2020年01月17日
マリッジcelebration101ゆるふわ。。。夢の中で。。。と今を生きること。
ママ。。。
誰かが、邪魔するよう。アーン
峰は、母親の富士が作ってくれたレアチーズケーキを目の前に。。独占を始めようと思えば。。。小さな女の子の声がして、わたしにもよこせみたいに言ってくる。。。
確かに。。。峰だけの、峰のために。。。腕によりをかけた自慢のレアチーズケーキが。。
「えっ。。。峰ちゃん、誰もいないわよ。みてごらんなさい。お兄ちゃんも、弟も。。。男の子がお洒落なケーキなんか食べるのカッコ悪いからダメ、とママが追い払ってあげたでしょう。ほら、、、」
峰の母親富士は。。。いずれはお嫁に出て行く峰をそれはそれは。。。大事に大事に。。
また、峰の父親の慶は、優しい人で。。。
家長とは言え。。。嫁いで来た富士の尻に敷かれ。。兄弟に平等に。。と富士に言うものの。。。慶は仕事で家にいないことが多いのですから。。
そのじつ。。子育てや。。
家を取り仕切るのは富士。。。
お手伝いさんに、兄弟は任せて、峰は母親の富士に連れられてお出かけ。。。
峰の兄弟は。。。男の子だから厳しくしないとね、というタイプ。。
だって、厳しくしとかないと。嫁さんに来られたら、尻に敷かれたら大変ですからね厳しく男らしくビシッと。。男の子なんてキツイぐらいがちょうどいいのよ。
そういう
富士は、名前通り静岡から名古屋の資産家の慶に嫁いできました。
お見合いもたくさんあった資産家令嬢の富士ですが、優しい感じで、次男で家屋敷あり、お手伝いさんつきの慶を選び。。。お金があっても、BBAがいる家なんてとんでもない。金があるなら長生きさせるようにするし。。。いつまでジジババ地獄みたいな家は。。。
例え資産家でもパス
本当は、都会の東京に嫁に行きたいのだけれど。BBA付きや、不細工やジジイは嫌だ
というわけで。。。
名古屋で妥協仕方ない。。だけど、良質な物件。。。
もうこの名古屋の慶さんは、お見合いがありそうなんで。、
。というのを親の権力を振り回して無理矢理横からぶんどりました。
欲しいものは即座に行動。。。先制攻撃というか。。。人を押し退けても奪う。。。
そんな性質の
峰は、あらゆることが母親の富士譲りです。。。だから、富士は、自分にそっくりの娘の峰がますます可愛い。
富士は亡くなりましたが。。。その懐かしい富士が、若い姿で峰だけに、峰の大好きなケーキを。。。
峰の子どもの頃は
お手伝いさんが家にいましたが、富士は、時々習っていたフランス料理やお菓子を作っていましたし。
峰からしたら、憧れの綺麗なママ、富士。甘酸っぱいレアチーズケーキの香り。。。幸せな時間が流れます。。。
いただきまーす。
すると、どうでしょう。。。
全部、美味しいところをあなたがいただくのね。。あなたってそういう人なのよね。子どもの頃からちっとも変わっていない。
どこからか。。。
また、その女の子の声が。。。峰は、甘酸っぱいレアチーズケーキを思いっきり頬張ります。
えっ。。。
「ママ。。。やっぱり、誰かいるよ。峰のケーキを狙ってる。」「まあっ。蝿かしら。。。不潔たらしいわ。。」富士はなぜか。。。窓を開けて。。
あれっ。。。窓を開けると。。そこは海でした。。あれっ。。住宅街じゃないんだ。。。じゃあ。ここは。。旅先なの。。。ハートの島が見える。
峰ちゃん。。。ほら、誰もいないわよ。富士は言います。。。
綺麗なハートの島が見える。。。気のせいか。。変な声がしたのは。。。
それにしても、可愛い島。峰はご機嫌にハートの島を眺めて、
ママ、あの島へ行ってみようよ。ねぇ、ねぇ。
ホラホラ、あなたはそーやって。楽しいこと楽なこと、そればっかり見つめてきた。。
また、水を差すような声が聞こえて。。
ところが、峰は、
なんとでもおっしゃって、馬鹿な人。陰でコソコソと。陰気くさいったらありゃしないわ。文句を言うなら、かかってきなさい。
もう、その声はしなくなりました。
あれは、なんだったのでしょうか。。。
ケーキもいっぱい、ごちそうさま。
すると。。。ケーキを食べ終えた峰に、島へご案内いたします。カラフルなユニコーンがやってきます。。。
てっきり船に揺られて島へ行くのだと思っていたんだけど。。。でも。。
こっちのほうがいいや。峰はピンクのユニコーンに乗り、ハートの島を目指します。
お客様。。。気持ちよさそうにおやすみだわ。藤森久美子は、丁寧に峰をマッサージしました。
峰はあまりにも気持ちいいのか、アロママッサージで深い眠りに。。。幸せそうな寝顔。。
それもそうです。夢の中では、美味しいレアチーズケーキも実際には味まで実感しているのですから。。。
木蓮寺では。。。
環の話しだと。。。もともと東京の父親のジローと、再婚相手、愛人だったという喜美さんは、昔の恋人同士だったようです。。。
それを、東京の姑志乃が、喜美は身寄りがないのでうちの家に相応しくないとずーっと反対していたところ。。。ジローが、仕事で名古屋支社に出張へ行った先で。名古屋支社の会社の飲み会に誘われたところ。。。そこに峰が
今でいうパーティーコンパニオン的なアルバイトをしていて、峰が友人の誘いでパーティーコンパニオンの仕事、ラグジュアリーホテルで大企業相手や、料亭で大企業相手の仕事なので、
峰はそそくさとその話しにのり。峰は、娘の舞がスナックで働いた時は、夜の仕事は体裁が悪いと怒鳴り込みましたが、
パーティーコンパニオンは、大企業相手で、場がラグジュアリーホテルや高級料亭なので、それは峰のなかでは、夜の仕事ではない。きちんとした仕事、なのです。
峰の母親富士も、家事手伝いで、適当にアルバイトをする峰が、パーティーコンパニオンの仕事をするのは、大企業相手で、エリート男性を捕まえるかもしれないので賛成でした。
いちおう、峰には恋人の焔がいましたが、焔は中小企業で、家も普通の平凡な家庭で、父親の慶は、嫁に行くんだし、峰の人生だからと何も言わなかったのですが、富士が、
「良いところにお嫁に行かさなきゃだめでしょ。うちは資産家なんですよ。庶民に嫁がせないでちょうだい。」と、焔を反対しました。。。
峰は、パーティーで東京のジローと知り合い、大企業であり、東京都心。。。お金がじゅうぶんある家柄という事で。。
喜美からジローを奪い、焔を捨てたようです。
しかし。。。真実の愛は強し。。結局は元の木阿弥。。。峰は焔、ジローは喜美に。。。
やっぱり引き合うところに、磁石のように収まるところに収まって。。それが自然なのでしょう。。。
そうだったの。峰は無理矢理恋人のいるジローを喜美さん。。から奪い。
峰は、愛人に旦那を奪われたのではない。いらなくなったから返品しただけなのだ。。。。
もともと愛人とジローは恋人同士で愛し合っていた。。。
峰は峰で、いったん捨てた焔、義理父の焔がやはり好きで元に戻っただけだ。。
「あの。。。環姉さんには言ってはいないんですが。。。どうも。。どうも母親の峰に疑念が湧いてきて。」
確かに。。。環と舞は姉妹ですが。。。父親が違うのではないかと。
そのため。。。舞は峰とともに。。。名古屋に連れ帰られたのではないか。。。と舞が言いました。
ええっ。。。環も驚いてはいましたが。。。環から電話がかかってくるまで舞は環という姉がいる事を知らなくて。。。
峰は東京の生活を封印したいような。東京の子どもと。。。亡くなった祖母の富士に遠慮してきたけれど。。。
両親の離婚は。。。
東京の父親のジローに
愛人ができたのは建前。。。深層心理はもっと深いところにある。。。
わざわざ。。。名古屋に舞を連れて帰る。。それは焔の子どもだから。。
そうじゃなきゃ。。。次女の舞が、また女か、とさげずむいらない子扱いの志乃から守る為に名古屋へ連れて帰ってきたのではない。
峰の性格なら、舞がジローとの子供なら、姑の志乃が舞をいじめようが、そんなこと自分の知った事じゃないし。
だけど。。。舞は。。。焔との子供だから一緒に名古屋に連れ帰られたのだ。峰の不貞がばれないように。。。
慶と富士の手前。。。峰は、舞を東京のジローの子どもとして知らん顔していた。。
多分。。。舞の祖父の慶は、舞が焔の子どもという事を気づいていたのでしょう。多分。。。
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2020年01月16日
マリッジcelebration100遠きあの日にまた夢を見て。。。
大丈夫。。。わたしには。。仏様がついている。。。
ベルモの頭の中には。。。さっきからの
仏様の声らしき声が、囁いて。。。
あの橋を。。。渡って。。。こちらに来なさい。。だと。この姉妹に。。。いろいろな因果が絡まるだと。。。
しかし。。。ここは。。黙ってこの姉妹のお話を傾聴するしかないのです。
ベルモは、以前、お客様にブチ切れて木蓮和尚に修行僧のやり直しを命じられた苦い経験があります。話しを聞いて。。。ブチ切れてはならないよ。それに、まだまだお前さんには、アドバイスをする力量でもない。
腹が立って仕方ないかもしれないけど、それならシンポジウムでディスカッションに出ていいから。。。ああいう場では意見発言を積極的にしないものは、無用の長物になる。あと、ネットの人生相談などみて勉強研究しなさい。
どんな場でも、学びの場だから。。。
自分が好きで。。。
お坊さんになると決めたのだから。。。
この場では、幼い頃、親の離婚が原因で離れ離れになったハリネズミの姉妹。。。
東京の
姉の環さんが、娘について。。。
20年近く前に。。
環さんの異母妹の緋夏さんが、
娘は3月5日産まれです。。。と、産んでしばらくの娘を環さんに託して、お願い、なにも聞かないで欲しい。。。
聞いたらわたしはこの子とともに生きていられないから。。。と、純ちゃんという女の子の赤ちゃんを環に託して。。。
また姿を消しました。
車には。。。同じぐらいの年齢の男性が乗っていた。。あの人が、この純ちゃんの父親なんだろうか。。。それとも。。。
あの人の子どもではないから一緒に暮らせないから託したのか。。もしや、結婚できない男性なのか。。。
だが。。。それを聞かないうちに車は緋夏を乗せて走り去る。。。
あっ。。。詳しく聞いたところで、突っ込めば緋夏は自殺しかねないかもしれない。
まさか。。。まさか。。緋夏が自殺するから、この子だけは。。と環に置き去りにしたのではないでしょうね。最悪の事まで考えたのだけれど。。
だけど。。今はあまり問い詰めてはいけない。。
大事なことはきちんとはっきりとしておくスタンスで生きている環も。。。純ちゃんを最初から籍に自分の娘として入れて育てている為に
純ちゃん本人には、あなたは緋夏さんの娘であり環の実子ではないと告げられないまま。
環はそのまま時を過ごしてしまう。
これでいいのかしら。純ちゃんの兄の環の実子の渡海は純ちゃんが引き取られた時は3歳。。。お母さんが海外で妊娠に気づかず産んだ事にしています。。。
渡海、純ちゃん、そして純ちゃんの2歳歳下にまた環は男の子、ケイトを産みました。
志乃は、敵対して目の敵にしていた緋夏。。。その娘の純ちゃんですが、ジローの血も受け継がれるし、女の子は純ちゃんだけで、純ちゃんが優しい子なので、思いのほか、純ちゃんを受け入れていました。。。
環が赤ちゃんの頃、最初の初孫うち孫で、息子のジローによく似ていて
女の子でしたが、それだけ服なども買うのが楽しみであり。。。跡取り。。じゃなくて残念ながらもあるものの。。女の子というのは、身の回りのものを揃える楽しみがありました。
環が、男の子の渡海を産んだのも嬉しい事ではありましたが、純ちゃんは、女の子で、環が産まれた時を志乃は思い出したようです。時代が、女の子を欲しがる人が増えた傾向もあり。。。
志乃は歳をとり、女の子の方が老後は助けになるし。。男は既に渡海がいるし、で、あの跡取り、男の子とうるさい志乃も時代の流れに。。。現金なもので。。。びっくりするほど人が変わったかの様に。。。
純ちゃんを歓迎しました。実際には、うち孫の中で一番優しいのは女の子の純ちゃんでしたし。。。
志乃の介護も純ちゃんは、環や喜美を手伝いました。やはり。。。女の子だ。。志乃は喜美や緋夏にはきつくて冷たく当たりましたが、純ちゃんには優しく。。。
介護を手伝う純ちゃんに泣いて喜びました。
緋夏の子どもを環の第二子として育てる。。。
実子として。。。それは、志乃も守り純ちゃんには緋夏の子どもである事は漏らさずに、志乃は亡くなりました。
そして。。。
実は。。。これもなんの因縁か因果か、環の娘、純ちゃんは、学校の進学で神楽町のイーストサイエンスに出ました。同じく神楽町に兄のピースとともに出ていた舞さんの息子さんのグーとお付き合いしていたのです。。
二人は。。。環の実子ではありませんからね、いとこ同士ではありません。赤の他人。。。というか、緋夏の娘である純ちゃんなので。。。舞の息子のグーとは、
はとこ。。か。血は薄くなります。別に、はとこでもいとこでも、結婚はできますが。、。
あっ。。。ベルモは、舞さんの息子さん、って喫茶店南風のマスターよね。
あのとき。。。葉月さんに招待されて行った神楽町のピヴォワーヌにいたカップル。。あの、おっとりした可愛らしい女の子。。純ちゃん
あの子が、そう。環さんの娘。。。実際は養女だけれど。。。それにしても。
あのおっとりした女の子も、舞も、環も
みんなてんでバラバラなタイプだわね。。感心するぐらいに。。。ベルモがエ。。と思いますが、われわれきょうだいも。
ヴィーナス、ミリオン、ベルモも。全然バラバラか。ヴィーナスが短気でわがまま。ミリオンがクールで理屈っぽいし。。。と、二人の悪口を言ってどーする、だけどさ。
今度は、舞が、「あの。。。こちらの余計なお世話かもしれませんが、緋夏さんという女性がどうも気になりまして。。、」愛人の子どもで、ジローが峰とまだ結婚しているうちに出来た緋夏さんの娘。。
舞となんと同い年。。。
なんだけど。。。舞からしたら。。。東京から峰と舞を追い出した原因だと。。。最初は思っていたみたいなんですが。。。
ところが。。。舞はだんだんと。。実の母親峰の性格に不審なものを感じる。峰が言うには、長女の環はジローによく似ていたのもあり、うち孫の初孫で。。。女の子でも東京の姑志乃が峰から取り上げて可愛がっていたらしい。。。
それからなかなか子どもが出来なくて。。やっと7年後に峰が出産。しかし、またもや女の子。今度は、あまりジローに似ていない、舞だった。。。だから、やっとまた峰が妊娠したのに。。。女とは。
姑の
志乃は峰が女腹だと批判する峰は、妊娠は夫婦の問題だろうに、このクソババアと
環は赤ちゃん、妹が産まれて喜んでるのだけれど。。。環は志乃の支配下というか。。ほとんど姑の志乃が峰から取り上げて育てたようなもの。。。
志乃が
峰は子育てを何にもしないと言うので、峰は頭に来て、お義母さんがわたしから環を取り上げたんでしょう。勝手に名前まで付けて、どうしてくれるんです
環が峰よりも、志乃になついているのも面白くない峰は、だんだんと勝手に外泊したり。志乃と喧嘩すれば車でどこかへ行ってしまう。
舞は、「しかし。。。わたしがある程度の年齢になるまでは、母親の舞が車を運転できる事を知りませんでした。名古屋に来て、物心ついた頃には、峰は免許など無いとてっきり思っていたのですが。。。今も、母親の峰は、一切車を運転しません。歳が歳で、運転しない方がいいと思いますが。。。それが、子どもの頃、ある日峰がペーパードライバーで車の免許がある事を知り、びっくりしたのです。。。不審に思ったのは、東京の都心の父親ジローの結婚生活で車を持ち、名古屋に来てからは車に乗らない事です。普通なら、免許があるなら、どちらもで車に乗るか、交通機関の便利な都心で車に乗るよりも、名古屋で車に乗る人が多いとは思います。峰は、車の運転が好きなわけではありません。
実家に車はありますが、義理父が乗っていない時もわたしの家にも自転車でやってきます。。。
母親が、わざわざ東京で車に乗っていたのは浮気の為かも。。。
その相手は。。。現在の峰の旦那の焔。
そして。。。舞は言う。。。
緋夏さんが。。。わたしの身代わりになってしまったというか。なんだか、お気の毒で。
もしも。。
舞が東京に残っていたら。。。
こちらは。。。アメージングゴッドネス。最高級ラグジュアリースパ。。。
「夢みたいだねぇ。」アロマキャンドルの。。。これは、ダスマスクローズ。。。ほんのり、ダスマスクローズの香りが漂います。。。
「お嬢さんがプレゼントしてくださったんですね、羨ましいですわ。より心地よい眠り、より若々しさと美しいに。。お手伝いできますように。。。」まずは、心身のリラクゼーション。。。全身のアロママッサージから。。。
こんな婆さんにより若々しさとか美しさ。。というのも変だけど。。、ここは美の場所。。。
おばあちゃんになっても、美に執着して若々しさに投資する方々もたくさんいらっしゃる。。。
峰は、施術のベッドに伏せて、ウトウトし始めます。。。施術は、店長の藤森久美子。社長秘書藤森リノの双子の姉が行います。
ところが。。。新人のエスティシャンが、ダスマスクローズのアロマキャンドルが、後少しとなりましたので、
切らさないように準備しておかなきゃ。と、同じダスマスクローズのキャンドルを用意した、。。。と。。思われたものの。
それは。。。あの蓮の花の中で眠る。。。アメージングロータスの蓮から作ったアロマキャンドルなのでした。、。
覚醒の桃の蓮。。。
ところが。。。それに気づかないエステスタッフ達は。。。そのままダスマスクローズの香りだと。。覚醒の蓮の花から作ったキャンドル。。。
