久しぶりに駿栄に会った。舞。。
ラグゼス。。中心街。。神楽町の福の神楽園のつつましやかな喜びと贅沢な昼飲み。。。
なぜ、昼のみは心地よく背徳感を覚えるのかしらね。。
既婚者の舞が息子より歳下の男の子と密会。。。というのもさらなる背徳感を増す。。
かと言って。。別に、男女がどうという仲じゃないけど。。。
だけどなぁ。。。駿栄は。。。なんとなく、異性を意識しているかもしれない、と舞は気付いて。。。
舞が、嬉しそうにしている駿栄を見て。。
駿栄は、
元気そうだなぁー。なんだか、一方的にキツイ事を言ってしまって。わだかまり。。。
それにしても。。。
癒えない傷。。。
駿栄は、両親に虐待されてきて。それで新たな人生を仕切り直ししていたとは。。。まさか。。環さんの知っている子だったとは。。
舞は。。。私も。。。再婚の中学校受験をする息子のハリーに。。駿栄の家ほどじゃないけど。。。あまりあの子の事を考えてあげられないのかな。。。
舞は、小料理屋の女将の仕事もあるし。。旦那の未森の実家は、別居しているもののハリーを跡取りと、中学校受験をさせて塾に通わせている。。。
舞は姑の天音とは仲良くないし、水商売あがりの子持ちバツイチ女で姑からよく思われていないのだけれど。。姑が、ハリーの教育に口を出すのには放置していました。。。
「純とはクラスメイトで、近所で幼なじみだし。でも、純は、舞さんの息子さんとお付き合いしているんだろ。。」「ええ。感じがいい子で、素直そうだし。今日、はじめて会ったのよ。うちの息子の喫茶店でね。」「ほー、喫茶店経営。。」踏み込みプライバシー?と、思ったものの。。
駿栄と純ちゃんが幼なじみだし。仲もいいみたいだし。。それに、舞の息子マスターのグーも、イケメン経営者としてマスコミに出たりファンもいるし。。ある程度は知られている存在だし。。。
「そ。南風って。神楽町小学校のすぐ近所のね。」「あー、もしかして。。。グーさん、とか言わなかったっけマスコミにも、たまに出てるし。。。うちの社長がスカウトしたけど。。。お酒は飲めないし、珈琲の仕事をするからダメだ、ってホストは断られたみたい。。。」
グーは、イケメンで、話もうまいし。子どもの頃から女性もあちらから寄ってくるし。。。で。。。ホストには適しているかもしれないけど。。。神楽町にいて、プルメリア島に近いし。。スカウトは来るかもしれないわね。
「あら、そうなの。。。あの子。。。子どもの時から、注射のアルコールでフラフラしてたしね。。。私に似れば、多少は飲めたかもしれないけど。こればっかりは、ね。」
グーは、超下戸で、アルコールを受け付けない。一見してよく飲めそうとか、お酒は強そうに見られるのだけど。。。
舞の元旦那の俊もお酒が飲めなくて、珈琲が大好きだった。「舞さんの、前の旦那さんの。。。息子さん。。でしょ。。」「そうよ。。もう一人上に男の子がいるわ。。。私に似なくって。。ふたりとも料理人なのよ。。。」「もともと、料理人なんて、男性社会というか、圧倒的に男性が多いでしょ。料理なんて、美味しい方や、得意な方。好きな方が作ればいいんじゃない。女だから女が料理しろ、なんて。。俺はそういうの好きじゃないし。」
「あら、優しいのね、駿栄は。。」ビールが進んでいる。駿栄も舞も大好きな、アボガドが。。。
「環さんから、LINEだわ。。」舞がスマホを見ると、純ちゃんが女の子の日だから、ちょっと体調悪いから、純ちゃんだけ夜は帰るって事らしい。。。本来は、お昼ま自由行動のち、また合流してこの福の神楽園で環が予約したお寿司でも行く事になってはいたものの。。。
それは、仕方ないわね。まぁ、あの日は病気じゃないから。。。心配ないからいいか。。。
でも。グーは、昔っから、目立つ女子の方から告られて。押されて世話女房、押しかけ女房されてた気もするけど。。いつまでも派手な女の子と付き合っていられないかもしれないな。
グーは、23歳。まだまだ結婚は早いかもしれないけど。。。
「結婚ね。。。純と。。舞さんの息子さんが。。。いとこか。。。いとこなら、別に問題ないか。。。でも、あの純が、ねぇ。」
幼なじみ。。
小さな頃から知ってるけど。全然お母さんの環さんには似ていない。おっちょこちょいと言うか。。
それでも。。。幼稚園ぐらいの時は、駿栄にお嫁さんになってあげると言ってきたり。、環さんや喜美さんと、毎年毎年。。欠かさず
バレンタインに一緒にチョコレートをくれたり。その、純が。。。
なんだか、娘を取られたオヤジみたいに。寂しい気持ちが、しないでもない。
もちろん、そんなお嫁さんになる、とか、子どもがよくある話しだけども。あれで、純を意識したというか。。初恋の相手。。今はもう、いい幼なじみで友人だし。男女とかそういう気持ちは無いけど。。。
そもそも、彼氏彼女だった事は一度もないし。付き合った事もない。
だけど。。なんだろう、嫉妬ってわけじゃないけど。
駿栄は、公休日。プルメリア島から離れて。。と言ってもすぐそばだけど。。日常から離れて。。というより、商売柄毎日が非日常なんだけど。。。闇と喧騒と、偽りの自分の非日常から離れて。
日常、普通の男の子、一人の自分に戻った気がしました。日常が、日常からかけ離れた仕事をして。。。ホストなんてやって、これでいいのかなと言う自分と、過去の自分を消して全く新しい自分に生まれ変わる事にワクワクしている自分。。。
どっちも自分で、それが本音だから、まどろっこしい。
いつも悩んでばかりだ。。。
「まだ、グーは、結婚とか。。。それは、どうかわからないけど、グーの女性の趣味が変わってきたのは。。。将来的な真剣な恋愛を考えるようになってきたのかもね。」舞さんは、純と、息子さんの仲を暖かな目で見守るらしい。。。駿栄は、、少し寂しい気がした。
いいお嫁さんになりそうな子だ、と舞さんは褒める。
「じゃあ、純ちゃん気に入ったんだ、舞さんは。」「環さんの娘よ。気に入らないわけないわ。素直そうだし。」あっさり、拍子抜けするほどのお気に入りよう。。。
息子さんの彼女や嫁さんって。、母親は、気に入らないモンじゃないのか。。。
「へー意外だな。。息子さんの彼女とかって。。おもしろくないもんだと思ってたけど。。」「あははは。。。それは。。私みたいにバツだとか、子連れとか。。。3歳年上とか、スナックのホステスで結婚相手見つけて来られたら、親だって怒るわよ。旦那の家。。。厳しいって言うか、昔からある程度裕福な家だったみたいだし。。。」
そうか。。。やっぱり、舞さん、身なりからして。いいところの奥様か。。まぁ、純ちの親戚ならそうだよな。。知らず知らずのうちに。。会話で、舞のことを知りたいと思ってしまう。。。
どうしようもないし、どうなりたいとか、そんな勇気もない。ホストだけど、あれは世を忍ぶ姿というか。。プライベートの自分は意気地なし。。。
純を好きだった時も。。。うちの親からいろいろ救われた、純は、環おばさんとともにいろいろよくしてくれてきたけど。。。
舞さんも。。純も。。。仲良くなったとはいえ。なんだか遠い存在だと。。
「ありがとう。。。なんだか。。。胸が切なくなったわ。嬉しいんだけどね。。」妖精が漕ぐボートに迎えられまして、ぽんっと蓮の花は開き。。。
パァッと視界が開けた。。まぶしい。夢の余韻もまぶしいし。。峰は夢の中から、現実に戻り。
アメージングロータース。蓮の眠りを。
アトラクションとして、ウキウキワクワクしにいくのも、静かに癒しを求めて行くのも。その人によりけりな。。。
少しは素直になったかも。。。
名古屋に帰ったら、麗ちゃんに電話したら。。。あの子は農家の一人娘で、夢通り、実家を継いでいると思うけど。。
夢通り。。生きていて元気でいてくれたらだけどさ。でも、あんたの夢を見ましたから電話した、ってそんな事言ったら、認知症でも、ってびっくりされるかも。。。
「奥様、いかがでした。ステキな夢が見られたようで、なによりでございました。」ボートを漕ぐピンクの蓮の妖精が言う。可憐で若い。。。羨ましいな、これから。。だ。
あたしも、あの頃なら、やり直せたらと思うけど。。これで良かった、と思う事が大事だと。。
なんだかんだで。。そうは言っても。
みんな。。あるべきところに収まっていくのだから。。。
「なんかね。。。懐かしい。。クラスメイトの夢を見て。。連絡したくなっちゃって。。だけどさ。この年齢でしょ。。もしも、、、って事があるし。。。やっぱり。。。もしももうこの世にいないとしたら。。。なんでしょうね。。。あたしも、もうそろそろかな。。と怖くなるし。」何をどう言ってるんだろうな、と峰は自分でも思ったけれど。。。スタッフの女性は、優しく。。。
「それは、奥様が、生きていて楽しいからですわ。楽しいから、死ぬのが怖いんです。。奥様は、お幸せなんです。。連絡しないと。。あの時って、後悔するかもしれませんよ。。ここで見る夢に出てきた方は、ご縁があるから夢で会えたんですからね。」
麗ちゃん。。。
それにしても。。どうして。。さくらんぼなんだろう。さくらんぼ。。。虎。。。虎は、麗ちゃんだけど。。。
スタッフさんは。。。
強く印象的だった象徴は、あなたの人生のキーワードになります。。とのこと。。
そのうち。。。鮮明になり、人生は展開していくでしょう、きっと。。。
ドラマチックにも。。。
人生のターニングポイント、必要な人は、ここに呼ばれて来るらしい。。。来るつもりがなくとも、ある日。偶然にも。。
アメージングロータスが、満員で予約いっぱいな場でも。。。ぽっかりキャンセルが空いたり。。必然的に、不思議な偶然性が重なり
ここにいざなわれる、らしいのです。
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2020年02月06日
2020年02月05日
マリッジcelebration120強者どもが、夢のあと。。。
「ち。。。ちょっと、ちょっと峰ちゃん。、」
綿毛でフワフワ飛んでいた峰と麗が。、峰が孔雀、麗がカワセミになりました。
「峰ちゃん、峰ちゃん孔雀は綺麗だけどそれは、オスよ。。」
「何言ってるの、麗ちゃんは。ここは、夢の中。なんでもあり、だよ、だからメスが綺麗な孔雀でも、優雅に空を飛ぶ孔雀でもいいのさ。そうそう、小学校の時、将来の夢で、あたしと麗ちゃんは、鳥になりたいとか、空を飛びたいって書いてめっちゃ怒られたでしょ。」
ああそうだったー。
なんでもいいから、って先生が言うからねだから、空を飛びたいとか、鳥になりたいって書いたら。。。
「冗談はやめて、ふざけるなってね。で、あたしは農業。家の仕事よ。峰ちゃんは?」「あたしは嫁さん。理由は、働きたくないし。お金持ちの旦那に食べさせてもらいたいから、なんだけどねー。それ知らない先生は、家庭的でよろしいって。」
「あらまー、あたしら、じゃあ2人とも知らないうちに夢は叶ってたわね。あたし農業だし。」「それに、今は、鳥になって空を飛んでるわね。そうそう、あの頃はさ、将来の夢普通のOLって書いた子も怒られたわよね。」「そ。ビジネスマンもだめ。社長はいいけどね。いま、そんな事言ったら、先生問題発言で吊し上げをくらうし、おたくの生徒さんはうちはいりません、ビジネスマンやOLを馬鹿にされていらっしゃいますからね、ってなるわよね。。」
「あの頃は、芸人とか絵描きとか漫画家とか言ったら、頭がおかしくなった、と言われたでしょうね。なろうと思ってもなかなかなれないのにさ。」
「変わった時代だったわねー。右へならえとか画一洗脳教育の、普通が一番、って教育だったのにさ。。OL、ビジネスマンって書いたら先生激怒でしょ。あたしは家を継いで農業だけど。。。あの頃よくあった専業主婦や、お嫁さんって書いてセーフでOLをど叱られるとはね。。」「いまなら新聞に載るかもよ教師が職業差別、OL、ビジネスマンに夢は無い」「いっそ、無職とかヒモって書いたら、あはははは。」
鳥になった二人は昔話をしながら、戯れにスイスイ飛ぶ。知らないうちに夢が叶い。鳥にもなり。。
わっ。。。冷たくて気持ちいい水しぶきがかがったと思ったら。。美しい滝が流れる。。水浴びでもしようか。あー、気持ちいい。さっきの宝の山から飛び出して良かったよ。。知らない楽しみがいくらでもあるんだもん。
なんだろうな、スッゴく生きてる。。。って感じがする。パシャ、パシャっ。ひゃー、冷たい。。ひゃー逃げろー。
水を掛け合いはしゃぎまわる2人。
心が洗われる。。新鮮な気持ちになる。あっ。。あ。、あら。。
あれは。。。
あの子は。。。はっ。峰に、峰ちゃんは本当の友達がいないんだ、みんな峰ちゃんが怖いから無理やり合わせてるんだ、と峰に言ってきたこ。。。
そう、狐と犬のハーフの子どもだった。。峰は普段から暴力は、品がない、はしたないと暴力は振るわないけど、一度だけ人を殴った。。
あの子。。あの子は戯れにはしゃぐ峰と麗を眺めている。。だけど、峰は孔雀だし麗はカワセミだし。あたしだなんて、バレていないかもしれないけど。。だけどー。。なんだろう。
「あの子。。知ってる」峰がコソッと麗にささやく。「あ、、あ!ほらほら、いたでしょう。ジュリちゃん。ジュリアちゃんだわよ。クラスメイト。。目立たない子だけど。。。」
そうだ、そうだった。。ジュリアだ。取り巻きのひとり。目立たないこ、だっけ。突然謀反でびっくり「あ。。。。あのこと。。。謝ろうかなぁ。いまさら。。だけど。」許してくれないかもしれないけど、夢の中だし、なんでもできる。
「あのこと。。。あ。ああ、あれね、」
麗も、峰の事件を思い出した。
あれから峰はジュリがどうなったかわからないけど、ますます大人しくなった。。確か。
ジュリアとは、もう口もきかなくなったし。峰がジュリアをぶん殴り、泣いて勝手に家に帰る。母親の富士は血相を変えて学校に怒鳴り込み、それを知った父親が、慌てて富士を追っかけて、子どもの喧嘩、峰にも非はあるし、峰、峰は他人を殴る蹴る、すると、将来殴る蹴るをする男性や、ヤクザとしか縁ができないぞ、暴力はいかん、と峰は父親の慶に注意されました。
殴る奴は殴る暴力好きな友達しかできない。
おもしろくないけどさ。でも、やっぱり暴力は。。。ね。母親の富士はわめいていたけど、子どもの喧嘩だし。。。と。ジュリアがまた学校に来やすく慶はしていた。。。なんとなくそんな感じかな。。父親の慶は、周りの人にも親切だったからねぇ。
きっと、環は慶に性質が似たんでしょうね。
何年も前なのに。。。どうして。。。今にもあの時の痛みは蘇る。。。滝でじゅうぶんに水を浴びて。。。
孔雀の峰がジュリアに近づくと。。後ろからカワセミの麗もついて行った。。
「お久しぶり。。。ジュリアちゃん。元気だった」「あっ。。。。」
木に隠れてしまったジュリアやっぱり。。。許してくれないのかも。すると。。。
あれっ。。。木に隠れたジュリア。ジュリアの木から、周りがだんだん、新緑の香りから、真っ赤に染まり紅葉が、ひろがり、いつのまにか、
紅葉の降る季節になっていく。。紅葉吹雪。。実りの秋。。そうだ、あれは、秋の出来事だったわ。泣きながら。。学校からジュリアを殴り。。走った通学路。
峰の頭にはなんとなく通学路の紅葉が真っ赤だった事が。。鮮明に鮮やかに蘇る。。
そうだった。。それから切ない紅葉の季節に。。。
ごめんなさい。。。峰が言う。。
もう、いいの。私も言いすぎたわ。。。隠れてしまったジュリアの声が聞こえてきた気がした。
すると。。。紅葉の木々の中には、スロットマシーンがなぜか置いてある。だけど。。これは、夢なんだから。森の中にスロットマシーンがあったとて不思議じゃないし。たまにギャンブルは、宝くじ程度しかやらない峰が、麗を誘って、
スロットマシーンで遊びましょう、と言う。このスロットマシーンで勝って、ジュリアちゃんにも、飛びっきりの差し入れしましょう。
峰が麗を強引に誘ってスロットマシーンで遊ぶ。。。麗は、全くギャンブルはしないのに、宝くじすら嫌なんだけど。。と、言いながらも。。
ジャラジャラ、ジャーン。。。ま。。。また、最初の金銀財宝。。金貨でも、ラスベガスみたいに大当たりで出てくるのかと。。ワクワクした峰。。。ところが。
ジャラジャラ、ジャラジャラ。ジャーン。。なんて、音がするのに。出てきたのは。。
呆れるほど大量の真っ赤なさくらんぼ。。
峰と麗は、孔雀とカワセミから、ハリネズミ、虎の小学生の女の子。少女時代の姿に戻っています。
う、うわーっ。。。さくらんぼは好きだけど。。。これだけあると。。飽きちゃうし。
嫌いになっちゃうかも。。峰がぐずりだす。峰より遥かに大人びた麗は、峰ちゃん、贅沢よとたしなめ。。。
すると、じゃあ、こうすれば。いいでしょう。
あーママだ。。。峰の母親の富士の声がする。天から。。。
天から。。峰の母親。。今はもう天国の富士の声がして。。。
わっ。美味しそー。キャハ峰と麗が喜んでいると、「こっちも。」
と。。。いつのまにか、ジュリアも来て、峰や麗と一緒だった。。ほんとーは、仲良くしたかった。。淡々と個を貫くクールな麗も、女王様みたいに周りを振り回すけど、孤独な峰も、目立たないジュリアも。。。
あたし達どうして仲良くできなかったんだろうなー。
もう、過去の事はいまさらどうしょうもなく、三人は、チェリーパイやケーキ、チェリーのチョコレートを食べる。
甘さと酸っぱさ。酸いも甘いも。。。
だけど、とろける様に美味しいのはなぜだろう。飽きないのはなぜだろうなー。
さくらんぼ、虎。。。さくらんぼ、虎。。
さくらんぼ、虎
なんだか、さくらんぼ、虎ってキーワードなのかな。。
さくらんぼ。。虎
あー。。。あっ。。。目が覚めちゃった。。
あー。。。これからもっともっと。。。
仲良くなれる様な気がしたので。。だけど、峰は約束の2時間の夢。。。時間が来てしまったようだ。。。
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綿毛でフワフワ飛んでいた峰と麗が。、峰が孔雀、麗がカワセミになりました。
「峰ちゃん、峰ちゃん孔雀は綺麗だけどそれは、オスよ。。」
「何言ってるの、麗ちゃんは。ここは、夢の中。なんでもあり、だよ、だからメスが綺麗な孔雀でも、優雅に空を飛ぶ孔雀でもいいのさ。そうそう、小学校の時、将来の夢で、あたしと麗ちゃんは、鳥になりたいとか、空を飛びたいって書いてめっちゃ怒られたでしょ。」
ああそうだったー。
なんでもいいから、って先生が言うからねだから、空を飛びたいとか、鳥になりたいって書いたら。。。
「冗談はやめて、ふざけるなってね。で、あたしは農業。家の仕事よ。峰ちゃんは?」「あたしは嫁さん。理由は、働きたくないし。お金持ちの旦那に食べさせてもらいたいから、なんだけどねー。それ知らない先生は、家庭的でよろしいって。」
「あらまー、あたしら、じゃあ2人とも知らないうちに夢は叶ってたわね。あたし農業だし。」「それに、今は、鳥になって空を飛んでるわね。そうそう、あの頃はさ、将来の夢普通のOLって書いた子も怒られたわよね。」「そ。ビジネスマンもだめ。社長はいいけどね。いま、そんな事言ったら、先生問題発言で吊し上げをくらうし、おたくの生徒さんはうちはいりません、ビジネスマンやOLを馬鹿にされていらっしゃいますからね、ってなるわよね。。」
「あの頃は、芸人とか絵描きとか漫画家とか言ったら、頭がおかしくなった、と言われたでしょうね。なろうと思ってもなかなかなれないのにさ。」
「変わった時代だったわねー。右へならえとか画一洗脳教育の、普通が一番、って教育だったのにさ。。OL、ビジネスマンって書いたら先生激怒でしょ。あたしは家を継いで農業だけど。。。あの頃よくあった専業主婦や、お嫁さんって書いてセーフでOLをど叱られるとはね。。」「いまなら新聞に載るかもよ教師が職業差別、OL、ビジネスマンに夢は無い」「いっそ、無職とかヒモって書いたら、あはははは。」
鳥になった二人は昔話をしながら、戯れにスイスイ飛ぶ。知らないうちに夢が叶い。鳥にもなり。。
わっ。。。冷たくて気持ちいい水しぶきがかがったと思ったら。。美しい滝が流れる。。水浴びでもしようか。あー、気持ちいい。さっきの宝の山から飛び出して良かったよ。。知らない楽しみがいくらでもあるんだもん。
なんだろうな、スッゴく生きてる。。。って感じがする。パシャ、パシャっ。ひゃー、冷たい。。ひゃー逃げろー。
水を掛け合いはしゃぎまわる2人。
心が洗われる。。新鮮な気持ちになる。あっ。。あ。、あら。。
あれは。。。
あの子は。。。はっ。峰に、峰ちゃんは本当の友達がいないんだ、みんな峰ちゃんが怖いから無理やり合わせてるんだ、と峰に言ってきたこ。。。
そう、狐と犬のハーフの子どもだった。。峰は普段から暴力は、品がない、はしたないと暴力は振るわないけど、一度だけ人を殴った。。
あの子。。あの子は戯れにはしゃぐ峰と麗を眺めている。。だけど、峰は孔雀だし麗はカワセミだし。あたしだなんて、バレていないかもしれないけど。。だけどー。。なんだろう。
「あの子。。知ってる」峰がコソッと麗にささやく。「あ、、あ!ほらほら、いたでしょう。ジュリちゃん。ジュリアちゃんだわよ。クラスメイト。。目立たない子だけど。。。」
そうだ、そうだった。。ジュリアだ。取り巻きのひとり。目立たないこ、だっけ。突然謀反でびっくり「あ。。。。あのこと。。。謝ろうかなぁ。いまさら。。だけど。」許してくれないかもしれないけど、夢の中だし、なんでもできる。
「あのこと。。。あ。ああ、あれね、」
麗も、峰の事件を思い出した。
あれから峰はジュリがどうなったかわからないけど、ますます大人しくなった。。確か。
ジュリアとは、もう口もきかなくなったし。峰がジュリアをぶん殴り、泣いて勝手に家に帰る。母親の富士は血相を変えて学校に怒鳴り込み、それを知った父親が、慌てて富士を追っかけて、子どもの喧嘩、峰にも非はあるし、峰、峰は他人を殴る蹴る、すると、将来殴る蹴るをする男性や、ヤクザとしか縁ができないぞ、暴力はいかん、と峰は父親の慶に注意されました。
殴る奴は殴る暴力好きな友達しかできない。
おもしろくないけどさ。でも、やっぱり暴力は。。。ね。母親の富士はわめいていたけど、子どもの喧嘩だし。。。と。ジュリアがまた学校に来やすく慶はしていた。。。なんとなくそんな感じかな。。父親の慶は、周りの人にも親切だったからねぇ。
きっと、環は慶に性質が似たんでしょうね。
何年も前なのに。。。どうして。。。今にもあの時の痛みは蘇る。。。滝でじゅうぶんに水を浴びて。。。
孔雀の峰がジュリアに近づくと。。後ろからカワセミの麗もついて行った。。
「お久しぶり。。。ジュリアちゃん。元気だった」「あっ。。。。」
木に隠れてしまったジュリアやっぱり。。。許してくれないのかも。すると。。。
あれっ。。。木に隠れたジュリア。ジュリアの木から、周りがだんだん、新緑の香りから、真っ赤に染まり紅葉が、ひろがり、いつのまにか、
紅葉の降る季節になっていく。。紅葉吹雪。。実りの秋。。そうだ、あれは、秋の出来事だったわ。泣きながら。。学校からジュリアを殴り。。走った通学路。
峰の頭にはなんとなく通学路の紅葉が真っ赤だった事が。。鮮明に鮮やかに蘇る。。
そうだった。。それから切ない紅葉の季節に。。。
ごめんなさい。。。峰が言う。。
もう、いいの。私も言いすぎたわ。。。隠れてしまったジュリアの声が聞こえてきた気がした。
すると。。。紅葉の木々の中には、スロットマシーンがなぜか置いてある。だけど。。これは、夢なんだから。森の中にスロットマシーンがあったとて不思議じゃないし。たまにギャンブルは、宝くじ程度しかやらない峰が、麗を誘って、
