2020年10月23日
大腸CTアカデミア 糞便エアロゾル化による感染リスクは明らかになっていないが適切な医療用防護具を使用すること!
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2020年度大腸CT検査技師認定制度
申請書提出期間は
10月31日(土)(消印有効)厳守
です!
お早めにご提出くださいね!
認定証送付は2021年1月下旬頃を予定しています。
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PubMedから、今日のつぶやき − 834 −
Moreno CC, et al. CT colonography's role in the COVID-19 pandemic: a safe(r), socially distanced total colon examination [published online ahead of print, 2020 Aug 3]. Abdom Radiol (NY). 2020;1-5. doi:10.1007/s00261-020-02674-5
それでは、論文
「COVID-19の世界的大流行下における大腸CT検査の役割:
安全にそしてソーシャルディスタンスの機能を持つ全大腸検査」
のご紹介です。
【COVID-19の世界的大流行下における大腸CT検査の実施法】
大腸CT検査で被検者に使用される器材は使い捨てであり、直腸カテーテルと送気装置の間にはフィルターがあるため送気装置には感染の心配はない。
検査終了後にカテーテルを処分する際もCT検査技師は便との接触は最小限に抑えられている。
SARS-CoV-2ウイルスRNAは、COVID-19感染患者の糞便サンプルで検出されている(文献)。
(補足)
文献は下記です。
BMJ 2020 Apr 21;369:m1443.
N Engl J Med 2020;382:929-936.
糞便エアロゾル化による感染リスクは明らかになっていないが、医療従事者の感染リスクの低減のため、生じえるエアロゾル発生に対する対策指針(N95マスクなど)に従って適切な医療用防護具を使用することが望ましい。
(感想)
大腸CT検査は安全度は高いのですが、パンデミックの状況下では無防備というわけにはいかないでしょう。
きちんとした検査体制で行っている姿勢を明示することは大事です。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32748251/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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