試験的に作ったサンプル製品で、勘違いしてお店のキャンドルに混ざってしまったようで。。。。
それを知らずに。。。ベッドに横たわる峰は気持ちよくなり。。ウトウト。。。
どんどん眠りの世界へ。。。
峰は。。。
おめでとう。。。峰ちゃん。
峰は。。。眠りの中で子どもになっていました。。。
子どもになって。。幾つなんでしょうか。。
峰の大好きなレアチーズケーキが。。。
あっ。。。
夢の中の子どもの峰は、直感的に。。ママ、
峰の母親の富士が、このケーキを作ったんだなと。。。峰の母親の富士は、フランス料理を習っていて。。。たまにケーキも作ったりして。世間からしたら、見栄っ張りで派手な浪費家できつい
わがままな育ち方をした富士でしたが。
峰からしたら。。。上下兄弟に挟まれた女の子一人の峰を甘やかして育てて。。。
峰からしたら。。優しいママです。峰の子ども時代にレアチーズケーキなどあったかはわかりませんが。。。これは夢の中です。
峰は、子どもの頃誕生日で、レアチーズケーキを母親の富士が作ってプレゼントしてくれたようです。。
なんて。。。幸せなんだろう。大好きなレアチーズケーキを。。ママが。
ところが。。。。
あたしもー。あたしも食べたい。あたしも食べたい。あたしもー。。。
えっ。。。
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2020年01月15日
マリッジcelebration99幻想と。。。夢が叶う場所で。。。
うぬぬぬぬぬぬ。
ベルモのやつ、。。
「おはよう。。ミリオン。」海岸を散歩がてらに。。。海の家クワタの近所の海の灯り、に宿泊している
母方の祖父、金星人のルッコラが、海の家クワタにやってきました。下町情緒というか、海の家クワタは、桑田の大将千範が、時には一晩中店を開けたり。。
気まぐれに早く閉める事もあるにはありますが。。。
常連さんと飲み明かしたり。。。気さくなお店である事は確か、です。今日は今は、朝のオープン前で、ミリオンがお掃除しています。
大事なノートパソコンを睨みつけながら。。。。でも。。。突然声をかけられて。。。はっ。。
「すー。。。すーごい顔して睨みつけてたんだけど。。。ネットで喧嘩でもしたの。。。」
「ま。。。ま、ちょっと。。。おかしな人がイチャモンつけてきて。。。ムッ、となっただけ。あははは。」「まぁまぁ。。。あんまりバーチャルにのめりこむんじゃないよ。。ほどほどに。。。昨夜はありがとう。」
昨夜は、ご近所さん常連さんが、こちらへたくさんの海老を中心に差し入れしてくださり。「御礼なら、ご近所さんにね。」「そー、そっか。今晩は、ミリオンも、海の洞窟に行くんだろ。。。」
「う。。。海の洞窟に。。じゃなくて、青の洞窟のほとり。。でしょ。最近できた。。。船で入っていくらしいやつね。わ。。。わ、そっか。ベルモも来るんだっけ。。。げ。」
「ベルモ。。。来ちゃうと良くないの喧嘩でもしたの」「や。。、や。。なんでもないよ。あ。。。暑苦しいなー。って。せっかく涼しげな青の洞窟。。。に、おデブは暑苦しいな。。。なんてね。。」
なにが。。。。以上、だ。すっかり、パソコンの書き込みに嫌なら相手にするな、嫌なのに相手にしているお前が悪い
みたいに上から目線の反撃を開始されたミリオンはムカッとしていました。。。
まぁ、嫌なら無視せよ、というスタンスのベルモに噛み付いて喧嘩をふっかけたミリオンが悪いのですが。。。
ベルモのくせに。。。と。
こっちは、気に入らないなら相手にしていただかなくて結構です、わたしみたいな奴は嫌いなんでしょ
嫌いならムカつくならかかわらんといてください。あなたにとって時間の無駄でしょとはっきりと言ってるのに。。。。
関わって反撃されて逆ギレする。。。
ネットなんて。。。そんなものでしょうか。
まあっ。。。なんか。。噂されてるのかしら。。。まぁ。。。いいや。。クシュん。
ベルモは、クシャミをすると、なんだか悪寒を引きずりながら、客室へ向かいました。
客室をお掃除して。。。
座布団に座ると、木蓮和尚がやってきました。
「顔色が悪いわけじゃなさそーじゃの。安心した。」「ども。」
霊媒体質のベルモが、悪い霊に取り込まれたのか。。。と心配していましたが。。。
「こちらへどうぞ。。。」木蓮和尚夫人の紫子さんがお抹茶を出して。。客室の応接座敷に二人を案内する声が聞こえてきました。
ふすまが開けられて。。。
こんにちは、おじゃまします。
お久しぶりでございます。。お初にお目にかかります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
二人の女性の声がして。。
落ち着いたベージュの柔らかなワンピースの舞さんと。。。それより背が高い。。清潔感のあふれる白いスーツの知性的な
ハリネズミの姉妹が現れました。えっ。。。
なんだか。。。似ていない。。空気が違うというか。。これが、姉妹。。
離れて暮らして全然違う生活を送られてきたようなんだけど。。。
ようこそ。お越し下さいました。遠いところありがとうございます。
「まあっ。。ウフフ。」
ほな。。笑われたっ、
別に、ブスは3日で慣れる、というわけじゃなくて。。。その。。。
舞はもう二度目で見慣れたようだけれど。
丸くてぷくぷくなベルモが座布団に袈裟を着て鎮座していると、なにかの置き物のようか、冗談に思えてくる。らしい。。。
姉のキリッとクールでかっこいい感じの女性すら、初めてベルモの姿を見て。。笑いがこみ上げるのを必死になってこらえているようで。
別に。。。年末の笑ってはいけないをやってるんじゃないから。。笑ってもいーのにさ。
と。。。ベルモは思いました。
「お久しぶりですのう、舞さん、その節は。」木蓮和尚が挨拶をすると、舞はにっこりして。
「はい。ありがとうございました。和尚様のおかげです。姉の環です。私は2歳で、姉がいるとは母親から全然聞かせていなくて、ある日突然。。。だけど、
会うのを躊躇しておりましたが、素敵な姉で会って良かったです。和尚様の。自分なら会うと背中を押してくださいましたおかげです。」舞が嬉しそうに言いました。
そうだ。。。あの時。いきなり、興信所で調べたと、姉という人から電話があって。
寝耳に水。
しかし、母親に事実を突き止めると、なんと、東京で母親が結婚していた時にできた姉がいるんだと。。。
もしも、変な姉で、舞が商売をしている事を知って、旦那がお金持ちの社長夫人であることも知り。。。今の時代だからお金を無心されたりしたら。、。とか不安だ、どうしよう。。みたいな相談でした。。
しかし。。。目の前にいる、白いスーツの女性は、キリッとしながらも慈愛に満ちている。。知性の中には優しさや暖かさが含まれている。
木蓮和尚は、たくさんの人と会うので
善人、悪人、ずるいひと危ないひとなどなど。。、霊感というより人相で勘が働くのです。ところが。。。この、舞の姉は、とても優しくていい波動が伝わってくる。。
正直言って、舞よりかなり良い人なんだろうなぁ。。
「ようこそ。舞さん、環さん。木蓮寺の住職の木蓮でございます。こちらは、修行僧の大福です。」
「ププッ」やはり。。環も吹き出してしまった。
ベルモは、ガマン我慢。。。慣れて。いまさら。私はピエロ役。
それで。。悩ましいひとや、緊張する人の気持ちが和らいだりほぐれたら。。。
それにしてもなんだけど。。。なんだか、あまり似ていない姉妹。。だわね。ベルモもそう思いました。
姉妹は、座布団に並んで座りました。
「ごめんなさい。あまりに可愛らしいので、」と、ベルモを笑った事をお姉さんの環は詫びました。。。
可愛らしいので。。。愛敬。。木蓮和尚は、「笑は健康の素ですから。。。」と。
笑われてナンボだわよ、もう。ベルモは思いました。。。
あっ。。。
対面して座るハリネズミの姉妹が。。
舞と環。。。木蓮和尚とはお話しするのですが、ベルモは、木蓮和尚の後ろで変な置き物のように鎮座して事の成り行きを傾聴します。。。
これも大事な修行のうち。木蓮和尚と、お客様のやり取りや間を読み勉強します。。。
あっ。。。ベルモの頭の中にスーッと。。
ひとつの風景が浮かんできました。。金色の橋が。、、金色の世界に繋がる橋が見えて。。
もちろん、ベルモは鎮座して黙って座っているだけであり、頭の中は他の人から見えませんが。。。この姉妹に。。。この姉妹に絡まる糸をほどけ。。。
さすれば。。。金色の。。。こちらの世界に渡る事ができるであろう。。。
えっ。。。この姉妹に
舞さんと環さんだっけ。。。なんか、あるのかしら。。。
それは。。。仏様の声。仏様の。。
ベルモは、声を出さずに。驚きます。
知らない人からみたら、危ない薬をやって幻覚を見たとか、病気で幻覚や幻聴を見たとか
頭のおかしい人に思われるかもしれません。
が。。。これは仏様のお声に間違いない
良いか、悪いかはわかりませんが。。この姉妹は。。キーポイント。
なんら。。。いろいろな事実が。。。
ベルモはゾクゾクしてきました。しかし、湧き上がる気持ちを抑えて、冷静になって。相変わらず黙って座り続け。。。
舞と環は、再会を喜んでいるようです。
しかしながら、環は。。「わたしは。。。娘がいるのですが。。。本当の娘ではありません。実の娘として籍を入れる事ができましたので、そのまま。。。実の娘だと。本人も信じているのです。実の娘は、父親が再婚した喜美さんという義理母との子どもで、緋夏というわたしの腹違いの妹の子どもなんです。父親のジローは。。。名古屋の母親峰と結婚しているときに、外に子どもを作ったのです。。。だから。。。緋夏さんは、舞さんと一緒の年齢になります。しかし、緋夏さんは、わたしに娘を託すと姿を消しました。」
絡まる糸を丁寧にほどいていけ。。。
さすれば。。幾人かが救われる。。。
この姉妹に。。姉妹をめぐってなんらか、あるのかもしれない。。。
環は続けて話す。。。異母妹の緋夏が女の子の赤ちゃんを環に託しに来た。。。環はその時ちょうど東京にいて。。。
最近では、アメリカやヨーロッパへ海外の出張も何週間かする場合があり。。。既に3歳の長男の渡海を産んでいたのだけれど、キャリアウーマンの環は、渡海を祖母の志乃や、義理母の喜美に預けて渡海出産後、暫くして職場復帰しました。。。
ある日突然。。。緋夏が、環を訪れて。。この子をお願いします、3月5日に産まれました。名前は純です。。。
えっ。。。仕事で携帯を持たされていた環は。。。家出を繰り返していた緋夏に、家に帰りづらいなら、と仕事の携帯番号を教えていました。。緋夏が祖母の志乃から嫌がらせを受けて。。。
何度か家出を。、、。環はかばいましたが、しかし、環は、自分の事でも忙しいですし。
とうとう。、、緋夏は、かえってこなくなりました。。。
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ベルモのやつ、。。
「おはよう。。ミリオン。」海岸を散歩がてらに。。。海の家クワタの近所の海の灯り、に宿泊している
母方の祖父、金星人のルッコラが、海の家クワタにやってきました。下町情緒というか、海の家クワタは、桑田の大将千範が、時には一晩中店を開けたり。。
気まぐれに早く閉める事もあるにはありますが。。。
常連さんと飲み明かしたり。。。気さくなお店である事は確か、です。今日は今は、朝のオープン前で、ミリオンがお掃除しています。
大事なノートパソコンを睨みつけながら。。。。でも。。。突然声をかけられて。。。はっ。。
「すー。。。すーごい顔して睨みつけてたんだけど。。。ネットで喧嘩でもしたの。。。」
「ま。。。ま、ちょっと。。。おかしな人がイチャモンつけてきて。。。ムッ、となっただけ。あははは。」「まぁまぁ。。。あんまりバーチャルにのめりこむんじゃないよ。。ほどほどに。。。昨夜はありがとう。」
昨夜は、ご近所さん常連さんが、こちらへたくさんの海老を中心に差し入れしてくださり。「御礼なら、ご近所さんにね。」「そー、そっか。今晩は、ミリオンも、海の洞窟に行くんだろ。。。」
「う。。。海の洞窟に。。じゃなくて、青の洞窟のほとり。。でしょ。最近できた。。。船で入っていくらしいやつね。わ。。。わ、そっか。ベルモも来るんだっけ。。。げ。」
「ベルモ。。。来ちゃうと良くないの喧嘩でもしたの」「や。。、や。。なんでもないよ。あ。。。暑苦しいなー。って。せっかく涼しげな青の洞窟。。。に、おデブは暑苦しいな。。。なんてね。。」
なにが。。。。以上、だ。すっかり、パソコンの書き込みに嫌なら相手にするな、嫌なのに相手にしているお前が悪い
みたいに上から目線の反撃を開始されたミリオンはムカッとしていました。。。
まぁ、嫌なら無視せよ、というスタンスのベルモに噛み付いて喧嘩をふっかけたミリオンが悪いのですが。。。
ベルモのくせに。。。と。
こっちは、気に入らないなら相手にしていただかなくて結構です、わたしみたいな奴は嫌いなんでしょ
嫌いならムカつくならかかわらんといてください。あなたにとって時間の無駄でしょとはっきりと言ってるのに。。。。
関わって反撃されて逆ギレする。。。
ネットなんて。。。そんなものでしょうか。
まあっ。。。なんか。。噂されてるのかしら。。。まぁ。。。いいや。。クシュん。
ベルモは、クシャミをすると、なんだか悪寒を引きずりながら、客室へ向かいました。
客室をお掃除して。。。
座布団に座ると、木蓮和尚がやってきました。
「顔色が悪いわけじゃなさそーじゃの。安心した。」「ども。」
霊媒体質のベルモが、悪い霊に取り込まれたのか。。。と心配していましたが。。。
「こちらへどうぞ。。。」木蓮和尚夫人の紫子さんがお抹茶を出して。。客室の応接座敷に二人を案内する声が聞こえてきました。
ふすまが開けられて。。。
こんにちは、おじゃまします。
お久しぶりでございます。。お初にお目にかかります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
二人の女性の声がして。。
落ち着いたベージュの柔らかなワンピースの舞さんと。。。それより背が高い。。清潔感のあふれる白いスーツの知性的な
ハリネズミの姉妹が現れました。えっ。。。
なんだか。。。似ていない。。空気が違うというか。。これが、姉妹。。
離れて暮らして全然違う生活を送られてきたようなんだけど。。。
ようこそ。お越し下さいました。遠いところありがとうございます。
「まあっ。。ウフフ。」
ほな。。笑われたっ、
別に、ブスは3日で慣れる、というわけじゃなくて。。。その。。。
舞はもう二度目で見慣れたようだけれど。
丸くてぷくぷくなベルモが座布団に袈裟を着て鎮座していると、なにかの置き物のようか、冗談に思えてくる。らしい。。。
姉のキリッとクールでかっこいい感じの女性すら、初めてベルモの姿を見て。。笑いがこみ上げるのを必死になってこらえているようで。
別に。。。年末の笑ってはいけないをやってるんじゃないから。。笑ってもいーのにさ。
と。。。ベルモは思いました。
「お久しぶりですのう、舞さん、その節は。」木蓮和尚が挨拶をすると、舞はにっこりして。
「はい。ありがとうございました。和尚様のおかげです。姉の環です。私は2歳で、姉がいるとは母親から全然聞かせていなくて、ある日突然。。。だけど、
会うのを躊躇しておりましたが、素敵な姉で会って良かったです。和尚様の。自分なら会うと背中を押してくださいましたおかげです。」舞が嬉しそうに言いました。
そうだ。。。あの時。いきなり、興信所で調べたと、姉という人から電話があって。
寝耳に水。
しかし、母親に事実を突き止めると、なんと、東京で母親が結婚していた時にできた姉がいるんだと。。。
もしも、変な姉で、舞が商売をしている事を知って、旦那がお金持ちの社長夫人であることも知り。。。今の時代だからお金を無心されたりしたら。、。とか不安だ、どうしよう。。みたいな相談でした。。
しかし。。。目の前にいる、白いスーツの女性は、キリッとしながらも慈愛に満ちている。。知性の中には優しさや暖かさが含まれている。
木蓮和尚は、たくさんの人と会うので
善人、悪人、ずるいひと危ないひとなどなど。。、霊感というより人相で勘が働くのです。ところが。。。この、舞の姉は、とても優しくていい波動が伝わってくる。。
正直言って、舞よりかなり良い人なんだろうなぁ。。
「ようこそ。舞さん、環さん。木蓮寺の住職の木蓮でございます。こちらは、修行僧の大福です。」
「ププッ」やはり。。環も吹き出してしまった。
ベルモは、ガマン我慢。。。慣れて。いまさら。私はピエロ役。
それで。。悩ましいひとや、緊張する人の気持ちが和らいだりほぐれたら。。。
それにしてもなんだけど。。。なんだか、あまり似ていない姉妹。。だわね。ベルモもそう思いました。
姉妹は、座布団に並んで座りました。
「ごめんなさい。あまりに可愛らしいので、」と、ベルモを笑った事をお姉さんの環は詫びました。。。
可愛らしいので。。。愛敬。。木蓮和尚は、「笑は健康の素ですから。。。」と。
笑われてナンボだわよ、もう。ベルモは思いました。。。
あっ。。。
対面して座るハリネズミの姉妹が。。
舞と環。。。木蓮和尚とはお話しするのですが、ベルモは、木蓮和尚の後ろで変な置き物のように鎮座して事の成り行きを傾聴します。。。
これも大事な修行のうち。木蓮和尚と、お客様のやり取りや間を読み勉強します。。。
あっ。。。ベルモの頭の中にスーッと。。
ひとつの風景が浮かんできました。。金色の橋が。、、金色の世界に繋がる橋が見えて。。
もちろん、ベルモは鎮座して黙って座っているだけであり、頭の中は他の人から見えませんが。。。この姉妹に。。。この姉妹に絡まる糸をほどけ。。。