スロットマシーンで遊びましょう、と言う。このスロットマシーンで勝って、ジュリアちゃんにも、飛びっきりの差し入れしましょう。
峰が麗を強引に誘ってスロットマシーンで遊ぶ。。。麗は、全くギャンブルはしないのに、宝くじすら嫌なんだけど。。と、言いながらも。。
ジャラジャラ、ジャーン。。。ま。。。また、最初の金銀財宝。。金貨でも、ラスベガスみたいに大当たりで出てくるのかと。。ワクワクした峰。。。ところが。
ジャラジャラ、ジャラジャラ。ジャーン。。なんて、音がするのに。出てきたのは。。
呆れるほど大量の真っ赤なさくらんぼ。。
峰と麗は、孔雀とカワセミから、ハリネズミ、虎の小学生の女の子。少女時代の姿に戻っています。
う、うわーっ。。。さくらんぼは好きだけど。。。これだけあると。。飽きちゃうし。
嫌いになっちゃうかも。。峰がぐずりだす。峰より遥かに大人びた麗は、峰ちゃん、贅沢よとたしなめ。。。
すると、じゃあ、こうすれば。いいでしょう。
あーママだ。。。峰の母親の富士の声がする。天から。。。
天から。。峰の母親。。今はもう天国の富士の声がして。。。
わっ。美味しそー。キャハ峰と麗が喜んでいると、「こっちも。」
と。。。いつのまにか、ジュリアも来て、峰や麗と一緒だった。。ほんとーは、仲良くしたかった。。淡々と個を貫くクールな麗も、女王様みたいに周りを振り回すけど、孤独な峰も、目立たないジュリアも。。。
あたし達どうして仲良くできなかったんだろうなー。
もう、過去の事はいまさらどうしょうもなく、三人は、チェリーパイやケーキ、チェリーのチョコレートを食べる。
甘さと酸っぱさ。酸いも甘いも。。。
だけど、とろける様に美味しいのはなぜだろう。飽きないのはなぜだろうなー。
さくらんぼ、虎。。。さくらんぼ、虎。。
さくらんぼ、虎
なんだか、さくらんぼ、虎ってキーワードなのかな。。
さくらんぼ。。虎
あー。。。あっ。。。目が覚めちゃった。。
あー。。。これからもっともっと。。。
仲良くなれる様な気がしたので。。だけど、峰は約束の2時間の夢。。。時間が来てしまったようだ。。。
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2020年02月04日
マリッジcelebration119夢の続きは。。。じゃあね、またね。。。
「スゴく尊敬してたんだ。。。環おばさん、カッコいいだろ。その環おばさんが。。。舞さんのお姉さんだなんて。。。驚いた。」
タイプが全然違う。。。はっきり言ってさ。、。でも、尊敬しますのは環さん。。惹かれるのは舞さん。。
好ましいのは同じ。。密やかに駿栄が思うこと。。。
カクテルがあるのに、駿栄は、ビールを勧めてきた。ナッツとチーズがサラッと出てくる
ルグゼス。。。優雅に、という意味で。。。ここは、神楽町の福の神楽園の居酒屋ルグゼス。ビールやカクテルに、キラキラシャンデリアの輝きが乱反射する。。。その名にふさわしいたたずまい。。。
今は、日中。。。でも、
お店に入るとそこに、夜がある。。。
今晩は。。。
環が、福の神楽園界隈の
19時にディナー予約済みなので、18時45分時計台集合。それまでは、自由なのよ。。。と舞が言いました。こないだのお詫びもしたくて。。。
「そーなんだ。。。あっ、飲んでください。わざわざ、連絡くれたし。」「用事じゃなかったの。。。公休日って。。なんか、申し訳ないわ。。呼び出して、。」「いや、ぜんぜん。。でも、昨日はありがとう。環おばさんに、ホストの事は言わなかっただろー。」
舞は、駿栄がホストだなんだ、という事は、環の前で口に出しませんでした。舞も、夜の仕事をしていて。。。夜の仕事を知らない身内や友人知人がいる人がいて。。。
わざわざ仕事をバラすのはタブーと心得ていたのですから。。。別にスナックホステスが悪いとは思わないけれど、峰に知られて
勘当されていたのにうちに怒鳴り込まれて。だけど、峰は資金援助してくれたわけではないし。。
セレブ社長の
未森が、舞目当てに本気に通って口説いている事を知ると黙り込むし。未婚で3歳年下。。誠実なお金持ち。。美味しい
峰はホクホク未森を紹介すると、コロッと虎が猫になる。やったわね、舞。。。
しかし。。。峰は俊の事が嫌いではないようだ、孫のグーを見て、俊ちゃんと嫌悪感を表したわけじゃない。。多分、子どもが子どもを産んだ事に怒ったのかも。
体裁が悪いと。。。
サラダも来て。
「環さんが、駿栄がホストって言うの内緒かもしれないでしょう。。わざわざ言う事じゃないし。。だけど。。。意を決して東京から出てきたのね。。。」「もう、自分が人殺しか自殺か、まで追い詰められたんだ。。環さんや、周りの人がいなかったら、とっくに。。。ヤクザにでもなってたかもしれない。。ホストもヤクザみたいなもんかもしれないけど。。。生活の基盤ができるまでは。。こっちに知り合いもいないし。。夜の世界に飛び込むしかなかったんだ。。。在宅のパソコンの仕事だと、収入はあるには大丈夫だけど。。。住むところないし。」
ホスト。。なんて言って、環さんに心配かけたくはないし。
「でも、悪かったわ。ホストの営業でひっかけたんだ、って電話で怒って、一方的に切って。」舞が謝ると、「まぁ、ホストなんて偏見持たれるからね。。。いつまでもやっちゃ、いけないと思う。」
真昼の密やかな喜び。。昼酒。
駿栄は、ビールを飲んだ。「そうそう、純ちゃんとも幼なじみなの。。。」「まぁね、あいつは。。なんだろ、環さんに全然似てないね。。環さんの旦那さんの邦彦さんにもあまり似てないかなぁ。。。スッとしているだろ、環さんや邦彦さんは。。。背が高くて。。なんというか。。だけど、純は、小柄で、環さんみたいにテキパキって感じじゃない。。」
あ、そうか、駿栄は、純ちゃんが幼女って知らないんだわ。。。
「それなら、あたしも似ていないわ。環さんに。。。」
「あらっ、純ちゃんからLINEだわ。。。」
福の神ラブのもとに純ちゃんからのLINEがきました。。。
ラブは、トイプードルの赤ちゃんの小雪をお昼寝させて、今日は、パソコンで恋愛結婚相談の回答でも。。。と。
夜は、妹の笑〜と葉月さんのところへ顔を出す予定で。最近出来た福の女神神社、ラブが恋愛、結婚、笑〜が美容。。で。
福の女神神社に、白と桃の龍が住み着いたようです。挨拶も兼ねて、福の女神神社にさらに神通力を入れに行こうと。大蔵、ラブの四つ子の兄、三男が、ヘリコプターで、アマゾネスサンクチュアリの近くまで送ると約束しているので。。
大蔵は、男だから、アマゾネスサンクチュアリィまでは入れないけど、ちょうど、プルメリア島で夜仕事があるので、近くまで送る、と。大蔵は、交通の福の神なので。。
船もヘリコプターも、飛行機も、操縦を楽々できるし。
しかし。。。以前、葉月さんが、アマゾネスサンクチュアリィに、リムジンとオープンカーを購入した御礼に、カフェ・スノーフレークで、
ラブと純ちゃんが、葉月さんやダイヤさんや、秘書のリノさんと一緒になり。。
飲食代金を、ラブが、大蔵の接待に一緒につけてしまい。。。バレたのですが。、「これ、お前だろ。。」伝票を見せられ。。。お子様ランチがあり。。。マンマとラブが勝手に大蔵の奢りにしたのがバレました。
「そのチビを連れて行くと絶対お子様ランチ食べるし。それと、フォンダンショコラの組み合わせ。。。そりゃ、お前しかない。。」チビというのは、小雪の事です。大蔵にもなついています。「あたしと純ちゃんと小雪が食べるもんなんて知れてるでしょう」
「もうね、金持ってるくせに、男に奢ってもらう事しか頭にないんだからね。」大蔵は、そう言いながらも、人はいいし、わざわざ金払え。。。というタイプじゃないし。「あらっ、甲斐性あっての男でしょ。太っ腹にいかないとね。」しかも。。。相手は妹だしね。。。
恋愛、結婚の福の神のラブ。女は好きな男にうまく甘えてという。大蔵が、一時家に用事で戻ってきて、小雪がシッポを振って出迎えました。
アマゾネスサンクチュアリィで、メイドの恋さんのアルバイトをしていた時は、小雪は大蔵が預かっていたのです。女の子だから、アマゾネスサンクチュアリィに連れて行ってもいいけど、仕事中だしね。
「ね、大蔵。純ちゃんも来るって。だから、笑〜と小雪とあたしと純ちゃん、四人送ってよ。イケルでしょ。」「別にいいんだけど。。。小雪も連れてくの。。。」「今日は仕事じゃないからね。」ね、小雪ちゃん。ラブは、トイプードルの赤ちゃん小雪にメロメロです。
純ちゃんに、LINEで電話してみると。。折り返しすぐ電話する。。。って。。と。。すぐに純ちゃんからLINE電話があり。。。
「あっ、ごめんなさい、カフェで、お母さんと一緒だったから、」なんだか。。。純ちゃんは、元気ない様子で。。いつもの笑っている純ちゃんじゃないわ。。。
それに、確か、わざわざ東京からお母さんが来ていて。。今夜いいのかしら。。
「あ、電話してよかった今は、」「うん。大丈夫、いったんお店から出たから。。。」「純ちゃん。。。今日、お母さんと来てるんでしょう。一応、大蔵がヘリコプターで飛ぶって言ってるんだけど。夕方6時ぐらいまでにうちに来てくれたら。。。でも、お母さんと用事、じゃないの」ラブが聴くと。。。間が空いて。。
「あの。。。その事で。。。ね。ちょっとご相談が。。。」なんだか浮かない様子で。。。まさか。。
まさか、マスターと。。。腐っても鯛。結婚、恋愛の福の神のラブに相談とは。。。
なんか、確か、純ちゃん。今夜はお母さんや、舞さんやおばあちゃんと食事に行くみたいに言ってた気がするけど。。。団欒じゃないの。。。え
わざわざ。。あたしに相談とは。。深刻な。
まさか。。。舞さんに気に入られなかったんじゃないでしょうね。でも。。。だいたいのお母さんが嫌うタイプじゃないと思うけどな。。
まぁ。。。とにかく。。なにがあったかは、。。後で。。、、ね、純ちゃん。。。
さ。。。綿毛になってフワフワ。。風に気ままに乗っていく峰と麗。。。ヒャッホー。。。遥か階下には、金のむぎが。。。キラキラしてる。。。
私たちいい感じ。あのまま宝の山にいれば良かった気もするけどね。。。「あたし。。。峰ちゃんの、仕事を取るからやりたくない。。。土仕事はやだ、って感覚好きだなぁ。」農家の麗が言うので、峰は、え
っと思いましたが、そう言う意味ではなくて。。。峰が自分がやりたくない事までやらない、その筋のプロに苦手な事はお金で雇うのが賢い。人には向き不向き、適材適所あり、だし。
人生は有限でボヤボーや。ボーっと過ごしてはいられないのだ。。ということ。なにもかも、必要ではないし。。スパっとお金で買える事は、お金を時間に変える。。
そういう快活さが好きなのだ。
なんだろう、くすぐったいねー。もー。
峰が照れると、あっ。。。
峰も、麗も。。。2人とも。。。
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タイプが全然違う。。。はっきり言ってさ。、。でも、尊敬しますのは環さん。。惹かれるのは舞さん。。
好ましいのは同じ。。密やかに駿栄が思うこと。。。
カクテルがあるのに、駿栄は、ビールを勧めてきた。ナッツとチーズがサラッと出てくる
ルグゼス。。。優雅に、という意味で。。。ここは、神楽町の福の神楽園の居酒屋ルグゼス。ビールやカクテルに、キラキラシャンデリアの輝きが乱反射する。。。その名にふさわしいたたずまい。。。
今は、日中。。。でも、
お店に入るとそこに、夜がある。。。
今晩は。。。
環が、福の神楽園界隈の
19時にディナー予約済みなので、18時45分時計台集合。それまでは、自由なのよ。。。と舞が言いました。こないだのお詫びもしたくて。。。
「そーなんだ。。。あっ、飲んでください。わざわざ、連絡くれたし。」「用事じゃなかったの。。。公休日って。。なんか、申し訳ないわ。。呼び出して、。」「いや、ぜんぜん。。でも、昨日はありがとう。環おばさんに、ホストの事は言わなかっただろー。」
舞は、駿栄がホストだなんだ、という事は、環の前で口に出しませんでした。舞も、夜の仕事をしていて。。。夜の仕事を知らない身内や友人知人がいる人がいて。。。
わざわざ仕事をバラすのはタブーと心得ていたのですから。。。別にスナックホステスが悪いとは思わないけれど、峰に知られて
勘当されていたのにうちに怒鳴り込まれて。だけど、峰は資金援助してくれたわけではないし。。
セレブ社長の
未森が、舞目当てに本気に通って口説いている事を知ると黙り込むし。未婚で3歳年下。。誠実なお金持ち。。美味しい
峰はホクホク未森を紹介すると、コロッと虎が猫になる。やったわね、舞。。。
しかし。。。峰は俊の事が嫌いではないようだ、孫のグーを見て、俊ちゃんと嫌悪感を表したわけじゃない。。多分、子どもが子どもを産んだ事に怒ったのかも。
体裁が悪いと。。。
サラダも来て。
「環さんが、駿栄がホストって言うの内緒かもしれないでしょう。。わざわざ言う事じゃないし。。だけど。。。意を決して東京から出てきたのね。。。」「もう、自分が人殺しか自殺か、まで追い詰められたんだ。。環さんや、周りの人がいなかったら、とっくに。。。ヤクザにでもなってたかもしれない。。ホストもヤクザみたいなもんかもしれないけど。。。生活の基盤ができるまでは。。こっちに知り合いもいないし。。夜の世界に飛び込むしかなかったんだ。。。在宅のパソコンの仕事だと、収入はあるには大丈夫だけど。。。住むところないし。」
ホスト。。なんて言って、環さんに心配かけたくはないし。
「でも、悪かったわ。ホストの営業でひっかけたんだ、って電話で怒って、一方的に切って。」舞が謝ると、「まぁ、ホストなんて偏見持たれるからね。。。いつまでもやっちゃ、いけないと思う。」
真昼の密やかな喜び。。昼酒。
駿栄は、ビールを飲んだ。「そうそう、純ちゃんとも幼なじみなの。。。」「まぁね、あいつは。。なんだろ、環さんに全然似てないね。。環さんの旦那さんの邦彦さんにもあまり似てないかなぁ。。。スッとしているだろ、環さんや邦彦さんは。。。背が高くて。。なんというか。。だけど、純は、小柄で、環さんみたいにテキパキって感じじゃない。。」
あ、そうか、駿栄は、純ちゃんが幼女って知らないんだわ。。。
「それなら、あたしも似ていないわ。環さんに。。。」
「あらっ、純ちゃんからLINEだわ。。。」
福の神ラブのもとに純ちゃんからのLINEがきました。。。
ラブは、トイプードルの赤ちゃんの小雪をお昼寝させて、今日は、パソコンで恋愛結婚相談の回答でも。。。と。
夜は、妹の笑〜と葉月さんのところへ顔を出す予定で。最近出来た福の女神神社、ラブが恋愛、結婚、笑〜が美容。。で。
福の女神神社に、白と桃の龍が住み着いたようです。挨拶も兼ねて、福の女神神社にさらに神通力を入れに行こうと。大蔵、ラブの四つ子の兄、三男が、ヘリコプターで、アマゾネスサンクチュアリの近くまで送ると約束しているので。。
大蔵は、男だから、アマゾネスサンクチュアリィまでは入れないけど、ちょうど、プルメリア島で夜仕事があるので、近くまで送る、と。大蔵は、交通の福の神なので。。
船もヘリコプターも、飛行機も、操縦を楽々できるし。
しかし。。。以前、葉月さんが、アマゾネスサンクチュアリィに、リムジンとオープンカーを購入した御礼に、カフェ・スノーフレークで、
ラブと純ちゃんが、葉月さんやダイヤさんや、秘書のリノさんと一緒になり。。
飲食代金を、ラブが、大蔵の接待に一緒につけてしまい。。。バレたのですが。、「これ、お前だろ。。」伝票を見せられ。。。お子様ランチがあり。。。マンマとラブが勝手に大蔵の奢りにしたのがバレました。
「そのチビを連れて行くと絶対お子様ランチ食べるし。それと、フォンダンショコラの組み合わせ。。。そりゃ、お前しかない。。」チビというのは、小雪の事です。大蔵にもなついています。「あたしと純ちゃんと小雪が食べるもんなんて知れてるでしょう」
「もうね、金持ってるくせに、男に奢ってもらう事しか頭にないんだからね。」大蔵は、そう言いながらも、人はいいし、わざわざ金払え。。。というタイプじゃないし。「あらっ、甲斐性あっての男でしょ。太っ腹にいかないとね。」しかも。。。相手は妹だしね。。。
恋愛、結婚の福の神のラブ。女は好きな男にうまく甘えてという。大蔵が、一時家に用事で戻ってきて、小雪がシッポを振って出迎えました。
アマゾネスサンクチュアリィで、メイドの恋さんのアルバイトをしていた時は、小雪は大蔵が預かっていたのです。女の子だから、アマゾネスサンクチュアリィに連れて行ってもいいけど、仕事中だしね。
「ね、大蔵。純ちゃんも来るって。だから、笑〜と小雪とあたしと純ちゃん、四人送ってよ。イケルでしょ。」「別にいいんだけど。。。小雪も連れてくの。。。」「今日は仕事じゃないからね。」ね、小雪ちゃん。ラブは、トイプードルの赤ちゃん小雪にメロメロです。
純ちゃんに、LINEで電話してみると。。折り返しすぐ電話する。。。って。。と。。すぐに純ちゃんからLINE電話があり。。。
「あっ、ごめんなさい、カフェで、お母さんと一緒だったから、」なんだか。。。純ちゃんは、元気ない様子で。。いつもの笑っている純ちゃんじゃないわ。。。
それに、確か、わざわざ東京からお母さんが来ていて。。今夜いいのかしら。。
「あ、電話してよかった今は、」「うん。大丈夫、いったんお店から出たから。。。」「純ちゃん。。。今日、お母さんと来てるんでしょう。一応、大蔵がヘリコプターで飛ぶって言ってるんだけど。夕方6時ぐらいまでにうちに来てくれたら。。。でも、お母さんと用事、じゃないの」ラブが聴くと。。。間が空いて。。
「あの。。。その事で。。。ね。ちょっとご相談が。。。」なんだか浮かない様子で。。。まさか。。
まさか、マスターと。。。腐っても鯛。結婚、恋愛の福の神のラブに相談とは。。。
なんか、確か、純ちゃん。今夜はお母さんや、舞さんやおばあちゃんと食事に行くみたいに言ってた気がするけど。。。団欒じゃないの。。。え
わざわざ。。あたしに相談とは。。深刻な。
まさか。。。舞さんに気に入られなかったんじゃないでしょうね。でも。。。だいたいのお母さんが嫌うタイプじゃないと思うけどな。。
まぁ。。。とにかく。。なにがあったかは、。。後で。。、、ね、純ちゃん。。。
さ。。。綿毛になってフワフワ。。風に気ままに乗っていく峰と麗。。。ヒャッホー。。。遥か階下には、金のむぎが。。。キラキラしてる。。。
私たちいい感じ。あのまま宝の山にいれば良かった気もするけどね。。。「あたし。。。峰ちゃんの、仕事を取るからやりたくない。。。土仕事はやだ、って感覚好きだなぁ。」農家の麗が言うので、峰は、え
っと思いましたが、そう言う意味ではなくて。。。峰が自分がやりたくない事までやらない、その筋のプロに苦手な事はお金で雇うのが賢い。人には向き不向き、適材適所あり、だし。
人生は有限でボヤボーや。ボーっと過ごしてはいられないのだ。。ということ。なにもかも、必要ではないし。。スパっとお金で買える事は、お金を時間に変える。。
そういう快活さが好きなのだ。
なんだろう、くすぐったいねー。もー。
峰が照れると、あっ。。。
峰も、麗も。。。2人とも。。。
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2020年02月03日
マリッジcelebration118夢で逢いましょう。。。
えー。。。
里芋堀を虎と一緒にはじめた峰は。。。里芋をひっこぬくと。。。なんと。。金銀財宝が。。。
「えー。。。早く言ってよ。早く言ってくれるなら。。すぐ掘ったのにさ。。」峰は泥泥になるもかまわず里芋を掘る。。里芋を掘る。。というか、金銀財宝、
宝石まで。。。キャ
「ほらほら、峰ちゃん。たまには峰ちゃんがやらない事もいい事あるだろ。」虎が言うと、峰は、「それにしても。。。あんた、どっかで会った事があるような。。。」
周りはすっかり。。。里芋畑どころか。。。金銀財宝の山に。。だけど、それより峰は、その虎に懐かしい感情を抱くのでした。どこの誰だろう。。
あっ。。。子どもの頃の、、、あー、
「ほらほら。ほら。農家の子どもで、で。あの子よ、れ、麗ちゃん、麗ちゃんでしょう」
それは。。。農家の娘だった麗。思い出した。。あの子だけは、虎のせいか、派閥に入らず。。あたしの取り巻きにもならず。。。淡々と。。。麗は、友達がいないわけじゃなかったんだけど、
羨ましいぐらいさっぱりしていて。。先生からは、グループ付き合いが出来ないの、と言われたら、あたしは虎だから無理です。先生はライオンでしょう。ライオンは集団生活、虎は単独生活です。それが性分に合わないだけです。。無茶な要求しないでください。」って食ってかかった子だ。。。
性分は性分なりの生き方がある。。、ですって。。
お取り巻きを抱えていた峰姫にも、だからどうなのとも言わず、淡々として。。。資産家生まれの峰は女王様みたいにクラスで君臨していたけど。。。なんだろう。。なんだか、麗が威厳あるというか。。。威風堂々。。。彼女の方が、どこか勇者というか。。。
「まぁ、綺麗になっちゃって。」夢の中の麗は、若い虎でした。オッカナイ獅子の先生に立ち向かい、有無を言わせぬ圧倒的な空気を持ち。。。
「学校は、勉強だけでなくお友達を作り、集団生活も学ぶことができる場ですよ。。麗さんっ、あなた、もうちょっと集団生活に沿わないと。。。」ライオンの先生が言う。。キィキィうるさい先生だった。。。
だけど、あの先生に、麗は、「先生、私のうちは農家です。普段から、他の業者様とずっと一緒にいるわけではありませんから。必要に応じてコミニュケーションを取るのですからね。あまりうるさいと、学校に行きませんからね。」と、言い出したのだ。
OLになるわけじゃありませんからね。OLなら、ヨイショのひとつや二つ、顔色お伺いも仕事のうちですが。。。
いつも無理矢理一緒にいなければならない。。。ってストレスですわ。。。お互いの自由を尊重した個人と個人のお付き合いをするべき。。。
峰はびっくりしてだいたい一人でいる麗に聞いた事があったのだ。。。麗だけは、特にお嬢様、お嬢様と峰に媚びていない。。。
麗は、峰に、「ちょっと、麗ちゃん、どっかグループに入らないの。。寂しいんじゃないの。。」って活発だし。行動的だし、友達できそうなのに。。。
「あら、峰ちゃんは、いったい。。。一緒に行動するグループの子と、一緒にいてどれだけ楽しいの苦痛じゃないの。。。めんどくさいじゃない。いつも一緒にいなきゃいけないのよ。。嫌な時もね。で、誰かと誰かが仲良くしたら、むかつくだなんだ、と。」
小さくまとまる方々達。。。が、なんとなく合わないの。。。と。ハァ。。。なんだかため息が出た。。
そうだ。。。あれから、クラスメイトのひとりに、峰ちゃんは本当の友達がいないんだ、みんな峰ちゃんが怖いから峰ちゃんと一緒にいるだけなんだ。。。可哀想な峰ちゃん、と言われ。
その子をぶん殴って泣いて家に帰って
ズキン峰のハートが痛みました。痛いところをつかれて。薄々子どもながらに、これでいいのかと思ったけど。
そうそう簡単に自分は、変われない。親の七光り。、わかってるお嬢様、お嬢様って。うちが地主の分家筋だから。。。峰は、私が人気で人がたくさん寄ってくるわけじゃない事ぐらい。。。わかってる。
そう。。。私には本当の友達なんかいなかった。。
「虎は死して皮を残す。。。」麗が言うので、峰は、ギョッとして、「えっ、、。れ、麗ちゃん、あんたもう死んだのかい。。。私らまだ死ぬような年齢じゃないよ。。。。」
