2020年11月05日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査で肺下葉に結節性・末梢のすりガラス状陰影を認めたら各科で連携をする!
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大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 842 −
Moreno CC, et al. CT colonography's role in the COVID-19 pandemic: a safe(r), socially distanced total colon examination [published online ahead of print, 2020 Aug 3]. Abdom Radiol (NY). 2020;1-5. doi:10.1007/s00261-020-02674-5
それでは、論文
「COVID-19の世界的大流行下における大腸CT検査の役割:
安全にそしてソーシャルディスタンスの機能を持つ全大腸検査」
のご紹介です。
【COVID‑19の消化管症状による大腸CT検査スクリーニングへの影響】
症の情を有する急性大腸炎では、大腸CT検査の実施は相対的禁忌である。
腹痛および下痢はCOVID-19の症状である可能性があり、こうした症状を有する患者では大腸CT検査によるスクリーニングを実施すべきではない。
一部の施設では、大腸CT検査の実施前にCOVID-19の陰性確認を必要としている。
COVID-19の感染が疑われる患者に対してスクリーニング目的の大腸CT検査を実施すべきではないが、COVID-19陽性の患者は無症状でありながら、肺下葉を主病変とした特徴的な結節性、末梢のすりガラス状陰影を有することが知られており、大腸CT検査で発見されることもあるため、適切なコミュニケーションが必要である。
(感想)
COVI-19が疑われる場合には当然、大腸CT検査を実施すべきではないが、無症状の患者に実施し、肺下葉に特徴的な所見がみられた場合には連絡を密に行うということですね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32748251/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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