さすれば。。。金色の。。。こちらの世界に渡る事ができるであろう。。。
えっ。。。この姉妹に
舞さんと環さんだっけ。。。なんか、あるのかしら。。。
それは。。。仏様の声。仏様の。。
ベルモは、声を出さずに。驚きます。
知らない人からみたら、危ない薬をやって幻覚を見たとか、病気で幻覚や幻聴を見たとか
頭のおかしい人に思われるかもしれません。
が。。。これは仏様のお声に間違いない
良いか、悪いかはわかりませんが。。この姉妹は。。キーポイント。
なんら。。。いろいろな事実が。。。
ベルモはゾクゾクしてきました。しかし、湧き上がる気持ちを抑えて、冷静になって。相変わらず黙って座り続け。。。
舞と環は、再会を喜んでいるようです。
しかしながら、環は。。「わたしは。。。娘がいるのですが。。。本当の娘ではありません。実の娘として籍を入れる事ができましたので、そのまま。。。実の娘だと。本人も信じているのです。実の娘は、父親が再婚した喜美さんという義理母との子どもで、緋夏というわたしの腹違いの妹の子どもなんです。父親のジローは。。。名古屋の母親峰と結婚しているときに、外に子どもを作ったのです。。。だから。。。緋夏さんは、舞さんと一緒の年齢になります。しかし、緋夏さんは、わたしに娘を託すと姿を消しました。」
絡まる糸を丁寧にほどいていけ。。。
さすれば。。幾人かが救われる。。。
この姉妹に。。姉妹をめぐってなんらか、あるのかもしれない。。。
環は続けて話す。。。異母妹の緋夏が女の子の赤ちゃんを環に託しに来た。。。環はその時ちょうど東京にいて。。。
最近では、アメリカやヨーロッパへ海外の出張も何週間かする場合があり。。。既に3歳の長男の渡海を産んでいたのだけれど、キャリアウーマンの環は、渡海を祖母の志乃や、義理母の喜美に預けて渡海出産後、暫くして職場復帰しました。。。
ある日突然。。。緋夏が、環を訪れて。。この子をお願いします、3月5日に産まれました。名前は純です。。。
えっ。。。仕事で携帯を持たされていた環は。。。家出を繰り返していた緋夏に、家に帰りづらいなら、と仕事の携帯番号を教えていました。。緋夏が祖母の志乃から嫌がらせを受けて。。。
何度か家出を。、、。環はかばいましたが、しかし、環は、自分の事でも忙しいですし。
とうとう。、、緋夏は、かえってこなくなりました。。。
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2020年01月14日
マリッジcelebration98蝶の様に。。。花の様に。。。
舞、環、峰の。。。
翌朝。。。2日目の。
アマゾネスサンクチュアリィ。。。
環が準備して導いてくれたような。。。
昨日のロマンチックな満天の星空も。。ミステリアスで幻想的ななカーテンの様なオーロラも。。。
一夜開けたら儚い夢のようで。。。
なんだか。。。でもお互いに一緒に過ごせなかった長い日々。。。
お互いの中にある。。。少女な子どもの頃の二人が。。キラキラしたようだった。。。
人生には、何度か、その時に気づく気づかないは別にして。。。後から気づくのかもしれないけれど。。。こうやって、砂場でダイヤモンドがキラッと輝くような瞬間がある。。。
胸に感動は刻まれて。。。また、さらなる感動を求めて。。。
ハー。。。
朝から、よく寝たのか、ツヤツヤして峰は上機嫌でした。。。
そりゃ。至れり尽くせり。わがまま言って。。。親に甘やかされさらに、子どもに甘えて。。。
この中で、一番歳上で、母親であるのが信じられないぐらいのはしゃぎよう。。
散々。。わがまま無理を言って。。娘の環からのゴージャスなオモテナシを受けといて。峰は、びた一文支払わず。ま。。。お年寄りからお金を引き出すのは残酷だが。。
そういう時だけか弱く、大事にしな、のお年寄りぶり。。。
ま。。。お金も実際には使わないと意味は無いけれど。舞は。。。今日の母親峰のスペシャルな施術、アメージングゴッドネス。。
アマゾネスサンクチュアリィのエステ、スパ。
素晴らしい女神の。。施術
を。。。母親峰の為にオーダーする。
もちろん、支払いは全て娘の舞持ち。
峰は、
散々舞の旦那の未森からお小遣いを与えられ。。
多分、義理父の焔からも、アマゾネスサンクチュアリィの旅行の為のお小遣いを貰ったはず。。。
義理父の焔は、叔父が会長。
いとこが社長、焔も会社を成長させたという事で、今はもう名前だけ専務だけど、収入は結構いまもあるはず。。。だから、舞の弟の敷地内同居の剛一家を海外旅行に連れていくのもいつも焔のお金でらしい。。
仰々しく家族旅行として。。。
時々、海外や国内へ行ってるらしい。
実家から、舞の家への旅行の
お土産は。。。たかがマカデミアンナツッとか、
剛か、剛の奥さんの静香がそんなところを買ってくる。それのみ。。。国内のお土産は、だいたいわざわざ無し。。。
多分その他いろいろ、義理父焔は、実の子どもだし、大事な跡取りの剛一家に援助しているのでしょう。。
嫁に出た舞には関係ないし。。剛ばかりに援助して。。なんて、援助をたとえされても峰とは同居したくないので、
峰は、旦那の焔に収入がじゅうぶんあり、峰が家計を握っておきながら。。。それでも子供からお金を巻き上げる事しか考えていない。
いつも、峰は
ほとんど、財布を持たずに手ぶらで旅行に出かけるようなもので。
そのくせ、峰は、息子。舞の弟の剛には甘い。
舞の旦那さんの未森は、剛と同い年、舞より3歳年下で。。舞の弟に、
妙な対抗意識があるのかどうかは知らないが。。。
未森は、「剛さんがお義母さん達と同居してくれるんだから。。。うちがなんにもしないわけには。。、」と、自分達が、親の面倒を見ずに、自分達だけで独立住まいでやっている事を。。長男なのに、自分の親とも住まず、かと言って嫁の舞の親とも住まず。。。
それを申し訳なく、酷いことをしているのではないかとかなり罪の意識を持つタイプ。。。
たまに。。。こんな人いまどきいるのか、どうか。。。未森は、
いまどき昔の長男意識みたいな人。。、
多分、子供の頃から、未森は、跡取り、跡取りと育てられたものの。。。
舞が、相手の親とは敷地内同居もだめ、介護なし、完全別居じゃなければ結婚しません。と。。。いう運びで、それまで未森が思い描いていて予定していたはずの、結婚生活の経過がモノの見事にズレたのでしょう。
それで、うちばっかり。。、なんにもしないわけにはいかないから、と舞の親にも気を配る。。
で、今回のこの峰の前の結婚で、生き別れた娘のの環との再会旅行も。。。娘婿の未森に服やら身の回りのものをわざわざ揃えてもらい。。。さらには、お小遣いも与えられて。。。
そんなにしなくてもいい甘やかさないで。と、未森を叱る舞。。でも、
何年ぶりにもなる生き別れのお姉さんと会うのだし、超高級施設のアマゾネスサンクチュアリィへ行くのだから。。。と。
環が交通費も宿泊代も全て負担していただいて、たとえ環さんのお誘いオモテナシ、でも
うちもなんにもしない訳にはいかないだろう。。、
ひさしく会ってない
名古屋のお義母さんを良くしてないと思われたらと、未森は、余計なことに気をつかう。
舞がろくでもない稼ぎの悪い馬鹿男と結婚したとか。。。義理母の峰に冷たいとかそんな器の小さなつまらない男に思われたくないし、舞に恥を欠かせたくないのだ。
舞は。。。
あーあ。。。
こんな。。。滅多ない機会に。。アマゾネスサンクチュアリィのエステ。。。
ほんとはわたしが施術を受けたいぐらいなんだけど、峰は。。環と会って、スッカリスッキリというぐらいに、昔の旦那の事は一切聞かなかったのだ。東京の元旦那、ジローの事などね。
まぁ。。。女なんてそんな現金なもの、かもしれない。舞は、わたしみたいに好きな旦那が行方不明に。。。というシチュエーションなら話しは別だけども。
嫌いで別れたというか、利用するだけ利用して
あちらを一方的に、まんまと加害者に仕立て上げ。。。お金を、慰謝料よろしく引き出した愛のないどうでも良くなった出がらしにして。自分が、さも捨てられたような被害者であるかに見せかけて
ポイした元旦那の事など、どうでもいいのでしょう。。。
峰にとって既に終わった過去の用済み物件なのですから。。。
舞は。。。母さん。。。
ひとことぐらい。。
元気でいるの。。。とか、あっても。。。元旦那、ジローと一緒に暮らす環がいるというのに。憎たらしく嫌いになったり、どうでもよくなって別れた。。。そんな男なんて、何年前の話しを持ちだすの。。
過去をくよくよするなんざ、情けない。、そんなもんだろう。峰は反省しないし。
まぁ。。。あまり。、。ここで愚痴を言うのはふさわしくない、ここは、女神の隠れ里なのだから。愚痴を言いにきたのではない、。と舞は思い直しのスイッチを入れます、
今日は、峰はここでいい気にさせて。寝かせておいて。。。
ぎゃ。ミリオンだわね。。。
ベルモが、ネットワーク。。。メディアクリエイションのサイト。。。
ハンドルネーム
リンリン。。。を開くと。ミクロコスモスという奴が、メッセージを送ってきていて。。
リンリンさんへ。
ちょっと胡散臭いわね。。あなたはおかしな宗教でも作る気ですか。甘い話しで上手いこと言って。。。こんな科学とテクノロジーの時代に、前世が魂が。。。みたいなどうとでも適当に言えて
判断しかねる話しを振りまくのはやめてください。だいたい、あなたはいい人は早く死ぬみたいな脈絡事を言っていますが、長生きのお年寄りに失礼でしょ。長生きのお年寄りにもいい人はたくさんいます。
その人に乗り越えられる試練しかやって来ない、だとじゃあ、自殺はなんでなくならないのですかあなたは適当、いい加減です。
だと。
次から次へと。。ピーチクパーチク非難され。
こいつは、ミリオンだな。直感的に、ベルモは察します。
なにがいいたいのよ。。。メッセージ。友達申請でもなく。ただの文句を言う。
ベルモは、メディアクリエイションのサイトを開き。。。
開いたのはなんとなく。。。で。
誰にも言えない心に重きのしかかるもの。。。の。。。相談を。。
する事が出来なかった。
昨日の寝る前に。。訪ねてきた霊魂。。懺悔の。。、
さまよえる霊魂は、昔の罪を告白し。
お金の為に。。あの人はあんな事を見逃して。。
昨夜の霊魂の懺悔の重き。。。人に喋るなと。あの人は首謀者ではなく、共犯者でしたが。。。
わたしは、地獄へ行くでしょう。わたしの様な悪いことをしてそれに目をつむり。
十分なお金をいただきました。それに、わたしは結婚もし、子どもも産み。。果ては。。
最後は嫁いだ娘に引き取られて、いま、この近くにいますが、わたしの様なものがそんな恵まれた人生を送って良かったのでしょうか。
お坊様、、。なぜ、わたしはあのような事をして。こんな長生きをし、子どももでき子どもに見捨てられず。。。嫌な事を忘れるがごとく認知症になり。。。
その認知症を、娘が見捨てずにみまもられ。。
なぜ、私の様な罪人が。。。と、魂は悲痛に泣き叫び、昨夜ベルモに重く悲痛感ものしかかってきたのですが。。
「わたしには、どうする事もできません。お約束通りに。。。お話を聞くのみです。ただ、あなたは運が強かったのでしょうね。」
昨夜。。
はっ。。。と。
気づけば。。。ベルモは、離れの濃紫婆さんとチワワ二人。ミーナとココナの眠る離れの部屋の前にたたずんでいました。。。
被害者は。。。どうなったのでしょう。あの霊魂の懺悔の犯した罪の被害者は。。、
ベルモは、理不尽な運命にさらされた。。誰かの手に寄って運命を狂わされた人々を思うと胸が潰れる思いです。運命が狂わされた。。。と言っても、
良きに転び、発展に転がっていくなら喜ばしいのですが。
だけど。。。世の中には、たまたま。。たまたま。。で。。。不幸のどん底に突然突き落とされるそれが。。。
昨夜のあの霊魂の懺悔の被害者なのでしょう。
だけど。。。わたしにはどうする事もできないんだもん。
ベルモは、行方不明の人が生きているか亡くなっているかが、直感的に判断が出来る場合があるのですが。。。ただ。。。昨夜の懺悔しにきた霊魂は、生きている人だなとわかりましたが。。
その被害者については。。。生きているのか亡くなられているのか判断がつきませんでした。
もう。。。考えるのはよそう。
この
メディアクリエイション。。など、ネットのコミニュケーションサイトなどで。。
知らない人同士が問答する
人生相談は、よくある。。。
誰にも身近な人に相談できなくても、知らない人が答えをくれる。。。たとえ相談する人がいなくても。。。嫌がらせや誹謗中傷もあるけれど。。中には眼から鱗が落ちる様な
そんな考えもあったのか、という驚きの納得の回答もありで。。。大変勉強になりまして。
ベルモも、回答者として参考になるかどうかはわからないものの。。回答するのは実は大好きで。
だけど。。。自分が悩みを投稿する事はない。自分の人生の答えは。。。自分で導くものだから。。。いろいろな人のご意見を頂戴しても、最終的には自分。
自分が答えを知っている。。。
今日も、まだまだ傾聴修行は続く。。以前ここに来た舞さんと。。会おうかどうしようか。。と悩み。。。木蓮和尚が、わたしなら会いますよ、と背中を押して。。
その御礼と相談らしく。もうすぐやってくるのだ。。。
私も客室に待機していなければ。。こないだは、舞に笑われた。座布団に鎮座していただけで、大福と紹介されるとたまらなく笑い出す相談者が時々いて。。。
でも。。。もう。。。それも慣れたの。、笑いたければ。。笑いなさい。。
ベルモは、モヤモヤした気持ちをふっ切るように、パソコンのミクロコスモスとやらに。。。。
きっと。。。ミリオンだなと。知りながら。。、
ミクロコスモスさん。。。
わたしの考えが気に食わないなら、読まなきゃいいでしょう。。それを読んでどーのこーの。。。あなたは、わたしを意識しています。
気に食わないなら避ければいいのです。
この場はプライベートなんですよ。千差万別十人十色。。。たくさんの人が好きで集まるネットの中。。。人を選べず、仕事の為に嫌な人がいても、ある程度我慢しなきゃいけない様な職場じゃないんですよ。
ここは、全くのプライベートで、お友達を作る場や、他人様と交流して視野見聞を広め成長する場です。。。
無駄になると思われるわたしのようなものとお付き合いするのはやめなさい。あなたは、あなたがポジティブ、お互いにポジティブな関係でいられる方と友達になればいいのです。それを自分が理解できない発想の持ち主だから、と批判するのは醜いですよ。。。土俵が違う相手なら、同じ土俵に上がらなければいいでしょう。以上。
ベーだ。覚えてらっしゃい。ミリオンの奴め。
そのうち、ミリオンも、成長する事、感謝する事がいかに大事かが、わかる時が来る。今は。。ベルモが
魂だの
成長だの感謝だの言うと。。。洗脳して全財産を吸い取る計画だの、宗教事に、おしげもなく大金を貢ぐお金持ちがいる、坊主まるもうけ、だの。。。自分ではどうにでもならない不安を煽って洗脳するなど。。。ミリオンは、ギャアギャア
見えない世界批判をされます。
もちろん、ベルモは、悪徳宗教ではないし。誰もがアドバイスを受け相談に乗って貰っても、最終的に自分の事は自分が決めて当たり前だと思っています。
御信託や占いがないと不安で洗脳され、宗教や占い師の言うことしかきかなくなる人はおかしいと思います。
だけど、
現実的な理系の思考のミリオンが、少しでもスピリチュアル的な事を嫌うのです。
なにも。。。全部が全部スピリチュアルとかそんなん言ってないじゃない。地に足はついてるわよ。。。
なんでもかんでも霊の仕業にしとけ、って言ってないじゃない。。。
さ。メデティション、メデティション。。。
ベルモは、朝起きると、瞑想をします。
ダメ。。。ダメダメ。。
あっ。、。
今日は瞑想がうまくいかない。やっぱり雑念が入ってしまうわ。
これから今日のスタートをメデティションで。。。と思いますが、懺悔の話が頭に入ってきてしまいます。
ベルモ、ベルモ早くしなさい、お客様があるのだから。。。
木蓮和尚に呼ばれてしまいます。。。
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2020年01月13日
マリッジcelebration97とりわけ美しい花として。。。
「ベルモが元気がないみたい。。。」
木蓮寺の紫子さんがいいました。「今日は、以前いらっしゃった舞さんが、相談のお姉さんとここに来るし。。。夜は、葉月さんからみんなご招待があるのに。。。」木蓮和尚が、心配しました。
「朝ごはん食べないんですよ。。。それが。。」
「えー」
ちょっと、ちょっと。。。
あんなまるまるした身体でっ。。。
朝から。。。どんぶり飯ぐいの。。。
色気より食い気。。。午前中、来客様。。。傾聴修行だと言うのに。。。途中から腹減った
なんて。。。言えないのに。。。
おデブの。。。
朝飯食わない。。。ってとうとう。、奴は相撲部屋でも始める気か。。。
「多分。。。。霊に当たったんじゃのう。」木蓮和尚が言いました。
「霊に当たった」「そ。食あたりじゃなくって。霊あたり。。。生きている生命体もだけど、亡くなられたり、霊魂もここに相談までくる人々は。。。なかにはにっちもさっちもいかない行き詰まりの人もたくさんおるんじゃ。だから、
むやみに、悟った顔して相談に乗ると。。。悲しみや苦しみの念や、恨みや毒気に依存される場合があるし。。。頼りにしてくる霊は、。。例え善人でも悪気はなく。。。お寺だからなんとかしてくれる。。。みたいな感覚で来られる場合があるんじゃよ。」
だから。。。木蓮和尚は、取り込まれる恐れがあるから。。。ベルモにまだ相談の回答をさせず、問答を学ぶ傾聴修行をさせていて、シンポジウムなどたくさんの人々が集まる場では、