同窓生には、
確かに亡くなった人もいるでしょうけどさ。あのバイタリティーまんまんの潔い麗はまだ健在であって欲しい。。。
「やだー、峰ちゃん、違う、違う。私はまだ農家のおばあちゃんやって元気だわよ。。。今度良かったら、遊びに来て。違う、違う。。あたしは、ほらあなたみたいに。。。ちゃんと家族も子どもも持つことができたし。。今も元気よ。残念ながら。」
麗は、実家の農業を継いだらしい、聴けば、峰と一緒で、女の子二人、男の子一人を生んだようで。。
いま、身内で農業を続けている。。。と。
だけど、メインは子ども達に譲ったから、遊んでるとか、趣味で、って言ったまでよ。健在の健在。、、旦那まで生きてるし。
それは、よかった地元に住んでいる峰だけど、わざわざ同級生とは連絡を取らないし、周りも新しく越してきた人ばかりの住宅地になり。。。
それに、峰は雛壇にいた立場であり。。
クラスメイトにチヤホヤされても、どこか絡みにくいし。。。東京に嫁いで出戻って、だし。
麗は、「虎は死して皮を残すってね。。。
ほら、あんたが姑さんを。。。」麗が言うには、虎は死んで皮を残す。。
峰が、東京の姑を高額の生命保険に入れて離婚した。。。それも。。。後妻のために。。。
嫌な婆さん。。。死んで金を多額に残す猫死にを、虎死に。。。金に替える。。
やはり、志乃は自宅介護を強制的にさせたようだ。。。環まで巻き込んで。。。
ばっかじゃないの。。。
私なら強制的に施設に放り込むか、やらなくてほおっておくのに。。。だって、志乃は金を持っているんだから。。。家族の貴重な労力や時間まで手に掛けたり、盗む事ないだろうに。
まぁ、馬鹿ジローは、母さんがかわいそうとか言うだけだろうけど。。。で、何にもしないのよねー。。。
あれを麗が褒めたたえ。。。麗は、祝福の紙吹雪のように。。
峰に、金銀財宝を浴びせる。。それが。。全然痛くない。。。
峰は宝箱があったので、その中に金銀財宝を仕舞おうと考えたのだけれど。。。
「峰ちゃん。。。そんな箱必要ないわよ。宝物なんて、望めばいくらでもあるし。独り占めできるものなんかに宝物はないわよ。そんな枠の中に入るものなど。。。宝物じゃないわ。。。」
高額の生命保険に入れる、なんてひと聞が悪いかもしれないが、東京の家を去る峰は、
ジローを婚約者から奪った。。その罪滅ぼしに、おそらく体裁を気にして施設に入るのを拒否するであろう姑の志乃を高額の生命保険に入れる。。。もちろん、ジロー支払い。
ジローのたわけは、母親が嫌なら仕方ない、で母親の言いなりだろうさ。。
なんかのお詫びだとか、金で済む話じゃないかもしれないけど、やっぱり金が役に立つ。
「愛人の喜美さんと言う人は、みんな峰さんの思いやりをちゃんと、感じとっていて、感謝してるみたいだよ。。。賢い女性だわ。。。」麗が言う。、「馬鹿じゃないか、私はジローをぶんどったんだよ。」峰は呆れましたが、麗は、
「結婚にしても、喜美さんは、もともとジローさんとは結婚できないと諦めていたみたいだよ。。。家柄が全然違うし、片親だし。東京のお姑が、まず許すわけないだろう。。。
でも、峰さんが離婚して。。。再婚なら親が緩くなるだろ。」
「お嬢様は気が利かないってね、多分志乃の奴は。。。だけどあんな馬鹿女が何をどう言おうと知ったこっちゃないわ。死んだする人を美化するのがおかしいのよ。早く死んだ方がいいやつは。。。」
愛人の喜美は、環にも助けられて、環という素晴らしい娘を東京に残した事も感謝しているようだと。。。そんな事が。。。
だって、環は、志乃が取り上げて。。名前すら勝手にあのBBAが付けた。顔も容姿もスッとして、東京だし。。。
だから東京に置いてきたし。引き取る選択肢なんかなかったわよ。はっきり言ってさ。舞は。。。血液型がO型と知って。。これはヤバい。。と。
それで、愛人がいる、とジローの愛人問題をダシにしたわよ。なんとなく。。。子どももいるんじゃないか、ってね。
まぁ。それは好都合だわ。峰は、私は被害者であるって浮き彫りだもん。
だから。。。せめてもの償いにさ、志乃を高額の保険金に入れて、家族受け取りにしてやったわ。自腹で慰謝料を支払うのはシャクだから、
志乃の身体、命で払っていただきましたわ。。。と、言っても。。まぁ。慰謝料って私がいただく立場かもしれないけどさ。
東京の家や、ジローからはたっぷりいただいたし。。
でも。好きなもん同士が一緒にいたいのは、女。女だからわかるしね。
喜美さんという女性は、
志乃に立ち向かう事ができないでしょうし。だって、私がジローと結婚しても、なんの攻撃も批判もないし。ジローは、わたしみたいなきつい性格の女は好みじゃないでしょうからね。
ツンデレなのよ、峰ちゃんはさ。じゅうぶん、喜美さんって女性はあなたに足を向けられなく感謝してるわよ。
昔は、ほら、家柄がどう、って特に峰さんや、ジローさんみたいにセレブの人は違うのよ。。あなたの旦那様の焔さん、わたしらのの昔からのクラスメイトだけど。。。
あの子も、まさか、峰ちゃんと結婚できるなんて恐れ多いって感じだったでしょ。でも、結婚したし。再婚で。。。再婚だと、お金持ちの家でも、最初よりは、うるさくないじゃない。
まーね、焔は、峰が嫁に出ても、文句を言わずにうちの実家に同居してくれたし。それに、仕事でさ、メキメキ頭角をあらわして。。
「あなた、あげマンじゃない。東京のジローさんにしろ、最終的に好きな女性と結婚できるように、基礎を築いて後に渡した、というか。」麗は笑う
ほら、もー、金銀財宝はやめて、ちょっとだけ、麗は、峰の手を握り連れ出します。。。
どこへ、行くの。。。ここでいいじゃない。こんなに宝物に溢れてるんだからさ。。
なんて。。。言うと。。。峰と麗は。。。綿毛になってしまって。。
わ。。。綿毛。。えー。。フワフワ。。っと飛び立つ。。あー。。。あの。。宝物の山が。。。
果てしなく空に舞い上がれば。。いつのまにか
みるみるうちに。。宝物はどんどん小さくなっていく。。
焦る峰に、もっとナチュラルに、風に乗って、自然に流れるままに。。。
言われて見ればそうかもしれない。。。峰はそう思ってそよ風に流れるままに。。。
福の神楽園、大人の居酒屋。。。
ルグゼス。。。舞は連れが来ます、というと、並んでいて、やっと席に案内されました。
日本酒ベースの白雪姫。。。のカクテルを先にオーダーして。。。
LINEで、先に入ってる、席のナンバーは24
と送って10分もしないうちに。。。駿栄がやってきました。ダテ眼鏡をかけています、こないだより知性的な雰囲気が漂います。昨日会ったばかりなんだけど、昨日は、環もいて立ち話。。。だしね。
駿栄は、公休日だから、と、ビールを頼む。。舞さんも、瓶ビールだから、グラス2つね。
元気そうで。。
嬉しそうだ。。
「尊敬する環さんの妹さんだったとは。。。びっくりしたよ。。舞さん。。。」「私もびっくりしたわ。。まさか。。木蓮寺にあなたが。。。」
「あそこは。。。純とバッタリ会ったんだ、それで。。。今の生活の事を打ち明けたさ。もちろん。。。純は、親から逃げろ、って言ってくれていて。純や、環さんがいなければ。。どうなっていたか。。環さんには。。世話になったよ。喜美さんという環さんのお義母さんは、環さんの本当のお母さんじゃないらしいけど、その喜美さんにも助けられて。。環さんが海外出張の時に。。。」「そうね。。優しい人みたいね。私の母親が、環さんと私を産んだのだけど。。。」
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里芋堀を虎と一緒にはじめた峰は。。。里芋をひっこぬくと。。。なんと。。金銀財宝が。。。
「えー。。。早く言ってよ。早く言ってくれるなら。。すぐ掘ったのにさ。。」峰は泥泥になるもかまわず里芋を掘る。。里芋を掘る。。というか、金銀財宝、
宝石まで。。。キャ
「ほらほら、峰ちゃん。たまには峰ちゃんがやらない事もいい事あるだろ。」虎が言うと、峰は、「それにしても。。。あんた、どっかで会った事があるような。。。」
周りはすっかり。。。里芋畑どころか。。。金銀財宝の山に。。だけど、それより峰は、その虎に懐かしい感情を抱くのでした。どこの誰だろう。。
あっ。。。子どもの頃の、、、あー、
「ほらほら。ほら。農家の子どもで、で。あの子よ、れ、麗ちゃん、麗ちゃんでしょう」
それは。。。農家の娘だった麗。思い出した。。あの子だけは、虎のせいか、派閥に入らず。。あたしの取り巻きにもならず。。。淡々と。。。麗は、友達がいないわけじゃなかったんだけど、
羨ましいぐらいさっぱりしていて。。先生からは、グループ付き合いが出来ないの、と言われたら、あたしは虎だから無理です。先生はライオンでしょう。ライオンは集団生活、虎は単独生活です。それが性分に合わないだけです。。無茶な要求しないでください。」って食ってかかった子だ。。。
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お取り巻きを抱えていた峰姫にも、だからどうなのとも言わず、淡々として。。。資産家生まれの峰は女王様みたいにクラスで君臨していたけど。。。なんだろう。。なんだか、麗が威厳あるというか。。。威風堂々。。。彼女の方が、どこか勇者というか。。。
「まぁ、綺麗になっちゃって。」夢の中の麗は、若い虎でした。オッカナイ獅子の先生に立ち向かい、有無を言わせぬ圧倒的な空気を持ち。。。
「学校は、勉強だけでなくお友達を作り、集団生活も学ぶことができる場ですよ。。麗さんっ、あなた、もうちょっと集団生活に沿わないと。。。」ライオンの先生が言う。。キィキィうるさい先生だった。。。
だけど、あの先生に、麗は、「先生、私のうちは農家です。普段から、他の業者様とずっと一緒にいるわけではありませんから。必要に応じてコミニュケーションを取るのですからね。あまりうるさいと、学校に行きませんからね。」と、言い出したのだ。
OLになるわけじゃありませんからね。OLなら、ヨイショのひとつや二つ、顔色お伺いも仕事のうちですが。。。
いつも無理矢理一緒にいなければならない。。。ってストレスですわ。。。お互いの自由を尊重した個人と個人のお付き合いをするべき。。。
峰はびっくりしてだいたい一人でいる麗に聞いた事があったのだ。。。麗だけは、特にお嬢様、お嬢様と峰に媚びていない。。。
麗は、峰に、「ちょっと、麗ちゃん、どっかグループに入らないの。。寂しいんじゃないの。。」って活発だし。行動的だし、友達できそうなのに。。。
「あら、峰ちゃんは、いったい。。。一緒に行動するグループの子と、一緒にいてどれだけ楽しいの苦痛じゃないの。。。めんどくさいじゃない。いつも一緒にいなきゃいけないのよ。。嫌な時もね。で、誰かと誰かが仲良くしたら、むかつくだなんだ、と。」
小さくまとまる方々達。。。が、なんとなく合わないの。。。と。ハァ。。。なんだかため息が出た。。
そうだ。。。あれから、クラスメイトのひとりに、峰ちゃんは本当の友達がいないんだ、みんな峰ちゃんが怖いから峰ちゃんと一緒にいるだけなんだ。。。可哀想な峰ちゃん、と言われ。
その子をぶん殴って泣いて家に帰って
ズキン峰のハートが痛みました。痛いところをつかれて。薄々子どもながらに、これでいいのかと思ったけど。
そうそう簡単に自分は、変われない。親の七光り。、わかってるお嬢様、お嬢様って。うちが地主の分家筋だから。。。峰は、私が人気で人がたくさん寄ってくるわけじゃない事ぐらい。。。わかってる。
そう。。。私には本当の友達なんかいなかった。。
「虎は死して皮を残す。。。」麗が言うので、峰は、ギョッとして、「えっ、、。れ、麗ちゃん、あんたもう死んだのかい。。。私らまだ死ぬような年齢じゃないよ。。。。」
同窓生には、
確かに亡くなった人もいるでしょうけどさ。あのバイタリティーまんまんの潔い麗はまだ健在であって欲しい。。。
「やだー、峰ちゃん、違う、違う。私はまだ農家のおばあちゃんやって元気だわよ。。。今度良かったら、遊びに来て。違う、違う。。あたしは、ほらあなたみたいに。。。ちゃんと家族も子どもも持つことができたし。。今も元気よ。残念ながら。」
麗は、実家の農業を継いだらしい、聴けば、峰と一緒で、女の子二人、男の子一人を生んだようで。。
いま、身内で農業を続けている。。。と。
だけど、メインは子ども達に譲ったから、遊んでるとか、趣味で、って言ったまでよ。健在の健在。、、旦那まで生きてるし。
それは、よかった地元に住んでいる峰だけど、わざわざ同級生とは連絡を取らないし、周りも新しく越してきた人ばかりの住宅地になり。。。
それに、峰は雛壇にいた立場であり。。
クラスメイトにチヤホヤされても、どこか絡みにくいし。。。東京に嫁いで出戻って、だし。
麗は、「虎は死して皮を残すってね。。。
ほら、あんたが姑さんを。。。」麗が言うには、虎は死んで皮を残す。。
峰が、東京の姑を高額の生命保険に入れて離婚した。。。それも。。。後妻のために。。。
嫌な婆さん。。。死んで金を多額に残す猫死にを、虎死に。。。金に替える。。
やはり、志乃は自宅介護を強制的にさせたようだ。。。環まで巻き込んで。。。
ばっかじゃないの。。。
私なら強制的に施設に放り込むか、やらなくてほおっておくのに。。。だって、志乃は金を持っているんだから。。。家族の貴重な労力や時間まで手に掛けたり、盗む事ないだろうに。
まぁ、馬鹿ジローは、母さんがかわいそうとか言うだけだろうけど。。。で、何にもしないのよねー。。。
あれを麗が褒めたたえ。。。麗は、祝福の紙吹雪のように。。
峰に、金銀財宝を浴びせる。。それが。。全然痛くない。。。
峰は宝箱があったので、その中に金銀財宝を仕舞おうと考えたのだけれど。。。
「峰ちゃん。。。そんな箱必要ないわよ。宝物なんて、望めばいくらでもあるし。独り占めできるものなんかに宝物はないわよ。そんな枠の中に入るものなど。。。宝物じゃないわ。。。」
高額の生命保険に入れる、なんてひと聞が悪いかもしれないが、東京の家を去る峰は、
ジローを婚約者から奪った。。その罪滅ぼしに、おそらく体裁を気にして施設に入るのを拒否するであろう姑の志乃を高額の生命保険に入れる。。。もちろん、ジロー支払い。
ジローのたわけは、母親が嫌なら仕方ない、で母親の言いなりだろうさ。。
なんかのお詫びだとか、金で済む話じゃないかもしれないけど、やっぱり金が役に立つ。
「愛人の喜美さんと言う人は、みんな峰さんの思いやりをちゃんと、感じとっていて、感謝してるみたいだよ。。。賢い女性だわ。。。」麗が言う。、「馬鹿じゃないか、私はジローをぶんどったんだよ。」峰は呆れましたが、麗は、
「結婚にしても、喜美さんは、もともとジローさんとは結婚できないと諦めていたみたいだよ。。。家柄が全然違うし、片親だし。東京のお姑が、まず許すわけないだろう。。。
でも、峰さんが離婚して。。。再婚なら親が緩くなるだろ。」
「お嬢様は気が利かないってね、多分志乃の奴は。。。だけどあんな馬鹿女が何をどう言おうと知ったこっちゃないわ。死んだする人を美化するのがおかしいのよ。早く死んだ方がいいやつは。。。」
愛人の喜美は、環にも助けられて、環という素晴らしい娘を東京に残した事も感謝しているようだと。。。そんな事が。。。
だって、環は、志乃が取り上げて。。名前すら勝手にあのBBAが付けた。顔も容姿もスッとして、東京だし。。。
だから東京に置いてきたし。引き取る選択肢なんかなかったわよ。はっきり言ってさ。舞は。。。血液型がO型と知って。。これはヤバい。。と。
それで、愛人がいる、とジローの愛人問題をダシにしたわよ。なんとなく。。。子どももいるんじゃないか、ってね。
まぁ。それは好都合だわ。峰は、私は被害者であるって浮き彫りだもん。
だから。。。せめてもの償いにさ、志乃を高額の保険金に入れて、家族受け取りにしてやったわ。自腹で慰謝料を支払うのはシャクだから、
志乃の身体、命で払っていただきましたわ。。。と、言っても。。まぁ。慰謝料って私がいただく立場かもしれないけどさ。
東京の家や、ジローからはたっぷりいただいたし。。
でも。好きなもん同士が一緒にいたいのは、女。女だからわかるしね。
喜美さんという女性は、
志乃に立ち向かう事ができないでしょうし。だって、私がジローと結婚しても、なんの攻撃も批判もないし。ジローは、わたしみたいなきつい性格の女は好みじゃないでしょうからね。
ツンデレなのよ、峰ちゃんはさ。じゅうぶん、喜美さんって女性はあなたに足を向けられなく感謝してるわよ。
昔は、ほら、家柄がどう、って特に峰さんや、ジローさんみたいにセレブの人は違うのよ。。あなたの旦那様の焔さん、わたしらのの昔からのクラスメイトだけど。。。
あの子も、まさか、峰ちゃんと結婚できるなんて恐れ多いって感じだったでしょ。でも、結婚したし。再婚で。。。再婚だと、お金持ちの家でも、最初よりは、うるさくないじゃない。
まーね、焔は、峰が嫁に出ても、文句を言わずにうちの実家に同居してくれたし。それに、仕事でさ、メキメキ頭角をあらわして。。
「あなた、あげマンじゃない。東京のジローさんにしろ、最終的に好きな女性と結婚できるように、基礎を築いて後に渡した、というか。」麗は笑う
ほら、もー、金銀財宝はやめて、ちょっとだけ、麗は、峰の手を握り連れ出します。。。
どこへ、行くの。。。ここでいいじゃない。こんなに宝物に溢れてるんだからさ。。
なんて。。。言うと。。。峰と麗は。。。綿毛になってしまって。。
わ。。。綿毛。。えー。。フワフワ。。っと飛び立つ。。あー。。。あの。。宝物の山が。。。
果てしなく空に舞い上がれば。。いつのまにか
みるみるうちに。。宝物はどんどん小さくなっていく。。
焦る峰に、もっとナチュラルに、風に乗って、自然に流れるままに。。。
言われて見ればそうかもしれない。。。峰はそう思ってそよ風に流れるままに。。。
福の神楽園、大人の居酒屋。。。
ルグゼス。。。舞は連れが来ます、というと、並んでいて、やっと席に案内されました。
日本酒ベースの白雪姫。。。のカクテルを先にオーダーして。。。
LINEで、先に入ってる、席のナンバーは24
と送って10分もしないうちに。。。駿栄がやってきました。ダテ眼鏡をかけています、こないだより知性的な雰囲気が漂います。昨日会ったばかりなんだけど、昨日は、環もいて立ち話。。。だしね。
駿栄は、公休日だから、と、ビールを頼む。。舞さんも、瓶ビールだから、グラス2つね。
元気そうで。。
嬉しそうだ。。
「尊敬する環さんの妹さんだったとは。。。びっくりしたよ。。舞さん。。。」「私もびっくりしたわ。。まさか。。木蓮寺にあなたが。。。」
「あそこは。。。純とバッタリ会ったんだ、それで。。。今の生活の事を打ち明けたさ。もちろん。。。純は、親から逃げろ、って言ってくれていて。純や、環さんがいなければ。。どうなっていたか。。環さんには。。世話になったよ。喜美さんという環さんのお義母さんは、環さんの本当のお母さんじゃないらしいけど、その喜美さんにも助けられて。。環さんが海外出張の時に。。。」「そうね。。優しい人みたいね。私の母親が、環さんと私を産んだのだけど。。。」
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2020年02月02日
マリッジcelebration117あなたと切なさと。。。
え。。。
楽しい夢を見るための。。。覚醒の蓮の花ってあったんだけどさ。
峰がボーゼンとすると。。。
一匹の虎が現れて。。。峰を見ると、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。。。猫のように甘えた声を出したかと思うと、ミャア。ミャー。。
猫のように甘えた鳴き声で。。すると。。。虎が。。「峰さん。あなたはエライわ。」虎は峰の足元をスリスリ、甘える猫のように峰に寄り添いました。。。
それも。。。ポッカぽかのいいお天気の
里芋畑の真ん中で。。。
「ちょっと、ちょっと。。なんで里芋なの。。もーちょっと可愛げとか、洒落たのってあるでしょうに。あたしが、芋姉ちゃんだって、言いたいのかえ」虎に危害がないとわかると、峰が虎を叱ります。
やれやれ。
あたしをなんだと思ってるんだい。
夢を見るなら。。宝石の山とかさ。ほら、お花畑だと、三途の川を渡りそうになった人のエピソードとか言って。。
あたしは信じてないけどさ。花畑は、縁起悪いからね。。で、だからさ。。。もっともっとロマンチックな
そこはかとなく。。。ロマンチック。。
峰がロマンチック、って言うと。魔法のようになんでもてに入る。。。それ。
「えー。。。あっ、よーするに、金めのもの、って。。」虎は言います。
「これは、夢なんだろ、夢を見るならどうせ見るなら、、。なんだっていいんだろ。あんた、虎の子って言うぐらいのくせに、里芋はないだろう。嫌いじゃないけどさー。夢を見て。。。里芋はないわ。。。」峰がブウっと膨れるので、虎は、
あー、あたしはヤボ。。だよね。。。
なんで里芋なのか、虎が現れているのかは不明だけど、どうもこの虎は牙を抜かれているらしい。。。
「あたしも手伝いますから、この里芋抜いて見てくれるお願いします。。」虎は丁寧に言いますが、「やだよ。。手が汚れるだろう労力ははしょって、里芋は買えばいいし、金を払って、里芋ほりのアルバイトを雇えばいいだろうに。。。」
時間がもったいないよ、時間は有限なんだよ。金で労力を買いな。
この夢だって。。芋掘りで終わったらどー責任取ってくれるんだよ
「そーなんだよ、そーなんだけどさ、峰さん、ここは。、童心に帰ろうよ。原点回帰だよ。」虎は峰をなだめるのですが、峰は、「芋掘りは、農家の人がやれば良いだろう。。農家の人の仕事なんだからさ。、。他人様の仕事をぶんどるのはヤバイだろ。」
「それが。。。ここは、私有地にて。わたしの芋畑なんです。だから。。趣味でやってますからね。」「まあっ。。。この。。限りない芋畑を。。。あんたはアホか。こんなんどー考えても商業用だろ。金にせい。人を雇わんかい。」「峰さん。。これは、夢でございます。だから、難しいことは抜きにして、、素直にお手伝い願えませんか。」
虎が
あんまりしつこいので。。。峰はシブシブ手伝ってやるか。。。と。
もーしかたがない。見ず知らずの女医さんから無料で譲っていただきました。。この夢か。
虎に喰われないだけ、マシと思え、か。。
峰は虎と一緒に、芋を掘ってみると。。。
あっ。。。
神楽町都心部、福の神楽園。。。
こちらは。。。神楽町福の神楽園。舞は、駿栄に連絡してみました。環さんに内緒で。。
神楽町だし。。。わざわざ駿栄と会えるわけじゃないけど。謝らなきゃ。
ホストで営業のためにひっかけたわね、と一方的に言って電話を切り。
昨日は、木蓮寺でばったり会ったんだけど、環さんがいたし。ホストの件について言えなかったし。。。駿栄は、
とんでもない親から逃げてきたからホストになったんだ。住む場所や人脈のために。。。
舞が電話すると。。。駿栄は、すぐに電話に出てくれた。
「舞さん。。。舞さんでしょ。舞さん、昨日はびっくりしたよ、まさか、環さんの妹さんだなんて。。。舞さん、元気そうだね。。」くったくなく駿栄は、嬉しそうに。。。
「あの。。。申し訳なかったわ。。あのこと。ホストだって。。。あなたも事情があったでしょうに。。。」「それならいいんです。そりゃ、そうでしょう。僕も女なら、ホストなんか嫌ですから。当たり前です。。。」
舞は。。。電話しているうちに。。。あっ。。。これは。。。これは、恋する男だ。。。
舞は元夜の商売に携わり。。自分に恋をしている男性の空気をよみとり。。。
たくさんの人々と交流すれば、自ずと勘が鋭く冴えてくる。人はなにより研磨剤。。。で。。自分に粉かけてきてる。。これは。。
本気かもしれない。。という男性がわかるようになりました。危ないかな。。。と、思いながらも、舞は、環さんや母親と別々になって自由時間があるんだけど、確か、こないだ2人で会った時の曜日。。駿栄は、お仕事お休みだったから。。。
だけど。。急だから。。。良ければ、お詫びとこないだのお礼にランチをご馳走したいと言うだけ言ってみると。。。
駿栄は、「そうなんですか、行きますよ。覚えていてくれたんですね。僕の公休日を。ありがとう。。。車がないので、だけど、プルメリア港に住んでいるので、結構連絡線が南新町まで通ってると思います。。。さっ、と準備して1時間ぐらいにそちらへ着く、ならなんとかなると思いますが、舞さん、すみませんが、そちらで、昼から通しでやってるお店を探してもらえませんか
僕、ご馳走しますから。。」駿栄が嬉しそうに言います。
「えっ、それはいいけど、でもこちらがお詫びのご馳走を。。。」「探し代と、お待たせ代金ですよ。それに、舞さんに会えるんなら。。。探したら、向かいますから、LINEにお店名を入れて下さい。。。」
駿栄は、舞に会えると思うとウキウキしたし。尊敬している環おばさんの妹さんとは。。
環おばさんには、頭が上がらない。駿栄が、虐待されてもされどなお、ひねくれたりぐれかなかったのは、クラスメイトや、とりわけ優しい親切な環おばさんのおかげ。。。
あの人の妹さんなら、間違いない。。今日は、ホストは休み。、とりあえず起きてシャワー浴びて。。。これから。。どうしようかな。。なんて、スマホを見たら。。
舞さんから。。。昨日は衝撃的だったな、なんで木蓮寺に。。
舞さん。。環さん。。それも衝撃的だったけど。。。2人が姉妹で。。。って。
環おばさんに見つかった時はヤバイと、思ったんだけど、よくよく考えてみたら、環おばさんは、うちの親から僕を救ってくれていたんだ。。。
環おばさんが、うちの親に連絡するはずがない。昔から。。外国に出張したり。その度に、わざわざ、環おばさんの義理のお母さんの喜美さんに、なんかあったら、純ちゃんも喜美さんも、駿栄ちゃんを助けるようにとまで気を配ってくれたし。。。だから。。
勇気を出して、家から出て自立して。。あのままじゃ、親を刺し殺したり、ゴルフクラブで。。。って。。だけど。。自分には、心配してくれて、かばってくれる人が周りにいた事で。、。。
学校を出たら後少しの我慢だ、とやってこれた。。。
正直言って。。僕は、自殺する人も殺人事件を起こした人も。。。明日は我が身だったけど、。。。でも。、環おばさんのおかげで、そんな事にならなくて。。じゃあ、外に出て勝負して、自分の家庭を作ればと考えられて。
ホストなんて、だけど。住むところを確保するために。。さすがにヤクザまでは。。。とは思い。。。
駿栄は、公休日はオンオフで、ピシッとオフ。。公休日には、営業やデートを行わない。ルーキーの新星じゃない、
公休日は、駿栄なのだ。、、それは、メリハリ。。けじめ。。そう。
だから。。。公休日は、舞さんと会うんだ。
舞からLINEが来ました。。トータルしてお昼に閉まらない大人の隠れ家みたいな雰囲気のある。。大人げあるお店があるわよ。。。
ルグゼスですって。。。あら、ここも、福の神系のお店みたい。個室があるから。。。誰かにあまり見られる事もないわね。
人気店みたいで、並んでるけど、
並んでいれば、あなたが到着する頃には入れそうだけど。。。
と。。舞からLINEが来たので。悪いですが、並んでください。もしも入れたら、先に座って何か飲んでいてください、ご馳走します。
駿栄は、返信すると、神楽町福の神楽園に急ぎました。
さて。。。
こちらは、純ちゃんと環の母と娘。。。
「お母さんは。、。。。なにも言わないで。。舞さんに絶対言っちゃいけないわ。」そう、言えるはずもない。そんな。。。
まさか、緋夏さんが。。。俊さんと一緒にいるかもしれないなんて。2人とも、純ちゃんも、母親の環さんも、、、。お料理はとっくに冷めてしまいながら。。。食欲はありませんでした、
とにかく。。。今夜も舞さんとは、普通に接して。。
舞さんは。。。緋夏さん、純ちゃんの本当のお母さんに嫌な感情は持っていない。。どちらかと言えば、同情的。。。
そう。。。ジローと峰の離婚は、ジローが峰や舞を追い出したわけじゃないのだから。
逆に。。次女。また女の子、って志乃にいじめられていたのを知り、舞さんは胸が痛くなったみたいだし。。。それが。。。
とにかく。。。舞さんには、平生を装って。。。
ぐーさんにも早く。。。このことを知らせなきゃ。
切ない。。。
アマゾネスサンクチュアリィ、オーナー室。
「そうなのよ。。。純ちゃんが、元気ないんだけど。。。今夜、ここにラブちゃんや笑〜ちゃんの姉妹が来るんだけど、って言ったら、来る、って。純ちゃん、お母さんの環さんがプルメリア島に来てるから、近いし、なかなか会えないからお誘いを控えておいたんだけど。。」葉月が心配そうに言いました。
ダイヤさんは、
今日の来客様を送迎し、葉月とともにご挨拶をし、お客様からケーキをいただいたので、葉月は、ダイヤさんもオーナー室に招き入れました。
他のスタッフは、いま業務中ですし。。。
「あら、このケーキ。。。南風、。って、あの、ヴィーナスちゃんの常連さんの、ほら、箱に。。。」ダイヤさんが言いました。
「あら、本当だわ。プルメリア島に来る前に、神楽町に立ち寄られたのかしらね。」
まあっ。、。。苺のミルフィーユとチョコレートだわ。。。わ、わたしチョコレートにしようっと」葉月が言いました。
「あ、あらっ。。葉月さん、ミルフィーユ大好きでした。。。よね」変なの。。。ダイヤさんは、苺のミルフィーユを選びましたが。。。
「どっちもどっちよ。その日の気分いま食べたいものが、一番美味しい好きなもの、だわよー。」
やれやれ。ほんとは。。。苺のミルフィーユもいいけど。さっき、LINEでヴィーナスに、耳掃除の事で食べてる時に耳掃除の話をしたらダメだわよわかった、とキツく言ったばっかりだからね。さっき。。こんなのどこがいーのかしら。。なんて、チラッと耳掃除動画見ちゃったし。
あれ、世界中の人が何万人と見て結構人気あるのよねーお褒めの言葉とか。。
ハマってる人いるのね。。。
ま。。。かと言って。。。ほとぼりが覚めたらミルフィーユも食べれるけど。。キャー見てすぐは。。ちょっと
ダイヤさんが、お茶を入れて、ミルフィーユを美味しそうに食べるのを見て。。。
ウーン。。。すぐには。。。ムリ
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楽しい夢を見るための。。。覚醒の蓮の花ってあったんだけどさ。
峰がボーゼンとすると。。。
一匹の虎が現れて。。。峰を見ると、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。。。猫のように甘えた声を出したかと思うと、ミャア。ミャー。。
猫のように甘えた鳴き声で。。すると。。。虎が。。「峰さん。あなたはエライわ。」虎は峰の足元をスリスリ、甘える猫のように峰に寄り添いました。。。
それも。。。ポッカぽかのいいお天気の
里芋畑の真ん中で。。。
「ちょっと、ちょっと。。なんで里芋なの。。もーちょっと可愛げとか、洒落たのってあるでしょうに。あたしが、芋姉ちゃんだって、言いたいのかえ」虎に危害がないとわかると、峰が虎を叱ります。
やれやれ。
あたしをなんだと思ってるんだい。
夢を見るなら。。宝石の山とかさ。ほら、お花畑だと、三途の川を渡りそうになった人のエピソードとか言って。。
あたしは信じてないけどさ。花畑は、縁起悪いからね。。で、だからさ。。。もっともっとロマンチックな
そこはかとなく。。。ロマンチック。。
峰がロマンチック、って言うと。魔法のようになんでもてに入る。。。それ。
「えー。。。あっ、よーするに、金めのもの、って。。」虎は言います。
「これは、夢なんだろ、夢を見るならどうせ見るなら、、。なんだっていいんだろ。あんた、虎の子って言うぐらいのくせに、里芋はないだろう。嫌いじゃないけどさー。夢を見て。。。里芋はないわ。。。」峰がブウっと膨れるので、虎は、
あー、あたしはヤボ。。だよね。。。
なんで里芋なのか、虎が現れているのかは不明だけど、どうもこの虎は牙を抜かれているらしい。。。
「あたしも手伝いますから、この里芋抜いて見てくれるお願いします。。」虎は丁寧に言いますが、「やだよ。。手が汚れるだろう労力ははしょって、里芋は買えばいいし、金を払って、里芋ほりのアルバイトを雇えばいいだろうに。。。」
時間がもったいないよ、時間は有限なんだよ。金で労力を買いな。
この夢だって。。芋掘りで終わったらどー責任取ってくれるんだよ
「そーなんだよ、そーなんだけどさ、峰さん、ここは。、童心に帰ろうよ。原点回帰だよ。」虎は峰をなだめるのですが、峰は、「芋掘りは、農家の人がやれば良いだろう。。農家の人の仕事なんだからさ。、。他人様の仕事をぶんどるのはヤバイだろ。」
「それが。。。ここは、私有地にて。わたしの芋畑なんです。だから。。趣味でやってますからね。」「まあっ。。。この。。限りない芋畑を。。。あんたはアホか。こんなんどー考えても商業用だろ。金にせい。人を雇わんかい。」「峰さん。。これは、夢でございます。だから、難しいことは抜きにして、、素直にお手伝い願えませんか。」
虎が
あんまりしつこいので。。。峰はシブシブ手伝ってやるか。。。と。
もーしかたがない。見ず知らずの女医さんから無料で譲っていただきました。。この夢か。
虎に喰われないだけ、マシと思え、か。。
峰は虎と一緒に、芋を掘ってみると。。。
あっ。。。
神楽町都心部、福の神楽園。。。
こちらは。。。神楽町福の神楽園。舞は、駿栄に連絡してみました。環さんに内緒で。。
神楽町だし。。。わざわざ駿栄と会えるわけじゃないけど。謝らなきゃ。
ホストで営業のためにひっかけたわね、と一方的に言って電話を切り。
昨日は、木蓮寺でばったり会ったんだけど、環さんがいたし。ホストの件について言えなかったし。。。駿栄は、
とんでもない親から逃げてきたからホストになったんだ。住む場所や人脈のために。。。
舞が電話すると。。。駿栄は、すぐに電話に出てくれた。
「舞さん。。。舞さんでしょ。舞さん、昨日はびっくりしたよ、まさか、環さんの妹さんだなんて。。。舞さん、元気そうだね。。」くったくなく駿栄は、嬉しそうに。。。
「あの。。。申し訳なかったわ。。あのこと。ホストだって。。。あなたも事情があったでしょうに。。。」「それならいいんです。そりゃ、そうでしょう。僕も女なら、ホストなんか嫌ですから。当たり前です。。。」
舞は。。。電話しているうちに。。。あっ。。。これは。。。これは、恋する男だ。。。
舞は元夜の商売に携わり。。自分に恋をしている男性の空気をよみとり。。。
たくさんの人々と交流すれば、自ずと勘が鋭く冴えてくる。人はなにより研磨剤。。。で。。自分に粉かけてきてる。。これは。。
本気かもしれない。。という男性がわかるようになりました。危ないかな。。。と、思いながらも、舞は、環さんや母親と別々になって自由時間があるんだけど、確か、こないだ2人で会った時の曜日。。駿栄は、お仕事お休みだったから。。。
だけど。。急だから。。。良ければ、お詫びとこないだのお礼にランチをご馳走したいと言うだけ言ってみると。。。
駿栄は、「そうなんですか、行きますよ。覚えていてくれたんですね。僕の公休日を。ありがとう。。。車がないので、だけど、プルメリア港に住んでいるので、結構連絡線が南新町まで通ってると思います。。。さっ、と準備して1時間ぐらいにそちらへ着く、ならなんとかなると思いますが、舞さん、すみませんが、そちらで、昼から通しでやってるお店を探してもらえませんか
僕、ご馳走しますから。。」駿栄が嬉しそうに言います。
「えっ、それはいいけど、でもこちらがお詫びのご馳走を。。。」「探し代と、お待たせ代金ですよ。それに、舞さんに会えるんなら。。。探したら、向かいますから、LINEにお店名を入れて下さい。。。」
駿栄は、舞に会えると思うとウキウキしたし。尊敬している環おばさんの妹さんとは。。
環おばさんには、頭が上がらない。駿栄が、虐待されてもされどなお、ひねくれたりぐれかなかったのは、クラスメイトや、とりわけ優しい親切な環おばさんのおかげ。。。
あの人の妹さんなら、間違いない。。今日は、ホストは休み。、とりあえず起きてシャワー浴びて。。。これから。。どうしようかな。。なんて、スマホを見たら。。
舞さんから。。。昨日は衝撃的だったな、なんで木蓮寺に。。
舞さん。。環さん。。それも衝撃的だったけど。。。2人が姉妹で。。。って。
環おばさんに見つかった時はヤバイと、思ったんだけど、よくよく考えてみたら、環おばさんは、うちの親から僕を救ってくれていたんだ。。。
環おばさんが、うちの親に連絡するはずがない。昔から。。外国に出張したり。その度に、わざわざ、環おばさんの義理のお母さんの喜美さんに、なんかあったら、純ちゃんも喜美さんも、駿栄ちゃんを助けるようにとまで気を配ってくれたし。。。だから。。
勇気を出して、家から出て自立して。。あのままじゃ、親を刺し殺したり、ゴルフクラブで。。。って。。だけど。。自分には、心配してくれて、かばってくれる人が周りにいた事で。、。。
学校を出たら後少しの我慢だ、とやってこれた。。。
正直言って。。僕は、自殺する人も殺人事件を起こした人も。。。明日は我が身だったけど、。。。でも。、環おばさんのおかげで、そんな事にならなくて。。じゃあ、外に出て勝負して、自分の家庭を作ればと考えられて。
ホストなんて、だけど。住むところを確保するために。。さすがにヤクザまでは。。。とは思い。。。
駿栄は、公休日はオンオフで、ピシッとオフ。。公休日には、営業やデートを行わない。ルーキーの新星じゃない、
公休日は、駿栄なのだ。、、それは、メリハリ。。けじめ。。そう。
だから。。。公休日は、舞さんと会うんだ。
舞からLINEが来ました。。トータルしてお昼に閉まらない大人の隠れ家みたいな雰囲気のある。。大人げあるお店があるわよ。。。
ルグゼスですって。。。あら、ここも、福の神系のお店みたい。個室があるから。。。誰かにあまり見られる事もないわね。
人気店みたいで、並んでるけど、
並んでいれば、あなたが到着する頃には入れそうだけど。。。
と。。舞からLINEが来たので。悪いですが、並んでください。もしも入れたら、先に座って何か飲んでいてください、ご馳走します。
駿栄は、返信すると、神楽町福の神楽園に急ぎました。
さて。。。
こちらは、純ちゃんと環の母と娘。。。
「お母さんは。、。。。なにも言わないで。。舞さんに絶対言っちゃいけないわ。」そう、言えるはずもない。そんな。。。
まさか、緋夏さんが。。。俊さんと一緒にいるかもしれないなんて。2人とも、純ちゃんも、母親の環さんも、、、。お料理はとっくに冷めてしまいながら。。。食欲はありませんでした、
とにかく。。。今夜も舞さんとは、普通に接して。。
舞さんは。。。緋夏さん、純ちゃんの本当のお母さんに嫌な感情は持っていない。。どちらかと言えば、同情的。。。
そう。。。ジローと峰の離婚は、ジローが峰や舞を追い出したわけじゃないのだから。
逆に。。次女。また女の子、って志乃にいじめられていたのを知り、舞さんは胸が痛くなったみたいだし。。。それが。。。
とにかく。。。舞さんには、平生を装って。。。
ぐーさんにも早く。。。このことを知らせなきゃ。
切ない。。。
アマゾネスサンクチュアリィ、オーナー室。
「そうなのよ。。。純ちゃんが、元気ないんだけど。。。今夜、ここにラブちゃんや笑〜ちゃんの姉妹が来るんだけど、って言ったら、来る、って。純ちゃん、お母さんの環さんがプルメリア島に来てるから、近いし、なかなか会えないからお誘いを控えておいたんだけど。。」葉月が心配そうに言いました。
ダイヤさんは、
今日の来客様を送迎し、葉月とともにご挨拶をし、お客様からケーキをいただいたので、葉月は、ダイヤさんもオーナー室に招き入れました。
他のスタッフは、いま業務中ですし。。。
「あら、このケーキ。。。南風、。って、あの、ヴィーナスちゃんの常連さんの、ほら、箱に。。。」ダイヤさんが言いました。
「あら、本当だわ。プルメリア島に来る前に、神楽町に立ち寄られたのかしらね。」
まあっ。、。。苺のミルフィーユとチョコレートだわ。。。わ、わたしチョコレートにしようっと」葉月が言いました。
「あ、あらっ。。葉月さん、ミルフィーユ大好きでした。。。よね」変なの。。。ダイヤさんは、苺のミルフィーユを選びましたが。。。
「どっちもどっちよ。その日の気分いま食べたいものが、一番美味しい好きなもの、だわよー。」
やれやれ。ほんとは。。。苺のミルフィーユもいいけど。さっき、LINEでヴィーナスに、耳掃除の事で食べてる時に耳掃除の話をしたらダメだわよわかった、とキツく言ったばっかりだからね。さっき。。こんなのどこがいーのかしら。。なんて、チラッと耳掃除動画見ちゃったし。
あれ、世界中の人が何万人と見て結構人気あるのよねーお褒めの言葉とか。。
ハマってる人いるのね。。。
ま。。。かと言って。。。ほとぼりが覚めたらミルフィーユも食べれるけど。。キャー見てすぐは。。ちょっと
ダイヤさんが、お茶を入れて、ミルフィーユを美味しそうに食べるのを見て。。。
ウーン。。。すぐには。。。ムリ
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2020年02月01日
マリッジcelebration116また。、夢を。。 夢一夜。。
峰は、吸い込まれるようにして
なぜなんだろう。。スーッと
蓮水乃という地名に惹きつけられる。。。
花と言うなら、芍薬か蘭の花が好きな峰が。。。蓮は嫌いじゃないけど。峰は、
ランチも食べずに、蓮水乃へ、の大蔵エレクトリック。。大蔵電鉄の電車に乗って行ってしまった。
急行は可愛らしいミルキーピンクの電車です。ウェブハウスエレクトリック。。通称ACT大蔵エレクトリック。。大蔵電鉄。。
福の神の電鉄会社らしく。。。確か交通の福の神は、空港や飛行機会社も持ってるみたいだし。。。桁違いのお金持ちというのかしら。。まぁ、相手は神様だから。。。それもそうかもしれないわね。。。
舞は拍子抜けした。。はじめての地域でわかんないなんて、お供をてっきり峰に強要されるかと思っていたので。。。
峰の事だから、てっきりこの都心部で買い物ざんまいかなー。なんて。思ってみれば。。
意外や意外。。蓮水乃。。蓮や睡蓮の美しさ際立つ名所らしい。。。
確かに母さんは、花は好きだしね。育成しないけど、綺麗なとこ、美味しいとこは、持ってくタチだしね。まったく。。。
まぁ。蓮水乃。。ストレートに一本直通電車と出ているし。子どものお守りじゃないし、で。舞は。。。やっと、一人になれた。。。と。
それで。。。舞は。。
駿栄から聞いたLINEに電話してみました。。
今日は。。。あれから変更なければ、前にも一緒に過ごした曜日で、
駿栄のホストクラブお休みの日。。
蓮水乃行き。。急行。。。ミルキーピンク色の電車は、まるで夢の国へ向けて。。繋がっているのでは。。と思わせる可愛らしさ。。
既に、もう。
そこはかとなく、ロマンチック。。。
峰は、
ランチもそこそこに。。。でしたが。
お腹は減っておらず。。。
朝、アマゾネスサンクチュアリーのカフェ十六夜のビュッフェで、和洋中華混合にたっぷりといただきましたし。
孫のグーの店に行ったら、グーが、モーニングがお腹いっぱいなら、とミルフィーユを出してくれた。苺の乗った。。。
それにしても。。。グーにはびっくりした。まさか。。まさかの。あれほど、俊さんに似ているとはね。まるで、一卵性双生児。。
優しい感じもそっくり。。。
だけど。。まさか、環の娘さんとお付き合いしてたとは。。。
いとこだから悪くはないけど。。。なんだろう。。あの2人。。全然顔は似ていないけどカップルとか恋人じゃなくて。。
むしろ、兄妹みたいな空気を感じるね。
俊ちゃん。。。子どもの頃から知ってるあの俊ちゃん。。
舞が十代の頃、子どもをつくって。相手は俊ちゃんだという。、
峰は、結婚に大反対で、
その理由は、舞が十代の子どもだから、というのもあるけど。。。
俊ちゃんの人柄が悪いとかそうじゃない。それどころか、
俊ちゃんの事は子どもの頃から隣の俊ちゃんでよく知っているけど、かなり良い子だし。
怒りの
原因は舞。馬鹿娘が。。。舞がセコい事をして。。舞を全然好きじゃない俊ちゃんを騙してひっかけたからで。。。まぁ。。。結婚に失敗して、条件で選んで。。。ってわたしが言うのもだけど。
俊ちゃんの性格で、子どもができたらお断りできないというか。。。
案の定。。あの子、俊ちゃんは出て行った。そりゃ、そうだ。昔ならともかく。。男が自分が背負い込もうとか、築こうと決心した城じゃなく。。。ましてや。。女が騙して作ったかりそめの砂の城なんか、早いところ崩れ去るさ。
昔は見合いとか、致し方なしで結婚はそんなものかもしれないけどね。。。舞は馬鹿だわ。。。
反対の理由は、ソコだよ。。。
俊ちゃんも、
友達、幼なじみにしか思ってない、ただのいい奴、にひっかけられたんだもん。
騙してひっかけて、ただのいい奴が、嫌な女だしね。
一人の罪なき男性の人生を狂わせている。。男性なんか、まともなら社会が主軸。。
その活力が、原動力の最後の砦が。家族となり、女性、妻であり。。。。帰りたくない家をつくるとは。。。
今の舞の旦那の未森さんは、舞をキチンと愛してくれるし。。。舞はそうでもないけど、
少なくとも、結婚や子どもを作ったりしてもいいぐらいではある。。。夫婦なんてそんなものさ。
窓の外、車窓は。。。だんだんと緑鮮やかに濃くなっていく。30分程したぐらいか。。幻想的な。。。キラキラした水面に。。。睡蓮が揺れている。。。夢見るような、夢の中の風景。。。
何人かに続いて。。峰も終点の蓮水乃で電車を降りた。。。
また、折り返し運転で、福の神楽園に戻るらしいこの電車。。。
電車を降りたと思ったら、妖精でしょうか。妖精らしき女性が、峰に、話しかけてきて、
「奥様。。。いまからどこか、行かれるんですか。。。」
「え。。。観光客なんでぶらぶらしたくって。。。」「あの、私医師でして、休日だったんですが、担当の緊急患者が出てしまって。。。今から戻らなければなりません。。あの。。よかったら、アメージングロータス。。。わたしの予約、無料で良いですから代わりに体験していただけないでしょうか。。このままキャンセルするのももったいないし。。。当日キャンセルは全額支払いで。。。あの、ご予定がないならで結構ですので。。」と、その女性は、アメージングロータスのリーフレットを峰に手渡しました。
「えっ。。。」
蓮の花の中で夢を見るひととき。。。
なにこれ。。。
「あ、すみません、興味あったら行ってくださいね、あそこに見えてますでしょう。蓮の池の中央に。。。橋を渡ってあそこまで。。あそこに受付があります。あっ、リベルタの代わりに来ましたって言ってくだされば。。。では。。。」というと、その女医さんは発車する電車にまた乗り込んで
