あれは。。。アザラシの福ちゃんの末っ子の妹が産まれた三年ぐらい前、まだ名前が決まっていない
産まれてまもない頃に。夜に電話で末っ子の赤ちゃんの事で
雇われ社長福ちゃんの宝石会社もだけど、
芸能事務所や芸能界も取り仕切っているオーナーでクラスメイトの美と魅力の福の神笑〜に相談していて、笑〜が電話の向こうで
「ね。福ちゃんから写メを何枚か送って貰ったけどめっちゃ可愛い私は職種柄芸能人関係はスカウトしていいのよ。別に芸能人やタレントやモデルになれって強制してるわけじゃないけど福ちゃんの末っ子の妹さん、うちの会社のCMだけにでもでてみない。茶目コも赤ちゃんの時に半月ぐらい歳上の赤ちゃんの私が口説いたのよ。茶目ちゃんは産まれて早いうちからお喋りできたし。笑〜は福の神なのでもちろん産まれてすぐにお喋りできたし。福ちゃんも1ヶ月もせずにお喋りできたらしい。だけど、福ちゃんの末っ子の妹はまだまだ産まれてまもないなし。もしもすぐお喋りできる子であれば、アヤコが末っ子だからスエコと命名するのにギャンギャン泣き喚くにちがいないんだけど。。。「だ。。。だけどさ?南極だよ。。。」福ちゃんが戸惑って
「あら、会社でプレゼンス系のレンタカーでUFOをレンタルすればいいじゃん。南極までなら3時間ちょっとだし。それに、南極には、私たちのリゾートホテルエクスクルーシブSouthernがあるわよ。わたしも所有権あるし、CM撮影にスイートルーム押さえるし。」笑〜が平然と言うので。「え、エクスクルーシブ。。って一泊500万以上するんじゃない。」
「福ちゃん、だからあそこはわたしの名義もあるのよ。他のきょうだいと共用だけどね。コネはあるからなんとかするわ。レンタルUFOも、撮影班やスタッフ用に会社で借りれると思うしうちの大蔵の乗らないやつがうちにあるけど私たちはそれを借りればいいわ。大蔵は全然UFOは使わないしね。便利だと、運転するのがすきだからそもそも
免許証いらないし、ボタンだけで目的地に着くのが嫌なんだって。よっぽど急ぎの用事にしか使わないし。」
福の神笑〜の四つごの兄や姉の中で三男の大蔵は交通の福の神であり空港や鉄道関係もあるけど、車関係の会社やレンタカーの会社もある。大蔵プレゼンスグループで、大蔵のレンタカーは、申請が通ればUFOもレンタルできるのだ。
プライベートに高級車やジェットやヘリコプターや船やヨットだけでなく大蔵はUFOも持っています。だけど、UFOはナビのボタンを押すだけなので運転好きな大蔵は全く物足りないのでほとんど使いません。福の神は、未成年でも10歳以上になればお酒も飲んでも良いのですが、大蔵は見かけによらず下戸でほとんど飲めないですし。致し方ないよっぽど急ぎの用事にしかUFOは使わないのでした。福の神達は共用で各地に富裕層に大人気の超高級ラグジュアリーホテルを持っていますが、南極にもありました。「なんか。。クラクラ。。めまいがしそう。。。さすがというか。。どこまでお金持ってるんだ。。。」「ともかく、まぁ、福ちゃんも、うちはラグジュアリージュエリーなんだから、ちょっとやそっとのお金にひるんじゃダメなのよ。じゃ、また後でね。」
そう、夜の9時。神楽町市の都心部福の神楽園の福の神の家の笑〜と、海辺の白い家の福ちゃんと当時同居の姉のくるみとミルク、
そして、遥か遠く離れた南極の福ちゃん達の父親のリムジンとで。福ちゃんの末っ子の妹の事でパソコンでズーム会議をする約束なのだ。
後でね。。と言っても、もうすこしで約束の21時。なんだかんだであっという間に21時、福ちゃんと双子の姉達は、
散りばめられた宝石がキラキラ輝く星空が美しい夜空が臨める
天窓付きの屋上ルームのパソコンの前に集まりました。パソコンのSkypeでチャットモードにすると
福の神笑〜と、南極のリムジンが映ります。「このたびは、笑〜のお嬢さん、いつも重ね重ねお世話になっております。」リムジンはかしこまりました。無理もない、相手が幼い少女とは言え、福の神だし。しかも、息子もいきなり笑〜のいち会社の雇われとは言え社長だし。
福ちゃんが福の神就労児童の試験合格して素質や素材に適しているからと笑〜の会社の一つのラグジュアリージュエリーの会社の社長に抜擢され両親のリムジンとアヤコは子だくさんだし、就労児童制度は福の神側がその子の本質を見極めたナチュラルボーンな職業を与えて子ども本人はそれで天職をしるんだけどそれが納得できないやりたくないなら就労児童制度はやめればいい。強制的ではないし。福ちゃんは、とりあえずやってみる事にしました。
へーなるほどねーと、福ちゃんの両親は関心しきり。まぁ、確かに福ちゃんは、車が欲しい早く免許が欲しい、きょうだいがいっぱいでも進学したい、大学まで行きたいからという理由で就労児童試験を受けましたが確かに福ちゃんはどちらかと言うと女性に携わる仕事が向いてるかもしれない。女性に携わる仕事と言うと、まずは女性から嫌われるタイプであってはならないし。男臭くてもいけない。引っ込み思案すぎてはだめだけど、俺が俺がと出過ぎるのもだめ。物腰が柔らかい感じで、品がなくてはならないし。
宝石扱いともなると、信頼は大事だし。
まぁ、福ちゃんは小さい頃はきょうだいがたくさんなので10歳歳上の姉さんの双子のミルクとくるみが育児を担当して小さい頃は女の子の服を着せられたりある程度まで近所の人の中には福ちゃんを女の子だと思っている人すらいました。
笑〜は、パソコンの向こうから、
「こんばんは、リムジンさん。福ちゃん、くるみさん、ミルクさん。
それから、
あまりかしこまらないでください。リムジンさん。才能豊かな素晴らしいお子さんをたくさん社会に授けて夕ご夫妻には、くださって感謝してます。特に、福ちゃんにはラグジュアリージュエリーショップとなれば、責任者をなかなか見つけるのが大変で。お客様は女性が多いし、女性より男性の方がいいですし。若くて信頼できて人当たりも良くて品もあって、俺が俺がってタイプじゃだめだし、そうそう、同級生のクラスメイトって事で、ここは、笑〜ちゃんでいいですので。お姉様方達も。」
生き馬の目を抜く芸能事界や芸能人達と普段接している笑〜は、
惜しげもなく大胆に率直に
平気でサッパリとストレートに相手を褒めます。ですが笑〜はお世辞を言う性格ではありません。
「こんばんは、笑〜ちゃん。いつもお世話になってます。今日は、私たちの末っ子の妹の事名前の問題で。本当にご心配ご迷惑をおかけしまして。」双子姉妹の姉のくるみが言う。あの頃、高校生のくるみとミルクは福ちゃんと一緒に笑〜から贈られた海辺の白い家に住んでいました。だから笑〜には感謝しきりなのです。
笑〜は、
「まぁ。。くるみさん、くるみさん達が悪いわけじゃないし、それに。。。赤ちゃんをアヤコさんが産むんだし、ヨソの小娘が余計なおせっかいかもしれないんだけど。私も皆さんがいうように、赤ちゃんが末っ子だからスエコだなんて名付けられるのは反対だわ。でも、福ちゃんがアヤコさんにいったんストップをかけて、パールかティアラにしたらどう、末っ子誕生のお祝いにうちの店でティアラを買うからって言ったら食指が動いたんですって。」すると妹の方のミルクが、
「福からチラッと聞いたんです。パールやティアラなら、可愛いし。でも、パールだと。。。兄の子ども、姪っ子に既にいますし、それに私たちみたいな六月産まれなら誕生石でいいかもしれないんだけど、妹は9月だしね、別に誕生石にこだわらなくてもいいんだけど、私はティアラの方がいいなって思うわ。」するとリムジンが、「オカンはカンムリに釣られて。。。チアらって名前もいいなって言ったんだ。」
「ティアラ、でしょ。ティ、アラ。」福ちゃんが呆れると、「帰国女子だし。」というリムジンにくるみが、「なにをバカな事言ってるの、帰国女子って帰国子女だし、おとうちゃんは違うでしょうに。南極から日本に駆け落ちして日本国籍になってまた故郷に帰ったって事でしょ。駆け落ち家出人でしょ。それよりどうなの、お母ちゃんは。というか、おじいちゃんやおばちゃんは。。なんか言ってるの。。赤ちゃんの名前の事に。、。」
リムジンとアヤコはいま、福ちゃん以下の弟妹と、リムジンの実家の両親の無尽蔵と冨貴と5年間という約束で南極に戻って同居しています。とは言えもうリムジンの親は90代半ば。それで心配になった末っ子のリムジンが同居を希望したのですが、。。
「あんな爺婆でも、かあちゃんのいないところで俺にリムジン、アヤコさんを説得しな。わしらはアヤコさんに感謝してるしなんにも言えない立場だけど末っ子の孫があまりにも可哀想でいまどきスエコもマツコもないじゃないかい。赤ん坊がグレたらどうするんだよ。とかコソコソ言ってくるんだけどさ。爺婆もアヤコに無理を言ってまさかの同居してもらってるし、強く言えないんだよ。でもあんな昔の人ですらヤバいとか、やめさせろだと。だけど、俺も命名権は全くないんだよ。」
名前というのは自分では決められないけれど誰かからもらう初めての一生の貴重な贈り物かもしれない。笑〜は、「なるほどねーそうよね。100歳近いお年寄りすらやめとけ可哀想か。という事で、なんだけど。福ちゃんが言うように赤ちゃんの名前は、ティアラかパール、ミルクさんはティアラちゃんがいいって言ってるんだけど。」くるみが、「パールはハヤマにいちゃんとこの娘さんがパールちゃんだしね。私たちの姪っ子になるんだけどそれが、なんとびっくり私たちと全く生年月日が一緒の6月1日産まれなんだよねー」
福ちゃんのきょうだいは、子だくさんで上の方はかなり世代が違うので同じぐらいの甥っ子姪っ子、あるいは、甥っ子や姪っ子が歳上というのもなんら珍しくありません。げんに福ちゃんも札幌で産まれた時は母親が姉の愛の出産の付き添いで寝ている間に産まれて一瞬は妊娠していた愛の子どもが産まれたのかと勘違いしたぐらいでしたし。リムジンも、「まぁ、パールはいるからなぁ。チアらでいいぞ。あーもう、スエコとか婆さんみたいな名前でなけりゃもう。」福ちゃんは、「だからもうティアラだって今から発音きちんとしとかないと可哀想だよ。スエコやマツコよりはマシだと思うけどさ。」
笑〜は、「という事で、ティアラ作戦ね。外堀からがっつり硬めましょ。」
「大丈夫かねぇ。こないだもさ、アヤコ、俺たち幼なじみだからアヤコの実家は近所だけど。。今やもうアヤコの両親が亡くなって後家ハウスというか。アヤコの未亡人の姉さんやだんなと別居している姉さんが空き家にしたくないからと住んでてもともとアヤコの兄達は全く別居だったし。
アヤコが赤ちゃんを見せに実家に行くと実家にいた姉さん達と喧嘩したって帰ってきたんだ。なんでだって聞いたら、赤ちゃんにスエコかマツコか名付けを悩んでると言ったら私に逆らわない姉さん達がアヤちゃん、いまどきそれはないわよ、と言われて意見されたり反対されたのにプイッと怒って帰ってきてさ。」
小さい頃の慣れとはおそろしいアヤコは末っ子で上の方の姉はアヤコが物心ついたら嫁いでるはおろか、アヤコぐらいの子どもすらいたし、1番上の姉さんとは30歳は離れていたし。
ほかの兄や姉も子供の頃
アヤコが癇癪を起こしても末っ子教の両親は、アヤコの姉や兄にいちいち小さい子にムキになる方がおかしい。年齢を考えろ、と揉め事もアヤコ連戦連勝の出来レースだし兄や姉もアヤコを可愛がってショウガナイというところはある。ワガママなアヤコの両親が夫婦喧嘩をすると
母親はいつも、「アヤコを連れて出て行く」と怒鳴っていました。リムジンはアヤコと幼なじみだったので子どもの頃はアヤコの家にもよく行きましたがアヤコの母親が、アヤコの兄や姉に、「しょうがないでしょ親は末っ子が可愛いに決まってるんだから、野生の本能で自然の法則だから仕方ないアヤコは私が出産最後50歳の時の子で女の子だからもう可愛くて可愛くてショウガナイ」みたいな事を平気で言っていたのにはびっくりしました。
リムジンも末っ子の双子で弟で本格末っ子でしたが殿様姫様で他の兄や姉達より随分親には可愛がられていたけどさすがに親はそれをはっきり兄や姉の前では言わない配慮はありました。アヤコの母親の小町は、名前通り若い頃は南極小町でミスコンで優勝したような美人だし。プライドも高くてワガママでしたが。。。
リムジンがアヤコには困ったようにどうしたものかとパソコンの向こうで愚痴っていると
リムジンの画面からは
オーイ、オーイ、と、。。。スピーカーからかなりお年寄りの男性の声がする。
リムジンは、
「あオジイ起きたかも、ちょっとごめんね、書斎のスピーカー切り忘れてたうち、爺婆歳だからなんかあったらと心配で各種ルーム同士繋がる内線インターフォンがついてるんだけど」
「それはスイッチを切らなくて良かったわリムジンさん、お父さんに答えてあげて。」笑〜がいうと
リムジンが、「皆さん、ちょっとすんません、書斎にいるの見つかったなぁ、なんだよ、オトン」リムジンが内線に返事するとスピーカーから
「チビ、酒はどこやったんだ」リムジンの父親の無尽蔵はどうもイライラしている様子です。「何言ってんだよ。まさかオトンボケたのかリビングのガラスケースにウイスキー置いてあるだろう」
「ウイスキーの話をしとるんじゃない、酒、酒。酒じゃいクニマロとかいう一升瓶」「クニマロじゃない国稀あれはダメだ、あれは北海道の桃子がわざわざ俺に送ってくれた奴なんだから、近所で売ってないから買えないんだよ」リムジンはひととおりアルコールはなんでも飲めるものの、その中でもビールや日本酒が好きでその中でも日本酒の国稀がお気に入りのようです。出し惜しみする息子にスピーカーの無尽蔵は、
「チビ、チビはネットやらしゃらくさいもんが使えるからまたクニマロをネットで買えばいいじゃろにわしはそんなもん使えんの早く寝酒を出さんかい」
パソコンの向こうの南極で
やり取りするリムジンと父親。。。
「ち。。。チビぷ。。。ぷぷっ」ミルクが笑うと、「チビ、アハハハハハチビって。。。」福ちゃんも笑い出し
失礼だからと
笑〜も笑を必死になってこらえていましたが、とうとう我慢できなくなりキャハハと笑い出してしまいました。
これは本当に
しょうがない。。大人になろうと、子どもや孫ができようとも。。。
末っ子で親や姉や兄からいつまでもいつまでもチビと呼ばれている人はけっこういるもんでありまする
2022年05月16日
2022年05月07日
マリッジcelebration315いつの日か溢れる愛の花咲く日まで。
さすがの福の神の笑〜も。。。
アザラシの福ちゃんの一番下の妹が産まれた時に母親のアヤコが、末っ子になるからスエコかマツコにしようかな。。という話にはスマホの向こう側でポカーン。。としていたらしい。。「あ。。。アヤコさん。。アヤコさんねー、自分の名前より、お婆ちゃんみたいな名前じゃん。。。スエコマツコお、お父さんからは、、お父さん文句言わなかったの。」
「言えないよ。。60歳で出産を引退して末っ子はおかんが名前を決めるって言うのも南極へ帰る条件の一つなんだし。誓約書みたいなのも書いて役所で公的証書にしたんじゃない。それに、うちのオトンいろいろ名付けではやらかしてるんだよ。ハヤマとか、競馬から速い馬とか思い付いたり、夕って名字なのに。。嫁に行ってセーフだけど姉ちゃんの麗とか。。次男の東京にいるにいちゃんは、次男だから音読みしてジダンで長男のハヤマにいちゃんから、喧嘩すると悪い事をしても逮捕されないように示談の意味でジダンにしたっていつも言われてたってうちに里帰りするとよく言ってたし。僕の恩人の育ての10歳歳上の双子の姉ちゃん達なんかさ、オトンが家にいて名前考えてる時に、そばで誰かにいちゃん姉ちゃんがしりとりしてたみたいで。クルミとひっくり返してミルクとかまぁ、クルミもミルクも女の子でいそうだし、オカンも反対しなかったけどさ。オトンは別にギャンブラーではないけど、時々会社でチラッと競馬とか麻雀を遊び程度でやるぐらいみたいだけどさ。商社の営業マンだしね。で、賭け事から名前をつけるなってオカンがカンカンになってど叱ったら酔っ払って帰ったオトンのリムジンに僕はダシにされたんだよう。僕の福は、宝くじ売り場にだいたい書いてあるじゃねーかって。福だってギャンブルに関わる名前だろうによと。」
福ちゃんの言葉にスマホの向こう側の福の神笑〜はぷっぷぷぷっぷぷっアハハハハハキャハハキャハハアハハハハハキャハハアハハハハハキャハハキャハハアハハハハハ
笑ってはいけない。。大事な他人様の名前のことで。。しかし笑〜はもう
とうとう耐えきれず笑い転げているぽい。。。「ごっ、ゴメン、ごめん悪気はないんだけど。。あー、ぜんぜん、福ちゃんの名前もいい名前だしそんな、そんな。。ギャンブルから撮った名前。。キャハハ。。」福ちゃんは笑〜の従業員だけど、学校ではクラスメイトだし。
学校では他の友達同様に笑〜とよび仕事では、笑〜をオーナーとか会長とか呼ぶ。笑〜も小学校の人気者だし。低学年から小学校の児童会長や学級委員をやってるとはいえ、神楽町市小学校では、小学生児童だし。神様、福の神様だと言って神様にふさわしくないように不正やあまりに権力を振り回すような事をしたら重罰を与えられ福の神の総裁自体を剥奪されるし、福の神としてノブレスオブリージュは当然の事だと笑〜達は躾けられていましたし。特に笑〜は、魅力や美の福の神であり、傲慢になったらもうお終いです。
まぁ、笑〜の母親の生命の福の神の心は、メインは女医だしプライドは高いし自分が一番じゃないとね、みたいな性格ではあるけれど、優秀な医療関係者を育成したり生命誕生として女性の医療や健康に尽力を尽くしていました。それに、生命力という事で福ちゃんの姉の霊能者の苺のように、両親になかなか納得できない魂のミッションを持って産まれてきた子どもの両親を全力で説得して、その子の魂がその子らしい生き方や職業を選んで嬉しくて喜んでぴょんぴょん飛び跳ねるような魂に沿った生き方をするという事もサポートしていました。霊能者、占い師や芸人、悪役スターなど本当に素質が有れば悪くないのに親が全く理解出来ず大反対
でも、子どもはどうしても親の敷いたレールに乗りたくないしそういう仕事がしたいしかも天職であるという場合、生命の福の神の心は
何組かそういう親を説得して親と子どもは別の人生だと説得しました。生命の福の神として、大事な人生を親に台無しにされたり、それが原因で大事な命を断つ人が出るのを防ぐ為でもあります。
だからまぁ、心は娘の笑〜になにかと嫉妬するも、笑〜は産んでくれたのもあり、尊敬もあり、そして笑〜の職業柄プライドの高い人や扱いに難しい人をいかにうまく掌に乗せて転がすかという為のありがたい訓練鍛錬にもなりました。
福ちゃんは、だんだんと自分のボスやオーナーというより、クラスメイトの笑〜に話しかけている風になり
「だからさ。なんかね、うちは長女の桃子姉さんと、あと料理が上手な姫子姉さんと。。あんまり子がつく名前っていないし、父親のリムジンは、理武仁で、仁はジンだけど字が皇室みたいだし、
だから、最後だし最後の女の子には落ち着いて皇室みたいに品が良く子をつけようとオカンが言い出したらしくてさ。別に子が付く名前はオトンも賛成だけど、それがマツコだのスエコだの、オカンが言い出したから止めてくれって泣きそうな声でオトンからヘルプの電話が来たんだよ。で、さ。僕が慌ててオカンに電話して、とっさに仕事の関係で思いついたんだけどさ、ティアラやパールなんかどう、僕、会社からお祝いにティアラを買うからって説得したんだよ。もう、物で釣ってもローン支払っても末っ子をしわしわネームにしたら可哀想だと思って。。。」
「でもさ。。私の前任の曽祖母の美の福の神ですらペルシャって名前なんだけどね。ウーン。。。で、福ちゃんのお姉さん達はなんて言ってるの。。。」あの頃は、高校生のくるみとミルクは海辺に用意された福ちゃんの家に一緒に住んでいました。「そんな、可哀想、絶対やめなよ私たちはしりとりだけどさでも、くるみもミルクもまともじゃん。スエコとか、マツコってお婆さんみたいだし。だけど、末っ子になる子どもは、男でも女でも関係なくお母ちゃんが決めるのを条件で公的証書もあるみたいだし、とやっぱり大反対していたけど、お母ちゃん達夫婦の約束もあるし、末っ子を産んだのもお母ちゃんで、私たちも産んで貰ってあまり図々しい事は言えないって感じだよ。で、おかんも女性だから赤ちゃんに末っ子で最後の出産だし産まれた記念のティアラをあげるから、ティアラかパールって名前にしてと説得したらちょっと食指が動き出したってわけでさ。だから、ティアラを。。」
「そりゃ。。。ティアラなんか上を見たらキリがないけど。でも、まぁ、本物を贈ったらなんで末っ子にだけって福ちゃんのお姉さん達や妹達も揉めるだろうし。そこんとこは、私が赤ちゃんが同じ誕生日とアヤコさんが素晴らしい才能を持つお子さんを産んでくれた感謝もあるし、キュービックジルコニアのティアラをあげるから、あ、そうそう、福ちゃん、例の京都の霊能者の有栖川苺先生に連絡取れる」
「取れない事もないけどさ。色々忙しかったり海外行ってたりする事もあるみたいなんだよね。苺姉さんになんか用なのそれなら、笑〜のお母さんの方が、苺姉ちゃんバックアップして苺姉ちゃんの恩人だし、今も仲良いみたいだし、すぐ連絡取れるんじゃないかな。。あっ、そか、笑〜というかオーナー、お母さんに貸しをつくるとなかなかややこしいんだっけ。」福ちゃんがいうと。
「あー。そっか、頼み事というか、オカンは私が頼み事をすると、貸しをつくったみたいで機嫌が良くなるのよね、まだまだあんたはだめねーみたいにさ。まぁ、無茶苦茶な頼みじゃないしさ。これは。オカンのいい接待になるかも。」
それから、笑〜は、福ちゃんと福ちゃんと同居のミルクとくるみと。再度少し時間を空けて、できれば南極のアヤコに見つからないように一緒にSkypeできれば南極のリムジンも話し合いに参加して欲しいという事で福ちゃんは南極のリムジンに。会社の在宅でリモート会議だからと適当にごまかしてと電話したらリムジンはほろ酔いなものの、末っ子の大事な娘の深刻な問題なのでシャキッとなったようでリムジンは張り切って大丈夫、アヤコはおチビを寝かしつけるし、爺婆は早く寝るし、書斎でパソコンを使うからという事になった。
その日夜9時にいろいろとSkypeで、作戦会議というか。
その前に、笑〜は母親の心に電話して、心も仲の良いアヤコがかたくなに末っ子の赤ちゃんにシワシワネームをつけそうなので心の仲のいい有栖川苺先生に助けてもらう事はできないかと頼みました。有栖川苺先生も赤ちゃんは末っ子の妹になります。普段からあまり物事に動じない心も、「え。。いまどき。。スエコ。。ま。、マツコ。。ちょっと嘘でしょ、だって。。アヤコさんよりお婆ちゃんみたいな名前だし。。アヤコさんて、自分も末っ子だし。末っ子が可愛くて当たり前みたいな末っ子教信者でしょ。。。」
「赤ちゃんを産んだのはアヤコさんだし。命名の決定権はアヤコさんにあるようだし。末っ子で幸せだからこそ、愛されて可愛がられて幸せに、ってスエコとかマツコって言ってるみたいなのよ。。」笑〜がため息をつきます。
母親のココは、
「まぁ。。アヤコさんは普段そんな事言わないんだけど酔っ払うと末っ子なんて可愛がられて愛される為に産まれてきたんでしょう。みたいな事を言うのよね。笑〜、私もあなたもまぁ、双子の弟がいて末っ子双子でほとんど末っ子みたいなもんだけど。だからまぁ、兄さん姉さんに比べてわがままだと思うしかなり得したとは思うけど。。かと言って。。アヤコさんも。。娘さんにスエコはないでしょうに。」パリピ名前でキラキラというのもアレだけど。
「とにかく、早く手を打たないと。他人様のお母さんが娘の名前を決めるって他人が口を挟む事じゃないけどそれにしてもね、で、21時から南極のリムジンさんも含めて福ちゃんと福ちゃんのお姉さんともオンライン会議するから、また報告します。有栖川先生によろしくお願いします。」笑〜がスマホを切ると
まだ約束の21時まで時間はあるのですが福ちゃんから着信がありました。なんかあったのかな、笑〜がスマホに出ると、
「オーナー、今回の事で、うちの店の新しい企画を思いついたんですが。女の子が産まれた記念にファーストティアラって事で。産まれた記念に購入して2、3歳にお姫様ごっこで使ってで、お嫁に持ってく。または、娘さんが産まれたらお母さんから渡す、みたいな。キュービックジルコニアで2、3万円なら購入しやすいですし、それにこの世にその子が産まれたのは結婚式と違って本当に一生に一度ですからね。キュービックジルコニア既製品で2、3万円、特注で5、6万円で、本物で要相談でいかがでしょう。羨ましいけど女の子が産まれた喜びというか。CMは、そう茶目コ、茶目ちゃんがいいんじゃないかな。幅広く人気女優だしね。」笑〜の会社のひとつ真珠中心のラグジュアリージュエリー
マーメイドティアーズの雇われ社長
福ちゃんの意外な発想に。
笑〜は思わず
「あら、それはいいわね。喜びを形にするって可愛がられる、可愛い綺麗なものを親から送られるって大事にされてる証拠だしこの子が、お姫様みたいに綺麗で幸せになりますように、ってあー、
それなら、茶目コもいいけど、CMは福ちゃんの末っ子の妹さん、赤ちゃんにも出てもらうのはどうかしら。」
アザラシの福ちゃんの一番下の妹が産まれた時に母親のアヤコが、末っ子になるからスエコかマツコにしようかな。。という話にはスマホの向こう側でポカーン。。としていたらしい。。「あ。。。アヤコさん。。アヤコさんねー、自分の名前より、お婆ちゃんみたいな名前じゃん。。。スエコマツコお、お父さんからは、、お父さん文句言わなかったの。」
「言えないよ。。60歳で出産を引退して末っ子はおかんが名前を決めるって言うのも南極へ帰る条件の一つなんだし。誓約書みたいなのも書いて役所で公的証書にしたんじゃない。それに、うちのオトンいろいろ名付けではやらかしてるんだよ。ハヤマとか、競馬から速い馬とか思い付いたり、夕って名字なのに。。嫁に行ってセーフだけど姉ちゃんの麗とか。。次男の東京にいるにいちゃんは、次男だから音読みしてジダンで長男のハヤマにいちゃんから、喧嘩すると悪い事をしても逮捕されないように示談の意味でジダンにしたっていつも言われてたってうちに里帰りするとよく言ってたし。僕の恩人の育ての10歳歳上の双子の姉ちゃん達なんかさ、オトンが家にいて名前考えてる時に、そばで誰かにいちゃん姉ちゃんがしりとりしてたみたいで。クルミとひっくり返してミルクとかまぁ、クルミもミルクも女の子でいそうだし、オカンも反対しなかったけどさ。オトンは別にギャンブラーではないけど、時々会社でチラッと競馬とか麻雀を遊び程度でやるぐらいみたいだけどさ。商社の営業マンだしね。で、賭け事から名前をつけるなってオカンがカンカンになってど叱ったら酔っ払って帰ったオトンのリムジンに僕はダシにされたんだよう。僕の福は、宝くじ売り場にだいたい書いてあるじゃねーかって。福だってギャンブルに関わる名前だろうによと。」
福ちゃんの言葉にスマホの向こう側の福の神笑〜はぷっぷぷぷっぷぷっアハハハハハキャハハキャハハアハハハハハキャハハアハハハハハキャハハキャハハアハハハハハ
笑ってはいけない。。大事な他人様の名前のことで。。しかし笑〜はもう
とうとう耐えきれず笑い転げているぽい。。。「ごっ、ゴメン、ごめん悪気はないんだけど。。あー、ぜんぜん、福ちゃんの名前もいい名前だしそんな、そんな。。ギャンブルから撮った名前。。キャハハ。。」福ちゃんは笑〜の従業員だけど、学校ではクラスメイトだし。
学校では他の友達同様に笑〜とよび仕事では、笑〜をオーナーとか会長とか呼ぶ。笑〜も小学校の人気者だし。低学年から小学校の児童会長や学級委員をやってるとはいえ、神楽町市小学校では、小学生児童だし。神様、福の神様だと言って神様にふさわしくないように不正やあまりに権力を振り回すような事をしたら重罰を与えられ福の神の総裁自体を剥奪されるし、福の神としてノブレスオブリージュは当然の事だと笑〜達は躾けられていましたし。特に笑〜は、魅力や美の福の神であり、傲慢になったらもうお終いです。
まぁ、笑〜の母親の生命の福の神の心は、メインは女医だしプライドは高いし自分が一番じゃないとね、みたいな性格ではあるけれど、優秀な医療関係者を育成したり生命誕生として女性の医療や健康に尽力を尽くしていました。それに、生命力という事で福ちゃんの姉の霊能者の苺のように、両親になかなか納得できない魂のミッションを持って産まれてきた子どもの両親を全力で説得して、その子の魂がその子らしい生き方や職業を選んで嬉しくて喜んでぴょんぴょん飛び跳ねるような魂に沿った生き方をするという事もサポートしていました。霊能者、占い師や芸人、悪役スターなど本当に素質が有れば悪くないのに親が全く理解出来ず大反対
でも、子どもはどうしても親の敷いたレールに乗りたくないしそういう仕事がしたいしかも天職であるという場合、生命の福の神の心は
何組かそういう親を説得して親と子どもは別の人生だと説得しました。生命の福の神として、大事な人生を親に台無しにされたり、それが原因で大事な命を断つ人が出るのを防ぐ為でもあります。
だからまぁ、心は娘の笑〜になにかと嫉妬するも、笑〜は産んでくれたのもあり、尊敬もあり、そして笑〜の職業柄プライドの高い人や扱いに難しい人をいかにうまく掌に乗せて転がすかという為のありがたい訓練鍛錬にもなりました。
福ちゃんは、だんだんと自分のボスやオーナーというより、クラスメイトの笑〜に話しかけている風になり
「だからさ。なんかね、うちは長女の桃子姉さんと、あと料理が上手な姫子姉さんと。。あんまり子がつく名前っていないし、父親のリムジンは、理武仁で、仁はジンだけど字が皇室みたいだし、