ディスカッションこういう場では、間違えてもいいから、積極的にチャレンジする事が大事。。。と、そういう場に置いてのみ、回答する発言権を持たせているのだけれど。。。
個人的な。切羽詰まったシリアスな相談は、まだまだベルモは受けるのは早い。
霊媒体質のベルモは、禁忌を破って霊の個人的な人生相談にでも乗ったのかもしれんな。。。
年の功。。。か。いろいろな人に出会って話す。。。
木蓮和尚には。。黙っていても、全てはお見通し。。。です。
「おはよう。。。ご。、。ございます。」
ベルモがやってきました。
「ベルモ。。。体調が悪いみたいじゃが。。。朝ごはんも食べずに。。。」木蓮和尚がいぶかしんで言うと。。
「えっ。。。あ、あー、朝ごはんなら、今日は、パンが食べたかったので。。。ミーナやココナと一緒に。。。さっきチョコレートのパンを食べましたから。。。あ。。。ありますでしょう。。今日は、どうしても、、、これが食べたい、みたいな。今日は、、、チョコレートのパンの日」
しどろもどろなベルモ。。。
「はぁ。。めずらしいのう。。。好き嫌い。。まぁ、それはよしとして、傾聴修行も、夜はみんなでお食事会じゃが。。。大丈夫なんか。。ベルモ。。。また。。。また、誰か。。霊とのトラブルで。。。霊との接触を。。。したのかね。」
おかしいな。。。チワワは、朝から甘いのが食べたいとぐずる事があって、しょうがなしに。。。濃紫婆さんに甘いパンを用意してもらう事があるけど。。
ベルモは、朝ごはんや出されたものに文句は言わないように躾た。。。というか。
赤ちゃんの頃から。。。出されたものはなんでも食べる。。。
そういう性質なのに。。。これは。。なんか、あった。。よな。。
ギクっ
他言無用。。。しかし。。。昨夜の霊というか、霊魂。
あれは、亡くなった人の霊ではなく。。生きている人が、相談がままならないので魂が抜け出して霊媒体質のベルモに頼って。。
認知症で表面的にはしっかりと意思疎通ができないけれど、魂は。。。はっきりしっかりコミニュケーションができるという事で。。
だいたい。。。月に一度ぐらいは大好きだった木蓮寺の散策に娘さんが連れてくるらしい。
歳をとり、嫁いだ娘さんに引き取られてプルメリア島に数年住み、美しい木蓮寺を気に入ってよく散策していたらしいのですが、
いまは認知症になり、娘さんが木蓮寺の庭園に車椅子を押して時々散策に連れ出してくれる状況だと言う。。。
表面的には認知症で、昔のことはすっかり忘れてしまいましたが、魂まではそうはいかず。。。懺悔をしにきました。
もう。。。100歳前後。。。いつあの世にいくかわからない。。。悪いことをしておきながら。。。長生きをしてしまった。
赦される事じゃない、
墓場まで持っていく事ができなくて、ついつい、ベルモを探して頼ってしまった。
という事で、昨日さまよえる霊魂の話しを聞いたのはいいけれど。。。
それは。。。犯罪。。。どうしよう。。。いまさらどうにもなるまい。。。
話しを聞いてしまった。。。聞くだけなら、と。聞くだけならいい。。。よね。傾聴だけ。
未熟者の修行僧ですから、お話を聞くだけです、と前提したし。。。
なんにもしていない。。話しを聞く。。それで良いなら。。
他言無用で。。。だから。。話しの内容は。。和尚にも言えない。。
「今日は、お客様の傾聴修行、大丈夫かの???舞さんが、こないだ相談していたお姉さんを連れてくるそうじゃが。。。」
「はい。。良かったですね。こちらまでわざわざ来られるという事は。。。いちおう、舞さんとお姉さんは、そこまでの仲にはなったのですね。わざわざこちらまでお越しいただくのは旅行みたいなものですから。嫌なら、嫌な相手とは、いくらなんでも旅行はしませんよね、わざわざ。。。」
「御礼みたいなことを電話で言っておられるから。。。多分、再会がある程度良い結果になってこちらに来られる。。ってことじゃろうかの。。。しかし。。本当に、ベルモの体調は」
「昨日。。。。寝る前に霊が訪ねてきたので、なんにもできません。ごめんなさい。安らかにお眠りください、とお願いしたら、お帰りになりましたので。」
と。。。ベルモは、木蓮和尚を心配させまいと嘘をついてしまいました。
だけど。。。あの懺悔をしにきた魂は、内容をほかの誰にも喋らない約束をしたので。。。
例え。。。相手が和尚でも。。。
約束は、守らなきゃ。。。
だけど。。。
「まぁ。。。担任の先生には謝っておいたわ。。」葉月もヴィーナスの事は本人の自主性。。というかもう、自立しているし。。悪い事をする子じゃないし。
高額所得者で、神楽町の税金を納める篤志家だし。。。
だけど。。。子ども。。だしね。しょせんは。既に、美術家、クリエイターとしては、プロなんだけど。。な。
先生は、それをどんどん伸ばしていきたいようで。。。だけど。。。
将来の夢にも、
美術家。。ではなく。。
耳鼻科。。耳のお医者さんになりたい。か、耳掃除のサロンを持ちたいと、こないだ将来の設計の課題を出したらしく。ひととおり、
耳掃除の
ピンセットや内視鏡や、消毒など、プロが本格的に使う道具は揃えていて、
将来の夢は個人の自由で本人の選択ですが。。。
しかしもう、ヴィーナスは、美術家として社会で活躍をしている身です。耳掃除がストレス解消や、美術家のお仕事のモチベーションや活力になれば良いのですが。。。
本末転倒。。。
本職をしなくって。。耳掃除ばかりしていたらどうでしょうか。才能があれだけあるのに。。。いや、確かにヴィーナスの耳掃除もプロですよ。
でも、本職をおびやかすほど耳掃除にボケるのです。。
と。。。担任の先生からの注意を受けましたが。
きっちりと、幹部スタッフ達との朝食が終わってから葉月が言いました。「ミリオンだけ。。。まともな子どもと言うか。。。ベルモは、霊媒体質みたいだし。。。
ベルモは熱くなると話しをなんでもかんでも怪しげなスピリチュアルに持っていくし。」
葉月は、子育てしてきていないので、子どもについての学校の個人面談にどう返答して良いのかわからない事があります。
そんな事言われても。。。既にヴィーナス達は一個人として、自分の軸をはっきりと持ち社会にも出ているのですから。将来的にどう、
だなんて親が口を挟む事じゃないし。学校で耳掃除動画を流行らせたのも。。
それ、先生がなんとかする問題じゃない。それに、イジメや、そう言う事をしたのであれば、これは葉月も黙っていないし、事実を確かめて、こちらも責任を取らなければなりません。
イジメは立派な暴力行為、犯罪行為ですし、
もしも。。。
そんな恐ろしい救いようのないクズな子どもなら、親として一切かばわずに、
少年院でも刑務所にでも容赦なく放り込みますが、
いじめた、などなら事実なら。。。
その場合、例え自分の子どもであるにしろ、
学校だけに責任はないし。。。
それ相応の処罰を受けさせてこちらも謝罪をするべきですが、、、
耳掃除をして人から感謝されても。。。
全然耳掃除をさせない子が、ヴィーナスの耳掃除だけは受ける。。。って悪いことじゃないでしょうに。お客様も、赤ちゃんの耳掃除をするのが怖いので、ヴィーナスに依頼して感謝されてるみたいだし。。。
耳掃除の
その善意の寄附金で、全額公共の福祉に寄付しているみたいだし。。。子どもも、単に募金、それも良いしするかもしれませんが。。。
快適な気持ちいい。。。思いをして、で、募金する方がいいのです。
「あたしも。。。寝る前に動画を見ましたけど。。あれ、気持ちいいですね。全然気づかないジャンルでしたけど、何回か違うの見ちゃう。。試聴何万回とか。。。やっぱり結構ハマる人いるのよ。。。」思わず秘書の藤森リノが言います。
「わ。藤森、見たの見ちゃダメって言ったでしょ、癖になるわよ、ほら、癖になった。。。知らないわよ、だから見るな、って言ったのにさ。。。」
ダイヤさんは、「わたしは。。。やめといたわ。。子どもの頃から耳掃除は好き過ぎてやり過ぎて、掃除しない反対の理由、耳掃除をやり過ぎで耳鼻科のお世話になったし。。今はもうほどほどだけど。。。やっぱり見ちゃうと、元が好きだからやめられなくなるし。」
「今夜、みんなで会うから、ヴィーナスもいるし。さりげなく注意しとくわ。。。ハァ。」「完璧な人なんかいませんわよ。いいじゃないですか、耳掃除。悪くないと思います。わたしも、ヴィーナスちゃんにやって貰おう。」
「藤森。。。兄ちゃん。ナオキに藤森は、耳掃除動画を見て喜んでるって。。そーゆー趣味だ、って言っちゃおうかな。兄ちゃん、ナオキにLINEでウチのスタッフの集合写真見せたらさ、綺麗な人ばっかりって驚いてたんだけどなぁ。」
葉月は、兄のナオキに彼女を紹介しようかなぁ。と、前々から言っていました。特に候補は、秘書の藤森リノ。。。
執事の椎名シーナは、独身で、ミニウサギで可愛いのですが、35歳だし。ひとまわり以上はナオキより年上だし。。。
ナオキは22歳。どうもビジネス、ビジネスで仕事ばかりで。。。いま彼女がいないらしく。。。
無理矢理と言うわけじゃないけど、恋愛も人生のハリになるかなぁ。。
「キャー。。。やめて。。。趣味はアロマテラピーにしといて。。。」
まぁ。。。女性だと。。。異性が絡むと見栄をはり。。男性もかなぁ。。趣味は酒飲み、なのに、のんべえだと思われたくないから、スムージーにハマってます、とか。海外旅行と書くと金遣いが荒いと思われるのが嫌だから、控えめに。。。
友達と旅行する、としか書かなかったり。
別にバリバリ働いて。。収入があれば。。
お金を使うのも全然
問題はないんだけど。。まだまだ女の高収入は。。偏見というか。女の賢すぎるのと稼ぎすぎるのは。、、
男のプライドをへし折るからね。男性はなんとも。。。プライドの生き物だし。。。
自分の女は自分より、下であって欲しいというか、まぁ。。。ね。自分の方が出来るで、ありたいのよね。。。
朝、十六夜カフェでビュッフェの朝食。
舞と環と母親の峰。峰は今日は、エステが受けられるので、朝からルンルンでした。
散々。。。オモテナシを受けといて。舞が、母親峰のために、スペシャルケアを申し込みました。しかし。。まぁ。。。環とふたりだけ姉妹水入らずの観光ができるから。。。
それも。。。いいか。
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2020年01月12日
マリッジcelebration96それからも。かけがえのない。。。二人で。。。
今夜は。。。オーロラが綺麗ね。スタッフの宿泊ルームから。。
ベランダから、ガーベラさんとサラさんも夜空を眺めて。。。今夜のオーロラは七変化。。。
「あら本当。。。でも、贅沢だわねー。満天の星空もキラキラの夜景も。。。時々オーロラも。。全部見られるなんて。。こんなのあり。。。」ガーベラさんが言うと、プルメリア島の地元民のサラさんは、
「珍しいんだね、ガーベラさんは月の人だから。わたしは主人も嫁に行ったのも地元でプルメリア島の地元民だけど。。。ここは福の神の遊び場とか福の神の別荘地って言われてるからね。満天の星空も、キラキラの夜景もオーロラも見られるのよ。でも、それが当たり前になってしまうとね、よそからきた人がそれで感動してるのを見ると不思議な気持ちなのよね。。。えー、ふつう、日常なんだけど、って。」
「あら、旅の日常は自分の非日常だわよ。って言わないっけ海に住んでる人は山に行きたがるし、山に住んでる人は海が見たくなるし。わたしは、月だから、地球そのものが面白くてたまらないのね。、、まるでなんでも見るもの全てが新鮮な子供みたいだし。。。息子のケンが月から地球に出て帰りたくない気持ちもわかるわよ。おもしろいんだもん。」
「あらまぁ。。。ガーベラさんたら、旦那様置いてこちらに住むの。。。」「とは。。。言いたいんだけどねー。あ
ちらの月のサナトリウムのシフトもあるし。。。地球に住んだら住んでるで、それが当たり前になって日常になるしね。まぁ、でも地球は飽きない感じがするわ。」「良かったわ。。。地球を気に入って貰えるとなんだか嬉しいわ。プルメリア島もね。」
「プルメリア島。。。なんだかお仕事に来ているのに。。。
半分くらいは旅行みたいな感じ。。もちろんお仕事はキチンとするけどね、
いろいろしてもらって恐縮だわ。。。葉月さんに。。。最初、月のサナトリウムで、葉月さんを誰かのお見舞いで来たお嬢さんとばかり勘違いして話しかけちゃってたのよ、清掃員の採用面接は幹部さんだったから、まさか、こんな若いお嬢さんが。。。って。後からウォーターサプライのオーナーさんって聞いてびっくりしちゃったわよ。。。葉月さんが。。」
「あんな若いのにねー。ああいう方もいらっしゃるのよね。。。うちの娘も爪の垢でも煎じて飲ませたいぐらいだわ。。。もー娘も既におばちゃんだから無理だけどさ、いまさら。。やっぱり、さっきアメニティをお借りしたせいかお肌がモチモチ。。。」
サラさんもガーベラさんも。。。
まるで、女子高生みたいに嬉しそうにはしゃぎまわっていました。アマゾネスサンクチュアリィ。。同じくも。
屋上の展望台では。。。
「ほんとはね。。。環さんが、舞って名前だったみたいなのよ。。」舞が言いました。母親の峰は、女の子が産まれたら舞という名前をつけると最初っから決めていたみたいで。。。ところが姑志乃が勝手に環という名前をつけて届け出を出してしまったのです。。。
「あら。。。でも、、舞は、羨ましいけど、だけど。。わたしが舞じゃあ、似合わないでしょう。。。」環は笑いました。自分でも、なんだか舞は、似合わないというのは。。
自覚しています。。。
確かに、舞という名前は、キリッとした出来たキャリアウーマンというタイプの名前じゃないし。。。環さんが舞なら調子が狂うわね。。。舞という名前は、フワッとして可愛らしいのですが、キリッと引き締まった感じはありません。。。
峰は蝶々にちなんで楽しみに、女の子なら。。。と舞という名前を用意していたのですが。。。
志乃が環にしたわよ、たまき、ね。と、峰が、跡取りの男の子を産まなかった嫌がらせも含めて長女には、ユニセックスな名前をわざとつけたようです。
はっきりと峰が女の子には舞と名前を楽しみに決めていたのに。。思わぬズレが生じて。。
だけど。。。結果的にその名前に相応しいしうまくいく、
これも最初から決まっている運命なのかもしれませんね。
そこから既に峰は子育てに意欲をなくしたのかもしれない。峰は掃除や洗濯以外の家事は大っ嫌いだし。完全に自分が甘えたいタイプだし。
もともと自分が子どもみたいなもんだし。
ましてや。。。
東京の最初の旦那さんジローには愛もないし。ジローは、資産家の高スペックかと思えば
うるさい姑の落とし穴だし。環は確かに。。姑の志乃が環を独占するので、そのせいで、。母親の峰から嫌われているのではないか、
峰は赤ちゃんのまいちゃんばっかり可愛がっておばあちゃんと喧嘩すると舞ちゃんだけ連れて家を出て行くし。。それに、舞ちゃんばっかり可愛い名前で、
わたしは環って名前男にもいそうだし。環は母親の峰と距離や溝があるのを気にしていましたし、かと言って。、自分を可愛がってくれている祖母の志乃にも逆らえないし。
葛藤を感じるままに。。。
とうとう。。、姑の志乃と険悪な
峰は舞と一緒に家を出たきり帰ってきませんでした。峰に裏切られて捨てられたと思う反面で、散々峰と喧嘩してばかりの志乃サイド志乃の人質みたいな立場の環も。。。
峰お母さんに甘えたいのに。。。志乃を拒否できないし。。
峰からしたら、わたしは敵方。。。
これじゃ、お母さんは、私を嫌いなのもしかたない。
後日、峰の母親、環からしたら名古屋の祖母になりますが、名古屋の祖母の富士が東京宅に怒鳴り込みに来て、一緒に来たのかと思っていたのに、峰も舞もいなくてガッカリしたのと、
あまり会った事もなく疎遠な名古屋の祖母の富士でしたが、
なにやら、志乃と言い争って。。。穏やかじゃない様子。。どちらも。。。祖母両方ともの。。。鬼のような形相で。。。、
よくも娘をキズものにしてくれたわねと発狂乱にわめく名古屋と、浮気するのは嫁がしっかりしないから、と言い返す東京。
なんだって
浮気するのは、あんたの育て方が悪いと悪態をつく名古屋。。。
子どもまで作ることないだろ、だらしないだの、愛人の子も女の子だと、あんたの息子が女種しかないんじゃないのか、一人前によそで子どもをつくるしか能がない種馬のくせに。
よくも大事な娘に女腹だと言ってくれたわねだのこの名古屋の田舎者だの。。。つかみ合いの
壮絶なバトルが。。。
とうとう
近所に警察を呼ばれてしまいました。
怖くなって。。環はその場を逃げ出しました。
見てはいけない鬼の修羅場をこっそり目撃して衝撃を受けた環は。。。
確かに。。。志乃は環には優しいけれど。一般にはきつい性格だというのは環はよく知っていましたし。。よくわかっていました。その言い争いから。。。峰も舞も姿を表さず。それっきり。。。
嘘でしょう。。。
さらに。。。父親の言葉に衝撃を受けました。。
父親のジローからは、お母さんはもう帰って来ないよ。舞と一緒に。。。お母さんとお父さんは別れたんだ。。。でも、優しいお母さんも妹もすぐにできるから
環はおばあちゃんと安心してくれ。。。
環にはもう一人、お母さんの違う妹がいるんだ。舞と一緒の歳だし、
お姉ちゃんなんだから、仲良くしてくれ、な。
そんなこと。。。寝耳に水。。さらっと言う事じゃない
えっ。。。突然。。。お母さんも妹もそっくりと入れ替わり。。。
ある日突然の出来事。。。
お父さんは。。よそに子どもができて。それで、お母さんが怒って。。
さきほどの鬼の修羅場の空気から薄々と。。。子どもをつくってだの裏切ってだのと。?
そういう事だったのね。。?