行ってしまいました。
まあっ。。。峰は、サッとリーフレットに目を通して。。夕方までは、たっぷり時間はあるけど、とにかく。。ブラッと来てみただけだから。。。ここ。。行ってみるか。。。
峰は、ミステリアスな美しさに吸い込まれるようにして、蓮池の橋を渡りました。。なんだか生きているうちに天国に来たようで。。
見渡す限りの見事な蓮葉、蓮の花。。。極楽浄土に来たのかと錯覚するほどに。。
峰の
身内の木曽川の近くの蓮の里みたいな蓮沼より大規模な。。。。
蓮の池の中央の白い美しい建物があり、峰はドキドキしながら、中に入りました。。
ようこそ、いらっしゃいまして、ありがとうございます。美しい白い妖精が現れました。何人か、白やピンクの妖精が。。。どうやら、蓮の花の妖精。。お店のスタッフなのでしょう。
妖精の1人が、蜂蜜とザクロと蓮の葉のみずみずしい甘露水を運んできました。
「あの。。。わたしは予約したわけじゃないんだけど。。さっき、蓮水乃駅で降りたらリベルタさんという方から、わたしの代わりにここへ行ってください、って。」「あ、はい。リベルタさん。確かにご予約されていますし、先程リベルタさんからお電話で、わたしの代わりに、女性が行かれたら、どうぞご接待ください、って連絡がございました。」
なんと言う事でしょう。。
峰が不思議な感覚でここまでたどり着いた。。
タンポポの綿毛みたいに
フワフワと風に乗って運ばれてきたような。。。
夢見る。。。夢。。ですか。。峰は、また夢なのか。。。と驚きました。。アマゾネスサンクチュアリーのスパでも印象的な夢を見て。
目が覚めたら
いつも夢なんか忘れているのに。このところ、夢にまつわる話しばかり。。。だよ。。
「峰様は、ご縁がございましたので、ここまで来られたのでしょうね。」スタッフが言うには、アメージングロータスは、普段からなかなか予約が取れないお店なのだけど。。。ご縁がある人は、キャンセル待ちなど。。。
呼ばれた、招かれた。。というやつ。。。
なぜか、ここに運ばれてくるようにたどり着いて施術を受けるらしい。。。
リベルタさんという女医さんは、2時間の覚醒のコースをオーダーした、ということなんだけど、大丈夫でしょうか、お時間ありますか、と。。。時間はじゅうぶん。。
それにしても、蓮の中で眠り。、ピンクの蓮の中は、世にも楽しい、自分の成長と気づきに繋がる夢を見るらしい。。。アトラクションなのか。。。白は。。とにかくぐっすりと質の高い眠りらしく。。。
ちょっとだけ、白い蓮がうらやましくなるんだけどー。。
あ。。無料御招待受けといて。。サスが
そんな文句はご法度か。。。
峰は、バスローブに着替えて。。。ピンクの妖精が水先案内人として漕がれるボートに揺られてひとつの大きな蓮の花の中に入って包まれました。
フワッと。。えもいえぬ。。どこか懐かしくて惑わされる。誘惑的にも似たような香りが漂い。。。
スーッと眠りに落ちたかと思えば。。。
蓮の。。。じゃないや。。これは。。里芋。。里芋だね。。え。夢の中で。。。ワクワクするような夢を。。と思えば。。。見渡す限りの里芋。。
さっきの見渡す限りの蓮葉の極楽浄土から。。なんでこのわたしが、芋姉ちゃんみたいに。。。
と。。。峰は思いましたが、ギョッ
そこに。。。里芋畑の真ん中に。。なんと、一匹の虎が現れて。。。
げっ。。た。。、
タイガー
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なぜなんだろう。。スーッと
蓮水乃という地名に惹きつけられる。。。
花と言うなら、芍薬か蘭の花が好きな峰が。。。蓮は嫌いじゃないけど。峰は、
ランチも食べずに、蓮水乃へ、の大蔵エレクトリック。。大蔵電鉄の電車に乗って行ってしまった。
急行は可愛らしいミルキーピンクの電車です。ウェブハウスエレクトリック。。通称ACT大蔵エレクトリック。。大蔵電鉄。。
福の神の電鉄会社らしく。。。確か交通の福の神は、空港や飛行機会社も持ってるみたいだし。。。桁違いのお金持ちというのかしら。。まぁ、相手は神様だから。。。それもそうかもしれないわね。。。
舞は拍子抜けした。。はじめての地域でわかんないなんて、お供をてっきり峰に強要されるかと思っていたので。。。
峰の事だから、てっきりこの都心部で買い物ざんまいかなー。なんて。思ってみれば。。
意外や意外。。蓮水乃。。蓮や睡蓮の美しさ際立つ名所らしい。。。
確かに母さんは、花は好きだしね。育成しないけど、綺麗なとこ、美味しいとこは、持ってくタチだしね。まったく。。。
まぁ。蓮水乃。。ストレートに一本直通電車と出ているし。子どものお守りじゃないし、で。舞は。。。やっと、一人になれた。。。と。
それで。。。舞は。。
駿栄から聞いたLINEに電話してみました。。
今日は。。。あれから変更なければ、前にも一緒に過ごした曜日で、
駿栄のホストクラブお休みの日。。
蓮水乃行き。。急行。。。ミルキーピンク色の電車は、まるで夢の国へ向けて。。繋がっているのでは。。と思わせる可愛らしさ。。
既に、もう。
そこはかとなく、ロマンチック。。。
峰は、
ランチもそこそこに。。。でしたが。
お腹は減っておらず。。。
朝、アマゾネスサンクチュアリーのカフェ十六夜のビュッフェで、和洋中華混合にたっぷりといただきましたし。
孫のグーの店に行ったら、グーが、モーニングがお腹いっぱいなら、とミルフィーユを出してくれた。苺の乗った。。。
それにしても。。。グーにはびっくりした。まさか。。まさかの。あれほど、俊さんに似ているとはね。まるで、一卵性双生児。。
優しい感じもそっくり。。。
だけど。。まさか、環の娘さんとお付き合いしてたとは。。。
いとこだから悪くはないけど。。。なんだろう。。あの2人。。全然顔は似ていないけどカップルとか恋人じゃなくて。。
むしろ、兄妹みたいな空気を感じるね。
俊ちゃん。。。子どもの頃から知ってるあの俊ちゃん。。
舞が十代の頃、子どもをつくって。相手は俊ちゃんだという。、
峰は、結婚に大反対で、
その理由は、舞が十代の子どもだから、というのもあるけど。。。
俊ちゃんの人柄が悪いとかそうじゃない。それどころか、
俊ちゃんの事は子どもの頃から隣の俊ちゃんでよく知っているけど、かなり良い子だし。
怒りの
原因は舞。馬鹿娘が。。。舞がセコい事をして。。舞を全然好きじゃない俊ちゃんを騙してひっかけたからで。。。まぁ。。。結婚に失敗して、条件で選んで。。。ってわたしが言うのもだけど。
俊ちゃんの性格で、子どもができたらお断りできないというか。。。
案の定。。あの子、俊ちゃんは出て行った。そりゃ、そうだ。昔ならともかく。。男が自分が背負い込もうとか、築こうと決心した城じゃなく。。。ましてや。。女が騙して作ったかりそめの砂の城なんか、早いところ崩れ去るさ。
昔は見合いとか、致し方なしで結婚はそんなものかもしれないけどね。。。舞は馬鹿だわ。。。
反対の理由は、ソコだよ。。。
俊ちゃんも、
友達、幼なじみにしか思ってない、ただのいい奴、にひっかけられたんだもん。
騙してひっかけて、ただのいい奴が、嫌な女だしね。
一人の罪なき男性の人生を狂わせている。。男性なんか、まともなら社会が主軸。。
その活力が、原動力の最後の砦が。家族となり、女性、妻であり。。。。帰りたくない家をつくるとは。。。
今の舞の旦那の未森さんは、舞をキチンと愛してくれるし。。。舞はそうでもないけど、
少なくとも、結婚や子どもを作ったりしてもいいぐらいではある。。。夫婦なんてそんなものさ。
窓の外、車窓は。。。だんだんと緑鮮やかに濃くなっていく。30分程したぐらいか。。幻想的な。。。キラキラした水面に。。。睡蓮が揺れている。。。夢見るような、夢の中の風景。。。
何人かに続いて。。峰も終点の蓮水乃で電車を降りた。。。
また、折り返し運転で、福の神楽園に戻るらしいこの電車。。。
電車を降りたと思ったら、妖精でしょうか。妖精らしき女性が、峰に、話しかけてきて、
「奥様。。。いまからどこか、行かれるんですか。。。」
「え。。。観光客なんでぶらぶらしたくって。。。」「あの、私医師でして、休日だったんですが、担当の緊急患者が出てしまって。。。今から戻らなければなりません。。あの。。よかったら、アメージングロータス。。。わたしの予約、無料で良いですから代わりに体験していただけないでしょうか。。このままキャンセルするのももったいないし。。。当日キャンセルは全額支払いで。。。あの、ご予定がないならで結構ですので。。」と、その女性は、アメージングロータスのリーフレットを峰に手渡しました。
「えっ。。。」
蓮の花の中で夢を見るひととき。。。
なにこれ。。。
「あ、すみません、興味あったら行ってくださいね、あそこに見えてますでしょう。蓮の池の中央に。。。橋を渡ってあそこまで。。あそこに受付があります。あっ、リベルタの代わりに来ましたって言ってくだされば。。。では。。。」というと、その女医さんは発車する電車にまた乗り込んで
行ってしまいました。
まあっ。。。峰は、サッとリーフレットに目を通して。。夕方までは、たっぷり時間はあるけど、とにかく。。ブラッと来てみただけだから。。。ここ。。行ってみるか。。。
峰は、ミステリアスな美しさに吸い込まれるようにして、蓮池の橋を渡りました。。なんだか生きているうちに天国に来たようで。。
見渡す限りの見事な蓮葉、蓮の花。。。極楽浄土に来たのかと錯覚するほどに。。
峰の
身内の木曽川の近くの蓮の里みたいな蓮沼より大規模な。。。。
蓮の池の中央の白い美しい建物があり、峰はドキドキしながら、中に入りました。。
ようこそ、いらっしゃいまして、ありがとうございます。美しい白い妖精が現れました。何人か、白やピンクの妖精が。。。どうやら、蓮の花の妖精。。お店のスタッフなのでしょう。
妖精の1人が、蜂蜜とザクロと蓮の葉のみずみずしい甘露水を運んできました。
「あの。。。わたしは予約したわけじゃないんだけど。。さっき、蓮水乃駅で降りたらリベルタさんという方から、わたしの代わりにここへ行ってください、って。」「あ、はい。リベルタさん。確かにご予約されていますし、先程リベルタさんからお電話で、わたしの代わりに、女性が行かれたら、どうぞご接待ください、って連絡がございました。」
なんと言う事でしょう。。
峰が不思議な感覚でここまでたどり着いた。。
タンポポの綿毛みたいに
フワフワと風に乗って運ばれてきたような。。。
夢見る。。。夢。。ですか。。峰は、また夢なのか。。。と驚きました。。アマゾネスサンクチュアリーのスパでも印象的な夢を見て。
目が覚めたら
いつも夢なんか忘れているのに。このところ、夢にまつわる話しばかり。。。だよ。。
「峰様は、ご縁がございましたので、ここまで来られたのでしょうね。」スタッフが言うには、アメージングロータスは、普段からなかなか予約が取れないお店なのだけど。。。ご縁がある人は、キャンセル待ちなど。。。
呼ばれた、招かれた。。というやつ。。。
なぜか、ここに運ばれてくるようにたどり着いて施術を受けるらしい。。。
リベルタさんという女医さんは、2時間の覚醒のコースをオーダーした、ということなんだけど、大丈夫でしょうか、お時間ありますか、と。。。時間はじゅうぶん。。
それにしても、蓮の中で眠り。、ピンクの蓮の中は、世にも楽しい、自分の成長と気づきに繋がる夢を見るらしい。。。アトラクションなのか。。。白は。。とにかくぐっすりと質の高い眠りらしく。。。
ちょっとだけ、白い蓮がうらやましくなるんだけどー。。
あ。。無料御招待受けといて。。サスが
そんな文句はご法度か。。。
峰は、バスローブに着替えて。。。ピンクの妖精が水先案内人として漕がれるボートに揺られてひとつの大きな蓮の花の中に入って包まれました。
フワッと。。えもいえぬ。。どこか懐かしくて惑わされる。誘惑的にも似たような香りが漂い。。。
スーッと眠りに落ちたかと思えば。。。
蓮の。。。じゃないや。。これは。。里芋。。里芋だね。。え。夢の中で。。。ワクワクするような夢を。。と思えば。。。見渡す限りの里芋。。
さっきの見渡す限りの蓮葉の極楽浄土から。。なんでこのわたしが、芋姉ちゃんみたいに。。。
と。。。峰は思いましたが、ギョッ
そこに。。。里芋畑の真ん中に。。なんと、一匹の虎が現れて。。。
げっ。。た。。、
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2020年01月31日
マリッジcelebration115もしかして、もしかしたら、もしかする。。。??!
グーさんと。。。兄妹かもしれない。。。
嘘だ。。。
嘘でしょう。。。
カフェで、人が出入り。。都心で混雑が。。
というのにもかかわらず。。。純ちゃんは。。。
ポロポロ大粒の涙をこぼれさせて。。。
予想だにもしなかった
まさかの衝撃の事態が一気に二度。。。やってきて。。。
あたしは。。。緋夏さんという、環お母さんの異母妹の娘。。。私は。。。捨てられたんだ。。。
と。。。
そして。。。その緋夏さんが、グーさんとそっくりな男性と一緒にいた。。。
どうしたらいいの。グーさんに。。。言うべきなの。。
でも。。こんな大事なことは。。黙っていてはいけない。。。だけど。。。
あたしが。。。緋夏さん。。叔母さんと思われた人の娘だとして。。。
本当に。。。グーさんのお父さんと、緋夏さんは。。。わからないじゃない。。わからないわ。。ただ、一緒にいただけかもしれない。
そうよ。。。そうだわ。。。ただ、一緒にいただけ、って場合もあるでしょう。。なにも。。。短絡的にグーさんのお父さんが私の父親かも。。。なんて。。
それだけで。。。
だけど。。俊と純、名前も似ている。親なら子どもに名付ける可能性がある
「黙っていて。。。申し訳なかったわ。。。こんな事になるなんて。。。」環は、むやみやたらに、恋愛、パートナーを反対する、なんて事はないでしょう
だいたいは。。。多くの人は、ものの見事に、顔は履歴書、とばかりに。。歳とともに、年齢を重ねて内面がにじみ出てくるものですが、環はどう考えても、誠実で優しくて教養に溢れている。。
知性的だけど穏やかだし。。。その環が、グーとの交際反対を言い出した時は、純ちゃんはパニックになりました。
一瞬、なにが起こったのか。。。あのお母さんが。。反対を
だけど、どんな素晴らしいパートナーであれど。。。もしかして兄妹かもしれないというのなら、話は別です。そりゃ、誰でも反対でしょう。
グーさんと兄妹かもしれないというの。。と。。。まさか、環がお母さんじゃないなんて。嘘だ。。。
あたしは不器用で。。。お父さんにもお母さんにも似ていない。だけど、、、喜美おばあちゃんになら。。。言われてみれば間違いなく似ている。小柄でおっとり。。。
そうだ。。。お兄ちゃんも、ケイト。。。弟のケイちゃんも、スッとした感じだし。。。なんとなく似ていない。。。とは薄々。。。
ふたついっぺんに。。。大きな。隠された真実が明かされるなんて。
「まさか。。。舞さんが愛した男性が。。。。緋夏さんと。。。」環は。。。
もしかしたら。。。最愛の妹達が。。一人の男性を愛したのかもしれませんと。
環にとって。。舞も緋夏も。。最愛の妹です。
舞は、異父妹、緋夏は異母妹。。。どちらも大切な妹には変わりなく。。。
間違いなく。。あれは。。。あの人は。、グーさんのお父さんでしょう。びっくりした。20年ぐらい前の。
緋夏さんと一緒にいた男性が。。グーさんそのもの。。。確かに。。緋夏さんは、俊、とその男性を呼んだ。。。
環の母親の峰も、ほとんど会った事がない孫のグーを見て、それはそれは、飛び上がるほどに驚いて。。。
俊ちゃん、俊ちゃんじゃないか。。え。。
あの日。。。最後に緋夏さんと会って、赤ちゃんの純ちゃんを託された時に、環は、緋夏に。。その人と一緒にいるの。。。旦那さんみたいに聞いたら。。。緋夏は黙ってうなずき。車は発車した。。。
緋夏のせいで、緋夏と男女の仲になり、俊が舞を捨てた。。なんてことだったら。。
ともかく、舞はいまの時点では、母親の峰も悪いし離婚にじゅうぶん原因があるから。。
だから、愛人の、喜美さんや、その娘の緋夏さんを恨んではいないと。。。
だけど。。その舞も、もしかして、元旦那の俊が緋夏と男女関係になり愛しあってると知ったら。。。緋夏を許さないだろう。
探してあげて。。なんとかしてあげて、と、今は緋夏を案じている舞も。。。
もしかして。。純ちゃんは。。。純ちゃんは。。。緋夏と俊さんとの事は。。。舞さんには言えない。
言ってはいけない。。。でも。。。純ちゃんとグーさんは。。。グーさんには。。。言わなければ。
舞さんには気づかれてはならないわ。どれだけのショックを受けるか
舞は、環とやりとりしているうちに、以前の結婚の事は、姉の環には、チラッと話して。。
元旦那は行方不明に。。。という話は聞いていたのです。
いま、幸せな生活を送っている舞さん。。だけど。。。大好きな幼なじみと。。
十代の頃に駆け落ちした。。と。その旦那が行方不明になって。。
グーさんはその時の子ども。上にピースさんというお兄さんがいる。。。って。
状況が状況。。。
急遽。。。グーさんと純ちゃんと環で話し合って。。という時間を持ちたいのですが、例えば、今夜
アマゾネスサンクチュアリー最後三日目の夜に。。。環はもちろん、峰や舞とお食事の予定や予約がありますし。。
最後の夜に。。
急に娘と会うなんて言ったら。。。いったいどうして。。。と、昼間二人っきりだったでしょう。。。と。それに、グーさんも、朝から夕方まで南風で仕事だし。夜は、
今は南風の、神楽町東南の、マーケット24のショッピングモール店の夜風もオープンさせたし。。。空いているかどうかもわからないし。
なにより、。。心の準備が。。いきなり。。。純ちゃんが、言う方も。言われるグーさんも。。
だけど。。。早めに。。。もしかしたら。。。兄妹かもしれないというのは言わなければならない。
「葉月さんに相談しようかしら。。」純ちゃんが言いました。
「もしもし。。。。あら、あら純ちゃん」
昨日は。。。昨夜はちょっとだけ酔ってしまったかなー。
昨夜、青の洞窟のほとりで。。。身内があつまり。。。葉月が招待して。
男性関係を聞かれたので。。なんとなく。。酔ってしまえー。。と。
ボチボチ。。。ホワイトシュナウザーのパピルス君とはお食事でも、と。未成年でお酒は飲めないけど、運転するから、飲んでもいいよ、だって。
あらら。。酔わせてどーするの。
なんて。。。
ま。。この先、パピルス君とはどうなるか、わからないんだけどー。
恋愛や、結婚は特にこれと言って期待していなかったのが正直なところ。だけど、パートナーができる時ってそんなもの、そんな時だし。
たまたま。。。フッと力を抜いた時に思わぬところで幸せってやってくるのだから。。
うちの身内で。。。
呑み助ばっかりだったし。残るかなぁ。。と思ったんだけどー。なんとか、ね。。翌日。。。ランチを済まそうとオーナー室に入ると、純ちゃんから着信があって。。。
あら。折り返し、電話をしてみました。「葉月さん。。。」かなり、元気がない声です。。
「あ。。。あっ、いま、お電話大丈夫。。」
「え。。。ええ。」どうも、純ちゃんは、外に出ているらしくて。周りはザワザワとざわめき
喧騒を感じます。。。元気ないから。。寝起きの。、かと思ったけど。。。外なら違うか。。学校かしら。。
「純ちゃん。。。外なの。。。お元気ないようね。。。」
「お母さんと、ランチに来ていて、カフェなんですが。。いま、席を外しました。。。」
「あら、環さんと。。それは。。。良かった。。けど、大丈夫、元気なくない、気のせいかしら。。」女の子の日かしらね。。
まぁ、体調が悪くっても、お母さんと離れているから。。滅多に日頃会うチャンスもないしね。。。
「あの。。。」様子がおかしな純ちゃん。。もしかして。。環さんと喧嘩でもしたのかしら。。
「お忙しいところ、申し訳ありません。。。今夜。。。今夜お時間ありますか、今夜じゃなくても。。。近々、お時間ある日は。。。」
ご遠慮がちに。。純ちゃんが言います。
「どうしたの。。」なんだか、純ちゃんがいつもの様子では。。ないような。。。感じで。
「お話しが。」「ご相談かしら。。。」「はい。。。」
「今夜は、ちょうど、ラブちゃんと笑〜ちゃんが遊びに来るんだけど。。。女子会。。。みたいにしたら。。相談って雰囲気じゃない。。。か。純ちゃんを誘おうと思ったんだけど、今環さん達がこっちにいるから。。。親子水入らず会ったりするかもしれないし。。。邪魔しちゃ悪いかなと思って誘わなかったんだけど。。。もしよかったら来る純ちゃんも、こっちに来て、個別で時間とってもいいんだけど。。。」
「アマゾネスサンクチュアリーの方々や、ラブさんや笑〜さんなら信用できます。。とても。。。一人じゃつらくて。。聞いてください。。。お願いします。。」
「つらい」葉月は。。。つらくて。。という純ちゃんの身を案じました。いつもの純ちゃんの様子じゃない。。
とにかく。。じゃ、夜は、環さんも今夜、アマゾネスサンクチュアリーに最後の宿泊だけど。。
お母さんとは過ごさないのかな。。。
純ちゃんと約束し、スマホを切った葉月。。
あっ、
もしかして。もしかしたら、もしかする。
環さん。。。純ちゃんに。。純ちゃんが養女という事を言っていないって。。言ってた。もしかして。。そろそろ
成人する前に、こちらに来て会った機会にそれを告白したのかしら。。。
さて。。。こちらは、峰。。。峰は、神楽町オススメの名所みたいなパンフレットを見て。。
へー。蓮水乃ねぇ。電車一本直通乗り換えなし。。。か。
いつもなら、高尚な名所など、全然関心がないくせに、なぜだか、観光スポットの蓮水乃に直感のアンテナが引っかかって。。。
環や純ちゃんと福の神楽園駅で別れ。。舞に、母さん、どうする、と聞かれて。。
ランチもそこそこで、「あたしは、ここへ行ってみる。こっから、直通電車何本かあるみたいだし。。あんたも適当に遊んでここに戻ってこれば。たまには一人になりたいだろ。」と
言ってさっさと、吸い込まれるように観光パンフレットを見て、行ってしまいました。
一人になった舞。。。舞は。。。
思い切って。。。
LINE電話で。。。
駿栄に連絡をしたのです。
いけないとは思いながら。。。
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嘘だ。。。
嘘でしょう。。。
カフェで、人が出入り。。都心で混雑が。。
というのにもかかわらず。。。純ちゃんは。。。
ポロポロ大粒の涙をこぼれさせて。。。
予想だにもしなかった
まさかの衝撃の事態が一気に二度。。。やってきて。。。
あたしは。。。緋夏さんという、環お母さんの異母妹の娘。。。私は。。。捨てられたんだ。。。
と。。。
そして。。。その緋夏さんが、グーさんとそっくりな男性と一緒にいた。。。
どうしたらいいの。グーさんに。。。言うべきなの。。
でも。。こんな大事なことは。。黙っていてはいけない。。。だけど。。。
あたしが。。。緋夏さん。。叔母さんと思われた人の娘だとして。。。
本当に。。。グーさんのお父さんと、緋夏さんは。。。わからないじゃない。。わからないわ。。ただ、一緒にいただけかもしれない。
そうよ。。。そうだわ。。。ただ、一緒にいただけ、って場合もあるでしょう。。なにも。。。短絡的にグーさんのお父さんが私の父親かも。。。なんて。。
