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2024年09月13日

マリッジセレブレーション392日没から夜明けまで。。。

そうだわ。。。木蓮寺の森沢ベルモにとっては、IMG_5423.png

聴き馴染んだ日常の一部の美しいヒグラシの鳴き声も、近くの海の聞き慣れたひるがえる透明な澄んだ波の音も。。。IMG_4418.jpegなんでこんな美しい物の溜まり場。。。当たり前のようにして。今までで違和感なく生活してきたけど木蓮寺にはるばるやってくる相談者や観光客の人からはだいたいの方々からプルメリア島という
恵まれた自然と発展と洗練のどこまでも限りなく伸びていきそうな最先端の今どきというか未来的な環境のバランスの
奇跡的な恩恵や美しさを褒められるけどプルメリア島みたいなところって、考えてみたらなかなか、ありえ無いのよね。。IMG_5384.jpegベルモはそう、まるで生きながら天国にいるかの様な史上の楽園IMG_4397.jpegだから死場所を求めてさまよい、死ぬならその前に一度天国へと死場所に決めてIMG_6091.jpegプルメリア島へやって来た人達は

なぜか、死ぬ気を無くしてもう一度やり直そうと、来たらなぜか生命力が湧いてくるプルメリア島はそんなふうにも言われている

木蓮寺敷地内の森沢家の離れの自分の部屋で日々の学びを書き綴ったノートを閉じるとIMG_0765.jpeg再びまた、昼下がりの幼稚園業務に。。日々の日課に戻りゆく窓の外の蓮池も観光客が帰って日没から夜明けまで蓮灯りでぼんやりと静かなイルミネーションの様に蕾や咲いている蓮が息を呑むほどに美しくボーっと輝くのだIMG_5385.jpegかけがえのないこの時間。。時々、ベルモは、プルメリア島の無事に生きて見つかったミリオンとは逆に一緒に見つかったけど瀕死で。。てっきり死んでるかと思われてミリオンとベルモを拾った常連さんの釣り目当てでIMG_5422.jpeg旅館の海の灯りに毎年くるお客さんから海外出張ばかりで面倒を見れないからという事で代わりに引き取った
桑田の大将が、可哀想だからと、ベルモの葬式を出す為にまだこのお寺に引き取られた赤ちゃんの頃を思い出すあの頃は。。小さくて。。周りもみんな自分が生きていた喜びに溢れて。なんて、懐かしい。。今では嘘のように小さくて、木蓮和尚がベルモが、溶けて無くなってしまいそうかと、心配していたあの小さかった頃が。。IMG_5424.png今ではもうマイクロ豚だと思って育てたらすっかり騙されて普通の豚だったと。。からかいや笑いのネタにされるけどね。。

そして。。。同じ時刻のころ。IMG_5420.jpeg木蓮寺に寝泊まりしている幽霊の吾朗太さんは海の家クワタの近くのブルーオーシャンの浜辺で

まだ施設では生きてはいるものの、すっかり認知症になってしまった叔父のヒロキさんの魂と向かい合って。。ブルーオーシャンの浜辺は観光地で観光客でざわめいていたけれど、厳しい寺で修行を重ねてきたヒロキさんの魂が、霊感のかなり強い人にも姿を見つからないようにと特別に幽霊の吾朗太さんと自分との不思議なスペース。。結界の様な物を張る。。IMG_5428.jpeg

魂は認知症の現実の叔父さんとは違って意識は勿論の事ハッキリしているヒロキ叔父さんの魂は懺悔で深く深くうなだれていた。極道の剣崎家の贖罪を償う為に剣崎家を出て結婚もダメ、子どもを持つのもダメ私利私欲に走ってエコ贔屓もダメ人は皆平等である。。という煩悩を捨てたはずの禁欲生活の中で。。。結局ヒロキ叔父さんは禁欲生活を捨てきれなかったので歳をとってから絶対ボケたくないボケて人に迷惑をかけるぐらいなら、さっさと死んでしまった方がいいずっとずっと若い頃からそれだけは。。と、だけど。。結局は。。気づいた時には最も
自分の望んでいない姿を。。。別に酒に溺れたわけでもなく女遊びをしたわけでもない、ましてや悪いお金儲けをしたわけでもない。。。でも。。。

ヒロキ叔父さんは極道の剣崎家と縁をきりながらも結局は、剣崎家の贖罪の為に出家したし出家してからも吾朗太さんや四朗さんの父親である兄の蓮気から自分はいつ死んでもおかしくない生き方をしているし、もう一人の弟もヤクザだ、アテにならない、お前は真面目だしなにかあったら四朗や吾朗太を頼むと言われてきた。ヒロキ叔父さんは自分がどうしてもヤクザになりたくなかった時に兄の蓮気に間に入って貰って実家に無理を言って僧侶になって蓮気には頭があがらないし。蓮気の事は尊敬もしていたし。

はっきり言って。。蓮気の長男、次男の甥の一朗や次水はヤクザで正直あまりなんとも思わないが、あの頃まだ小さかった四朗は真面目でいい子だし、吾朗太もヤンチャだけど小さいし、四朗になついていたし。
ヒロキ叔父さんは僧侶の修行を積み重ねていくうちに。。
どんどんと霊感が強くなってきて。。。蓮気がもう長くない。。病気ではなく。。。暗殺される事も薄々と感じていた。当の本人には言えないので、ただ、蓮気と会えば危険な身なので縁起でもないがきちんと遺言などは公正証書に残すようにアドバイスも口を酸っぱくして繰り返した。ヒロキ叔父さんの寺は厳しい寺であっても生前の蓮気は時々ヒロキ叔父さんの元に通っていたのである

極道の、ではなくて一人の兄として、弟として。。でも、仏様に兄をお救いくださいと幾ら祈って念じても仏様からの返事はなく。蓮気は抗争で撃たれて死んだ無念だけど無茶苦茶やって反社会の極道の蓮気をお救いくださいなんて。。。自分は本当に愚かかもしれないこの世にはたくさん、早く亡くなってしまう善人がいるというのに。。。可哀想に亡くなる子どもがいるというのに。。。これも、私利私欲を捨てきれない自分。。

さらに。。。蓮気が亡くなってからも。。
あの、夢か現実かわからない。。


生命の蝋燭が燃える洞窟で、勝手にこれは夢の中なんだ、と言い聞かせて、可愛い甥の吾朗太の名前が書いてあるいまにも消えかかった蝋燭の炎をIMG_5415.jpeg勝手に勢いよく燃え盛る蝋燭の炎を継ぎ足す。。。IMG_5416.jpegこれは夢の中だから。。でも、実際には。。。現実吾朗太は何度か死にかけては。。。奇跡的に助かっていた。。。夢だ、夢の中だからと、でも、あれは多分、夢という幻に見せかけて、自分の欲望が生み出した現実なのだろう。

でも。。最終的に吾朗太の最後は救えなかったあのこの寿命か。。。

早くお子様を亡くした親達には、お子様自身が決めて産まれてきた寿命です、なんて。。限りある生命、命の限り精いっぱい生きる事を大切にと私達に生命の大切さを教えて下さった尊い魂です、と慰めるだけど、どうなんだ。いざ、自分の身内となると。。そして。。。ヒロキ叔父さんの魂はゆらめきながら。。

「子どもを持ってはいけない。。そうとは分かっていても父親に裏切られた真鍋君を

真鍋は父親の為に肝臓を提供したが結局は新しい女もその異母弟達も自分が腎臓移植の手術をしたくないから真鍋君に押し付けて逃げたんだ真鍋君はあの頃、彼女の翼さんを病気で失って。。今までの。。自分を悔い改めようと。。私のいる寺で働きだした。僧侶になりたいと本人は言ったけどまだ若いし僧侶になったら、結婚もできない。。だから、僧侶より、寺男をすすめた。。確かに翼さんを亡くした事はショックだったろうけど、真鍋君は、家庭に対して憧れが強いしやっと、翼さんと家庭を持とうとして反社会からまともに足を洗おうという気になって。。時間が解決してくれるかもしれない、IMG_5425.jpegそうやって、真鍋君を説得した。。だんだんと、真鍋君の翼さんの供養と反省と贖罪の日々に、
真鍋君の顔が穏やかになりつつある頃に。真鍋君の父親が真鍋君を探し当てて、とうとう寺にやってきた。

私は。。。必死で止めたんだよ。。。真鍋君を。。でも、






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