「なんとも言えなかったわ。。。わたしは子どもだったからどうしようも出来なかった。」まさか。想像だにしてなくって、一体なにが起こったのかと。。。
言葉にならないとか、言葉を失うことは。。こういう事なんだ。。。って。。
可哀想に環は。。。9歳。舞は2歳だったから、修羅場を知らずに名古屋で育ったし。。。
なにも告げられないまま。。峰は出て行き、東京の姑にべったりされ、母親の峰と和解しないまま。。。環は環境に振り回された。
舞の息子、前の旦那俊の子どものグーが、まさか、環の養女。娘になった純ちゃんとお付き合いしているなんて。。。
でも。。いとこは結婚もできるし。。
というよりも。。。
本当は、緋夏の娘であり、環が産んでいない純ちゃんは、グーとはいとこどころか、赤の他人だし。。。
舞は、東京の愛人の子と。。。グーが。。。とも思ったのですが。。。
どう考えても
峰にもじゅうぶんに非があるし。。。
わたしが男でも、峰との結婚生活などとてもじゃないけど耐えられるわけない。。
キズもの。。。というか、峰だってジローを散々利用して、非を一方的に押しつけて食いものにした。。。
冷静に考えて。。
もしも、舞が
東京にいたら、大好きな俊との恋愛や結婚もなかったのだし。。
いまの小料理屋蝶々もなかったし。。。また女の子。。って言う、志乃に、憎たらしい峰の子ども。。環は峰の子どもだけど、ジローによく似ているから可愛いけど。。。
と。。。家出して行方不明になったらしい愛人の娘の緋夏みたいに
いびられたかもしれない。。。もっとひねくれたかもしれない。。
なぜか、押し出されるように自分の代わりに東京の家に入ったジローの愛人の娘の緋夏さんを憎む気持ちになれませんでした。
でも。。。姉として。環がそばにいたのか。。それはなんだか羨ましい。お姉ちゃんを取られたという子どもみたいな嫉妬心を感じてしまう。。
舞は、環に。。。
「明日は。。。一緒に木蓮寺に。。。行きましょう。。」こうやって。。こんな手にとれない様な素晴らしい夜景や満天の星空のオーロラまで。。。環がこんな滅多ない環境にいる
機会をプレゼントしてくれました。
美しい場が持つ波動は、積み重ねると
知らない間に
自分自身の品格にアクセサリーのように身について品格は、みにまとわれる。どんどん美しい場に身を置いてください。
あなたを美しく豊かにするために。。。
というのは、天才美術家ヴィーナスがTVでも雑誌でもよく言っている。
舞も、後に残るものを送られるのも記念に素敵だけれど、体験や経験や、滅多にない機会をプレゼントされるのも、自分自身にに刻まれて行く。
舞もこないだ行って良かった木蓮寺に環を連れて行きたいな、と思い環を木蓮寺に誘いました。。そして。。
木蓮寺でまた、人生相談も。。。
環は純ちゃんに、このまま純ちゃんが本当の娘ではない、居なくなった環の異母妹の緋夏の子どもである事を黙っていていいのだろうか、と悩んでいるようでした。
複雑な気持ちだったけれど。。。舞は、行方不明になった緋夏さんを探したい。。。会えるなら会ってみたい。。。とも思いました。
相談ね。。。明日は。。
相談というか、御礼。木蓮和尚は、舞に、わたしならお姉さんに会ってみますよ、と背中を押してくださったのだ。その御礼がてらに。。。
美しい文化財木蓮寺。。。そして。。。日頃なかなか話せない事を話すという機会は。。
スッキリするかもしれない。。。
舞と環は、明日は木蓮寺、夕方は峰と合流してまたプルメリアリゾートでディナー。
峰は、アマゾネスサンクチュアリで、エステとマッサージ。。。
3日目は、自由行動にしました。実は、3日目は、環は純ちゃんと待ち合わせて純ちゃんの彼氏に会うことになっているのです。そう、喫茶店南風のマスターのグーに。。。
翌日。。。
「今夜は、わたしは家族と青の洞窟のほとりでお食事だからね。夜はいないので、みなさん、よろしくね。」朝礼の時に、葉月は今夜、姉と両親と、ルッコラをお泊りさせてくれた桑田家と木蓮寺と、子どものミリオンとベルモ、も含めて
ディナーをするので夕方から出かける、と。
青の洞窟の中にあるグランメゾン、青の洞窟のほとり、は福の神タチバナのお店です。
夕方。。。青の洞窟の入り口に集合。。ヴィーナスは、グリとシュナ坊と福ちゃんを連れてくるとLINEがあった。。。昨日は、。。夕方担任の先生から、耳かきについて注意の電話。。がらあり。。。
いままで、ヴィーナスは、就労児童で単独で金星を出て地球に住み。。。親はノータッチでしたが。。。このたび、ヴィーナスの母親の葉月が、だいたい地球にいる事が多くなりましたので。、。
先生も、ヴィーナスと葉月は有名人親子ではありますが。。。でも、だからといっていち生徒に変わりないので、学校問題諸事情を母親の葉月に報告する事になりました。
葉月は。。。開いた口がふさがりません。
パッと友達と喧嘩しました、とか、イタズラをしました。。。なら。。ピシャっと怒って終わり。。。ですが。。イタズラといえばイタズラなんだけど。常習的な。。。
「お母さん、まぁね、みんな、ハッキリ言って喜んでるんですわ。ヴィーナスのおかげで。。。耳掃除をさせない子どもも。。。耳掃除をきちんとヴィーナスにしてもらうようになって。。。 家の人も喜んでいるんだけど。。。
で。。。おんなじ生徒は、一ヶ月間を開けること、掃除のしすぎ禁止と、それは守ってるんですがねぇ。」
先生は。。。ありがたいような困ったような感じで。。実際には、担任の先生もヴィーナスに耳掃除をしてもらい。それは。。。それは。。気持ちよくって。
だったんだけど。。。動画を見て。周りの子に影響力も強い子ですので。。。耳掃除をやめろとはいいませんが、生徒さんの親さんからお褒めの言葉をいただいておりますから。。。
だって。。。どうしろと言うのかしら。わたしも最近では近くにいるけど、離れて暮らしてるには変わらないし。。。それにしても。。。
こないだも、アマゾネスサンクチュアリのオープニングにヴィーナスと、女の子になったシュナ坊のシュナマロンが来ていて。。。
ヴィーナスは、お客様にサービスで耳掃除してるし。。。お客様も喜んでるから。。。それはいいんだけど。。。
後から。。。二人にミルフィーユを出したら、二人で、「こんな、耳垢が取れたらいいね。」と。。。ミルフィーユを美味しそーに食べながら
そんな事言ってるの。。。
重症だわ。。。
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2020年01月11日
マリッジcelebration95忙殺される日常で。。。
また。。。また。。またなの。。。
ゾワッ。。。
超霊媒体質のベルモ。。。だけどね。。。やっぱりオバケは怖い。得体が知れないものだし。生きている人間の方が怖い。。。って言う人もいるけど。。
それもあるけど。。オバケも怖い。。無視しようかな。。まだまだ。。さまよえる霊などをきちんと成仏させることができないのだから。
だから、わたしに頼っても無理
なんだ。。。けど。。あっ。。。
暗闇の境内に白いモヤ。。。ベルモは、二度ぐらい生死をさまよって。。。いま、生きてる。そのせいか。。理不尽な事なんだけど。。
なんて。。。思ったら、この白いモヤは。。。生きている人の。。。魂の叫び。。。みたいなもんだわ。ボーっと現れた白いモヤはユラユラ揺れています。。。
モヤだけれど。。。随分と物悲しい雰囲気が伝わってきます。。。
「お坊様。。。わたしが。、、見えますか。、。」モヤが言うので。。ベルモは、
「モヤ。。。モヤみたいに見えますが。でもあなたは生きていますね。生きてるなら、うちのお寺にお昼間にご相談ください。わたしのような未熟者ではなく、住職の木蓮和尚がお悩みにお応えしております。私はまだまだ修行の見で、お悩みのご相談にお応えできるほどの力量は備わっておりません。」ベルモが言うと。
「わたしは。。。事情があって生きてはいますものの。。。口がきけないのです。こうやって、魂が抜け出して、お坊様のように高感度なアンテナをお持ちの方でないと意思をお伝えする事ができません。」
まぁ。。。お身体の不自由な方か、赤ちゃんかしら。。。
モヤは続けて、「この間は。。。娘が車椅子でこちらのお寺に散策で連れて来ていただきまして。。あなた様を見かけたのです。大変な人の多さと、あなた様がお仕事中で話しかける事ができませんでした。わたしは。。。生きていますが。。。もう肉体は認知がすすみ。。現実社会ではうまく意思疎通ができません。。魂なら。。こうやってあなた様に、話しかけることがやっとです。。。」
頭の中。。。想念との会話。。。のようなものです。。。「あ、認知。。。お年寄りの方で、うちに娘さんに連れてきて貰った事があるのですね。。。あなたをいたわって散策に連れてきてくださるご家族がいらっしゃるのはなによりですよ。。。認知のご病気は残念ですが。。なにか、、、ご不満やお悩みになっているのでしょうか。。。」
しかし。。。その認知症のお年寄りの魂は、なにも言いません。言いませんというか、言えない事でしょうか。
ゴクッ。。。まさかまさかの凶悪な犯罪の懺悔かしら。。。
しかしながら。。肉体は現実生活、認知症になった今、この魂は、はっきりとした意思を持ちそれでもこのお寺に救いを求めたてやってきています。
「このお寺は、安心と信頼と、私たち僧侶には守秘義務がございます。お客様のプライバシー保護も。。。わたしはまだまだ修行の身、あなた様のお話しをご聴拝させていただく事はできます。。なんなりと、お話しくださいませ。」
勝手にベラベラお客様の相談に回答したら木蓮和尚に叱られる。なので、ベルモは、木蓮和尚様が発言権を許可しているシンポジウムか、
ネットの人生相談で、回答を投稿しているのです。ネットの人生相談は、様々なお悩みや、様々な回答がバラエティに飛んでいて、まさに千差万別な十人十色の回答で。。。
ベルモも、ああ、それは、そう言う事を言っていいんだとか、やっていいんだ、、
そう言う考えもあるんだ。。。と、目が覚めたり視野も広くなったり、語彙も増えていく事がある。
当たり前だけど。。。
ネットは悪い、悪い、ばかりじゃない。情報の洪水の玉石混交だけど。。。思わぬ宝を拾う事もできるし。。。話しを聞く。。人は話しをすれば、胸に溜まっているモヤモヤを。。
吐き出して半分くらいは楽になると言われます。人に言えない事ならなおさら。この魂さんは、普段認知症のお年寄りで、肉体的にはもう自分のわだかまりは忘れてしまっているのかもしれない。。。でも。。。
魂が。。。命がけでここまでわざわざ来ている。お年寄りという事で、長年人に言えない重大な秘密があり。。。墓場まで持っていかなきゃいけない事ではあるけれど。。
だけど。。。本当に秘密にしたまま墓場に持っていっていいのだろうかみたいに。
現実社会では、認知症になり家族とも意思疎通がままならず。。魂として。。誰かに重要な事を打ち明けておかなければとの衝動にかられたのではないだろうか。
それで霊媒体質のベルモに白羽の矢が立った。。。
直感的にベルモは、魂の意図を読み取ります。匿名希望として。。魂は、想念でベルモに話しかけてきます。
わたしが認知症のお年寄りになったのは、若い頃のあやまち。。若い頃のバチが当たったのでございますから。。。
あやまちとは。。。
「犯罪なのでしょうかその行為は、犯罪行為になりますか」恐る恐る。。。ベルモが尋ねると。。
なりますとも。。一人の生命体の人生を狂わせたのですから。。いや。。。一人の。。。じゃないでしょう。。取り返しがつきません。。
えっ。。。かなりの重い話し。。。
他言無用ですから。。。
「綺麗。。。オーロラが出てきた。」
満天の星に包まれて、40年以上ぶりに再開した姉妹は。。。
舞の方は環と別れた時は2歳で全く環という姉すらいる事も知りませんでしたが。。。
環さんは。。。舞という妹がいる事は知っていたけど、新しい生活をはじめて、ジローの愛人の喜美と異母妹の緋夏がほどなくして家族になり。。。
環を捨てた母親の峰とセットで居なくなった舞については封印しようとしていました。だけど。。。
忘れようと思ったんですが。。。
成長するにつれ、母親の峰にも思うところがあるし。祖母の志乃は環を可愛がってきたけれど、新しい母親の喜美や、緋夏に対して冷たい対応でしたので、
環は喜美や緋夏と志乃の間に入りました。「全く。。。跡取りを産むかと思って妥協して貧乏人の家庭の子どもでもこぶつきでも受け入れてやったというのに。これじゃ峰の馬鹿を追い出した意味がないじゃないか。」
なんて。。。志乃は後妻の喜美に言いますが、
うそ。。。出て行ったお母さん。。峰お母さんはきつい人でしょっちゅうおばあちゃんと怒鳴り合っていたし。峰お母さんは、料理もしなかった。。。
環は思いました。環は志乃に、「喜美お義母さんは一生懸命やっているし、優しいし。おばあちゃん、緋夏ちゃんだっていい子だし可愛いし。」と言って抗議しても、志乃は、「環がきにする事はないのよ。」とききません。
義母の喜美は、よほど父親のジローが好きなのでしょう。。耐えています。。。峰とは大違い。。。しかし、父親のジローは、お坊ちゃんなのか。志乃に強く逆えず。。
出て行った峰もきつい性格だったけれど、いま思えば、船の船長に二人船長がいるなど、どっちも船長になりたがるタイプなど、船は沈むし家庭に二人置いたら家庭が壊れるに決まっています。
しかも、ジローは、母親の志乃にも先妻の峰にもいい顔ばかりしてどっちつかずで。。環はだんだんと出て行った峰を恨む気持ちが薄れていきます。
だけど。。。峰も喜美も、二人の母親を悪く言うけど可愛がってくれている祖母の志乃を嫌いにはなれません。
「私は赤ちゃんの頃から祖母の志乃が峰のお母さんから取り上げて育てられたようなもの。。。だんだん。。峰のお母さんの気持ちもわかってきた。。。だけど、言えなかった。」祖母が卑怯なのには気付いていたけど。。。一番近くにいたのは祖母。。。だったから。。。
峰が出て行った時は、峰を憎む反面、わたしがお母さんと仲が悪いおばあちゃんに可愛がられているからお母さんに嫌われたんだ。
と。峰に愛想をつかされて捨てられた、とも環は思って。。。
だけど、後からきた喜美の義母と異母妹の緋夏もいい子だったし。喜美と祖母志乃の間に入るのでいっぱいいっぱいというのもあり。。
しだいに峰や舞の事はあまり思い出さなくなった。。。進学やキャリア。。。結婚、出産。仕事で海外へ行ったりきたりの日々。
忙殺される日常。。。
環の長男
渡海を祖母志乃に預けて。キャリアウーマン。義母喜美は時々パートしていました。
そして。。緋夏の家出。。。
緋夏が赤ちゃんの純ちゃんを環に託してまた行方不明に。。。
環は海外出張先で気づかなかった妊娠で赤ちゃんを産んだ、とごまかした。
いろいろあって、やっとひと息ついた頃。
志乃は亡くなり、父親ジローが入院したころに、環は、またふと。
峰と舞を思い出しました。
興信所で、母親峰について、妹舞について。。
そして。。探偵は調査の結果の報告書とともに女性週刊誌を環に渡した。
「ご覧ください。付箋のページです。」
「まあっ。」小料理屋蝶々の女将さん。。舞が。。。環は滂沱の涙に溢れました。。。
「うわぁ。。。。今度はグリーンになったわよ。。。」展望台で昔話をする環にと舞の姉妹。。。
しんみりした空気になったけれども。。空には赤から。。オーロラがグリーンに染まっていく。。。こんな滅多ない空気に。。
「綺麗ね。宝石箱のアイスクリームみたい。」環がいいました。「なにそれ。。。」
「多分、舞さんは覚えてない。。けど、舞さんが名古屋に峰母さんと出て行く少し前に、宝石みたいなフルーツの氷の粒が入ったアイスクリームがあって、食べてると舞ちゃんが口を開けてくるのよ。可愛かったわ。おばあちゃんが買ってくれて。舞はまだ2歳だから早い、って私に買ってくれたんだけど。舞ちゃんも欲しかったみたい。。。」環さんは、泣いていたようです。ほんのりと薄ぼんやりとした展望台の灯りの中で。。。
あっ。。。流れ星が、スーッと流れていきました。
少し。。。黙って舞は環をそっとしておきました。
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ゾワッ。。。
超霊媒体質のベルモ。。。だけどね。。。やっぱりオバケは怖い。得体が知れないものだし。生きている人間の方が怖い。。。って言う人もいるけど。。
それもあるけど。。オバケも怖い。。無視しようかな。。まだまだ。。さまよえる霊などをきちんと成仏させることができないのだから。
だから、わたしに頼っても無理
なんだ。。。けど。。あっ。。。
暗闇の境内に白いモヤ。。。ベルモは、二度ぐらい生死をさまよって。。。いま、生きてる。そのせいか。。理不尽な事なんだけど。。
なんて。。。思ったら、この白いモヤは。。。生きている人の。。。魂の叫び。。。みたいなもんだわ。ボーっと現れた白いモヤはユラユラ揺れています。。。
モヤだけれど。。。随分と物悲しい雰囲気が伝わってきます。。。
「お坊様。。。わたしが。、、見えますか。、。」モヤが言うので。。ベルモは、
「モヤ。。。モヤみたいに見えますが。でもあなたは生きていますね。生きてるなら、うちのお寺にお昼間にご相談ください。わたしのような未熟者ではなく、住職の木蓮和尚がお悩みにお応えしております。私はまだまだ修行の見で、お悩みのご相談にお応えできるほどの力量は備わっておりません。」ベルモが言うと。
「わたしは。。。事情があって生きてはいますものの。。。口がきけないのです。こうやって、魂が抜け出して、お坊様のように高感度なアンテナをお持ちの方でないと意思をお伝えする事ができません。」
まぁ。。。お身体の不自由な方か、赤ちゃんかしら。。。
モヤは続けて、「この間は。。。娘が車椅子でこちらのお寺に散策で連れて来ていただきまして。。あなた様を見かけたのです。大変な人の多さと、あなた様がお仕事中で話しかける事ができませんでした。わたしは。。。生きていますが。。。もう肉体は認知がすすみ。。現実社会ではうまく意思疎通ができません。。魂なら。。こうやってあなた様に、話しかけることがやっとです。。。」