それだけで。。。
だけど。。俊と純、名前も似ている。親なら子どもに名付ける可能性がある
「黙っていて。。。申し訳なかったわ。。。こんな事になるなんて。。。」環は、むやみやたらに、恋愛、パートナーを反対する、なんて事はないでしょう
だいたいは。。。多くの人は、ものの見事に、顔は履歴書、とばかりに。。歳とともに、年齢を重ねて内面がにじみ出てくるものですが、環はどう考えても、誠実で優しくて教養に溢れている。。
知性的だけど穏やかだし。。。その環が、グーとの交際反対を言い出した時は、純ちゃんはパニックになりました。
一瞬、なにが起こったのか。。。あのお母さんが。。反対を
だけど、どんな素晴らしいパートナーであれど。。。もしかして兄妹かもしれないというのなら、話は別です。そりゃ、誰でも反対でしょう。
グーさんと兄妹かもしれないというの。。と。。。まさか、環がお母さんじゃないなんて。嘘だ。。。
あたしは不器用で。。。お父さんにもお母さんにも似ていない。だけど、、、喜美おばあちゃんになら。。。言われてみれば間違いなく似ている。小柄でおっとり。。。
そうだ。。。お兄ちゃんも、ケイト。。。弟のケイちゃんも、スッとした感じだし。。。なんとなく似ていない。。。とは薄々。。。
ふたついっぺんに。。。大きな。隠された真実が明かされるなんて。
「まさか。。。舞さんが愛した男性が。。。。緋夏さんと。。。」環は。。。
もしかしたら。。。最愛の妹達が。。一人の男性を愛したのかもしれませんと。
環にとって。。舞も緋夏も。。最愛の妹です。
舞は、異父妹、緋夏は異母妹。。。どちらも大切な妹には変わりなく。。。
間違いなく。。あれは。。。あの人は。、グーさんのお父さんでしょう。びっくりした。20年ぐらい前の。
緋夏さんと一緒にいた男性が。。グーさんそのもの。。。確かに。。緋夏さんは、俊、とその男性を呼んだ。。。
環の母親の峰も、ほとんど会った事がない孫のグーを見て、それはそれは、飛び上がるほどに驚いて。。。
俊ちゃん、俊ちゃんじゃないか。。え。。
あの日。。。最後に緋夏さんと会って、赤ちゃんの純ちゃんを託された時に、環は、緋夏に。。その人と一緒にいるの。。。旦那さんみたいに聞いたら。。。緋夏は黙ってうなずき。車は発車した。。。
緋夏のせいで、緋夏と男女の仲になり、俊が舞を捨てた。。なんてことだったら。。
ともかく、舞はいまの時点では、母親の峰も悪いし離婚にじゅうぶん原因があるから。。
だから、愛人の、喜美さんや、その娘の緋夏さんを恨んではいないと。。。
だけど。。その舞も、もしかして、元旦那の俊が緋夏と男女関係になり愛しあってると知ったら。。。緋夏を許さないだろう。
探してあげて。。なんとかしてあげて、と、今は緋夏を案じている舞も。。。
もしかして。。純ちゃんは。。。純ちゃんは。。。緋夏と俊さんとの事は。。。舞さんには言えない。
言ってはいけない。。。でも。。。純ちゃんとグーさんは。。。グーさんには。。。言わなければ。
舞さんには気づかれてはならないわ。どれだけのショックを受けるか
舞は、環とやりとりしているうちに、以前の結婚の事は、姉の環には、チラッと話して。。
元旦那は行方不明に。。。という話は聞いていたのです。
いま、幸せな生活を送っている舞さん。。だけど。。。大好きな幼なじみと。。
十代の頃に駆け落ちした。。と。その旦那が行方不明になって。。
グーさんはその時の子ども。上にピースさんというお兄さんがいる。。。って。
状況が状況。。。
急遽。。。グーさんと純ちゃんと環で話し合って。。という時間を持ちたいのですが、例えば、今夜
アマゾネスサンクチュアリー最後三日目の夜に。。。環はもちろん、峰や舞とお食事の予定や予約がありますし。。
最後の夜に。。
急に娘と会うなんて言ったら。。。いったいどうして。。。と、昼間二人っきりだったでしょう。。。と。それに、グーさんも、朝から夕方まで南風で仕事だし。夜は、
今は南風の、神楽町東南の、マーケット24のショッピングモール店の夜風もオープンさせたし。。。空いているかどうかもわからないし。
なにより、。。心の準備が。。いきなり。。。純ちゃんが、言う方も。言われるグーさんも。。
だけど。。。早めに。。。もしかしたら。。。兄妹かもしれないというのは言わなければならない。
「葉月さんに相談しようかしら。。」純ちゃんが言いました。
「もしもし。。。。あら、あら純ちゃん」
昨日は。。。昨夜はちょっとだけ酔ってしまったかなー。
昨夜、青の洞窟のほとりで。。。身内があつまり。。。葉月が招待して。
男性関係を聞かれたので。。なんとなく。。酔ってしまえー。。と。
ボチボチ。。。ホワイトシュナウザーのパピルス君とはお食事でも、と。未成年でお酒は飲めないけど、運転するから、飲んでもいいよ、だって。
あらら。。酔わせてどーするの。
なんて。。。
ま。。この先、パピルス君とはどうなるか、わからないんだけどー。
恋愛や、結婚は特にこれと言って期待していなかったのが正直なところ。だけど、パートナーができる時ってそんなもの、そんな時だし。
たまたま。。。フッと力を抜いた時に思わぬところで幸せってやってくるのだから。。
うちの身内で。。。
呑み助ばっかりだったし。残るかなぁ。。と思ったんだけどー。なんとか、ね。。翌日。。。ランチを済まそうとオーナー室に入ると、純ちゃんから着信があって。。。
あら。折り返し、電話をしてみました。「葉月さん。。。」かなり、元気がない声です。。
「あ。。。あっ、いま、お電話大丈夫。。」
「え。。。ええ。」どうも、純ちゃんは、外に出ているらしくて。周りはザワザワとざわめき
喧騒を感じます。。。元気ないから。。寝起きの。、かと思ったけど。。。外なら違うか。。学校かしら。。
「純ちゃん。。。外なの。。。お元気ないようね。。。」
「お母さんと、ランチに来ていて、カフェなんですが。。いま、席を外しました。。。」
「あら、環さんと。。それは。。。良かった。。けど、大丈夫、元気なくない、気のせいかしら。。」女の子の日かしらね。。
まぁ、体調が悪くっても、お母さんと離れているから。。滅多に日頃会うチャンスもないしね。。。
「あの。。。」様子がおかしな純ちゃん。。もしかして。。環さんと喧嘩でもしたのかしら。。
「お忙しいところ、申し訳ありません。。。今夜。。。今夜お時間ありますか、今夜じゃなくても。。。近々、お時間ある日は。。。」
ご遠慮がちに。。純ちゃんが言います。
「どうしたの。。」なんだか、純ちゃんがいつもの様子では。。ないような。。。感じで。
「お話しが。」「ご相談かしら。。。」「はい。。。」
「今夜は、ちょうど、ラブちゃんと笑〜ちゃんが遊びに来るんだけど。。。女子会。。。みたいにしたら。。相談って雰囲気じゃない。。。か。純ちゃんを誘おうと思ったんだけど、今環さん達がこっちにいるから。。。親子水入らず会ったりするかもしれないし。。。邪魔しちゃ悪いかなと思って誘わなかったんだけど。。。もしよかったら来る純ちゃんも、こっちに来て、個別で時間とってもいいんだけど。。。」
「アマゾネスサンクチュアリーの方々や、ラブさんや笑〜さんなら信用できます。。とても。。。一人じゃつらくて。。聞いてください。。。お願いします。。」
「つらい」葉月は。。。つらくて。。という純ちゃんの身を案じました。いつもの純ちゃんの様子じゃない。。
とにかく。。じゃ、夜は、環さんも今夜、アマゾネスサンクチュアリーに最後の宿泊だけど。。
お母さんとは過ごさないのかな。。。
純ちゃんと約束し、スマホを切った葉月。。
あっ、
もしかして。もしかしたら、もしかする。
環さん。。。純ちゃんに。。純ちゃんが養女という事を言っていないって。。言ってた。もしかして。。そろそろ
成人する前に、こちらに来て会った機会にそれを告白したのかしら。。。
さて。。。こちらは、峰。。。峰は、神楽町オススメの名所みたいなパンフレットを見て。。
へー。蓮水乃ねぇ。電車一本直通乗り換えなし。。。か。
いつもなら、高尚な名所など、全然関心がないくせに、なぜだか、観光スポットの蓮水乃に直感のアンテナが引っかかって。。。
環や純ちゃんと福の神楽園駅で別れ。。舞に、母さん、どうする、と聞かれて。。
ランチもそこそこで、「あたしは、ここへ行ってみる。こっから、直通電車何本かあるみたいだし。。あんたも適当に遊んでここに戻ってこれば。たまには一人になりたいだろ。」と
言ってさっさと、吸い込まれるように観光パンフレットを見て、行ってしまいました。
一人になった舞。。。舞は。。。
思い切って。。。
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駿栄に連絡をしたのです。
いけないとは思いながら。。。
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2020年01月30日
マリッジcelebration114追憶。。。
それで。。。
葉月は、どうなの。。。時間は。。。また、昨夜しなにさかのぼりますが。。。
メゾングランフレンチ
青の洞窟のほとりで、
葉月は、姉のマリリンの婚約のお祝いをしたのだけれど、話しは葉月に及びました。今をときめく投資家兼
女性オーナー。。。葉月として。。
世間の注目をおーいに浴びているのですが、葉月は、再婚か科学界の新星。。。パピルス博士と熱愛発覚
ネットやその他週刊誌報道されて、ベリーやルッコラも。。その他。。も、葉月新恋人発覚
と、よく存じられておりますがゆえに。。
芳醇なトリュフの香りがして。。。言うまでもなく。。舌はもちろんのこと、目で鼻で。。。五感が刺激され。。。お料理とは言え。。。インテリアや食器もトータルで、五感で楽しむシチュエーションです。
葉月は。。。それにしても、変わった。成長したというか。。成長しなければ、とてもじゃなく事業なんかできないでしょうが。。。
葉月は、いろいろな出来事。。。
いろいろな人との出会い交流、で。。いつのまにか変わっていきました。知らず知らずのうちに。。。
人と人が出会えば、思わぬところで、良くも悪くも。。化学反応が起きる場合がある。。。ケミストリー。。
人は人によって成長するし。影響を受けて自覚はないけど、自分だって、人に大小影響を与えていたり。。。それは。。。伝染し繋がっていく。
この子は。。。もう。。と嘆いていたのにね。。今じゃ、そんなヤンチャな葉月が、ベリーは懐かしい。。。
子どもが3人も。。。というか、三つ子で既に二人はよその家の里子に出てるし、ヴィーナスは自立。
かと言って。。。自身はハタチで既に未亡人。。。投資家としては資産を持ち、亡き旦那の相続をして女性オーナーとして駆け出して。。
人生が。。。
ジェットコースターみたいなのはかわらない。。。
大人の恋愛に口を出すべきじゃないけれど。。。されどもまだ、ハタチ。。の葉月。
親としては心配。。。
葉月は、「今は、アマゾネスサンクチュアリーの経営に携わったばかりだし。。。落ち着くまで。。。LINEや電話で話すばっかりよ。。。」
「まあっ。。。お友達なのねー、結局はそーなんだ。。週刊誌っていろいろ売るためにはおーげさに書くんだろうからさ。」ワインに酔っ払ってきたのか、葉月の母親のベリーが言います。。。
「あら、これからでしょ。これからよ、ね、葉月」姉のマリリンが言います。
「だけどさ。。。。あちらさんは、あれでしょう。。。未婚で一人息子でしょう。。」
週刊誌は胡散臭。。と言うくせに。。
週刊誌でちゃっかり情報を仕入れたベリーがいいます。。。
ミーハーなベリーは、
SCANDAL情報は、早い、早い。。。。まぁ、自分の娘の事なんだし。。。
噂になってる男性は、気にはします。。よね。
気にはして当たり前ではありますが。。。
「いまどき、バツだの子持ちだの、相手の男性が惚れちゃったらそんなもん関係がないでしょうよ。」お酒で真っ赤っかのゆでダコみたいな木蓮和尚が言います。
だけど。、、相手はまだ、19歳。。離婚歴。。ってわけじゃないけど、子持ちの結婚歴のある葉月と。。。
葉月もハタチだから。。年齢的にはいいとしても。。最近では、若いうちからシングルマザーも増えてきたけど。。。
若い未婚の息子さんが、他の男との子どもを抱えた女性との結婚をおもしろく思わない親もいるでしょう。
さてさてさて。。また。日は進みます、環と純ちゃんの母娘は、どうなりましたか、と言いますと。。。
神楽町の中心地
福の神楽園の都心部のお洒落なカフェで。。。
まさか、まさかの。。。環からの。。グーさんとのお付き合い反対。。。。。
なぜ。。。
娘さんの
純ちゃんは、パニックになりました。
「お母さん。。。。お母さん。。。どうして。。。グーさんの。。。グーさんが。。どこが。。。どこがいけないのお母さんに。。。グーさんの。、。」
まさか。。自主性を重んじる性格だし、優しい環が。。。なぜ。。。
純ちゃんは、わけがわかりません。
「純ちゃん。。。純ちゃんは、まだ19歳よ。。。結婚は早いわ。。。」「お母さん。。。結婚は、早いかもしれないけど。。。彼氏、彼女って。。おかしくないでしょう。。お母さんだって、お父さんとの結婚は、学生時代のお付き合いから。。。だって。。。」
なんだか。。肝心なところの
話しを逸らすような。。。環に不信感を持ちます。。まさか。お母さんが、こんな人だったなんて。
グーさんは、派手に見えるかもしれないけど。。自分で事業をして、チャレンジ精神も旺盛で行動派だし。明るくて気さくで親切で人気があるし。
どこがいけないの。。
そりゃあ、スッゴくモテるから。。。
むかしは、女性問題もあったみたいだけど。。。
「喫茶店がいけないの。。。経営者がいけないの今は順調でも。。。この先どうなるかわからないから。。。いけないの。。。雇われお勤め人じゃないからいけないの」
「ううん。。。今の世の中、雇われる人でも、明日はどうなるかわからない社会だわ。。。それに、自分のやりたい事を、やりたいと思うだけじゃなくてチャレンジする。。。そういう男性の方がむしろ好ましいわ。。。」
じゃあ。。。それでいいじゃない?
環は、泣く純ちゃんに、意を決したように。。。
「純ちゃん。。。。あの。。。あの、グーさんとは。。。その、深い仲なのかしら。」環が立ち入った事まで純ちゃんに聞いてきたので、えっ、
と、純ちゃんは。。。
突然
ギョッとしましたが、でも。。。
「ううん。。。なんにもないは。。キスさえない。。。なんにも。。。だから。。。それも。。。悩みで。。。」
環は。。。その言葉にホッとしたようでした。けれども。。。これはもう。。やっぱり隠しておく事じゃない。
「純ちゃん。。。純ちゃんは、喜美のおばあちゃんに娘さんがいて、行方不明になってるのを知っているでしょう。。。」
「あ。。。緋夏さん、っておばさん。。緋夏さんがいるのは聞いてるけど。会った事はない。。。けど。。。」
環は。。。ここが、言うべきタイミングなんだわ。。。
「純ちゃん、あのね。。。聞いてちょうだい。。。今まで。。。黙っていて。、申し訳なかったわ。タイミングが掴めなくて、」
えっ。。。予想もしない空気や展開になってきた。。。純ちゃんは、戸惑い。
てっきり。。グーさんとの交際に賛成され、祝福されるとばかり、それが当たり前だと思っていたので。。。
環は。。。「純ちゃん。。純ちゃんあなたは。。。緋夏さんの娘さんなのよ。緋夏さんは。。。私に、純ちゃんを頼むわお願い、なにも聞かないで。。。と、あなたを私に託して。。出て行ったの。。。」
「えっ。、。」
どんくさい、とろくさい自分が、なんで環みたいな頭の切れて活発なリーダー格の女性の娘なんだろうと。。似てなさすぎる。。とは、思っていたけど、繊細な邦彦、お父さんに。。。似たのかしら。。とも思ったんだけど。。。
純ちゃんは、シャープでスッキリ背の高い環と邦彦の夫婦にしては、自分は、小柄で。。雰囲気が似てないなぁ。
兄弟も、スッと細くて背が高いけど。。あたしだけ。。。雰囲気違うかなぁ。あっ、喜美おばあちゃんには似てるかなぁ。、
でも、喜美おばあちゃんは、後妻さんで、お母さんと血が繋がりがないから。。そうでもないか。。気のせいか。。。な。なんて考えてた事はありました。
そ。。。それなら。。やっぱり。。。やっぱり私は喜美おばあちゃんにどことなく似ているのが、わかる。。。
でも。。。どうして。。どうしてそんな話しになるのよ。。。そんな事。。。急に反則だわ。。。
「お。。。。お母さん。。お母さん。。。それは。。。それは、本当な。。本当なの。。。」
「純ちゃんは。。。実の娘として籍に入れているから。。。タイミングを。。。真実を打ち明けるタイミングをついつい。。。」
「そんな。。。そんな。。どうして。。。わ。。。わたし。。そんな急に。。。」
「ごめんなさい。。。あなたと過ごしていて。。本当の娘だと思って。。。言えなかったの。。。タイミングが。、。」
そんな。。。。そんな。。。
「大事な事は、はっきりさせておくお母さんだったじゃない。。。」
胸が詰まりました。。。環に悪気はない事は、わかってはいるのだけれど。。。
「緋夏さん。。。緋夏さんが、、あなたを私に託した時に。。。車に乗ってきていて。。。男性が運転していたのよ。。。
その。。。。その旦那は。。。あの。。マスターのグーさんにそっくり。。そっくりだったわ。待って。。。環、と追いかけようとしたけど。。。姉さん、ごめんなさい、純をよろしくお願いします。さ、俊、車を出して。。。って。。。言ったのよ。。。緋夏が。。。」
えっ。。。。
えっ。。。
「そっくりだったわ。。。名前も同じ男性。。。もしかして。。。もしかして。。純ちゃん。。緋夏が一緒にいただけだけど。。。グーさんの父親と。。。緋夏は。。。」
環は。。。車に乗り込む緋夏の運転席の男性が、まるでグーそのものだと。。。
一卵性双生児みたいに。。。そのものだったわ。。。
俳優みたいだったから、未だにびっくりして。。はっきり覚えてり
20年ぐらい前だから。。グーのはずはないけれど。。。峰が、俊ちゃん、って。俊さんそっくり。。みたいに。。。
まさか。。。まさかの。。。
まさか。。。純ちゃんは。。。緋夏さんと、グーの父親の俊さんとの子ども。。。
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葉月は、どうなの。。。時間は。。。また、昨夜しなにさかのぼりますが。。。
メゾングランフレンチ
青の洞窟のほとりで、
葉月は、姉のマリリンの婚約のお祝いをしたのだけれど、話しは葉月に及びました。今をときめく投資家兼
女性オーナー。。。葉月として。。
世間の注目をおーいに浴びているのですが、葉月は、再婚か科学界の新星。。。パピルス博士と熱愛発覚
ネットやその他週刊誌報道されて、ベリーやルッコラも。。その他。。も、葉月新恋人発覚
と、よく存じられておりますがゆえに。。
芳醇なトリュフの香りがして。。。言うまでもなく。。舌はもちろんのこと、目で鼻で。。。五感が刺激され。。。お料理とは言え。。。インテリアや食器もトータルで、五感で楽しむシチュエーションです。
葉月は。。。それにしても、変わった。成長したというか。。成長しなければ、とてもじゃなく事業なんかできないでしょうが。。。
葉月は、いろいろな出来事。。。
いろいろな人との出会い交流、で。。いつのまにか変わっていきました。知らず知らずのうちに。。。
人と人が出会えば、思わぬところで、良くも悪くも。。化学反応が起きる場合がある。。。ケミストリー。。
人は人によって成長するし。影響を受けて自覚はないけど、自分だって、人に大小影響を与えていたり。。。それは。。。伝染し繋がっていく。
この子は。。。もう。。と嘆いていたのにね。。今じゃ、そんなヤンチャな葉月が、ベリーは懐かしい。。。
子どもが3人も。。。というか、三つ子で既に二人はよその家の里子に出てるし、ヴィーナスは自立。
かと言って。。。自身はハタチで既に未亡人。。。投資家としては資産を持ち、亡き旦那の相続をして女性オーナーとして駆け出して。。
人生が。。。
ジェットコースターみたいなのはかわらない。。。
大人の恋愛に口を出すべきじゃないけれど。。。されどもまだ、ハタチ。。の葉月。
親としては心配。。。
葉月は、「今は、アマゾネスサンクチュアリーの経営に携わったばかりだし。。。落ち着くまで。。。LINEや電話で話すばっかりよ。。。」
「まあっ。。。お友達なのねー、結局はそーなんだ。。週刊誌っていろいろ売るためにはおーげさに書くんだろうからさ。」ワインに酔っ払ってきたのか、葉月の母親のベリーが言います。。。
「あら、これからでしょ。これからよ、ね、葉月」姉のマリリンが言います。
「だけどさ。。。。あちらさんは、あれでしょう。。。未婚で一人息子でしょう。。」
週刊誌は胡散臭。。と言うくせに。。
週刊誌でちゃっかり情報を仕入れたベリーがいいます。。。
ミーハーなベリーは、
SCANDAL情報は、早い、早い。。。。まぁ、自分の娘の事なんだし。。。
噂になってる男性は、気にはします。。よね。
気にはして当たり前ではありますが。。。
「いまどき、バツだの子持ちだの、相手の男性が惚れちゃったらそんなもん関係がないでしょうよ。」お酒で真っ赤っかのゆでダコみたいな木蓮和尚が言います。
だけど。、、相手はまだ、19歳。。離婚歴。。ってわけじゃないけど、子持ちの結婚歴のある葉月と。。。
葉月もハタチだから。。年齢的にはいいとしても。。最近では、若いうちからシングルマザーも増えてきたけど。。。
若い未婚の息子さんが、他の男との子どもを抱えた女性との結婚をおもしろく思わない親もいるでしょう。
さてさてさて。。また。日は進みます、環と純ちゃんの母娘は、どうなりましたか、と言いますと。。。
神楽町の中心地
福の神楽園の都心部のお洒落なカフェで。。。
まさか、まさかの。。。環からの。。グーさんとのお付き合い反対。。。。。
なぜ。。。
娘さんの
純ちゃんは、パニックになりました。
「お母さん。。。。お母さん。。。どうして。。。グーさんの。。。グーさんが。。どこが。。。どこがいけないのお母さんに。。。グーさんの。、。」
まさか。。自主性を重んじる性格だし、優しい環が。。。なぜ。。。
純ちゃんは、わけがわかりません。
「純ちゃん。。。純ちゃんは、まだ19歳よ。。。結婚は早いわ。。。」「お母さん。。。結婚は、早いかもしれないけど。。。彼氏、彼女って。。おかしくないでしょう。。お母さんだって、お父さんとの結婚は、学生時代のお付き合いから。。。だって。。。」
なんだか。。肝心なところの
話しを逸らすような。。。環に不信感を持ちます。。まさか。お母さんが、こんな人だったなんて。
グーさんは、派手に見えるかもしれないけど。。自分で事業をして、チャレンジ精神も旺盛で行動派だし。明るくて気さくで親切で人気があるし。
どこがいけないの。。
そりゃあ、スッゴくモテるから。。。
むかしは、女性問題もあったみたいだけど。。。
「喫茶店がいけないの。。。経営者がいけないの今は順調でも。。。この先どうなるかわからないから。。。いけないの。。。雇われお勤め人じゃないからいけないの」
「ううん。。。今の世の中、雇われる人でも、明日はどうなるかわからない社会だわ。。。それに、自分のやりたい事を、やりたいと思うだけじゃなくてチャレンジする。。。そういう男性の方がむしろ好ましいわ。。。」
じゃあ。。。それでいいじゃない?
環は、泣く純ちゃんに、意を決したように。。。
「純ちゃん。。。。あの。。。あの、グーさんとは。。。その、深い仲なのかしら。」環が立ち入った事まで純ちゃんに聞いてきたので、えっ、
と、純ちゃんは。。。
突然
ギョッとしましたが、でも。。。
「ううん。。。なんにもないは。。キスさえない。。。なんにも。。。だから。。。それも。。。悩みで。。。」
環は。。。その言葉にホッとしたようでした。けれども。。。これはもう。。やっぱり隠しておく事じゃない。
「純ちゃん。。。純ちゃんは、喜美のおばあちゃんに娘さんがいて、行方不明になってるのを知っているでしょう。。。」
「あ。。。緋夏さん、っておばさん。。緋夏さんがいるのは聞いてるけど。会った事はない。。。けど。。。」
環は。。。ここが、言うべきタイミングなんだわ。。。
「純ちゃん、あのね。。。聞いてちょうだい。。。今まで。。。黙っていて。、申し訳なかったわ。タイミングが掴めなくて、」
えっ。。。予想もしない空気や展開になってきた。。。純ちゃんは、戸惑い。
てっきり。。グーさんとの交際に賛成され、祝福されるとばかり、それが当たり前だと思っていたので。。。
環は。。。「純ちゃん。。純ちゃんあなたは。。。緋夏さんの娘さんなのよ。緋夏さんは。。。私に、純ちゃんを頼むわお願い、なにも聞かないで。。。と、あなたを私に託して。。出て行ったの。。。」
「えっ。、。」
どんくさい、とろくさい自分が、なんで環みたいな頭の切れて活発なリーダー格の女性の娘なんだろうと。。似てなさすぎる。。とは、思っていたけど、繊細な邦彦、お父さんに。。。似たのかしら。。とも思ったんだけど。。。
純ちゃんは、シャープでスッキリ背の高い環と邦彦の夫婦にしては、自分は、小柄で。。雰囲気が似てないなぁ。
兄弟も、スッと細くて背が高いけど。。あたしだけ。。。雰囲気違うかなぁ。あっ、喜美おばあちゃんには似てるかなぁ。、
でも、喜美おばあちゃんは、後妻さんで、お母さんと血が繋がりがないから。。そうでもないか。。気のせいか。。。な。なんて考えてた事はありました。
そ。。。それなら。。やっぱり。。。やっぱり私は喜美おばあちゃんにどことなく似ているのが、わかる。。。
でも。。。どうして。。どうしてそんな話しになるのよ。。。そんな事。。。急に反則だわ。。。
「お。。。。お母さん。。お母さん。。。それは。。。それは、本当な。。本当なの。。。」
「純ちゃんは。。。実の娘として籍に入れているから。。。タイミングを。。。真実を打ち明けるタイミングをついつい。。。」
「そんな。。。そんな。。どうして。。。わ。。。わたし。。そんな急に。。。」
「ごめんなさい。。。あなたと過ごしていて。。本当の娘だと思って。。。言えなかったの。。。タイミングが。、。」
そんな。。。。そんな。。。
「大事な事は、はっきりさせておくお母さんだったじゃない。。。」
胸が詰まりました。。。環に悪気はない事は、わかってはいるのだけれど。。。
「緋夏さん。。。緋夏さんが、、あなたを私に託した時に。。。車に乗ってきていて。。。男性が運転していたのよ。。。
その。。。。その旦那は。。。あの。。マスターのグーさんにそっくり。。そっくりだったわ。待って。。。環、と追いかけようとしたけど。。。姉さん、ごめんなさい、純をよろしくお願いします。さ、俊、車を出して。。。って。。。言ったのよ。。。緋夏が。。。」
えっ。。。。
えっ。。。
「そっくりだったわ。。。名前も同じ男性。。。もしかして。。。もしかして。。純ちゃん。。緋夏が一緒にいただけだけど。。。グーさんの父親と。。。緋夏は。。。」
環は。。。車に乗り込む緋夏の運転席の男性が、まるでグーそのものだと。。。
一卵性双生児みたいに。。。そのものだったわ。。。
俳優みたいだったから、未だにびっくりして。。はっきり覚えてり
20年ぐらい前だから。。グーのはずはないけれど。。。峰が、俊ちゃん、って。俊さんそっくり。。みたいに。。。
まさか。。。まさかの。。。
まさか。。。純ちゃんは。。。緋夏さんと、グーの父親の俊さんとの子ども。。。
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2020年01月29日
マリッジcelebration113すべてが思い出に変わるまでは。。。
時間はさかのぼり、昨夜。。。
葉月さん達は、
プルメリア島の南側の
グランメゾン、フレンチ。
青の洞窟のほとりで身内でお食事会をしていました。
葉月さんの両親のルッコラとベリーと、ベリーのペットのチワワとウクレレという
金星人のペット。
マイクロビーンズ。。。と、葉月の姉のマリリン。
マリリンは、ただいま、ベリーがママをやっていたクラブキャラメリゼのママを引き継いでいます。
その黒服のカルモダンと婚約しました。のでね。。そのお祝い
って事で、妹の葉月が経営する、プルメリア島のアマゾネスサンクチュアリィにベリーとペットの二匹と、姉のマリリンは宿泊し。。
アマゾネスサンクチュアリィは女性の聖域ですので。。。父親のルッコラは、二泊、葉月の子どものミリオンが暮らしている桑田家の海の宿、海の灯りにて、で、あと一泊は、葉月の子どものベルモの暮らしている木蓮寺へ宿泊します。
葉月の子どもとは言え。。。ミリオンもベルモも、赤ちゃんの時にプルメリア島の桑田家や木蓮寺に拾われてそのままその家の子どもになりましたが。。。
この、青の洞窟のなかの秘密の隠れ家のような、美術館のような青の洞窟のほとりで。。。
福の神タチバナが新しくはじめたお店で、いまは、福の神タチバナがだいたいこのお店にいます。
こんばんは。。。ようこそ、いらっしゃいませ、と、見習いのチワワのララ尾君もご挨拶に来たので、ヴィーナスやシュナ坊やグリはびっくりしました。
「わぁ。ララ尾君、いま、ここに出てるの」シュナ坊が言います。シュナ坊もララ尾君も、福の神の家の子どもになりましたし、ララ尾君もシュナ坊達と一緒に神楽町小学校の低学年児童です。
ララ尾君は、福の神タチバナが面倒をみていて、お料理界に進みたいと希望をし、時々修行やお手伝いをしているのです。ララ尾君は、
「最近は、タチバナのお兄ちゃんのいくところで働いてるんだ。シュナ坊は、もうおうちに帰ってこないの」
そう、シュナ坊は、最近親友のヴィーナスの南新町、海辺の白い家に帰っていってしまいます。。、。そこで寝泊りし、小学校へ行くようになってしまいました。ヴィーナスの仕事を手伝ったり、接待についていったり。。。
ヴィーナスのアシスタントみたいな事をしています。
福の神タチバナが、改めてご挨拶に来たので、葉月が、「海底お料理のピヴォワーヌも優雅だったけど。。。こちらも圧倒されますね。」
優雅で贅沢な時間が流れて。。。五感を刺激されながら楽しみ。。。どこを見てもキラキラしています。。
テーブルは大理石だし。黒トリュフと鴨のパイ包みが出てきた時に、あっ、と思って、
葉月は、隣にいたヴィーナスをツネリました。パイ包み。。。で、その隣にいるシュナ坊と、これは、と、耳掃除の話をしようとしたからです。
小学校の給食でも、パイや湯葉が出てきてクラスメイトが、冗談半分に、耳掃除の話をすると、みんな担任の先生にきつく叱られました。
全くもー
だけど。。。その中にひとり。
考えに明け暮れる渋い顔。、。
モヤモヤした
ベルモは考えました。。。いままで、お年寄りを車椅子に乗せて木蓮寺に来られる方々は、いらっしゃると言えばいらっしゃるけど、何人もいらっしゃるし
開放しているので、わざわざ拝観者様を挨拶するけど、ジロジロ見たり調べたりするわけじゃないし。。。だけど。。。その、アマゾネスサンクチュアリィに来たその鹿のおばあちゃんは。。
あの魂の人だわ。。。
あの懺悔した霊魂は、自分の身を種族は私は鹿です、なんていちいちベルモには明かしているわけじゃないんですが。死ぬにしねません、後悔しています。。
だけど、私は年齢が年齢ですから。。そういつまでも生きられるわけじゃありません。。
という霊魂。。と、言ってもベルモは、なにも出来るわけじゃないし。
それと。。。木蓮寺で昨日今日と、見た。あの人。。ハリネズミの、舞さんと同じ年齢ぐらいの女性。。。あれは。。。あの人は。。
どうしてか。。。
あの人。。。なんか、気になるのよね。。
「ベルモ。。。。どうしたの、難しい顔して、口に合わなかった」ふいに、葉月さんが言いました。。。
はっ、しまった。。。この楽しみの場で仕事。。。というか、この場に関係ない事を持ち込むなんて。あたし。。。
木蓮寺では、楽しむ時は楽しみ、自分が悩み事を抱えていようとも、みんなで集まって楽しむ時にそれを、持ち込んではいけません、
全然、他の人には関係ないのに、自己中に、
空気を悪くしてはいけません。
という教えがあります。
ベルモは、「い。、。いえ。その。。。ここまでじっくりと鴨肉を味わえるとは、なんとも贅沢をさせていただきまして。。。チーズも、クセがなくて、逆にクセになります。。
改めて命をいただいている事に感謝いたしまして。。。
心にしみ入り感動します。。。」と、味わっていたので。。。と、適当にごまかしました。。。
それにしても。。。轢き逃げ事件があって、ウチに聞き込みにきていた。。。とは。。まぁ、ベルモが生まれる前の話しだし、木蓮寺の濃紫婆さんも、事件より、2年前ぐらいに高級車は手放したみたいだけど。。
濃紫婆さんに、ベルモがもっと早くうちに来てたらあの車をあげたのにのう。。。と言われて、木蓮和尚が、「母さん、やめてくださいよ、ベルモは子どもで免許もないのに。。。ベルモがヤクザの車に乗ってたら変でしょう。。」
「ヤクザの車はないだろう。お前のピンクのチンピラが乗る車よりはマシじゃろうにっ。」なんて言ってた。。。
事件前に濃紫婆さんは車を売っていたので。
もしも。。。
その車をあたしが貰ってたら犯人だと疑われたのかなぁ。
それにしても。。。カオスね。。。人は抱えきれない悲しみを胸に生きている。。
それでも。。。生きている。というやつか。。木蓮寺には、人生相談があり、ベルモも後ろで鎮座して傾聴するので。。。
人々の悲痛に触れるたび、悲痛の叫びを耳にするたび。。。やるせなさに。。
時々お坊さんをやめたくもなりますが。。。
だけど、そういう人を少しでも、わずかにも希望を持って明日を迎えるように導いていくのも仕事。。。
仏教の木蓮寺ではあるものの。。。宗旨宗派を問いません、という、ウェルカム受け入れ木蓮寺。。。
なので、人気があると言うのか。。
日本人の多くの人は、宗教に縛りつけられるなんてまっぴら
信仰を押し付けるなんて邪教だし、押し付けて自由意志を尊重しない宗教は金儲け悪徳企業である、
だけど、初詣はいきたい。神様は好きだ。という人が多分多くの人なんだとは思いますが、
木蓮寺はそう、宗旨宗派問わず、であり。
しかし。。ミリオンから言わせれば、そうやって、日本人の好きな、宗旨宗派を問いません、押し付けません、で、
逆に言えば、それが潜在的に金儲けになってる、とか。。。
ま。。鳴くのなら鳴かせておけば、ホトトギスで、馬鹿は勝手に踊らせておけ。うるさい奴はほかっておこ。何事も賛否両論十人十色だし。
人生に成長の意味を持ち得ない人に発展はないしね。いくら優秀なミリオンでも、成長意欲がないなら頭打ちだし。
人は、いろいろな経験体験をして学ぶ。。転びながら起き上がり成長していく。嫌なことがあって落ちても、トータルすれば、実は右肩上がりに成長している。。。
良かった。あんな、頭でっかちにならなくて。
さて。翌日午前中の神楽町、喫茶店南風。。午前中なので、モーニングのお客様で賑わっているなか、人気席の窓辺では、
環、純ちゃん、舞、峰が座っていました。
朝ごはんは、アマゾネスサンクチュアリィのカフェ十六夜のビュッフェで3人は済ましたばかりでしたので、環は珈琲、舞と峰は、アイスハーブティーにしました。
コーヒーは、舞は苦手です。珈琲のように、ほろ苦い記憶が。。。だけども、小料理屋蝶々でも最後出さなければならないし。
元旦那の俊が、グーみたいに珈琲が大好きその頃は、舞も背伸びして珈琲を飲んでいましたが。。。俊がいなくなり。。。珈琲も飲みたくない。見るのもあまり。。。見たくない。。
峰は、孫のグーを見て、思わずびっくり。。
し。。。俊ちゃんかと。。
俊ちゃん。。。隣の家の男の子。。で、舞の十代の頃駆け落ちした相手で、グーの父親。。
あれっ。。。舞は違和感を感じました。
俊ちゃん。。って。峰は、隣の俊が嫌いだから、舞の十代の駆け落ちを許さなかったわけじゃないのか。。
相手が俊だから、結婚反対ってわけじゃないのか。。まぁ、十代で子どもを作ったのが反対と言えば。。。そうなんだろうな。
談笑し。。。環は純ちゃんと母娘で神楽町の中心街の福の神楽園にショッピングに行くらしく、
舞と峰も、福の神楽園でショッピングをし、夕方また福の神楽園で待ち合わせお食事してプルメリア島に帰る事にしました。
はぁ。。。駿栄とは。。。また、じっくりと話す機会がなかったか。。
木蓮寺で環とともに駿栄と再会したので、
舞は、駿栄に連絡を取ろうかなと思ったのですが。。。
南新町の駅から、中央本線福の神楽園まで、四人はミルキーピンクの、大蔵エレクトリック電鉄の電車に乗りました。
神楽町も福の神が作った街です。本当は人口もどう考えても、市なんですが。
本来なら、神楽町市ですが、神楽町と名前に町がつくので神楽町と、町のように言われています。待ち合わせの場所、時間を決めて、環と純ちゃん、舞と峰は別れました。環はランチ代を峰に渡しました。。。
「まぁ、母さんは未森からじゅうぶんなお小遣いを貰ったわよ、環さん、」舞がいうのですが、峰は、
「あんたは、いらんことを、環だって、あたしの娘だよ、環があたしにお小遣いをくれてやる、って言うんだから素直に頂戴すれば良いじゃないか。環とあたしの問題に、関係ないあんたが口を挟むな」峰がピシャリと言いました。
峰は、素直にものはあちらさまがくださるならもらえ、ご好意は無視するな、と言います。。
純ちゃんと環は、舞と峰と別れて、まず、カフェでランチにしましたが。。。
「お母さん、なんだ、グーさんのお母さんやおばあちゃんと一緒だったのね。。。友達とアマゾネスサンクチュアリィに行くみたいに言ってたから。。。」純ちゃんが言いました。
「うん。まぁ。。。なかなか。。ちょっと、覚悟がいったしね。何年も会ってない母や妹に会うのって。。。」
しかし。、、
環は。。。
「純ちゃん。。。あの、
あのね。。」
「えっ。。。」
環は。。
「純ちゃん。。。。お母さんは。。、純ちゃんが。。。」
えっ
言いにくいように。。
環に珍しく。。口ごもり。。。
「お母さん、純ちゃんが、グーさんとお付き合いするのは、反対よ。」
え。。。。。
純ちゃんも、昨日夜、いきなり実は。。。グーさんのお母さんやおばあちゃんと、再会する事になってて。。と、明日みんなで南風に行くと環からの電話があり、びっくりしたのでした。
また、環はどうも木蓮寺でたまたま駿栄と再会したようです。元気そうで、安心した。と、環は言いました。あっ、そうなんだ。。。
お母さんは。。、駿栄に会ったんだ。。。だけど。。やはり、駿栄の事は、駿栄の親にはもちろん知らせないらしく。
それもそうだ。、。よね。いろいろ話していたものの。。。
環は。。。深刻な顔つきになりました。
「あのね。。。純ちゃん。。。」
「どうしたの。。。。お母さん。。、」
あれっ。。。
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葉月さん達は、
プルメリア島の南側の
グランメゾン、フレンチ。
青の洞窟のほとりで身内でお食事会をしていました。
葉月さんの両親のルッコラとベリーと、ベリーのペットのチワワとウクレレという
金星人のペット。
マイクロビーンズ。。。と、葉月の姉のマリリン。
マリリンは、ただいま、ベリーがママをやっていたクラブキャラメリゼのママを引き継いでいます。
その黒服のカルモダンと婚約しました。のでね。。そのお祝い
って事で、妹の葉月が経営する、プルメリア島のアマゾネスサンクチュアリィにベリーとペットの二匹と、姉のマリリンは宿泊し。。
アマゾネスサンクチュアリィは女性の聖域ですので。。。父親のルッコラは、二泊、葉月の子どものミリオンが暮らしている桑田家の海の宿、海の灯りにて、で、あと一泊は、葉月の子どものベルモの暮らしている木蓮寺へ宿泊します。
葉月の子どもとは言え。。。ミリオンもベルモも、赤ちゃんの時にプルメリア島の桑田家や木蓮寺に拾われてそのままその家の子どもになりましたが。。。
この、青の洞窟のなかの秘密の隠れ家のような、美術館のような青の洞窟のほとりで。。。
福の神タチバナが新しくはじめたお店で、いまは、福の神タチバナがだいたいこのお店にいます。
こんばんは。。。ようこそ、いらっしゃいませ、と、見習いのチワワのララ尾君もご挨拶に来たので、ヴィーナスやシュナ坊やグリはびっくりしました。
「わぁ。ララ尾君、いま、ここに出てるの」シュナ坊が言います。シュナ坊もララ尾君も、福の神の家の子どもになりましたし、ララ尾君もシュナ坊達と一緒に神楽町小学校の低学年児童です。
ララ尾君は、福の神タチバナが面倒をみていて、お料理界に進みたいと希望をし、時々修行やお手伝いをしているのです。ララ尾君は、
「最近は、タチバナのお兄ちゃんのいくところで働いてるんだ。シュナ坊は、もうおうちに帰ってこないの」
そう、シュナ坊は、最近親友のヴィーナスの南新町、海辺の白い家に帰っていってしまいます。。、。そこで寝泊りし、小学校へ行くようになってしまいました。ヴィーナスの仕事を手伝ったり、接待についていったり。。。
ヴィーナスのアシスタントみたいな事をしています。
福の神タチバナが、改めてご挨拶に来たので、葉月が、「海底お料理のピヴォワーヌも優雅だったけど。。。こちらも圧倒されますね。」
優雅で贅沢な時間が流れて。。。五感を刺激されながら楽しみ。。。どこを見てもキラキラしています。。
テーブルは大理石だし。黒トリュフと鴨のパイ包みが出てきた時に、あっ、と思って、
葉月は、隣にいたヴィーナスをツネリました。パイ包み。。。で、その隣にいるシュナ坊と、これは、と、耳掃除の話をしようとしたからです。
小学校の給食でも、パイや湯葉が出てきてクラスメイトが、冗談半分に、耳掃除の話をすると、みんな担任の先生にきつく叱られました。
全くもー
だけど。。。その中にひとり。
考えに明け暮れる渋い顔。、。
モヤモヤした
ベルモは考えました。。。いままで、お年寄りを車椅子に乗せて木蓮寺に来られる方々は、いらっしゃると言えばいらっしゃるけど、何人もいらっしゃるし
開放しているので、わざわざ拝観者様を挨拶するけど、ジロジロ見たり調べたりするわけじゃないし。。。だけど。。。その、アマゾネスサンクチュアリィに来たその鹿のおばあちゃんは。。
あの魂の人だわ。。。
あの懺悔した霊魂は、自分の身を種族は私は鹿です、なんていちいちベルモには明かしているわけじゃないんですが。死ぬにしねません、後悔しています。。
だけど、私は年齢が年齢ですから。。そういつまでも生きられるわけじゃありません。。
という霊魂。。と、言ってもベルモは、なにも出来るわけじゃないし。
それと。。。木蓮寺で昨日今日と、見た。あの人。。ハリネズミの、舞さんと同じ年齢ぐらいの女性。。。あれは。。。あの人は。。
どうしてか。。。
あの人。。。なんか、気になるのよね。。
「ベルモ。。。。どうしたの、難しい顔して、口に合わなかった」ふいに、葉月さんが言いました。。。
はっ、しまった。。。この楽しみの場で仕事。。。というか、この場に関係ない事を持ち込むなんて。あたし。。。
木蓮寺では、楽しむ時は楽しみ、自分が悩み事を抱えていようとも、みんなで集まって楽しむ時にそれを、持ち込んではいけません、
全然、他の人には関係ないのに、自己中に、
空気を悪くしてはいけません。
という教えがあります。
ベルモは、「い。、。いえ。その。。。ここまでじっくりと鴨肉を味わえるとは、なんとも贅沢をさせていただきまして。。。チーズも、クセがなくて、逆にクセになります。。
改めて命をいただいている事に感謝いたしまして。。。
心にしみ入り感動します。。。」と、味わっていたので。。。と、適当にごまかしました。。。
それにしても。。。轢き逃げ事件があって、ウチに聞き込みにきていた。。。とは。。まぁ、ベルモが生まれる前の話しだし、木蓮寺の濃紫婆さんも、事件より、2年前ぐらいに高級車は手放したみたいだけど。。
濃紫婆さんに、ベルモがもっと早くうちに来てたらあの車をあげたのにのう。。。と言われて、木蓮和尚が、「母さん、やめてくださいよ、ベルモは子どもで免許もないのに。。。ベルモがヤクザの車に乗ってたら変でしょう。。」
「ヤクザの車はないだろう。お前のピンクのチンピラが乗る車よりはマシじゃろうにっ。」なんて言ってた。。。
事件前に濃紫婆さんは車を売っていたので。
もしも。。。
その車をあたしが貰ってたら犯人だと疑われたのかなぁ。
それにしても。。。カオスね。。。人は抱えきれない悲しみを胸に生きている。。
それでも。。。生きている。というやつか。。木蓮寺には、人生相談があり、ベルモも後ろで鎮座して傾聴するので。。。
人々の悲痛に触れるたび、悲痛の叫びを耳にするたび。。。やるせなさに。。
時々お坊さんをやめたくもなりますが。。。
だけど、そういう人を少しでも、わずかにも希望を持って明日を迎えるように導いていくのも仕事。。。
仏教の木蓮寺ではあるものの。。。宗旨宗派を問いません、という、ウェルカム受け入れ木蓮寺。。。
なので、人気があると言うのか。。
日本人の多くの人は、宗教に縛りつけられるなんてまっぴら
信仰を押し付けるなんて邪教だし、押し付けて自由意志を尊重しない宗教は金儲け悪徳企業である、
だけど、初詣はいきたい。神様は好きだ。という人が多分多くの人なんだとは思いますが、
木蓮寺はそう、宗旨宗派問わず、であり。
しかし。。ミリオンから言わせれば、そうやって、日本人の好きな、宗旨宗派を問いません、押し付けません、で、
逆に言えば、それが潜在的に金儲けになってる、とか。。。
ま。。鳴くのなら鳴かせておけば、ホトトギスで、馬鹿は勝手に踊らせておけ。うるさい奴はほかっておこ。何事も賛否両論十人十色だし。
人生に成長の意味を持ち得ない人に発展はないしね。いくら優秀なミリオンでも、成長意欲がないなら頭打ちだし。
人は、いろいろな経験体験をして学ぶ。。転びながら起き上がり成長していく。嫌なことがあって落ちても、トータルすれば、実は右肩上がりに成長している。。。
良かった。あんな、頭でっかちにならなくて。
さて。翌日午前中の神楽町、喫茶店南風。。午前中なので、モーニングのお客様で賑わっているなか、人気席の窓辺では、
環、純ちゃん、舞、峰が座っていました。
朝ごはんは、アマゾネスサンクチュアリィのカフェ十六夜のビュッフェで3人は済ましたばかりでしたので、環は珈琲、舞と峰は、アイスハーブティーにしました。
コーヒーは、舞は苦手です。珈琲のように、ほろ苦い記憶が。。。だけども、小料理屋蝶々でも最後出さなければならないし。
元旦那の俊が、グーみたいに珈琲が大好きその頃は、舞も背伸びして珈琲を飲んでいましたが。。。俊がいなくなり。。。珈琲も飲みたくない。見るのもあまり。。。見たくない。。
峰は、孫のグーを見て、思わずびっくり。。
し。。。俊ちゃんかと。。
俊ちゃん。。。隣の家の男の子。。で、舞の十代の頃駆け落ちした相手で、グーの父親。。
あれっ。。。舞は違和感を感じました。
俊ちゃん。。って。峰は、隣の俊が嫌いだから、舞の十代の駆け落ちを許さなかったわけじゃないのか。。
相手が俊だから、結婚反対ってわけじゃないのか。。まぁ、十代で子どもを作ったのが反対と言えば。。。そうなんだろうな。
談笑し。。。環は純ちゃんと母娘で神楽町の中心街の福の神楽園にショッピングに行くらしく、
舞と峰も、福の神楽園でショッピングをし、夕方また福の神楽園で待ち合わせお食事してプルメリア島に帰る事にしました。
はぁ。。。駿栄とは。。。また、じっくりと話す機会がなかったか。。
木蓮寺で環とともに駿栄と再会したので、
舞は、駿栄に連絡を取ろうかなと思ったのですが。。。
南新町の駅から、中央本線福の神楽園まで、四人はミルキーピンクの、大蔵エレクトリック電鉄の電車に乗りました。
神楽町も福の神が作った街です。本当は人口もどう考えても、市なんですが。
本来なら、神楽町市ですが、神楽町と名前に町がつくので神楽町と、町のように言われています。待ち合わせの場所、時間を決めて、環と純ちゃん、舞と峰は別れました。環はランチ代を峰に渡しました。。。
「まぁ、母さんは未森からじゅうぶんなお小遣いを貰ったわよ、環さん、」舞がいうのですが、峰は、
「あんたは、いらんことを、環だって、あたしの娘だよ、環があたしにお小遣いをくれてやる、って言うんだから素直に頂戴すれば良いじゃないか。環とあたしの問題に、関係ないあんたが口を挟むな」峰がピシャリと言いました。
峰は、素直にものはあちらさまがくださるならもらえ、ご好意は無視するな、と言います。。
純ちゃんと環は、舞と峰と別れて、まず、カフェでランチにしましたが。。。
「お母さん、なんだ、グーさんのお母さんやおばあちゃんと一緒だったのね。。。友達とアマゾネスサンクチュアリィに行くみたいに言ってたから。。。」純ちゃんが言いました。
「うん。まぁ。。。なかなか。。ちょっと、覚悟がいったしね。何年も会ってない母や妹に会うのって。。。」
しかし。、、
環は。。。
「純ちゃん。。。あの、
あのね。。」
「えっ。。。」
環は。。
「純ちゃん。。。。お母さんは。。、純ちゃんが。。。」
えっ
言いにくいように。。
環に珍しく。。口ごもり。。。
「お母さん、純ちゃんが、グーさんとお付き合いするのは、反対よ。」
え。。。。。
純ちゃんも、昨日夜、いきなり実は。。。グーさんのお母さんやおばあちゃんと、再会する事になってて。。と、明日みんなで南風に行くと環からの電話があり、びっくりしたのでした。
また、環はどうも木蓮寺でたまたま駿栄と再会したようです。元気そうで、安心した。と、環は言いました。あっ、そうなんだ。。。
お母さんは。。、駿栄に会ったんだ。。。だけど。。やはり、駿栄の事は、駿栄の親にはもちろん知らせないらしく。
それもそうだ。、。よね。いろいろ話していたものの。。。
環は。。。深刻な顔つきになりました。
「あのね。。。純ちゃん。。。」
「どうしたの。。。。お母さん。。、」
あれっ。。。
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2020年01月28日
マリッジcelebration112楽しさは、南の風に乗ってやってくる。。。
そうだ。。。
昨日は、あのままウヤムヤに。。舞は、結局は、焼き肉胡蝶蘭にて、酔っ払って
ついつい。。。触れてはどうかと思う件について触れて。。
で。峰は結局はごまかしたし。。環さんの妹には変わらないから。。。それで良いとも思ったし。。。
舞は。。。義理父、名古屋の焔の子どもなんでしょう
だって。。。母さんは、東京の姑さんやジローお父さんの悪口は散々言うくせに。。。
愛人女性の悪口は一切ひとことも言わないし。。。
そうなのだ。。。だいたいの女性は旦那や彼氏が浮気や不倫沙汰になればつかみ合いでもするのは、女のほう。。
たとえ。大人しい女性だとて、パートナーの女性問題ならば。。。パートナーが悪くっても
相手の女性を散々責めるでしょう。
キツイ
峰の性格ならなおさら。。それが。全く愛人の悪口は言わない。。
と、言うことは、元旦那に愛はない。で、いま再婚して。。。好きな男性とさっさと結ばれて。。
元旦那に愛人ができて。。。愛人様さま。。。舞は。。昨日ワインを飲んで。。
奇妙な違和感を感じていた。。。
ちゃんぽんして平気な舞だけど。。たまたま昨日は。。組み合わせが酔いやすかったらしいのか、峰が酔っ払ってるのが移ったのか。。。
環が作ってくれた、母娘の素敵なシチュエーションを。。台無しにしたくない。笑い合って過ごすのが目的。。。
そう。。。環さんみたいなお姉さんがいたってだけでも。。。かけがえのない収穫じゃない。
モヤモヤする。。きっと、義理父がわたしの実の父なんだ。。だって、東京のジローがもしも本当の父親ならば、ハッキリと何を言ってるのと。。峰ならキレるでしょうね。
隣のベッドを見ると。。。峰がまたスヤスヤ眠り出した。美味しいものを食べ気楽にホロ酔っ払って。。幸せだこと。。。
舞はまた。。。目を閉じて。。。
姉、
環の気持ち。。。
そうだったんだ。。。やっぱり。。。そう。
舞さんは。。。父親が違うのね。。。
だから。。。峰。。母さんは、名古屋に私を置いて出て行ったんだ。
昨夜。。。峰が、ファジーネーブルと間違えて舞のスクリュードライバーを。。飲んで。。フラフラっと来て。かわりに舞がワインを飲んで。。。
舞は、峰に問い詰めた。。。
環は黙って聞いてるしかできませんでした。この親子げんかも。。
三人中の二人の間で。。
環は。疎外感。。
そう。。愛のない男女の子ども。打算同士。。。
でも、昔の夫婦は、そんなものかもしれないけれど。。。だから。。母さんは、私を捨てて。。東京の人質か、人身御供か。
もちろん。。母さんの天敵のおばあちゃん、志乃になついたのがいけなかった。
だけど。。なんだか逆らえない空気が。。。子どものわたしは。。。脅されていた。。わけじゃないんだけど。
ジローお父さんに似ていて。痩せていて背も高く。。
優等生、しっかり者の環ちゃん。。甘えてはいけない空気を作られて。また、わたしの性分も、姉御肌で甘え下手。。。にできているんだと思います。
もしも。。。母親の峰が、わたしに舞という女らしい、どこかフワッとした女の子という名前をつけられていたら。。少しはわたしも変わっていたのかもしれない。。
そんなわたしに、どうやら、母親峰は苦手意識を抱いている事を察していたし。
母親峰は言いたいことを言い、やりたいことをやり。甘え上手でわがままで。。チワワかなんかみたいに、最初から飼い主が、なんにもできなくってもそこがいい、みたいな空気を持っている。
優等生、しっかり者の子どもの環ちゃんが、近所でも評判の女の子。。。あの子は優秀で利発で。。。
だけど、お褒めの言葉をどんなにちょうだいしましても。峰は褒めてはくれなかった。
当たり前かもしれない。わたしは、おばあちゃんが育てたようなものだし。東京のこ、父親ジローに似た子。。峰の大嫌いな祖母の志乃がほぼ育てている。。。
だけど、峰はそれを傍観するだけ。きっと、峰は賢く優等生とか優秀なのが、女の魅力ではないと考える方だと思う。ちょっとぐらい、ぬけてるとか、色気がなくてどうするんだよ、と。
そう。ご近所さんが、環を誉めるたびに、世間体の外面よしの峰は、環ちゃんはお利口と言われるたびに、女の子なんだから、もうちょっと愛敬があったりした方がいいんですけどね、とか、環はピンクが似合わないからね、
どこそこの誰々ちゃんは、可愛い服が似合うし、ピンクも赤も似合うし。うちの環は痩せてて背が高いからねぇ。
もうちょっと可愛らしい感じだといいんだけどねぇ。とか、環ちゃんはすらっとして綺麗じゃないですか、と、誰かに言われても、冷たい感じがね。クールって言うの。ちょっと何考えてんだかね、
と。。。傷つくようなことを。。多分、母親の峰は、世間様にへりくだっておかないと妬まれるし。環はしっかり者だから大丈夫だろう。
可愛らしい、可愛らしいとか、あまりぶりぶりしたものは嫌いなんだろう、と峰は勝手に思い込んでいたようで。
確かに、諦めたわ。ピンクも赤も。だって柄じゃないんだし。環は。。。昨日の母親峰と妹の舞の言い争いでも。。。
峰が。。。舞に対して、
ジローがA型だよ。。。と。
違う。。違う。ジローは、AB型だし、環自身もAB型で。。。
O型の舞さんが産まれるわけがない。環自身、家族の、養女の純のために、家族では、A型と嘘をついているから。。。
純ちゃんがO型で。。環の旦那の邦彦はO型なものの。。本当は、環はAB型だし。たまたま、純ちゃんの兄の渡海がB型で、弟のケイトがA型だから、環は純ちゃんの為にも。。。血液型は、志乃や、喜美やジローに示しあわせての。。A型だと嘘をついていました。
そう。。。舞さんが昨日気づかないかもしれないけど、峰お母さんが、東京のジローがA型というのは嘘。。。
峰は、多分環なら大丈夫。環なら余計なことは喋らないと踏んだのだろう。
環なら。。。東京に置いて出て大丈夫。それからなにも変わっていない。
小学校の頃は、都会の学校だし、親が離婚した子は何人かいたけれど。。みんな、母親が引き取っていたし。
もしも、両親が離婚した子どもを、
母親が引き取ると、男ができると新しい父親ができて。。。大変な目に遭わされるから、子どもは、父親が経済的な面でもひきとるべき。だって、わたしが同居しているんだもん、
と、祖母の志乃が言ってきた。。
それもそうかもしれないけど。だいたい多くの人々は、離婚したら母親が子どもを引き取るし。事情で子どもを取り上げられて親権で争うとか。。。
だけど。。。峰は迎えに来てくれなかった。
環は
それは。。。わたしが可愛くないからだ。フワッとした女の子みたいな妹が可愛らしいからだ。。。
9歳の幼い
あの時。。。ある日突然に、、、急に、母親と妹の舞は居なくなってしまった。。。
お母さんいかないで。。。とも言えずに。。
さようならも言わずに。。。
なんて。。。環はベッドの中で泣いていました。
昨夜
峰が、舞に、生まれたくても産まれてこれなかった子どもがいるんだから、あたしの子どもだけで感謝しな。
母親の峰は、産んでくれって誰が頼んだんだ、とか、
自分は、必要とされないかもしれない危機や、
そういう生まれてきた意味がわからない子、いらないかもしれない子、という立場や意味が、少しもわからないのでしょう。
峰との離婚後。。、
父親のジローは、環の子どもの頃、ちょくちょく、前の嫁は最低だっただの、鬼嫁だった。。だの、峰は母親に甘やかされて蝶々よ花よと育てられて。。あんなふうになったんだ、あんな女になるんじゃない。と悪口を言ってた。。。
そう。。峰は、
環をあっさり手放して。自分は、そうしときながら。。。自分の母親、環の祖母の富士に峰は溺愛された。。。
東京の実家に。。。名古屋の祖母が怒鳴り込みに来て。。。娘を傷物にした、だの女を作っただの、娘に、女腹だと愛人に子どもまでいて女らしいじゃないか、
だの。。。お母さん。。峰は来なくて、富士が包丁を持って暴れていた。。。名古屋の祖母が。。。
怖いと言うより。。
娘のためにこれほど命がけで。。。
母親の峰が
羨ましい。。。お母さんにこれほど思われたら。。。
結局は、峰の名古屋の母親の富士が、ゴネ
揉めに揉めて。、お金で解決したのだけれど。峰は来ない。舞も来ない。。。
峰は離婚前から怒って舞を連れて名古屋の実家に帰ってそれっきり。。。
名古屋の祖母は、環の事なんか全く見もしない。
名古屋の祖母からの
環はうちがもらったよ。。という言葉を期待していたけれど。とうとう。。そんなひとこともあらずに。
富士は。。。
娘、峰がかわいそうだ、騙しやがって、だの。。。
あたしの居場所は、名古屋には無いんだ。
東京の家の血が濃い環。。。
少なくとも、東京は、祖母、可愛がってくれる志乃が両手を広げて。。待ってくれる。。
昨日の、舞と峰の言い争いを、飲みながら傍観しながら。。。子どもの頃の記憶が蘇って。。。
また。。。環は目を閉じて。。。
峰、舞、環。。。3人が3人。。再び二度寝に落ちて。。。
無理を言って、ごめんなさい。
マスターのグーの
彼女の純ちゃんが、喫茶店南風にやってきました。
、純ちゃんのお母さんの環さんが東京からやってきて。。。で、実はその妹だったグーの母親の舞と祖母の峰が、名古屋からプルメリア島で再開するという事で。。
こちらに出向いたのだし。挨拶もかねて、結局は、喫茶店南風に、舞も峰も来るという事だったので、本当はいつもはやらないのだけど、
今日だけは。。。と。グーは、窓辺の席をリザーブ状態にしておきました。
常連さん、ごめんなさい。
これから、その3人が南風に来る、
楽しさは。。南の風に乗ってやってくる。。。なんて。。思った南風のマスターは、自分のお店を南風と名付けました。
純が、いとこ。。。だったとは。。まぁ、いとこは、問題ないけど
もうすぐ。。。のお母さん、母親の舞。。少ししか会ってほとんど記憶にない祖母の峰があの席にやってくる。。。
今日も、南風は、買い物客や、モーニングのお客が、この時間入れ替わり立ち替わり。。。
いつもは、予約席を作らないグーが。。。窓辺の人気席を。。予約席。。
ザワッ。。。マスター。。。なんかあるのかなぁ。と。よっぽど。。。常連さんは噂しあいました。
「あっ。。。」約束の時間キッカリに、こんにちは。。。
スッと品の良い、いかにも教養がありそうな。。だけど暖かみのあるスーツ姿の女性が、「こんにちは。。。」と入ってくるかと思うと。。。
育ちの良さそうだけどわがままに暮らしてきた、生活感のないみたいなショッキングピンクの柔らかいスーツのおばあちゃんと、
白くどちらかというと清楚系なワンピースなのに。。。
ちょっと夜の世界でもあり、品も艶もある小柄な女性が三人入り口から入ってきます。
「お母さん、お母さん、こっち、こっちよ。」純ちゃんがやってきます、純ちゃんは、
舞と峰を見ると、「はじめまして。。環の娘の純です。遠いところをようこそお越しくださいまして、ありがとうございます。」
「おやおや、可愛らしい子だねぇ。」峰には珍しく相手を褒めました。
あらま。。。この子。。。どっかで、優しそう。。。ナンだけどー。
「はじめまして、あなたが純さんなんですね。グーの母親の舞です。」白いワンピースの舞は。、。。まさか、純ちゃんが、前回担当したタピ丘と同一人物とは気づかないのですが。。。
だから。。あれっ、この子どっかで会ってるかな。。と、デジャブというか、不思議な感じがしました。。。
すると。。。マスターのグーが。。。窓辺のその席へ。。。お水を持ってきて。。
南風のお水は。。、ナチュラルは希望者で、基本的に、レモン水です。。
グーの顔を見て。。。峰が驚きました。
はっ。。
「あ。、、あんた、、し、俊?俊ちゃん。。。」
グーは、グーの父親。。。
舞の元だんな。。。舞の実家の隣の俊ちゃんそっくりり。。
舞も峰も気付いてはいないものの。。。
環が奇妙な顔つきをしていました。。。
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昨日は、あのままウヤムヤに。。舞は、結局は、焼き肉胡蝶蘭にて、酔っ払って
ついつい。。。触れてはどうかと思う件について触れて。。
で。峰は結局はごまかしたし。。環さんの妹には変わらないから。。。それで良いとも思ったし。。。
舞は。。。義理父、名古屋の焔の子どもなんでしょう
だって。。。母さんは、東京の姑さんやジローお父さんの悪口は散々言うくせに。。。
愛人女性の悪口は一切ひとことも言わないし。。。
そうなのだ。。。だいたいの女性は旦那や彼氏が浮気や不倫沙汰になればつかみ合いでもするのは、女のほう。。
たとえ。大人しい女性だとて、パートナーの女性問題ならば。。。パートナーが悪くっても
相手の女性を散々責めるでしょう。
キツイ
峰の性格ならなおさら。。それが。全く愛人の悪口は言わない。。
と、言うことは、元旦那に愛はない。で、いま再婚して。。。好きな男性とさっさと結ばれて。。
元旦那に愛人ができて。。。愛人様さま。。。舞は。。昨日ワインを飲んで。。
奇妙な違和感を感じていた。。。
ちゃんぽんして平気な舞だけど。。たまたま昨日は。。組み合わせが酔いやすかったらしいのか、峰が酔っ払ってるのが移ったのか。。。
環が作ってくれた、母娘の素敵なシチュエーションを。。台無しにしたくない。笑い合って過ごすのが目的。。。
そう。。。環さんみたいなお姉さんがいたってだけでも。。。かけがえのない収穫じゃない。
モヤモヤする。。きっと、義理父がわたしの実の父なんだ。。だって、東京のジローがもしも本当の父親ならば、ハッキリと何を言ってるのと。。峰ならキレるでしょうね。
隣のベッドを見ると。。。峰がまたスヤスヤ眠り出した。美味しいものを食べ気楽にホロ酔っ払って。。幸せだこと。。。
舞はまた。。。目を閉じて。。。
姉、
環の気持ち。。。
そうだったんだ。。。やっぱり。。。そう。
舞さんは。。。父親が違うのね。。。
だから。。。峰。。母さんは、名古屋に私を置いて出て行ったんだ。
昨夜。。。峰が、ファジーネーブルと間違えて舞のスクリュードライバーを。。飲んで。。フラフラっと来て。かわりに舞がワインを飲んで。。。
舞は、峰に問い詰めた。。。
環は黙って聞いてるしかできませんでした。この親子げんかも。。
三人中の二人の間で。。
環は。疎外感。。
そう。。愛のない男女の子ども。打算同士。。。
でも、昔の夫婦は、そんなものかもしれないけれど。。。だから。。母さんは、私を捨てて。。東京の人質か、人身御供か。
もちろん。。母さんの天敵のおばあちゃん、志乃になついたのがいけなかった。
だけど。。なんだか逆らえない空気が。。。子どものわたしは。。。脅されていた。。わけじゃないんだけど。
ジローお父さんに似ていて。痩せていて背も高く。。
優等生、しっかり者の環ちゃん。。甘えてはいけない空気を作られて。また、わたしの性分も、姉御肌で甘え下手。。。にできているんだと思います。
もしも。。。母親の峰が、わたしに舞という女らしい、どこかフワッとした女の子という名前をつけられていたら。。少しはわたしも変わっていたのかもしれない。。
そんなわたしに、どうやら、母親峰は苦手意識を抱いている事を察していたし。
母親峰は言いたいことを言い、やりたいことをやり。甘え上手でわがままで。。チワワかなんかみたいに、最初から飼い主が、なんにもできなくってもそこがいい、みたいな空気を持っている。
優等生、しっかり者の子どもの環ちゃんが、近所でも評判の女の子。。。あの子は優秀で利発で。。。
だけど、お褒めの言葉をどんなにちょうだいしましても。峰は褒めてはくれなかった。
当たり前かもしれない。わたしは、おばあちゃんが育てたようなものだし。東京のこ、父親ジローに似た子。。峰の大嫌いな祖母の志乃がほぼ育てている。。。
だけど、峰はそれを傍観するだけ。きっと、峰は賢く優等生とか優秀なのが、女の魅力ではないと考える方だと思う。ちょっとぐらい、ぬけてるとか、色気がなくてどうするんだよ、と。
そう。ご近所さんが、環を誉めるたびに、世間体の外面よしの峰は、環ちゃんはお利口と言われるたびに、女の子なんだから、もうちょっと愛敬があったりした方がいいんですけどね、とか、環はピンクが似合わないからね、
どこそこの誰々ちゃんは、可愛い服が似合うし、ピンクも赤も似合うし。うちの環は痩せてて背が高いからねぇ。
もうちょっと可愛らしい感じだといいんだけどねぇ。とか、環ちゃんはすらっとして綺麗じゃないですか、と、誰かに言われても、冷たい感じがね。クールって言うの。ちょっと何考えてんだかね、
と。。。傷つくようなことを。。多分、母親の峰は、世間様にへりくだっておかないと妬まれるし。環はしっかり者だから大丈夫だろう。
可愛らしい、可愛らしいとか、あまりぶりぶりしたものは嫌いなんだろう、と峰は勝手に思い込んでいたようで。
確かに、諦めたわ。ピンクも赤も。だって柄じゃないんだし。環は。。。昨日の母親峰と妹の舞の言い争いでも。。。
峰が。。。舞に対して、
ジローがA型だよ。。。と。
違う。。違う。ジローは、AB型だし、環自身もAB型で。。。
O型の舞さんが産まれるわけがない。環自身、家族の、養女の純のために、家族では、A型と嘘をついているから。。。
純ちゃんがO型で。。環の旦那の邦彦はO型なものの。。本当は、環はAB型だし。たまたま、純ちゃんの兄の渡海がB型で、弟のケイトがA型だから、環は純ちゃんの為にも。。。血液型は、志乃や、喜美やジローに示しあわせての。。A型だと嘘をついていました。
そう。。。舞さんが昨日気づかないかもしれないけど、峰お母さんが、東京のジローがA型というのは嘘。。。
峰は、多分環なら大丈夫。環なら余計なことは喋らないと踏んだのだろう。
環なら。。。東京に置いて出て大丈夫。それからなにも変わっていない。
小学校の頃は、都会の学校だし、親が離婚した子は何人かいたけれど。。みんな、母親が引き取っていたし。
もしも、両親が離婚した子どもを、
母親が引き取ると、男ができると新しい父親ができて。。。大変な目に遭わされるから、子どもは、父親が経済的な面でもひきとるべき。だって、わたしが同居しているんだもん、
と、祖母の志乃が言ってきた。。
それもそうかもしれないけど。だいたい多くの人々は、離婚したら母親が子どもを引き取るし。事情で子どもを取り上げられて親権で争うとか。。。
だけど。。。峰は迎えに来てくれなかった。
環は
それは。。。わたしが可愛くないからだ。フワッとした女の子みたいな妹が可愛らしいからだ。。。
9歳の幼い
あの時。。。ある日突然に、、、急に、母親と妹の舞は居なくなってしまった。。。
お母さんいかないで。。。とも言えずに。。
さようならも言わずに。。。
なんて。。。環はベッドの中で泣いていました。
昨夜
峰が、舞に、生まれたくても産まれてこれなかった子どもがいるんだから、あたしの子どもだけで感謝しな。
母親の峰は、産んでくれって誰が頼んだんだ、とか、
自分は、必要とされないかもしれない危機や、
そういう生まれてきた意味がわからない子、いらないかもしれない子、という立場や意味が、少しもわからないのでしょう。
峰との離婚後。。、
父親のジローは、環の子どもの頃、ちょくちょく、前の嫁は最低だっただの、鬼嫁だった。。だの、峰は母親に甘やかされて蝶々よ花よと育てられて。。あんなふうになったんだ、あんな女になるんじゃない。と悪口を言ってた。。。
そう。。峰は、
環をあっさり手放して。自分は、そうしときながら。。。自分の母親、環の祖母の富士に峰は溺愛された。。。
東京の実家に。。。名古屋の祖母が怒鳴り込みに来て。。。娘を傷物にした、だの女を作っただの、娘に、女腹だと愛人に子どもまでいて女らしいじゃないか、
だの。。。お母さん。。峰は来なくて、富士が包丁を持って暴れていた。。。名古屋の祖母が。。。
怖いと言うより。。
娘のためにこれほど命がけで。。。
母親の峰が
羨ましい。。。お母さんにこれほど思われたら。。。
結局は、峰の名古屋の母親の富士が、ゴネ
揉めに揉めて。、お金で解決したのだけれど。峰は来ない。舞も来ない。。。
峰は離婚前から怒って舞を連れて名古屋の実家に帰ってそれっきり。。。
名古屋の祖母は、環の事なんか全く見もしない。
名古屋の祖母からの
環はうちがもらったよ。。という言葉を期待していたけれど。とうとう。。そんなひとこともあらずに。
富士は。。。
娘、峰がかわいそうだ、騙しやがって、だの。。。
あたしの居場所は、名古屋には無いんだ。
東京の家の血が濃い環。。。
少なくとも、東京は、祖母、可愛がってくれる志乃が両手を広げて。。待ってくれる。。
昨日の、舞と峰の言い争いを、飲みながら傍観しながら。。。子どもの頃の記憶が蘇って。。。
また。。。環は目を閉じて。。。
峰、舞、環。。。3人が3人。。再び二度寝に落ちて。。。
無理を言って、ごめんなさい。
マスターのグーの
彼女の純ちゃんが、喫茶店南風にやってきました。
、純ちゃんのお母さんの環さんが東京からやってきて。。。で、実はその妹だったグーの母親の舞と祖母の峰が、名古屋からプルメリア島で再開するという事で。。
こちらに出向いたのだし。挨拶もかねて、結局は、喫茶店南風に、舞も峰も来るという事だったので、本当はいつもはやらないのだけど、
今日だけは。。。と。グーは、窓辺の席をリザーブ状態にしておきました。
常連さん、ごめんなさい。
これから、その3人が南風に来る、
楽しさは。。南の風に乗ってやってくる。。。なんて。。思った南風のマスターは、自分のお店を南風と名付けました。
純が、いとこ。。。だったとは。。まぁ、いとこは、問題ないけど
もうすぐ。。。のお母さん、母親の舞。。少ししか会ってほとんど記憶にない祖母の峰があの席にやってくる。。。
今日も、南風は、買い物客や、モーニングのお客が、この時間入れ替わり立ち替わり。。。
いつもは、予約席を作らないグーが。。。窓辺の人気席を。。予約席。。
ザワッ。。。マスター。。。なんかあるのかなぁ。と。よっぽど。。。常連さんは噂しあいました。
「あっ。。。」約束の時間キッカリに、こんにちは。。。
スッと品の良い、いかにも教養がありそうな。。だけど暖かみのあるスーツ姿の女性が、「こんにちは。。。」と入ってくるかと思うと。。。
育ちの良さそうだけどわがままに暮らしてきた、生活感のないみたいなショッキングピンクの柔らかいスーツのおばあちゃんと、
白くどちらかというと清楚系なワンピースなのに。。。
ちょっと夜の世界でもあり、品も艶もある小柄な女性が三人入り口から入ってきます。
「お母さん、お母さん、こっち、こっちよ。」純ちゃんがやってきます、純ちゃんは、
舞と峰を見ると、「はじめまして。。環の娘の純です。遠いところをようこそお越しくださいまして、ありがとうございます。」
「おやおや、可愛らしい子だねぇ。」峰には珍しく相手を褒めました。
あらま。。。この子。。。どっかで、優しそう。。。ナンだけどー。
「はじめまして、あなたが純さんなんですね。グーの母親の舞です。」白いワンピースの舞は。、。。まさか、純ちゃんが、前回担当したタピ丘と同一人物とは気づかないのですが。。。
だから。。あれっ、この子どっかで会ってるかな。。と、デジャブというか、不思議な感じがしました。。。
すると。。。マスターのグーが。。。窓辺のその席へ。。。お水を持ってきて。。
南風のお水は。。、ナチュラルは希望者で、基本的に、レモン水です。。
グーの顔を見て。。。峰が驚きました。
はっ。。
「あ。、、あんた、、し、俊?俊ちゃん。。。」
グーは、グーの父親。。。
舞の元だんな。。。舞の実家の隣の俊ちゃんそっくりり。。
舞も峰も気付いてはいないものの。。。
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