だから、最後だし最後の女の子には落ち着いて皇室みたいに品が良く子をつけようとオカンが言い出したらしくてさ。別に子が付く名前はオトンも賛成だけど、それがマツコだのスエコだの、オカンが言い出したから止めてくれって泣きそうな声でオトンからヘルプの電話が来たんだよ。で、さ。僕が慌ててオカンに電話して、とっさに仕事の関係で思いついたんだけどさ、ティアラやパールなんかどう、僕、会社からお祝いにティアラを買うからって説得したんだよ。もう、物で釣ってもローン支払っても末っ子をしわしわネームにしたら可哀想だと思って。。。」
「でもさ。。私の前任の曽祖母の美の福の神ですらペルシャって名前なんだけどね。ウーン。。。で、福ちゃんのお姉さん達はなんて言ってるの。。。」あの頃は、高校生のくるみとミルクは海辺に用意された福ちゃんの家に一緒に住んでいました。「そんな、可哀想、絶対やめなよ私たちはしりとりだけどさでも、くるみもミルクもまともじゃん。スエコとか、マツコってお婆さんみたいだし。だけど、末っ子になる子どもは、男でも女でも関係なくお母ちゃんが決めるのを条件で公的証書もあるみたいだし、とやっぱり大反対していたけど、お母ちゃん達夫婦の約束もあるし、末っ子を産んだのもお母ちゃんで、私たちも産んで貰ってあまり図々しい事は言えないって感じだよ。で、おかんも女性だから赤ちゃんに末っ子で最後の出産だし産まれた記念のティアラをあげるから、ティアラかパールって名前にしてと説得したらちょっと食指が動き出したってわけでさ。だから、ティアラを。。」
「そりゃ。。。ティアラなんか上を見たらキリがないけど。でも、まぁ、本物を贈ったらなんで末っ子にだけって福ちゃんのお姉さん達や妹達も揉めるだろうし。そこんとこは、私が赤ちゃんが同じ誕生日とアヤコさんが素晴らしい才能を持つお子さんを産んでくれた感謝もあるし、キュービックジルコニアのティアラをあげるから、あ、そうそう、福ちゃん、例の京都の霊能者の有栖川苺先生に連絡取れる」
「取れない事もないけどさ。色々忙しかったり海外行ってたりする事もあるみたいなんだよね。苺姉さんになんか用なのそれなら、笑〜のお母さんの方が、苺姉ちゃんバックアップして苺姉ちゃんの恩人だし、今も仲良いみたいだし、すぐ連絡取れるんじゃないかな。。あっ、そか、笑〜というかオーナー、お母さんに貸しをつくるとなかなかややこしいんだっけ。」福ちゃんがいうと。
「あー。そっか、頼み事というか、オカンは私が頼み事をすると、貸しをつくったみたいで機嫌が良くなるのよね、まだまだあんたはだめねーみたいにさ。まぁ、無茶苦茶な頼みじゃないしさ。これは。オカンのいい接待になるかも。」
それから、笑〜は、福ちゃんと福ちゃんと同居のミルクとくるみと。再度少し時間を空けて、できれば南極のアヤコに見つからないように一緒にSkypeできれば南極のリムジンも話し合いに参加して欲しいという事で福ちゃんは南極のリムジンに。会社の在宅でリモート会議だからと適当にごまかしてと電話したらリムジンはほろ酔いなものの、末っ子の大事な娘の深刻な問題なのでシャキッとなったようでリムジンは張り切って大丈夫、アヤコはおチビを寝かしつけるし、爺婆は早く寝るし、書斎でパソコンを使うからという事になった。
その日夜9時にいろいろとSkypeで、作戦会議というか。
その前に、笑〜は母親の心に電話して、心も仲の良いアヤコがかたくなに末っ子の赤ちゃんにシワシワネームをつけそうなので心の仲のいい有栖川苺先生に助けてもらう事はできないかと頼みました。有栖川苺先生も赤ちゃんは末っ子の妹になります。普段からあまり物事に動じない心も、「え。。いまどき。。スエコ。。ま。、マツコ。。ちょっと嘘でしょ、だって。。アヤコさんよりお婆ちゃんみたいな名前だし。。アヤコさんて、自分も末っ子だし。末っ子が可愛くて当たり前みたいな末っ子教信者でしょ。。。」
「赤ちゃんを産んだのはアヤコさんだし。命名の決定権はアヤコさんにあるようだし。末っ子で幸せだからこそ、愛されて可愛がられて幸せに、ってスエコとかマツコって言ってるみたいなのよ。。」笑〜がため息をつきます。
母親のココは、
「まぁ。。アヤコさんは普段そんな事言わないんだけど酔っ払うと末っ子なんて可愛がられて愛される為に産まれてきたんでしょう。みたいな事を言うのよね。笑〜、私もあなたもまぁ、双子の弟がいて末っ子双子でほとんど末っ子みたいなもんだけど。だからまぁ、兄さん姉さんに比べてわがままだと思うしかなり得したとは思うけど。。かと言って。。アヤコさんも。。娘さんにスエコはないでしょうに。」パリピ名前でキラキラというのもアレだけど。
「とにかく、早く手を打たないと。他人様のお母さんが娘の名前を決めるって他人が口を挟む事じゃないけどそれにしてもね、で、21時から南極のリムジンさんも含めて福ちゃんと福ちゃんのお姉さんともオンライン会議するから、また報告します。有栖川先生によろしくお願いします。」笑〜がスマホを切ると
まだ約束の21時まで時間はあるのですが福ちゃんから着信がありました。なんかあったのかな、笑〜がスマホに出ると、
「オーナー、今回の事で、うちの店の新しい企画を思いついたんですが。女の子が産まれた記念にファーストティアラって事で。産まれた記念に購入して2、3歳にお姫様ごっこで使ってで、お嫁に持ってく。または、娘さんが産まれたらお母さんから渡す、みたいな。キュービックジルコニアで2、3万円なら購入しやすいですし、それにこの世にその子が産まれたのは結婚式と違って本当に一生に一度ですからね。キュービックジルコニア既製品で2、3万円、特注で5、6万円で、本物で要相談でいかがでしょう。羨ましいけど女の子が産まれた喜びというか。CMは、そう茶目コ、茶目ちゃんがいいんじゃないかな。幅広く人気女優だしね。」笑〜の会社のひとつ真珠中心のラグジュアリージュエリー
マーメイドティアーズの雇われ社長
福ちゃんの意外な発想に。
笑〜は思わず
「あら、それはいいわね。喜びを形にするって可愛がられる、可愛い綺麗なものを親から送られるって大事にされてる証拠だしこの子が、お姫様みたいに綺麗で幸せになりますように、ってあー、
それなら、茶目コもいいけど、CMは福ちゃんの末っ子の妹さん、赤ちゃんにも出てもらうのはどうかしら。」
2022年04月27日
マリッジcelebration314神々の戯れと気まぐれな予感。
「お、オーナー。。。」
あれは3年半ぐらい前就労児童のアザラシの福ちゃんが同級生福の神笑〜の持っている会社の一つで入社早々と雇われ社長にいきなり抜擢されてからの事。あの頃は、福ちゃんの両親が南極に帰郷して半年か確かそれぐらいか。 福ちゃんはオーナーの福の神の笑〜に相談の電話をします。あの頃は、福ちゃんも笑〜も神楽町市小学校の低学年生徒でした。神楽町市小学校は、3歳から入学できます。
福ちゃんの
両親のリムジンとアヤコは福ちゃん以下の弟妹とともに生まれ故郷の南極へ。。。
福ちゃんは就労児童の仕事が決まっていたし。この神楽町市も大好きだし。日本が好きだし。それから、毎年母親のアヤコが収穫のアルバイトに行く札幌というか、福ちゃんの姉のひとりの愛が嫁に行った石狩市の農家へ南極に戻ったアヤコの代わりにこれから秋に短期アルバイトに行く事になってる。もともと福ちゃん自体が愛が切迫流産の疑いで入院していた札幌の病院で妊娠に気づかなかった付き添いの母親のアヤコがその札幌の病院で産んだ札幌市産まれだし。両親について南極に行ったら北海道になかなか行けなくなるのも嫌でもう両親にはついて行かず迷わずに神楽町市に残ると決めて、オーナーの笑〜に言うとすぐ住まいを手配してくれる事になった。
3年半ぐらい前は福ちゃんを育ててくれた双子のミルクとクルミもまだ高校生だったので神楽町市から高校に通って福ちゃんの海辺の白い家で一緒に暮らしていました。笑〜はなんと福ちゃんに賃貸でなく神楽町市の南側の麗しが浜に白い綺麗な家を与えたのです。「えっど、どういう事。。い、家、。。」最初はびっくりした福ちゃん。でも。。よくよく考えたら笑〜は福の神です。家を買うなんてちょっとお菓子、それも駄菓子を買う程度だし。「私たち福の神は、あなた達の才能という財産をお借りしているのよ。それに、福ちゃんは、真珠屋でしょう。しかも社長。貧相な環境に置きたくないのよ。必要な投資よ。お姉さん達も住んでるし、福ちゃん、あと何年か経ったらおもしろい事も起こりそうだし。多分ね、私の事業もどんどん活性するなんかが起きるわ。福ちゃんがひと役買ってるでしょうし。」さすがに福の神笑〜。美と魅力の福の神笑〜は予感めいたものを感じるのと、福ちゃんの才能を高く買いました。宝石貴金属類を扱うとなるとなにより信頼が重要だと思うしお客さんは女性が多いのでリーダーは男性の方がいいのです。それもジェントルマンというか。可愛らしいとかクールとかカッコいい。幾ら性格よくても、なんかもさっとしたブサイクな男性はちょっと。だし。まぁ、女性従業員もいますし。環境でどんどん洗練されていく仕事ですが。
笑〜は美と魅力の福の神ですが、人や生物を綺麗にしていくその人の美や魅力を引き出して成長させる。内側から魅力的にあるようにする役割があるのですが、芸能事務所のタレントや女優俳優の芸能人以外は従業員は綺麗でなければなりません。顔形の問題ではなく。。。もちろんスタッフには美男美女もたくさんですが。そこはかとなく確実に内面から溢れ醸し出す美しさというか。
幾ら綺麗でも従業員が私が私が、というタイプでは、お客さんも芸能人も主役を奪われるのはおもしろくないし。外見よし、内面なおさらヨシという事で。人材もなかなか難しいものの、ところが、笑〜は、幸せな事に、同級生の猫の茶目コというドル箱大スターを赤ちゃんの時に生命の福の神の母親のココの病院の産婦人科で見つけます笑〜が9月産まれでちょうど半月後ぐらい早生まれ3月産まれの茶目コを赤ちゃんの時にすぐにスカウトしました。産まれながらにして美の福の神の赤ちゃんが猫の赤ちゃんを女優にスカウトしたのです。
アザラシの福ちゃんはたくさんの兄妹で、福ちゃんの母親のアヤコは、笑〜の母親ココの産婦人科で助産師や妊婦さんの世話や相談やココとも仲がよいし。福ちゃんは笑〜よりひとつ歳上なだけだからだいたいクラスは一緒だし。笑〜が小学校に入学すると少し早く入学していた福ちゃんがクラスにいて。
うわぁ。この子。。。絶対イケる。ダイヤの原石を発見笑〜は自分の持っている会社に、この人欲しいなと思いました。決して、一目惚れやら恋だとか異性としてときめくとか、そういう感情は一切なく、恋愛とかそういう対象ではないけど、この人大きく化けるしうちの事業に必要だわ。笑〜は福の神なので直感というか霊感というか。。。福ちゃんの姉や兄であるアヤコさんのたくさんの子ども達は、既に就労児童が何人かいるし。笑〜の母親のココが、福ちゃんの両親は類い稀なる神の相性だと言っていた。というのは、両親の組み合わせは、金の卵を産む鶏のように、才能を持って人や社会を喜ばせる才能をお金に変え健康的な長寿な子どもをたくさん産みやすくしかも才能もバラバラで満遍なく。両親とも多産系の家系らしい。子どもの中には、霊能者みたいに、福ちゃんの両親がそんなヤクザや詐欺師みたいな仕事はと大反対したお姉さんもいる。それでも、笑〜の母親の生命の福の神ココが必死で福ちゃんの両親の説得をしたらしい。この福ちゃんもさすが。。。あのアヤコさんの子どもだわ。しかも、絶対うちの会社で活躍しそうだけどなぁ。。
ただ、この福ちゃんが自分から福の神の就労児童の試験を受けるか。女優俳優モデルは、なかなか自覚もない素敵な人もたくさんいるし、職業柄オーナーの笑〜もスカウトしてもいいが、その他の職業は、必ず本人が就労児童になろうと決意して適正調査の学力試験と面接を受けなければならない。就労児童試験に受かれば福の神が判定した素質に適する適材適所の職に配置されるのですが、このアザラシの福ちゃんはどうも、うちの美と魅力に関するグループの仕事に配属になる気がして仕方ない。幾ら福の神でも強制的な斡旋はタブーだし。親が働きたくないから子どもが嫌がるのを無理矢理に就労児童にさせるのは、虐待で親が逮捕されるし。
まぁね、産まれもった才能を生かしながら鍛錬成長し素質の仕事をしていくのは中には人生最高の遊び、エンタテイメントと感じる子どももいるわけで。社会に出たり人と接する喜びを感じるし、学びにもなり、引きこもりやニートを防ぐわけで。報酬や収入は、お客さんや神様からの感謝の拍手喝采であるし。生きていくのも楽しくなる。 生まれたからには自分として産まれた財産を生かしながら、社会や人を幸せに貢献していく。天職で輝くのは本人がキラキラして生きる意味合いやほんとの喜びや幸せを感じてさらには社会や他者に幸せを与える事ができる。人や社会を幸せにするには、まず本人が、幸せをじゅうぶんに体験経験しなければ。。。
犠牲や我慢からは幸せや魅力は生まれない。
笑〜の母親の生命の福の女神も病院の産婦人科に手伝いに来る福ちゃんの母親のアヤコさんには憧れていて。
そんな、
福ちゃんは。3年半ぐらい前に、笑〜の持っている会社のひとつ真珠中心のラグジュアリージュエリーショップマーメイドティアーズ。の雇われ社長になりそれから三年ぐらい経って。。。
ある夜福ちゃんは笑〜に電話します。
「あの、オーナー。。。つい最近産まれた。。。僕の妹に。。。ティアラを買いたいんですが。。。」
笑〜は福ちゃんからの着信に答えて。
「えー、あっ、そうそうアヤコさん、南極で60歳だからもうこれで最後と決めて出産したんだったわね。しかも、私と誕生日が一緒でしょ。女の子で。今はまだ赤ちゃんだけど、2、3歳になったらお姫様ごっこでもティアラを使うだろうから、小さな子だし、キュービックジルコニアのティアラなら、私と同じ誕生日もご縁だし。可愛いのお祝いに差し上げるわよ。2、3万円ぐらいだし。小さな子には、まだちょっと本物は早い。。。それに本物。。って何十万から億単位まであるからね。。さすがに。。まだそれは。。だからキュービックジルコニアなら、お祝いのおもちゃとして贈るわよ。」そりゃあ。。。役員や幹部クラスに家をすぐに用意できる福の神の笑〜からしたら。。。
「でも。。そんな。。あんまりいろいろしてもらうとまた。。学校で」クラスメイトであり、従業員でもある福ちゃんが焦りだすので。
ぷ。。。ぷぷっぷっ、
アハハハハハキャーハハハハ笑〜はスマホの向こうで突然大笑いしはじめました。「もうっアイスコーヒー吹き出しそうになっちゃったじゃない。どうせ、学校のみんなが福ちゃんは、私の愛人かなんかだって噂されたら。。。って思ったんでしょう。家なりなんだかんだで用意したりいきなり大出世な社長抜擢って。。。アハハハハハほっときなさいよ。あっほらシイ。笑えるわー違うわよー、なかなか福ちゃんみたいな素材や資質に合う人って珍しいから才能に感謝と尊敬で綺麗な家も幹部クラスのねぎらいというか、お祝いで用意したのよ。ねたみ、やっかみよ。。あなた超高級なジュエリーショップの社長さんでしょう。住まいも洗練されてないと。だってほぼ毎日いる家や部屋は本人に知らず知らず影響するでしょう。一流の富気のあふれるところで生活しないと。まぁ、福ちゃんが儲けてくれたら私もますます儲かるし。でしょ。私も従業員には、大いに稼いで欲しいし、自分を成長させながら天から頂いた素質や才能を磨いて幸せでいてほしいしね。」
笑〜は、我もよし社会や他人もよし、お客様よし神様よし、が根底に強く根強いていてそれが当たり前だと思っていて産まれながらにしてそういう美しい性格だからこそ、魅力と美しさの福の神に選ばれたようです。生命の女神の笑〜の母親のココは、頭が良くて綺麗だけど、なんでも自分が一番でないと気が済まないところがあり、王様気質というか、女王蜂気質がゆえ、美と魅力の福の神にはなれませんでした。それがゆえに、母親のココは、笑〜に嫉妬や敵愾心をなんとなく持っているのです。
だから、笑〜は適度に母親ココを立てたり時には宝石や花やメイク用品や化粧品やら、自分の扱う物をプレゼントしたり機嫌をとるのでした。それは、芸能人や女優俳優などプライドの高く難しい人々を扱う練習や訓練にもなるし。
「まぁ、特注でもいいし、既製品でもいいから、お姫様へのお祝いはキュービックジルコニアだけどティアラは私が用意するわ。で、お姫様。。名前は決まったの内側に誕生日や名前も入れた方がいいしね。」笑〜がそう言うと、スマホの向こうで福ちゃんが、
「そ、それがさ。。。そのティアラなんだけど、実は。。うちのおかんがもうこれで子どもが産めたとしても60歳だからこれで出産は終わり、だから打ち止めの末っ子という事で、マツコかスエコにしようかな。。って」
「えー。。。ブフっ、、」どうやら、スマホの向こう側で笑〜が思いっきり吹き出してしまったみたいで。。Skypeやズームじゃなくてよかったわ。。。スマホのあっち側で笑〜が素っ頓狂に焦っていました。
あれは3年半ぐらい前就労児童のアザラシの福ちゃんが同級生福の神笑〜の持っている会社の一つで入社早々と雇われ社長にいきなり抜擢されてからの事。あの頃は、福ちゃんの両親が南極に帰郷して半年か確かそれぐらいか。 福ちゃんはオーナーの福の神の笑〜に相談の電話をします。あの頃は、福ちゃんも笑〜も神楽町市小学校の低学年生徒でした。神楽町市小学校は、3歳から入学できます。
福ちゃんの
両親のリムジンとアヤコは福ちゃん以下の弟妹とともに生まれ故郷の南極へ。。。
福ちゃんは就労児童の仕事が決まっていたし。この神楽町市も大好きだし。日本が好きだし。それから、毎年母親のアヤコが収穫のアルバイトに行く札幌というか、福ちゃんの姉のひとりの愛が嫁に行った石狩市の農家へ南極に戻ったアヤコの代わりにこれから秋に短期アルバイトに行く事になってる。もともと福ちゃん自体が愛が切迫流産の疑いで入院していた札幌の病院で妊娠に気づかなかった付き添いの母親のアヤコがその札幌の病院で産んだ札幌市産まれだし。両親について南極に行ったら北海道になかなか行けなくなるのも嫌でもう両親にはついて行かず迷わずに神楽町市に残ると決めて、オーナーの笑〜に言うとすぐ住まいを手配してくれる事になった。
3年半ぐらい前は福ちゃんを育ててくれた双子のミルクとクルミもまだ高校生だったので神楽町市から高校に通って福ちゃんの海辺の白い家で一緒に暮らしていました。笑〜はなんと福ちゃんに賃貸でなく神楽町市の南側の麗しが浜に白い綺麗な家を与えたのです。「えっど、どういう事。。い、家、。。」最初はびっくりした福ちゃん。でも。。よくよく考えたら笑〜は福の神です。家を買うなんてちょっとお菓子、それも駄菓子を買う程度だし。「私たち福の神は、あなた達の才能という財産をお借りしているのよ。それに、福ちゃんは、真珠屋でしょう。しかも社長。貧相な環境に置きたくないのよ。必要な投資よ。お姉さん達も住んでるし、福ちゃん、あと何年か経ったらおもしろい事も起こりそうだし。多分ね、私の事業もどんどん活性するなんかが起きるわ。福ちゃんがひと役買ってるでしょうし。」さすがに福の神笑〜。美と魅力の福の神笑〜は予感めいたものを感じるのと、福ちゃんの才能を高く買いました。宝石貴金属類を扱うとなるとなにより信頼が重要だと思うしお客さんは女性が多いのでリーダーは男性の方がいいのです。それもジェントルマンというか。可愛らしいとかクールとかカッコいい。幾ら性格よくても、なんかもさっとしたブサイクな男性はちょっと。だし。まぁ、女性従業員もいますし。環境でどんどん洗練されていく仕事ですが。
笑〜は美と魅力の福の神ですが、人や生物を綺麗にしていくその人の美や魅力を引き出して成長させる。内側から魅力的にあるようにする役割があるのですが、芸能事務所のタレントや女優俳優の芸能人以外は従業員は綺麗でなければなりません。顔形の問題ではなく。。。もちろんスタッフには美男美女もたくさんですが。そこはかとなく確実に内面から溢れ醸し出す美しさというか。
幾ら綺麗でも従業員が私が私が、というタイプでは、お客さんも芸能人も主役を奪われるのはおもしろくないし。外見よし、内面なおさらヨシという事で。人材もなかなか難しいものの、ところが、笑〜は、幸せな事に、同級生の猫の茶目コというドル箱大スターを赤ちゃんの時に生命の福の神の母親のココの病院の産婦人科で見つけます笑〜が9月産まれでちょうど半月後ぐらい早生まれ3月産まれの茶目コを赤ちゃんの時にすぐにスカウトしました。産まれながらにして美の福の神の赤ちゃんが猫の赤ちゃんを女優にスカウトしたのです。
アザラシの福ちゃんはたくさんの兄妹で、福ちゃんの母親のアヤコは、笑〜の母親ココの産婦人科で助産師や妊婦さんの世話や相談やココとも仲がよいし。福ちゃんは笑〜よりひとつ歳上なだけだからだいたいクラスは一緒だし。笑〜が小学校に入学すると少し早く入学していた福ちゃんがクラスにいて。
うわぁ。この子。。。絶対イケる。ダイヤの原石を発見笑〜は自分の持っている会社に、この人欲しいなと思いました。決して、一目惚れやら恋だとか異性としてときめくとか、そういう感情は一切なく、恋愛とかそういう対象ではないけど、この人大きく化けるしうちの事業に必要だわ。笑〜は福の神なので直感というか霊感というか。。。福ちゃんの姉や兄であるアヤコさんのたくさんの子ども達は、既に就労児童が何人かいるし。笑〜の母親のココが、福ちゃんの両親は類い稀なる神の相性だと言っていた。というのは、両親の組み合わせは、金の卵を産む鶏のように、才能を持って人や社会を喜ばせる才能をお金に変え健康的な長寿な子どもをたくさん産みやすくしかも才能もバラバラで満遍なく。両親とも多産系の家系らしい。子どもの中には、霊能者みたいに、福ちゃんの両親がそんなヤクザや詐欺師みたいな仕事はと大反対したお姉さんもいる。それでも、笑〜の母親の生命の福の神ココが必死で福ちゃんの両親の説得をしたらしい。この福ちゃんもさすが。。。あのアヤコさんの子どもだわ。しかも、絶対うちの会社で活躍しそうだけどなぁ。。
ただ、この福ちゃんが自分から福の神の就労児童の試験を受けるか。女優俳優モデルは、なかなか自覚もない素敵な人もたくさんいるし、職業柄オーナーの笑〜もスカウトしてもいいが、その他の職業は、必ず本人が就労児童になろうと決意して適正調査の学力試験と面接を受けなければならない。就労児童試験に受かれば福の神が判定した素質に適する適材適所の職に配置されるのですが、このアザラシの福ちゃんはどうも、うちの美と魅力に関するグループの仕事に配属になる気がして仕方ない。幾ら福の神でも強制的な斡旋はタブーだし。親が働きたくないから子どもが嫌がるのを無理矢理に就労児童にさせるのは、虐待で親が逮捕されるし。
まぁね、産まれもった才能を生かしながら鍛錬成長し素質の仕事をしていくのは中には人生最高の遊び、エンタテイメントと感じる子どももいるわけで。社会に出たり人と接する喜びを感じるし、学びにもなり、引きこもりやニートを防ぐわけで。報酬や収入は、お客さんや神様からの感謝の拍手喝采であるし。生きていくのも楽しくなる。 生まれたからには自分として産まれた財産を生かしながら、社会や人を幸せに貢献していく。天職で輝くのは本人がキラキラして生きる意味合いやほんとの喜びや幸せを感じてさらには社会や他者に幸せを与える事ができる。人や社会を幸せにするには、まず本人が、幸せをじゅうぶんに体験経験しなければ。。。
犠牲や我慢からは幸せや魅力は生まれない。
笑〜の母親の生命の福の女神も病院の産婦人科に手伝いに来る福ちゃんの母親のアヤコさんには憧れていて。
そんな、
福ちゃんは。3年半ぐらい前に、笑〜の持っている会社のひとつ真珠中心のラグジュアリージュエリーショップマーメイドティアーズ。の雇われ社長になりそれから三年ぐらい経って。。。
ある夜福ちゃんは笑〜に電話します。
「あの、オーナー。。。つい最近産まれた。。。僕の妹に。。。ティアラを買いたいんですが。。。」
笑〜は福ちゃんからの着信に答えて。
「えー、あっ、そうそうアヤコさん、南極で60歳だからもうこれで最後と決めて出産したんだったわね。しかも、私と誕生日が一緒でしょ。女の子で。今はまだ赤ちゃんだけど、2、3歳になったらお姫様ごっこでもティアラを使うだろうから、小さな子だし、キュービックジルコニアのティアラなら、私と同じ誕生日もご縁だし。可愛いのお祝いに差し上げるわよ。2、3万円ぐらいだし。小さな子には、まだちょっと本物は早い。。。それに本物。。って何十万から億単位まであるからね。。さすがに。。まだそれは。。だからキュービックジルコニアなら、お祝いのおもちゃとして贈るわよ。」そりゃあ。。。役員や幹部クラスに家をすぐに用意できる福の神の笑〜からしたら。。。
「でも。。そんな。。あんまりいろいろしてもらうとまた。。学校で」クラスメイトであり、従業員でもある福ちゃんが焦りだすので。
ぷ。。。ぷぷっぷっ、
アハハハハハキャーハハハハ笑〜はスマホの向こうで突然大笑いしはじめました。「もうっアイスコーヒー吹き出しそうになっちゃったじゃない。どうせ、学校のみんなが福ちゃんは、私の愛人かなんかだって噂されたら。。。って思ったんでしょう。家なりなんだかんだで用意したりいきなり大出世な社長抜擢って。。。アハハハハハほっときなさいよ。あっほらシイ。笑えるわー違うわよー、なかなか福ちゃんみたいな素材や資質に合う人って珍しいから才能に感謝と尊敬で綺麗な家も幹部クラスのねぎらいというか、お祝いで用意したのよ。ねたみ、やっかみよ。。あなた超高級なジュエリーショップの社長さんでしょう。住まいも洗練されてないと。だってほぼ毎日いる家や部屋は本人に知らず知らず影響するでしょう。一流の富気のあふれるところで生活しないと。まぁ、福ちゃんが儲けてくれたら私もますます儲かるし。でしょ。私も従業員には、大いに稼いで欲しいし、自分を成長させながら天から頂いた素質や才能を磨いて幸せでいてほしいしね。」
笑〜は、我もよし社会や他人もよし、お客様よし神様よし、が根底に強く根強いていてそれが当たり前だと思っていて産まれながらにしてそういう美しい性格だからこそ、魅力と美しさの福の神に選ばれたようです。生命の女神の笑〜の母親のココは、頭が良くて綺麗だけど、なんでも自分が一番でないと気が済まないところがあり、王様気質というか、女王蜂気質がゆえ、美と魅力の福の神にはなれませんでした。それがゆえに、母親のココは、笑〜に嫉妬や敵愾心をなんとなく持っているのです。
だから、笑〜は適度に母親ココを立てたり時には宝石や花やメイク用品や化粧品やら、自分の扱う物をプレゼントしたり機嫌をとるのでした。それは、芸能人や女優俳優などプライドの高く難しい人々を扱う練習や訓練にもなるし。
「まぁ、特注でもいいし、既製品でもいいから、お姫様へのお祝いはキュービックジルコニアだけどティアラは私が用意するわ。で、お姫様。。名前は決まったの内側に誕生日や名前も入れた方がいいしね。」笑〜がそう言うと、スマホの向こうで福ちゃんが、
「そ、それがさ。。。そのティアラなんだけど、実は。。うちのおかんがもうこれで子どもが産めたとしても60歳だからこれで出産は終わり、だから打ち止めの末っ子という事で、マツコかスエコにしようかな。。って」
「えー。。。ブフっ、、」どうやら、スマホの向こう側で笑〜が思いっきり吹き出してしまったみたいで。。Skypeやズームじゃなくてよかったわ。。。スマホのあっち側で笑〜が素っ頓狂に焦っていました。
2022年04月18日
マリッジcelebration313ネーミングセンスイズハートフル。
小さい頃から。。。
アザラシの
福ちゃんのたくさんの姉さんのひとり。苺さんは、見えないものが見えたりする変わった子だと。15番目の子どもだから苺と名付けられて。思えば。。福ちゃんの家は、兄妹がたくさんなので割と単純に名付けられという事がよくあり。15番目の苺もだけど、9番目のイチジク兄さんも漢字の九でイチジクと読みだから、周りからキュウちゃんとか、キュウと呼ばれてまぁ、福ちゃんを面倒みてくれた双子の姉ちゃんのクルミとミルクは。。。見ての通りのしりとりだし。子どもがしりとりをすると、クルミ、ミルクは必ずと言って定番になってるし。実際誰かがしりとりをしていて、リムジンがまたまた酔っ払ってクルミとひっくり返してミルクにするか。と言ったらしい。アヤコは怒ると思いきや意外にも。。。「まぁ、クルミちゃんっていそうだし。ミルクもなかなか可愛いし。いいんじゃないの。双子ですぐ覚えやすいし。」という子どもの名付けでは、けっこう夫婦喧嘩になるみたいで。
福ちゃんの家は、夕、ゆうという名字なのだけどびっくりする事に、麗レイという名前の姉ちゃんがいるのだ。アヤコはその時聖徳大志を産んでまたトシゴで双子の妊娠で目が回る忙しさで、上の子たちもある程度の年齢になり子育てを手伝いはじめたのだけど
そのせいか、リムジンに「もうギリギリだから、双子の名前付けといて役所に出しといて女の子と男の子、あんまり変な名前つけないでよ。」と頼みリムジンが、酔っ払って双子の姉を麗、弟をレオにして市役所に提出したのです、市役所の人も、名前だけ見て「麗ちゃんとレオ君、双子ですね。」ちょうど新生児も立て込んでいた時期で、名字もあまり使わない世間だし、でも冷静に名字を考えると市役所も考え直せとアドバイスされるところ、さっさと通してリムジンもごきげんで会社へ行ってしまった。この世界では、あまり名字は使わないものの、リムジンは夕という名字なので、会社ではカタカナのタの字みたいなのでターさんと呼ばれている。
何日か
あとから「ち、ちょっとなんて事してくれたの」リムジンが仕事から帰るとアヤコがカンカンに怒っている「は」なんかやったっけ。。。上の子どもたちがゲラゲラ笑うとアヤコが叱る「何がおかしいんだよ。。で、かあちゃんはどうして。。怒ってルンだよ。」酔っ払って帰った時になんかやっただろうか。。子どもたちが笑うなんて。。。
「ウチの名字は」アヤコが相当怒っている「えーっと、ターさん、た、かなぁ。えーっと?」「アンタ、馬鹿かあんたの実家の名字でしょうにあたしがわざわざ合わせてやった名字を」アヤコは入籍してリムジンの名字になったのだが。。。TVの人生相談などで、嫁いできたお嫁さんをウチの嫁になったんだからと上から命令する姑の話を聞くと頭おかしいんじゃないのこのバーさん、わざわざ男の名字に合わせてやったのにそれだけでも大変なのに感謝すらないのかお嫁さんは無理をきいてわざわざ折れてやったんだろう。
アヤコにとって結婚とは、独立自立した問題で、旦那の実家とは地続きではない。完全な別世帯だ
だからかなりの無理をきいてやったのだから、嫁さんの言う事は聞くべきだし、旦那がウチに嫁いできたのだからウチの実家優先というのは馬鹿である正月などに呼びつけて自分はなんにもしないくせに嫁さんにいろいろやらせる姑は長生きせずに早く死んだ方がいい。というか大事なよそのお嬢さんにお客様じゃん。〇〇家に嫁いだんじゃなくてそれは誤解で新たに新しい家庭を築いて名字を旦那に合わせてやり旦那に花を持たせてやっただけの話し。義実家よりウチの家族が大事なのは当たり前。それに嫁さんが義実家より自分の実家が大事なのも当たり前名字が変わっただけで旦那の家のメンバーになったわけではない。
アヤコはリムジンと南極から日本へ駆け落ちしてきたし。親戚付き合いなんか、子どもの結婚の配偶者の家とは適切な距離を取って付き合っているし。リムジンの親族は南極か外国だし、それに南極にいるにしろアヤコの両親も多産系の末っ子同士だから歳が離れた兄や姉に面倒を見てもらって、正月もなにも準備してあるところへもてなされにいくだけ。末っ子教で
末っ子は可愛がって当たり前リムジンも多産系で父親が末っ子で母親は面倒見がいい性格の長女だけど嫁に出て旦那は末っ子なので旦那の親族の世話をする事もないし、旦那の親族の集まりに物や金を持っていくと、末っ子に金を使わせるのは可哀想だの、気を遣わなくていいともてなされるだけだし。リムジンの両親も離れているけど兄や姉も親戚付き合いにうるさい方じゃないし。
たくさん子どもを産んで上の方は下の弟や妹を面倒見て当たり前の教育をしてきた。リムジンもアヤコもたくさんの子どもがいて、上の方の子どもたちが下の弟や妹の世話したりラクをさせたいとか、お金を出させたくないみたいな感覚を見てそんなのは、自然の法則で上の方の子どもは上の方の子どもだからそういうもんだとしか思えない、もう遺伝子に組み込まれ生物的にそうなんだと思い込んでいる。
それにしても、あまり名字を使わない世界なのでアヤコもすっかり忘れていたけれど。
リムジンも、最近産まれた双子の姉弟をよくよ考えるとあっ
ユウ。。。夕。。麗。。レイ。
ユウレイ、幽霊。。。
しまった子どもがたくさんいると、いい名前を名付けたいという気持ちがあれど気が回らないだから、適当にその日その時思いつきとか、聖徳太子の話をズラすためとかTVをみたら名付けのヒントになった芸能人がたまたまでていただとか。。双子のレオは、TVで俳優のレオがでていたし。で、もう一人は女の子だから、双子だしレ、で麗しくでレイでいいかもと名付けたんだけど。
麗の改名はという問題になったものの名字はあまり普段は使わないし。女の子なので結婚すれば名字が変わるからと忙しいのも相まって麗は、そのまま麗だけど。麗本人から両親に苦情は言ったけど
でも、麗はその反動か相当に気が強かったしイジメに合わないように。。。という事で早く結婚もしたし、双子の弟のレオとともに弁護士だし。まぁね、子どもの名付けでは、いろいろスッタモンダあったみたいで。
福ちゃん自身は、今度赤ちゃんが産まれたら世話するという子育て担当の双子のクルミとミルクの姉達が決めたんだけど。夕福。。。
心も現実も。。。
裕福に。だってさ。悪くはないけどなんか恥ずかしいかも。あからさますぎるというか。
まぁ、普段はそれほど名字は使わない世界なので。。という事で。だけどもう、兄妹がたくさんだと、名付けにいろいろあるらしい。一番歳上の桃子姉さんは桃の節句に産まれた女の子で桃子で別に変ではないけどさ。
次の長男がハヤマ、その次の次男がジダンで。それは、父親のリムジンが決めたらしいけど、ハヤマ。爽やかだなぁ、なんて思ったら後から会社の人との付き合いで競馬をやっているときに速い馬から思いついたらしくリムジンは別にギャンブルに狂うわけじゃなくて。少しギャンブルをやるかもね、ぐらいな気まぐれ程度だし、でもハヤマの名前が競馬から思い付いたのを酔っ払ってペラっとアヤコに喋り怒られた「なんなの、ギャンブルからって」それは、もうだいぶ後になってからの話しで福ちゃんが産まれた頃だったのでリムジンは、「まてよ、産まれたばかりのチビは双子のしりとり達が福って付けたけどよー、福だって宝くじ売り場にだいたい書いてあるじゃねーか。それに、お前だってギャンブルは、宝くじぐらいやるだろうに。俺は宝くじは運任せで好きじゃないからめったにやらないけどさ。宝くじの方が真面目な人すら引き込むような悪どいギャンブルだろうに。」と、わけのわからない事を言っていたらしい。「何を言ってるのよ。福は、ラッキーの福でしょう。別に福だからと言って広い意味があるし、ギャンブルだけにこだわらないでよ。あなたなんか、ジダンの名前も次男だから音読みでジダンとかいい加減すぎるわよ。だから、理不尽なんて言われるのよ。」アヤコが怒る
リムジンも、理武仁と漢字で書くには書くけれどもともと父親の無尽蔵が、多分もうこれ以上子どもは作らないし、記念の大事な末っ子だしと。
名付けに自分の名前を少し取ってわけ利無尽という漢字を使おうとして普段は穏やかな母親の冨貴にめちゃくちゃ怒られたらしい「利益も無しに尽くすってどうなのよ。あなた自分は無限みたいな名前の癖に。人生は、ボランティアじゃないわよ。まずは自分が満たされて幸せじゃなきゃいい子にならないわよ。」そんなこんなでリムジンは、なんとか理武仁になり、利益も無しに尽くすみたいな利無尽はまのがれた。
まぁ、世の中って名付けで揉める場合があるかもしれないな。特に今の時代はね。キラキラネームなんか凄いし
キラキラネームじゃないんだけどさ
福ちゃんの兄妹の末っ子は、リムジンとアヤコが南極に帰ってからできた子で今3歳の女の子のティアラだけど。63歳のアヤコ60歳の時の出産で還暦で出産を引退するとアヤコは宣言して
まぁ、60歳でそれ以上子どもは産まないのと、最後の子どもはアヤコが名付けるというのも両親が5年間期限で南極に帰郷するという条件のひとつとして入っていたのだけど。
60歳までまた子どもを作る気なのかと子どもたちは呆れてしまいましたが、
リムジンとアヤコが福ちゃん以下の弟妹を連れて南極に帰りしばらくして父親のリムジンから慌てて福ちゃんに電話があり
「ば。。。BBAを止めろ、止めてくれ」という電話が。。
BBA。。
そう。。BBAというのは、リムジンとアヤコが揉めた時、アヤコには内緒でBBAというなんかあったんだ
機嫌がいいと、リムジンは、奥さんをアヤちゃんだのアヤヤだのアヤコ様だのリムジンはアヤコと幼なじみらしいので。。。わかりやすく気分いいと、可愛く呼ぶ。でも、喧嘩してるとあや公だのアヤキチだの変な呼び方で。
さらにBBAは相当なんかヤバい揉め事だろう
でも、夫婦の問題なんてこっちにふられてもさと、思ったんだけど
「母ちゃん、60で最後女の子が産まれたって言っただろうで、名付けはBBAがするって約束だろう。」リムジンはかなり焦っている、福ちゃんはまさかまさかだけど、キラキラネームってヤツだろうか。暴走族の夜露死苦みたいに。まぁ、自分は落ち着いた名前だし。だけど姉さんには姫子だのヒメノだの。。キラキラネームとまでは言わないけど親がうちの子を
姫とか王子とかそういう言い方してるとぶっ飛ばしてやろうかとか、頭おかしいんじゃないかと思う人もいるだろうな。
「赤ちゃんにヤバい名前でも付けたの人前で娘を姫とか言わないでよ。むかつくし。」福ちゃんがいうと、リムジンが、「嫌違う。末っ子だろう。。BBAが、末っ子だから未子でスエコとかマツコにしようかってヤバいよ可哀想に」
エエこれには慌ててすぐにオカンに電話するから
福ちゃんは慌てて母親のアヤコに電話します。アヤコは。。。「なんなの。。。珍しいわね、福から電話なんて。。」「あのさ、赤ちゃん産まれたって聞いたけど。。。」「そうよ。あら、お祝いでもくれるの。。」「お祝いは必ず贈るよ。でもさ、名前決まったの」「まだだけど末っ子だし、スエコかマツコでよくない母さんもうこの子が最後にして子ども産まないし。最初の姉ちゃんが桃子以来子がつく名前付けてないし。。。」
「マツコ、スエコってそれシワシワネームでしょうがやめなよ。可哀想だよ。末って世も末とかあんまり良くないし」「そうかえってシブくて新鮮じゃない」
「シブくてって女の子だよ何言ってんだスエコだのマツコだの、オカンのアヤコより古くさい。。あ、そうそう、僕の会社のマーメイドティアーズで僕ローンで真珠のティアラを贈るよ。末っ子って記念で。だから、パールかティアラにしようよ。。。美しい名前じゃん。」福ちゃんはとっさに物で釣るというか。。。自分の会社で扱ってる真珠関係を贈答で。。アヤコをなだめようとしました。「パール、、ティアラ。。ね、まぁ、そう。。ちょっとだけ考えさせて。。」
考えさせて。。か
アヤコとの電話を切ってすぐに、マーメイドティアーズの雇われ社長の福ちゃんは会社のオーナーである美と魅力の福の神の笑〜に相談がてら電話しました。「お、オーナー。。」
アザラシの
福ちゃんのたくさんの姉さんのひとり。苺さんは、見えないものが見えたりする変わった子だと。15番目の子どもだから苺と名付けられて。思えば。。福ちゃんの家は、兄妹がたくさんなので割と単純に名付けられという事がよくあり。15番目の苺もだけど、9番目のイチジク兄さんも漢字の九でイチジクと読みだから、周りからキュウちゃんとか、キュウと呼ばれてまぁ、福ちゃんを面倒みてくれた双子の姉ちゃんのクルミとミルクは。。。見ての通りのしりとりだし。子どもがしりとりをすると、クルミ、ミルクは必ずと言って定番になってるし。実際誰かがしりとりをしていて、リムジンがまたまた酔っ払ってクルミとひっくり返してミルクにするか。と言ったらしい。アヤコは怒ると思いきや意外にも。。。「まぁ、クルミちゃんっていそうだし。ミルクもなかなか可愛いし。いいんじゃないの。双子ですぐ覚えやすいし。」という子どもの名付けでは、けっこう夫婦喧嘩になるみたいで。
福ちゃんの家は、夕、ゆうという名字なのだけどびっくりする事に、麗レイという名前の姉ちゃんがいるのだ。アヤコはその時聖徳大志を産んでまたトシゴで双子の妊娠で目が回る忙しさで、上の子たちもある程度の年齢になり子育てを手伝いはじめたのだけど
そのせいか、リムジンに「もうギリギリだから、双子の名前付けといて役所に出しといて女の子と男の子、あんまり変な名前つけないでよ。」と頼みリムジンが、酔っ払って双子の姉を麗、弟をレオにして市役所に提出したのです、市役所の人も、名前だけ見て「麗ちゃんとレオ君、双子ですね。」ちょうど新生児も立て込んでいた時期で、名字もあまり使わない世間だし、でも冷静に名字を考えると市役所も考え直せとアドバイスされるところ、さっさと通してリムジンもごきげんで会社へ行ってしまった。この世界では、あまり名字は使わないものの、リムジンは夕という名字なので、会社ではカタカナのタの字みたいなのでターさんと呼ばれている。
何日か
あとから「ち、ちょっとなんて事してくれたの」リムジンが仕事から帰るとアヤコがカンカンに怒っている「は」なんかやったっけ。。。上の子どもたちがゲラゲラ笑うとアヤコが叱る「何がおかしいんだよ。。で、かあちゃんはどうして。。怒ってルンだよ。」酔っ払って帰った時になんかやっただろうか。。子どもたちが笑うなんて。。。
「ウチの名字は」アヤコが相当怒っている「えーっと、ターさん、た、かなぁ。えーっと?」「アンタ、馬鹿かあんたの実家の名字でしょうにあたしがわざわざ合わせてやった名字を」アヤコは入籍してリムジンの名字になったのだが。。。TVの人生相談などで、嫁いできたお嫁さんをウチの嫁になったんだからと上から命令する姑の話を聞くと頭おかしいんじゃないのこのバーさん、わざわざ男の名字に合わせてやったのにそれだけでも大変なのに感謝すらないのかお嫁さんは無理をきいてわざわざ折れてやったんだろう。
アヤコにとって結婚とは、独立自立した問題で、旦那の実家とは地続きではない。完全な別世帯だ
だからかなりの無理をきいてやったのだから、嫁さんの言う事は聞くべきだし、旦那がウチに嫁いできたのだからウチの実家優先というのは馬鹿である正月などに呼びつけて自分はなんにもしないくせに嫁さんにいろいろやらせる姑は長生きせずに早く死んだ方がいい。というか大事なよそのお嬢さんにお客様じゃん。〇〇家に嫁いだんじゃなくてそれは誤解で新たに新しい家庭を築いて名字を旦那に合わせてやり旦那に花を持たせてやっただけの話し。義実家よりウチの家族が大事なのは当たり前。それに嫁さんが義実家より自分の実家が大事なのも当たり前名字が変わっただけで旦那の家のメンバーになったわけではない。
アヤコはリムジンと南極から日本へ駆け落ちしてきたし。親戚付き合いなんか、子どもの結婚の配偶者の家とは適切な距離を取って付き合っているし。リムジンの親族は南極か外国だし、それに南極にいるにしろアヤコの両親も多産系の末っ子同士だから歳が離れた兄や姉に面倒を見てもらって、正月もなにも準備してあるところへもてなされにいくだけ。末っ子教で
末っ子は可愛がって当たり前リムジンも多産系で父親が末っ子で母親は面倒見がいい性格の長女だけど嫁に出て旦那は末っ子なので旦那の親族の世話をする事もないし、旦那の親族の集まりに物や金を持っていくと、末っ子に金を使わせるのは可哀想だの、気を遣わなくていいともてなされるだけだし。リムジンの両親も離れているけど兄や姉も親戚付き合いにうるさい方じゃないし。
たくさん子どもを産んで上の方は下の弟や妹を面倒見て当たり前の教育をしてきた。リムジンもアヤコもたくさんの子どもがいて、上の方の子どもたちが下の弟や妹の世話したりラクをさせたいとか、お金を出させたくないみたいな感覚を見てそんなのは、自然の法則で上の方の子どもは上の方の子どもだからそういうもんだとしか思えない、もう遺伝子に組み込まれ生物的にそうなんだと思い込んでいる。
それにしても、あまり名字を使わない世界なのでアヤコもすっかり忘れていたけれど。
リムジンも、最近産まれた双子の姉弟をよくよ考えるとあっ
ユウ。。。夕。。麗。。レイ。
ユウレイ、幽霊。。。
しまった子どもがたくさんいると、いい名前を名付けたいという気持ちがあれど気が回らないだから、適当にその日その時思いつきとか、聖徳太子の話をズラすためとかTVをみたら名付けのヒントになった芸能人がたまたまでていただとか。。双子のレオは、TVで俳優のレオがでていたし。で、もう一人は女の子だから、双子だしレ、で麗しくでレイでいいかもと名付けたんだけど。
麗の改名はという問題になったものの名字はあまり普段は使わないし。女の子なので結婚すれば名字が変わるからと忙しいのも相まって麗は、そのまま麗だけど。麗本人から両親に苦情は言ったけど
でも、麗はその反動か相当に気が強かったしイジメに合わないように。。。という事で早く結婚もしたし、双子の弟のレオとともに弁護士だし。まぁね、子どもの名付けでは、いろいろスッタモンダあったみたいで。
福ちゃん自身は、今度赤ちゃんが産まれたら世話するという子育て担当の双子のクルミとミルクの姉達が決めたんだけど。夕福。。。
心も現実も。。。
裕福に。だってさ。悪くはないけどなんか恥ずかしいかも。あからさますぎるというか。
まぁ、普段はそれほど名字は使わない世界なので。。という事で。だけどもう、兄妹がたくさんだと、名付けにいろいろあるらしい。一番歳上の桃子姉さんは桃の節句に産まれた女の子で桃子で別に変ではないけどさ。
次の長男がハヤマ、その次の次男がジダンで。それは、父親のリムジンが決めたらしいけど、ハヤマ。爽やかだなぁ、なんて思ったら後から会社の人との付き合いで競馬をやっているときに速い馬から思いついたらしくリムジンは別にギャンブルに狂うわけじゃなくて。少しギャンブルをやるかもね、ぐらいな気まぐれ程度だし、でもハヤマの名前が競馬から思い付いたのを酔っ払ってペラっとアヤコに喋り怒られた「なんなの、ギャンブルからって」それは、もうだいぶ後になってからの話しで福ちゃんが産まれた頃だったのでリムジンは、「まてよ、産まれたばかりのチビは双子のしりとり達が福って付けたけどよー、福だって宝くじ売り場にだいたい書いてあるじゃねーか。それに、お前だってギャンブルは、宝くじぐらいやるだろうに。俺は宝くじは運任せで好きじゃないからめったにやらないけどさ。宝くじの方が真面目な人すら引き込むような悪どいギャンブルだろうに。」と、わけのわからない事を言っていたらしい。「何を言ってるのよ。福は、ラッキーの福でしょう。別に福だからと言って広い意味があるし、ギャンブルだけにこだわらないでよ。あなたなんか、ジダンの名前も次男だから音読みでジダンとかいい加減すぎるわよ。だから、理不尽なんて言われるのよ。」アヤコが怒る
リムジンも、理武仁と漢字で書くには書くけれどもともと父親の無尽蔵が、多分もうこれ以上子どもは作らないし、記念の大事な末っ子だしと。
名付けに自分の名前を少し取ってわけ利無尽という漢字を使おうとして普段は穏やかな母親の冨貴にめちゃくちゃ怒られたらしい「利益も無しに尽くすってどうなのよ。あなた自分は無限みたいな名前の癖に。人生は、ボランティアじゃないわよ。まずは自分が満たされて幸せじゃなきゃいい子にならないわよ。」そんなこんなでリムジンは、なんとか理武仁になり、利益も無しに尽くすみたいな利無尽はまのがれた。
まぁ、世の中って名付けで揉める場合があるかもしれないな。特に今の時代はね。キラキラネームなんか凄いし
キラキラネームじゃないんだけどさ
福ちゃんの兄妹の末っ子は、リムジンとアヤコが南極に帰ってからできた子で今3歳の女の子のティアラだけど。63歳のアヤコ60歳の時の出産で還暦で出産を引退するとアヤコは宣言して
まぁ、60歳でそれ以上子どもは産まないのと、最後の子どもはアヤコが名付けるというのも両親が5年間期限で南極に帰郷するという条件のひとつとして入っていたのだけど。
60歳までまた子どもを作る気なのかと子どもたちは呆れてしまいましたが、
リムジンとアヤコが福ちゃん以下の弟妹を連れて南極に帰りしばらくして父親のリムジンから慌てて福ちゃんに電話があり
「ば。。。BBAを止めろ、止めてくれ」という電話が。。
BBA。。
そう。。BBAというのは、リムジンとアヤコが揉めた時、アヤコには内緒でBBAというなんかあったんだ
機嫌がいいと、リムジンは、奥さんをアヤちゃんだのアヤヤだのアヤコ様だのリムジンはアヤコと幼なじみらしいので。。。わかりやすく気分いいと、可愛く呼ぶ。でも、喧嘩してるとあや公だのアヤキチだの変な呼び方で。
さらにBBAは相当なんかヤバい揉め事だろう
でも、夫婦の問題なんてこっちにふられてもさと、思ったんだけど
「母ちゃん、60で最後女の子が産まれたって言っただろうで、名付けはBBAがするって約束だろう。」リムジンはかなり焦っている、福ちゃんはまさかまさかだけど、キラキラネームってヤツだろうか。暴走族の夜露死苦みたいに。まぁ、自分は落ち着いた名前だし。だけど姉さんには姫子だのヒメノだの。。キラキラネームとまでは言わないけど親がうちの子を
姫とか王子とかそういう言い方してるとぶっ飛ばしてやろうかとか、頭おかしいんじゃないかと思う人もいるだろうな。
「赤ちゃんにヤバい名前でも付けたの人前で娘を姫とか言わないでよ。むかつくし。」福ちゃんがいうと、リムジンが、「嫌違う。末っ子だろう。。BBAが、末っ子だから未子でスエコとかマツコにしようかってヤバいよ可哀想に」
エエこれには慌ててすぐにオカンに電話するから
福ちゃんは慌てて母親のアヤコに電話します。アヤコは。。。「なんなの。。。珍しいわね、福から電話なんて。。」「あのさ、赤ちゃん産まれたって聞いたけど。。。」「そうよ。あら、お祝いでもくれるの。。」「お祝いは必ず贈るよ。でもさ、名前決まったの」「まだだけど末っ子だし、スエコかマツコでよくない母さんもうこの子が最後にして子ども産まないし。最初の姉ちゃんが桃子以来子がつく名前付けてないし。。。」
「マツコ、スエコってそれシワシワネームでしょうがやめなよ。可哀想だよ。末って世も末とかあんまり良くないし」「そうかえってシブくて新鮮じゃない」
「シブくてって女の子だよ何言ってんだスエコだのマツコだの、オカンのアヤコより古くさい。。あ、そうそう、僕の会社のマーメイドティアーズで僕ローンで真珠のティアラを贈るよ。末っ子って記念で。だから、パールかティアラにしようよ。。。美しい名前じゃん。」福ちゃんはとっさに物で釣るというか。。。自分の会社で扱ってる真珠関係を贈答で。。アヤコをなだめようとしました。「パール、、ティアラ。。ね、まぁ、そう。。ちょっとだけ考えさせて。。」
考えさせて。。か
アヤコとの電話を切ってすぐに、マーメイドティアーズの雇われ社長の福ちゃんは会社のオーナーである美と魅力の福の神の笑〜に相談がてら電話しました。「お、オーナー。。」
2022年04月10日
マリッジcelebration312ハートに素直で正直に。。。
いまやもう。知名度のあるカリスマ占い師。。というか霊能者というか。。。
アザラシの
福ちゃんのたくさんいる姉さんのひとりである苺姉さんは、不思議な能力というか霊感を持って産まれてきた子で。苺姉さんは、生まれ持った特殊な才能で小さな頃から霊視鑑定をしていたらしく。京都の財閥系の豆柴有栖川家に嫁いだんだけど
父親のリムジンは、「苺はさー、どうせ、ウッマイ事言ってアチラの家を取り込んだんじゃねーかなぁスッゴイ金持ちで家柄良くて、んで、イケメンで歳も近いってさ。なかなか一般人とは結婚できねーだろ。あーゆうひとたちは。。老舗のきちんとした昔ながらなとこから嫁さん貰うだろうに。前世であなたと結ばれる運命だとか。。?なんとかかんとか、お上手を言ってうまく超優良物件ゲットしたって感じ」晩酌をしながらに京都の苺姉さんがその場にいないのでからかい半分にそう言う事があった。そりゃあ娘を持つ親としては。。相思相愛で好きな男性と結婚してとは言うものの。。。
ヤクザを連れてきたらどうしよう、働かない男を連れてきたらどうしよう自分達親と同じぐらいのオッさんを連れてきたらどうしよう旦那が娘を守ってくれるんじゃなくて。。娘が一方的に旦那に惚れて髪結いの亭主というか、アチラが妥協して貢いでいたらどうしようとか。。テメエの娘の欠点には目をつぶって棚に上げて相手の旦那にあれこれ要求してしまう。
まぁ、リムジンの場合は息子も娘も子だくさん溢れているから、TVドラマの娘を持つ父親みたいに娘はやらんなんて言って本当にならいりませんと言われたら困るしリムジン自体も若すぎるからと両家に反対されたのを駆け落ちしてアヤコと結婚して親の言う事なんかきかなくて良かった正解、正解と思っているから。子どもの結婚にはいちいち口を出さないけど。だけども
あまりにも優良物件を見つけてこればそれはそれで怖いものがあるそんなリムジンに娘のクルミは、「でもさ、苺姉ちゃんってずるいことをすれば神様に叱られるからずるいことはやらないんだって。例えば、競馬の予想で万馬券を霊能力で霊視するとか、パチンコの当たり台を霊視するとか、そういう事すると後から酷いしっぺ返しが来るんだって」ぎくっそうだ、リムジンはまだ苺が子どもの頃に霊能力があるなら競馬の予想ぐらいお茶の子さいさいだろそれなら父ちゃんもお前は本物の霊能者と認めるし信じると言って苺にきつくど叱られたのだ「そういう事するとヤバい変なものに取り憑かれるわよ。私はあくまでも人助けの範囲内で、本人が怠ける事なく真善美をベーシックに必ず置いて神様とお喋りしてるんだから」ときつい説教を食らったのだクルミの双子の妹のミルクも、「だって、もともと苺姉ちゃんって。。。小学生ぐらいから有栖川財閥のご神託の顧問してたでしょ。人事とか、この人相性いいだとかこの人裏切るからダメだとか。で、業績もますます良くなって、結局は、財閥の会長のお気に入りだし苺姉さんのお姑さんも苺姉ちゃんに開運の仕方を習って、会長さんや、姑さんが苺姉ちゃんに心酔してるわけだしね。別に、苺姉ちゃんが旦那さんを好みだしお金があるから上手いこと言ってやれとうまく丸め込んだわけじゃないと思うよお父ちゃんはさ、お母ちゃんもだけど。。霊能力とか霊能者って胡散臭いってあんまり気が進まないみたいだけどね。」
福ちゃんも、「それにさ、お姑さんは、苺姉ちゃんの言いなりって言い方は変だけど、苺姉ちゃんが教祖様じゃないけど先生様みたいな感じで、息子の嫁に来てくださってます、みたいな感じなんでしょう。なんか、宗教じゃないけどそういうのってある意味占いとか恐ろしいよね獅子も手なずけるって。老舗の財閥のいい家の姑さんて、手強そうなのに。それをまんまと尻に敷けるってさ。」
そうそう。。苺が霊視鑑定みたいな事をするのは、両親のリムジンアヤコは昔はもう大反対だった。。。二人とも無宗教だったし、それをいい事だと思ってる神社参拝にも行くしクリスマスのパーティーもするけれどそれは宗教儀式としてとらえていない。無宗教でももちろん神様に感謝している。
それを、生命の福の神ココが内緒で、こんな才能があるなら大事にして発揮しなきゃ。なかなか誰にでも出来ることないし、なにより本人の魂が楽しくて楽しくてぴょんぴょん喜び飛び跳ねるぐらいの生き方をしないと親に隠してまんまと霊能者の仕事をはじめさせたのだ。固有の持って産まれた才能は、すすんで磨かないと。
でも、結局は有名著名人対応の仕事をしたり苺の霊視鑑定の評判が良いので自然に風の噂として両親の耳に入ってきてしまう。リムジンもアヤコも霊能者霊能力なんて良くてエンタテイメントごっこ最低だと詐欺師や犯罪者だと変な宗教でもやりはじめるのではないかと真っ青に
どういう事。。てっきり神様だから子どもとは言え女医さんでもある生命の福の神のココをすっかり信じて、ココが苺を特別可愛がるので信頼して苺をココに預けるようにほとんど毎日ココの元へ。。。幼稚園の帰りにココの部下らしき運転手がわざわざ凄い高級車でお迎えにやってきたり。てっきり、女医さんの素質があるんだろう意外だなぁと、リムジンもアヤコもホクホクしていたのですが。。。
霊視鑑定なる仕事をしているリムジンとアヤコは神楽町市総合クリニックのうら若き医院長の生命の福の神のココに話を聞きたいとまずは電話する事にしました。
秘書から電話を繋いで貰ったココは、「あらあら、バレちゃった」と子どもらしくのんきに対応します。さすがにあちらは子どもとはいえ福の神様。。。リムジンもアヤコも怒るわけにいかず感情を必死に抑えながら「ココさん、どういう事なんですか、苺が私達に内緒で霊視鑑定だか霊能者だか。。アヤシゲな仕事を」アヤコが言います。「いま、お仕事も終わりましたので、苺ちゃんをご自宅に送りましょう、その時お時間よろしければお話しを。」直接ココが苺を送るという。リムジンとアヤコは、他の子ども達には絶対知られてはならないわ。あの頃は夫婦二人とも霊能者などインチキでヤクザな商売だと子どもの教育に悪いしと。。。苺が5歳ぐらいで上の子達は高校生ぐらいでしたが、上の苺の姉や兄達は、苺が毎日のように福の神ココに招かれてるらしい。羨ましいなきっと、ココさんは生命の福の神だから寵愛されている苺は、将来女医さんにでもなるんだろうか。と、羨ましいながらもワクワクしていました。
苺と言えば、小さな頃から一人で空中に向かって見えないなにかと会話したりして。。両親が随分心配して。精神疾患を持って産まれたのだろうか。今まで健常児ばかりで。。。それが奇跡的なのかもしれない。でも、姉さん兄さんや弟や妹やお友達と普通にコミニュケーションを取っているのだし。自閉症とかそういうわけではないようだと。もしも、何かしらの病気があっても、前向きに向き合って親としてできる限りいい方向にと苺とともに闘う闘病するつもりだった。苺は、街ですれ違う人の事を、
あの人もうすぐ赤ちゃんができるだの、反対に何人もの産まれてこなかった赤ちゃんが全身にしがみついているだのなんだかわけのわからない事を親兄妹にいいはじめたり。
あまりにも両親が心配して、神楽町市総合クリニックの精神科でひっそりと見てもらって苺には全く異常がない事が判明して安心したものの。。医院長のココから両親には、「苺ちゃんは、霊感が強いようです。」という事で。リムジンもアヤコもそういう話しはよくわからないしなんだか胡散臭い
だから、苺以外の子ども達には霊感がどうのと言う話しは伏せて単に病院の検査で苺がどこにも異常はなかったと言ったのだけど、子ども達は、天才とナンとやらは紙一重って言うから。。きっといちごは、女医になり福の神に目をかけられるぐらいなので凄く賢いけどちょっと変わってるかもしれない、と思い込んでいました。
