドがない場合は、内視鏡医の右手袋、腕、胸上部、腹部、靴に染料液が確認された(図2A)。
フェイスマスクやアイシールドには汚染がなかった。
床の汚染は、患者の頭部から約1.5 mの範囲に認めた(図2B)。
内視鏡シールドを使用した場合には、染料液は立方体のシールド内側前面に多く観察され、内側の上面では少量認めたものの、他の側面では確認できなかった(図3)。
染料は、内視鏡医の右手袋、腕、胸に少量認めるのみで、腹部、靴(図2C)、フェイスマスク、およびアイシールドには観察できなかった。
床の汚染もごく少量であった(図2D)。
図2
図3
それでは、また。
(感想)
前回ご紹介したサージカルマスクとほぼ同様の結果と言っていいでしょうか。
検査のしやすさや介助のしやすさについては気になります。
原文
1)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32395674/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
AI、機械学習、ディープラーニングを学びましょう
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10367612
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック