「大丈夫よ。任せてちょうだい。寝ないようにやるからね。」ヴィーナスは、初対面だというのに不動が自分の大ファンだというのに足元を見て、不動がゴロンと横になって。。。耳掃除をはじめてしまう。残念ながら、不動はそこまでゴロゴロと大きな耳垢がないものの、まぁまぁ掃除のしがいがあり「割と。。。日頃からこまめとは言わないけど、そこそこは掃除されてるわね、あー、これは掃除したの。。二週間ぐらい前かしら。でも。。綿棒で掃除してるんでしょ。」不動はびっくりした顔をして、「あっ、なんでわかるの。。。だいたいそれぐらいだと思う。こまめじゃないけど、2、3週間に一度ぐらいか忘れた頃に適当に。。。うん、その通りで綿棒でやってるかな、だいたいは。」ヴィーナスは、「綿棒なんてダメよっメッ耳垢が押し込まれる耳掃除の敵よ。」と、不動を叱ると「なんか。。気持ちいい。。竹のやつって。。耳を刺しそうで怖くて使ってなかったけど。。」「気持ちよく寝させる様にツボを押しながら掃除する事もできるけど、その技はあたしの仕事のお客さんの赤ちゃんにしかやらないわ。あたしは学校でも毎週月曜日と金曜日に限定数人の児童の耳掃除やこの木蓮幼稚園で臨時講師として美術のお絵描きや粘土細工や陶芸の先生で授業した後に何人か耳掃除をボランティアでするんだけど、寝させようと思えばクライアントを寝させる事ができるけど学校もお昼時のランチ後の眠い時で夜じゃないし、これから授業もあるし、学校生活に支障が出るので気持ちよくても絶対寝させないやり方で耳掃除をする条件でやってるのよ。うちの小学校も最初はクラスメイトが、耳鼻科検診で引っかかって多分、親の耳掃除が痛いから逃げ回って耳掃除を全然させないから耳垢の詰まり過ぎだろうけど耳鼻科行きたくないから怖いどうしようって泣くんでアタシに任せな耳掃除にトラウマがある子達だから、放課時間にまずは耳掃除が比較的うまい親に恵まれて耳掃除されるのが好きな奴を適当に取っ捕まえてそいつらの耳掃除をおやすみモードで取り立てするんだけど実験台のモニターの奴らは元々耳掃除好きだし進んで耳掃除やってほしいし気持ちいいしやってるとうっとりした顔していつのまにか、もう寝ちゃうのよ。シュナ坊はアタシが毎日毎日のように耳掃除で取り立てするから綺麗さっぱり過ぎて実験台にならないしね。でも、放課時間に実験台で耳掃除した子達が三人ともおやすみモードで取り立てちゃったからそのまま寝ちゃってさー」あの時、そばで見ていたシュナ坊も
「熟睡モード取り立てじゃなかったからまだしも。。。なんか催眠術にかかったみたいに30分ぐらい起きなくて。。で、担任のセブン先生に何をしたのかなんでこの子達三人は寝たのか、起きろ、起こせと聞かれたから耳掃除をおやすみモードでやったら寝ちゃってさーってヴィーナスが言ったら嘘つけまさか、睡眠薬でもジュースに混ぜるイタズラしたんじゃないだろうなって大騒ぎでさ。」
ヴィーナスが「あの時は。。。
このアタシが薬物濫用ってそんな事するわけないじゃないのちょっと、先生今はちょうど天下の道徳の時間だし。お時間をちょうだい、道徳的に証明して見せるわ。はい、そこに寝る」
あの時。。。
セブン先生は静かに怒りつつもヴィーナスを信用してるし。はっきり言ってヴィーナスは見かけによらずかなり頼りになる。。でも。。耳掃除ってはっきり言ってかゆくなった時ぐらいに適当だし。
時間空間で、ヴィーナスが教室の隅に取り出したソファー。。時間空間というのはヴィーナスが使える離れワザの一つで物質を空間に預けたり物質をワープさせたり。先ほど耳掃除のモニターの子達の施術の為に家のソファーを取り出したが、施術で寝た子の耳元で催眠術のようにささやいて自分の机で突っ伏して寝るように誘導して3人とも自分の机に戻らせると出したソファーは時間空間でまた空間に入れて海辺の白い家に戻したのだが、また先生の施術の為に取り戻す「大丈夫よ。痛かったらすぐ辞めるわでも、痛いわけないしね、あのモニターの子達みたいに、おやすみモード30分アバウトね。おやすみモードじゃない取り立てもあるけど、今日は睡眠薬を使ってないって証明だから。」セブン先生はしぶしぶ半分好奇心と野次馬ミーハー根性半分。。。ヴィーナスは器用にピンセットと竹製の梵天耳かきでセブン先生の右耳を覗くと。「わ、あまりきちんと手入れしてない。。うっ。。結構大量よ。腐りかけた色だけどさー」
腐りかけた色なんて言われたセブン先生はムッとして
しかしながら、「な、なんだ。。この。。気持ちよさ。。」と、言ったかと思うとうとうとし始めるけど、そこはヴィーナスも「アララ。。ネチャ耳じゃん。。まぁ、ちょっと、残念だけどもでも、右耳だけで終わらせてなるまい、」生かさず殺さず生殺し睡眠で、右耳の耳掃除を。。うまく、うまく幸せホルモンのセロトニンやエンドルフィンを引き出して。寝られたらクライアントをひっくり返せず左耳の掃除ができなくなる。。。だから、最初の片耳のうちは、決して熟睡させぬように細心の注意を払ってうとうとあり得ないぐらい気持ちいい起きているか寝ているかの狭間の夢心地程度にクライアントを追い込むのだ。でも、まぁ、セブン先生は残念ながらの湿り気のあるアメ耳で。ヴィーナスの好みは乾燥したパサパサのパイ生地の様な乾燥耳なんだけどかと言って、耳掃除は至福の時。耳鼻科の先生が耳掃除をしなくてもいい、自然に耳垢が取れてくる。万が一の時は耳鼻科へ行けばよし!と言うのをどうせ、耳掃除を素人が自分達でやってしまえば、耳屋のオッさんの耳垢の取り分が少なくなったりお客に耳掃除をさせて貰えなくなると困るからそうやって上手いこと言って耳屋のオッさんが耳掃除を楽しむ為に言ってるんだろまったくとんだヤブだわ。かゆい耳を我慢する奴の方が圧倒的に少数派だし、そういうお前は耳のかゆみを我慢できるのかよ。お土産や100均ですら素人耳かきが販売されてるって事はどう考えてもさ、危険物を子どもでも買える料金や範囲で販売するわけがない。家庭で素人が耳掃除オッケーだから売ってるんだ耳掃除ダメなんて、絶対にアタシみたいな耳掃除中毒の耳垢マニアの耳鼻科のオッさんの陰謀論だろうに。と、めちゃくちゃな事を言い出すヴィーナス自身は年中無休の万年耳掃除ブームで、自分自身含めて、同居の福ちゃんやグリやシュナ坊はヴィーナスにマメにチェックされて耳掃除をされてしまうのだ。だから、ここで小学校でザクザク取り放題の美味しい穴場を確保しなければと親が耳掃除が嫌いで耳掃除をされていない子がいるにも心が痛むわざわざトラウマと恐怖心に打ち震えて耳鼻科のオッさんに金を払って耳掃除されなくてもアタシが耳穴のマッサージをするようにリラクゼーション的に耳掃除をすれば、アタシは至福状態を何度も何度も存分に味わえるしクライアントは無料で耳が綺麗になるし耳鼻科のオッさんは耳掃除をしなくても、中耳炎や他の耳の病気でも治しとけばいいんだし。みんな幸せでまるく収まるじゃない。右耳の施術に光悦うっとりの
セブン先生はまるで催眠術にかかっているかのように次は反対の耳と言うヴィーナスの指示でコロッと左側にひっくり返されて左耳は寝かせても大丈夫なのでヴィーナスは右耳をα派に持っていきθ派で止めてさらに左耳はα派からゆっくりとθマッサージ、最後にデルタ波のマッサージに持っていく。。ヴィーナスにマッサージされるような耳掃除をされたセブン先生はとうとう寝落ちしてしまう。。。うわぁぜひぜひ、絶対、親の痛い下手な耳掃除から逃げても次は耳鼻科が待ち構えているであろう八方塞がりの耳掃除に恐怖心やトラウマを持つ生徒たちには、ヴィーナスが煌々と光り輝く神様か救世主に見えてきた。。。もしかしたら、耳掃除って気持ちいいかもしれない。ヴィーナスならちょっと強引な性格とは言え痛いとか嫌だと言ったらそれ以上は無理をせずにやらないだろうし。
あまりにも気持ち良い夢心地に負けて
スヤスヤと寝息を立て始めるセブン先生。。先生の机に誘導しようと思ったんだけど日々のお疲れもあるし27歳というのは世間ではまだまだ青い未熟な若者でも20歳以上も自分より年寄りなのでまるでシルバーシートのお年寄りをいたわるようにそのままソファーで寝かせる事にした。うわぁ〜パチパチパチパチキャーキャーピーピーキャッキャッ、ブラボーブラボー見事にストンと寝落ちしたセブン先生にすっかりクラスメイトたちは拍手喝采で盛り上がるが、
それでも、セブン先生やモニターの生徒たちは羨ましいぐらいにスヤスヤと気持ちよく寝息を立てている。
「さ、今度は本命。やってみよ。ヴィーナスは時間空間でまた違う家のソファーを施術用に取り出しました。普段から耳掃除をしない人達の耳穴はそれこそ穴場スポットでやりがいがあると言うもの虜にしてしまえば親の痛い下手な耳掃除も避けて病院も行きたくないで逃げ場を失った耳掃除嫌い達が耳掃除駆け込み寺にされるのは間違いないし。取りっぱぐれ無しのクライアントになり赤ちゃんやまだまだ若い子は特に新陳代謝が良くザクザク財宝の様に取れそうだし耳掃除を嫌がって取らせないのはあまりにももったいない話しで宝の持ち腐れ。
そんな人達すらあたしの腕の虜にしてみせる耳掃除がまるでまどろみの中の夢心地。
温泉やマッサージのように気持ちいいならなおさらのこと、
でも、他人様の耳掃除はやってもらう方も気持ちいいだろうけどさ。あたしみたいな耳掃除キチには掃除する方がたまらないし。それでも危険が伴うわね。
あたし自身が耳掃除をやめられないとまらないなドーパミン中毒になるかとだからそこだけは覚醒剤にならないように絶対に気をつけてお名残惜しくも1日何人かと人数限定の区切りにするのよ。腹八分目に医者いらずって言うじゃない。ああ、クライアントの子達もこれからは耳掃除に関して医者いらずだわ。幸せの
なくてはならない新しい習慣よ。
2024年11月25日
2024年11月13日
マリッジセレブレーション。396心得。怒涛の日々を振り返り。。。
そして、その日の夕方。。木蓮寺にて。明日は。。。森沢ベルモにとって運命の日なのだけれど、そんな事は、周りの誰にも言わず
夕方、予定通りに木蓮寺にはベルモの傾聴解禁の為の相談者、プルメリア島の漁師の網本のご長男が本人は漁師を継いでいないものの、真鯛やらヒラメやら。。実家から手土産に持たされてやってきた。八王子グループは代々続くプルメリア島1番のカワウソの漁師の網元で、本家の網元の孫、長男不動22歳、漁師を継ぐのが嫌で大学を出てプルメリア島の中心街のプルメリアリゾートでビジネスマンとして働いている。網元の祖父や父親からは、次男の心絃が漁師を継ぐので不動は、運転免許や大学まで行かせるお金はきちんと出すけど、八王子家の資産は全部心絃のものと言われている。自分の人生を捧げて家業を継いでくれたものを優遇するのは当たり前不動は親から資産を貰っても漁師を継ぎたくないんでちょっと寂しいような気がしつつ。。。でも。。家にとっても自分にとっても大事な事なので。。それは全然納得していたんだけど。長子の嫁いだ姉もいるし末っ子の妹の吹雪は中学生なんだけど。歴史を感じる壮大で美しい境内の庭園を進み。。。不動は木蓮寺の、お客用の座敷に通されたものの。木蓮和尚に挨拶すると木蓮和尚が手土産の魚介類のお礼を言って木蓮和尚は食材を見ると目をキラキラさせながら不動君、ゆっくりしていけるんじゃろなら、みんなで食べながら話を聞くから、まずは、最初はベルモだけであっ、親戚の子たちももう来てるし、と、不動にお茶を出すと
さっさとキッチンに貰った魚を捌きに晩ごはんの用意で行ってしまわれた。不動が案内された座敷にはベルモとベルモのきょうだいのヴィーナスと、その友人のシュナ坊とグリが座っていた。美術家のヴィーナスは、マスコミによく出ているので顔も知っているし不動もヴィーナスのファンで実はスマホの壁紙はヴィーナスのイラストレーションにしている。空想画も写実的な写真の様な絵もイラストレーションも舞台演出も手がけたり天才的な少年で勿論、有名な話しなのでベルモのきょうだいとは知っていたけどまさか、本人に会えるとは。。。それだけでも感激しながら不動がヴィーナス達に挨拶をして話しを聞いたらヴィーナスは、「アタシ達がきょうだいって知って、時々、月に一回は木蓮寺に呼ばれて木蓮和尚がお料理好きだからオモテナシを受けているの。」ベルモが、「というか。。。アレでしょう。。アレ」「確かに、木蓮和尚は料理が。。僕も木蓮幼稚園の生徒だった時に授業参観のクッキング教室で親と一緒にクッキーやケーキやカレーを作ってた覚えあるけど。いまだに親子のクッキング教室もあるみたいだね。会社の先輩がお子さんに付き合って木蓮幼稚園のクッキング教室や保護者の料理教室でこの頃家でも料理するようになったらしいけど」ベルモは「まぁね、不動さんのところは、うちから少し離れてるからあれだけど。うちの近所の。。檀家の門下生の人達は小さい頃から料理やら掃除やら和尚に徹底的に仕込まれてるからね。今時の男が料理や家事ぐらいできなくてどうするんだって奥さんより家事ができる人も結構いるみたいよ。アタシは。。もっと小さい時は、家庭の料理はてっきり男の人がメインでするもんだと思ってたし。シェフやパテシィエの人もどっちかって言うとまだまだ男の人が多いと思うしうちも普段から紫子さんが料理してると、和尚が横から口や手を出して料理しちゃうんだよね、暇さえあれば和尚は料理の研究してるし。」そんなこんなで不動の手土産の魚介類もサッサと和尚の料理の食材へとさらわれたし。「アタシの耳掃除と一緒だわ。」ヴィーナスが言うと、不動が、「えっ、ヴィーナス先生、耳耳掃除」「ええ、耳掃除。アタシは他人の耳掃除をするのをこよなく愛して学校の先生に将来は耳鼻科の先生になって毎日毎日耳掃除をして暮らしたいって宿題の将来の夢に書いたら葉月。。。ああ、オカンねアタシの。アタシのオカンにちくられてヴィーナス君は美術家のお仕事をしていると言うのに変な事を言っているって学校で他の先生と職員室で大騒ぎになってわざわざ葉月に電話されたのよ。昔っからあまりにも耳掃除が好きすぎて実家の飲み屋でもお店の裏の方で飲みにきたお客さん、1日三人ぐらい耳掃除してあげてお小遣い貰ってたもん。あんまり何人も何人も耳掃除するとキリがなくなるし、アタシにとって耳掃除はちょっと違うんだけど、やっぱりやり過ぎると危ない覚醒剤みたいなもんでお客がいる限りやめられない止まらないからなんか、飼い殺しでずーっと無限にやりそうになるから、本当に危ないし。だから、かなり自制して1日三人までに決めてたし。なんかね、耳掃除して、お客さんが感激されて感謝のチップくれるんだけどさいまだに変な感じ。こっちが人の耳掃除するのが気持ち良くてやりたくてやりたくて仕方ないのにねー、なんでそれでお金もらえるんかしら。なんかほんとに変なんだけど。元々アタシのオカンの葉月はずーっとうちに居なくって時々ふらっと帰ってくるぐらいで。小さい頃は、葉月のオカンはてっきり面白い親戚のお姉さんか誰かだと思って、アタシが親だと勘違いしてた実家の飲み屋のうちの爺婆に育てられたけど、ウチの爺婆とも耳掃除が下手くそで、痛いし怖いし、コノヤロウもう絶対にコイツらに二度と耳穴を触らせるかと思ってそれで、馬鹿馬鹿しいから爺婆をきつくど叱って
自分で耳掃除やるようになって、クセになって飲み屋の常連さんに耳掃除の話しをしたらプレゼントに自分の耳の穴の中が覗けるイヤースコープ貰って、ハマったのよ。って、言っても自分の耳なんか、毎日毎日掃除するから綺麗過ぎて。。。自分の耳掃除だけじゃつまんないし。頼んで爺婆の耳掃除してたらそれだけじゃ足りなくなって、姉ちゃん、にいちゃんと、言ってもオカンの姉や兄でアタシの叔父叔母だけどね、それから希望してくる飲み屋のお客さんの耳掃除もするようになったの。今では、月曜日と金曜日の小学校の掃除の時間、全校生徒の中で10人限定で耳掃除してるの。特に、親が耳掃除が下手な子が何人かいて。泣いて耳掃除をする親から逃げ回って耳垢を取らせないようにしてもね最終的に学校の健康診断で引っかかって無理矢理耳鼻科に引きずられていくみたいだけどなら、アタシに任せなアタシは耳掃除が嫌いな人までアタシの耳かきストとしてズブズブの大ファンの虜にして、心地よく眠らせるぐらいの自信はあるし。親が耳掃除下手の気持ちはよくわかる下手なくせに掃除したがるから、お前は耳掃除じゃなくて、あぶないからそのへんの掃除しとけって思うもん。」ベルモが、「さっきからさ、爺婆って言ってるけど、ヴィーナスんちのルッコラさんとベリーさんって。。まだ五十歳前でしょう」「そうだけどさ。祖父母には変わらないわよ。まぁ、今時だしね、アタシは奴らの高齢出産の子どもでもおかしくないしね。ベリーもルッコラも47だし。まぁ、いいのよ。ありがたいじゃないの、元気な若いうちに孫の顔を見れるのって。」ベルモは、「アタシでさえ。七十代の和尚や紫子さんに爺さん婆さんなんて言わないわよ。さすがに100歳過ぎた小紫婆さんは、小紫婆さんだけどもあっ、アタシはそっか、和尚夫妻は確かにアタシには親よね。」「アンタも親不孝してないでさーちょっとはお洒落したらどうなの。渋い緑や青ばっかり着て。女の子でしょうに。ねぇ、不動さん。」ヴィーナスがベルモに会うとちょっとは可愛くしたらどうだと小言を言う。「人の趣味だからね、そればっかりは。まぁ、でも。。。僕も。。姉や妹がいるけど。。なんで女に産まれなかったんだろうって。。ハァー、」不動がため息をつくと。「そうかなぁ。アタシもピンク色だし、女の子に見られるけど、ヴィーナスもだけど、男の子に決めたよ。あたしたち、金星人だけど、物心ついたら、性別を決めれるし。自分で決めなくても親やまわりじゃなくて、本人の傾向で決まってくるからね。うちは、あたしが真ん中で兄と弟がいて、男ばっかりで。親もちょっとさみしいみたいだけど、こればっかりは仕方がないって。」ヴィーナスの幼なじみのグリが言う。グリは金星から地球に遊びにきて、神楽小学校へ通うようになって。随分と金星に帰っていないけど元々。両親が地球大好きで大の親日家でおまけに、日本には大恩人の孫のヴィーナスが住んでいるので。両親ともデザイナーやスタイリストの仕事で忙しいし、グリの事は良い意味で放任していました。シュナ坊も、「女の子。。女の子に産まれたらなんてとか、考えた事ないや。。。そんなにいいもんかなぁ。ウチらのクラスの女子なんかむかつくしうるさいし。仲悪いわけじゃないけどー、めんどくさい生き物だなぁって思うよ。」ヴィーナスが、「まぁ、シュナ坊、あんた女子の事そんなふうに思ってたのね、アンタ、可愛い可愛いって女子に、恋愛対象じゃないにしろ弟扱いされて結構評判いいのにねー、まぁ、気持ちはわからないでもないわ。アタシもしょっちゅう口うるさい女どもとは取っ組み会いも結構するからね。。あっ、それはそうと。。」
ヴィーナスは、不動を見つめると、キラリと目を光らせて。「今日はね、だいたいの月一回はアバウトに、ベルモやベルモの妹のチワワ達や、木蓮寺の方々の耳掃除に来たのよ。初対面で言うのもなんだけど。不動さんも。。。耳掃除今からいかがかしら。良かったら、耳掃除しながら、話しを聞こうじゃない。」ヴィーナスは、大事そうに耳掃除セットを取り出しつつ。。このうえなく微笑んで。
夕方、予定通りに木蓮寺にはベルモの傾聴解禁の為の相談者、プルメリア島の漁師の網本のご長男が本人は漁師を継いでいないものの、真鯛やらヒラメやら。。実家から手土産に持たされてやってきた。八王子グループは代々続くプルメリア島1番のカワウソの漁師の網元で、本家の網元の孫、長男不動22歳、漁師を継ぐのが嫌で大学を出てプルメリア島の中心街のプルメリアリゾートでビジネスマンとして働いている。網元の祖父や父親からは、次男の心絃が漁師を継ぐので不動は、運転免許や大学まで行かせるお金はきちんと出すけど、八王子家の資産は全部心絃のものと言われている。自分の人生を捧げて家業を継いでくれたものを優遇するのは当たり前不動は親から資産を貰っても漁師を継ぎたくないんでちょっと寂しいような気がしつつ。。。でも。。家にとっても自分にとっても大事な事なので。。それは全然納得していたんだけど。長子の嫁いだ姉もいるし末っ子の妹の吹雪は中学生なんだけど。歴史を感じる壮大で美しい境内の庭園を進み。。。不動は木蓮寺の、お客用の座敷に通されたものの。木蓮和尚に挨拶すると木蓮和尚が手土産の魚介類のお礼を言って木蓮和尚は食材を見ると目をキラキラさせながら不動君、ゆっくりしていけるんじゃろなら、みんなで食べながら話を聞くから、まずは、最初はベルモだけであっ、親戚の子たちももう来てるし、と、不動にお茶を出すと
さっさとキッチンに貰った魚を捌きに晩ごはんの用意で行ってしまわれた。不動が案内された座敷にはベルモとベルモのきょうだいのヴィーナスと、その友人のシュナ坊とグリが座っていた。美術家のヴィーナスは、マスコミによく出ているので顔も知っているし不動もヴィーナスのファンで実はスマホの壁紙はヴィーナスのイラストレーションにしている。空想画も写実的な写真の様な絵もイラストレーションも舞台演出も手がけたり天才的な少年で勿論、有名な話しなのでベルモのきょうだいとは知っていたけどまさか、本人に会えるとは。。。それだけでも感激しながら不動がヴィーナス達に挨拶をして話しを聞いたらヴィーナスは、「アタシ達がきょうだいって知って、時々、月に一回は木蓮寺に呼ばれて木蓮和尚がお料理好きだからオモテナシを受けているの。」ベルモが、「というか。。。アレでしょう。。アレ」「確かに、木蓮和尚は料理が。。僕も木蓮幼稚園の生徒だった時に授業参観のクッキング教室で親と一緒にクッキーやケーキやカレーを作ってた覚えあるけど。いまだに親子のクッキング教室もあるみたいだね。会社の先輩がお子さんに付き合って木蓮幼稚園のクッキング教室や保護者の料理教室でこの頃家でも料理するようになったらしいけど」ベルモは「まぁね、不動さんのところは、うちから少し離れてるからあれだけど。うちの近所の。。檀家の門下生の人達は小さい頃から料理やら掃除やら和尚に徹底的に仕込まれてるからね。今時の男が料理や家事ぐらいできなくてどうするんだって奥さんより家事ができる人も結構いるみたいよ。アタシは。。もっと小さい時は、家庭の料理はてっきり男の人がメインでするもんだと思ってたし。シェフやパテシィエの人もどっちかって言うとまだまだ男の人が多いと思うしうちも普段から紫子さんが料理してると、和尚が横から口や手を出して料理しちゃうんだよね、暇さえあれば和尚は料理の研究してるし。」そんなこんなで不動の手土産の魚介類もサッサと和尚の料理の食材へとさらわれたし。「アタシの耳掃除と一緒だわ。」ヴィーナスが言うと、不動が、「えっ、ヴィーナス先生、耳耳掃除」「ええ、耳掃除。アタシは他人の耳掃除をするのをこよなく愛して学校の先生に将来は耳鼻科の先生になって毎日毎日耳掃除をして暮らしたいって宿題の将来の夢に書いたら葉月。。。ああ、オカンねアタシの。アタシのオカンにちくられてヴィーナス君は美術家のお仕事をしていると言うのに変な事を言っているって学校で他の先生と職員室で大騒ぎになってわざわざ葉月に電話されたのよ。昔っからあまりにも耳掃除が好きすぎて実家の飲み屋でもお店の裏の方で飲みにきたお客さん、1日三人ぐらい耳掃除してあげてお小遣い貰ってたもん。あんまり何人も何人も耳掃除するとキリがなくなるし、アタシにとって耳掃除はちょっと違うんだけど、やっぱりやり過ぎると危ない覚醒剤みたいなもんでお客がいる限りやめられない止まらないからなんか、飼い殺しでずーっと無限にやりそうになるから、本当に危ないし。だから、かなり自制して1日三人までに決めてたし。なんかね、耳掃除して、お客さんが感激されて感謝のチップくれるんだけどさいまだに変な感じ。こっちが人の耳掃除するのが気持ち良くてやりたくてやりたくて仕方ないのにねー、なんでそれでお金もらえるんかしら。なんかほんとに変なんだけど。元々アタシのオカンの葉月はずーっとうちに居なくって時々ふらっと帰ってくるぐらいで。小さい頃は、葉月のオカンはてっきり面白い親戚のお姉さんか誰かだと思って、アタシが親だと勘違いしてた実家の飲み屋のうちの爺婆に育てられたけど、ウチの爺婆とも耳掃除が下手くそで、痛いし怖いし、コノヤロウもう絶対にコイツらに二度と耳穴を触らせるかと思ってそれで、馬鹿馬鹿しいから爺婆をきつくど叱って
自分で耳掃除やるようになって、クセになって飲み屋の常連さんに耳掃除の話しをしたらプレゼントに自分の耳の穴の中が覗けるイヤースコープ貰って、ハマったのよ。って、言っても自分の耳なんか、毎日毎日掃除するから綺麗過ぎて。。。自分の耳掃除だけじゃつまんないし。頼んで爺婆の耳掃除してたらそれだけじゃ足りなくなって、姉ちゃん、にいちゃんと、言ってもオカンの姉や兄でアタシの叔父叔母だけどね、それから希望してくる飲み屋のお客さんの耳掃除もするようになったの。今では、月曜日と金曜日の小学校の掃除の時間、全校生徒の中で10人限定で耳掃除してるの。特に、親が耳掃除が下手な子が何人かいて。泣いて耳掃除をする親から逃げ回って耳垢を取らせないようにしてもね最終的に学校の健康診断で引っかかって無理矢理耳鼻科に引きずられていくみたいだけどなら、アタシに任せなアタシは耳掃除が嫌いな人までアタシの耳かきストとしてズブズブの大ファンの虜にして、心地よく眠らせるぐらいの自信はあるし。親が耳掃除下手の気持ちはよくわかる下手なくせに掃除したがるから、お前は耳掃除じゃなくて、あぶないからそのへんの掃除しとけって思うもん。」ベルモが、「さっきからさ、爺婆って言ってるけど、ヴィーナスんちのルッコラさんとベリーさんって。。まだ五十歳前でしょう」「そうだけどさ。祖父母には変わらないわよ。まぁ、今時だしね、アタシは奴らの高齢出産の子どもでもおかしくないしね。ベリーもルッコラも47だし。まぁ、いいのよ。ありがたいじゃないの、元気な若いうちに孫の顔を見れるのって。」ベルモは、「アタシでさえ。七十代の和尚や紫子さんに爺さん婆さんなんて言わないわよ。さすがに100歳過ぎた小紫婆さんは、小紫婆さんだけどもあっ、アタシはそっか、和尚夫妻は確かにアタシには親よね。」「アンタも親不孝してないでさーちょっとはお洒落したらどうなの。渋い緑や青ばっかり着て。女の子でしょうに。ねぇ、不動さん。」ヴィーナスがベルモに会うとちょっとは可愛くしたらどうだと小言を言う。「人の趣味だからね、そればっかりは。まぁ、でも。。。僕も。。姉や妹がいるけど。。なんで女に産まれなかったんだろうって。。ハァー、」不動がため息をつくと。「そうかなぁ。アタシもピンク色だし、女の子に見られるけど、ヴィーナスもだけど、男の子に決めたよ。あたしたち、金星人だけど、物心ついたら、性別を決めれるし。自分で決めなくても親やまわりじゃなくて、本人の傾向で決まってくるからね。うちは、あたしが真ん中で兄と弟がいて、男ばっかりで。親もちょっとさみしいみたいだけど、こればっかりは仕方がないって。」ヴィーナスの幼なじみのグリが言う。グリは金星から地球に遊びにきて、神楽小学校へ通うようになって。随分と金星に帰っていないけど元々。両親が地球大好きで大の親日家でおまけに、日本には大恩人の孫のヴィーナスが住んでいるので。両親ともデザイナーやスタイリストの仕事で忙しいし、グリの事は良い意味で放任していました。シュナ坊も、「女の子。。女の子に産まれたらなんてとか、考えた事ないや。。。そんなにいいもんかなぁ。ウチらのクラスの女子なんかむかつくしうるさいし。仲悪いわけじゃないけどー、めんどくさい生き物だなぁって思うよ。」ヴィーナスが、「まぁ、シュナ坊、あんた女子の事そんなふうに思ってたのね、アンタ、可愛い可愛いって女子に、恋愛対象じゃないにしろ弟扱いされて結構評判いいのにねー、まぁ、気持ちはわからないでもないわ。アタシもしょっちゅう口うるさい女どもとは取っ組み会いも結構するからね。。あっ、それはそうと。。」
ヴィーナスは、不動を見つめると、キラリと目を光らせて。「今日はね、だいたいの月一回はアバウトに、ベルモやベルモの妹のチワワ達や、木蓮寺の方々の耳掃除に来たのよ。初対面で言うのもなんだけど。不動さんも。。。耳掃除今からいかがかしら。良かったら、耳掃除しながら、話しを聞こうじゃない。」ヴィーナスは、大事そうに耳掃除セットを取り出しつつ。。このうえなく微笑んで。
2024年10月31日
マリッジセレブレーション。395無限にそこはかとなく。。。
もう、。。いいかなと。このままここでブラブラしてるのも。悪くはないさ。別に、成仏できなくてもな。さまようプルメリア島で。
ここは、天国があればの話しだけど、天国みたいなもんだろ。
幽霊の吾朗太さんが言う。生前はわがまま放題。生まれながらにしてチヤホヤされてきて。女を騙して売ったり金にしたりして。さすがにヤバいクスリは、人生楽しかったし、そんなもんやる必要もねーし、自分ではやってないにしろ。ヤバいクスリを売ったり素人をハメて経営していた闇カジノで借金まみれにしたり。借金まみれにした奴にさらに経営する闇金で金を借りさせて再起不能にしたり。女を海外に売ったり。ヤクザに売ったり。悪いと思ってなかった。甘い奴に経験を金で買わせてやったんだそれどころか、ラクして儲けようとするからそうなるんだなかなかできない体験だろうに、ありがたく思え、賢くなれ馬鹿とすら思ってた。吾朗太さんは揺れる、ヒロキおじさんの魂にまるで独り言のように。。
「だから俺はもう死んだ方がいい奴だ、と積もり積もってバチでも当たったんじゃねーか。死んで。。それでいま、こーしてるだけでも。。許されてるだけでもありえない奇跡だと思う。ハァ。。地獄があると言うなら、今ごろ地獄で。。。」目の前の、ヒロキの叔父貴が、魂だけど。このヒロキの叔父貴は。。遠いところからずーっと、自分を見守ってきてくれていたんだ。夢かうつつか、現実か、夢のはざまで、俺の魂が消えつつある時に戒律を破ってただの夢の中だと言い聞かせて。いまにも生命の消え行く蝋燭の炎を消してはならぬ、と何度か勝手に継ぎたして。確かに。。。俺は何度か死にそうになっといて助かってた。あの、真央っていう姉貴も。あいつは死んだ奴だけど、あいつも俺の夢に出てきたり。今、自分が幽霊になって幽霊はいるんだと実感したけど、真央も四朗に知らせてすり替えられた
ウイスキーボンボンを食べてウイスキーのアレルギーで死にそうな俺を救ったり。俺が死んでからは、何度も何度も助けようとしたのに、と、叱られて。真央も四朗も俺とは異母兄弟で。四朗は仲良かったから別として。真央は生きているうちに俺は産まれていないのに。自分はさっさと死んで、俺は父親に可愛がられていたのに。。憎みもせずに、見守って俺を助けていたのだ。「生きているうちは、知らなかった。叔父貴もこんなにしてくれてて。。オヤジは俺を寵愛してくれてたけど、それだけじゃなかったんだ。オカンだって。。俺は。。。継母の要に揉めた時に人殺しと罵られて。要に暴力を振るったりする事はあったけど、さすがに。。人殺しはそうだと思ったから、オカンが俺を産んだから死んだ、ってどう考えても人殺しだし。」吾朗太の父親の蓮気は本妻の要に、吾朗太の母親の妾のなつめが吾朗太を産んだ原因で死んだというのは絶対に言うな病気で亡くなった事にしろ、病気と言えば病気だと、日頃から何度も言い聞かせていたのだけどあまりにも暴力に荒れ狂う吾朗太についに要は口を割ってしまって吾朗太は吾朗太で幼い頃から本妻の要には目の敵にされてつらく当たられていたし証拠はないけどウイスキーのアレルギーで甘党でチョコレートをウイスキーボンボンにすり替えられて要には殺されかかった。だけど、あの時は真央が出かけた四朗を呼び戻して四朗が救急車をすぐ呼んで助かったし、四朗は四朗でなつめさんの事は、吾朗太を産むというのはなつめさんが決めた事だし吾朗太を産めば自分が亡くなる事をわかった上で吾朗太は産まれたんだし。なつめさんがもしも吾朗太を人殺しだと思っているならわざわざ貴重な命をかけても吾朗太を産む事はないよ。吾朗太の誕生はなつめさんにとっては自分の生命より大切なものだったんだよ。そりゃあ、もう父さんだって亡くなったけどだけど父さんだって、なつめさんだって。父さんも最愛のなつめさんより、吾朗太が産まれてくる事を選んだんだよ。と、励まし続けてくれたしな。本妻の子どもの四朗だって、それを差し置いて妾の子どもの俺の方がオヤジから可愛がられてたのはおもしろくねーかもしれないけど。吾朗太さんは、「それにしても叔父貴もだけど、四朗、あいつには良くされたしアイツには恩がある。恩があるままで。愚かな。。俺は好き勝手して。」
わざわざ、東京からはるばると。忙しい中。昔養子に出てオヤジがヤクザと縁を切らせて交流もなかった兄貴の三太夫も、それから四朗も。俺のために。プルメリア島まで俺を弔いに足を運んで。
それから。。あの木蓮寺のブー子も。アイツも、俺をまた生まれ変わってやり直す為に成仏させる事に前向きだし。なんで。。なんで俺はあの、真鍋だって。。まともに生まれ変わるようにして俺にいつか会えるようにと坊さんになったという。。
無限にそこはかとなく。。。
沁み入る優しさ。産まれてから、死んでからもなお。。こんな俺にずっと誰かれと愛情はそそがれてきていたのだ。
「叔父貴。。俺は。。俺はなんで、なんで。。生まれ変わるチャンスが、地獄に堕とされて二度と生まれ変わらなくてもいいような事をしてきた。」
確かに直接の人殺しはしなかったと思うけど間接的には騙した女や金借りの客は自殺した奴がいてもおかしくないだろうし。吾朗太さんに
話しかけられる
ヒロキおじさんの魂が輝いて。。美しく儚い。。。
「吾朗太、お前は。。覚えてないのか記憶が完全に戻ってないのか。。残念だ。。思い出せ。。お前は死ぬ少し前に。。私のところへ来て。。」
あっ。。。
叔父貴の魂が。。。
消えてゆく。。。
夢から覚めて、施設の
叔父貴が目を覚ましたのだろう。。
ここは、天国があればの話しだけど、天国みたいなもんだろ。
幽霊の吾朗太さんが言う。生前はわがまま放題。生まれながらにしてチヤホヤされてきて。女を騙して売ったり金にしたりして。さすがにヤバいクスリは、人生楽しかったし、そんなもんやる必要もねーし、自分ではやってないにしろ。ヤバいクスリを売ったり素人をハメて経営していた闇カジノで借金まみれにしたり。借金まみれにした奴にさらに経営する闇金で金を借りさせて再起不能にしたり。女を海外に売ったり。ヤクザに売ったり。悪いと思ってなかった。甘い奴に経験を金で買わせてやったんだそれどころか、ラクして儲けようとするからそうなるんだなかなかできない体験だろうに、ありがたく思え、賢くなれ馬鹿とすら思ってた。吾朗太さんは揺れる、ヒロキおじさんの魂にまるで独り言のように。。
「だから俺はもう死んだ方がいい奴だ、と積もり積もってバチでも当たったんじゃねーか。死んで。。それでいま、こーしてるだけでも。。許されてるだけでもありえない奇跡だと思う。ハァ。。地獄があると言うなら、今ごろ地獄で。。。」目の前の、ヒロキの叔父貴が、魂だけど。このヒロキの叔父貴は。。遠いところからずーっと、自分を見守ってきてくれていたんだ。夢かうつつか、現実か、夢のはざまで、俺の魂が消えつつある時に戒律を破ってただの夢の中だと言い聞かせて。いまにも生命の消え行く蝋燭の炎を消してはならぬ、と何度か勝手に継ぎたして。確かに。。。俺は何度か死にそうになっといて助かってた。あの、真央っていう姉貴も。あいつは死んだ奴だけど、あいつも俺の夢に出てきたり。今、自分が幽霊になって幽霊はいるんだと実感したけど、真央も四朗に知らせてすり替えられた
ウイスキーボンボンを食べてウイスキーのアレルギーで死にそうな俺を救ったり。俺が死んでからは、何度も何度も助けようとしたのに、と、叱られて。真央も四朗も俺とは異母兄弟で。四朗は仲良かったから別として。真央は生きているうちに俺は産まれていないのに。自分はさっさと死んで、俺は父親に可愛がられていたのに。。憎みもせずに、見守って俺を助けていたのだ。「生きているうちは、知らなかった。叔父貴もこんなにしてくれてて。。オヤジは俺を寵愛してくれてたけど、それだけじゃなかったんだ。オカンだって。。俺は。。。継母の要に揉めた時に人殺しと罵られて。要に暴力を振るったりする事はあったけど、さすがに。。人殺しはそうだと思ったから、オカンが俺を産んだから死んだ、ってどう考えても人殺しだし。」吾朗太の父親の蓮気は本妻の要に、吾朗太の母親の妾のなつめが吾朗太を産んだ原因で死んだというのは絶対に言うな病気で亡くなった事にしろ、病気と言えば病気だと、日頃から何度も言い聞かせていたのだけどあまりにも暴力に荒れ狂う吾朗太についに要は口を割ってしまって吾朗太は吾朗太で幼い頃から本妻の要には目の敵にされてつらく当たられていたし証拠はないけどウイスキーのアレルギーで甘党でチョコレートをウイスキーボンボンにすり替えられて要には殺されかかった。だけど、あの時は真央が出かけた四朗を呼び戻して四朗が救急車をすぐ呼んで助かったし、四朗は四朗でなつめさんの事は、吾朗太を産むというのはなつめさんが決めた事だし吾朗太を産めば自分が亡くなる事をわかった上で吾朗太は産まれたんだし。なつめさんがもしも吾朗太を人殺しだと思っているならわざわざ貴重な命をかけても吾朗太を産む事はないよ。吾朗太の誕生はなつめさんにとっては自分の生命より大切なものだったんだよ。そりゃあ、もう父さんだって亡くなったけどだけど父さんだって、なつめさんだって。父さんも最愛のなつめさんより、吾朗太が産まれてくる事を選んだんだよ。と、励まし続けてくれたしな。本妻の子どもの四朗だって、それを差し置いて妾の子どもの俺の方がオヤジから可愛がられてたのはおもしろくねーかもしれないけど。吾朗太さんは、「それにしても叔父貴もだけど、四朗、あいつには良くされたしアイツには恩がある。恩があるままで。愚かな。。俺は好き勝手して。」
わざわざ、東京からはるばると。忙しい中。昔養子に出てオヤジがヤクザと縁を切らせて交流もなかった兄貴の三太夫も、それから四朗も。俺のために。プルメリア島まで俺を弔いに足を運んで。
それから。。あの木蓮寺のブー子も。アイツも、俺をまた生まれ変わってやり直す為に成仏させる事に前向きだし。なんで。。なんで俺はあの、真鍋だって。。まともに生まれ変わるようにして俺にいつか会えるようにと坊さんになったという。。
無限にそこはかとなく。。。
沁み入る優しさ。産まれてから、死んでからもなお。。こんな俺にずっと誰かれと愛情はそそがれてきていたのだ。
「叔父貴。。俺は。。俺はなんで、なんで。。生まれ変わるチャンスが、地獄に堕とされて二度と生まれ変わらなくてもいいような事をしてきた。」
確かに直接の人殺しはしなかったと思うけど間接的には騙した女や金借りの客は自殺した奴がいてもおかしくないだろうし。吾朗太さんに
話しかけられる
ヒロキおじさんの魂が輝いて。。美しく儚い。。。
「吾朗太、お前は。。覚えてないのか記憶が完全に戻ってないのか。。残念だ。。思い出せ。。お前は死ぬ少し前に。。私のところへ来て。。」
あっ。。。
叔父貴の魂が。。。
消えてゆく。。。
夢から覚めて、施設の
叔父貴が目を覚ましたのだろう。。
2024年10月08日
マリッジセレブレーション。394今の現実を忘れさせ。。。
穏やかに穏やかに、今日も何気なく過ぎゆく昼下がり。。。まるで非日常の様な美しいプルメリア島に住む人々にも各々のそれぞれの日常。。。
海の家クワタは相変わらずいつものにぎわいで。
「さっきまでの。。。なんだか。。なんか誰かいた感覚がなくなってる」時間があるときはいつもサーバーとしても働いているクワタの三男坊のミリオンが首をかしげる。。。
「誰かいた。。。って。。こんなにもお客さんもいるのに。。どういう事。。」リリコが不思議がると。。「なんでもない、気のせい、気のせい。。」ミリオンは、まさかまさかの幽霊でもいるんじゃないか、という事は馬鹿馬鹿しすぎてあり得ない。。口が裂けても言えなかった。オカルト、幽霊なんかいるわけないしでも。。。なんなんだろう。確かに。。お店の空気感が変わったというか。。ガラッとではなく、なんとなく。。別に淀んだ空気ではなかったし、ちょっと無い、いつもの軽やかさじゃない軽やかな感じ。楽しげな軽やかさからいつものにぎわいの楽しげな。。。だから、わからないぐらいに微妙な違いなんだろうけどな。
「さっきのさ。。東京のイシナベーヌのご主人が帰られたからなんじゃない。というか。。幽霊。。なんか、あるじゃん、初めての部屋や場所に入って、これは思い嫌な感じとか、目に見えない空間を感じる感覚。。僕も。。なんだろう、なんだか。さっきとは空気が変わった感じがする。」駿栄が言うと一緒に来た友人の饗は「気のせいじゃないの。。俺もちょっと、なんかそんな気がしないでもないけどなー、まぁ、俺は霊感なんかないからさ。あるにせよ。別に悪いもんじゃないなら問題無し。むしろ、座敷童子とか、こういうお客商売の店はいい幽霊が出入りするぐらいの方が繁盛するんじゃないの。あ、でも。。あ、まてよほらっ、ここに来る前のオーガストさんのあの、、ストレリチアの。花畑の、あの空気じゃね新鮮というか、ワクワクするような、あー、まさか。。あの、」「あー、綺麗だね、極楽鳥花。港近くにいい感じで味のある古民家と綺麗なストレリチアの花畑があるけど。。。あそこの人の知り合いストレリチアも
明るい元気な花だし、店子受けもいいからうちもたまにマンションのロビーやエントランスに活けるんだけど。」マンションを幾つか持っているアポロンが特に玄関、エントランスにこだわりを持っていると笑う「つい先日、たまたまこの駿栄と一緒に店の掃除当番で仕事が終わって朝帰った時に乗ったプレゼンスタクシーに、大きく24って名刺があって。横にオーガストって書いてあるから、駿栄と思わず顔を見合わせてあっ、これって。。オーガストさんって名前。。で、オーガスト、8月。8月24って俺らの誕生日じゃね?え、あの、運転手さん、俺もこの駿栄もたまたま。。。8月24日生まれなんだけど、しかも、同い年で、もしかして、運転手さんも。。この名刺、8月24日産まれって聞いたらやっぱそうでさ、兄がマーチ、姉がエイプリルと、誕生月で兄弟の名付けされて、
8月生まれにちなんで。。名前がオーガストになったんで、
会社の社員ナンバーも、いつも乗ってるハイヤーのナンバーも24だから名刺をオーガスト24にしたんだって、たまたまその日は、人手が足りなくてハイヤーじゃなかったけど。それで、みんな駿栄も俺もおんなじ誕生日って事で意気投合したというか。。。俺も店にくるハイヤーを使うお客を紹介したりして、お礼にストレリチア好きなだけ切って持ってっていいって。。。」饗が言うと、リリコが、「あっ、私、朝ここにオーガストさんに送迎して貰ったわよ。昨日はハイヤー貸し切りだったけど。今日は、残念ながら、オーガストさんに最初から仕事が入ってて朝だけ送って貰ったけど昨日の木蓮寺でも評判いいみたいね、オーガストさんは。今日は東京から来たお客さんのTV局の送迎があるみたいね。ほら、成功した社長さんとか。ドキュメンタリーの番組、メトロポリタンTVであるでしょう。結構、頻繁にTV局の送迎もやってるみたいだし。まぁ、大切なお客様もオーガストさんなら安心だろうしね。なんだかんだで昨日は取材にも付き合ってもらったし。あ、でも。。私は霊感って全然無いから。。わからないけど、幽霊も見えるそうよ。。ほら、プルメリア島で少し前に発見された。。あの白骨死体の。。派手な。イケメンの、。キンキラキンのハリネズミの骸骨のタトゥーの人、あの人、この島にいて時々話すんだって。昨日、取材した木蓮寺のベルモちゃんも幽霊が見える体質みたいでだいたい夜、うちで吾朗太さんが寝泊まりしてる、って、私は霊感。。無いし、視えないから、よくわからないんだけど。」リリコがそう言うと、ミリオンが、「幽霊。。ねぇ。。ウーン。。」超現実主義のミリオンはオカルトやスピリチュアルや幽霊話が怖いと言う意味ではなくなんだか馬鹿馬鹿しくて受け入れられない。桑田家の菩提寺が木蓮寺だけど葬式はまだしも何年も何年も、区切り区切りと法事をやって客を引っ張って金を引っ張って戒名など金を積みオプションでいい戒名にするなど全くおかしいんじゃないか。お墓も維持費で負の遺産だし。店に飲みに来た常連さんと話していて今はもうほとんどないだろうけど昔、家や墓の為に家を出る事を許されず結婚できず、墓守り跡取りだのと亡くなった人に人生を狂わされるなんて死んでからも自分を優先しやがれって毒先祖じゃなかろうか、そんな考えはおかしい。有り得ない桑田家は代々たまたま跡取りがいて奇跡的に家が続いてるけどたまたま。。。大将みたいに家を継ぎたい人が誰か一人はいつも桑田家の子どもとしていつも産まれてきたからであって。大将の兄弟みたいに絶対に家を継ぎたくないから外に出ていく子どもしか産まれてこない場合だってあるし。それを無理矢理墓を守れとか家を絶やすなって変なカルト宗教じゃないかまともな先祖なら子孫の幸せを願って何年も何年も金や時間をかけて法事しろとかわざわざ忙しい人達を集めて何年たっても俺の為に俺を供養しやがれって考えないだろう、葬式にも結構金がかかるらしいし。。寺はぼったくりヤクザか大将に騙されるな、目を覚ました方がいいカルト宗教だしと言って大将に叱られたカルト宗教だなんて。。木蓮寺はそんなお寺ではないし。今はもうそんな無理矢理墓を、家をってわけでもないし。ご先祖様へ感謝の気持ちをこちらから形にする事も大事だってことでも。。ミリオンはイマイチ。お寺や宗教の悪口を言うものの。。なんだかんだで小さい頃から桑田の大将にくっついて大将の用事で菩提寺の木蓮寺に行く事はあるし。もちろん、面と向かって木蓮寺で木蓮和尚には言わないけどうわぁ。。この敷地。。建物。。感謝、感謝と信者にありがたがらせて。。上手いこと言ってお金が集まってくるのか。。。
ベルモに会って顔を見れば木蓮和尚のいないところでは。宗教、宗教と揶揄したりヤジを飛ばしたり。ミリオンもなかなかの名高い代々続く立派な老舗旅館の息子だけれど。歴史ある文化財産のお寺の令嬢には、悔しいがなんだか負けた気がするのだ。
海の家クワタは相変わらずいつものにぎわいで。
「さっきまでの。。。なんだか。。なんか誰かいた感覚がなくなってる」時間があるときはいつもサーバーとしても働いているクワタの三男坊のミリオンが首をかしげる。。。
「誰かいた。。。って。。こんなにもお客さんもいるのに。。どういう事。。」リリコが不思議がると。。「なんでもない、気のせい、気のせい。。」ミリオンは、まさかまさかの幽霊でもいるんじゃないか、という事は馬鹿馬鹿しすぎてあり得ない。。口が裂けても言えなかった。オカルト、幽霊なんかいるわけないしでも。。。なんなんだろう。確かに。。お店の空気感が変わったというか。。ガラッとではなく、なんとなく。。別に淀んだ空気ではなかったし、ちょっと無い、いつもの軽やかさじゃない軽やかな感じ。楽しげな軽やかさからいつものにぎわいの楽しげな。。。だから、わからないぐらいに微妙な違いなんだろうけどな。
「さっきのさ。。東京のイシナベーヌのご主人が帰られたからなんじゃない。というか。。幽霊。。なんか、あるじゃん、初めての部屋や場所に入って、これは思い嫌な感じとか、目に見えない空間を感じる感覚。。僕も。。なんだろう、なんだか。さっきとは空気が変わった感じがする。」駿栄が言うと一緒に来た友人の饗は「気のせいじゃないの。。俺もちょっと、なんかそんな気がしないでもないけどなー、まぁ、俺は霊感なんかないからさ。あるにせよ。別に悪いもんじゃないなら問題無し。むしろ、座敷童子とか、こういうお客商売の店はいい幽霊が出入りするぐらいの方が繁盛するんじゃないの。あ、でも。。あ、まてよほらっ、ここに来る前のオーガストさんのあの、、ストレリチアの。花畑の、あの空気じゃね新鮮というか、ワクワクするような、あー、まさか。。あの、」「あー、綺麗だね、極楽鳥花。港近くにいい感じで味のある古民家と綺麗なストレリチアの花畑があるけど。。。あそこの人の知り合いストレリチアも
明るい元気な花だし、店子受けもいいからうちもたまにマンションのロビーやエントランスに活けるんだけど。」マンションを幾つか持っているアポロンが特に玄関、エントランスにこだわりを持っていると笑う「つい先日、たまたまこの駿栄と一緒に店の掃除当番で仕事が終わって朝帰った時に乗ったプレゼンスタクシーに、大きく24って名刺があって。横にオーガストって書いてあるから、駿栄と思わず顔を見合わせてあっ、これって。。オーガストさんって名前。。で、オーガスト、8月。8月24って俺らの誕生日じゃね?え、あの、運転手さん、俺もこの駿栄もたまたま。。。8月24日生まれなんだけど、しかも、同い年で、もしかして、運転手さんも。。この名刺、8月24日産まれって聞いたらやっぱそうでさ、兄がマーチ、姉がエイプリルと、誕生月で兄弟の名付けされて、
8月生まれにちなんで。。名前がオーガストになったんで、
会社の社員ナンバーも、いつも乗ってるハイヤーのナンバーも24だから名刺をオーガスト24にしたんだって、たまたまその日は、人手が足りなくてハイヤーじゃなかったけど。それで、みんな駿栄も俺もおんなじ誕生日って事で意気投合したというか。。。俺も店にくるハイヤーを使うお客を紹介したりして、お礼にストレリチア好きなだけ切って持ってっていいって。。。」饗が言うと、リリコが、「あっ、私、朝ここにオーガストさんに送迎して貰ったわよ。昨日はハイヤー貸し切りだったけど。今日は、残念ながら、オーガストさんに最初から仕事が入ってて朝だけ送って貰ったけど昨日の木蓮寺でも評判いいみたいね、オーガストさんは。今日は東京から来たお客さんのTV局の送迎があるみたいね。ほら、成功した社長さんとか。ドキュメンタリーの番組、メトロポリタンTVであるでしょう。結構、頻繁にTV局の送迎もやってるみたいだし。まぁ、大切なお客様もオーガストさんなら安心だろうしね。なんだかんだで昨日は取材にも付き合ってもらったし。あ、でも。。私は霊感って全然無いから。。わからないけど、幽霊も見えるそうよ。。ほら、プルメリア島で少し前に発見された。。あの白骨死体の。。派手な。イケメンの、。キンキラキンのハリネズミの骸骨のタトゥーの人、あの人、この島にいて時々話すんだって。昨日、取材した木蓮寺のベルモちゃんも幽霊が見える体質みたいでだいたい夜、うちで吾朗太さんが寝泊まりしてる、って、私は霊感。。無いし、視えないから、よくわからないんだけど。」リリコがそう言うと、ミリオンが、「幽霊。。ねぇ。。ウーン。。」超現実主義のミリオンはオカルトやスピリチュアルや幽霊話が怖いと言う意味ではなくなんだか馬鹿馬鹿しくて受け入れられない。桑田家の菩提寺が木蓮寺だけど葬式はまだしも何年も何年も、区切り区切りと法事をやって客を引っ張って金を引っ張って戒名など金を積みオプションでいい戒名にするなど全くおかしいんじゃないか。お墓も維持費で負の遺産だし。店に飲みに来た常連さんと話していて今はもうほとんどないだろうけど昔、家や墓の為に家を出る事を許されず結婚できず、墓守り跡取りだのと亡くなった人に人生を狂わされるなんて死んでからも自分を優先しやがれって毒先祖じゃなかろうか、そんな考えはおかしい。有り得ない桑田家は代々たまたま跡取りがいて奇跡的に家が続いてるけどたまたま。。。大将みたいに家を継ぎたい人が誰か一人はいつも桑田家の子どもとしていつも産まれてきたからであって。大将の兄弟みたいに絶対に家を継ぎたくないから外に出ていく子どもしか産まれてこない場合だってあるし。それを無理矢理墓を守れとか家を絶やすなって変なカルト宗教じゃないかまともな先祖なら子孫の幸せを願って何年も何年も金や時間をかけて法事しろとかわざわざ忙しい人達を集めて何年たっても俺の為に俺を供養しやがれって考えないだろう、葬式にも結構金がかかるらしいし。。寺はぼったくりヤクザか大将に騙されるな、目を覚ました方がいいカルト宗教だしと言って大将に叱られたカルト宗教だなんて。。木蓮寺はそんなお寺ではないし。今はもうそんな無理矢理墓を、家をってわけでもないし。ご先祖様へ感謝の気持ちをこちらから形にする事も大事だってことでも。。ミリオンはイマイチ。お寺や宗教の悪口を言うものの。。なんだかんだで小さい頃から桑田の大将にくっついて大将の用事で菩提寺の木蓮寺に行く事はあるし。もちろん、面と向かって木蓮寺で木蓮和尚には言わないけどうわぁ。。この敷地。。建物。。感謝、感謝と信者にありがたがらせて。。上手いこと言ってお金が集まってくるのか。。。
ベルモに会って顔を見れば木蓮和尚のいないところでは。宗教、宗教と揶揄したりヤジを飛ばしたり。ミリオンもなかなかの名高い代々続く立派な老舗旅館の息子だけれど。歴史ある文化財産のお寺の令嬢には、悔しいがなんだか負けた気がするのだ。
2024年09月28日
マリッジセレブレーション。393つれなくありふれた日常に。。。
結局は。。厳しい修行は意味もなく。。ただの人。。。だったんだよ。実家の。。。極道業からも逃げたかったし。こんな姿になってまでもまだ生きてるし蒼白いヒロキ叔父さんの魂は懺悔するかのように揺らぐ。。吾朗太さんも短命でそのお父さんの蓮気さんも短命で。。。職業柄短命なのは仕方ないかもしれないけど。ほとんど男児が産まれてくる剣崎家で男性も代々極道業を継がなかったものは比較的に長生きしている。それがわかっていても先祖代々の家業が大切なのか、それともカタギの仕事に就く事ができずヤクザをやってしまうのかだいたいの剣崎家の極道ものはあまり長生きできない。女児は産まれてきても夭折してしまうし。剣崎の極道業にならなかった男性のみ長寿か平均寿命かでヒロキ叔父さんは元々極道なんてとてもじゃないけど資質が無いし性格的にも無理だしそれもあるけど命を失ったり短命が怖くて自分でも極道業から逃げたのもあると思う僧侶になるずっとずっと前から薄々と霊感らしきものがあって。お前、ヤクザになったら早く死ぬよ死にたくないならヤクザになるなまぁ、お前にヤクザは無理だろと、小さい頃から何度か守護霊かご先祖さまか。。。不思議な存在に時々そうやってささやかれた。夢の中でも、顔は覚えてない不思議な存在から考えてみろ、剣崎家の男どもは。。。ヤクザになった奴らはほとんど爺さんになれないだろう。オッさんのうちに散るんだ。お前にはヤクザは無理だ爺さんになって天寿をまっとうしろと何度も何度も夢を見て。家が家で極道業だったし。小さい頃から、組の連中など人が亡くなったのも日常茶飯事で良く見てきて。。。
幼い頃から
ヒロキ叔父さんは「兄ちゃん。。家を継ぐの。」と、兄の蓮気に言ってきたけど蓮気からしたら長男は家や家業を継いで当たり前と育てられて。元々蓮気は手に負えないようなヤンチャだったし。「当たり前の事を聞くな。変な奴だな、まぁ、ガキだから仕方ねーけど。お前もゆくゆくは。。ヤクザだぞ。俺が徹底的に仕込んでやる」と意気込まれて。ヒロキ叔父さんはどうしよう父親は怖いし逆らえない蓮気にいちゃんは怖くないけどヤクザになる気満々だし
とは言っても。。ヒロキ叔父さんが成長するに連れて。。兄の蓮気もコイツは。。素直で優しいしおとなしいし。。とてもじゃないけどヤクザはムリだなと悟ったようで。。さらに、ヒロキ叔父さんの下に弟も産まれていたし蓮気も蓮気で成長するに連れて、自分がヤクザになるから弟は無理にやらなくてもいい人には人の性分があるという事をわかってきたし元々親分肌でヒロキを可愛がってきたし。剣崎家の男児にもカタギは何人もいたし
蓮気とヒロキの父親も三人の息子は極道にとは考えていたものの長男の蓮気が次弟のヒロキはヤクザに向かないしカタギで充分やっていけるし、と間に入って父親を説得してくれた。
ヒロキ叔父さんは出家したら極道の実家とは縁を切ろうとも考えた事はあったけど結局は水面下で兄の蓮気の相談に乗っていたし蓮気が亡くなった後も幼い四朗や吾朗太の為に手続きに奔走したり。まぁ、この寺には極道も訪れ参拝や相談もしていく事がある相談はだいたいヤクザを辞めたいと言う旨でこの寺は反社会から足を洗うために匿われたマナベのようにヤクザを辞めたい人を匿う事があるしその匿われたヤクザを取り返しにでもこようものならこの寺の高僧に念力で死んだ方が楽なぐらいの無限地獄に堕ち悪夢の中に放り込まれた幻覚を見せられて苦しみ
それから
すぐ通報されて逮捕で重い罰を与えられるのだ。だから、まぁ、よっぽど究極的でもない限りプライドもあるしヤクザは寺を頼ってはこないけど。一人の人間として寺に参拝するのは自由だし、ヤクザ出禁でもない。結局は実家との付き合いもやめなかったし。
ヒロキ叔父さんは
吾朗太の弟分のマナベに関しても子どもを持ってはいけない身分でありながら
「それじゃあ、これからは私を父親だと思えばいい。」と慰めて息子を思う父親のようにマナベの社会復帰に尽力した。マナベの父親のたかゆきは腎臓移植したのちにまたマナベを裏切ったのだ。
マナベの恋人翼を亡くした後に
たかゆきの今の嫁やその子どもはドナーに適合しないからマナベに腎臓移植のドナーになってくれと頼みにきたけれど
そもそも幼い自分を捨てて捨てられた自分が可哀想だからと救ってくれた父親と付き合っていた父親の恋人だった翼を騙して売り飛ばして新しい女に乗り換えて幼いマナベもまた捨てた父親なんか誰が助けるかと怒って追い返していたものの。。。
父親のたかゆきは涙ながらに何度も現れて今までの事は深く深く反省していると土下座して、マナベのたかが十数年歳上なだけの父親が病気のせいか酷く老けてみすぼらしく感じて
何もかも失ったマナベはかと言って自分を捨てた母親は音信不通で全く無視されたがこいつはいちおうムカつくけど一時的には一緒に暮らしたりすっかり自分の人生観をガラッと変えてくれた翼との縁ももたらしてくれたわけだし。。。許したわけではないが生命の事だし。。。と、腎臓移植のドナーに同意してしまう
ヒロキ叔父さんの揺らぐ魂は。。。
「マナベ君からは相談に乗られて。私はマナベ君の父親が反省など微塵もなく、彼を裏切るのが視えて。。反対したんだよ。ドナーという事は誰かの生命を救う事は尊いが、自分にもリスクが大きい事も考えなとだけど、自分を変えた恩人の恋人を失って、社会復帰して反社会から足を洗うけじめもあるしと、マナベ君はドナーに同意してしまって私も。。彼の決めた事だから反対しても無理矢理止めるわけにはいかないが、父親の裏切りにあった時の絶望感に。。何もかも失った彼が。。。果たして。。自らの命すら失おうと心配だったんだ。
だから私は。。。吾朗太、お前が亡くなってる事はこの世のものでない存在からのお告げで薄々気づいていたけれど。。マナベ君にも言えずに、吾朗太はほとぼりが冷めてやり直すまでは、マナベ君に会わない事にする、カタギになってマナベ君もカタギになったら会うと言っていると嘘をついた。」
はっきりと、現実には吾朗太が死んだ事を確認したわけではないが。。。
嘘もついたし父親気分にもなったし。。。コレは夢の中だと言い聞かせて吾朗太だけ贔屓して。。
生命の蝋燭に炎を灯して継ぎ足した。。
幼い頃から
ヒロキ叔父さんは「兄ちゃん。。家を継ぐの。」と、兄の蓮気に言ってきたけど蓮気からしたら長男は家や家業を継いで当たり前と育てられて。元々蓮気は手に負えないようなヤンチャだったし。「当たり前の事を聞くな。変な奴だな、まぁ、ガキだから仕方ねーけど。お前もゆくゆくは。。ヤクザだぞ。俺が徹底的に仕込んでやる」と意気込まれて。ヒロキ叔父さんはどうしよう父親は怖いし逆らえない蓮気にいちゃんは怖くないけどヤクザになる気満々だし
とは言っても。。ヒロキ叔父さんが成長するに連れて。。兄の蓮気もコイツは。。素直で優しいしおとなしいし。。とてもじゃないけどヤクザはムリだなと悟ったようで。。さらに、ヒロキ叔父さんの下に弟も産まれていたし蓮気も蓮気で成長するに連れて、自分がヤクザになるから弟は無理にやらなくてもいい人には人の性分があるという事をわかってきたし元々親分肌でヒロキを可愛がってきたし。剣崎家の男児にもカタギは何人もいたし
蓮気とヒロキの父親も三人の息子は極道にとは考えていたものの長男の蓮気が次弟のヒロキはヤクザに向かないしカタギで充分やっていけるし、と間に入って父親を説得してくれた。
ヒロキ叔父さんは出家したら極道の実家とは縁を切ろうとも考えた事はあったけど結局は水面下で兄の蓮気の相談に乗っていたし蓮気が亡くなった後も幼い四朗や吾朗太の為に手続きに奔走したり。まぁ、この寺には極道も訪れ参拝や相談もしていく事がある相談はだいたいヤクザを辞めたいと言う旨でこの寺は反社会から足を洗うために匿われたマナベのようにヤクザを辞めたい人を匿う事があるしその匿われたヤクザを取り返しにでもこようものならこの寺の高僧に念力で死んだ方が楽なぐらいの無限地獄に堕ち悪夢の中に放り込まれた幻覚を見せられて苦しみ
それから
すぐ通報されて逮捕で重い罰を与えられるのだ。だから、まぁ、よっぽど究極的でもない限りプライドもあるしヤクザは寺を頼ってはこないけど。一人の人間として寺に参拝するのは自由だし、ヤクザ出禁でもない。結局は実家との付き合いもやめなかったし。
ヒロキ叔父さんは
吾朗太の弟分のマナベに関しても子どもを持ってはいけない身分でありながら
「それじゃあ、これからは私を父親だと思えばいい。」と慰めて息子を思う父親のようにマナベの社会復帰に尽力した。マナベの父親のたかゆきは腎臓移植したのちにまたマナベを裏切ったのだ。
マナベの恋人翼を亡くした後に
たかゆきの今の嫁やその子どもはドナーに適合しないからマナベに腎臓移植のドナーになってくれと頼みにきたけれど
そもそも幼い自分を捨てて捨てられた自分が可哀想だからと救ってくれた父親と付き合っていた父親の恋人だった翼を騙して売り飛ばして新しい女に乗り換えて幼いマナベもまた捨てた父親なんか誰が助けるかと怒って追い返していたものの。。。
父親のたかゆきは涙ながらに何度も現れて今までの事は深く深く反省していると土下座して、マナベのたかが十数年歳上なだけの父親が病気のせいか酷く老けてみすぼらしく感じて
何もかも失ったマナベはかと言って自分を捨てた母親は音信不通で全く無視されたがこいつはいちおうムカつくけど一時的には一緒に暮らしたりすっかり自分の人生観をガラッと変えてくれた翼との縁ももたらしてくれたわけだし。。。許したわけではないが生命の事だし。。。と、腎臓移植のドナーに同意してしまう
ヒロキ叔父さんの揺らぐ魂は。。。
「マナベ君からは相談に乗られて。私はマナベ君の父親が反省など微塵もなく、彼を裏切るのが視えて。。反対したんだよ。ドナーという事は誰かの生命を救う事は尊いが、自分にもリスクが大きい事も考えなとだけど、自分を変えた恩人の恋人を失って、社会復帰して反社会から足を洗うけじめもあるしと、マナベ君はドナーに同意してしまって私も。。彼の決めた事だから反対しても無理矢理止めるわけにはいかないが、父親の裏切りにあった時の絶望感に。。何もかも失った彼が。。。果たして。。自らの命すら失おうと心配だったんだ。
だから私は。。。吾朗太、お前が亡くなってる事はこの世のものでない存在からのお告げで薄々気づいていたけれど。。マナベ君にも言えずに、吾朗太はほとぼりが冷めてやり直すまでは、マナベ君に会わない事にする、カタギになってマナベ君もカタギになったら会うと言っていると嘘をついた。」
はっきりと、現実には吾朗太が死んだ事を確認したわけではないが。。。
嘘もついたし父親気分にもなったし。。。コレは夢の中だと言い聞かせて吾朗太だけ贔屓して。。
生命の蝋燭に炎を灯して継ぎ足した。。
2024年09月13日
マリッジセレブレーション392日没から夜明けまで。。。
そうだわ。。。木蓮寺の森沢ベルモにとっては、
聴き馴染んだ日常の一部の美しいヒグラシの鳴き声も、近くの海の聞き慣れたひるがえる透明な澄んだ波の音も。。。なんでこんな美しい物の溜まり場。。。当たり前のようにして。今までで違和感なく生活してきたけど木蓮寺にはるばるやってくる相談者や観光客の人からはだいたいの方々からプルメリア島という
恵まれた自然と発展と洗練のどこまでも限りなく伸びていきそうな最先端の今どきというか未来的な環境のバランスの
奇跡的な恩恵や美しさを褒められるけどプルメリア島みたいなところって、考えてみたらなかなか、ありえ無いのよね。。ベルモはそう、まるで生きながら天国にいるかの様な史上の楽園だから死場所を求めてさまよい、死ぬならその前に一度天国へと死場所に決めてプルメリア島へやって来た人達は
なぜか、死ぬ気を無くしてもう一度やり直そうと、来たらなぜか生命力が湧いてくるプルメリア島はそんなふうにも言われている
木蓮寺敷地内の森沢家の離れの自分の部屋で日々の学びを書き綴ったノートを閉じると再びまた、昼下がりの幼稚園業務に。。日々の日課に戻りゆく窓の外の蓮池も観光客が帰って日没から夜明けまで蓮灯りでぼんやりと静かなイルミネーションの様に蕾や咲いている蓮が息を呑むほどに美しくボーっと輝くのだかけがえのないこの時間。。時々、ベルモは、プルメリア島の無事に生きて見つかったミリオンとは逆に一緒に見つかったけど瀕死で。。てっきり死んでるかと思われてミリオンとベルモを拾った常連さんの釣り目当てで旅館の海の灯りに毎年くるお客さんから海外出張ばかりで面倒を見れないからという事で代わりに引き取った
桑田の大将が、可哀想だからと、ベルモの葬式を出す為にまだこのお寺に引き取られた赤ちゃんの頃を思い出すあの頃は。。小さくて。。周りもみんな自分が生きていた喜びに溢れて。なんて、懐かしい。。今では嘘のように小さくて、木蓮和尚がベルモが、溶けて無くなってしまいそうかと、心配していたあの小さかった頃が。。今ではもうマイクロ豚だと思って育てたらすっかり騙されて普通の豚だったと。。からかいや笑いのネタにされるけどね。。
そして。。。同じ時刻のころ。。木蓮寺に寝泊まりしている幽霊の吾朗太さんは海の家クワタの近くのブルーオーシャンの浜辺で
まだ施設では生きてはいるものの、すっかり認知症になってしまった叔父のヒロキさんの魂と向かい合って。。ブルーオーシャンの浜辺は観光地で観光客でざわめいていたけれど、厳しい寺で修行を重ねてきたヒロキさんの魂が、霊感のかなり強い人にも姿を見つからないようにと特別に幽霊の吾朗太さんと自分との不思議なスペース。。結界の様な物を張る。。
魂は認知症の現実の叔父さんとは違って意識は勿論の事ハッキリしているヒロキ叔父さんの魂は懺悔で深く深くうなだれていた。極道の剣崎家の贖罪を償う為に剣崎家を出て結婚もダメ、子どもを持つのもダメ私利私欲に走ってエコ贔屓もダメ人は皆平等である。。という煩悩を捨てたはずの禁欲生活の中で。。。結局ヒロキ叔父さんは禁欲生活を捨てきれなかったので歳をとってから絶対ボケたくないボケて人に迷惑をかけるぐらいなら、さっさと死んでしまった方がいいずっとずっと若い頃からそれだけは。。と、だけど。。結局は。。気づいた時には最も
自分の望んでいない姿を。。。別に酒に溺れたわけでもなく女遊びをしたわけでもない、ましてや悪いお金儲けをしたわけでもない。。。でも。。。
ヒロキ叔父さんは極道の剣崎家と縁をきりながらも結局は、剣崎家の贖罪の為に出家したし出家してからも吾朗太さんや四朗さんの父親である兄の蓮気から自分はいつ死んでもおかしくない生き方をしているし、もう一人の弟もヤクザだ、アテにならない、お前は真面目だしなにかあったら四朗や吾朗太を頼むと言われてきた。ヒロキ叔父さんは自分がどうしてもヤクザになりたくなかった時に兄の蓮気に間に入って貰って実家に無理を言って僧侶になって蓮気には頭があがらないし。蓮気の事は尊敬もしていたし。
はっきり言って。。蓮気の長男、次男の甥の一朗や次水はヤクザで正直あまりなんとも思わないが、あの頃まだ小さかった四朗は真面目でいい子だし、吾朗太もヤンチャだけど小さいし、四朗になついていたし。
ヒロキ叔父さんは僧侶の修行を積み重ねていくうちに。。
どんどんと霊感が強くなってきて。。。蓮気がもう長くない。。病気ではなく。。。暗殺される事も薄々と感じていた。当の本人には言えないので、ただ、蓮気と会えば危険な身なので縁起でもないがきちんと遺言などは公正証書に残すようにとアドバイスも口を酸っぱくして繰り返した。ヒロキ叔父さんの寺は厳しい寺であっても生前の蓮気は時々ヒロキ叔父さんの元に通っていたのである
極道の、ではなくて一人の兄として、弟として。。でも、仏様に兄をお救いくださいと幾ら祈って念じても仏様からの返事はなく。蓮気は抗争で撃たれて死んだ無念だけど無茶苦茶やって反社会の極道の蓮気をお救いくださいなんて。。。自分は本当に愚かかもしれないこの世にはたくさん、早く亡くなってしまう善人がいるというのに。。。可哀想に亡くなる子どもがいるというのに。。。これも、私利私欲を捨てきれない自分。。
さらに。。。蓮気が亡くなってからも。。
あの、夢か現実かわからない。。
生命の蝋燭が燃える洞窟で、勝手にこれは夢の中なんだ、と言い聞かせて、可愛い甥の吾朗太の名前が書いてあるいまにも消えかかった蝋燭の炎を勝手に勢いよく燃え盛る蝋燭の炎を継ぎ足す。。。これは夢の中だから。。でも、実際には。。。現実吾朗太は何度か死にかけては。。。奇跡的に助かっていた。。。夢だ、夢の中だからと、でも、あれは多分、夢という幻に見せかけて、自分の欲望が生み出した現実なのだろう。
でも。。最終的に吾朗太の最後は救えなかったあのこの寿命か。。。
早くお子様を亡くした親達には、お子様自身が決めて産まれてきた寿命です、なんて。。限りある生命、命の限り精いっぱい生きる事を大切にと私達に生命の大切さを教えて下さった尊い魂です、と慰めるだけど、どうなんだ。いざ、自分の身内となると。。そして。。。ヒロキ叔父さんの魂はゆらめきながら。。
「子どもを持ってはいけない。。そうとは分かっていても父親に裏切られた真鍋君を」
真鍋は父親の為に肝臓を提供したが結局は新しい女もその異母弟達も自分が腎臓移植の手術をしたくないから真鍋君に押し付けて逃げたんだ真鍋君はあの頃、彼女の翼さんを病気で失って。。今までの。。自分を悔い改めようと。。私のいる寺で働きだした。僧侶になりたいと本人は言ったけどまだ若いし僧侶になったら、結婚もできない。。だから、僧侶より、寺男をすすめた。。確かに翼さんを亡くした事はショックだったろうけど、真鍋君は、家庭に対して憧れが強いしやっと、翼さんと家庭を持とうとして反社会からまともに足を洗おうという気になって。。時間が解決してくれるかもしれない、そうやって、真鍋君を説得した。。だんだんと、真鍋君の翼さんの供養と反省と贖罪の日々に、
真鍋君の顔が穏やかになりつつある頃に。真鍋君の父親が真鍋君を探し当てて、とうとう寺にやってきた。
私は。。。必死で止めたんだよ。。。真鍋君を。。でも、
聴き馴染んだ日常の一部の美しいヒグラシの鳴き声も、近くの海の聞き慣れたひるがえる透明な澄んだ波の音も。。。なんでこんな美しい物の溜まり場。。。当たり前のようにして。今までで違和感なく生活してきたけど木蓮寺にはるばるやってくる相談者や観光客の人からはだいたいの方々からプルメリア島という
恵まれた自然と発展と洗練のどこまでも限りなく伸びていきそうな最先端の今どきというか未来的な環境のバランスの
奇跡的な恩恵や美しさを褒められるけどプルメリア島みたいなところって、考えてみたらなかなか、ありえ無いのよね。。ベルモはそう、まるで生きながら天国にいるかの様な史上の楽園だから死場所を求めてさまよい、死ぬならその前に一度天国へと死場所に決めてプルメリア島へやって来た人達は
なぜか、死ぬ気を無くしてもう一度やり直そうと、来たらなぜか生命力が湧いてくるプルメリア島はそんなふうにも言われている
木蓮寺敷地内の森沢家の離れの自分の部屋で日々の学びを書き綴ったノートを閉じると再びまた、昼下がりの幼稚園業務に。。日々の日課に戻りゆく窓の外の蓮池も観光客が帰って日没から夜明けまで蓮灯りでぼんやりと静かなイルミネーションの様に蕾や咲いている蓮が息を呑むほどに美しくボーっと輝くのだかけがえのないこの時間。。時々、ベルモは、プルメリア島の無事に生きて見つかったミリオンとは逆に一緒に見つかったけど瀕死で。。てっきり死んでるかと思われてミリオンとベルモを拾った常連さんの釣り目当てで旅館の海の灯りに毎年くるお客さんから海外出張ばかりで面倒を見れないからという事で代わりに引き取った
桑田の大将が、可哀想だからと、ベルモの葬式を出す為にまだこのお寺に引き取られた赤ちゃんの頃を思い出すあの頃は。。小さくて。。周りもみんな自分が生きていた喜びに溢れて。なんて、懐かしい。。今では嘘のように小さくて、木蓮和尚がベルモが、溶けて無くなってしまいそうかと、心配していたあの小さかった頃が。。今ではもうマイクロ豚だと思って育てたらすっかり騙されて普通の豚だったと。。からかいや笑いのネタにされるけどね。。
そして。。。同じ時刻のころ。。木蓮寺に寝泊まりしている幽霊の吾朗太さんは海の家クワタの近くのブルーオーシャンの浜辺で
まだ施設では生きてはいるものの、すっかり認知症になってしまった叔父のヒロキさんの魂と向かい合って。。ブルーオーシャンの浜辺は観光地で観光客でざわめいていたけれど、厳しい寺で修行を重ねてきたヒロキさんの魂が、霊感のかなり強い人にも姿を見つからないようにと特別に幽霊の吾朗太さんと自分との不思議なスペース。。結界の様な物を張る。。
魂は認知症の現実の叔父さんとは違って意識は勿論の事ハッキリしているヒロキ叔父さんの魂は懺悔で深く深くうなだれていた。極道の剣崎家の贖罪を償う為に剣崎家を出て結婚もダメ、子どもを持つのもダメ私利私欲に走ってエコ贔屓もダメ人は皆平等である。。という煩悩を捨てたはずの禁欲生活の中で。。。結局ヒロキ叔父さんは禁欲生活を捨てきれなかったので歳をとってから絶対ボケたくないボケて人に迷惑をかけるぐらいなら、さっさと死んでしまった方がいいずっとずっと若い頃からそれだけは。。と、だけど。。結局は。。気づいた時には最も
自分の望んでいない姿を。。。別に酒に溺れたわけでもなく女遊びをしたわけでもない、ましてや悪いお金儲けをしたわけでもない。。。でも。。。
ヒロキ叔父さんは極道の剣崎家と縁をきりながらも結局は、剣崎家の贖罪の為に出家したし出家してからも吾朗太さんや四朗さんの父親である兄の蓮気から自分はいつ死んでもおかしくない生き方をしているし、もう一人の弟もヤクザだ、アテにならない、お前は真面目だしなにかあったら四朗や吾朗太を頼むと言われてきた。ヒロキ叔父さんは自分がどうしてもヤクザになりたくなかった時に兄の蓮気に間に入って貰って実家に無理を言って僧侶になって蓮気には頭があがらないし。蓮気の事は尊敬もしていたし。
はっきり言って。。蓮気の長男、次男の甥の一朗や次水はヤクザで正直あまりなんとも思わないが、あの頃まだ小さかった四朗は真面目でいい子だし、吾朗太もヤンチャだけど小さいし、四朗になついていたし。
ヒロキ叔父さんは僧侶の修行を積み重ねていくうちに。。
どんどんと霊感が強くなってきて。。。蓮気がもう長くない。。病気ではなく。。。暗殺される事も薄々と感じていた。当の本人には言えないので、ただ、蓮気と会えば危険な身なので縁起でもないがきちんと遺言などは公正証書に残すようにとアドバイスも口を酸っぱくして繰り返した。ヒロキ叔父さんの寺は厳しい寺であっても生前の蓮気は時々ヒロキ叔父さんの元に通っていたのである
極道の、ではなくて一人の兄として、弟として。。でも、仏様に兄をお救いくださいと幾ら祈って念じても仏様からの返事はなく。蓮気は抗争で撃たれて死んだ無念だけど無茶苦茶やって反社会の極道の蓮気をお救いくださいなんて。。。自分は本当に愚かかもしれないこの世にはたくさん、早く亡くなってしまう善人がいるというのに。。。可哀想に亡くなる子どもがいるというのに。。。これも、私利私欲を捨てきれない自分。。
さらに。。。蓮気が亡くなってからも。。
あの、夢か現実かわからない。。
生命の蝋燭が燃える洞窟で、勝手にこれは夢の中なんだ、と言い聞かせて、可愛い甥の吾朗太の名前が書いてあるいまにも消えかかった蝋燭の炎を勝手に勢いよく燃え盛る蝋燭の炎を継ぎ足す。。。これは夢の中だから。。でも、実際には。。。現実吾朗太は何度か死にかけては。。。奇跡的に助かっていた。。。夢だ、夢の中だからと、でも、あれは多分、夢という幻に見せかけて、自分の欲望が生み出した現実なのだろう。
でも。。最終的に吾朗太の最後は救えなかったあのこの寿命か。。。
早くお子様を亡くした親達には、お子様自身が決めて産まれてきた寿命です、なんて。。限りある生命、命の限り精いっぱい生きる事を大切にと私達に生命の大切さを教えて下さった尊い魂です、と慰めるだけど、どうなんだ。いざ、自分の身内となると。。そして。。。ヒロキ叔父さんの魂はゆらめきながら。。
「子どもを持ってはいけない。。そうとは分かっていても父親に裏切られた真鍋君を」
真鍋は父親の為に肝臓を提供したが結局は新しい女もその異母弟達も自分が腎臓移植の手術をしたくないから真鍋君に押し付けて逃げたんだ真鍋君はあの頃、彼女の翼さんを病気で失って。。今までの。。自分を悔い改めようと。。私のいる寺で働きだした。僧侶になりたいと本人は言ったけどまだ若いし僧侶になったら、結婚もできない。。だから、僧侶より、寺男をすすめた。。確かに翼さんを亡くした事はショックだったろうけど、真鍋君は、家庭に対して憧れが強いしやっと、翼さんと家庭を持とうとして反社会からまともに足を洗おうという気になって。。時間が解決してくれるかもしれない、そうやって、真鍋君を説得した。。だんだんと、真鍋君の翼さんの供養と反省と贖罪の日々に、
真鍋君の顔が穏やかになりつつある頃に。真鍋君の父親が真鍋君を探し当てて、とうとう寺にやってきた。
私は。。。必死で止めたんだよ。。。真鍋君を。。でも、
2024年09月04日
マリッジセレブレーション。391夢見る頃から愛に溢れて。。。
ハァ。。。
ベルモがもっともっと小さな頃に。。。木蓮寺の檀家さんの桑田の大将について時々木蓮寺にもやってきたミリオン。
あの頃。。桑田の大将が和尚に話しに行った隙にベルモを見つけては宗教、宗教とからかってきたりそれから、桑田さんの老舗旅館の両手の方で檀家さんの法事がある時には木蓮和尚にベルモがついて行った時には和尚がいない隙を見ては、ミリオンは近所の同じぐらいの小さな子どもと一緒にベルモを見つけては宗教、宗教とからかったり、「死人党葬儀大臣森沢ベルモでございます、人が亡くなればお寺はウハウハでございます。3年、5年、7年、いやいや、もっと引っ張り続けて三十三回忌。。。亡くなった人をネタにして我々は。。というか、悪ワルは。。ギャハハ」ベルモのモノマネ揶揄をしながら僧侶の業務を皮肉ってはキャアキャアキャッキャキャッキャとベルモをいじめてきたり。ミリオンのタチが悪いのはギフテッドで周りの子供達と全然合わないどころか、ちゃんと同じぐらいの子どもの感覚にも合わせても混ざってはしゃいで自然に楽しく遊ぶ事ができるのだ。そこも相当に要領良く根や本質が楽しいもの好きなのもあるし天才的というか。。。
今から思えばそう、ミリオンもベルモもあの頃は、自分達が三つ子のきょうだいで金星人とは知らなかったんだけど。自他ともに、宇宙人だとは思ってたんだけどね。確かにベルモ自身もそれから、また三つ子の一人であるヴィーナスも人懐っこいしたくさんの人と交流あるのに慣れていて社交的できちんと協調性もあるしガヤガヤするのが大好きなところがある暮らすところがたまたま日本で水に合うのもやっぱり。。協調性あって人好きなわれわれは金星人だなぁと。
今思えば、ミリオンもそうなのだ。
ミリオンはわからないならできないならさっさとやめろ、無駄だろと意外にもスパッと切り捨てるタイプではない。
あの時に。。ミリオンが日頃アルバイトしている実家の海の家クワタで座の中心になってお客さんにパソコンを教えながら笑い合って。お客さんも、「ミリちゃんの教え方はすごい。こうやって、世間話雑談に交えながら要領よく教えてくれる決して上からじゃないし。」ミリオンは、「だって友達と話すみたいにして。。世間話的に話しをしてこの話し、なかなかとか、あれっと思った方がかしこまって教えますってより、楽しくスッと耳に入ってなじみやすく頭に入るしアタシもその方が、わかりやすく難しい事を簡単にってモットーに沿いやすいしね。我々教師は難しい事をよりシンプルにわかりやすく生徒に教えるかの通訳というか。。。難しい事をシンプルにがベーシックだし」
そして。。。まずは、苦手だと思う仕事をゲームのように、考えチャレンジしてみるという考えは超絶に目から鱗というか。。。その手があったか、というか確かにゲームも仕事も最初は戸惑って手さぐり状態がだんだんと慣れてきてコツを掴んだり仕事が早く出来るようになったりして慣れとともに少しづつ成長していく。ゲームは幾ら楽しくても、所詮はバーチャルの中のキャラクターが成長していくだけ。それはそれで楽しくて夢中になるかもしれないけど、所詮現実には彼らはいない。
でも、自分の苦手な仕事が遊びと言う意味じゃなくて、まずは、真剣にチャレンジするゲームで自分がその主人公だと思えば経験するほど学んだり気づいたりつまづきながらも成長していく。。。で、気づいたら成長して、成功したり出世したり。お金が増えたり
最初は誰でも手さぐり状態で不安や緊張するけどいい意味で徐々に慣れていくとは言え。。
「誰にも適材適所、向き不向きがあっていくらやってもどうしても嫌だダメだってのはあると思うだから、やばいな、と思ったら辞める事だし病気になって病んでまでしがみつく事でもないとおもうわよ。アタシだって歌手になれって言われて無理矢理歌手になる為のトレーニングばかりさせられたら確実に病むしね。。。それで病んでまで病気になって追い詰められて死ぬしかないまで追い込まれたり、本当に死んじゃったら元も子もないじゃない。冗談じゃないわ。それならさっさと仕事なんかやめるべきよ。自分が唯一の自分である事や生命は仕事よりまず大事って事を絶対に忘れないべきだし。自分に合わない幾ら学んだり頑張っても無理な方向性はあるもんよ。アタシも超オンチで良かったと思うわ」ミリオンは自分で言って大笑いしていました。
海の家クワタにはカラオケがあるもののお酒に酔った常連さんやリクエストされた桑田の大将が唄う事がありますがミリオンは絶対に歌いませんミリオンはなんでもすぐできて、びっくりするほどの頭脳で器用で才能に溢れているものの。。。唯一、歌だけは。。。なぜか音程を外しまくるし。。。有り得ない程めちゃ下手ですがそれが、かえってミリオンにとっては誰でも苦手な事やできない事があるという事をしみじみ思う心身に染み入る事になり、自惚れや天狗防止になり、良かったとは言っていて、
ミリオンは続けて。
「だからもう、どうしてもやれない事はやるな。他の人がやれば良い。自分がやらなきゃ誰がやる!じゃなくて自分がやらなきゃ誰かがやる!後は知ったこっちゃないねーだいたい、本当に死ぬかもぐらいに追い詰められた人は、そこまで行き詰まった場合は、生命の危機だしそこまで行けば、まず仕事なんかさっさと辞めればよし。会社は一人居なくなっても回って行かない場合はその会社がアホだし。もちろん、引継ぎはきちんとしなきゃいけないにしろ。。。辞めづらくても、現実的に仕事で死ぬかもしれないと悩んでいるんだから、病院に駆け込んで仕事でうつ病になりましたと診断書を出して辞めるなり休むなりすれば病気は事実だし、事実は素直に示せばいいだけ。」
冷たそうに見えるし、からかったりいじめたり。。まぁ、そういうわだかまりもあったけど。。。ベルモが思うに
ミリオンは根はいい子だと思うけど、やっぱりアタシもだけど、運良くいい人に拾われて家族になった事も相当大きいかも。
ベルモの親の木蓮寺の木蓮和尚夫妻は、かけがえのない感謝しきりな自慢の親だけど
ミリオンもミリオンで、桑田の大将もミリオンが天才でぎっしり稼いで株式投資なんかでも結構稼いでる噂があるけどだからといって、それでも子どもが売れっ子の子役などなどで稼ぎまくってその金をアテにして働かず子どもに働かせてお大尽生活を送るようなヤバい親どころか、むしろ、ミリオンにたまには休めそんなに働いて大丈夫かと心配されたり
ミリオンの方から、大将ももう還暦近いし海の灯りの旅館は長男の兄さん夫婦がやってるし従業員もいるしアタシも稼げるし海の家クワタも、従業員さん揃ってるし、アタシもいるし。大将夫婦の面倒ぐらいみれるから、もう仕事辞めて旅行でもしたらいいのに。勿論、お金はアタシが幾らでも出すからさと言っても、桑田の大将は首を横に振って「何を言ってるんだ今時還暦なんかまだまだの働き盛りだし旅行なら、爺さん婆さんが行ってるからアッシだって爺さん婆さんになってからの楽しみだから、まだまだ先の話し。」
父親の桑田の大将がそういう性格だからミリオンも逆に気を遣って、父親を甘やかそうとするのだろう
桑田の大将の両親、老舗旅館海の灯りの先先代夫婦のミリオンの祖父母はどちらも健在ではあるけどすっかり高齢になって、ミリオンが時々祖父母の旅行の段取りや、旅費やお小遣いを出しているらしいし。
ベルモも木蓮寺の僧侶と幼稚園の先生の二足のわらじですっかり働いているから生活費を家に入れると木蓮和尚に言うけど孫世代より若い娘のベルモからお金を取る気にはなれないと断られたから、同居している木蓮和尚の母親の濃紫婆さんに感謝の気持ちをいっぱいに込めて毎月五万円、旅行や、お正月のお年玉や誕生日には十万円渡しているのだ。
濃紫婆さんはまさか自分の方がお小遣いをあげる立場なのに
孫にお小遣いを貰うなんて申し訳ないとは言うけれど
ベルモがもっともっと小さな頃に。。。木蓮寺の檀家さんの桑田の大将について時々木蓮寺にもやってきたミリオン。
あの頃。。桑田の大将が和尚に話しに行った隙にベルモを見つけては宗教、宗教とからかってきたりそれから、桑田さんの老舗旅館の両手の方で檀家さんの法事がある時には木蓮和尚にベルモがついて行った時には和尚がいない隙を見ては、ミリオンは近所の同じぐらいの小さな子どもと一緒にベルモを見つけては宗教、宗教とからかったり、「死人党葬儀大臣森沢ベルモでございます、人が亡くなればお寺はウハウハでございます。3年、5年、7年、いやいや、もっと引っ張り続けて三十三回忌。。。亡くなった人をネタにして我々は。。というか、悪ワルは。。ギャハハ」ベルモのモノマネ揶揄をしながら僧侶の業務を皮肉ってはキャアキャアキャッキャキャッキャとベルモをいじめてきたり。ミリオンのタチが悪いのはギフテッドで周りの子供達と全然合わないどころか、ちゃんと同じぐらいの子どもの感覚にも合わせても混ざってはしゃいで自然に楽しく遊ぶ事ができるのだ。そこも相当に要領良く根や本質が楽しいもの好きなのもあるし天才的というか。。。
今から思えばそう、ミリオンもベルモもあの頃は、自分達が三つ子のきょうだいで金星人とは知らなかったんだけど。自他ともに、宇宙人だとは思ってたんだけどね。確かにベルモ自身もそれから、また三つ子の一人であるヴィーナスも人懐っこいしたくさんの人と交流あるのに慣れていて社交的できちんと協調性もあるしガヤガヤするのが大好きなところがある暮らすところがたまたま日本で水に合うのもやっぱり。。協調性あって人好きなわれわれは金星人だなぁと。
今思えば、ミリオンもそうなのだ。
ミリオンはわからないならできないならさっさとやめろ、無駄だろと意外にもスパッと切り捨てるタイプではない。
あの時に。。ミリオンが日頃アルバイトしている実家の海の家クワタで座の中心になってお客さんにパソコンを教えながら笑い合って。お客さんも、「ミリちゃんの教え方はすごい。こうやって、世間話雑談に交えながら要領よく教えてくれる決して上からじゃないし。」ミリオンは、「だって友達と話すみたいにして。。世間話的に話しをしてこの話し、なかなかとか、あれっと思った方がかしこまって教えますってより、楽しくスッと耳に入ってなじみやすく頭に入るしアタシもその方が、わかりやすく難しい事を簡単にってモットーに沿いやすいしね。我々教師は難しい事をよりシンプルにわかりやすく生徒に教えるかの通訳というか。。。難しい事をシンプルにがベーシックだし」
そして。。。まずは、苦手だと思う仕事をゲームのように、考えチャレンジしてみるという考えは超絶に目から鱗というか。。。その手があったか、というか確かにゲームも仕事も最初は戸惑って手さぐり状態がだんだんと慣れてきてコツを掴んだり仕事が早く出来るようになったりして慣れとともに少しづつ成長していく。ゲームは幾ら楽しくても、所詮はバーチャルの中のキャラクターが成長していくだけ。それはそれで楽しくて夢中になるかもしれないけど、所詮現実には彼らはいない。
でも、自分の苦手な仕事が遊びと言う意味じゃなくて、まずは、真剣にチャレンジするゲームで自分がその主人公だと思えば経験するほど学んだり気づいたりつまづきながらも成長していく。。。で、気づいたら成長して、成功したり出世したり。お金が増えたり
最初は誰でも手さぐり状態で不安や緊張するけどいい意味で徐々に慣れていくとは言え。。
「誰にも適材適所、向き不向きがあっていくらやってもどうしても嫌だダメだってのはあると思うだから、やばいな、と思ったら辞める事だし病気になって病んでまでしがみつく事でもないとおもうわよ。アタシだって歌手になれって言われて無理矢理歌手になる為のトレーニングばかりさせられたら確実に病むしね。。。それで病んでまで病気になって追い詰められて死ぬしかないまで追い込まれたり、本当に死んじゃったら元も子もないじゃない。冗談じゃないわ。それならさっさと仕事なんかやめるべきよ。自分が唯一の自分である事や生命は仕事よりまず大事って事を絶対に忘れないべきだし。自分に合わない幾ら学んだり頑張っても無理な方向性はあるもんよ。アタシも超オンチで良かったと思うわ」ミリオンは自分で言って大笑いしていました。
海の家クワタにはカラオケがあるもののお酒に酔った常連さんやリクエストされた桑田の大将が唄う事がありますがミリオンは絶対に歌いませんミリオンはなんでもすぐできて、びっくりするほどの頭脳で器用で才能に溢れているものの。。。唯一、歌だけは。。。なぜか音程を外しまくるし。。。有り得ない程めちゃ下手ですがそれが、かえってミリオンにとっては誰でも苦手な事やできない事があるという事をしみじみ思う心身に染み入る事になり、自惚れや天狗防止になり、良かったとは言っていて、
ミリオンは続けて。
「だからもう、どうしてもやれない事はやるな。他の人がやれば良い。自分がやらなきゃ誰がやる!じゃなくて自分がやらなきゃ誰かがやる!後は知ったこっちゃないねーだいたい、本当に死ぬかもぐらいに追い詰められた人は、そこまで行き詰まった場合は、生命の危機だしそこまで行けば、まず仕事なんかさっさと辞めればよし。会社は一人居なくなっても回って行かない場合はその会社がアホだし。もちろん、引継ぎはきちんとしなきゃいけないにしろ。。。辞めづらくても、現実的に仕事で死ぬかもしれないと悩んでいるんだから、病院に駆け込んで仕事でうつ病になりましたと診断書を出して辞めるなり休むなりすれば病気は事実だし、事実は素直に示せばいいだけ。」
冷たそうに見えるし、からかったりいじめたり。。まぁ、そういうわだかまりもあったけど。。。ベルモが思うに
ミリオンは根はいい子だと思うけど、やっぱりアタシもだけど、運良くいい人に拾われて家族になった事も相当大きいかも。
ベルモの親の木蓮寺の木蓮和尚夫妻は、かけがえのない感謝しきりな自慢の親だけど
ミリオンもミリオンで、桑田の大将もミリオンが天才でぎっしり稼いで株式投資なんかでも結構稼いでる噂があるけどだからといって、それでも子どもが売れっ子の子役などなどで稼ぎまくってその金をアテにして働かず子どもに働かせてお大尽生活を送るようなヤバい親どころか、むしろ、ミリオンにたまには休めそんなに働いて大丈夫かと心配されたり
ミリオンの方から、大将ももう還暦近いし海の灯りの旅館は長男の兄さん夫婦がやってるし従業員もいるしアタシも稼げるし海の家クワタも、従業員さん揃ってるし、アタシもいるし。大将夫婦の面倒ぐらいみれるから、もう仕事辞めて旅行でもしたらいいのに。勿論、お金はアタシが幾らでも出すからさと言っても、桑田の大将は首を横に振って「何を言ってるんだ今時還暦なんかまだまだの働き盛りだし旅行なら、爺さん婆さんが行ってるからアッシだって爺さん婆さんになってからの楽しみだから、まだまだ先の話し。」
父親の桑田の大将がそういう性格だからミリオンも逆に気を遣って、父親を甘やかそうとするのだろう
桑田の大将の両親、老舗旅館海の灯りの先先代夫婦のミリオンの祖父母はどちらも健在ではあるけどすっかり高齢になって、ミリオンが時々祖父母の旅行の段取りや、旅費やお小遣いを出しているらしいし。
ベルモも木蓮寺の僧侶と幼稚園の先生の二足のわらじですっかり働いているから生活費を家に入れると木蓮和尚に言うけど孫世代より若い娘のベルモからお金を取る気にはなれないと断られたから、同居している木蓮和尚の母親の濃紫婆さんに感謝の気持ちをいっぱいに込めて毎月五万円、旅行や、お正月のお年玉や誕生日には十万円渡しているのだ。
濃紫婆さんはまさか自分の方がお小遣いをあげる立場なのに
孫にお小遣いを貰うなんて申し訳ないとは言うけれど
2024年08月24日
390マリッジセレブレーション。。かいま見る優しい気持ち。。。
えーっと。。あっ。。。見聞や、他人様のご意見、読書などあらゆる出来事から学びになった出来事、それをノートに書き記した記憶のページ。。。元々相当な達筆でパソコンを打つよりどちらかというと文字を書く方が好きかなぁという
木蓮寺の修行僧森沢ベルモはさりげないいつもの日常にも宝と財産となる美しさと学びを見出して成長の糧にと心がけては。。。見聞きして。。。気づきなど、思わずハッと感動すら覚えた事を書き留める
どうも、
仕事が合わないんじゃないか、毎日ツラいしなんだか違和感を感じて、という人へのアドバイス。。。それについて参考になる事は。。。ベルモは、ノートを開きながら思い出します。
あれは。。木蓮和尚と一緒に檀家さんであるミリオンの養父、桑田の大将こと桑田さん。。に用事があって海の家クワタを訪れた時。。。たまたま、ミリオンも塾の仕事の時間じゃないのかお店に出ていて、どうやら、お店の隅っこでテーブルをくっつけて、数人のノートパソコンを広げたお年寄りになにやらと初心者向けのパソコン教室みたいな事をしていました。「あら、いらっしゃい。和尚様と、お弟子さま。。。」すまして挨拶してくるミリオンに
ううっ。。。コノヤロウあの頃のベルモはまだ、ヴィーナスとも出会ってもなく。。。
自分がミリオンとみつごのきょうだいだなんて知るよしもなく。木蓮和尚のいないところだと、坊さんはぼったくりだの亡くなった人の事で何年も何年も何年も何度も何度も法事だと言って金を引っ張りまくる宗教だ、アヤシイと、ベルモに言ってインチキとベルモを叩きまくるのにさ。。なんか、やなヤツだわ。。と、ムッとしていたのですが、そこは、お客様もいるし、押さえて。。「ああ、皆さん、こんにちは。ミリオン。。何やってんの。。。」
「日頃よく来てくれる常連さんのパソコンが苦手な人や初心者の人のパソコン教室だよ。集まり飲み会ね。。。3時間のコースで、1時間はパソコン教室、2時間は飲み会で打ち上げ。アタシも塾の講師としてジャンルは問わず、難しい事を噛み砕いてシンプルに、簡単にいかに生徒にわかりやすく説明指導できるかって事に重点を置いてるからね。その地頭トレーニングになるのよ。」「へぇ。。。」「教師、講師たるものは、いかに難しい事もわかりやすく、シンプルにして生徒に理解してもらうかでしょ。難しい事をダラダラ講義しても。。ほとんどの人が難しくてわからないから教えてもらうのに。。教えてもらっても意味不明な難しい事で返したら、わかる人にはわかるだろうけど。。生徒も難しいから質問したのに、なんか、意味がないじゃない。」えっ。。。結構、奥深い人間性なのねミリオンってわからないならわからない奴が悪いってタイプだと思ってたんだけど。。
すると、パソコン教室中のお年寄りの一人が「ミリちんはなかなか、会社の人に恥ずかしくて聞けないパソコンの初歩的な事から丁寧に教えてくれるからね。飲みに来て、アタシに空いた時間があったら、聞けばいいから、パソコン持ってきなよ、ってだからワシも。。。迷惑かなと思いながらも時々パソコン持ってきては、自称だけどミリちゃんの邪魔にならない程度。。いろいろ聞いて。。。何度か同じ事を聞いた事もあったけどそれでも。。怒らずに教えてくれて。」他の若めのメンバーも「ミリちゃんが評判の先生ってのわかる。単に頭がいいだけじゃないんだもん。ギフテッドの人達って私達平凡な人間とはやっぱり感覚が全然違うし、どう付き合っていくかとか、なかなか世間一般と合わないし生きにくいみたいに言われたりするけどミリちゃんって仕事柄赤ちゃんの頃から色んな人と付き合ったり地頭がいいせいか、平凡な私達や一般人がこんな感覚なんだろうなという事もなんとなく見越せてるんだよね。わからないから努力して歩み寄ろうと努力しなくてもスッと判断出来るといいますか。私も機械オンチで会社でパソコン使って当たり前なのになかなか理解できなくて。。周りにもまさかこんな事すら知らないのかと思われるのも嫌で悩んでたら、たまたま。。。ここに来て偶然隣のテーブルの人達がパソコン全然わからなくてと言いながらミリちゃんにパソコンの使い方を習ってるのを見てパソコンが苦手なんですか、私もなんです、って話しかけてみたの。そこで、その人達とも意気投合してたまに、パソコン初心者の会みたいな感じで連絡を取ったり、カフェに行ったり。ここでミリちゃんの邪魔にならない程度に集まったり。みんな、出来る限りミリちゃんの邪魔にならないようにしようと苦手ながらにもお互い切磋琢磨しながら頑張る事ができたし。何度か同じ事を聞いてもミリちゃんは嫌がらず丁寧に覚えやすいやり方を教えてくれたしね。もう、ミリちゃんには頭があがらないわ。」笑い合って、座の中心でパソコンを教えながらミリオンはキラキラしている
こんなことすらわからないのかと冷たく切り捨てるというタイプに一見見えそうなミリオンが。。。難しい事を簡単にする、難しい事をわかりやすく丁寧に人に教える事に意味があるというのをモットーにしているのにベルモは感動すら覚えました。ミリオンは気分よく「まぁ、お客さんもよくお店に来てアタシら儲けさせて貰ってるしいつもお客さんには感謝しきりだからね、アタシが店に出るのは地頭のトレーニングになるし。赤ちゃんの頃からよくお酒を飲めないお客さんが、酒は飲めないけど飲む場の雰囲気が好きって言うけどそれがよくわかるのよね。美味しいものを食べてざっくばらんに笑い合って気楽にお喋りする事ってお酒有る無しに関わらず、お気軽にできるのに、これまた一級のエンタテインメントだと思うのよね。わざわざディズニーランドへ行ったり、海外旅行しなくても、夜気兼ねなく飲み会だと思えばワクワクするでしょ?うちみたいな大衆居酒屋もいいけど、色々よその地域性や、テーマがあるお店もあってアトラクションみたいだし。あっ、勿論、嫌な義務付けの仕事の付き合いの飲み会は別の話ね、飲みたい人と飲んで行きたいお店でパーっと飲む、って件で。。。明日飲み会だと思うと、大人も子どもの遠足の前日みたいにワクワクするじゃないなんてったって、生きとし生けるものの時代に問わない永久不可欠な笑いと癒しがそこにありなのよ。。。
アタシも色んな人を見聞きして自分も楽しい思いさせてもらってるし。遊びみたいなもん、って言うと失礼なんだけどーストレス解消になるし、楽しいのよね。ストレスって言っても、アタシは起きてればだいたい動いてボーっとしてないし。。。ストレスそれなぁに。。って感じなんだけど。ああ、ストレスになるのは、何もやる事がない事ね、だから今のところそんな心配ないんだけどさ。。。」
喋りながらも、ミリオンは、何本かの手をシュルッと伸ばして他のテーブルを片付けたり、調理場の火を止めたり。。。細々と四方八方仕事をさばいていきます。
「ちょっとは休め塾もあるんだろうに、って言うんだけどさ。ミリは寝る以外で休むとイライラするからって店に出るんですわ。最初はアッシも心配してましたけどねー、もう、今はそれがミリの性分だって。。。アッシもまさか、ミリがこんな才能ある子だなんて。。。あっ、自分の息子を言うのもなんですが。。赤ん坊の頃は子守ついでにこの店に連れてきて置いといたのに、自分からサッサと働きだして。。びっくりして、もう。。。」桑田の大将が嬉しそうに言います
ミリオンの教えているテーブルのお客さんのまた別の一人も。「ミリちゃんがなんでもまずは、真剣にゲームをすると思ったみたら。ゲームってやらない人や嫌いな人は別としてね、ついついダラダラ何時間も飽きずに夢中になって、時間を忘れてのめり込んでやったり、酷いとゲーム廃人になったり今のゲームは怖いけどさ。でも、仕事をまずは、これは真剣に挑むゲームだと思ってチャレンジして、つまづきながら、トライとエラーの繰り返しで。。。クリアして出来ることが少しづつ少しずつ増えて、スピードも早くなって成長して。。。ゲームだとバーチャルの世界の成長だけど、現実は目の前の事を丁寧にこなしていくと、
自分がスキルアップしたり、お金持ちになっていくわけでしょ。バーチャルは課金地獄に陥いる可能性があるけど現実は自分のチャレンジで、少しづつでも成長していくと嬉しいじゃない。ってミリちゃんに言われてはっとしたんだよ。そういや、きづいたらなんとなく暇つぶしにゲームをやっちゃうけど、それを現実自分のやる事に置き換えてみたらどうだってね。。」
木蓮寺の修行僧森沢ベルモはさりげないいつもの日常にも宝と財産となる美しさと学びを見出して成長の糧にと心がけては。。。見聞きして。。。気づきなど、思わずハッと感動すら覚えた事を書き留める
どうも、
仕事が合わないんじゃないか、毎日ツラいしなんだか違和感を感じて、という人へのアドバイス。。。それについて参考になる事は。。。ベルモは、ノートを開きながら思い出します。
あれは。。木蓮和尚と一緒に檀家さんであるミリオンの養父、桑田の大将こと桑田さん。。に用事があって海の家クワタを訪れた時。。。たまたま、ミリオンも塾の仕事の時間じゃないのかお店に出ていて、どうやら、お店の隅っこでテーブルをくっつけて、数人のノートパソコンを広げたお年寄りになにやらと初心者向けのパソコン教室みたいな事をしていました。「あら、いらっしゃい。和尚様と、お弟子さま。。。」すまして挨拶してくるミリオンに
ううっ。。。コノヤロウあの頃のベルモはまだ、ヴィーナスとも出会ってもなく。。。
自分がミリオンとみつごのきょうだいだなんて知るよしもなく。木蓮和尚のいないところだと、坊さんはぼったくりだの亡くなった人の事で何年も何年も何年も何度も何度も法事だと言って金を引っ張りまくる宗教だ、アヤシイと、ベルモに言ってインチキとベルモを叩きまくるのにさ。。なんか、やなヤツだわ。。と、ムッとしていたのですが、そこは、お客様もいるし、押さえて。。「ああ、皆さん、こんにちは。ミリオン。。何やってんの。。。」
「日頃よく来てくれる常連さんのパソコンが苦手な人や初心者の人のパソコン教室だよ。集まり飲み会ね。。。3時間のコースで、1時間はパソコン教室、2時間は飲み会で打ち上げ。アタシも塾の講師としてジャンルは問わず、難しい事を噛み砕いてシンプルに、簡単にいかに生徒にわかりやすく説明指導できるかって事に重点を置いてるからね。その地頭トレーニングになるのよ。」「へぇ。。。」「教師、講師たるものは、いかに難しい事もわかりやすく、シンプルにして生徒に理解してもらうかでしょ。難しい事をダラダラ講義しても。。ほとんどの人が難しくてわからないから教えてもらうのに。。教えてもらっても意味不明な難しい事で返したら、わかる人にはわかるだろうけど。。生徒も難しいから質問したのに、なんか、意味がないじゃない。」えっ。。。結構、奥深い人間性なのねミリオンってわからないならわからない奴が悪いってタイプだと思ってたんだけど。。
すると、パソコン教室中のお年寄りの一人が「ミリちんはなかなか、会社の人に恥ずかしくて聞けないパソコンの初歩的な事から丁寧に教えてくれるからね。飲みに来て、アタシに空いた時間があったら、聞けばいいから、パソコン持ってきなよ、ってだからワシも。。。迷惑かなと思いながらも時々パソコン持ってきては、自称だけどミリちゃんの邪魔にならない程度。。いろいろ聞いて。。。何度か同じ事を聞いた事もあったけどそれでも。。怒らずに教えてくれて。」他の若めのメンバーも「ミリちゃんが評判の先生ってのわかる。単に頭がいいだけじゃないんだもん。ギフテッドの人達って私達平凡な人間とはやっぱり感覚が全然違うし、どう付き合っていくかとか、なかなか世間一般と合わないし生きにくいみたいに言われたりするけどミリちゃんって仕事柄赤ちゃんの頃から色んな人と付き合ったり地頭がいいせいか、平凡な私達や一般人がこんな感覚なんだろうなという事もなんとなく見越せてるんだよね。わからないから努力して歩み寄ろうと努力しなくてもスッと判断出来るといいますか。私も機械オンチで会社でパソコン使って当たり前なのになかなか理解できなくて。。周りにもまさかこんな事すら知らないのかと思われるのも嫌で悩んでたら、たまたま。。。ここに来て偶然隣のテーブルの人達がパソコン全然わからなくてと言いながらミリちゃんにパソコンの使い方を習ってるのを見てパソコンが苦手なんですか、私もなんです、って話しかけてみたの。そこで、その人達とも意気投合してたまに、パソコン初心者の会みたいな感じで連絡を取ったり、カフェに行ったり。ここでミリちゃんの邪魔にならない程度に集まったり。みんな、出来る限りミリちゃんの邪魔にならないようにしようと苦手ながらにもお互い切磋琢磨しながら頑張る事ができたし。何度か同じ事を聞いてもミリちゃんは嫌がらず丁寧に覚えやすいやり方を教えてくれたしね。もう、ミリちゃんには頭があがらないわ。」笑い合って、座の中心でパソコンを教えながらミリオンはキラキラしている
こんなことすらわからないのかと冷たく切り捨てるというタイプに一見見えそうなミリオンが。。。難しい事を簡単にする、難しい事をわかりやすく丁寧に人に教える事に意味があるというのをモットーにしているのにベルモは感動すら覚えました。ミリオンは気分よく「まぁ、お客さんもよくお店に来てアタシら儲けさせて貰ってるしいつもお客さんには感謝しきりだからね、アタシが店に出るのは地頭のトレーニングになるし。赤ちゃんの頃からよくお酒を飲めないお客さんが、酒は飲めないけど飲む場の雰囲気が好きって言うけどそれがよくわかるのよね。美味しいものを食べてざっくばらんに笑い合って気楽にお喋りする事ってお酒有る無しに関わらず、お気軽にできるのに、これまた一級のエンタテインメントだと思うのよね。わざわざディズニーランドへ行ったり、海外旅行しなくても、夜気兼ねなく飲み会だと思えばワクワクするでしょ?うちみたいな大衆居酒屋もいいけど、色々よその地域性や、テーマがあるお店もあってアトラクションみたいだし。あっ、勿論、嫌な義務付けの仕事の付き合いの飲み会は別の話ね、飲みたい人と飲んで行きたいお店でパーっと飲む、って件で。。。明日飲み会だと思うと、大人も子どもの遠足の前日みたいにワクワクするじゃないなんてったって、生きとし生けるものの時代に問わない永久不可欠な笑いと癒しがそこにありなのよ。。。
アタシも色んな人を見聞きして自分も楽しい思いさせてもらってるし。遊びみたいなもん、って言うと失礼なんだけどーストレス解消になるし、楽しいのよね。ストレスって言っても、アタシは起きてればだいたい動いてボーっとしてないし。。。ストレスそれなぁに。。って感じなんだけど。ああ、ストレスになるのは、何もやる事がない事ね、だから今のところそんな心配ないんだけどさ。。。」
喋りながらも、ミリオンは、何本かの手をシュルッと伸ばして他のテーブルを片付けたり、調理場の火を止めたり。。。細々と四方八方仕事をさばいていきます。
「ちょっとは休め塾もあるんだろうに、って言うんだけどさ。ミリは寝る以外で休むとイライラするからって店に出るんですわ。最初はアッシも心配してましたけどねー、もう、今はそれがミリの性分だって。。。アッシもまさか、ミリがこんな才能ある子だなんて。。。あっ、自分の息子を言うのもなんですが。。赤ん坊の頃は子守ついでにこの店に連れてきて置いといたのに、自分からサッサと働きだして。。びっくりして、もう。。。」桑田の大将が嬉しそうに言います
ミリオンの教えているテーブルのお客さんのまた別の一人も。「ミリちゃんがなんでもまずは、真剣にゲームをすると思ったみたら。ゲームってやらない人や嫌いな人は別としてね、ついついダラダラ何時間も飽きずに夢中になって、時間を忘れてのめり込んでやったり、酷いとゲーム廃人になったり今のゲームは怖いけどさ。でも、仕事をまずは、これは真剣に挑むゲームだと思ってチャレンジして、つまづきながら、トライとエラーの繰り返しで。。。クリアして出来ることが少しづつ少しずつ増えて、スピードも早くなって成長して。。。ゲームだとバーチャルの世界の成長だけど、現実は目の前の事を丁寧にこなしていくと、
自分がスキルアップしたり、お金持ちになっていくわけでしょ。バーチャルは課金地獄に陥いる可能性があるけど現実は自分のチャレンジで、少しづつでも成長していくと嬉しいじゃない。ってミリちゃんに言われてはっとしたんだよ。そういや、きづいたらなんとなく暇つぶしにゲームをやっちゃうけど、それを現実自分のやる事に置き換えてみたらどうだってね。。」
2024年07月27日
マリッジセレブレーション。389ありふれた日常のきらめきの中で。。。
本当に社会や人の役に立つって事は。別に自分が人に利用されたり人の犠牲になったりというわけでなくむしろ嬉しく自ら進んで。イキイキとして人の為にもなり自分の喜びや成長にもなり。。。。世の為人のために真心込めて。。が、自分も嬉しい楽しい木蓮寺の僧侶兼幼稚園教諭の
森沢ベルモは一見ごく当たり前にやってくる穏やかな日々幸せな名もなきありふれた平日日常的な昼下がりルーティンのいつもの幼稚園業務を今日も請け負ってそのため持ち場にサッサと戻っていく。
幼稚園児のお昼寝時間が終わる頃その前のひととき。いつものようで夕方からの傾聴解禁や明日の純ちゃんの件あり、で決していつものようにでもない昼下がり。。。
幼稚園児の世話が終わればあっという間に幼稚園教諭から僧侶へ。。。修行僧の自分としての今の大きな修行傾聴解禁がやってくる私も木蓮和尚みたいに明日をもどころか。。今日それどころか。。今すぐ死んでしまいそうな程の状況の人の心を動かして
救えるようになるんだろうか魂の危機状況にある人を空虚感や絶望感から脱出するお手伝いをする誰だって生まれたからにはかけがえのない代わりの効かない本人の人生。。。
命ある限り、躍動感あふれる自分らしく輝いて欲しい。言葉は誹謗中傷凶器になると言うけれどもそこだけに注目するより、と言う事は。。天地をひっくり返して見れば人を変えたり救う救世主になる、そして。。時代も変わっていく。。
木蓮和尚も小さい頃から当たり前のようにして幾度も幾度も幾度も失敗しながら焦りながらも傾聴修行をさせられたようだ。それは、森沢家、木蓮寺和尚代々続いているそうで。。。黙って木蓮和尚とゲストの人生相談を傾聴して勉強する傾聴修行は、一人の時もあるけど、時々他の修行僧何人かと一緒に行っている。。
傾聴解禁でわざわざ友人知人やご近所さんや檀家さんなどわりと近しい人からの修行僧メインで相談回答するのはその時の修行僧だけで、とりあえずは
木蓮和尚は黙って横に鎮座して傾聴するだけ。どうしてもゲストの悩みに答えられない、良いアドバイスができない解決策が見つからない場合、ギブアップで木蓮和尚が答える事になるけど。または、修行僧がゲストの悩みに答えても、あまりに本人や社会に害になったり、ズレズレの場合木蓮和尚が口を出す事になる。。。まぁ、まずそんな基盤からおかしい返答は幾ら未熟な修行僧でもしないけれど。。。修行僧が回答したあとに、傾聴解禁修行終了で木蓮和尚が、私もその傾向ニュアンスでございます、うんたらや、または、修行僧の誰々の考えも良いと思いますが、私はこうでございますと、話をまとめるのだ。日頃木蓮和尚の元であれこれ学び修行する時だけではなく、お出かけ、日常生活、幼稚園教諭の日々さりげない当たり前の生活の中にも気づきや発見は多々あって毎日毎日が修行であり学びなのだ。と木蓮和尚は言う我々は天才じゃない、だから、良いこと、感動した事でも日々目の前のやらなければならない事や雑多な事に流されていつかうろ覚えになる。。。
日々他人の良いところハッとした考え、美しい金銭に触れる言葉、読書からの知恵、なにげない日常時であっても、大きく触発されたらすぐメモを取りなさい。それを耕して自分の考え言葉に練り直して日記の様に繰り返していけば
豊かな人間性が培われていく。良い事、感謝、感動を意識して積み重ねて、傾聴解禁の修行、やがては傾聴の回答者として役に立つ、人のために世のためになっていく。世の中には、目から鱗が落ちる考えを持った人もたくさんだし、それに、過去に書き記したメモを見返して今はどう思うとか、日にちが経つにつれてだんだんと自分がよりもっと経験を積み重ね
視野が広がって成長を感じるものだ
木蓮和尚は言う木蓮和尚は木蓮幼稚園の園児達にも毎日宝物、いい事を発見しよう。美味しかった綺麗だった、嬉しかった楽しかったなどなどそうやって毎日毎日少しでもさりげない嬉しい発見をと促して各クラス毎朝の朝礼で、2、3人が毎朝昨日や今朝、または先週こんな感動したり嬉しい事がありましたと、発表の機会を設けてお友達の発表にみんなでパチパチパチパチ。。幸せはなるものではなく、感じるものであり、日々さりげない幸せを感じるトレーニングや発表発言のコミニュケーション能力や表現力を鍛えて。。色々な人の意見を聞いて感覚や感性も視野も豊かになる言わば視野見聞地頭のトレーニングである。
そうね。。。傾聴解禁の前にはベルモは日々の触発、幸せ探しの様な感動ノートを必ず開く。。。今日は、まだ夕方まで時間があるけど確か。。仕事になじめないという八王子網元のお孫さん。。漁師を継ぐのが嫌で網元になったけれども。。って方か、えー。。っと、仕事に向かない人へのアドバイスに参考になった話し、は。。
パラパラとノートを開けば、水茎の跡非常に美しい超達筆のベルモの文字がびっしりと並ぶ。。あまりにも美しいのでそれこそ近所の四葉組の会長ヤクザのよっちゃんが仁義でも任侠でもいいから、金は出すぜひ書いてくれとうるさいが一億円積めと言って本気で現金を持ってきそうになったらお金よりオマエの鮮度抜群落としたての指を持ってこいと適当にあしらう
まぁ、そんな事は、どうでもいいもんね、それより。。。
えっと、仕事に向かない人へのアドバイスで感銘した考え。。あったかしら、ノートの悩み別のビジネスの項を開き、その中でもトップの。。。
ベルモはルーズリーフ別に悩みの項目を分けてさらに、いいと思った考えはそのページは
最初に持ってくるのだ。えーっと、トップの。。どれどれ。。あっ。。
面白いなぁと思った事は
ミリオンの考え。。和尚と挨拶がてらに桑田の大将の海の家クワタに行った時に。。ミリオンが、常連さんに言っていたこと、だと。。。
森沢ベルモは一見ごく当たり前にやってくる穏やかな日々幸せな名もなきありふれた平日日常的な昼下がりルーティンのいつもの幼稚園業務を今日も請け負ってそのため持ち場にサッサと戻っていく。
幼稚園児のお昼寝時間が終わる頃その前のひととき。いつものようで夕方からの傾聴解禁や明日の純ちゃんの件あり、で決していつものようにでもない昼下がり。。。
幼稚園児の世話が終わればあっという間に幼稚園教諭から僧侶へ。。。修行僧の自分としての今の大きな修行傾聴解禁がやってくる私も木蓮和尚みたいに明日をもどころか。。今日それどころか。。今すぐ死んでしまいそうな程の状況の人の心を動かして
救えるようになるんだろうか魂の危機状況にある人を空虚感や絶望感から脱出するお手伝いをする誰だって生まれたからにはかけがえのない代わりの効かない本人の人生。。。
命ある限り、躍動感あふれる自分らしく輝いて欲しい。言葉は誹謗中傷凶器になると言うけれどもそこだけに注目するより、と言う事は。。天地をひっくり返して見れば人を変えたり救う救世主になる、そして。。時代も変わっていく。。
木蓮和尚も小さい頃から当たり前のようにして幾度も幾度も幾度も失敗しながら焦りながらも傾聴修行をさせられたようだ。それは、森沢家、木蓮寺和尚代々続いているそうで。。。黙って木蓮和尚とゲストの人生相談を傾聴して勉強する傾聴修行は、一人の時もあるけど、時々他の修行僧何人かと一緒に行っている。。
傾聴解禁でわざわざ友人知人やご近所さんや檀家さんなどわりと近しい人からの修行僧メインで相談回答するのはその時の修行僧だけで、とりあえずは
木蓮和尚は黙って横に鎮座して傾聴するだけ。どうしてもゲストの悩みに答えられない、良いアドバイスができない解決策が見つからない場合、ギブアップで木蓮和尚が答える事になるけど。または、修行僧がゲストの悩みに答えても、あまりに本人や社会に害になったり、ズレズレの場合木蓮和尚が口を出す事になる。。。まぁ、まずそんな基盤からおかしい返答は幾ら未熟な修行僧でもしないけれど。。。修行僧が回答したあとに、傾聴解禁修行終了で木蓮和尚が、私もその傾向ニュアンスでございます、うんたらや、または、修行僧の誰々の考えも良いと思いますが、私はこうでございますと、話をまとめるのだ。日頃木蓮和尚の元であれこれ学び修行する時だけではなく、お出かけ、日常生活、幼稚園教諭の日々さりげない当たり前の生活の中にも気づきや発見は多々あって毎日毎日が修行であり学びなのだ。と木蓮和尚は言う我々は天才じゃない、だから、良いこと、感動した事でも日々目の前のやらなければならない事や雑多な事に流されていつかうろ覚えになる。。。
日々他人の良いところハッとした考え、美しい金銭に触れる言葉、読書からの知恵、なにげない日常時であっても、大きく触発されたらすぐメモを取りなさい。それを耕して自分の考え言葉に練り直して日記の様に繰り返していけば
豊かな人間性が培われていく。良い事、感謝、感動を意識して積み重ねて、傾聴解禁の修行、やがては傾聴の回答者として役に立つ、人のために世のためになっていく。世の中には、目から鱗が落ちる考えを持った人もたくさんだし、それに、過去に書き記したメモを見返して今はどう思うとか、日にちが経つにつれてだんだんと自分がよりもっと経験を積み重ね
視野が広がって成長を感じるものだ
木蓮和尚は言う木蓮和尚は木蓮幼稚園の園児達にも毎日宝物、いい事を発見しよう。美味しかった綺麗だった、嬉しかった楽しかったなどなどそうやって毎日毎日少しでもさりげない嬉しい発見をと促して各クラス毎朝の朝礼で、2、3人が毎朝昨日や今朝、または先週こんな感動したり嬉しい事がありましたと、発表の機会を設けてお友達の発表にみんなでパチパチパチパチ。。幸せはなるものではなく、感じるものであり、日々さりげない幸せを感じるトレーニングや発表発言のコミニュケーション能力や表現力を鍛えて。。色々な人の意見を聞いて感覚や感性も視野も豊かになる言わば視野見聞地頭のトレーニングである。
そうね。。。傾聴解禁の前にはベルモは日々の触発、幸せ探しの様な感動ノートを必ず開く。。。今日は、まだ夕方まで時間があるけど確か。。仕事になじめないという八王子網元のお孫さん。。漁師を継ぐのが嫌で網元になったけれども。。って方か、えー。。っと、仕事に向かない人へのアドバイスに参考になった話し、は。。
パラパラとノートを開けば、水茎の跡非常に美しい超達筆のベルモの文字がびっしりと並ぶ。。あまりにも美しいのでそれこそ近所の四葉組の会長ヤクザのよっちゃんが仁義でも任侠でもいいから、金は出すぜひ書いてくれとうるさいが一億円積めと言って本気で現金を持ってきそうになったらお金よりオマエの鮮度抜群落としたての指を持ってこいと適当にあしらう
まぁ、そんな事は、どうでもいいもんね、それより。。。
えっと、仕事に向かない人へのアドバイスで感銘した考え。。あったかしら、ノートの悩み別のビジネスの項を開き、その中でもトップの。。。
ベルモはルーズリーフ別に悩みの項目を分けてさらに、いいと思った考えはそのページは
最初に持ってくるのだ。えーっと、トップの。。どれどれ。。あっ。。
面白いなぁと思った事は
ミリオンの考え。。和尚と挨拶がてらに桑田の大将の海の家クワタに行った時に。。ミリオンが、常連さんに言っていたこと、だと。。。
2024年06月21日
マリッジセレブレーション。388クレージーアンソロ爺。。。
木蓮寺の森沢ベルもにとって修行の一つ、傾聴の修行そして。。。その傾聴修行の卵が時々メインで行う傾聴解禁傾聴の修行は木蓮寺にやってきたゲストの人生相談に答える和尚の隣で黙ってじっと鎮座して相談者と和尚のやり取りを文字通り黙ぁって。。傾聴するのみであるたとえ物凄い修羅場真っ盛り真っ最中の生きるか死ぬかの問題を抱えた人がやってきても相談者と和尚が怒鳴り合いになっても絶対に口を出したり揉め事を止めてはいけない壁に耳ありで、壁になって心で聴く。。。最初のころは何度か思わず口を挟みそうになって和尚におしりをつねられたつねられるって言っても痛いわけじゃないけどあっ、しまった今は大切な黙って修行真っ盛りの真っ最中だと我にかえる。。。ハァヴヴヴヤバいヤバい。。今は井戸端会議ではない。。物心つけば。。。お寺の家族や、近所の人達。。檀家さんや幼稚園の生徒や保護者や観光客も。。国内海外から。。。ほとんど毎日毎日。。誰かしらどころかたくさんの人の流れや触れ合いに会話が生まれるのは当たり前で。。隣で白熱の奥深い話しや興味深い話しをしていれば。。ゲストが初対面でよく知らない人だとて日常的に当たり前に話している和尚が話していればついつい。。自然に会話に混ざりたくなる。混ざり合う会話の中で。。人の話は宝の山。。誰しもが人と話していて。あっ、そういう考えもあるんだやっていいんだと、視野が広がって目が覚める様な事やそこから人生が変わる事すらあるだろう。木蓮寺幼稚園の園児の穏やかな昼寝時間がもうすぐ終わる。。。目が覚めていたり、都合よくぴたっと時間帯眠れない園児もいるけれどお昼寝時間はお昼寝している園児がいるので、起きていても静かにしていましょうと思いやりや配慮を園児には躾けてはある。。まだまだ子どもだから時に想定の内うるさかったり、小声でヒソヒソ話しは聞こえてくるけど。。眠れないと騒いでいたぴいなも自然に眠っていったようで。。今日は。。なかなか珍しく水を打ったように静かで。。。遠くの観光客の歓声が少しと変わらないのは。。。いつものように境内の木蓮寺名物のヒグラシの透き通る様な声がまるで夢の中へいざなう懐かしい子守唄のように染み渡る。。聞き慣れているのか、それとも心地よく環境に溶け込んでいるのか蝉の声をうるさいととらえる子どもや人が周りにいなくて。
それがなんとも嬉しくありがたい。このプルメリア島のヒグラシは宝石のように。。透明感のある様々な色々な色でキラキラ輝きながら飛んでいく。。。捕まえると災いがあると言われるので誰も捕まえないしもしも捕まえてしまうとあっという間に朽ち果てる様に亡くなった時のように朽葉色になりそれが本当に恐ろしく縁起でもないのだ。ヒグラシ達は亡くなるとまるでひとときの栄華の夢から醒めたかのように朽葉色に果て短い儚い生命を終える。。。常夏の島のプルメリア島には生まれ変わり死に変わりと年中ヒグラシが鳴くのだ。見る美しさや聴く美しさ。。。この世の奇跡この世のものとは思えない情緒情景。。。生まれながらにして、一生見られるか見られないかの幻の経験。。。
それがこのプルメリア島には非日常が日常的に点在する
わざわざそれを求めて遠くからたくさんの人たちが楽しみにくる。。。
ああ。。。
そのうちに。。。幼稚園児達のお昼寝時間が終わったとたんに
夢からさめたようにまたざわめきが戻ってくるだろう。そんな、当たり前の時間。いつもの繰り返す時間と業務に明け暮れては、明日の緊張感漂うあまりにもイレギュラーな出来事にいっぱいいっぱいに気を取られつつ。。。
今日の傾聴解禁をすっかりと
忘れてた。。幼稚園の仕事が終わったら、今日は傾聴解禁の夕方から一仕事。傾聴解禁というのは、いつも傾聴で話しを黙って傾聴するだけの修行僧がメインとなってゲストの悩みに積極的に答えるのだ。傾聴修行や日常生活で会話や解答への引き出しは日々自然に積まれて増えていく。とは言え、傾聴解禁は修行僧の練習の場という事でそれを前提として檀家さんや近所の人や、和尚の教え子や友人知人など近しい人がゲストになる。ベルモが傾聴修行をはじめるという頃は。それを聞いたベルモも赤ちゃんの頃から知ってるよくブラブラと遊びにくる近所の木蓮和尚の幼なじみの同級生のヤクザの爺ッサが「オイ、ベルちょっと俺が傾聴解禁の練習台になってやる若い綺麗な女の子にモテるにはどーしたらいいですかぁ〜」とからかわれたり。。。「金金だけ貢いでなんにもしない、出来るだけ早く死んで遺産を遺すさっさと頭の病院へ行け以上、サヨナラ」と、言い捨てたら木蓮和尚に「コラっベルモ、よしきっお前らふざけるなヨシキもお前、ベルモはまだまだピヨピヨピ〜の子どもであんまり変な話し持ちかけるな、クレー爺が。。。」木蓮和尚は子どもの頃からいまだにいつもはヨシキをよっちゃんやらヨッシーとか言ってるらしいけど。ヨシキに怒るとクレー爺と呼ぶどうしようもないちゃらんぽらんな爺ッサはクレージーだからクレー爺らしいのだ。ヨシキは鬼瓦権蔵みたいな出立ちに元組長の癖にああ見えても美しい生まれと書いて美生ヨシキと言う無類の女好きで美しい女に目がない何度も結婚離婚をし今は結婚してないとは思うけどお金や気力精力がありあまり。。それでも飽き足らずに外に何人か子どもや女がいるという
ベルモもまだ、木蓮寺に引き取られてきた小さな粒で女の子らしく愛らしかったころはヨッシーにオッちゃんの嫁さんになるかとからかわれたけど木蓮和尚がテメーよしきっ大事な娘にっと熊手を振り回して追いかけられて。。。それもあるのかそれとも、ベルモが今のようにどんどんぷくぷくブクブク太り丸みをおびてからはぴたっとそういう事を言わなくなったのだ。おそらく女性としての規定をハズレたのだろう。ザマァまぁ、木蓮和尚も地域貢献のために小さな頃から武道の心得があるし。や大人になって武術の師範としても教え子や警察に指導に行くしヤンチャなヨッシーも小さい頃には和尚に投げ飛ばされたり首根っこを掴まれて引きずりまわされたトラウマがあるのだだからかもう。赤ちゃんから今も見た目も可愛いままのベルモの妹二人のチワワには下心発言的にはだけど、冗談にしろそれについてのみだけなんにも言わなくなったチワワのミーナやココナはベルモよりも間違いなく木蓮和尚に溺愛されているしそれこそエロ目線で下ネタや冗談で自分の女と言おうもんなら、近所のヨッシーの組事務所に乗り込んで行って日本刀でも振り回して暴れるかもしれない
まぁ。。。ヨッシーの話しなんか今はどうでもいい。。。クレー爺さんだし。それにしろ。。。人の
の話を真剣に聞くというのはとても話している人にとって大きな貢献効果になる、言いたい事を誰か人に聞いてもらうだけで別に解決したわけではないものの、多少なりともスッキリするのは確かなのだというのを毎回の傾聴修行で鎮座して聴いているだけでそう思う。。。でも、今回は傾聴解禁の修行で。いつもとは真逆。。常日頃から木蓮和尚の人生相談をじっくりと傾聴して勉強修行を繰り返すテストのような感じとは違うかもしれないけど。他人様の悩みに答えなければならないし。まだまだ未熟者で幼いしゲストもベルモの力不足はわかってはいるけど忙しい時間を割いて真剣に人生相談にやってくるのだ。
ゲストの優しさや
練習だからといって甘えたくない。
それがなんとも嬉しくありがたい。このプルメリア島のヒグラシは宝石のように。。透明感のある様々な色々な色でキラキラ輝きながら飛んでいく。。。捕まえると災いがあると言われるので誰も捕まえないしもしも捕まえてしまうとあっという間に朽ち果てる様に亡くなった時のように朽葉色になりそれが本当に恐ろしく縁起でもないのだ。ヒグラシ達は亡くなるとまるでひとときの栄華の夢から醒めたかのように朽葉色に果て短い儚い生命を終える。。。常夏の島のプルメリア島には生まれ変わり死に変わりと年中ヒグラシが鳴くのだ。見る美しさや聴く美しさ。。。この世の奇跡この世のものとは思えない情緒情景。。。生まれながらにして、一生見られるか見られないかの幻の経験。。。
それがこのプルメリア島には非日常が日常的に点在する
わざわざそれを求めて遠くからたくさんの人たちが楽しみにくる。。。
ああ。。。
そのうちに。。。幼稚園児達のお昼寝時間が終わったとたんに
夢からさめたようにまたざわめきが戻ってくるだろう。そんな、当たり前の時間。いつもの繰り返す時間と業務に明け暮れては、明日の緊張感漂うあまりにもイレギュラーな出来事にいっぱいいっぱいに気を取られつつ。。。
今日の傾聴解禁をすっかりと
忘れてた。。幼稚園の仕事が終わったら、今日は傾聴解禁の夕方から一仕事。傾聴解禁というのは、いつも傾聴で話しを黙って傾聴するだけの修行僧がメインとなってゲストの悩みに積極的に答えるのだ。傾聴修行や日常生活で会話や解答への引き出しは日々自然に積まれて増えていく。とは言え、傾聴解禁は修行僧の練習の場という事でそれを前提として檀家さんや近所の人や、和尚の教え子や友人知人など近しい人がゲストになる。ベルモが傾聴修行をはじめるという頃は。それを聞いたベルモも赤ちゃんの頃から知ってるよくブラブラと遊びにくる近所の木蓮和尚の幼なじみの同級生のヤクザの爺ッサが「オイ、ベルちょっと俺が傾聴解禁の練習台になってやる若い綺麗な女の子にモテるにはどーしたらいいですかぁ〜」とからかわれたり。。。「金金だけ貢いでなんにもしない、出来るだけ早く死んで遺産を遺すさっさと頭の病院へ行け以上、サヨナラ」と、言い捨てたら木蓮和尚に「コラっベルモ、よしきっお前らふざけるなヨシキもお前、ベルモはまだまだピヨピヨピ〜の子どもであんまり変な話し持ちかけるな、クレー爺が。。。」木蓮和尚は子どもの頃からいまだにいつもはヨシキをよっちゃんやらヨッシーとか言ってるらしいけど。ヨシキに怒るとクレー爺と呼ぶどうしようもないちゃらんぽらんな爺ッサはクレージーだからクレー爺らしいのだ。ヨシキは鬼瓦権蔵みたいな出立ちに元組長の癖にああ見えても美しい生まれと書いて美生ヨシキと言う無類の女好きで美しい女に目がない何度も結婚離婚をし今は結婚してないとは思うけどお金や気力精力がありあまり。。それでも飽き足らずに外に何人か子どもや女がいるという
ベルモもまだ、木蓮寺に引き取られてきた小さな粒で女の子らしく愛らしかったころはヨッシーにオッちゃんの嫁さんになるかとからかわれたけど木蓮和尚がテメーよしきっ大事な娘にっと熊手を振り回して追いかけられて。。。それもあるのかそれとも、ベルモが今のようにどんどんぷくぷくブクブク太り丸みをおびてからはぴたっとそういう事を言わなくなったのだ。おそらく女性としての規定をハズレたのだろう。ザマァまぁ、木蓮和尚も地域貢献のために小さな頃から武道の心得があるし。や大人になって武術の師範としても教え子や警察に指導に行くしヤンチャなヨッシーも小さい頃には和尚に投げ飛ばされたり首根っこを掴まれて引きずりまわされたトラウマがあるのだだからかもう。赤ちゃんから今も見た目も可愛いままのベルモの妹二人のチワワには下心発言的にはだけど、冗談にしろそれについてのみだけなんにも言わなくなったチワワのミーナやココナはベルモよりも間違いなく木蓮和尚に溺愛されているしそれこそエロ目線で下ネタや冗談で自分の女と言おうもんなら、近所のヨッシーの組事務所に乗り込んで行って日本刀でも振り回して暴れるかもしれない
まぁ。。。ヨッシーの話しなんか今はどうでもいい。。。クレー爺さんだし。それにしろ。。。人の
の話を真剣に聞くというのはとても話している人にとって大きな貢献効果になる、言いたい事を誰か人に聞いてもらうだけで別に解決したわけではないものの、多少なりともスッキリするのは確かなのだというのを毎回の傾聴修行で鎮座して聴いているだけでそう思う。。。でも、今回は傾聴解禁の修行で。いつもとは真逆。。常日頃から木蓮和尚の人生相談をじっくりと傾聴して勉強修行を繰り返すテストのような感じとは違うかもしれないけど。他人様の悩みに答えなければならないし。まだまだ未熟者で幼いしゲストもベルモの力不足はわかってはいるけど忙しい時間を割いて真剣に人生相談にやってくるのだ。
ゲストの優しさや
練習だからといって甘えたくない。