頭の中。。。想念との会話。。。のようなものです。。。「あ、認知。。。お年寄りの方で、うちに娘さんに連れてきて貰った事があるのですね。。。あなたをいたわって散策に連れてきてくださるご家族がいらっしゃるのはなによりですよ。。。認知のご病気は残念ですが。。なにか、、、ご不満やお悩みになっているのでしょうか。。。」
しかし。。。その認知症のお年寄りの魂は、なにも言いません。言いませんというか、言えない事でしょうか。
ゴクッ。。。まさかまさかの凶悪な犯罪の懺悔かしら。。。
しかしながら。。肉体は現実生活、認知症になった今、この魂は、はっきりとした意思を持ちそれでもこのお寺に救いを求めたてやってきています。
「このお寺は、安心と信頼と、私たち僧侶には守秘義務がございます。お客様のプライバシー保護も。。。わたしはまだまだ修行の身、あなた様のお話しをご聴拝させていただく事はできます。。なんなりと、お話しくださいませ。」
勝手にベラベラお客様の相談に回答したら木蓮和尚に叱られる。なので、ベルモは、木蓮和尚様が発言権を許可しているシンポジウムか、
ネットの人生相談で、回答を投稿しているのです。ネットの人生相談は、様々なお悩みや、様々な回答がバラエティに飛んでいて、まさに千差万別な十人十色の回答で。。。
ベルモも、ああ、それは、そう言う事を言っていいんだとか、やっていいんだ、、
そう言う考えもあるんだ。。。と、目が覚めたり視野も広くなったり、語彙も増えていく事がある。
当たり前だけど。。。
ネットは悪い、悪い、ばかりじゃない。情報の洪水の玉石混交だけど。。。思わぬ宝を拾う事もできるし。。。話しを聞く。。人は話しをすれば、胸に溜まっているモヤモヤを。。
吐き出して半分くらいは楽になると言われます。人に言えない事ならなおさら。この魂さんは、普段認知症のお年寄りで、肉体的にはもう自分のわだかまりは忘れてしまっているのかもしれない。。。でも。。。
魂が。。。命がけでここまでわざわざ来ている。お年寄りという事で、長年人に言えない重大な秘密があり。。。墓場まで持っていかなきゃいけない事ではあるけれど。。
だけど。。。本当に秘密にしたまま墓場に持っていっていいのだろうかみたいに。
現実社会では、認知症になり家族とも意思疎通がままならず。。魂として。。誰かに重要な事を打ち明けておかなければとの衝動にかられたのではないだろうか。
それで霊媒体質のベルモに白羽の矢が立った。。。
直感的にベルモは、魂の意図を読み取ります。匿名希望として。。魂は、想念でベルモに話しかけてきます。
わたしが認知症のお年寄りになったのは、若い頃のあやまち。。若い頃のバチが当たったのでございますから。。。
あやまちとは。。。
「犯罪なのでしょうかその行為は、犯罪行為になりますか」恐る恐る。。。ベルモが尋ねると。。
なりますとも。。一人の生命体の人生を狂わせたのですから。。いや。。。一人の。。。じゃないでしょう。。取り返しがつきません。。
えっ。。。かなりの重い話し。。。
他言無用ですから。。。
「綺麗。。。オーロラが出てきた。」
満天の星に包まれて、40年以上ぶりに再開した姉妹は。。。
舞の方は環と別れた時は2歳で全く環という姉すらいる事も知りませんでしたが。。。
環さんは。。。舞という妹がいる事は知っていたけど、新しい生活をはじめて、ジローの愛人の喜美と異母妹の緋夏がほどなくして家族になり。。。
環を捨てた母親の峰とセットで居なくなった舞については封印しようとしていました。だけど。。。
忘れようと思ったんですが。。。
成長するにつれ、母親の峰にも思うところがあるし。祖母の志乃は環を可愛がってきたけれど、新しい母親の喜美や、緋夏に対して冷たい対応でしたので、
環は喜美や緋夏と志乃の間に入りました。「全く。。。跡取りを産むかと思って妥協して貧乏人の家庭の子どもでもこぶつきでも受け入れてやったというのに。これじゃ峰の馬鹿を追い出した意味がないじゃないか。」
なんて。。。志乃は後妻の喜美に言いますが、
うそ。。。出て行ったお母さん。。峰お母さんはきつい人でしょっちゅうおばあちゃんと怒鳴り合っていたし。峰お母さんは、料理もしなかった。。。
環は思いました。環は志乃に、「喜美お義母さんは一生懸命やっているし、優しいし。おばあちゃん、緋夏ちゃんだっていい子だし可愛いし。」と言って抗議しても、志乃は、「環がきにする事はないのよ。」とききません。
義母の喜美は、よほど父親のジローが好きなのでしょう。。耐えています。。。峰とは大違い。。。しかし、父親のジローは、お坊ちゃんなのか。志乃に強く逆えず。。
出て行った峰もきつい性格だったけれど、いま思えば、船の船長に二人船長がいるなど、どっちも船長になりたがるタイプなど、船は沈むし家庭に二人置いたら家庭が壊れるに決まっています。
しかも、ジローは、母親の志乃にも先妻の峰にもいい顔ばかりしてどっちつかずで。。環はだんだんと出て行った峰を恨む気持ちが薄れていきます。
だけど。。。峰も喜美も、二人の母親を悪く言うけど可愛がってくれている祖母の志乃を嫌いにはなれません。
「私は赤ちゃんの頃から祖母の志乃が峰のお母さんから取り上げて育てられたようなもの。。。だんだん。。峰のお母さんの気持ちもわかってきた。。。だけど、言えなかった。」祖母が卑怯なのには気付いていたけど。。。一番近くにいたのは祖母。。。だったから。。。
峰が出て行った時は、峰を憎む反面、わたしがお母さんと仲が悪いおばあちゃんに可愛がられているからお母さんに嫌われたんだ。
と。峰に愛想をつかされて捨てられた、とも環は思って。。。
だけど、後からきた喜美の義母と異母妹の緋夏もいい子だったし。喜美と祖母志乃の間に入るのでいっぱいいっぱいというのもあり。。
しだいに峰や舞の事はあまり思い出さなくなった。。。進学やキャリア。。。結婚、出産。仕事で海外へ行ったりきたりの日々。
忙殺される日常。。。
環の長男
渡海を祖母志乃に預けて。キャリアウーマン。義母喜美は時々パートしていました。
そして。。緋夏の家出。。。
緋夏が赤ちゃんの純ちゃんを環に託してまた行方不明に。。。
環は海外出張先で気づかなかった妊娠で赤ちゃんを産んだ、とごまかした。
いろいろあって、やっとひと息ついた頃。
志乃は亡くなり、父親ジローが入院したころに、環は、またふと。
峰と舞を思い出しました。
興信所で、母親峰について、妹舞について。。
そして。。探偵は調査の結果の報告書とともに女性週刊誌を環に渡した。
「ご覧ください。付箋のページです。」
「まあっ。」小料理屋蝶々の女将さん。。舞が。。。環は滂沱の涙に溢れました。。。
「うわぁ。。。。今度はグリーンになったわよ。。。」展望台で昔話をする環にと舞の姉妹。。。
しんみりした空気になったけれども。。空には赤から。。オーロラがグリーンに染まっていく。。。こんな滅多ない空気に。。
「綺麗ね。宝石箱のアイスクリームみたい。」環がいいました。「なにそれ。。。」
「多分、舞さんは覚えてない。。けど、舞さんが名古屋に峰母さんと出て行く少し前に、宝石みたいなフルーツの氷の粒が入ったアイスクリームがあって、食べてると舞ちゃんが口を開けてくるのよ。可愛かったわ。おばあちゃんが買ってくれて。舞はまだ2歳だから早い、って私に買ってくれたんだけど。舞ちゃんも欲しかったみたい。。。」環さんは、泣いていたようです。ほんのりと薄ぼんやりとした展望台の灯りの中で。。。
あっ。。。流れ星が、スーッと流れていきました。
少し。。。黙って舞は環をそっとしておきました。
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2020年01月10日
マリッジcelebration94耳がカユイ。。。のよ。
舞は。。。環さんは。。。
どんな思いで生きてきたんだろう。。
と。。。思ったら、やはり峰を最初憎んでいたみたいだった。。それもそう。峰は突然舞を連れて実家に帰ってそのまま。。。だったらしい。。。
環が小さなころ。。。
それまでも、峰は突然家を飛び出して勝手に実家に帰っていたりする事があり。。。舞が産まれてからは。。。舞はそのたびに一緒に名古屋に連れて帰っていたらしい。舞だけを。。。
舞が産まれた少し前からは。。。義理父の焔も、東京勤務から、地元の名古屋勤務に戻っていたらしい。。焔は、長年焔の親戚がやっている会社で働いていて。今は重役幹部だけれど、
叔父さんが会長で、
もともといま社長の焔のいとこはずっと焔と仲が良く。。東京勤務から名古屋勤務とか。。仕事ができて信頼がある焔は可愛がられてきたみたいだし。。。長い信頼関係も築いてきた。。
かなりの
義理父焔のお陰で親戚の会社が成長した事もあり。。。だから、義理父焔も上手いこと言って東京勤務、名古屋勤務にバランスを取りながら願い出たのかもしれない。。。先代より、今の社長と焔が会社を成長させた功労者で感謝されてるみたいだし。。
舞は、どうも義理父が母親峰とうまく不倫するために東京、名古屋、勤務体制を利用してきたのではないかと。。、焔の会社の
先代社長の頃は。。。峰の母親の富士は、パッとしない会社員の峰の恋人の焔を気に入らなく、峰も、恋愛と結婚は別とばかりにあっさり焔を捨て東京の大手の企業のジローと知り合いサッサと乗り換えたんでしょう。。
峰みたいな女は、スペックのこじきでしょうし。。。で、結婚したものの。。。やっぱり焔の事が好きな峰。。。東京都心のエリートビジネスマンのジローは表面だけ。。。
見かけもスペックも物質的に価値ありで。。。
でも、
よくよく考えたら、焔は伸びしろがじゅうぶん。
ジローは、たかが、自慢できる
スペックだけ。しかもまだまだ元気なうるさいオババ付きで志乃も峰も出たら引かない気の強い同士。プラスとプラスの反発試合。
東京の姑の志乃も、名古屋は田舎だけどなかなか資産のある家のお嬢さんだし、あまり都会の娘だと生意気だから。。。と峰をみくびっていたら。。。峰のきついこと、きっついこと。
峰だって、最初は慣れない料理から志乃が作っていると、わたしもやりますと手伝おうとしましたが、プライドの高い志乃は、台所は私の領域、みたいに言ってきたので、
峰は我慢ならず、じゃあ私はやりませんからね。と、家事は綺麗好きなので掃除ぐらい。峰は掃除はきちんとやるのだ。あとは、洗濯も。。
姑の志乃は拍子抜けしました。てっきり峰が、お義母さま、お料理を教えてくださいと泣きついてくると思ったからです。志乃も、峰が泣きついてきたら教えたりしながら。。嫌がらせもしてやろうか、大事な息子を取り上げたし、と、峰を逆恨みしていましたが。。いろいろ企み、例えば、峰が料理をしたらワザと捨ててやれ、手を滑らかしたとか嘘をついて。。。と。楽しみに息子を盗んだ馬鹿嫁にイビリを考えていましたが。。。
しかし、まずは、最初の意地悪。。。キッチンは私の縄張りと言ったところ。。。じゃあ、料理よろしく私が土俵入り禁止ですからね。お義母さまの聖域でしょ。
と、洗濯や掃除はするものの、炊事は一切しなくなりました。
志乃は名古屋生まれ名古屋育ちの峰に、ザマァと白味噌のお味噌汁を出しましたが、峰は母親の富士が白味噌の土地から名古屋に嫁に来たので、父親の慶が優しいので、家でお味噌汁が出る時は、赤、白、ミックス全て、お料理に合わせて出されていましたので。。。だから、なぁにと平気な顔をしています。
峰は、
お金もある家で、いろいろな土地へ親が連れて行きましたし。
私は京都育ちだから薄味しかイヤみたいな奴はどこへ行っても楽しくないから、お前なんか旅行に行くなと思うし。
志乃は、なんて味が濃いの、田舎の味ねと、峰をいびろうと企んでいたのに。。肩透かしをくらいました。
峰は、お義母さんからキッチンに入るなと禁止令を出されたわ。
それなら。。。
仕方ないから、お義母さんに台所は譲るわ。わたしはお掃除や洗濯をするから。お義母さんの役割を奪うと可哀想だし。ぼけなくていいわよ、と、旦那のジローに、志乃が台所に入るなと言われた事を全てちくります。
峰からしたら、姑にいびられて旦那さんに黙っている嫁の気持ちがわかりません。旦那の親が悪いなら旦那にも責任があるはずだし。それをなんで黙っているのでしょうか。。。旦那に言ってやればいいのです。
びっくりするのは、親にいろいろ言えない男が結構いる事です。峰は言いたい放題に育てられ。。。わがままな母親の富士すらも、女の子は峰だけなので甘やかされましたし。
富士がズバズバ言うタイプで、峰もそれが当たり前みたいに育ちました。
なんで、無理をして同居してやってるのに親に言えないの。変わってるわね。情けないわ。。。嫌なら出て行くからって足元みなさいよ。旦那のジローは、どっちつかずだし、峰はイライラします。こちらばっかりが我慢するなんておかしいわ。姑らが同居してくれってあちらから言ってるんだから、それが人に物を頼む態度かしら。。。
嫁に行く前に、
いざという時の為に、峰は親からの隠し持参金や免許を取り車を買ってもらいました。
何があっても準備万端。。そして。。。おそらくその意図は。。元恋人の焔と切れていなかったのかも。。。
さて。。。オーナー室で、葉月は。。。
「あっ、そうなの。サラさんも宿泊ね。ガーベラさんも話し相手が出来て良かったわね。。。」秘書の藤森さんと、管理人のダイヤさんと遅めの晩ごはんを食べていました。
「いいのかしら。。。旦那さん。。おふたりとも旦那さん健在だし、お子さん独立して旦那さんだけ、でしょ。」ダイヤさんが言うのですが、
「子どもじゃないんだから。子どもなら問題だけど、旦那さんを置いて留守にしたって、遊び歩いてるわけじゃないし。女ばっかりの職場だからご安心でしょう。」藤森さんが言います。
「そりゃ、リノさんの親御さんは、私たち世代ぐらいでしょうけど。。六十代、七十代の男性って言ったら。。。」ダイヤさんが言うので
「えー、今の時代。。そんな嫁さんいなきゃなんにもできないって。。。介護が必要な男性じゃあるまいし。。。大丈夫なんじゃない。洗濯機や掃除機もあるし。食べるのは適当に買えばいいでしょ。」葉月さんが言いました。「あらまぁ。。。まぁ。。。そうかしら。。。」「そうなんじゃない。。。奥さんがイキイキしてお小遣いも自分で稼いで友達出来たら、それはそれでありがたいんじゃないの。。。。旦那さんだってたまには一人でいたいわよ。ジーっと帰りを待たれるより、さっさと友達と遊びに行ったり趣味したり、一人の時間をくれる奥さんの方がいいんじゃない。先に奥さんが亡くなる場合も離婚する場合もあるでしょ。歳をとっても。」藤森リノが言います。
「まぁ。。。それにしても。。。舞さんちは。。意外だったわね。。タイプが全然違うんだもん。。。バラエティーに飛んでる、って言うか。もちろんいい意味でね、お母さんはお嬢さんだし。お姉さんはできたスーパーキャリアウーマンだし、舞さんは、夜の粋な世界の人、というか。。。」葉月が感心したように言うと、
「舞さんのお姉さん、環さんは、純ちゃんを育てて、義理の妹のお子さんみたいだけど。だからか、純ちゃんも環さんとは全然違うわね。純ちゃんは、癒し系でおっとりしてるし、環さんは、抜きん出て出来るって言うか、カッコいい感じ。。。舞さん達も、姉妹でも身内でもあんなにてんでバラバラなのね。。。感心しちゃった。みんな、いい味出してるわ。」ダイヤさんが言います。
社長秘書の藤森リノと、管理人マネージャーダイヤさん、オーナーの葉月さんは、結構夜一緒にご飯を食べたり接待に行ったり。三人が一緒になる事が多いのです。執事のシーナも幹部ですが、フロントにいたり、
お客様のご用事の対応してみんなと時間がズレる事があるし。
「そうそう。。。あのね、ご飯食べた、食べおわったよね」葉月が言うと、「コーヒーでも入れますわ。」藤森リノが食器を片付けてコーヒーを入れにいきました。
「あら、リノちゃん。ありがとうきがきくわね。」ダイヤさんが言います。
「さんきゅ。藤森。。。あっ、そうそう、今日ヴィーナスの担任の先生から夕方電話がかかってきて。。。」
午後から。。。福の女神神社の地鎮祭が終わると大急ぎで給食に間に合うように学校へヴィーナスが行ったようです。
藤森リノは、コーヒーを入れてきました。今日は全員そろってブラックです。
「えー。。。ヴィーナスちゃん。。。ヴィーナスちゃんって。。。天才美術家で既に仕事してるんでしょ。。。なんか。。。ソンナコが、学校でまさか。。。先生から電話って。。。なんかやらかしたの。。。」リノもダイヤさんもびっくり。
就労児童で高額所得者として、神楽町の篤志家でもあるらしいのに。。。なんで。。また。
「それが。。。あの子。就労児童でパソコンやスマホを学校に持ち込むでしょ。。。」まさか。。。まさか。。動画でお金儲けとか。。。YOUTUBER
別に。。。悪くはないと思うけど。。ヤバイ。。。儲けかたでも
「いや。。。もう。。。お金は別に働けば入ってくるからそういうの興味ないみたいなんだけど。。。パソコンやスマホに。。内視鏡の耳かきをあるでしょ、イヤースコープ。。。みたいなやつ。放課や掃除時間になると、それで友達の耳掃除したり、
掃除時間に耳掃除が見つかって、掃除は掃除でも耳掃除時間って言って先生に怒られたって
パソコンで、耳掃除の動画ばっかりみて、クラスメイトと、こっちがすげーだの、キャーキャー言って遊んでたり、視聴覚室の掃除だと、お掃除しないで、耳掃除のYouTube動画ばっかり友達と見るんだって。。。」
ププッ、ブッ
リノとダイヤさんは同時に吹き出してしまいました。イスからころげ
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ、キャッハ
きゃーっはっは。、キャッキャッ
「わー、わっ、きったないなぁ。珈琲。もうっ、笑い事じゃないんだって。。お子さんが家に帰っても、ずーっと飽きずに耳かき動画ばっかり見る子がでてきたり。。湿り気のある耳垢のこと乾燥の耳あかの子がケンカしたり。。。」だから。。。ご飯ちゃんと、食べてから出す話題だったんだけどね。。。珈琲吹いたわねー
ダイヤさんが付近で珈琲をふくと、「ごめん、ごめん。。。なんか。ちっちゃい子達が耳掃除しあうのって。。。お猿が毛繕いしあう、、みたいな。、。あははは」
「笑わないでよ。ヴィーナスに、耳掃除は、専門の先生か家の人にやって貰う事で、ヴィーナスはやっちゃだめ。マニアなんだから。。ミンナを引きずり込むでしょう。と叱ったのに。。あの子は。。」葉月は、ヴィーナスが耳掃除の中毒で、確かに葉月もヴィーナスにやってもらうと眠くなりいい気持ちになる。、。んだけど。。。あまりやり過ぎはよくないし。
仕事や勉強に差し支えるので、禁止にしていました。。。「だけど。。。ヴィーナスちゃん、耳掃除プロよね。確かに気持ちいいし、お客様からリクエストで赤ちゃんの耳掃除のアルバイトしてるんでしょ。いいんじゃない。。それはそれで。。」ダイヤさんが言います。。
「だけどね。、。見るな、って言っても耳掃除の動画を見るし、よそのお子さんまで巻き込んで。特に、乾燥のパリパリの耳掃除がしたいとか、動画でそこじゃない。とか、うるさいし。。。マニアだわよ。」「ゲームをずーっとやってる子どもみたいですねー。。でも。。なんか、わからなくもないかな。。。あたし寝る前に。。。耳掃除動画みちゃおっかなぁ。」藤森リノが言うので、葉月は。。
「やめんさい。抜けられなくなるわよ。変な薬みたいにヴィーナスのヤツ、耳掃除がしたいもんだから、洗脳ビデオみたいに極上のリラクゼーション動画。。。とか言って友達に耳掃除動画見せてスッキリ気持ちいい気分にさせて友達の耳掃除狙ってるし。。。」
「あらららら。布教活動の洗脳ビデオみたい。。。
でも。私は耳掃除って好きだったけど、うちの兄が、子どもの頃に親の耳掃除から逃げまわってて。。下手くそで痛いんだって。で、あまりに耳掃除しないから兄は耳鼻科に学校から行かされたわよ。病気かと親は焦ってたら、耳掃除しなさすぎで塞がっちゃって。。。オバケみたいな耳あかが出てきたんだって。。。
親の耳掃除が嫌で逃げまわってる子どもがいるんだし。。。ヴィーナスちゃん、いいんじゃない。プロ並みでみんな喜ぶなら。。」ダイヤさんが言いますと。。。
「ダメダメ。。。やり過ぎよ。叱っても奴はやめないわ。ベルモが乾燥耳垢で耳の代謝が良いみたいだから。。。狙われてるのよ。ミリオンはウェットだからつまらないからダメとか。。。もう。。。中毒だわ。、。ヴィーナスは」「わ。。。耳掃除したくなってきちゃった。。。」ダイヤさんが言いました。。
「おやすみなさい。。、」ベルモは離れの濃紫婆さんと、チワワのミーナとココナとともに一緒に寝ています。
木蓮和尚夫婦におやすみなさい、と言ってはなれに帰っていきました。
お坊様。。。お坊様。。。お坊様。。。
えっ。。。ゾワワワ。ブルッ。真っ暗な境内から
ベルモを呼ぶ声がして。ベルモは、霊の気配を感じました。。
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どんな思いで生きてきたんだろう。。
と。。。思ったら、やはり峰を最初憎んでいたみたいだった。。それもそう。峰は突然舞を連れて実家に帰ってそのまま。。。だったらしい。。。
環が小さなころ。。。
それまでも、峰は突然家を飛び出して勝手に実家に帰っていたりする事があり。。。舞が産まれてからは。。。舞はそのたびに一緒に名古屋に連れて帰っていたらしい。舞だけを。。。
舞が産まれた少し前からは。。。義理父の焔も、東京勤務から、地元の名古屋勤務に戻っていたらしい。。焔は、長年焔の親戚がやっている会社で働いていて。今は重役幹部だけれど、
叔父さんが会長で、
もともといま社長の焔のいとこはずっと焔と仲が良く。。東京勤務から名古屋勤務とか。。仕事ができて信頼がある焔は可愛がられてきたみたいだし。。。長い信頼関係も築いてきた。。
かなりの
義理父焔のお陰で親戚の会社が成長した事もあり。。。だから、義理父焔も上手いこと言って東京勤務、名古屋勤務にバランスを取りながら願い出たのかもしれない。。。先代より、今の社長と焔が会社を成長させた功労者で感謝されてるみたいだし。。
舞は、どうも義理父が母親峰とうまく不倫するために東京、名古屋、勤務体制を利用してきたのではないかと。。、焔の会社の
先代社長の頃は。。。峰の母親の富士は、パッとしない会社員の峰の恋人の焔を気に入らなく、峰も、恋愛と結婚は別とばかりにあっさり焔を捨て東京の大手の企業のジローと知り合いサッサと乗り換えたんでしょう。。
峰みたいな女は、スペックのこじきでしょうし。。。で、結婚したものの。。。やっぱり焔の事が好きな峰。。。東京都心のエリートビジネスマンのジローは表面だけ。。。
見かけもスペックも物質的に価値ありで。。。
でも、
よくよく考えたら、焔は伸びしろがじゅうぶん。
ジローは、たかが、自慢できる
スペックだけ。しかもまだまだ元気なうるさいオババ付きで志乃も峰も出たら引かない気の強い同士。プラスとプラスの反発試合。
東京の姑の志乃も、名古屋は田舎だけどなかなか資産のある家のお嬢さんだし、あまり都会の娘だと生意気だから。。。と峰をみくびっていたら。。。峰のきついこと、きっついこと。
峰だって、最初は慣れない料理から志乃が作っていると、わたしもやりますと手伝おうとしましたが、プライドの高い志乃は、台所は私の領域、みたいに言ってきたので、
峰は我慢ならず、じゃあ私はやりませんからね。と、家事は綺麗好きなので掃除ぐらい。峰は掃除はきちんとやるのだ。あとは、洗濯も。。
姑の志乃は拍子抜けしました。てっきり峰が、お義母さま、お料理を教えてくださいと泣きついてくると思ったからです。志乃も、峰が泣きついてきたら教えたりしながら。。嫌がらせもしてやろうか、大事な息子を取り上げたし、と、峰を逆恨みしていましたが。。いろいろ企み、例えば、峰が料理をしたらワザと捨ててやれ、手を滑らかしたとか嘘をついて。。。と。楽しみに息子を盗んだ馬鹿嫁にイビリを考えていましたが。。。
しかし、まずは、最初の意地悪。。。キッチンは私の縄張りと言ったところ。。。じゃあ、料理よろしく私が土俵入り禁止ですからね。お義母さまの聖域でしょ。
と、洗濯や掃除はするものの、炊事は一切しなくなりました。
志乃は名古屋生まれ名古屋育ちの峰に、ザマァと白味噌のお味噌汁を出しましたが、峰は母親の富士が白味噌の土地から名古屋に嫁に来たので、父親の慶が優しいので、家でお味噌汁が出る時は、赤、白、ミックス全て、お料理に合わせて出されていましたので。。。だから、なぁにと平気な顔をしています。
峰は、
お金もある家で、いろいろな土地へ親が連れて行きましたし。
私は京都育ちだから薄味しかイヤみたいな奴はどこへ行っても楽しくないから、お前なんか旅行に行くなと思うし。
志乃は、なんて味が濃いの、田舎の味ねと、峰をいびろうと企んでいたのに。。肩透かしをくらいました。
峰は、お義母さんからキッチンに入るなと禁止令を出されたわ。
それなら。。。
仕方ないから、お義母さんに台所は譲るわ。わたしはお掃除や洗濯をするから。お義母さんの役割を奪うと可哀想だし。ぼけなくていいわよ、と、旦那のジローに、志乃が台所に入るなと言われた事を全てちくります。
峰からしたら、姑にいびられて旦那さんに黙っている嫁の気持ちがわかりません。旦那の親が悪いなら旦那にも責任があるはずだし。それをなんで黙っているのでしょうか。。。旦那に言ってやればいいのです。
びっくりするのは、親にいろいろ言えない男が結構いる事です。峰は言いたい放題に育てられ。。。わがままな母親の富士すらも、女の子は峰だけなので甘やかされましたし。
富士がズバズバ言うタイプで、峰もそれが当たり前みたいに育ちました。
なんで、無理をして同居してやってるのに親に言えないの。変わってるわね。情けないわ。。。嫌なら出て行くからって足元みなさいよ。旦那のジローは、どっちつかずだし、峰はイライラします。こちらばっかりが我慢するなんておかしいわ。姑らが同居してくれってあちらから言ってるんだから、それが人に物を頼む態度かしら。。。
嫁に行く前に、
いざという時の為に、峰は親からの隠し持参金や免許を取り車を買ってもらいました。
何があっても準備万端。。そして。。。おそらくその意図は。。元恋人の焔と切れていなかったのかも。。。
さて。。。オーナー室で、葉月は。。。
「あっ、そうなの。サラさんも宿泊ね。ガーベラさんも話し相手が出来て良かったわね。。。」秘書の藤森さんと、管理人のダイヤさんと遅めの晩ごはんを食べていました。
「いいのかしら。。。旦那さん。。おふたりとも旦那さん健在だし、お子さん独立して旦那さんだけ、でしょ。」ダイヤさんが言うのですが、
「子どもじゃないんだから。子どもなら問題だけど、旦那さんを置いて留守にしたって、遊び歩いてるわけじゃないし。女ばっかりの職場だからご安心でしょう。」藤森さんが言います。
「そりゃ、リノさんの親御さんは、私たち世代ぐらいでしょうけど。。六十代、七十代の男性って言ったら。。。」ダイヤさんが言うので
「えー、今の時代。。そんな嫁さんいなきゃなんにもできないって。。。介護が必要な男性じゃあるまいし。。。大丈夫なんじゃない。洗濯機や掃除機もあるし。食べるのは適当に買えばいいでしょ。」葉月さんが言いました。「あらまぁ。。。まぁ。。。そうかしら。。。」「そうなんじゃない。。。奥さんがイキイキしてお小遣いも自分で稼いで友達出来たら、それはそれでありがたいんじゃないの。。。。旦那さんだってたまには一人でいたいわよ。ジーっと帰りを待たれるより、さっさと友達と遊びに行ったり趣味したり、一人の時間をくれる奥さんの方がいいんじゃない。先に奥さんが亡くなる場合も離婚する場合もあるでしょ。歳をとっても。」藤森リノが言います。
「まぁ。。。それにしても。。。舞さんちは。。意外だったわね。。タイプが全然違うんだもん。。。バラエティーに飛んでる、って言うか。もちろんいい意味でね、お母さんはお嬢さんだし。お姉さんはできたスーパーキャリアウーマンだし、舞さんは、夜の粋な世界の人、というか。。。」葉月が感心したように言うと、
「舞さんのお姉さん、環さんは、純ちゃんを育てて、義理の妹のお子さんみたいだけど。だからか、純ちゃんも環さんとは全然違うわね。純ちゃんは、癒し系でおっとりしてるし、環さんは、抜きん出て出来るって言うか、カッコいい感じ。。。舞さん達も、姉妹でも身内でもあんなにてんでバラバラなのね。。。感心しちゃった。みんな、いい味出してるわ。」ダイヤさんが言います。
社長秘書の藤森リノと、管理人マネージャーダイヤさん、オーナーの葉月さんは、結構夜一緒にご飯を食べたり接待に行ったり。三人が一緒になる事が多いのです。執事のシーナも幹部ですが、フロントにいたり、
お客様のご用事の対応してみんなと時間がズレる事があるし。
「そうそう。。。あのね、ご飯食べた、食べおわったよね」葉月が言うと、「コーヒーでも入れますわ。」藤森リノが食器を片付けてコーヒーを入れにいきました。
「あら、リノちゃん。ありがとうきがきくわね。」ダイヤさんが言います。
「さんきゅ。藤森。。。あっ、そうそう、今日ヴィーナスの担任の先生から夕方電話がかかってきて。。。」
午後から。。。福の女神神社の地鎮祭が終わると大急ぎで給食に間に合うように学校へヴィーナスが行ったようです。
藤森リノは、コーヒーを入れてきました。今日は全員そろってブラックです。
「えー。。。ヴィーナスちゃん。。。ヴィーナスちゃんって。。。天才美術家で既に仕事してるんでしょ。。。なんか。。。ソンナコが、学校でまさか。。。先生から電話って。。。なんかやらかしたの。。。」リノもダイヤさんもびっくり。
就労児童で高額所得者として、神楽町の篤志家でもあるらしいのに。。。なんで。。また。
「それが。。。あの子。就労児童でパソコンやスマホを学校に持ち込むでしょ。。。」まさか。。。まさか。。動画でお金儲けとか。。。YOUTUBER
別に。。。悪くはないと思うけど。。ヤバイ。。。儲けかたでも
「いや。。。もう。。。お金は別に働けば入ってくるからそういうの興味ないみたいなんだけど。。。パソコンやスマホに。。内視鏡の耳かきをあるでしょ、イヤースコープ。。。みたいなやつ。放課や掃除時間になると、それで友達の耳掃除したり、
掃除時間に耳掃除が見つかって、掃除は掃除でも耳掃除時間って言って先生に怒られたって
パソコンで、耳掃除の動画ばっかりみて、クラスメイトと、こっちがすげーだの、キャーキャー言って遊んでたり、視聴覚室の掃除だと、お掃除しないで、耳掃除のYouTube動画ばっかり友達と見るんだって。。。」
ププッ、ブッ
リノとダイヤさんは同時に吹き出してしまいました。イスからころげ
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ、キャッハ
きゃーっはっは。、キャッキャッ
「わー、わっ、きったないなぁ。珈琲。もうっ、笑い事じゃないんだって。。お子さんが家に帰っても、ずーっと飽きずに耳かき動画ばっかり見る子がでてきたり。。湿り気のある耳垢のこと乾燥の耳あかの子がケンカしたり。。。」だから。。。ご飯ちゃんと、食べてから出す話題だったんだけどね。。。珈琲吹いたわねー
ダイヤさんが付近で珈琲をふくと、「ごめん、ごめん。。。なんか。ちっちゃい子達が耳掃除しあうのって。。。お猿が毛繕いしあう、、みたいな。、。あははは」
「笑わないでよ。ヴィーナスに、耳掃除は、専門の先生か家の人にやって貰う事で、ヴィーナスはやっちゃだめ。マニアなんだから。。ミンナを引きずり込むでしょう。と叱ったのに。。あの子は。。」葉月は、ヴィーナスが耳掃除の中毒で、確かに葉月もヴィーナスにやってもらうと眠くなりいい気持ちになる。、。んだけど。。。あまりやり過ぎはよくないし。
仕事や勉強に差し支えるので、禁止にしていました。。。「だけど。。。ヴィーナスちゃん、耳掃除プロよね。確かに気持ちいいし、お客様からリクエストで赤ちゃんの耳掃除のアルバイトしてるんでしょ。いいんじゃない。。それはそれで。。」ダイヤさんが言います。。
「だけどね。、。見るな、って言っても耳掃除の動画を見るし、よそのお子さんまで巻き込んで。特に、乾燥のパリパリの耳掃除がしたいとか、動画でそこじゃない。とか、うるさいし。。。マニアだわよ。」「ゲームをずーっとやってる子どもみたいですねー。。でも。。なんか、わからなくもないかな。。。あたし寝る前に。。。耳掃除動画みちゃおっかなぁ。」藤森リノが言うので、葉月は。。
「やめんさい。抜けられなくなるわよ。変な薬みたいにヴィーナスのヤツ、耳掃除がしたいもんだから、洗脳ビデオみたいに極上のリラクゼーション動画。。。とか言って友達に耳掃除動画見せてスッキリ気持ちいい気分にさせて友達の耳掃除狙ってるし。。。」
「あらららら。布教活動の洗脳ビデオみたい。。。
でも。私は耳掃除って好きだったけど、うちの兄が、子どもの頃に親の耳掃除から逃げまわってて。。下手くそで痛いんだって。で、あまりに耳掃除しないから兄は耳鼻科に学校から行かされたわよ。病気かと親は焦ってたら、耳掃除しなさすぎで塞がっちゃって。。。オバケみたいな耳あかが出てきたんだって。。。
親の耳掃除が嫌で逃げまわってる子どもがいるんだし。。。ヴィーナスちゃん、いいんじゃない。プロ並みでみんな喜ぶなら。。」ダイヤさんが言いますと。。。
「ダメダメ。。。やり過ぎよ。叱っても奴はやめないわ。ベルモが乾燥耳垢で耳の代謝が良いみたいだから。。。狙われてるのよ。ミリオンはウェットだからつまらないからダメとか。。。もう。。。中毒だわ。、。ヴィーナスは」「わ。。。耳掃除したくなってきちゃった。。。」ダイヤさんが言いました。。
「おやすみなさい。。、」ベルモは離れの濃紫婆さんと、チワワのミーナとココナとともに一緒に寝ています。
木蓮和尚夫婦におやすみなさい、と言ってはなれに帰っていきました。
お坊様。。。お坊様。。。お坊様。。。
えっ。。。ゾワワワ。ブルッ。真っ暗な境内から
ベルモを呼ぶ声がして。ベルモは、霊の気配を感じました。。
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2020年01月09日
マリッジcelebration93シスターズANDシスターズ。。。
夢みたい。。。ワクワクしちゃうわ。サラさんは、同僚の月の宇宙人のガーベラさんに勧められて、今夜はアマゾネスサンクチュアリィに宿泊する事になりました。
スタッフルームと言っても、じゅうぶんラグジュアリー客室で通る美しさと広さ。
客室は、すべてが、スイートルームですし。
連勤、夜遅く次の日朝からお仕事のスタッフは申請して宿泊する事ができます。
なかなか普段ラグジュアリーホテルを利用する事ができない庶民のお年寄りも、ここで、ラグジュアリーホテル経験が働きながらできるのです。
「あら、オッケーよ。サラさんも明日朝から勤務だから、今日はお泊まりね。了解です。。」
清掃員の
サラさんは、葉月の秘書藤森リノに今晩は夜まで勤務、明日は朝からシフトなのでアマゾネスサンクチュアリィに宿泊する事に申請しました。
「スタッフ宿泊ルームって言っても。、。たいしたものでしょう。びっくりしちゃったわ。。」ガーベラさんが言います。
「まぁね。だけど、葉月さんは。。意地の悪い女性は、絶対雇わないのよ。優秀でもね。お客様は、意地悪だとか、まさかそこまではプライバシーだし。。それは仕方ないけど。スタッフはね。酷い性格の女性は雇わないみたいだし。」リノが笑って言います。
女性同士の揉め事や派閥など、マウンティングなど、ややこしく醜いトラブルを起こす女性は葉月が嫌うのでしょう。この場は美しいのです。
「藤森さんちは、双子さん姉妹で両方ともここでご勤務でしょう。凄いわねー。」サラさんが言うと、「元々。。。姉が福の神笑〜さんのエステで働いてて。。。で、わたしが笑〜さんの芸能プロダクションのピーチバリエーションズに入って。。。で、姉がアマゾネスサンクチュアリィに行きたいって希望を出して。。。私も、って事で。」
「あら。。。お姉さんが大好きなのね。。一緒に。。」サラさんが言いますと、リノは
「というか。。。あ、そうそう、それもいいかも。って流れだったなぁ。追いかけたわけじゃないんだけどね。。。」
藤森リノは双子の象の姉妹の妹で、葉月の秘書です。姉はアマゾネスサンクチュアリィのエステ、アメージングゴッドネスの店長の久美子です。
「姉妹そろって、アマゾネスサンクチュアリィ2人とも採用ってすごいんじゃない、親御さん喜んでいるでしょ。」ガーベラさんが言うと、「特に私の方が、リノちゃん、社長秘書だって。嬉しいわ。。ってお母さんが喜んだら、久美子、スッゴい怒るの、。。久美子おっかないわ。、。」「比べられた?ってこと、うちは娘二人でもー、二人とも嫁いでおばちゃんだけど。