夜苺が福の神ココに送られてきました。だいたいココは忙しいので雇われた運転手に送られる事が多いのですが、今日は大事な話しがあるのでココが自分の車で苺を送りにきました。「うひゃー相変わらずスゲー車だなぁ」当時の福の神ココとあまり年齢的に変わらない長男のハヤマが言います。ハヤマはあの時高校生で小さな頃からシステムエンジニアの就労児童でしたから、とっくに車の免許は持っていたものの。。。同じくシステムエンジニアの次男のジダンも国産のそう高くない車に乗っていて。羨ましそうに、窓の外の福の神ココの車を見つめています。
単純にいい車が欲しい、だからもっと出世する、自分を磨くスキルを磨くと。。。
福の神ココは、わざといい車に乗ってきて、子どもの向上心を煽るのです。「だからもう、家が買えるぐらいの車なんておもちゃみたいなもんじゃないのかなぁ。だって神様だよ、ココさんは。。ウチの苺を可愛がられて光栄じゃん。ココさんってあたしとジダンと同じ歳でしょう。あたしは平凡な中学生だし。ハァ。。世の中は色んな人がいるのねー。」次女の菜々未は、ジダンの双子の姉で平凡なと言うけれど、小学生から就労児童としてホテルスタッフとして働いている。福の神の超高級ラグジュアリーホテルなのでお客のお金持ちは割と見慣れているものの。。。福の神となると、お金持ちはお金持ちでもまるで次元も桁外れに違うんだ。「えー、て事はさ、苺が多分将来女医さんって。。ウチの出席頭はアイツかよ。」三男の慶太が言うが、同じく小学生だった五男のイチジクは、「なんかさ。。福の神のココさんが就労児童として医者を進めるとしたら。。どう考えても聖徳か大志じゃね」と言う。ココがわざわざ高級車で苺を送ってくれるのを窓越しに見つけて口々にザワザワ子ども達が勝手な事を言うが、
どうも今夜はその福の神のココと、両親のリムジンとアヤコと応接室で重大な話し合いがあるらしい。
リムジンとアヤコは、苺を連れたココと一緒に応接室へ入っていく。長女の桃子が、お茶を入れて持っていこうとすれば「ありがとう、後はアタシがやるから、」とアヤコが代わりに持っていってしまう。
どうやら、話しを子ども達には聞かれなくないらしい。。。
アヤコはココにお茶を出してもてなすと
「どういうつもりなんです、ココさん。。なんでも、苺が霊能者とやらをやっていると耳に入りまして。困るんです、そういうアヤシゲな。。確かにうちはだいたいの子どもが幼い頃から、素質に適した就労児童として福の神様にはお世話になっていますが。。。どうして。。。どうして苺はそんな。。。得体の知れないおかしな事をやっているのでしょうか。。。それも、私達親に内緒で。。」
しかしながら、福の神ココは、全く悪びれもせずに「それは、苺さんの魂が選んだ天職だからです。苺さんは、霊視鑑定が天職なんです。しかも、大物クライアントが必要とするレベルの。実際にもう苺さんには政財界のパトロンが何人か付いてますし。」
パトロン。。。その言葉に父親のリムジンが、「ぱ。。パトロンってまさか。。そ、その援助交際とかろ、ロリコン」プルプル震えて青くなり赤くなり信号のように焦ったので、ココは慌てて
「あ、あの言い方が悪かったです。誤解しないでくださいね、そういう事なんじゃなくて、男女のどうのではなく、なんというか、才能を高く買っているファンという者です。お金は幾らでも持っている方々達ですし、」福の神ココは、苺ちゃんのファンとしてリムジンやアヤコにもすぐわかるような有名著名人の名前をどんどん言う。苺はその人本人の魂と話しをしたり、相性がわかったり前世が視える場合があるというし、
亡くなった人の姿が見えたり話しをしたりする事もあると言う。
「そんなことで。。というかそんなんみんな当たり前にできると思ってたんだけどなぁ。」のんきに向かいのココの隣に座る苺が言う。「と、とにかく。。あのうちの道徳はヤクザみたいな事をするなと。福の神様にご意見をするのは恐縮なですが。。。その、宗教的な霊能者ですか、そういう証明の仕様のない事は、なんとでもうまく言ってあい手に都合の良い事をいいまたは自分に都合の良い事を言いで。。。どうとでも言える事でありまして。カタギのお仕事じゃないですよね。。で、有名著名人の方々から大金を巻き上げて。。というと聞こえは良くないですが。。それがインチキとか苺の言う通りにして不具合がでたら。。。苺本人だけじゃ済まないでしょう。うちの子ども達も、なにかされたらだからうちはヤクザな仕事やヤクザと関わるなと躾けているんです。」リムジンが言うとアヤコも、
「そんな有名人が。。。自分でもの事を決めずに占いや御神託って言うのそんなの気にするでしょうか。あまりにも現実離れ。。。」
ココは、「いえ、大事な事だからこそ自分だけじゃままならない事に追い風や神風を吹かせるのです。それに、苺ちゃん、このお仕事を通して大きく成長しますし、良いところにもお嫁に行けるしご本人もとってもお金持ちになりますよ。ご本人もとっても高められますし。なにより、霊視鑑定というのは、苺ちゃんご本人の魂が選んでいるんです。」
福の神ココは、リムジンアヤコに内緒で苺に霊能者的な仕事をすすめてさせてるのには謝罪しました。苺の小さなうちから早く才能を伸ばすべきでも。。。リムジンアヤコの両親は、娘の苺が霊視鑑定など怪しげな商売をしているとなると
大反対するに違いない苺は、「お父ちゃんもお母ちゃんも、財産を産む相性だわね。だから私もその財産の一つだし。持って生まれてきた能力は、世の中にお役に立てればみんな喜ぶし、神様も私も嬉しいから、神様がたくさんお金をくれるのよ。お父ちゃんもお母ちゃんも、お金持ちになりたいでしょうに。たくさんの人を喜ばせて感謝される子どもは神様に褒められてお金をたくさん与えられるのよ。うちのお姉ちゃんもお兄ちゃんも、就労児童として自分の専門の分野でお仕事してる人がうちには何人かいるけど、それが私はたまたま霊能力という才能だっただけよ。」姉や兄は家政婦、エンジニア、ホテルスタッフ、シェフ、クリエイターその他などなど。。
リムジンとアヤコの子ども達は、すでに仕事をしながら学校へ通って大家族を支えている子ども達がたくさんいて。天職というのだろうか。子どもを働かせるなんてと言われたらあれだけど。
でも、子どもの方からさっさと自分の能力ある方向性を見出して働きたい鍛錬したいというのだ。就労児童制度は決して親の方から強制してはいけない。親がラクをしたいから子どもを無理矢理働かせるというのは就労児童制度を作った福の神達にすぐバレて試験には受からない。
だけど。。。アヤコもリムジンも、苺が霊視鑑定など。幼いうちから不倫やら借金やら。。泥沼沙汰の遺産騒動や。。
そういうこの世の生き地獄みたいなものを相談者目の当たりにして苺自身が人間不信やら病んだり怨まれたりしないだろうか。
例えば最低男だから別れなさいとクライアントにアドバイスしてクライアントは恋は盲目で逆恨みで刺されたりするんじゃないだろうか。それに。。そういう目に見えないなんとやらに慣れてしまってズブズブになって現実逃避や病気なのに病院へも行かず気力で治るだのおかしな方向へ行かないだろうか。
そして。。私たちも私たち家族子ども達も。。宗教的な事が日常的に溶けこんでないまぜになっていくんじゃなかろうか。アヤコもリムジンもそれを深く心配しています。
アザラシの
福ちゃんのたくさんいる姉さんのひとりである苺姉さんは、不思議な能力というか霊感を持って産まれてきた子で。苺姉さんは、生まれ持った特殊な才能で小さな頃から霊視鑑定をしていたらしく。京都の財閥系の豆柴有栖川家に嫁いだんだけど
父親のリムジンは、「苺はさー、どうせ、ウッマイ事言ってアチラの家を取り込んだんじゃねーかなぁスッゴイ金持ちで家柄良くて、んで、イケメンで歳も近いってさ。なかなか一般人とは結婚できねーだろ。あーゆうひとたちは。。老舗のきちんとした昔ながらなとこから嫁さん貰うだろうに。前世であなたと結ばれる運命だとか。。?なんとかかんとか、お上手を言ってうまく超優良物件ゲットしたって感じ」晩酌をしながらに京都の苺姉さんがその場にいないのでからかい半分にそう言う事があった。そりゃあ娘を持つ親としては。。相思相愛で好きな男性と結婚してとは言うものの。。。
ヤクザを連れてきたらどうしよう、働かない男を連れてきたらどうしよう自分達親と同じぐらいのオッさんを連れてきたらどうしよう旦那が娘を守ってくれるんじゃなくて。。娘が一方的に旦那に惚れて髪結いの亭主というか、アチラが妥協して貢いでいたらどうしようとか。。テメエの娘の欠点には目をつぶって棚に上げて相手の旦那にあれこれ要求してしまう。
まぁ、リムジンの場合は息子も娘も子だくさん溢れているから、TVドラマの娘を持つ父親みたいに娘はやらんなんて言って本当にならいりませんと言われたら困るしリムジン自体も若すぎるからと両家に反対されたのを駆け落ちしてアヤコと結婚して親の言う事なんかきかなくて良かった正解、正解と思っているから。子どもの結婚にはいちいち口を出さないけど。だけども
あまりにも優良物件を見つけてこればそれはそれで怖いものがあるそんなリムジンに娘のクルミは、「でもさ、苺姉ちゃんってずるいことをすれば神様に叱られるからずるいことはやらないんだって。例えば、競馬の予想で万馬券を霊能力で霊視するとか、パチンコの当たり台を霊視するとか、そういう事すると後から酷いしっぺ返しが来るんだって」ぎくっそうだ、リムジンはまだ苺が子どもの頃に霊能力があるなら競馬の予想ぐらいお茶の子さいさいだろそれなら父ちゃんもお前は本物の霊能者と認めるし信じると言って苺にきつくど叱られたのだ「そういう事するとヤバい変なものに取り憑かれるわよ。私はあくまでも人助けの範囲内で、本人が怠ける事なく真善美をベーシックに必ず置いて神様とお喋りしてるんだから」ときつい説教を食らったのだクルミの双子の妹のミルクも、「だって、もともと苺姉ちゃんって。。。小学生ぐらいから有栖川財閥のご神託の顧問してたでしょ。人事とか、この人相性いいだとかこの人裏切るからダメだとか。で、業績もますます良くなって、結局は、財閥の会長のお気に入りだし苺姉さんのお姑さんも苺姉ちゃんに開運の仕方を習って、会長さんや、姑さんが苺姉ちゃんに心酔してるわけだしね。別に、苺姉ちゃんが旦那さんを好みだしお金があるから上手いこと言ってやれとうまく丸め込んだわけじゃないと思うよお父ちゃんはさ、お母ちゃんもだけど。。霊能力とか霊能者って胡散臭いってあんまり気が進まないみたいだけどね。」
福ちゃんも、「それにさ、お姑さんは、苺姉ちゃんの言いなりって言い方は変だけど、苺姉ちゃんが教祖様じゃないけど先生様みたいな感じで、息子の嫁に来てくださってます、みたいな感じなんでしょう。なんか、宗教じゃないけどそういうのってある意味占いとか恐ろしいよね獅子も手なずけるって。老舗の財閥のいい家の姑さんて、手強そうなのに。それをまんまと尻に敷けるってさ。」
そうそう。。苺が霊視鑑定みたいな事をするのは、両親のリムジンアヤコは昔はもう大反対だった。。。二人とも無宗教だったし、それをいい事だと思ってる神社参拝にも行くしクリスマスのパーティーもするけれどそれは宗教儀式としてとらえていない。無宗教でももちろん神様に感謝している。
それを、生命の福の神ココが内緒で、こんな才能があるなら大事にして発揮しなきゃ。なかなか誰にでも出来ることないし、なにより本人の魂が楽しくて楽しくてぴょんぴょん喜び飛び跳ねるぐらいの生き方をしないと親に隠してまんまと霊能者の仕事をはじめさせたのだ。固有の持って産まれた才能は、すすんで磨かないと。
でも、結局は有名著名人対応の仕事をしたり苺の霊視鑑定の評判が良いので自然に風の噂として両親の耳に入ってきてしまう。リムジンもアヤコも霊能者霊能力なんて良くてエンタテイメントごっこ最低だと詐欺師や犯罪者だと変な宗教でもやりはじめるのではないかと真っ青に
どういう事。。てっきり神様だから子どもとは言え女医さんでもある生命の福の神のココをすっかり信じて、ココが苺を特別可愛がるので信頼して苺をココに預けるようにほとんど毎日ココの元へ。。。幼稚園の帰りにココの部下らしき運転手がわざわざ凄い高級車でお迎えにやってきたり。てっきり、女医さんの素質があるんだろう意外だなぁと、リムジンもアヤコもホクホクしていたのですが。。。
霊視鑑定なる仕事をしているリムジンとアヤコは神楽町市総合クリニックのうら若き医院長の生命の福の神のココに話を聞きたいとまずは電話する事にしました。
秘書から電話を繋いで貰ったココは、「あらあら、バレちゃった」と子どもらしくのんきに対応します。さすがにあちらは子どもとはいえ福の神様。。。リムジンもアヤコも怒るわけにいかず感情を必死に抑えながら「ココさん、どういう事なんですか、苺が私達に内緒で霊視鑑定だか霊能者だか。。アヤシゲな仕事を」アヤコが言います。「いま、お仕事も終わりましたので、苺ちゃんをご自宅に送りましょう、その時お時間よろしければお話しを。」直接ココが苺を送るという。リムジンとアヤコは、他の子ども達には絶対知られてはならないわ。あの頃は夫婦二人とも霊能者などインチキでヤクザな商売だと子どもの教育に悪いしと。。。苺が5歳ぐらいで上の子達は高校生ぐらいでしたが、上の苺の姉や兄達は、苺が毎日のように福の神ココに招かれてるらしい。羨ましいなきっと、ココさんは生命の福の神だから寵愛されている苺は、将来女医さんにでもなるんだろうか。と、羨ましいながらもワクワクしていました。
苺と言えば、小さな頃から一人で空中に向かって見えないなにかと会話したりして。。両親が随分心配して。精神疾患を持って産まれたのだろうか。今まで健常児ばかりで。。。それが奇跡的なのかもしれない。でも、姉さん兄さんや弟や妹やお友達と普通にコミニュケーションを取っているのだし。自閉症とかそういうわけではないようだと。もしも、何かしらの病気があっても、前向きに向き合って親としてできる限りいい方向にと苺とともに闘う闘病するつもりだった。苺は、街ですれ違う人の事を、
あの人もうすぐ赤ちゃんができるだの、反対に何人もの産まれてこなかった赤ちゃんが全身にしがみついているだのなんだかわけのわからない事を親兄妹にいいはじめたり。
あまりにも両親が心配して、神楽町市総合クリニックの精神科でひっそりと見てもらって苺には全く異常がない事が判明して安心したものの。。医院長のココから両親には、「苺ちゃんは、霊感が強いようです。」という事で。リムジンもアヤコもそういう話しはよくわからないしなんだか胡散臭い
だから、苺以外の子ども達には霊感がどうのと言う話しは伏せて単に病院の検査で苺がどこにも異常はなかったと言ったのだけど、子ども達は、天才とナンとやらは紙一重って言うから。。きっといちごは、女医になり福の神に目をかけられるぐらいなので凄く賢いけどちょっと変わってるかもしれない、と思い込んでいました。
夜苺が福の神ココに送られてきました。だいたいココは忙しいので雇われた運転手に送られる事が多いのですが、今日は大事な話しがあるのでココが自分の車で苺を送りにきました。「うひゃー相変わらずスゲー車だなぁ」当時の福の神ココとあまり年齢的に変わらない長男のハヤマが言います。ハヤマはあの時高校生で小さな頃からシステムエンジニアの就労児童でしたから、とっくに車の免許は持っていたものの。。。同じくシステムエンジニアの次男のジダンも国産のそう高くない車に乗っていて。羨ましそうに、窓の外の福の神ココの車を見つめています。
単純にいい車が欲しい、だからもっと出世する、自分を磨くスキルを磨くと。。。
福の神ココは、わざといい車に乗ってきて、子どもの向上心を煽るのです。「だからもう、家が買えるぐらいの車なんておもちゃみたいなもんじゃないのかなぁ。だって神様だよ、ココさんは。。ウチの苺を可愛がられて光栄じゃん。ココさんってあたしとジダンと同じ歳でしょう。あたしは平凡な中学生だし。ハァ。。世の中は色んな人がいるのねー。」次女の菜々未は、ジダンの双子の姉で平凡なと言うけれど、小学生から就労児童としてホテルスタッフとして働いている。福の神の超高級ラグジュアリーホテルなのでお客のお金持ちは割と見慣れているものの。。。福の神となると、お金持ちはお金持ちでもまるで次元も桁外れに違うんだ。「えー、て事はさ、苺が多分将来女医さんって。。ウチの出席頭はアイツかよ。」三男の慶太が言うが、同じく小学生だった五男のイチジクは、「なんかさ。。福の神のココさんが就労児童として医者を進めるとしたら。。どう考えても聖徳か大志じゃね」と言う。ココがわざわざ高級車で苺を送ってくれるのを窓越しに見つけて口々にザワザワ子ども達が勝手な事を言うが、
どうも今夜はその福の神のココと、両親のリムジンとアヤコと応接室で重大な話し合いがあるらしい。
リムジンとアヤコは、苺を連れたココと一緒に応接室へ入っていく。長女の桃子が、お茶を入れて持っていこうとすれば「ありがとう、後はアタシがやるから、」とアヤコが代わりに持っていってしまう。
どうやら、話しを子ども達には聞かれなくないらしい。。。
アヤコはココにお茶を出してもてなすと
「どういうつもりなんです、ココさん。。なんでも、苺が霊能者とやらをやっていると耳に入りまして。困るんです、そういうアヤシゲな。。確かにうちはだいたいの子どもが幼い頃から、素質に適した就労児童として福の神様にはお世話になっていますが。。。どうして。。。どうして苺はそんな。。。得体の知れないおかしな事をやっているのでしょうか。。。それも、私達親に内緒で。。」
しかしながら、福の神ココは、全く悪びれもせずに「それは、苺さんの魂が選んだ天職だからです。苺さんは、霊視鑑定が天職なんです。しかも、大物クライアントが必要とするレベルの。実際にもう苺さんには政財界のパトロンが何人か付いてますし。」
パトロン。。。その言葉に父親のリムジンが、「ぱ。。パトロンってまさか。。そ、その援助交際とかろ、ロリコン」プルプル震えて青くなり赤くなり信号のように焦ったので、ココは慌てて
「あ、あの言い方が悪かったです。誤解しないでくださいね、そういう事なんじゃなくて、男女のどうのではなく、なんというか、才能を高く買っているファンという者です。お金は幾らでも持っている方々達ですし、」福の神ココは、苺ちゃんのファンとしてリムジンやアヤコにもすぐわかるような有名著名人の名前をどんどん言う。苺はその人本人の魂と話しをしたり、相性がわかったり前世が視える場合があるというし、
亡くなった人の姿が見えたり話しをしたりする事もあると言う。
「そんなことで。。というかそんなんみんな当たり前にできると思ってたんだけどなぁ。」のんきに向かいのココの隣に座る苺が言う。「と、とにかく。。あのうちの道徳はヤクザみたいな事をするなと。福の神様にご意見をするのは恐縮なですが。。。その、宗教的な霊能者ですか、そういう証明の仕様のない事は、なんとでもうまく言ってあい手に都合の良い事をいいまたは自分に都合の良い事を言いで。。。どうとでも言える事でありまして。カタギのお仕事じゃないですよね。。で、有名著名人の方々から大金を巻き上げて。。というと聞こえは良くないですが。。それがインチキとか苺の言う通りにして不具合がでたら。。。苺本人だけじゃ済まないでしょう。うちの子ども達も、なにかされたらだからうちはヤクザな仕事やヤクザと関わるなと躾けているんです。」リムジンが言うとアヤコも、
「そんな有名人が。。。自分でもの事を決めずに占いや御神託って言うのそんなの気にするでしょうか。あまりにも現実離れ。。。」
ココは、「いえ、大事な事だからこそ自分だけじゃままならない事に追い風や神風を吹かせるのです。それに、苺ちゃん、このお仕事を通して大きく成長しますし、良いところにもお嫁に行けるしご本人もとってもお金持ちになりますよ。ご本人もとっても高められますし。なにより、霊視鑑定というのは、苺ちゃんご本人の魂が選んでいるんです。」
福の神ココは、リムジンアヤコに内緒で苺に霊能者的な仕事をすすめてさせてるのには謝罪しました。苺の小さなうちから早く才能を伸ばすべきでも。。。リムジンアヤコの両親は、娘の苺が霊視鑑定など怪しげな商売をしているとなると
大反対するに違いない苺は、「お父ちゃんもお母ちゃんも、財産を産む相性だわね。だから私もその財産の一つだし。持って生まれてきた能力は、世の中にお役に立てればみんな喜ぶし、神様も私も嬉しいから、神様がたくさんお金をくれるのよ。お父ちゃんもお母ちゃんも、お金持ちになりたいでしょうに。たくさんの人を喜ばせて感謝される子どもは神様に褒められてお金をたくさん与えられるのよ。うちのお姉ちゃんもお兄ちゃんも、就労児童として自分の専門の分野でお仕事してる人がうちには何人かいるけど、それが私はたまたま霊能力という才能だっただけよ。」姉や兄は家政婦、エンジニア、ホテルスタッフ、シェフ、クリエイターその他などなど。。
リムジンとアヤコの子ども達は、すでに仕事をしながら学校へ通って大家族を支えている子ども達がたくさんいて。天職というのだろうか。子どもを働かせるなんてと言われたらあれだけど。
でも、子どもの方からさっさと自分の能力ある方向性を見出して働きたい鍛錬したいというのだ。就労児童制度は決して親の方から強制してはいけない。親がラクをしたいから子どもを無理矢理働かせるというのは就労児童制度を作った福の神達にすぐバレて試験には受からない。
だけど。。。アヤコもリムジンも、苺が霊視鑑定など。幼いうちから不倫やら借金やら。。泥沼沙汰の遺産騒動や。。
そういうこの世の生き地獄みたいなものを相談者目の当たりにして苺自身が人間不信やら病んだり怨まれたりしないだろうか。
例えば最低男だから別れなさいとクライアントにアドバイスしてクライアントは恋は盲目で逆恨みで刺されたりするんじゃないだろうか。それに。。そういう目に見えないなんとやらに慣れてしまってズブズブになって現実逃避や病気なのに病院へも行かず気力で治るだのおかしな方向へ行かないだろうか。
そして。。私たちも私たち家族子ども達も。。宗教的な事が日常的に溶けこんでないまぜになっていくんじゃなかろうか。アヤコもリムジンもそれを深く心配しています。
2022年03月28日
マリッジcelebration311はやる気持ち。。抑えきれずに。。。
「ごきげんよう。」
うわぁ。
それは、兄妹15番目だから、それにちなんで苺と名付けられた姉さんでした。東の恭子、西の苺というぐらい派手というか、華やかな雰囲気の苺姉さんは、にっこり「あ、あっ、」福ちゃんは、苺姉さんに、空いている椅子をサッと両親の隣に運んで置きました。「こ、これしかないんだけど、」
お金がかかっていそうな苺姉さんのいでたちにみんなが普段から使ってる椅子はなんだか不釣り合いで兄妹なのに。。
まぁ、苺姉さんというのは、京都の豆柴の有栖川財閥に嫁いだのでありまして。リムジンアヤコの両親もうちとは釣り合いが取れないんじゃないか確かに、新興の成金や、新興の玉の輿の娘はいるけど。。。あちらは老舗の超素封家だろうに。
とびっくりしていたんだけども。
実はこの苺姉さんは幼い頃から人にはなかなか見えないものが見えたり親のリムジンやアヤコは霊感なんかないわけだし、そんな幽霊だの霊だの非科学的な目に見えないものは、信じないし宗教や占いは悪い事言うと、わざわざ依存させてお金を稼ぐ手段だったり、よく言えば、落ち込んでる人に上手いこと言ってその気にさせたり生きる希望を与えるショーパフォーマンスやエンタテイメントみたいなもんだと思っていて。苺が、小さな頃から見えないものと一人でお喋りしているのを見てアヤコもリムジンも、怖くなって
もしかして。。この子は脳になんらかの障害がどうしようとすぐに精神病院に連れて行ったのですが全く脳に異常なしで、当時は、まだ長女や長男と同じぐらいの子どもでありながら既に女医であり、生命の福の女神のココに、リムジンとアヤコが相談したところ、「このお嬢さんは、全然病気ではなくって、霊感があるよ。
だから見えないものが見えてるんでしょうね。そのうちに、ちゃんと見たくないものは意識して見ないように自分でコントロールができるようになるから、あまり心配する事はないし。この子の個性なので、伸ばす方向性で気楽に考えてください。」とアドバイスされました。
そんな苺は、
幼稚園ぐらいから、前世がどーのこーのと霊視鑑定みたいなことを、両親の許可なしに内緒で勝手にやり始め最初は、幼稚園から帰ると福の神のお姉ちゃんのところへ遊びに行くと言って子どもでも運転できるココが、ベントレーに乗ってやってきました。「すっげー車だなあれ、家建つだろ。」窓の外に停まるココの高級車を見て長男のハヤマが言います。「あたりまえじゃない、ココさんは生命の福の女神で神様でしょ。それぐらいいくら子どもだろうが買えるし乗れるわよ。」長女の桃子が言います。
リムジンもアヤコも福の神を崇拝していましたし。生命の福の女神のココという事で、もしや、苺は将来的に女医になるかもしれないそうだ、そうに違いないわ。だから女医のココ様は、苺とわざわざ毎日のように会うんだと夫婦ですっかり思い込んで喜んでいました。それに、子どもがたくさんいるし、幼稚園から帰った苺の面倒をすすんで喜んで積極的に信頼できる福の神が見てくれるとはありがたすぎる託児みたいで申し訳ない、お金を支払いますとリムジンもアヤコも申し出ましたが、ところが、ココは、「とんでもございません私の方から苺ちゃんにアシスタントを頼んでいるんです。こちらがお給料を出します」と言われて苺が。。。福の女神女医さんのアシスタントて、てことはだな、将来女医なのかとびっくりするリムジン。アヤコは冷静に、
「変ねー医者なら双子のお兄ちゃん達の方が、適してるんじゃないかしら。どう考えても。。」と。苺の少し歳上の双子の兄弟の聖徳と大志が、神童と言われているぐらいなのに。医者と言うと苺より、聖徳大志を誘うんじゃないかしらね。科目が違うのか、と言っても。。ココさんは。。福の女神だし、医者の科目全部オッケーだし。。」と、アヤコは疑問に思うのですが、リムジンは、「まだ小さいから、わからんだろ。聖徳大志よりお利口になるかもしれんし。まぁ、福の神さんに誘われたって事は、前途洋洋なんだからさ。」とリムジンはのんきでした。聖徳と大志は双子で、現在は脳外科医と心臓外科医ですが。彼らが双子でまだ名前が決まっていない
産まれたばかりの頃、父親のリムジンが、会社から帰ってきては小学生の子どもが宿題をきちんとやってるかどうか、宿題のある子ども達を監督できるようにリビングで宿題をさせて
リビングで見張っていたのですが、リムジンの悪いところは、別に小学生の宿題だからわからないところは空欄があったり間違えた答えがあったりとそんなのはごく当たり前のように思えてもきちんと調べろと叱るのでした。母親のアヤコは、「でも、調べたらカンニングでしょう学校で習ってきた事を復習するための宿題なんだから。」と言うと、リムジンは、「カンニングはテストだろ。習ってきた事を忘れたら忘れんうちに調べとけって意味だろ。それに空白で宿題を提出したら、やってなくて全部空白でだしてもわかりませんでしたから、書かなかっただけですよみたいな詐欺みたいな言い訳するヤバい奴になるかもしれんだろ俺のガキの時に授業中に先生に当てられてめんどくさいとクラス中が今考え中ですみたいにしてクラス全員ど叱られたし。宿題なんて出されたものをきちんと提出する、って将来会社に入った時の書類の基礎だろうに。」リムジンはそうやって子どもを躾ましたが、早く帰宅した日は、晩酌ついでに子どもの宿題に口を出したり覗いたりするのが好きでした。双子のドクター聖徳大志が、赤ちゃんの頃は上の姉や兄も小学生で、「アハハハハハ」長女の桃子が、弟で長男のハヤマの宿題を覗いては大笑いしているので、リムジンが、酔っ払って「なんか、変なこと書いたのか」と、聞くと、「だってさ、法隆寺を建てた人は誰か、って、けんちくやか大工さんって書いてあるんだもん。」ブフッ日本酒党のリムジンが日本酒を吹き出したので同じく宿題をしていた次男のジダンが、さっさとふきんを持ってきてリムジンの粗相を拭きながら「きったねーな父ちゃんもー、にいちゃんもアホかあーゆー、神社やお寺って宮大工ってお寺や神社専門の人が建てるんだぜ俺、社会見学で神社行ったら習ったもん。でしょう父ちゃん、ねーちゃん。」
ジダンが自信満々得意げと言ったドヤ顔をしてリムジンと姉さんの桃子に同意を求めてきます。
はっ今までゲラゲラアハハハハハ散々笑いまくっていたリムジンと桃子は、だんだんと顔がひきつり笑えない状況になってまいりました。「そ、そういやあ、そうだった。。」と、ハヤマが消しゴムでサッサと答えを消して書き直しをしようとすると。「あ、、あの。。。それは。。」「う。、えー、と。ち、違う。。よ。というか。。」リムジンと桃子は気まずそうに顔を見合わせます。すると、それを聞いていたのか母親のアヤコが、「あんた、そんな事もわからないの。法隆寺を建てたのなんて聖徳太子に決まってるでしょうに。」ですが、ハヤマもジダンも「聖徳太子は政治家かなんかでしょ。いっくら賢くても建築技術なんかないんだろ、金だけ出しただけなんじゃないの」ジダンが文句を言えば、兄のハヤマが、「いやいや、金は出さんけど口だけ出す金はお財布の国民よろしくね!の典型的な口だけだして金は出さない政治家なんじゃない。政治家のポケットマネーで建てられるようなもんでもないだろ。だから、宮大工と国民が建てたんだろう。どうなの、父ちゃん」みたいなことを言ってきたので、もう。。。ここは。。どうせこいつら、成長したら大人の事情がわかってくるか。らと焦り開き直って、
ヤバいなウーン。お酒に酔って問い詰めにあったリムジンはもうここは、話しを明後日の方向へそらすしかないだろうこういう時は、話しを90度から180度ぐらい別方向にそらしてそっちの話題に惹きつけるしかない。
と思って、「あー、あ、いい事思いついたぞ、この双子のお前たちの弟は、上がショウトクで下がタイシだ。ちょうどいい、ショウトクとタイシ、で半分に分けよう。ね、桃子、母ちゃん。」長子の桃子が、「うん、聖徳と、太子。だね、いい名前。ね、」というので、アヤコが「えーちょっとまちなさい聖徳は確かにいい名前だわよ。聖なる徳を、で。でも、タイシの太子は、太い子どもよ、おデブよ、デブ。ヤバいでしょ可哀想イジメにあうし双子の兄の方が良かったみたいにずーっとこの赤ちゃんの弟の方に恨まれるのよ。デブ子みたいに。。男の子だけどデブ子みたいに言われたらどうしてくれるのよアタシだって太子なんて名前嫌よ。」ジダンが、「じゃあさ、タイチでよくない太一とかさ。」しかしながら、長男のハヤマが、「は長男でもないのに1の字はないわ。なんかナマイキ俺が長男だし、でも2番目の子どもだし、一番は姉ちゃんだろ。」姉の長子の桃子は、「でもさ、ショウトクタイチって赤ちゃん言葉みたいじゃん。頭おかしいタイシ、太子ってウチは家系か遺伝で痩せ型で変だしね。」アヤコが、「とにかく、デブ子さんは嫌よ。ウチは食べても子ども産んでも太らなくてもっと肉がついた方がいいかもしれないけど。」ワァワァ言い始めたので、リムジンは、
「わかった、もうタイシの漢字を変えればいいさ。大きいこころざしの大志かなんかでいいだろ。なんか、聖徳太子とかこころざしとか、これで馬鹿になったら大恥かくけど、まぁ、親なんて姫だの王子だの、脳みそに花が咲いたような名前付けたがっても変じゃないし。ハイハイ、大志で決定」
と、言うことであの時、双子の赤ちゃんだった聖徳大志は、神童からいまや東京で、脳外科医と心臓外科医になってます。いまだに、父親リムジンは、早く帰ってきたり休みの日だと、お酒をのみがてらに子どもの宿題を覗いてはチェックするのが大好きです。
福ちゃん自身も漢字の練習など、書き取りで学習長に縦列に同じ漢字をマスに練習するのに正の横の棒線を下のマスまでずらーっと縦に書いていって、次は縦線を下のマスまでずらーっと埋めていき父親のリムジンにこっぴどく叱られました。「お前ね工場のライン作業じゃねーんだぞ何やってんだ、一文字ずつ丁寧に完成してから次のマスを埋めろやり直し」リムジンに書いた字を消されてすると、「別に言わなきゃわかんないでしょ。書き順間違えてないし。俺が要領の良さを教えてやったんだよ。」と、福ちゃんの兄のひとり五つのシノブがあらわれてチラッと言うと「バカっだからお前はアホなんだ大事な事をズルすると馬鹿になる」リムジンにシノブはこっぴどく怒られました。
それはさておき。この、京都の有栖川財閥の次男に嫁いだ苺。。。
実はいまも小さな頃からカリスマ霊感占い師として活躍中です。小さな頃、親のリムジンとアヤコの目を盗んで生命の福の女神のココの協力を得て霊視鑑定をはじめていました。小さな頃、苺は毎日のように、生命の福の神ココに会いに行っていたので、
両親の
リムジンとアヤコは、将来は、ココにわざわざ目をつけられたという事は、ココみたいに苺は女医にでもなるんだろうなとホクホク顔でしたが
でも、ある日アヤコが、近所の人から「スゴイわね。やるじゃない。おたくの苺ちゃん。福の女神様のお墨付きでカリスマ霊能者として有名人や政治家の相談も受けてるんでしょう。」なんて言われて
「えー」
どういう事。。。
リムジンアヤコは寝耳に水でした福の神ココが、苺を可愛がっているのは、ココは生命の福の女神で女医だから
てっきり苺が女医の素質があり、就労児童として女医の道を歩まそうとそれでココが可愛がっているのではないかと、
それが。。。苺が、霊能者ですって
もしも苺が、親の
リムジンやアヤコに霊能者みたいなことをやってるのがばれたら全く理解されないし反対されるのは福の女神のココも承知だからココは苺の両親に内緒で苺に才能に適した霊能者みたいな仕事をさせたんだろう。
でも。。幾ら福の女神のココのお墨付きとは言えそんな。。。
やっぱりそういう霊感だの占いだの。。。どう考えても胡散臭いとしか思えなかったし、もしかして苺が、土地を売れ家を売れ全財産を寄付すれば救われるみたいなおかしな事を言い始めたらどうしようとか、893などヤバい人を顧客に持ってインチキだと家に乗り込まれたり殺されたらどうしよう。彼氏と別れなさいとか、彼女と別れなさいと言って逆恨みで刺されたらどうしよう近所の人達から苺がヤバい信仰宗教でも作ったと噂されたらどうしようなどなど
幾ら福の女神のココがプロデュースしているとはいえ。。霊視だの霊能者だの。。。なんだか得体の知れない世界観が
怖くなってきて幾ら福の女神のココのお墨付きとはいえココに直談判して
苺の霊感鑑定をやめさせようとしました。
うわぁ。
それは、兄妹15番目だから、それにちなんで苺と名付けられた姉さんでした。東の恭子、西の苺というぐらい派手というか、華やかな雰囲気の苺姉さんは、にっこり「あ、あっ、」福ちゃんは、苺姉さんに、空いている椅子をサッと両親の隣に運んで置きました。「こ、これしかないんだけど、」
お金がかかっていそうな苺姉さんのいでたちにみんなが普段から使ってる椅子はなんだか不釣り合いで兄妹なのに。。
まぁ、苺姉さんというのは、京都の豆柴の有栖川財閥に嫁いだのでありまして。リムジンアヤコの両親もうちとは釣り合いが取れないんじゃないか確かに、新興の成金や、新興の玉の輿の娘はいるけど。。。あちらは老舗の超素封家だろうに。
とびっくりしていたんだけども。
実はこの苺姉さんは幼い頃から人にはなかなか見えないものが見えたり親のリムジンやアヤコは霊感なんかないわけだし、そんな幽霊だの霊だの非科学的な目に見えないものは、信じないし宗教や占いは悪い事言うと、わざわざ依存させてお金を稼ぐ手段だったり、よく言えば、落ち込んでる人に上手いこと言ってその気にさせたり生きる希望を与えるショーパフォーマンスやエンタテイメントみたいなもんだと思っていて。苺が、小さな頃から見えないものと一人でお喋りしているのを見てアヤコもリムジンも、怖くなって
もしかして。。この子は脳になんらかの障害がどうしようとすぐに精神病院に連れて行ったのですが全く脳に異常なしで、当時は、まだ長女や長男と同じぐらいの子どもでありながら既に女医であり、生命の福の女神のココに、リムジンとアヤコが相談したところ、「このお嬢さんは、全然病気ではなくって、霊感があるよ。
だから見えないものが見えてるんでしょうね。そのうちに、ちゃんと見たくないものは意識して見ないように自分でコントロールができるようになるから、あまり心配する事はないし。この子の個性なので、伸ばす方向性で気楽に考えてください。」とアドバイスされました。
そんな苺は、
幼稚園ぐらいから、前世がどーのこーのと霊視鑑定みたいなことを、両親の許可なしに内緒で勝手にやり始め最初は、幼稚園から帰ると福の神のお姉ちゃんのところへ遊びに行くと言って子どもでも運転できるココが、ベントレーに乗ってやってきました。「すっげー車だなあれ、家建つだろ。」窓の外に停まるココの高級車を見て長男のハヤマが言います。「あたりまえじゃない、ココさんは生命の福の女神で神様でしょ。それぐらいいくら子どもだろうが買えるし乗れるわよ。」長女の桃子が言います。
リムジンもアヤコも福の神を崇拝していましたし。生命の福の女神のココという事で、もしや、苺は将来的に女医になるかもしれないそうだ、そうに違いないわ。だから女医のココ様は、苺とわざわざ毎日のように会うんだと夫婦ですっかり思い込んで喜んでいました。それに、子どもがたくさんいるし、幼稚園から帰った苺の面倒をすすんで喜んで積極的に信頼できる福の神が見てくれるとはありがたすぎる託児みたいで申し訳ない、お金を支払いますとリムジンもアヤコも申し出ましたが、ところが、ココは、「とんでもございません私の方から苺ちゃんにアシスタントを頼んでいるんです。こちらがお給料を出します」と言われて苺が。。。福の女神女医さんのアシスタントて、てことはだな、将来女医なのかとびっくりするリムジン。アヤコは冷静に、
「変ねー医者なら双子のお兄ちゃん達の方が、適してるんじゃないかしら。どう考えても。。」と。苺の少し歳上の双子の兄弟の聖徳と大志が、神童と言われているぐらいなのに。医者と言うと苺より、聖徳大志を誘うんじゃないかしらね。科目が違うのか、と言っても。。ココさんは。。福の女神だし、医者の科目全部オッケーだし。。」と、アヤコは疑問に思うのですが、リムジンは、「まだ小さいから、わからんだろ。聖徳大志よりお利口になるかもしれんし。まぁ、福の神さんに誘われたって事は、前途洋洋なんだからさ。」とリムジンはのんきでした。聖徳と大志は双子で、現在は脳外科医と心臓外科医ですが。彼らが双子でまだ名前が決まっていない
産まれたばかりの頃、父親のリムジンが、会社から帰ってきては小学生の子どもが宿題をきちんとやってるかどうか、宿題のある子ども達を監督できるようにリビングで宿題をさせて
リビングで見張っていたのですが、リムジンの悪いところは、別に小学生の宿題だからわからないところは空欄があったり間違えた答えがあったりとそんなのはごく当たり前のように思えてもきちんと調べろと叱るのでした。母親のアヤコは、「でも、調べたらカンニングでしょう学校で習ってきた事を復習するための宿題なんだから。」と言うと、リムジンは、「カンニングはテストだろ。習ってきた事を忘れたら忘れんうちに調べとけって意味だろ。それに空白で宿題を提出したら、やってなくて全部空白でだしてもわかりませんでしたから、書かなかっただけですよみたいな詐欺みたいな言い訳するヤバい奴になるかもしれんだろ俺のガキの時に授業中に先生に当てられてめんどくさいとクラス中が今考え中ですみたいにしてクラス全員ど叱られたし。宿題なんて出されたものをきちんと提出する、って将来会社に入った時の書類の基礎だろうに。」リムジンはそうやって子どもを躾ましたが、早く帰宅した日は、晩酌ついでに子どもの宿題に口を出したり覗いたりするのが好きでした。双子のドクター聖徳大志が、赤ちゃんの頃は上の姉や兄も小学生で、「アハハハハハ」長女の桃子が、弟で長男のハヤマの宿題を覗いては大笑いしているので、リムジンが、酔っ払って「なんか、変なこと書いたのか」と、聞くと、「だってさ、法隆寺を建てた人は誰か、って、けんちくやか大工さんって書いてあるんだもん。」ブフッ日本酒党のリムジンが日本酒を吹き出したので同じく宿題をしていた次男のジダンが、さっさとふきんを持ってきてリムジンの粗相を拭きながら「きったねーな父ちゃんもー、にいちゃんもアホかあーゆー、神社やお寺って宮大工ってお寺や神社専門の人が建てるんだぜ俺、社会見学で神社行ったら習ったもん。でしょう父ちゃん、ねーちゃん。」
ジダンが自信満々得意げと言ったドヤ顔をしてリムジンと姉さんの桃子に同意を求めてきます。
はっ今までゲラゲラアハハハハハ散々笑いまくっていたリムジンと桃子は、だんだんと顔がひきつり笑えない状況になってまいりました。「そ、そういやあ、そうだった。。」と、ハヤマが消しゴムでサッサと答えを消して書き直しをしようとすると。「あ、、あの。。。それは。。」「う。、えー、と。ち、違う。。よ。というか。。」リムジンと桃子は気まずそうに顔を見合わせます。すると、それを聞いていたのか母親のアヤコが、「あんた、そんな事もわからないの。法隆寺を建てたのなんて聖徳太子に決まってるでしょうに。」ですが、ハヤマもジダンも「聖徳太子は政治家かなんかでしょ。いっくら賢くても建築技術なんかないんだろ、金だけ出しただけなんじゃないの」ジダンが文句を言えば、兄のハヤマが、「いやいや、金は出さんけど口だけ出す金はお財布の国民よろしくね!の典型的な口だけだして金は出さない政治家なんじゃない。政治家のポケットマネーで建てられるようなもんでもないだろ。だから、宮大工と国民が建てたんだろう。どうなの、父ちゃん」みたいなことを言ってきたので、もう。。。ここは。。どうせこいつら、成長したら大人の事情がわかってくるか。らと焦り開き直って、
ヤバいなウーン。お酒に酔って問い詰めにあったリムジンはもうここは、話しを明後日の方向へそらすしかないだろうこういう時は、話しを90度から180度ぐらい別方向にそらしてそっちの話題に惹きつけるしかない。
と思って、「あー、あ、いい事思いついたぞ、この双子のお前たちの弟は、上がショウトクで下がタイシだ。ちょうどいい、ショウトクとタイシ、で半分に分けよう。ね、桃子、母ちゃん。」長子の桃子が、「うん、聖徳と、太子。だね、いい名前。ね、」というので、アヤコが「えーちょっとまちなさい聖徳は確かにいい名前だわよ。聖なる徳を、で。でも、タイシの太子は、太い子どもよ、おデブよ、デブ。ヤバいでしょ可哀想イジメにあうし双子の兄の方が良かったみたいにずーっとこの赤ちゃんの弟の方に恨まれるのよ。デブ子みたいに。。男の子だけどデブ子みたいに言われたらどうしてくれるのよアタシだって太子なんて名前嫌よ。」ジダンが、「じゃあさ、タイチでよくない太一とかさ。」しかしながら、長男のハヤマが、「は長男でもないのに1の字はないわ。なんかナマイキ俺が長男だし、でも2番目の子どもだし、一番は姉ちゃんだろ。」姉の長子の桃子は、「でもさ、ショウトクタイチって赤ちゃん言葉みたいじゃん。頭おかしいタイシ、太子ってウチは家系か遺伝で痩せ型で変だしね。」アヤコが、「とにかく、デブ子さんは嫌よ。ウチは食べても子ども産んでも太らなくてもっと肉がついた方がいいかもしれないけど。」ワァワァ言い始めたので、リムジンは、
「わかった、もうタイシの漢字を変えればいいさ。大きいこころざしの大志かなんかでいいだろ。なんか、聖徳太子とかこころざしとか、これで馬鹿になったら大恥かくけど、まぁ、親なんて姫だの王子だの、脳みそに花が咲いたような名前付けたがっても変じゃないし。ハイハイ、大志で決定」
と、言うことであの時、双子の赤ちゃんだった聖徳大志は、神童からいまや東京で、脳外科医と心臓外科医になってます。いまだに、父親リムジンは、早く帰ってきたり休みの日だと、お酒をのみがてらに子どもの宿題を覗いてはチェックするのが大好きです。
福ちゃん自身も漢字の練習など、書き取りで学習長に縦列に同じ漢字をマスに練習するのに正の横の棒線を下のマスまでずらーっと縦に書いていって、次は縦線を下のマスまでずらーっと埋めていき父親のリムジンにこっぴどく叱られました。「お前ね工場のライン作業じゃねーんだぞ何やってんだ、一文字ずつ丁寧に完成してから次のマスを埋めろやり直し」リムジンに書いた字を消されてすると、「別に言わなきゃわかんないでしょ。書き順間違えてないし。俺が要領の良さを教えてやったんだよ。」と、福ちゃんの兄のひとり五つのシノブがあらわれてチラッと言うと「バカっだからお前はアホなんだ大事な事をズルすると馬鹿になる」リムジンにシノブはこっぴどく怒られました。
それはさておき。この、京都の有栖川財閥の次男に嫁いだ苺。。。
実はいまも小さな頃からカリスマ霊感占い師として活躍中です。小さな頃、親のリムジンとアヤコの目を盗んで生命の福の女神のココの協力を得て霊視鑑定をはじめていました。小さな頃、苺は毎日のように、生命の福の神ココに会いに行っていたので、
両親の
リムジンとアヤコは、将来は、ココにわざわざ目をつけられたという事は、ココみたいに苺は女医にでもなるんだろうなとホクホク顔でしたが
でも、ある日アヤコが、近所の人から「スゴイわね。やるじゃない。おたくの苺ちゃん。福の女神様のお墨付きでカリスマ霊能者として有名人や政治家の相談も受けてるんでしょう。」なんて言われて
「えー」
どういう事。。。
リムジンアヤコは寝耳に水でした福の神ココが、苺を可愛がっているのは、ココは生命の福の女神で女医だから
てっきり苺が女医の素質があり、就労児童として女医の道を歩まそうとそれでココが可愛がっているのではないかと、
それが。。。苺が、霊能者ですって
もしも苺が、親の
リムジンやアヤコに霊能者みたいなことをやってるのがばれたら全く理解されないし反対されるのは福の女神のココも承知だからココは苺の両親に内緒で苺に才能に適した霊能者みたいな仕事をさせたんだろう。
でも。。幾ら福の女神のココのお墨付きとは言えそんな。。。
やっぱりそういう霊感だの占いだの。。。どう考えても胡散臭いとしか思えなかったし、もしかして苺が、土地を売れ家を売れ全財産を寄付すれば救われるみたいなおかしな事を言い始めたらどうしようとか、893などヤバい人を顧客に持ってインチキだと家に乗り込まれたり殺されたらどうしよう。彼氏と別れなさいとか、彼女と別れなさいと言って逆恨みで刺されたらどうしよう近所の人達から苺がヤバい信仰宗教でも作ったと噂されたらどうしようなどなど
幾ら福の女神のココがプロデュースしているとはいえ。。霊視だの霊能者だの。。。なんだか得体の知れない世界観が
怖くなってきて幾ら福の女神のココのお墨付きとはいえココに直談判して
苺の霊感鑑定をやめさせようとしました。
2022年03月22日
マリッジcelebration310時の流れに願いを込めて。。。
いよいよ。。。
ごクリ
4年ぐらい前に。。アザラシの福ちゃんの子だくさん一家はひとつの大きな転機を迎えて。それまでぬくぬくと、未成年というか、成人して巣立って独立した子ども以外の福ちゃん含めた子ども達とリムジンとアヤコの両親が貸家のなかなか綺麗でゴージャスなお屋敷に住んでいて。
それが。。。リムジンとアヤコの両親の仲があやしくなり離婚か。。という修羅場の夫婦大喧嘩をする。なんだけど、一瞬の雷が暴れてさっさと切り上げて嘘のような晴天になったかの如く両親は何事もなかったかのような。。。通常の顔をして、両親は数日間過ごす。
いったいあの喧嘩は。。。と、両親の大喧嘩を隣室でドキドキハラハラしてきいていた子ども達は。。安心したのもつかの間で。。
あれは、父親のリムジンが残業、母親のアヤコは産婦人科のお手伝いで両親が少し帰るのが遅くなるので先に晩御飯を済ませていてと朝アヤコかリムジンに子ども達は言われて、
そして。。。
その日は、大切な話しがあるので全員
夜の9時にリビングに集合する事。当時は福ちゃんは5歳ぐらいで。福ちゃん以下の妹や弟をそれまでに寝室で寝かせておくようにとも言われた。
やはり。。
小さな子どもに聞かせられない話しなのかもしれない。兄や姉の結婚のお祝いや、家族旅行とかなら、もちろんチビ達も同席させるだろう。ハァ
そんなふうにして両親に言われた
あの日福ちゃんは、スクールバスで小学校に行くとスクールバスに隣り合わせになったクラスメイトから
「おはよう、なんかあったの。あまり元気ないんじゃない。あっ、誰か喧嘩したんかなぁ。福ちゃんち兄弟たくさんだから、悪い意味じゃなくて喧嘩になる事もあるよね。」なんて声をかけられて。どうも心配事が顔に出ていたらしい。あの頃は、神楽町市小学校の低学年生徒だったなぁ。通学もスクールバスだった。神楽町市の西のウエストヒルズから、都心部の福の神楽園の神楽町市小学校へ。。。
今はもう、同居している宇宙人、金星人のヴィーナスにつかまって海辺の白い家から、ワープして小学校へ行けるしそれに最近は、ヴィーナスの幼なじみの金星人のグリも福ちゃんの家にホームステイしつつ一緒に小学校へ通っている。
あの四年前までは、まさかこんな生活をしているなど。。誰が予想できたんだろう。確かに就労児童制度としてクラスメイトの美の福の神笑〜の持っている会社の一つを任される事は決まっていたんだけど。
そうだ。。。福ちゃんの兄や姉はお金持ちや稼ぎのいい人がいて。。里帰りにうちに顔を出しては、両親にそろそろ援助するからマイホームを買ったら父さんも母さんも神楽町市から引っ越さないんだろうに。と、お金を出し合うからマイホームを持てばいいのにと提案していた。でも、リムジンが、「子どもはたくさんいてもいつかみんな独立して巣立って将来的には母ちゃんと二人だし、今はもう空き家問題って深刻なんだぞ。親が勝手に家を建てて誰か住めみたいなプレッシャーや足枷になるし。維持費も大変だろうに。ゆくゆくは二人なんだから賃貸マンションでも住めるし。それに万が一は施設に行くから、」とマトモな事を言ってのけ適当にいつもマイホームの金を払うという子どもをあしらっていました。アヤコも、若いうちから旦那のリムジンと駆け落ちして南極から日本へ渡りそれまでも末っ子として蝶よ花よ姫よと甘やかされてきたのでアヤコが実家と和解して兄や姉と連絡を取ってもアヤコの兄達が、両親の援助をしているらしいと聞いていたし。アヤコ含め嫁に行った女性たちや、弟達には負担をかけないスタンスでしたし、
アヤコもリムジンも近所の幼なじみで兄妹、下の方の兄妹同士で遊ぶ事もけっこうありましたが特にアヤコの両親は、カラフルな種類別のチョコレートなど分けるときは小さい子順と言われて、アヤコから好きなのを取っていいみたいな小型犬を溺愛するような末っ子を溺愛するような末っ子教、というか末っ子狂育ちなので。
リムジンが自分の子ども達に、出来る限り迷惑をかけない、お金で済ませるみたいな事を言っていたのをきいてそれがあたりまえだと思っていました。子どもに迷惑かけないと言っても現実は、お金を稼ぐ大きな独立した子どもが実家に援助をしている状況でしたが、
アヤコはそれに感謝していても福の神から、たくさん稼ぐ人は何%か社会や他人に寄付したり還元すると独り占めしないともっとお金が入ってきてお金持ちになるしお金は循環するエネルギーであり生きたお金を循環させるともっとお金持ちになるときいていたので、自分の兄達もすすんで実家の面倒をみていたので。自分の大きな子ども達も、喜んで実家の援助をしているわけであり、感謝でいっぱいでありがたいが、こちらもあちらもウインウインだ迷惑をかけているわけではない、あちらがすすんで積極的に貢献してくれるのだからイヤイヤ金をよこせと要求したり同居を強制するヤツは悪い毒親だが、
私たちは、ある意味上の方のお金を稼ぐ子どもの一つのやりがいや生きがいでもある。自分の為にがんばるのはもちろん、お金や才能がある人達は、自分以外の為にもがんばる事でより開かれた人生となり成長する。親孝行を感謝の形に表すのを受け取らないのは罰が当たる。自分の大きな上の方の兄や姉の子ども達を見ても、実家の兄達も、
こういう人達は、家族や妹や弟に金を使わせず自分が奢りたくて奢って喜ばれるのが気持ちよくてさらに働くのだ。拒否すると悲しむのだ。可愛がったり貢献する相手が必要なのだと、末っ子で甘やかされた体質がみについていた。
かと言って、リムジンの言うように家をプレゼントはお断りしていいのだ。だいたい買った家にジジババが住めば
持ち家付きの両親なんて
住んだ奴が家を貰う代わりにジジババの面倒をみろと言われているようで嫁さんが来ない。両親の家があるので両親と住もうと言われてしまう可能性がある。それに、その真逆に、家賃がかからないとか、家だけ狙う図々しい配偶者が出てくる可能性もあり。便利な子守や家政婦を求めて相手の親と同居するやつもいるのだ。
それに
稼ぎのいい家を買う資金を出した独立したうちの子供方は、金があるからあげたものに家でも執着しないかもしれないが
両親が住むのや弟や妹が住むならまだしも、
弟や妹の配偶者が持ち家実家に住んで大きな顔をされるのは
なんだかおもしろくないだろうし。
という事で、アヤコはリムジンがマイホームを持たない事に関していまどきよくある家は空き家問題や相続揉めになるので、マイホームは持たない。
将来的に施設に入って子どもに負担をかけないというアヤコからしたら常識人の考えだと安心していたようだが、
ところがドッコイ上手いことお上手を言ってマイホームを持たないのは、
実はリムジンはゆくゆく南極に戻って年老いた両親と同居をするという恐ろしい企みだったのである。騙された精神的な暴力だ詐欺だどうしてわざわざ日本に渡り末っ子同士の私達が自分の家庭を壊してまで旦那の両親に尽くさないといけないのか
なぜ、南極に住んでいるリムジンの兄や姉が親と同居しないのかリムジンが嘱託で海外転勤に希望を出したとして
日中病院だのなんだのとアタシが足に使われるに違いない。舅は免許証を返納したらしいし姑はそもそも免許もないらしいし。
アヤコは子どもがたくさんなので運転免許は持っているものの、それほど運転は好きというわけではないし。
今はもう、就労児童の五つごが全員免許があるし、就労児童の娘も免許があるしで娘や息子がいる時は車を出して貰うほうだし。チビ達の世話でいっぱいいっぱいなのに、
リムジンちの爺婆が、幾ら頭がはっきりしてると言っても九十代半ば
そりゃあ
若い頃結婚に反対されたのは、
リムジンもアヤコも若すぎて。親や姉や兄が大学へ行かせようというのに、まだまだ遊び盛りはこれからなのにリムジンもアヤコも末っ子で散々甘やかされて結婚しても続かないだろうと。それは、アヤコも飽きっぽいしわがままなのは、自分でもわかってる事だし。リムジンの親は、落ち着いた頃に見極めてそれでもリムジンと結婚したいならしなさいという思いやりと説得の意味はじゅうぶん理解してるし
実際には、和解して日本にも何回か来てリムジンの両親は、穏やかでいい人達って事はわかってるけどさ。
だからって南極に戻り義実家で同居って話が違うじゃない話が。。ってそんな事想定外だし。どうせ、稼ぎのいい便りになる子ども達もいる事だオレに任せろみたいにお調子モンのリムジンが兄や姉に連絡を取っていたのかもしれない。
と、考えるアヤコだった。。
そんなこんな。。。だった四年ぐらい前のあの日の夜9時
朝から、今夜
大事な話しがあるからと、
リビングに集合と、福ちゃん兄妹が福ちゃん含め以上歳上兄や姉とともに集められた。もちろん、隣のイチジク兄さんの分譲マンションに暮らす五つごのシノブも翼も巧も来ていて。
両親が来るまでは離婚の記者会見だろうか。ザワザワざわめく。
すると。。。両親がそろって現れて「おう、ただいま。あれ、なんか元気なくないか」リムジンがのんきなテイで言う
えっ。。離婚宣言なんだろうに、なんでリムジンはヘラヘラしてるんだアヤコも続いて平然とした顔をして。
リムジンは子どもたちの前のアヤコと隣り合う椅子に座ると集まった子どもたちに嬉しそうに。
「あのな、母ちゃんとよくよく考えたんだけどな。あと3ヶ月ぐらいしたら、仕事が決まってる福以下のチビ達と一緒に5年間の期限で母ちゃんと俺の故郷の南極へ戻ろうと思うんだ。みんな知っての通りもううちのオヤジやおふくろは九十歳半ばだし。日本ももちろんいいし、そりゃこっちの日本の方が好きだけど。福以上は、仕事を持った学生か、クルミやミルクももう高校生だし。」
えーその場にいた子どもたち一同が叫びます。「ちょっとまって、住む場所は」五つごの筆頭のしゅうひが訪ねます。
「この借家をそのまま家賃は責任持って支払うから。」リムジンが言います。「あら、なんか。。どうしたの、なんか、不満でも。。」とリムジンに隣り合うアヤコが子どもたちに言うと。料理オンチのヒメノがびっくりした顔をして。
「ママが。。なんでママが。。あの、絶対旦那の親と別居に決まってるでしょ、そんなの当たり前の結婚条件でしょ、のママが。。」福ちゃんも、「そうだよ。こないだ隣の大広間で。。母ちゃんめっちゃ怒ってたやん。離婚だなんだ。。。って。そりゃ、急にそんな生活環境変えろって言ったら、離婚だとかそういう問題になってもおかしくないけどさ。」「えーあれ、聴こえてたんだ。」アヤコがのんきに言うが、そんなのあんな怒鳴り声隣のリビングに筒抜けに決まってるだろうに。
「5年間って。。。五年期限つきいったいどうして。オカンは僕たちには老後はきちんと自分達でなんとかするから。ただ、結婚するときは相手の親も最初から子どもや子どもの配偶者を狙っておんぶにだっこの無心を求めすぎてきたり、配偶者も親ばなれできない自分の独立した家庭を犠牲にするようなエネミーな人は気をつけなさいって言ってたじゃん。」いつつごの4番目の遼聖が言います。アヤコは、「そりゃ、そうは言ったわよ。子どもや子どもの旦那や嫁さんをATMか、介護要員か、家政婦にしか思ってない親はろくでもないし。でも、北海道の姉さん達だって旦那さんの両親と同居してるでしょ。別に本人が納得して同居してるんならいいんじゃないの。」
ミルクが、「信じられない。お母ちゃんが。。。幾らいい人でも旦那の親と同居なんてねーまぁ、私には関係ないけどさ、って近所の人の相談話みたいな事言ってたのにね。」双子の姉さんの方のクルミが、「そうよね。でも、2回ぐらいお父ちゃんの方の爺ちゃんばあちゃんが日本に来た時に会ったけど、
かなりいい人よね。まぁ、同居したらまた別の問題かもしれないけど。」
「だろ爺ちゃんもばあちゃんも。優しいし、いいだろ。」リムジンがニンマリすると、アヤコが呆れた顔で。。調子いいわね。なんて、たしなめた時だった。。。
あっ。。。
コンコン、リビングのドアがノックされたかと思えば。。。
「入るわよー」なんて懐かしい声が聞こえてドアが開く。
「い。。。苺、苺お姉ちゃん。。」入ってきたのは、福ちゃんの姉で兄弟の15番目だからという理由で、苺と名付けられた京都に住む苺姉さんでした。
ごクリ
4年ぐらい前に。。アザラシの福ちゃんの子だくさん一家はひとつの大きな転機を迎えて。それまでぬくぬくと、未成年というか、成人して巣立って独立した子ども以外の福ちゃん含めた子ども達とリムジンとアヤコの両親が貸家のなかなか綺麗でゴージャスなお屋敷に住んでいて。
それが。。。リムジンとアヤコの両親の仲があやしくなり離婚か。。という修羅場の夫婦大喧嘩をする。なんだけど、一瞬の雷が暴れてさっさと切り上げて嘘のような晴天になったかの如く両親は何事もなかったかのような。。。通常の顔をして、両親は数日間過ごす。
いったいあの喧嘩は。。。と、両親の大喧嘩を隣室でドキドキハラハラしてきいていた子ども達は。。安心したのもつかの間で。。
あれは、父親のリムジンが残業、母親のアヤコは産婦人科のお手伝いで両親が少し帰るのが遅くなるので先に晩御飯を済ませていてと朝アヤコかリムジンに子ども達は言われて、
そして。。。
その日は、大切な話しがあるので全員
夜の9時にリビングに集合する事。当時は福ちゃんは5歳ぐらいで。福ちゃん以下の妹や弟をそれまでに寝室で寝かせておくようにとも言われた。
やはり。。
小さな子どもに聞かせられない話しなのかもしれない。兄や姉の結婚のお祝いや、家族旅行とかなら、もちろんチビ達も同席させるだろう。ハァ
そんなふうにして両親に言われた
あの日福ちゃんは、スクールバスで小学校に行くとスクールバスに隣り合わせになったクラスメイトから
「おはよう、なんかあったの。あまり元気ないんじゃない。あっ、誰か喧嘩したんかなぁ。福ちゃんち兄弟たくさんだから、悪い意味じゃなくて喧嘩になる事もあるよね。」なんて声をかけられて。どうも心配事が顔に出ていたらしい。あの頃は、神楽町市小学校の低学年生徒だったなぁ。通学もスクールバスだった。神楽町市の西のウエストヒルズから、都心部の福の神楽園の神楽町市小学校へ。。。
今はもう、同居している宇宙人、金星人のヴィーナスにつかまって海辺の白い家から、ワープして小学校へ行けるしそれに最近は、ヴィーナスの幼なじみの金星人のグリも福ちゃんの家にホームステイしつつ一緒に小学校へ通っている。
あの四年前までは、まさかこんな生活をしているなど。。誰が予想できたんだろう。確かに就労児童制度としてクラスメイトの美の福の神笑〜の持っている会社の一つを任される事は決まっていたんだけど。
そうだ。。。福ちゃんの兄や姉はお金持ちや稼ぎのいい人がいて。。里帰りにうちに顔を出しては、両親にそろそろ援助するからマイホームを買ったら父さんも母さんも神楽町市から引っ越さないんだろうに。と、お金を出し合うからマイホームを持てばいいのにと提案していた。でも、リムジンが、「子どもはたくさんいてもいつかみんな独立して巣立って将来的には母ちゃんと二人だし、今はもう空き家問題って深刻なんだぞ。親が勝手に家を建てて誰か住めみたいなプレッシャーや足枷になるし。維持費も大変だろうに。ゆくゆくは二人なんだから賃貸マンションでも住めるし。それに万が一は施設に行くから、」とマトモな事を言ってのけ適当にいつもマイホームの金を払うという子どもをあしらっていました。アヤコも、若いうちから旦那のリムジンと駆け落ちして南極から日本へ渡りそれまでも末っ子として蝶よ花よ姫よと甘やかされてきたのでアヤコが実家と和解して兄や姉と連絡を取ってもアヤコの兄達が、両親の援助をしているらしいと聞いていたし。アヤコ含め嫁に行った女性たちや、弟達には負担をかけないスタンスでしたし、
アヤコもリムジンも近所の幼なじみで兄妹、下の方の兄妹同士で遊ぶ事もけっこうありましたが特にアヤコの両親は、カラフルな種類別のチョコレートなど分けるときは小さい子順と言われて、アヤコから好きなのを取っていいみたいな小型犬を溺愛するような末っ子を溺愛するような末っ子教、というか末っ子狂育ちなので。
リムジンが自分の子ども達に、出来る限り迷惑をかけない、お金で済ませるみたいな事を言っていたのをきいてそれがあたりまえだと思っていました。子どもに迷惑かけないと言っても現実は、お金を稼ぐ大きな独立した子どもが実家に援助をしている状況でしたが、
アヤコはそれに感謝していても福の神から、たくさん稼ぐ人は何%か社会や他人に寄付したり還元すると独り占めしないともっとお金が入ってきてお金持ちになるしお金は循環するエネルギーであり生きたお金を循環させるともっとお金持ちになるときいていたので、自分の兄達もすすんで実家の面倒をみていたので。自分の大きな子ども達も、喜んで実家の援助をしているわけであり、感謝でいっぱいでありがたいが、こちらもあちらもウインウインだ迷惑をかけているわけではない、あちらがすすんで積極的に貢献してくれるのだからイヤイヤ金をよこせと要求したり同居を強制するヤツは悪い毒親だが、
私たちは、ある意味上の方のお金を稼ぐ子どもの一つのやりがいや生きがいでもある。自分の為にがんばるのはもちろん、お金や才能がある人達は、自分以外の為にもがんばる事でより開かれた人生となり成長する。親孝行を感謝の形に表すのを受け取らないのは罰が当たる。自分の大きな上の方の兄や姉の子ども達を見ても、実家の兄達も、
こういう人達は、家族や妹や弟に金を使わせず自分が奢りたくて奢って喜ばれるのが気持ちよくてさらに働くのだ。拒否すると悲しむのだ。可愛がったり貢献する相手が必要なのだと、末っ子で甘やかされた体質がみについていた。
かと言って、リムジンの言うように家をプレゼントはお断りしていいのだ。だいたい買った家にジジババが住めば
持ち家付きの両親なんて
住んだ奴が家を貰う代わりにジジババの面倒をみろと言われているようで嫁さんが来ない。両親の家があるので両親と住もうと言われてしまう可能性がある。それに、その真逆に、家賃がかからないとか、家だけ狙う図々しい配偶者が出てくる可能性もあり。便利な子守や家政婦を求めて相手の親と同居するやつもいるのだ。
それに
稼ぎのいい家を買う資金を出した独立したうちの子供方は、金があるからあげたものに家でも執着しないかもしれないが
両親が住むのや弟や妹が住むならまだしも、
弟や妹の配偶者が持ち家実家に住んで大きな顔をされるのは
なんだかおもしろくないだろうし。
という事で、アヤコはリムジンがマイホームを持たない事に関していまどきよくある家は空き家問題や相続揉めになるので、マイホームは持たない。
将来的に施設に入って子どもに負担をかけないというアヤコからしたら常識人の考えだと安心していたようだが、
ところがドッコイ上手いことお上手を言ってマイホームを持たないのは、
実はリムジンはゆくゆく南極に戻って年老いた両親と同居をするという恐ろしい企みだったのである。騙された精神的な暴力だ詐欺だどうしてわざわざ日本に渡り末っ子同士の私達が自分の家庭を壊してまで旦那の両親に尽くさないといけないのか
なぜ、南極に住んでいるリムジンの兄や姉が親と同居しないのかリムジンが嘱託で海外転勤に希望を出したとして
日中病院だのなんだのとアタシが足に使われるに違いない。舅は免許証を返納したらしいし姑はそもそも免許もないらしいし。
アヤコは子どもがたくさんなので運転免許は持っているものの、それほど運転は好きというわけではないし。
今はもう、就労児童の五つごが全員免許があるし、就労児童の娘も免許があるしで娘や息子がいる時は車を出して貰うほうだし。チビ達の世話でいっぱいいっぱいなのに、
リムジンちの爺婆が、幾ら頭がはっきりしてると言っても九十代半ば
そりゃあ
若い頃結婚に反対されたのは、
リムジンもアヤコも若すぎて。親や姉や兄が大学へ行かせようというのに、まだまだ遊び盛りはこれからなのにリムジンもアヤコも末っ子で散々甘やかされて結婚しても続かないだろうと。それは、アヤコも飽きっぽいしわがままなのは、自分でもわかってる事だし。リムジンの親は、落ち着いた頃に見極めてそれでもリムジンと結婚したいならしなさいという思いやりと説得の意味はじゅうぶん理解してるし
実際には、和解して日本にも何回か来てリムジンの両親は、穏やかでいい人達って事はわかってるけどさ。
だからって南極に戻り義実家で同居って話が違うじゃない話が。。ってそんな事想定外だし。どうせ、稼ぎのいい便りになる子ども達もいる事だオレに任せろみたいにお調子モンのリムジンが兄や姉に連絡を取っていたのかもしれない。
と、考えるアヤコだった。。
そんなこんな。。。だった四年ぐらい前のあの日の夜9時
朝から、今夜
大事な話しがあるからと、
リビングに集合と、福ちゃん兄妹が福ちゃん含め以上歳上兄や姉とともに集められた。もちろん、隣のイチジク兄さんの分譲マンションに暮らす五つごのシノブも翼も巧も来ていて。
両親が来るまでは離婚の記者会見だろうか。ザワザワざわめく。
すると。。。両親がそろって現れて「おう、ただいま。あれ、なんか元気なくないか」リムジンがのんきなテイで言う
えっ。。離婚宣言なんだろうに、なんでリムジンはヘラヘラしてるんだアヤコも続いて平然とした顔をして。
リムジンは子どもたちの前のアヤコと隣り合う椅子に座ると集まった子どもたちに嬉しそうに。
「あのな、母ちゃんとよくよく考えたんだけどな。あと3ヶ月ぐらいしたら、仕事が決まってる福以下のチビ達と一緒に5年間の期限で母ちゃんと俺の故郷の南極へ戻ろうと思うんだ。みんな知っての通りもううちのオヤジやおふくろは九十歳半ばだし。日本ももちろんいいし、そりゃこっちの日本の方が好きだけど。福以上は、仕事を持った学生か、クルミやミルクももう高校生だし。」
えーその場にいた子どもたち一同が叫びます。「ちょっとまって、住む場所は」五つごの筆頭のしゅうひが訪ねます。
「この借家をそのまま家賃は責任持って支払うから。」リムジンが言います。「あら、なんか。。どうしたの、なんか、不満でも。。」とリムジンに隣り合うアヤコが子どもたちに言うと。料理オンチのヒメノがびっくりした顔をして。
「ママが。。なんでママが。。あの、絶対旦那の親と別居に決まってるでしょ、そんなの当たり前の結婚条件でしょ、のママが。。」福ちゃんも、「そうだよ。こないだ隣の大広間で。。母ちゃんめっちゃ怒ってたやん。離婚だなんだ。。。って。そりゃ、急にそんな生活環境変えろって言ったら、離婚だとかそういう問題になってもおかしくないけどさ。」「えーあれ、聴こえてたんだ。」アヤコがのんきに言うが、そんなのあんな怒鳴り声隣のリビングに筒抜けに決まってるだろうに。
「5年間って。。。五年期限つきいったいどうして。オカンは僕たちには老後はきちんと自分達でなんとかするから。ただ、結婚するときは相手の親も最初から子どもや子どもの配偶者を狙っておんぶにだっこの無心を求めすぎてきたり、配偶者も親ばなれできない自分の独立した家庭を犠牲にするようなエネミーな人は気をつけなさいって言ってたじゃん。」いつつごの4番目の遼聖が言います。アヤコは、「そりゃ、そうは言ったわよ。子どもや子どもの旦那や嫁さんをATMか、介護要員か、家政婦にしか思ってない親はろくでもないし。でも、北海道の姉さん達だって旦那さんの両親と同居してるでしょ。別に本人が納得して同居してるんならいいんじゃないの。」
ミルクが、「信じられない。お母ちゃんが。。。幾らいい人でも旦那の親と同居なんてねーまぁ、私には関係ないけどさ、って近所の人の相談話みたいな事言ってたのにね。」双子の姉さんの方のクルミが、「そうよね。でも、2回ぐらいお父ちゃんの方の爺ちゃんばあちゃんが日本に来た時に会ったけど、
かなりいい人よね。まぁ、同居したらまた別の問題かもしれないけど。」
「だろ爺ちゃんもばあちゃんも。優しいし、いいだろ。」リムジンがニンマリすると、アヤコが呆れた顔で。。調子いいわね。なんて、たしなめた時だった。。。
あっ。。。
コンコン、リビングのドアがノックされたかと思えば。。。
「入るわよー」なんて懐かしい声が聞こえてドアが開く。
「い。。。苺、苺お姉ちゃん。。」入ってきたのは、福ちゃんの姉で兄弟の15番目だからという理由で、苺と名付けられた京都に住む苺姉さんでした。
2022年03月10日
マリッジcelebration309失った時間を取り戻すかの様に。。。
あの頃は。。。四年前ぐらいはアザラシの福ちゃんも、確かに同級生笑〜の元で仕事が決まる運びとなり、そのままアンノンと両親や弟や妹とともに暮らしながらに今の仕事してるかとは思ってたんだけどな。世の中は何があってもおかしくないし、今現代ならなおさら予想外の事が起きるし明日はまた今日の延長だとも限らない。父親のリムジンも今はもう65歳で、はっきり言ってお父さんというよりはお爺さんって年齢ではある。母親のアヤコも63歳。
同級生で若いパパママ、って子もいるし、今同居していヴィーナスも、母親が16歳の時に産まれてまだハタチの母親だし。
とは言え、アヤコも16、7で一番上の長女を産んで子だくさんなので仕方ないし、子だくさんなのだから、親が爺婆みたいな年齢だの兄妹が多いだの文句は言えない。文句を言うと自分は産まれてはいけない存在だと自分を否定する事になるし。弟や妹の存在すら否定する事になるからね。兄妹が多いのを文句を言うものなら、お前は産まれてこなかった方がいいって言うのか生命をなんだと思ってるんだお前が生命を粗末に考えているのはお前の問題としても、弟や妹の生命をなんだと思ってるのかとか、賢い奴はそういう事を言わないだろとか、リムジンもアヤコもそう言う話に持っていくもちろん、福ちゃんはそんな事は言わないし。両親が馬鹿ップルじゃなければ産まれてこなかっただろう。リムジンも結婚してくれ、嫁さんになってくれと言えなくてアヤコも早く結婚したいと恥ずかしいから言えないから子どもを作ったって。これには。。子どもが殺虫剤をかけられたゴキブリのように暫く転げまわり大爆笑小さな子どもはキョトンとしてたんだけど。言えない恥ずかしいって。。だから子どもを作るって。俺の嫁さんになってくれって言うのとどっちが恥ずかしいんだ
ぷっはーどっちが大胆なんだよー。
両親が
爺婆の年齢層ももうとっくに同級生や周りには子だくさん大家族だてはメンが割れすぎてるし。今さら隠す事あるまい。福ちゃんも授業参観などなど学校行事に兄や姉から「三十代ぐらいの姉ちゃんの誰かに母ちゃんのふりして授業参観に来てもらえば」と、言われた事もあるけれど、三十代の姉ちゃんなんて嫁に行ったか、独身でも自分の会社やったり遠方だしすんなり喜んで応じてくれそうな40過ぎた独身の銀座のクラブのママの恭子姉さんなんかにそんな事頼んだら神楽町市にすっ飛んで来そうだけど小学校に来られたらあの人どこの夜の店の派手なお姉ちゃんだって場違いなだけだし。
周りも子だくさんなんてわかってるし
アヤコでいいんだ。。。子どもを産むと肝っ玉カアちゃんみたいにデカくなってしまう人もいるけど、アヤコは体質なのか小さくて子どもっぽい。犬とアザラシはよく似てるけど、なんだかチワワみたいだし。だから、年齢より若く見えるし、それに
むしろ、ドクターや弁護士や国際線のパイロットや、海外に住んだり会社をいくつも持ってる実業家が子どもにいるので。いったいどうしたら子どもがそんなふうに育つのとか、アヤコ自身も出産に関しては先生、先生と呼ばれてチヤホヤされていて。
なんでも、生命の福の神、今はもう笑〜の母親の心なんだけど前任の生命の福の神が、リムジンとアヤコをこれはもう、親に大反対されても結婚するべきご縁だし。世紀の組み合わせ。産まれてきた子達が、実にバラエティーに富んだ才能を持ち合わせて社会に活躍する良い子が産まれるので若いうちに駆け落ちできちゃった婚をして大正解だそうで。なんだけど、今はもうできちゃった婚というのは授かり婚と言われる時代だし、リムジンやアヤコにできちゃった婚というと、子どもができたから仕方なく結婚したような言い方はやめろ授かり婚と言えと叱られる
福ちゃんの同級生で雇い主
美と魅力の福の神笑〜の母親の心、(ココ)は生命の福の神なんだけど、前任の生命の福の神から福ちゃんの両親を紹介されて福ちゃんも笑〜の同級生という事もあり、出産の鑑であるアヤコに心酔しているところがあるし今はもうココさんは海外を飛び回り生命の福の神として女医をしているけど年代や年齢層が違ってもアヤコとは仲がいい。笑〜も七人姉弟なんだけど一番上の嫁に行った宇宙の福の神の姉さんとは年齢が離れていてココは四十代なんだけど。アヤコとココはたまにSkypeをしているらしい。
あの時は福ちゃんはじめリビングで隣の大広間の修羅場の夫婦喧嘩をコソッと聞き耳立てていた子どもたちは、コソコソ兄妹会議をはじめていました。
まるで浮気や不倫現場を抑えるかの如く隣の部屋に突入しようか離婚を止めるため乱闘騒ぎになるだろうけど。でも、そうなりゃ、オトンのリムジン一人が一方的に糾弾されるわけだけど。福ちゃん達は兄妹が多いので、基本的に、収拾がつかない乱闘騒ぎになるので外野は喧嘩には参戦するな両親がまるく納めるとあらかじめ言われていて。 よけいな調停員や喧嘩の火消しや仲介の水のはずが、燃えやすい素材やガソリンとなり、参戦になり
ドサクサにまぎれて火に油を注ぎ火種が広がって家庭崩壊に繋がるかもしれない大火事になるからだ以前、リビングでリムジンとアヤコが些細なことで喧嘩をはじめてアヤコがリムジンとその場にいた何人かの子どもの地雷を踏んで大揉めにもめた事があって。と、言うのはアヤコがリムジンについ、カッとなって「ホラホラ、だからアンタはB型だって言うのよ。」とつい言ってしまいリムジンが、「ば、バカお、オメーB型上等じゃねーかよというか、オメーうちは子どもも半分ぐらいはオメーと一緒のO型だけど、半分はB型だろうにそれにアヤコの親なんかB型同士だろ、俺んちはオヤジB型でおふくろO型だしお前だって似たようなモンじゃねーかその前に、B型上等だどこが悪いんだ、な、シノブ、巧、」
その時、リビングにB型の5つごのシノブと巧もいて。巧は、「そうだよ。ムカつくなー、B型のどこが悪いんだ上等じゃねーか。O型の俺らO型ドヤってとこがムカつくわ。」というので、その場にいたO型組のくるみとミルク、福ちゃんもムッとして、ミルクが、「だけどさ実際には、O型以外の人でけっこう自分は、O型に近いA型とかO型に近いB型とか、O型でありたいわたし、みたいな人いるじゃん。って事は、O型って人気あるんじゃないの。」B型のシノブが、「アホかまったくの勘違いだね、そういう奴は一部だ。自分で言う事じゃないし。B型が明るくて華があって芸能人にも多いし、人気ならB型だろ。それにB型とO型がいたらO型はB型の尻に敷かれるし。」「いやいや。。。全然。。。母ちゃんが父ちゃんの尻に敷かれるなんてないよ。。。別に父ちゃんは母ちゃんの尻に敷かれてないけどどちらかというと母ちゃんの方が気が強いしな。。。」騒ぎをききつけたのか、五つごのひとり綾聖もリビングに入ってきた。五つごの男の子達はみんなB型で。で、さらにあれやこれやの血液型で喧嘩になり暫くB型とO型真っ二つに家庭が分かれて冷戦混じえて暫くB型とO型が口をきかないとか、大変だった事があった。。。まぁ、子どもの喧嘩みたいにいつのまにかなんにもなかったかのようにいつのまにか自然に家族は元に戻ったんだけど。
それから。。。無闇に喧嘩の口出しはしないようにきつく両親から言われている
ましてや、大人同士の夫婦喧嘩なんか子どもが口を挟むなと言われている。だからか、シノブが家族の喧嘩は外野は見ものとして見学料の寄付を募りあくまでショーとして勉強になるかもと観察するのだ。
ところが、あの日。
「あっ。。。カレーの匂いがしてきた。お。そうか、今日は姫子がメシの当番じゃねーか、ちょい、そろそろ晩飯の時間じゃん。そろそろリビングに戻らないと、子ども達に揉め事がバレるとめんどくせいったん、停止で、これぐらいで止めないと」リムジンの声がする。「まぁ、そうね、コンティニュー、続く、続きはまた早々によ、」
日曜日なのでリムジンが夕方家にいて、だいたい夜ご飯が、18時半前後になる、今日はリムジンの大好きなカレーの香りが漂ってしかも、料理関係の仕事をしている姫子が現場監督で。
コンティニューって、ゲームじゃあるまいし。子どもにバレる、って、あんな怒鳴り合い小さな子どもは、子ども部屋にまとめられているけど、ある程度の年齢の子どもは、隣のリビングには何人かは両親もわかっていてリビングから出て隣の大広間で喧嘩して、あれだけヒートアップすれば筒抜け必須なのに。。。
それが、どうした事か、あれだけ夫婦の屋台骨が揺らぐ夫婦喧嘩をしておきながらにリムジンもアヤコも平然と何事もなかったかのように。。。
「お腹すいた」
「カレーだろ、いい匂いがする、はよ、子ども部屋からチビ達を呼んでこないと。」とリムジンがのんきにかまえる。。
あの喧嘩らしい怒鳴り合いは夢の中だったのか。。芝居の練習でもしてたかのように。なにごともなく。。子ども達は、まるで狐に騙されたように、アゼンとしたけど。
だけど、それも家族の平和のために、両親が気遣って子ども達の前では平生を装っているのかもしれない。ここは、なにごともなかったかのような家族の団欒を。。。
そう、親がなんともないスタンスで平静を装うのでツッコミたい気持ちをぎゅうぎゅうに抑えて。。子どももそれに合わせて。。
それでも。。いつものように日曜日のディナータイムが過ぎて。。。なにごともなかったかのように、数日が過ぎて。。。
福ちゃんはじめ、その他兄弟もみんな、もうあの修羅場は夢の中というか一瞬の父親リムジンの気の迷いだったのかもしれないなと思えてきた頃に。。。
忘れた頃にやってきた。。。
大事な話があるので、夜の9時にリビングで集合。福ちゃんちの子ども達は、学校に行く前に両親からそう言われ。。
あまりにも突然で。。。
ま、まさか、、、
まさか。。両親が、、離婚
同級生で若いパパママ、って子もいるし、今同居していヴィーナスも、母親が16歳の時に産まれてまだハタチの母親だし。
とは言え、アヤコも16、7で一番上の長女を産んで子だくさんなので仕方ないし、子だくさんなのだから、親が爺婆みたいな年齢だの兄妹が多いだの文句は言えない。文句を言うと自分は産まれてはいけない存在だと自分を否定する事になるし。弟や妹の存在すら否定する事になるからね。兄妹が多いのを文句を言うものなら、お前は産まれてこなかった方がいいって言うのか生命をなんだと思ってるんだお前が生命を粗末に考えているのはお前の問題としても、弟や妹の生命をなんだと思ってるのかとか、賢い奴はそういう事を言わないだろとか、リムジンもアヤコもそう言う話に持っていくもちろん、福ちゃんはそんな事は言わないし。両親が馬鹿ップルじゃなければ産まれてこなかっただろう。リムジンも結婚してくれ、嫁さんになってくれと言えなくてアヤコも早く結婚したいと恥ずかしいから言えないから子どもを作ったって。これには。。子どもが殺虫剤をかけられたゴキブリのように暫く転げまわり大爆笑小さな子どもはキョトンとしてたんだけど。言えない恥ずかしいって。。だから子どもを作るって。俺の嫁さんになってくれって言うのとどっちが恥ずかしいんだ
ぷっはーどっちが大胆なんだよー。
両親が
爺婆の年齢層ももうとっくに同級生や周りには子だくさん大家族だてはメンが割れすぎてるし。今さら隠す事あるまい。福ちゃんも授業参観などなど学校行事に兄や姉から「三十代ぐらいの姉ちゃんの誰かに母ちゃんのふりして授業参観に来てもらえば」と、言われた事もあるけれど、三十代の姉ちゃんなんて嫁に行ったか、独身でも自分の会社やったり遠方だしすんなり喜んで応じてくれそうな40過ぎた独身の銀座のクラブのママの恭子姉さんなんかにそんな事頼んだら神楽町市にすっ飛んで来そうだけど小学校に来られたらあの人どこの夜の店の派手なお姉ちゃんだって場違いなだけだし。
周りも子だくさんなんてわかってるし
アヤコでいいんだ。。。子どもを産むと肝っ玉カアちゃんみたいにデカくなってしまう人もいるけど、アヤコは体質なのか小さくて子どもっぽい。犬とアザラシはよく似てるけど、なんだかチワワみたいだし。だから、年齢より若く見えるし、それに
むしろ、ドクターや弁護士や国際線のパイロットや、海外に住んだり会社をいくつも持ってる実業家が子どもにいるので。いったいどうしたら子どもがそんなふうに育つのとか、アヤコ自身も出産に関しては先生、先生と呼ばれてチヤホヤされていて。
なんでも、生命の福の神、今はもう笑〜の母親の心なんだけど前任の生命の福の神が、リムジンとアヤコをこれはもう、親に大反対されても結婚するべきご縁だし。世紀の組み合わせ。産まれてきた子達が、実にバラエティーに富んだ才能を持ち合わせて社会に活躍する良い子が産まれるので若いうちに駆け落ちできちゃった婚をして大正解だそうで。なんだけど、今はもうできちゃった婚というのは授かり婚と言われる時代だし、リムジンやアヤコにできちゃった婚というと、子どもができたから仕方なく結婚したような言い方はやめろ授かり婚と言えと叱られる
福ちゃんの同級生で雇い主
美と魅力の福の神笑〜の母親の心、(ココ)は生命の福の神なんだけど、前任の生命の福の神から福ちゃんの両親を紹介されて福ちゃんも笑〜の同級生という事もあり、出産の鑑であるアヤコに心酔しているところがあるし今はもうココさんは海外を飛び回り生命の福の神として女医をしているけど年代や年齢層が違ってもアヤコとは仲がいい。笑〜も七人姉弟なんだけど一番上の嫁に行った宇宙の福の神の姉さんとは年齢が離れていてココは四十代なんだけど。アヤコとココはたまにSkypeをしているらしい。
あの時は福ちゃんはじめリビングで隣の大広間の修羅場の夫婦喧嘩をコソッと聞き耳立てていた子どもたちは、コソコソ兄妹会議をはじめていました。
まるで浮気や不倫現場を抑えるかの如く隣の部屋に突入しようか離婚を止めるため乱闘騒ぎになるだろうけど。でも、そうなりゃ、オトンのリムジン一人が一方的に糾弾されるわけだけど。福ちゃん達は兄妹が多いので、基本的に、収拾がつかない乱闘騒ぎになるので外野は喧嘩には参戦するな両親がまるく納めるとあらかじめ言われていて。 よけいな調停員や喧嘩の火消しや仲介の水のはずが、燃えやすい素材やガソリンとなり、参戦になり
ドサクサにまぎれて火に油を注ぎ火種が広がって家庭崩壊に繋がるかもしれない大火事になるからだ以前、リビングでリムジンとアヤコが些細なことで喧嘩をはじめてアヤコがリムジンとその場にいた何人かの子どもの地雷を踏んで大揉めにもめた事があって。と、言うのはアヤコがリムジンについ、カッとなって「ホラホラ、だからアンタはB型だって言うのよ。」とつい言ってしまいリムジンが、「ば、バカお、オメーB型上等じゃねーかよというか、オメーうちは子どもも半分ぐらいはオメーと一緒のO型だけど、半分はB型だろうにそれにアヤコの親なんかB型同士だろ、俺んちはオヤジB型でおふくろO型だしお前だって似たようなモンじゃねーかその前に、B型上等だどこが悪いんだ、な、シノブ、巧、」
その時、リビングにB型の5つごのシノブと巧もいて。巧は、「そうだよ。ムカつくなー、B型のどこが悪いんだ上等じゃねーか。O型の俺らO型ドヤってとこがムカつくわ。」というので、その場にいたO型組のくるみとミルク、福ちゃんもムッとして、ミルクが、「だけどさ実際には、O型以外の人でけっこう自分は、O型に近いA型とかO型に近いB型とか、O型でありたいわたし、みたいな人いるじゃん。って事は、O型って人気あるんじゃないの。」B型のシノブが、「アホかまったくの勘違いだね、そういう奴は一部だ。自分で言う事じゃないし。B型が明るくて華があって芸能人にも多いし、人気ならB型だろ。それにB型とO型がいたらO型はB型の尻に敷かれるし。」「いやいや。。。全然。。。母ちゃんが父ちゃんの尻に敷かれるなんてないよ。。。別に父ちゃんは母ちゃんの尻に敷かれてないけどどちらかというと母ちゃんの方が気が強いしな。。。」騒ぎをききつけたのか、五つごのひとり綾聖もリビングに入ってきた。五つごの男の子達はみんなB型で。で、さらにあれやこれやの血液型で喧嘩になり暫くB型とO型真っ二つに家庭が分かれて冷戦混じえて暫くB型とO型が口をきかないとか、大変だった事があった。。。まぁ、子どもの喧嘩みたいにいつのまにかなんにもなかったかのようにいつのまにか自然に家族は元に戻ったんだけど。
それから。。。無闇に喧嘩の口出しはしないようにきつく両親から言われている
ましてや、大人同士の夫婦喧嘩なんか子どもが口を挟むなと言われている。だからか、シノブが家族の喧嘩は外野は見ものとして見学料の寄付を募りあくまでショーとして勉強になるかもと観察するのだ。
ところが、あの日。
「あっ。。。カレーの匂いがしてきた。お。そうか、今日は姫子がメシの当番じゃねーか、ちょい、そろそろ晩飯の時間じゃん。そろそろリビングに戻らないと、子ども達に揉め事がバレるとめんどくせいったん、停止で、これぐらいで止めないと」リムジンの声がする。「まぁ、そうね、コンティニュー、続く、続きはまた早々によ、」
日曜日なのでリムジンが夕方家にいて、だいたい夜ご飯が、18時半前後になる、今日はリムジンの大好きなカレーの香りが漂ってしかも、料理関係の仕事をしている姫子が現場監督で。
コンティニューって、ゲームじゃあるまいし。子どもにバレる、って、あんな怒鳴り合い小さな子どもは、子ども部屋にまとめられているけど、ある程度の年齢の子どもは、隣のリビングには何人かは両親もわかっていてリビングから出て隣の大広間で喧嘩して、あれだけヒートアップすれば筒抜け必須なのに。。。
それが、どうした事か、あれだけ夫婦の屋台骨が揺らぐ夫婦喧嘩をしておきながらにリムジンもアヤコも平然と何事もなかったかのように。。。
「お腹すいた」
「カレーだろ、いい匂いがする、はよ、子ども部屋からチビ達を呼んでこないと。」とリムジンがのんきにかまえる。。
あの喧嘩らしい怒鳴り合いは夢の中だったのか。。芝居の練習でもしてたかのように。なにごともなく。。子ども達は、まるで狐に騙されたように、アゼンとしたけど。
だけど、それも家族の平和のために、両親が気遣って子ども達の前では平生を装っているのかもしれない。ここは、なにごともなかったかのような家族の団欒を。。。
そう、親がなんともないスタンスで平静を装うのでツッコミたい気持ちをぎゅうぎゅうに抑えて。。子どももそれに合わせて。。
それでも。。いつものように日曜日のディナータイムが過ぎて。。。なにごともなかったかのように、数日が過ぎて。。。
福ちゃんはじめ、その他兄弟もみんな、もうあの修羅場は夢の中というか一瞬の父親リムジンの気の迷いだったのかもしれないなと思えてきた頃に。。。
忘れた頃にやってきた。。。
大事な話があるので、夜の9時にリビングで集合。福ちゃんちの子ども達は、学校に行く前に両親からそう言われ。。
あまりにも突然で。。。
ま、まさか、、、
まさか。。両親が、、離婚
2022年02月28日
マリッジcelebration308夫婦はともに墓場まで。。。
「あっ。。。」姫子は、シノブがシーっと、言いながらも黙って差し出しているあの貯金箱に気づく
4年ぐらい前のあの日。。。アザラシの福ちゃんの大家族一家でひともんちゃくの修羅場があり。
子ども達が集まるリビングの隣の
大広間からは、母親アヤコの怒涛の怒りがシノブが金額の出る貯金箱を抱えている、という事で。また。。。派手目な喧嘩。。クルミも姫子もシノブの持っている見学料用の貯金箱に小銭を入れてするとしゅうひが、「さっき、離婚。。って。。」今までのというか、いつもの喧嘩じゃないぞと、気づいて、500円を入れるこの寄付金は、派手な喧嘩や、兄妹喧嘩もだけど、リムジン、アヤコの父母の夫婦喧嘩の見学料みたいにして。そのお金で、両親の誕生日や結婚記念日、父の日母の日などなど、そういうお金になるんで、両親に感謝と仲良くしてほしいとの子ども達からの真心もこもっています。「まいど、さすが、しゅうひ。500円か、金持ちだなぁさ、アリーナ、アリーナ。」シノブは、いつつごの筆頭の兄のしゅうひの身体を押して、隣の大広間の両親の喧嘩をこっそりと扉の隙間から覗くように促した。「アリーナって。。シノブのあだ名だろうに。」しゅうひは呆れる小さな頃からシノブは落ち着きがないため授業中に友達に話しかけたりちょっかいかけたり寝たりと、先生に再々注意されてもなかなか治らないので、小学生から先生の真前のアリーナ席に座らされ同級生からアリーナ、アリーナとからかわれて中学生の未だにシノブをアリーナと呼ぶ同級生もいる。「なんか。。いつもの夫婦喧嘩とは次元が違うようだし、で、ミルちゃんと福としのぶーは、喧嘩の聞き耳立ててたんだろう。だいたいどんなんなんだよ。」しゅうひは両親の喧嘩は覗こうとしないで、リビングにずっといた三人に尋ねました。リビングにいたミルク、福ちゃん、シノブは思わず顔を見合わせて。
「喧嘩。。。ってより。お父ちゃんが一方的にやばいこと言ってるのよ。あんなん、怒って当たり前よ。でも、お父ちゃん悪い事を言ってる自覚が全くないって感じ。」ミルクが言います。通訳のように福ちゃんも、「南極で父ちゃんの親と同居せよみたいなことを言ってるんだよ。怒るでしょ。いまさらだよ。寝耳に水だし。。いまどきそんな事言ったら離婚でしょうに。」
後からリビングに来た組のしゅうひもクルミも姫子も、「エ」呆れて言葉が出ない様子で。。。
大広間からはアヤコのわめき声が聞こえてきた。「なによ、アタシは子ども好きのアンタの言う通りにたくさん子ども産んでやったじゃないのなにが、俺はお前の言う事をきいてきただろう、だって」「か、母ちゃん子どもに聞こえるぞ言う通りに産んでやった、なんてお前はわざわざ子どもが欲しくないみたいじゃないかうちは自慢の子どもはたくさんいるし、俺だって稼ぎは悪くないしきちんと家に金は入れてるだろう。。。お前だって、ウンコをするぐらいに出産はラクだと言うから。。。」
ブッウンコをするように出産がラクだと。。父親リムジンの言葉にリビングの子ども達は、笑えるような笑えないような。。ぷぷっぷぷぷ。。。
アヤコはさらに激昂する
「私はね、確かに出産はラクだし、他の人が陣痛や出産で苦しむのは理解できないけどウンコはないでしょうにウンコは私はね、アンタと一緒になった時に福の神さんの後押しもあって子どもをたくさん産む事にしたけどさ。子だくさん、それはアンタものぞみだろう。もうそれでじゅうぶんじゃないか、アンタの大きな夢を叶えてやったんだ、それなのに、親と同居だとどうしてわざわざうちが貧乏くじを引くマネをしないといけないんだアンタの兄さん姉さん南極に居る人もいるし、金を出しあって施設や介護当番でもあるだろうに。こっちだって生活があるのよ」
リビングからは言い合いというか、アヤコが怒鳴ってリムジンが言い訳しつつも言いくるめが聞こえてくる。。。
「そろそろご飯だから、子ども部屋のチビ達を呼んでこようと思ったんだけど。。。ちょっとまだ、こんなの聞かせたくないな。」姫子が言う。日当たりのいい南側に子ども部屋がありました。
「バカよね。親と同居無しはいまどき女性の結婚の必須条件なんじゃない?」クルミが言う。「結婚の必須条件てより、ウチの親に全く親同居なんて発想なかったんじゃない。もう日本来てるし、末っ子同士の結婚だろ。。。親や兄さん姉さんに馬鹿可愛がりされて姫だの王子だのチヤホヤされて、あまり人の面倒見るタイプじゃないしさ、2人とも。オカンは助産師しても、あれはビジネスで金を貰ったプロとして人の世話するやつだしなぁ。」シノブが言う。
「確かにお母ちゃん、駆け落ち出来ちゃったじゃなくて普通に結婚してたら親同居や介護なしはあらかじめ結婚の必須条件に最初から宣言するとは思う。なんかさ、お母ちゃんのお姉さん達も気が強い人ばかりみたいだし、見合いは次男以下とか、恋愛でも最初から相手の両親と同居はダメとか、お爺ちゃんお婆ちゃんがそうやって教え込んだみたいだしね。そういう教育で育ったみたいだし。お母ちゃんも、自分が納得してればいいけどあちらから配偶者の同居を強制する親はヤバいから距離をきっちり取れって子どもに言ってるでしょう。」ミルクも言う。大広間の怒号。。
さらに、怒涛の夫婦喧嘩は続いて。。。
「あのさ、オヤジやオフクロが遊びに来た時お前はニコニコしてうまくやってたじゃないか。」リムジンが言うが、アヤコは、「バカ。そんなの旅行がてらにうちに来たからいつも一緒にいるわけじゃないからだろうに。」
いままで、数回リムジンの両親を日本に招待した事があって、子ども達も上の方の子どもは、リムジン方の祖父母に数回会った事があるけど来日時に福ちゃんは一度だけ会った事があって、かなりの新日家らしいし、優しそうなんだけど。。。でも、いつも一緒にいないから一緒に住んでないからうまくいくのはなんとなくわかる。短い期限だし身内というよりたまにしか会わないお客様だからだ。福ちゃん達も、年賀状や弟や妹も学校で描いた絵や、兄や姉は写真、それから日本の贈り物を年間お年始お歳暮みたいにリムジンの方の祖父母に送る事はあるけれど、幾らいい人達とは言え、女性はよほど毒親でもない限り旦那の親より自分の親の方が可愛いに決まってる。アヤコはリムジンが親孝行しようとするのが悔しいのだ遠く離れて満足に親孝行しないうちに、アヤコの両親は亡くなっている。とは言え、アヤコは末っ子だし、かなり両親が歳を取ってからの子どもなので、ちゃんと寿命で亡くなっているんだけど。リムジンは双子以上にまとまって産まれた兄妹がほとんどなので、アヤコより2歳歳上のリムジンの両親の方が若いのだ。
アヤコは続けざまに、「別にアンタの両親が同居したいって言ってるわけじゃないんでしょうにそれなら親の気持ちを尊重すればいいでしょうで、なんでわざわざ同居しようって言うのよ」「それはさ。。なかなか親の方からは遠慮して同居したいって言えないだけだよ。2人とも頭はハッキリしてるけど、やっぱり。。もう90歳半ばだと。2人きりにするのは心配で。兄さん達にも生活があるし、姉さん達は嫁に行ったよその家の人たちだし。。。」
そのリムジンの言葉にアヤコはますます火がついて「もう、アンタの名前はこれからリムジンじゃなくて理不尽だ」
そのアヤコの怒鳴り声にリビングの子ども達は笑いそうになるがここは笑い事ではない、修羅場だ
「ま。。。マジ。。うちにだって生活はあるだろうが。考える事はみんな一緒なんだ、さっき福がリムジンは理不尽だ、って」シノブが笑いをこらえると、くるみが、「ああ、それなら確か長男のハヤマ兄さんが遊びに来た時に、昔兄さんが小学生の時に次男のジダン兄さんと喧嘩して、
オトンが兄さんだから弟を可愛がれみたいな事を言われて叱られて、ハヤマが叱られたのをチビだった三男四男の双子の慶太と菜々森のにいちゃんたちがアニキぶるからだーと大笑いして
父ちゃんは末っ子だから弟達が可愛くて兄の気持ちなんか全くわからないんだ弟なんか嫌いだと怒ってハヤマにいちゃんの学校の提出物に家族の名前を書くものがあって、オトンを理不尽、次男のジダンを話し合いの示談、
慶太を髪の毛の毛が痛いで毛痛、菜々森を雨漏り
とわざと書いて提出してなんですか、どうしたんですか、これはって学校の担任の先生から連絡が来たらしいわよ。まぁ、オカンにオトンもにいちゃん達もみんなまとめて叱られたらしいけどさ、」「やっぱりオトンは理不尽か。。俺は父ちゃん子やめようかなぁ。」しゅうひが言います。
さらにアヤコはエスカレートするところをリムジンが火消しのように
「あ、あのだからさ、うちは、そのお前のおかげで優秀な子がたくさんいて余裕があるだろ、ドクターだって。。4人、まぁ、1人はまだ医大生だけど。で、稼ぎのいい奴もいいとこに嫁にいった奴もいて俺も稼ぎは悪くないから子どもいっぱいいるし、あっ、ああもちろんお前さんのおかげさま様で子どももたくさん、いい子もたくさんなわけで。だからそのいろいろと感謝しなきゃいけないわけだけど、俺らはいろいろな人々に子ども達からもよくして貰ってきて。お前の言うように末っ子は可愛がれるのが仕事、役割だと。。でも、それだけではなんかいけない気がする。。。うちはまだまだチビ達もいるけど、オヤジもオフクロも頭はハッキリしてるし、面倒を見てくれると思うんだ。。。」「だからって言ってね、あたしたちがラクしてきたみたいじゃないのさアタシはね、アンタと一緒になった時に、福の神さんに、貴方は社会に貢献する素晴らしい子どもをたくさん産むね、お産はラクだし、健常者ばかりだし、少子化社会に貴重だよ、誰しも自分の生まれてきた資質をイキイキ活かして天職で輝いて人には感謝され自分は楽しく嬉しいって人生は最高だよ。だからお金も拍手されるように溢れるんだ、福の神就労児童制度を産まれた子が望むならぜひ活用しなさい。親からは強制はできないけどね、子どもが望めば虐待ではないし、子どもをラットレースの人生に陥れない為にも、この社会をより豊かにする為にも、前向きに出産なさいと説得されてそれもそうだと思ったんだよ、私だってじゅうぶん社会に貢献してるじゃないのさ」
確かに。。。福ちゃんのウチにはドクター、双子の脳外科医と心臓外科医の兄さん達と、小児外科医の姉さんと医大生の兄さんがいる。他にも事業でうまくいったり海外で暮らして会社を幾つも持っている兄さんもいるし、銀座のママの姉さんはなにかと仕送りしてくるし。子どもがたとえ夜の商売だって、それが本人の性質に沿って生まれてきてやってたのしんでいるのだから親もなんにも口出ししないどころか、たくさんの子どもがいて口をわざわざ挟む余裕もない。ただ、ヤクザと付き合うな、暴力団になるな、保証人になるな、金の貸し借りはするなと言われるのみで。福ちゃんも、金の貸し借りはうっかり買い物に行った時に財布を忘れて姉さんに1,000円返してすぐ返したものの、リムジンには、無理矢理金を貸していただきながら千円借りて千円しか返さないとはどういう事だお願いしたんだから一円でも多く返すか小さなものでも奢ってやれと叱られた。金を借りるとはそういう事だと。父親のリムジンはなかなかお金にきっちりしてる。ギャンブルも、まぁ、やらない事はない程度、小遣いの範囲内とか、会社でのマージャンや競馬の付き合いでぐらいみたいだし。ギャンブルは宝くじのみのアヤコに宝くじは当選の効率が悪いとからかって喧嘩になるぐらいだし。
コソッとリビングのミルクが、「独立してるにいちゃんねえちゃんに、ネットワークで近況臨時緊急事態宣言報告しようか。。父ちゃん母ちゃんやばいって。。」ネットワークというか、それぞれ子育て担当や仲が良かった姉や兄、実家にいる子ども達がチームやグループではないけど、なんとなく自分を育ててくれたり仲良くしてくれた兄や姉と縦に繋がっている。福ちゃんも、チーム北海道で。そもそも産まれたのが福ちゃんを育ててくれたくるみとミルクを育ててくれたこれまた双子の姉さんの一人、愛さんが切迫早産の疑いで札幌の病院に入院していた時に、母親のアヤコが付き添っていて寝ている間に産まれたのだ。母親のアヤコは出産の女神と言われているぐらい出産に縁起がいいし。愛姉さんは石狩市のヨーキーの農家に嫁に行きアヤコは初の出産を迎える愛姉さんのサポートと、婚家のお米やとうもろこしの収穫のお手伝いや旅行も兼ねて娘の愛の嫁ぎ先に滞在していた時に福ちゃんは産まれたしアヤコがスヤスヤ寝ている間に産まれて妊娠に気づかなかったアヤコは最初は愛が知らない間に赤ちゃんを産み、さすがに私の子だから安産なんだと感心したぐらいで。アヤコは、娘や息子の嫁さんの出産のお世話に立ち会う事が多々あり。出産の縁起がいい出産の女神なので、他の人にも頼まれて助産師の仕事をしたり、出産の手伝いをしたり、その他、できる範囲で子ども達や子どもの配偶者の関係の仕事のアルバイトをする時もありで、
そうやって
アヤコは専業主婦というわけではないしその気になって働こうと思えば余裕で自立できるし、
仮にも離婚となればリムジンは性格上きっちり分かれた妻子にはお金は支払うだろうし、子ども達もアヤコに同居を申し出たり資金援助を申し出てくる子どもは必ずいるだろうと、小さな子を抱えてもアヤコは強気に踏んでいるところがある。リムジンはリムジンで、アヤコとの40年以上の結婚生活は死ぬまで続くとハッピーお花畑脳だし。
ざっくりとした
リムジンの言い分は、いい思いをして余裕があるのだから、余裕をおすそ分けすべきだという考えであり、逆にアヤコは、いい思いは努力のたまものと運の良さであり、ズルしたわけでも不正をしたわけでもないのだからやらなくてもいい事はやるべきではないし、夫婦や家族に関する事で、一人でも反対者がいるならやるべきではない。お金で済ます事はお金で済ます、プロに任せて時間を大切にする、という考え。。。ああ。。確かにね、まず自分が幸せでないとはじまらないし犠牲は不幸を呼ぶ、なんて福ちゃんの同級生の美の福の神の笑〜はよく言っている。神様ですらそう言うエネミーではダメなのだ。
ウーン。しかしながら、リビングの子ども達は、
年老いた親が心配というのはわからないでもないな。だってもう九十歳過ぎてるんだし。可哀想な気がするもしも。。。自分なら。。生活に余裕があるならリムジンのいう事もわかるかな、でも、結婚してたらまたややこしいよね。
大広間のアヤコはさらにヒスをおこして「そんなん、ウチらは嫁入りも婿入りもないわうちはうち、100歩譲って同居したとして、しないけどねそれでも同居にしろ、アンタの親が来日すればいいのよ。新日家でしょう」「あ。。。あのアヤちゃん、その。オフクロも親父も、先祖代々の土地を離れたくないんだろうし。それに、別に。。。オヤジ達が同居したいって言ってきてるんじゃないんだし。」尻尾を巻いて叱られた仔犬のように、リムジンは、母ちゃん、アヤコから呼び名がアヤちゃんになる。
リムジンは自分がやましくなるとアヤコをアヤコさんだのアヤちゃんと言い出すのだ。悪いのは十二分わかっているのだろう。「うちは完全な資本主義よ。だからうまくいってるのよ。リムジン、あんた、馬鹿男みたいに私を鬼嫁だとか、嫁さんの尻に敷かれてるだの外でそうやってフェミニストぶって笑いを取ってるんでしょう嫁さんの尻に敷かれるだの、鬼嫁だのそうやってフェミニストぶって受け狙いする男は日本に多いんだからね、あー、自分は亭主関白じゃありませんよー、嫁さんがわがままで嫁さん怖いですよー、みたいな顔してのうのうとえぐい事を」
そうそう、日本だと奥さんを愚妻がだの、そこまでそうでもないのに嫁さんの尻に敷かれてるだの、鬼嫁だのチャンチャラい事を言って外でフェミニストぶって家庭では家の屋台骨を揺らがすわがままを平気でしれっと言い通そうとするあざとい男もけっこういるのだ。
アヤコも気は強いし、わがままだけどリムジンもわがままで嫁さんの尻に敷かれて黙ってるタイプじゃないし。どっちもどっちの馬鹿ップルなんだけどー
4年ぐらい前のあの日。。。アザラシの福ちゃんの大家族一家でひともんちゃくの修羅場があり。
子ども達が集まるリビングの隣の
大広間からは、母親アヤコの怒涛の怒りがシノブが金額の出る貯金箱を抱えている、という事で。また。。。派手目な喧嘩。。クルミも姫子もシノブの持っている見学料用の貯金箱に小銭を入れてするとしゅうひが、「さっき、離婚。。って。。」今までのというか、いつもの喧嘩じゃないぞと、気づいて、500円を入れるこの寄付金は、派手な喧嘩や、兄妹喧嘩もだけど、リムジン、アヤコの父母の夫婦喧嘩の見学料みたいにして。そのお金で、両親の誕生日や結婚記念日、父の日母の日などなど、そういうお金になるんで、両親に感謝と仲良くしてほしいとの子ども達からの真心もこもっています。「まいど、さすが、しゅうひ。500円か、金持ちだなぁさ、アリーナ、アリーナ。」シノブは、いつつごの筆頭の兄のしゅうひの身体を押して、隣の大広間の両親の喧嘩をこっそりと扉の隙間から覗くように促した。「アリーナって。。シノブのあだ名だろうに。」しゅうひは呆れる小さな頃からシノブは落ち着きがないため授業中に友達に話しかけたりちょっかいかけたり寝たりと、先生に再々注意されてもなかなか治らないので、小学生から先生の真前のアリーナ席に座らされ同級生からアリーナ、アリーナとからかわれて中学生の未だにシノブをアリーナと呼ぶ同級生もいる。「なんか。。いつもの夫婦喧嘩とは次元が違うようだし、で、ミルちゃんと福としのぶーは、喧嘩の聞き耳立ててたんだろう。だいたいどんなんなんだよ。」しゅうひは両親の喧嘩は覗こうとしないで、リビングにずっといた三人に尋ねました。リビングにいたミルク、福ちゃん、シノブは思わず顔を見合わせて。
「喧嘩。。。ってより。お父ちゃんが一方的にやばいこと言ってるのよ。あんなん、怒って当たり前よ。でも、お父ちゃん悪い事を言ってる自覚が全くないって感じ。」ミルクが言います。通訳のように福ちゃんも、「南極で父ちゃんの親と同居せよみたいなことを言ってるんだよ。怒るでしょ。いまさらだよ。寝耳に水だし。。いまどきそんな事言ったら離婚でしょうに。」
後からリビングに来た組のしゅうひもクルミも姫子も、「エ」呆れて言葉が出ない様子で。。。
大広間からはアヤコのわめき声が聞こえてきた。「なによ、アタシは子ども好きのアンタの言う通りにたくさん子ども産んでやったじゃないのなにが、俺はお前の言う事をきいてきただろう、だって」「か、母ちゃん子どもに聞こえるぞ言う通りに産んでやった、なんてお前はわざわざ子どもが欲しくないみたいじゃないかうちは自慢の子どもはたくさんいるし、俺だって稼ぎは悪くないしきちんと家に金は入れてるだろう。。。お前だって、ウンコをするぐらいに出産はラクだと言うから。。。」
ブッウンコをするように出産がラクだと。。父親リムジンの言葉にリビングの子ども達は、笑えるような笑えないような。。ぷぷっぷぷぷ。。。
アヤコはさらに激昂する
「私はね、確かに出産はラクだし、他の人が陣痛や出産で苦しむのは理解できないけどウンコはないでしょうにウンコは私はね、アンタと一緒になった時に福の神さんの後押しもあって子どもをたくさん産む事にしたけどさ。子だくさん、それはアンタものぞみだろう。もうそれでじゅうぶんじゃないか、アンタの大きな夢を叶えてやったんだ、それなのに、親と同居だとどうしてわざわざうちが貧乏くじを引くマネをしないといけないんだアンタの兄さん姉さん南極に居る人もいるし、金を出しあって施設や介護当番でもあるだろうに。こっちだって生活があるのよ」
リビングからは言い合いというか、アヤコが怒鳴ってリムジンが言い訳しつつも言いくるめが聞こえてくる。。。
「そろそろご飯だから、子ども部屋のチビ達を呼んでこようと思ったんだけど。。。ちょっとまだ、こんなの聞かせたくないな。」姫子が言う。日当たりのいい南側に子ども部屋がありました。
「バカよね。親と同居無しはいまどき女性の結婚の必須条件なんじゃない?」クルミが言う。「結婚の必須条件てより、ウチの親に全く親同居なんて発想なかったんじゃない。もう日本来てるし、末っ子同士の結婚だろ。。。親や兄さん姉さんに馬鹿可愛がりされて姫だの王子だのチヤホヤされて、あまり人の面倒見るタイプじゃないしさ、2人とも。オカンは助産師しても、あれはビジネスで金を貰ったプロとして人の世話するやつだしなぁ。」シノブが言う。
「確かにお母ちゃん、駆け落ち出来ちゃったじゃなくて普通に結婚してたら親同居や介護なしはあらかじめ結婚の必須条件に最初から宣言するとは思う。なんかさ、お母ちゃんのお姉さん達も気が強い人ばかりみたいだし、見合いは次男以下とか、恋愛でも最初から相手の両親と同居はダメとか、お爺ちゃんお婆ちゃんがそうやって教え込んだみたいだしね。そういう教育で育ったみたいだし。お母ちゃんも、自分が納得してればいいけどあちらから配偶者の同居を強制する親はヤバいから距離をきっちり取れって子どもに言ってるでしょう。」ミルクも言う。大広間の怒号。。
さらに、怒涛の夫婦喧嘩は続いて。。。
「あのさ、オヤジやオフクロが遊びに来た時お前はニコニコしてうまくやってたじゃないか。」リムジンが言うが、アヤコは、「バカ。そんなの旅行がてらにうちに来たからいつも一緒にいるわけじゃないからだろうに。」
いままで、数回リムジンの両親を日本に招待した事があって、子ども達も上の方の子どもは、リムジン方の祖父母に数回会った事があるけど来日時に福ちゃんは一度だけ会った事があって、かなりの新日家らしいし、優しそうなんだけど。。。でも、いつも一緒にいないから一緒に住んでないからうまくいくのはなんとなくわかる。短い期限だし身内というよりたまにしか会わないお客様だからだ。福ちゃん達も、年賀状や弟や妹も学校で描いた絵や、兄や姉は写真、それから日本の贈り物を年間お年始お歳暮みたいにリムジンの方の祖父母に送る事はあるけれど、幾らいい人達とは言え、女性はよほど毒親でもない限り旦那の親より自分の親の方が可愛いに決まってる。アヤコはリムジンが親孝行しようとするのが悔しいのだ遠く離れて満足に親孝行しないうちに、アヤコの両親は亡くなっている。とは言え、アヤコは末っ子だし、かなり両親が歳を取ってからの子どもなので、ちゃんと寿命で亡くなっているんだけど。リムジンは双子以上にまとまって産まれた兄妹がほとんどなので、アヤコより2歳歳上のリムジンの両親の方が若いのだ。
アヤコは続けざまに、「別にアンタの両親が同居したいって言ってるわけじゃないんでしょうにそれなら親の気持ちを尊重すればいいでしょうで、なんでわざわざ同居しようって言うのよ」「それはさ。。なかなか親の方からは遠慮して同居したいって言えないだけだよ。2人とも頭はハッキリしてるけど、やっぱり。。もう90歳半ばだと。2人きりにするのは心配で。兄さん達にも生活があるし、姉さん達は嫁に行ったよその家の人たちだし。。。」
そのリムジンの言葉にアヤコはますます火がついて「もう、アンタの名前はこれからリムジンじゃなくて理不尽だ」
そのアヤコの怒鳴り声にリビングの子ども達は笑いそうになるがここは笑い事ではない、修羅場だ
「ま。。。マジ。。うちにだって生活はあるだろうが。考える事はみんな一緒なんだ、さっき福がリムジンは理不尽だ、って」シノブが笑いをこらえると、くるみが、「ああ、それなら確か長男のハヤマ兄さんが遊びに来た時に、昔兄さんが小学生の時に次男のジダン兄さんと喧嘩して、
オトンが兄さんだから弟を可愛がれみたいな事を言われて叱られて、ハヤマが叱られたのをチビだった三男四男の双子の慶太と菜々森のにいちゃんたちがアニキぶるからだーと大笑いして
父ちゃんは末っ子だから弟達が可愛くて兄の気持ちなんか全くわからないんだ弟なんか嫌いだと怒ってハヤマにいちゃんの学校の提出物に家族の名前を書くものがあって、オトンを理不尽、次男のジダンを話し合いの示談、
慶太を髪の毛の毛が痛いで毛痛、菜々森を雨漏り
とわざと書いて提出してなんですか、どうしたんですか、これはって学校の担任の先生から連絡が来たらしいわよ。まぁ、オカンにオトンもにいちゃん達もみんなまとめて叱られたらしいけどさ、」「やっぱりオトンは理不尽か。。俺は父ちゃん子やめようかなぁ。」しゅうひが言います。
さらにアヤコはエスカレートするところをリムジンが火消しのように
「あ、あのだからさ、うちは、そのお前のおかげで優秀な子がたくさんいて余裕があるだろ、ドクターだって。。4人、まぁ、1人はまだ医大生だけど。で、稼ぎのいい奴もいいとこに嫁にいった奴もいて俺も稼ぎは悪くないから子どもいっぱいいるし、あっ、ああもちろんお前さんのおかげさま様で子どももたくさん、いい子もたくさんなわけで。だからそのいろいろと感謝しなきゃいけないわけだけど、俺らはいろいろな人々に子ども達からもよくして貰ってきて。お前の言うように末っ子は可愛がれるのが仕事、役割だと。。でも、それだけではなんかいけない気がする。。。うちはまだまだチビ達もいるけど、オヤジもオフクロも頭はハッキリしてるし、面倒を見てくれると思うんだ。。。」「だからって言ってね、あたしたちがラクしてきたみたいじゃないのさアタシはね、アンタと一緒になった時に、福の神さんに、貴方は社会に貢献する素晴らしい子どもをたくさん産むね、お産はラクだし、健常者ばかりだし、少子化社会に貴重だよ、誰しも自分の生まれてきた資質をイキイキ活かして天職で輝いて人には感謝され自分は楽しく嬉しいって人生は最高だよ。だからお金も拍手されるように溢れるんだ、福の神就労児童制度を産まれた子が望むならぜひ活用しなさい。親からは強制はできないけどね、子どもが望めば虐待ではないし、子どもをラットレースの人生に陥れない為にも、この社会をより豊かにする為にも、前向きに出産なさいと説得されてそれもそうだと思ったんだよ、私だってじゅうぶん社会に貢献してるじゃないのさ」
確かに。。。福ちゃんのウチにはドクター、双子の脳外科医と心臓外科医の兄さん達と、小児外科医の姉さんと医大生の兄さんがいる。他にも事業でうまくいったり海外で暮らして会社を幾つも持っている兄さんもいるし、銀座のママの姉さんはなにかと仕送りしてくるし。子どもがたとえ夜の商売だって、それが本人の性質に沿って生まれてきてやってたのしんでいるのだから親もなんにも口出ししないどころか、たくさんの子どもがいて口をわざわざ挟む余裕もない。ただ、ヤクザと付き合うな、暴力団になるな、保証人になるな、金の貸し借りはするなと言われるのみで。福ちゃんも、金の貸し借りはうっかり買い物に行った時に財布を忘れて姉さんに1,000円返してすぐ返したものの、リムジンには、無理矢理金を貸していただきながら千円借りて千円しか返さないとはどういう事だお願いしたんだから一円でも多く返すか小さなものでも奢ってやれと叱られた。金を借りるとはそういう事だと。父親のリムジンはなかなかお金にきっちりしてる。ギャンブルも、まぁ、やらない事はない程度、小遣いの範囲内とか、会社でのマージャンや競馬の付き合いでぐらいみたいだし。ギャンブルは宝くじのみのアヤコに宝くじは当選の効率が悪いとからかって喧嘩になるぐらいだし。
コソッとリビングのミルクが、「独立してるにいちゃんねえちゃんに、ネットワークで近況臨時緊急事態宣言報告しようか。。父ちゃん母ちゃんやばいって。。」ネットワークというか、それぞれ子育て担当や仲が良かった姉や兄、実家にいる子ども達がチームやグループではないけど、なんとなく自分を育ててくれたり仲良くしてくれた兄や姉と縦に繋がっている。福ちゃんも、チーム北海道で。そもそも産まれたのが福ちゃんを育ててくれたくるみとミルクを育ててくれたこれまた双子の姉さんの一人、愛さんが切迫早産の疑いで札幌の病院に入院していた時に、母親のアヤコが付き添っていて寝ている間に産まれたのだ。母親のアヤコは出産の女神と言われているぐらい出産に縁起がいいし。愛姉さんは石狩市のヨーキーの農家に嫁に行きアヤコは初の出産を迎える愛姉さんのサポートと、婚家のお米やとうもろこしの収穫のお手伝いや旅行も兼ねて娘の愛の嫁ぎ先に滞在していた時に福ちゃんは産まれたしアヤコがスヤスヤ寝ている間に産まれて妊娠に気づかなかったアヤコは最初は愛が知らない間に赤ちゃんを産み、さすがに私の子だから安産なんだと感心したぐらいで。アヤコは、娘や息子の嫁さんの出産のお世話に立ち会う事が多々あり。出産の縁起がいい出産の女神なので、他の人にも頼まれて助産師の仕事をしたり、出産の手伝いをしたり、その他、できる範囲で子ども達や子どもの配偶者の関係の仕事のアルバイトをする時もありで、
そうやって
アヤコは専業主婦というわけではないしその気になって働こうと思えば余裕で自立できるし、
仮にも離婚となればリムジンは性格上きっちり分かれた妻子にはお金は支払うだろうし、子ども達もアヤコに同居を申し出たり資金援助を申し出てくる子どもは必ずいるだろうと、小さな子を抱えてもアヤコは強気に踏んでいるところがある。リムジンはリムジンで、アヤコとの40年以上の結婚生活は死ぬまで続くとハッピーお花畑脳だし。
ざっくりとした
リムジンの言い分は、いい思いをして余裕があるのだから、余裕をおすそ分けすべきだという考えであり、逆にアヤコは、いい思いは努力のたまものと運の良さであり、ズルしたわけでも不正をしたわけでもないのだからやらなくてもいい事はやるべきではないし、夫婦や家族に関する事で、一人でも反対者がいるならやるべきではない。お金で済ます事はお金で済ます、プロに任せて時間を大切にする、という考え。。。ああ。。確かにね、まず自分が幸せでないとはじまらないし犠牲は不幸を呼ぶ、なんて福ちゃんの同級生の美の福の神の笑〜はよく言っている。神様ですらそう言うエネミーではダメなのだ。
ウーン。しかしながら、リビングの子ども達は、
年老いた親が心配というのはわからないでもないな。だってもう九十歳過ぎてるんだし。可哀想な気がするもしも。。。自分なら。。生活に余裕があるならリムジンのいう事もわかるかな、でも、結婚してたらまたややこしいよね。
大広間のアヤコはさらにヒスをおこして「そんなん、ウチらは嫁入りも婿入りもないわうちはうち、100歩譲って同居したとして、しないけどねそれでも同居にしろ、アンタの親が来日すればいいのよ。新日家でしょう」「あ。。。あのアヤちゃん、その。オフクロも親父も、先祖代々の土地を離れたくないんだろうし。それに、別に。。。オヤジ達が同居したいって言ってきてるんじゃないんだし。」尻尾を巻いて叱られた仔犬のように、リムジンは、母ちゃん、アヤコから呼び名がアヤちゃんになる。
リムジンは自分がやましくなるとアヤコをアヤコさんだのアヤちゃんと言い出すのだ。悪いのは十二分わかっているのだろう。「うちは完全な資本主義よ。だからうまくいってるのよ。リムジン、あんた、馬鹿男みたいに私を鬼嫁だとか、嫁さんの尻に敷かれてるだの外でそうやってフェミニストぶって笑いを取ってるんでしょう嫁さんの尻に敷かれるだの、鬼嫁だのそうやってフェミニストぶって受け狙いする男は日本に多いんだからね、あー、自分は亭主関白じゃありませんよー、嫁さんがわがままで嫁さん怖いですよー、みたいな顔してのうのうとえぐい事を」
そうそう、日本だと奥さんを愚妻がだの、そこまでそうでもないのに嫁さんの尻に敷かれてるだの、鬼嫁だのチャンチャラい事を言って外でフェミニストぶって家庭では家の屋台骨を揺らがすわがままを平気でしれっと言い通そうとするあざとい男もけっこういるのだ。
アヤコも気は強いし、わがままだけどリムジンもわがままで嫁さんの尻に敷かれて黙ってるタイプじゃないし。どっちもどっちの馬鹿ップルなんだけどー
2022年02月18日
マリッジcelebration307メモリアルファミリーメモリーズ。
福ちゃんは、走馬灯のように。あの頃。。。今は南極にいる両親や妹や弟達がこの神楽町市にいた頃を思い出します。
四年ぐらい前に。
あの頃は、神楽町市の西側のウエストヒルズの大きな貸し屋に家族と住んでいました。相続した屋敷の持ち主は、
今よくある空き家問題対策にもなるし、出産の女神と言われる福ちゃんの母親のアヤコが屋敷の持ち主の奥さんの出産の時に三人の子どもを3回とも助産師として出産のお手伝いをしたご縁で知り合った仲で持ち主ご夫婦は東京の息子さんと同居するし、他の子ども達も屋敷には住まないし、良かったら、アヤコさん住まない管理をして貰えたら嬉しいし、格安で、という事でウエストヒルズの大きな屋敷を賃貸で住むこととなり。アヤコは、妊娠しやすく流産も無くお産がラクで子どもも丈夫に産む為に出産の女神として、頼まれた時に助産師をしていました。クライアントには、難産や長時間出産になる女性達もいましたが、アヤコは、出産するだけなのに、病気でもないのになんで痛いとか苦しくてたまらないって言うんだうかと不思議に思うぐらいにお産がラクでした。
神楽町市、福ちゃんが今住んでいる海辺の白い家は、神楽町市の南側にある南新町の麗しが浜の港町です。福ちゃんは、同じクラスの美の福の神笑〜の会社のひとつ、真珠を中心としたジュエリーショップ、マーメイドtearsの雇われ社長となりオーナーの笑〜が三年と少し前に
福ちゃんの両親が南極に戻る時に、
家族と離れて暮らすので
お仕事もがんばってるし、
福ちゃんに家を用意しました。職種柄品のいい美しい環境に身を置かなきゃそれに、福ちゃんの双子の姉さんも高校生だし、多分日本に残るだろうし。学校もこっちだから、一緒に住めばいいわ。
もしも、お兄さんやお姉さんが家を出る事になっても福ちゃんは、
気の合う仲間。。あるいは彼の兄妹誰かと暮らす運命だわね。という直感めいたひらめきで、神楽町市の南側、海辺南新町の麗しが浜に綺麗な白い家を用意しました。あれは、福ちゃんも笑〜も低学年クラスだった頃で。今はもう札幌で働いているクルミとミルクの双子の姉さん達も高校生の頃は、この福ちゃん名義の海辺の白い家に住んでいました。
福の神就労児童試験に合格した福ちゃんでしたが、まさかまさかの、真珠養殖場とジュエリーショップの雇われとは言え。。。社長。福の神達がその子の生まれ持った才能を活かして適材適所な職場を与えて。それが嫌なら、福の神就労児童制度はお断りすれば良い。だけどやっぱり産まれながらの資質に沿った天職なのでお断りした児童は今までには全く誰ひとりとしていないようです。自分の資質にあったお仕事で社会に貢献して、感謝されてお金も貰えてなんてそれが出来てイキイキ輝いて生きて行くことは人生でも大きな幸せの一つでとても自分らしくあるのです。
福ちゃんの姉や兄も何人か就労児童で育ち家政婦のお仕事で今はもう主婦になって仕事をしていない姉や、他の業種で独立した兄や姉もいます。
あのとき。。。あの両親のスッタモンダ。。。
四年ぐらい前に当時は中学生だった福ちゃんの五つの兄の5番めのシノブが、隣のマンションから実家に帰っていました。隣のマンションと言ってもシノブは福ちゃんの兄妹の9番目の上から9番目にあたる兄さんのイチジク、、、。。漢字で九をいちじくと読む事から、みつごで五男で9番目の子どもに由来して父親のリムジンが名付けたのですがイチジク兄さんのイベント会社で働きながら中学校に通っています。門から出てすぐ隣のマンションは、イチジク兄さんが分譲で持っていて、自分は結婚して子どももいて独立しているので、神楽町市外の持ち家に家族と住んでいます。
会社以外の書斎を兼ねて
五つごの中のヤンチャ組三人が住んでいます。とは言え、門を出てすぐなので、離れのようなもので三人はいつもご飯を食べに帰ってきます。
中学生の5つごの兄さん達は全員男の子で。賢いのが二人とヤンチャが三人。五つご筆頭のしゅうひは賢く同じ五つごの綾聖とともにITの会社を企業して、中学校に通いながら実家にみんなと住んで
幼い弟や妹の勉強をみています。次の翼は勉強が嫌いで横着なものの、イラストや絵が上手なので、時々漫画家のアシスタントやイラストの仕事をしながら中学校へ通っています。3番目の巧もヤンチャですが、早く車が欲しいので本人の希望通りに車の整備士をしながら中学校に通い車の免許ももう持っています。幾ら広い貸し家邸宅でも、子だくさん大家族なので、
五つごのヤンチャ組の
翼と巧とシノブが、隣のイチジク兄さんのマンションに住んでいました。五つごの4番目の綾聖は、中学生でしたが、すでに五つご筆頭のしゅうひITの会社を自分で立ち上げています。
福ちゃんは、兄妹賢いのとも横着いのとも仲良くしていました。就労児童は、10歳で車の運転免許を取得できるので五つごの兄さん達は就労児童なので全員免許を持っています。
小学生からIT関連の就労児童のしゅうひと綾聖はさっさと会社を起業しました。
シノブ、巧、翼は家にお金は入れるものの
早く車やお金が欲しいのとそれほど賢くないけど大学に行くのに有利になるので就労児童になりました。
あの日はキッチンでご飯の当番の兄妹が、カレーかなんかを作っていてカレーのいい香りが漂ってきて反対側の大広間からは、母親アヤコのブチ切れわめき声がきこえてきて。。。天国と地獄の混ざり合いというか。。。
リビングで福ちゃんとミルクが聞き耳をたてながら宿題をやっていて。シノブが貯金箱を持ち歩きながら、
「な、なんかさ。やっばくない。マジで今回。。。オトンとオカン離婚になるかもよ。」
シノブが持ってきた貯金箱に福ちゃんとミルクは、10円づつ投函すると貯金箱の表示が6,000円を越えました。これは、修羅場見学料で、強制ではないけど、任意で激しい修羅場や喧嘩があると見学者として募金して、リムジンやアヤコの誕生日や父の日や母の日や、結婚記念日の両親への食事代やら、みんなからの共同プレゼントとして
今まで何回かそういうお金に変えられるので、修羅場の喧嘩沙汰はショータイムとして見学料を
わりと皆んな進んで募金はしています。貯金箱には金額が表示されるので盗む人もいないし。「今回は。。。さすが、ヤバいかもよ。お父ちゃん、相当ヤバい事言ってるって気づかないのかなぁ。」ミルクが言います。
「離婚案件だよね。どうにもさ。もうリムジンじゃなくて理不尽にでもしたらって感じだわ。」福ちゃんが呆れて言うと、「座布団3枚って言いたいけどさ、笑い事じゃないわな。
いちおう今後の為にもコソッと大広場の扉を開けてICレコーダーで録音してる。」シノブが言うと、ミルクが、「まあっ、しのブー、あんた、イチジク兄さんのイベント会社手伝ってるより興信所や探偵に転職したらどうなの。手回しが早いわね。。」と言うので、「アホ言うなや。探偵や興信所なんて何時間もジーっと張り込みだぞ。守秘義務もあるし。小学校入ってからずーっと、通信簿に落ち着きのないとか、ジッとしてられない、口が軽いお喋りって全担任にコンプリートに書かれてる俺にできるわけないやんか。どーせなら礼於ポンみたいに弁護士になればって言ってよね。」
シノブが言うので、福ちゃんとミルクは顔を見合わせて「弁護士も守秘義務はあたりまえだし、落ち着きがないと、」「ねーぷ、ププッ
アハハハハハ」と笑う礼於。。レオ、礼於というのは、東京にいる30代の弁護士のお兄さんです。「どーせ、おバカですよ。俺は。ま、それはそーとして。。どっちに行くんだオトンかオカンか。。マジで今回ばっかりは、平和を越せないぞ。」シノブはムッとしながらもいつになくシリアスな表情を浮かべる。おちゃらかなシノブがシリアスに思い詰めるのは奇妙だし、なにより気味が悪く縁起でもない。。。
福ちゃんは、「どうもこうも。。ないだろう。離婚したら、おとんは南極オカンは日本。日本がいいに決まってるじゃん。って言う前に、僕はもう就労児童になるからそれならオトンおかんの離婚は関係ないよ。チビはオカンについていくかもしれないけどさ。クルちゃんとミルちゃんの高校進学の学費は僕が払うし。就労児童だと色々手当が付くしね。僕はどこへも行かないよ。この神楽町市が好きだし。」福ちゃんは、両親が離婚した場合、もう就労児童の天職が待っているので親のどちらかに付かなくても生活していけるし、
なによりも生活環境を変えたくないのです。そして、その場合、赤ちゃんの頃から育児担当してくれた就労児童ではないこれから高校進学の双子のクルミとミルクの進学の面倒はみようと言うのです。「俺はチビたちの面倒みてもいいけど、福以下のチビは親のどちらかに付いて行くだろうからなぁ。金だけ送るかなぁ。。まぁ、別に俺らは親についていかなくてもだけどさ、でもなぁ。。実家が無くなるかと思うと。。」とシノブが言うと
「やだ、何言ってるのよまだ、離婚になるって決まってないでしょ。お父ちゃんだって、お母ちゃんが絶対離婚の話しにならないからちょっとだけからかうみたいな冗談言ってるのよ。」不安げにミルクが言うと「でもさーさ、男性は長年の付き合いってそれがあたりまえっておおらかなとこあるでしょ。にいちゃん達見ててもいまさら小学校とか幼なじみとかと繋がってるとか、それにさ、男は別れた女性をいつまでも心の片隅に住まわせるって言うじゃない長年の付き合いは切れないって勝手に基盤を築いてるんだよ。だけど、女性は新しい物を築いていくのに都合悪いものは、長年の付き合いでも更地にする事はかまわないし、むしろ長年の付き合いでもイヤなものはいや、処分するって感覚だって、こないだTVで恋愛トークでやってたよ。」福ちゃんが言います。女性のミルクは、「え、あたりまえじゃない。もういやになったものにこだわっていたらいつまでも進めないでしょうに。合わなくなったら無理矢理合わせるでなしに、卒業する事も大事でお互いのためでしょうに。人生一度きりでしょ。」シノブが、「だけどさ結婚してないとか、友達関係とか、そーゆーのならそれもアリかもだけどさ。結婚して子どもいないとかね、でもウチらの親はまだ養育しなきゃいけないチビがいるんだよ。そうそう簡単に離婚はどうなんだ確かに俺らはなんとかなるし、にいちゃん姉ちゃん金持ってる奴らや実家思いの奴らが多いけどさ。なんかあったらそりゃ助けるだろうけどさ。ほとんどにいちゃん姉ちゃんに家庭あるじゃん。それぞれの家族にそれこそ迷惑かけられないだろ。いつまでも実家の面倒みなきゃいけないなんてさ、本人稼ぎよくても家族はおもしろくないじゃん。
でもさ、離婚は無いわ」「なんか。。。随分と深刻な話ししてない。。。」心配なのか、キッチンから、今日の料理当番のミルクの双子の姉さんの方のクルミが覗いている。「後は煮込みを待つだけ。みんな、どうした、」同じく今日の料理当番の五つごの筆頭のしゅうひもキッチンから顔を出します。福ちゃんの家は、母親のアヤコが料理をしない日は、男女問わずに料理は当番制です。キッチンの裏には料理や掃除の分担シフトが張ってあります。もちろん、当日にコケたり当番制が守れなくなる事はあるものの誰か必ず家にいたり、掃除と料理の当番を代わったり、日を代わったりとがありました。アヤコが料理をする時も誰かお手すきなら手伝っていたり。「げ。しゅうひも今日メシ当番なの。んじゃ、今日のカレー嫌がらせ並みに野菜ゴロゴロなデカめじゃん。」シノブがキッチンから現れたしゅうひを見て言いますシノブは野菜嫌いで両親からアレルギーでもない癖に野菜を食べないと馬鹿になるぞとずっと叱られているのですが、同じ五つごでも筆頭のしゅうひは野菜が大好きしゅうひが料理当番だと鍋料理や、やたらと野菜を使いたがり具も大きめです。「野菜食べて、そんなことで死ぬわけじゃないし、今日は玉ねぎやトマトたっぷりなサラダもあるし。それにしのブー、カレーは好きだろ喜べ今日は姫子監修だし。」姫子というのは、五つごの二歳下の妹で、小学校高学年クラスに通いながらも、就労児童で既にフレンチのお店で働いています。今日は仕事ではないのですが、料理当番に料理人がキッチンにいると安心安全です。「ま、まぁ。。。シェフ姫子監修なら。。まだ良かったセーフ。でも、どーせ玉ねぎならオニオンリングか、サラダならポテトサラダにしてくれよ。アレなら好きなのにさ。でも、
姫子って、ヒメノのほうじゃなくて、姫子だよね、まさか、ヒメノ、じゃあないよね。」シノブが言うヒメノとは姫子からさらにまた二つ歳下の妹で。ヒメノは甘党でなんでも甘甘にしそうになったりキムチ鍋が辛いと怒って砂糖を入れようとしてきたり、冷蔵庫のチョコレートをカレー粉と間違えて入れそうになり、ギリギリ誰かに見つかり止められたり
とにかくかなりの料理オンチなので料理当番しなくていいから掃除当番や子守りだけで、と親兄妹から言われるものの、本人はやたらとキッチンに立ちたがるのです。「ヒメノは、友達んちに試験勉強させに行ったわよ。あの子、料理はダメだけど、頭はまぁまぁいいからね。友達重宝するじゃん。」クルミが言います。ざわめいてるのか、その姫子がリビングの様子がいつもと違う感じがして、思わず
ドアを開けると、あまりにもウットリするような誘惑的なたまらなく美味しそうなカレーのにおいがキッチンから漂ってその場の全員の鼻をくすぐります。ポワんとして、全員が、ウマイモノ魔力夢の中にいざなわれりなおももちに。。。
ですが。。。
「だから、そんな事勝手に決めたら離婚でしょ」
と、同時に大広間からは、怒涛のように。。母親アヤコの金切声が。。で、一瞬にしてまた、その場の全員は冷水をぶちまけられたように静まりかえってしまいまして。。。
四年ぐらい前に。
あの頃は、神楽町市の西側のウエストヒルズの大きな貸し屋に家族と住んでいました。相続した屋敷の持ち主は、
今よくある空き家問題対策にもなるし、出産の女神と言われる福ちゃんの母親のアヤコが屋敷の持ち主の奥さんの出産の時に三人の子どもを3回とも助産師として出産のお手伝いをしたご縁で知り合った仲で持ち主ご夫婦は東京の息子さんと同居するし、他の子ども達も屋敷には住まないし、良かったら、アヤコさん住まない管理をして貰えたら嬉しいし、格安で、という事でウエストヒルズの大きな屋敷を賃貸で住むこととなり。アヤコは、妊娠しやすく流産も無くお産がラクで子どもも丈夫に産む為に出産の女神として、頼まれた時に助産師をしていました。クライアントには、難産や長時間出産になる女性達もいましたが、アヤコは、出産するだけなのに、病気でもないのになんで痛いとか苦しくてたまらないって言うんだうかと不思議に思うぐらいにお産がラクでした。
神楽町市、福ちゃんが今住んでいる海辺の白い家は、神楽町市の南側にある南新町の麗しが浜の港町です。福ちゃんは、同じクラスの美の福の神笑〜の会社のひとつ、真珠を中心としたジュエリーショップ、マーメイドtearsの雇われ社長となりオーナーの笑〜が三年と少し前に
福ちゃんの両親が南極に戻る時に、
家族と離れて暮らすので
お仕事もがんばってるし、
福ちゃんに家を用意しました。職種柄品のいい美しい環境に身を置かなきゃそれに、福ちゃんの双子の姉さんも高校生だし、多分日本に残るだろうし。学校もこっちだから、一緒に住めばいいわ。
もしも、お兄さんやお姉さんが家を出る事になっても福ちゃんは、
気の合う仲間。。あるいは彼の兄妹誰かと暮らす運命だわね。という直感めいたひらめきで、神楽町市の南側、海辺南新町の麗しが浜に綺麗な白い家を用意しました。あれは、福ちゃんも笑〜も低学年クラスだった頃で。今はもう札幌で働いているクルミとミルクの双子の姉さん達も高校生の頃は、この福ちゃん名義の海辺の白い家に住んでいました。
福の神就労児童試験に合格した福ちゃんでしたが、まさかまさかの、真珠養殖場とジュエリーショップの雇われとは言え。。。社長。福の神達がその子の生まれ持った才能を活かして適材適所な職場を与えて。それが嫌なら、福の神就労児童制度はお断りすれば良い。だけどやっぱり産まれながらの資質に沿った天職なのでお断りした児童は今までには全く誰ひとりとしていないようです。自分の資質にあったお仕事で社会に貢献して、感謝されてお金も貰えてなんてそれが出来てイキイキ輝いて生きて行くことは人生でも大きな幸せの一つでとても自分らしくあるのです。
福ちゃんの姉や兄も何人か就労児童で育ち家政婦のお仕事で今はもう主婦になって仕事をしていない姉や、他の業種で独立した兄や姉もいます。
あのとき。。。あの両親のスッタモンダ。。。
四年ぐらい前に当時は中学生だった福ちゃんの五つの兄の5番めのシノブが、隣のマンションから実家に帰っていました。隣のマンションと言ってもシノブは福ちゃんの兄妹の9番目の上から9番目にあたる兄さんのイチジク、、、。。漢字で九をいちじくと読む事から、みつごで五男で9番目の子どもに由来して父親のリムジンが名付けたのですがイチジク兄さんのイベント会社で働きながら中学校に通っています。門から出てすぐ隣のマンションは、イチジク兄さんが分譲で持っていて、自分は結婚して子どももいて独立しているので、神楽町市外の持ち家に家族と住んでいます。
会社以外の書斎を兼ねて
五つごの中のヤンチャ組三人が住んでいます。とは言え、門を出てすぐなので、離れのようなもので三人はいつもご飯を食べに帰ってきます。
中学生の5つごの兄さん達は全員男の子で。賢いのが二人とヤンチャが三人。五つご筆頭のしゅうひは賢く同じ五つごの綾聖とともにITの会社を企業して、中学校に通いながら実家にみんなと住んで
幼い弟や妹の勉強をみています。次の翼は勉強が嫌いで横着なものの、イラストや絵が上手なので、時々漫画家のアシスタントやイラストの仕事をしながら中学校へ通っています。3番目の巧もヤンチャですが、早く車が欲しいので本人の希望通りに車の整備士をしながら中学校に通い車の免許ももう持っています。幾ら広い貸し家邸宅でも、子だくさん大家族なので、
五つごのヤンチャ組の
翼と巧とシノブが、隣のイチジク兄さんのマンションに住んでいました。五つごの4番目の綾聖は、中学生でしたが、すでに五つご筆頭のしゅうひITの会社を自分で立ち上げています。
福ちゃんは、兄妹賢いのとも横着いのとも仲良くしていました。就労児童は、10歳で車の運転免許を取得できるので五つごの兄さん達は就労児童なので全員免許を持っています。
小学生からIT関連の就労児童のしゅうひと綾聖はさっさと会社を起業しました。
シノブ、巧、翼は家にお金は入れるものの
早く車やお金が欲しいのとそれほど賢くないけど大学に行くのに有利になるので就労児童になりました。
あの日はキッチンでご飯の当番の兄妹が、カレーかなんかを作っていてカレーのいい香りが漂ってきて反対側の大広間からは、母親アヤコのブチ切れわめき声がきこえてきて。。。天国と地獄の混ざり合いというか。。。
リビングで福ちゃんとミルクが聞き耳をたてながら宿題をやっていて。シノブが貯金箱を持ち歩きながら、
「な、なんかさ。やっばくない。マジで今回。。。オトンとオカン離婚になるかもよ。」
シノブが持ってきた貯金箱に福ちゃんとミルクは、10円づつ投函すると貯金箱の表示が6,000円を越えました。これは、修羅場見学料で、強制ではないけど、任意で激しい修羅場や喧嘩があると見学者として募金して、リムジンやアヤコの誕生日や父の日や母の日や、結婚記念日の両親への食事代やら、みんなからの共同プレゼントとして
今まで何回かそういうお金に変えられるので、修羅場の喧嘩沙汰はショータイムとして見学料を
わりと皆んな進んで募金はしています。貯金箱には金額が表示されるので盗む人もいないし。「今回は。。。さすが、ヤバいかもよ。お父ちゃん、相当ヤバい事言ってるって気づかないのかなぁ。」ミルクが言います。
「離婚案件だよね。どうにもさ。もうリムジンじゃなくて理不尽にでもしたらって感じだわ。」福ちゃんが呆れて言うと、「座布団3枚って言いたいけどさ、笑い事じゃないわな。
いちおう今後の為にもコソッと大広場の扉を開けてICレコーダーで録音してる。」シノブが言うと、ミルクが、「まあっ、しのブー、あんた、イチジク兄さんのイベント会社手伝ってるより興信所や探偵に転職したらどうなの。手回しが早いわね。。」と言うので、「アホ言うなや。探偵や興信所なんて何時間もジーっと張り込みだぞ。守秘義務もあるし。小学校入ってからずーっと、通信簿に落ち着きのないとか、ジッとしてられない、口が軽いお喋りって全担任にコンプリートに書かれてる俺にできるわけないやんか。どーせなら礼於ポンみたいに弁護士になればって言ってよね。」
シノブが言うので、福ちゃんとミルクは顔を見合わせて「弁護士も守秘義務はあたりまえだし、落ち着きがないと、」「ねーぷ、ププッ
アハハハハハ」と笑う礼於。。レオ、礼於というのは、東京にいる30代の弁護士のお兄さんです。「どーせ、おバカですよ。俺は。ま、それはそーとして。。どっちに行くんだオトンかオカンか。。マジで今回ばっかりは、平和を越せないぞ。」シノブはムッとしながらもいつになくシリアスな表情を浮かべる。おちゃらかなシノブがシリアスに思い詰めるのは奇妙だし、なにより気味が悪く縁起でもない。。。
福ちゃんは、「どうもこうも。。ないだろう。離婚したら、おとんは南極オカンは日本。日本がいいに決まってるじゃん。って言う前に、僕はもう就労児童になるからそれならオトンおかんの離婚は関係ないよ。チビはオカンについていくかもしれないけどさ。クルちゃんとミルちゃんの高校進学の学費は僕が払うし。就労児童だと色々手当が付くしね。僕はどこへも行かないよ。この神楽町市が好きだし。」福ちゃんは、両親が離婚した場合、もう就労児童の天職が待っているので親のどちらかに付かなくても生活していけるし、
なによりも生活環境を変えたくないのです。そして、その場合、赤ちゃんの頃から育児担当してくれた就労児童ではないこれから高校進学の双子のクルミとミルクの進学の面倒はみようと言うのです。「俺はチビたちの面倒みてもいいけど、福以下のチビは親のどちらかに付いて行くだろうからなぁ。金だけ送るかなぁ。。まぁ、別に俺らは親についていかなくてもだけどさ、でもなぁ。。実家が無くなるかと思うと。。」とシノブが言うと
「やだ、何言ってるのよまだ、離婚になるって決まってないでしょ。お父ちゃんだって、お母ちゃんが絶対離婚の話しにならないからちょっとだけからかうみたいな冗談言ってるのよ。」不安げにミルクが言うと「でもさーさ、男性は長年の付き合いってそれがあたりまえっておおらかなとこあるでしょ。にいちゃん達見ててもいまさら小学校とか幼なじみとかと繋がってるとか、それにさ、男は別れた女性をいつまでも心の片隅に住まわせるって言うじゃない長年の付き合いは切れないって勝手に基盤を築いてるんだよ。だけど、女性は新しい物を築いていくのに都合悪いものは、長年の付き合いでも更地にする事はかまわないし、むしろ長年の付き合いでもイヤなものはいや、処分するって感覚だって、こないだTVで恋愛トークでやってたよ。」福ちゃんが言います。女性のミルクは、「え、あたりまえじゃない。もういやになったものにこだわっていたらいつまでも進めないでしょうに。合わなくなったら無理矢理合わせるでなしに、卒業する事も大事でお互いのためでしょうに。人生一度きりでしょ。」シノブが、「だけどさ結婚してないとか、友達関係とか、そーゆーのならそれもアリかもだけどさ。結婚して子どもいないとかね、でもウチらの親はまだ養育しなきゃいけないチビがいるんだよ。そうそう簡単に離婚はどうなんだ確かに俺らはなんとかなるし、にいちゃん姉ちゃん金持ってる奴らや実家思いの奴らが多いけどさ。なんかあったらそりゃ助けるだろうけどさ。ほとんどにいちゃん姉ちゃんに家庭あるじゃん。それぞれの家族にそれこそ迷惑かけられないだろ。いつまでも実家の面倒みなきゃいけないなんてさ、本人稼ぎよくても家族はおもしろくないじゃん。
でもさ、離婚は無いわ」「なんか。。。随分と深刻な話ししてない。。。」心配なのか、キッチンから、今日の料理当番のミルクの双子の姉さんの方のクルミが覗いている。「後は煮込みを待つだけ。みんな、どうした、」同じく今日の料理当番の五つごの筆頭のしゅうひもキッチンから顔を出します。福ちゃんの家は、母親のアヤコが料理をしない日は、男女問わずに料理は当番制です。キッチンの裏には料理や掃除の分担シフトが張ってあります。もちろん、当日にコケたり当番制が守れなくなる事はあるものの誰か必ず家にいたり、掃除と料理の当番を代わったり、日を代わったりとがありました。アヤコが料理をする時も誰かお手すきなら手伝っていたり。「げ。しゅうひも今日メシ当番なの。んじゃ、今日のカレー嫌がらせ並みに野菜ゴロゴロなデカめじゃん。」シノブがキッチンから現れたしゅうひを見て言いますシノブは野菜嫌いで両親からアレルギーでもない癖に野菜を食べないと馬鹿になるぞとずっと叱られているのですが、同じ五つごでも筆頭のしゅうひは野菜が大好きしゅうひが料理当番だと鍋料理や、やたらと野菜を使いたがり具も大きめです。「野菜食べて、そんなことで死ぬわけじゃないし、今日は玉ねぎやトマトたっぷりなサラダもあるし。それにしのブー、カレーは好きだろ喜べ今日は姫子監修だし。」姫子というのは、五つごの二歳下の妹で、小学校高学年クラスに通いながらも、就労児童で既にフレンチのお店で働いています。今日は仕事ではないのですが、料理当番に料理人がキッチンにいると安心安全です。「ま、まぁ。。。シェフ姫子監修なら。。まだ良かったセーフ。でも、どーせ玉ねぎならオニオンリングか、サラダならポテトサラダにしてくれよ。アレなら好きなのにさ。でも、
姫子って、ヒメノのほうじゃなくて、姫子だよね、まさか、ヒメノ、じゃあないよね。」シノブが言うヒメノとは姫子からさらにまた二つ歳下の妹で。ヒメノは甘党でなんでも甘甘にしそうになったりキムチ鍋が辛いと怒って砂糖を入れようとしてきたり、冷蔵庫のチョコレートをカレー粉と間違えて入れそうになり、ギリギリ誰かに見つかり止められたり
とにかくかなりの料理オンチなので料理当番しなくていいから掃除当番や子守りだけで、と親兄妹から言われるものの、本人はやたらとキッチンに立ちたがるのです。「ヒメノは、友達んちに試験勉強させに行ったわよ。あの子、料理はダメだけど、頭はまぁまぁいいからね。友達重宝するじゃん。」クルミが言います。ざわめいてるのか、その姫子がリビングの様子がいつもと違う感じがして、思わず
ドアを開けると、あまりにもウットリするような誘惑的なたまらなく美味しそうなカレーのにおいがキッチンから漂ってその場の全員の鼻をくすぐります。ポワんとして、全員が、ウマイモノ魔力夢の中にいざなわれりなおももちに。。。
ですが。。。
「だから、そんな事勝手に決めたら離婚でしょ」
と、同時に大広間からは、怒涛のように。。母親アヤコの金切声が。。で、一瞬にしてまた、その場の全員は冷水をぶちまけられたように静まりかえってしまいまして。。。