やっぱり上の子の方が厳しいでしょ。だいたいは。。。下は要領いいというか、実験台を観察するからね?やっぱり。。。今ですら上の娘に文句言われるのよ。私は長女じゃないから、長女の気持ちなんてわからないしね。」サラさんがいいます。
「うちは、上が女だけど、年子だし、次は男だったからあまり比べるとかなかったかなぁ。。。全然性格も違うし。。私たち夫婦は、ちょうど男も女もいてよかった、ぐらいだし。性別が違うと欲しいものも全然違うもんね。
結局、だいぶ後からケンが出来て。。。まぁ、ケンだけは歳をとって出来た子だから甘いかも。。。
だけど、上はもーとっくに独立してるから、贔屓だのなんだの。。。そんな感覚もないもんね。。。
逆に可愛がってくれるし。。。
でも、藤森さんちは双子でしょ、そんなお姉さんだから我慢しなさい。。とかそんなんあるの、。。一緒のようなもんでしょー」ガーベラさんが言うと
「って。。。言うより。わたしがいろいろ真似して、姉が言うにはリノは、わたしの真似をしてわたし以上のものを手に入れてきたのがムカつくんだって。」
藤森リノの姉久美子は、昔っから、同じ顔同じ体型。。。同じ生年月日。。なのに結果的に自分の上を行ってしまう妹のリノが気に食わないのだ。。。
だいたい。。。久美子って名前からして、両親には、なんでわたしもリノみたいにいまどきの名前つけてくれなかったのよ。と。。。久美子は、両親には言うのですが、久美子とリノが双子だとわかった時に、父親は姉、母親は妹の名前を付けよう一人ずつ。。
と言う事で、姉は久美子、妹がリノになりましたが。。。
久美子は、久美子って名前は、おばあちゃんにもおばさんにも久美子っているじゃない。皇室じゃあるまいし、いまどき子、なんて名づけしないでよ。と、そこからもう既に差別は始まっていました。
リノといえば。「そんなん、どっちでも良くない怒る事じゃないでしょう。いい名前じゃない。私は久美子でもよかったんだけど。おばあちゃんになってリノより久美子の方が落ち着いていいでしょう。」
なんて言ってリノがいうとよけいに傷口に塩を塗るようで。。「おばあちゃん、落ち着いて、って私たちの世代はおばあちゃんになっても、カレンとかカノン、とか、そういう名前のおばあちゃんが当たり前なんだから、なんで私は昭和なのよう。」
「久美ちゃん、キラキラネームで馬鹿みたいな名前や、暴走族みたいな名前よりは全然いいでしょう。。。それでお仕事をお断りされる人もいたり、いじめに遭う人すらいるのよ。」母親がなだめますが。。、
小さな頃から。。。姉の久美子が不満をずーっと溜めていた。。。って。。。全然気づかなかったリノは最近久美子が急に怒って何日も口をきかなかったり。。。という状態になってびっくりしたのでした。
リノからしたら、真似をした感覚もなく。ただ、姉の久美子がそうやるので、あっ、それもいいな、とやってみただけであり。
それが、真似。。。。真似されるのは百歩ゆずってありだとしても。。。
そうすると、後出しの妹のリノの方が、良い結果がでるので、それが久美子は気に入らないらしいのです。久美子からしてみれば、
わたしを実験台に観察して、わたし以上のものを手に入れようとしている、だと。。
リノには、全くそんな自覚があるはずもなく。。、
そんな事言われても。。。ねぇ
名前だって。。。親の問題でしょ。私に文句言われても、とリノは思うし。だいたい、リノより久美子の方がお嬢様みたいな名前じゃん。リノでも別にいいけど。。。
「リノだと飲み屋のお姉さんにもいそうでしょ。久美子の方が品があるわよ。」と、リノが久美子を褒めたつもりが。。。
「馬鹿ねー、今はもう、そのまんま飲み屋で働いておかしくない名前が普通でしょ。男も女も。。。」と、ますます久美子はブスっとしはじめ。。。
ひねくれてるわね。久美子は、もう。。知らないわ
子どもの頃に久美子は牙を抜きたいので抜きに行ったら痛い歯医者で、リノもわたしも牙を抜く、と言ったら、担当の先生の技術か体質がでリノは全然痛くなかったり。。。
「双子だと、運をどちらかが吸いとって私の運をリノが吸いとってるとか、変なこと言うのよ。そんなオカルトみたいな事言いはじめたり、頭大丈夫かしら。」
「小さな事で、そっちの方がいい、の積み重ねで。親の贔屓って。。、なったんじゃないかねぇ。私は久美子さんのエステの店長もじゅうぶんすごいと思うけどねー、」ガーベラさんが言います。
「でしょう。そうよ。だけど、久美子からしたら、私が葉月さんから贔屓されてる、って、秘書だからだいたい葉月さんの身の回りにいるんだから、久美子より親しくなるのは仕方ないでしょ。」
「それが気に食わないのよ。隣の芝生は青いんですもんね。あちらの苺の方が赤い、みたいなもんよ。。でも、そりゃみんなの憧れの葉月さんの身の回りにいるんじゃ、お姉さんも嫉妬するわね。。。」
夜のとばりが降りて。。。環と舞は、二人で展望台に登りました。
峰は部屋でTVを見ています。そのうち寝るでしょう。ディナーでもシャンパンを飲んだりワインを飲んで、峰はお酒に弱いので眠くなっていました。
お昼のフレンチでランチをした後には、プルメリア港で、海を眺めたり真珠館やガラス細工館に立ち寄ったり。。。夜は、海を眺めながらの鉄板焼き。。。お昼間からシャンパンを飲んでいて、ベリーのお褒めの言葉がすっかり心地よくなりました、の峰は酔い良いの酔いで。。。
すっかり非日常の贅沢を味わい尽くします。
三人でプルメリア港へ行くときも。。。なんかまた、ジローの悪口でも言い出したりするんじゃないだろうか。と舞が思ったのですが。。。びっくりするほどのの透明な透き通る海。。。
ポストカードの世界が広がり、。。こんな綺麗な海、初めて見たと峰は嬉しそうでした。意地悪な婆さんとて女。。。いや、むしろ、峰は女を意識した性格でしょうか、だから、舞の着物や装飾品に目をつけてはうまく巻き上げるのですが、、。
その峰の琴線を大いに刺激する美しいものにプルメリア島は溢れているのです。しかも、峰はじゅうぶんに舞の旦那さんの未森からお小遣いをいただきまして。環にアマゾネスサンクチュアリィに招待してもらいながらも、環は、真珠店で、峰のお土産にブローチを選ばせました。。。
「まあっ、母さん。お小遣い貰ったでしょう。。ここに来るための、姉さんも甘やかしちゃだめだわよ。ここにご招待くださっただけでもすごいのに。。。」舞が峰を叱ると、「だって、環が買ってくれるって言うんだからいいじゃないか、あんたが口を挟む問題か、あんたは、未森さんが買ってくれるという好意も否定しようとするし。あんたには言ってないし、関係ない問題なのに。。。羨ましいんだろう」
まあっ舞は怒りをぶつけそうになりましたが、環はスッと間に入りまして。。。「わたしが無理を言って会って貰ったんだから。長い間。。。母の日も誕生日も産んでもらって。。何にもしれ来れなかったでしょう。いいのよ。。。」
環は素直に余裕を持って育ってきたのでしょう。。余裕を持っている人というのは、金持ち喧嘩せず、というか。。。
「環だって、わたしの娘なんだよ、だから買って貰ったっていいじゃないか。馬鹿だね、舞は。あんたの子どもが物をねだったなら叱れば筋が通るけど、親を叱る馬鹿がいますか。」
甘えたっていいじゃない。。自分は環を甘やかさずに、舞だけ名古屋の実家に連れ帰り
だって、旦那が悪い、姑が環は置いていけ、ってだから東京が悪いし。あたしが責められる筋合いは一ミリもないね。と。被害者である、と主張するばかり、で。、
謝罪もせず。。。
例えそうでも、環には罪がない。。犠牲になってしまったのに。。。
めちゃくちゃな論理。。。でも、こんな美しげな場で揉め事は似合わないし。。。このプルメリア島は、揉め事すら緩和して優しく包み込みサラッと流す不思議な心地よい空気を持っている。。。
福の神の遊び場とか、福の神の別荘地と言われる由縁。。。圧倒的な非日常感。。
ガラス細工館では、峰はガラスの靴なんぞの置き物を買い。。。
ガミガミ婆さんのくせに、繊細で綺麗なものには目がないし。それで、すっかりいい気分になって。。美しい海を眺めながら、また弱いくせにシャンパンを飲むし。
舞と環はビールにしましたが、峰は子ども舌で、苦いビールが嫌いなのです。。
フレンチよりは、海鮮は峰は好きではないから控えめなのかと思えば、なんの。。。
アワビやら伊勢海老やら。。。贅沢品ばっかりオーダーするし。。。口の中でとろける。。とか。。、
夜。。。峰に展望台に誘ったら、峰は眠いしTVみて寝る。風呂は朝入るから。と。。。という事で、もう、40年ぶりぐらいかに再開した姉妹は、展望台に登りました。
「うわぁ。。。すっごい。。流れ星よ。。。」舞がはしゃぎました。子どもの頃に戻ったみたい。
あの頃は、姉さんはそばに居なくて。。家族でもひとりぼっちな気がした。峰と弟の剛が中心の家族。。。学校で大人しく、家で本当の自分になる子はたくさんいるのでしょうが、
舞はその反対で。家では、東京の父親のジローの子どもという事で肩身の狭い思いをどんなにさせられた事か。。。
学校へ行けば友達がいて。まだ子どもだしそれほど勉強は難しくないし。だけど。。。家に安らぎの居場所はなく。。。祖父の慶は優しいし、父親の焔も優しいのだけれど。。
慶も焔も、しょせん、祖母富士や母親峰という女帝の尻に敷かれている。もっと素直にのびのびとした無邪気な子ども時代を送りたかった。、。そしたら。。今ももっと。。。素直に生きているんだろうか。例えば、ジローや峰も離婚せず、姉妹一緒環さんと一緒に育っていたら。。。
「すごいわね、遠くに宝石箱をびっくり返したような夜景と、上をみればこぼれ落ちそうな星空。。。どっちも。。素敵じゃない。」環が言いました。
身には、確かにまとうことができないけれど。。宝石箱をひっくり返した様な極上の夜景も天上の満点の星空も、環がプレゼントしてくれた機会。。心の目が贅沢に養われ、豊かな雰囲気をまとうことができる。
「環さん、ありがとう。本当にごめんなさいね、あんな母親で。環さんもガッカリしたでしょう。。」舞が言いました。
なんなんでしょうね。。姉妹って。。
「お母さんが元気でよかったわ。。。私たちの歳だと、両親のどちらかが亡くなってしまった、って方もいるでしょう。わたしは。。。早く会えるものなら、会っておかないと。。。と。。決心したの。」
環はあの頃。。。峰が出て行った時は9歳でした。急に。。。学校から帰ったらお母さんが居なくなっていて。しばらくして、喜美さんと緋夏ちゃんがやってきて。。。
「えっ。。。か。。。母さん。。母さん。。姉さんに黙って。、子どもに黙って家を出たの。。姉さん。。。なんでまた、、なんで。。そんなひどい。、。そんな酷い母親と。。。会ってみる決心が。。。わたしなら会わないかもしれない。」舞は、今の性格の峰みたいな女なら、会ってみたいと思わなかっただろう。。
「わたしだって。。。あの時は。。裏切られた。。裏切られたって。。母親を憎んでいたの。母さんは、舞だけ連れて。。舞だけ連れて行ってしまった。。。と。」
環の学校でも、親の離婚の憂き目にあう生徒は少なからずいました。都会の学校なので。なおさら。。。
ところが。。。離婚するにしても。。。お母さんについていくんですもの。。。みんな。
離婚とは、お母さんについていくもの、そんなふしがあり。。
環は峰は相当悪い母親だと。。。
姑の志乃に峰の悪口を吹聴されてもいましたし。もともと。。志乃が、峰から環を取り上げて。。名前も勝手に、環と届け出をして。
だから。。。環と志乃に距離があったのは確か。。志乃は環はジローに似てるし、賢いので、それはそれは可愛がられ。。。
また。それは峰にとっておもしろくない。峰は悔しい判明。。。子育てしなくてラクなのだ。姑の志乃は環に夢中だし。。。
峰は、環を取り上げてと姑と喧嘩して。。というか。。喧嘩をわざとふっかけて。。怒って飛び出して、
もしかしたら。。。いまの旦那の焔と密会していたかもしれない。焔。。。は、仕事で東京にいたことがあったようだし。
環も。。。恵まれてきたように見えるけど。かなり。。。傷ついてきた。。。みたい。。
親の離婚って。、。そうよね。。
子どもに罪は。。。ないんだもの。。
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スタッフルームと言っても、じゅうぶんラグジュアリー客室で通る美しさと広さ。
客室は、すべてが、スイートルームですし。
連勤、夜遅く次の日朝からお仕事のスタッフは申請して宿泊する事ができます。
なかなか普段ラグジュアリーホテルを利用する事ができない庶民のお年寄りも、ここで、ラグジュアリーホテル経験が働きながらできるのです。
「あら、オッケーよ。サラさんも明日朝から勤務だから、今日はお泊まりね。了解です。。」
清掃員の
サラさんは、葉月の秘書藤森リノに今晩は夜まで勤務、明日は朝からシフトなのでアマゾネスサンクチュアリィに宿泊する事に申請しました。
「スタッフ宿泊ルームって言っても。、。たいしたものでしょう。びっくりしちゃったわ。。」ガーベラさんが言います。
「まぁね。だけど、葉月さんは。。意地の悪い女性は、絶対雇わないのよ。優秀でもね。お客様は、意地悪だとか、まさかそこまではプライバシーだし。。それは仕方ないけど。スタッフはね。酷い性格の女性は雇わないみたいだし。」リノが笑って言います。
女性同士の揉め事や派閥など、マウンティングなど、ややこしく醜いトラブルを起こす女性は葉月が嫌うのでしょう。この場は美しいのです。
「藤森さんちは、双子さん姉妹で両方ともここでご勤務でしょう。凄いわねー。」サラさんが言うと、「元々。。。姉が福の神笑〜さんのエステで働いてて。。。で、わたしが笑〜さんの芸能プロダクションのピーチバリエーションズに入って。。。で、姉がアマゾネスサンクチュアリィに行きたいって希望を出して。。。私も、って事で。」
「あら。。。お姉さんが大好きなのね。。一緒に。。」サラさんが言いますと、リノは
「というか。。。あ、そうそう、それもいいかも。って流れだったなぁ。追いかけたわけじゃないんだけどね。。。」
藤森リノは双子の象の姉妹の妹で、葉月の秘書です。姉はアマゾネスサンクチュアリィのエステ、アメージングゴッドネスの店長の久美子です。
「姉妹そろって、アマゾネスサンクチュアリィ2人とも採用ってすごいんじゃない、親御さん喜んでいるでしょ。」ガーベラさんが言うと、「特に私の方が、リノちゃん、社長秘書だって。嬉しいわ。。ってお母さんが喜んだら、久美子、スッゴい怒るの、。。久美子おっかないわ。、。」「比べられた?ってこと、うちは娘二人でもー、二人とも嫁いでおばちゃんだけど。
やっぱり上の子の方が厳しいでしょ。だいたいは。。。下は要領いいというか、実験台を観察するからね?やっぱり。。。今ですら上の娘に文句言われるのよ。私は長女じゃないから、長女の気持ちなんてわからないしね。」サラさんがいいます。
「うちは、上が女だけど、年子だし、次は男だったからあまり比べるとかなかったかなぁ。。。全然性格も違うし。。私たち夫婦は、ちょうど男も女もいてよかった、ぐらいだし。性別が違うと欲しいものも全然違うもんね。
結局、だいぶ後からケンが出来て。。。まぁ、ケンだけは歳をとって出来た子だから甘いかも。。。
だけど、上はもーとっくに独立してるから、贔屓だのなんだの。。。そんな感覚もないもんね。。。
逆に可愛がってくれるし。。。
でも、藤森さんちは双子でしょ、そんなお姉さんだから我慢しなさい。。とかそんなんあるの、。。一緒のようなもんでしょー」ガーベラさんが言うと
「って。。。言うより。わたしがいろいろ真似して、姉が言うにはリノは、わたしの真似をしてわたし以上のものを手に入れてきたのがムカつくんだって。」
藤森リノの姉久美子は、昔っから、同じ顔同じ体型。。。同じ生年月日。。なのに結果的に自分の上を行ってしまう妹のリノが気に食わないのだ。。。
だいたい。。。久美子って名前からして、両親には、なんでわたしもリノみたいにいまどきの名前つけてくれなかったのよ。と。。。久美子は、両親には言うのですが、久美子とリノが双子だとわかった時に、父親は姉、母親は妹の名前を付けよう一人ずつ。。
と言う事で、姉は久美子、妹がリノになりましたが。。。
久美子は、久美子って名前は、おばあちゃんにもおばさんにも久美子っているじゃない。皇室じゃあるまいし、いまどき子、なんて名づけしないでよ。と、そこからもう既に差別は始まっていました。
リノといえば。「そんなん、どっちでも良くない怒る事じゃないでしょう。いい名前じゃない。私は久美子でもよかったんだけど。おばあちゃんになってリノより久美子の方が落ち着いていいでしょう。」
なんて言ってリノがいうとよけいに傷口に塩を塗るようで。。「おばあちゃん、落ち着いて、って私たちの世代はおばあちゃんになっても、カレンとかカノン、とか、そういう名前のおばあちゃんが当たり前なんだから、なんで私は昭和なのよう。」
「久美ちゃん、キラキラネームで馬鹿みたいな名前や、暴走族みたいな名前よりは全然いいでしょう。。。それでお仕事をお断りされる人もいたり、いじめに遭う人すらいるのよ。」母親がなだめますが。。、
小さな頃から。。。姉の久美子が不満をずーっと溜めていた。。。って。。。全然気づかなかったリノは最近久美子が急に怒って何日も口をきかなかったり。。。という状態になってびっくりしたのでした。
リノからしたら、真似をした感覚もなく。ただ、姉の久美子がそうやるので、あっ、それもいいな、とやってみただけであり。
それが、真似。。。。真似されるのは百歩ゆずってありだとしても。。。
そうすると、後出しの妹のリノの方が、良い結果がでるので、それが久美子は気に入らないらしいのです。久美子からしてみれば、
わたしを実験台に観察して、わたし以上のものを手に入れようとしている、だと。。
リノには、全くそんな自覚があるはずもなく。。、
そんな事言われても。。。ねぇ
名前だって。。。親の問題でしょ。私に文句言われても、とリノは思うし。だいたい、リノより久美子の方がお嬢様みたいな名前じゃん。リノでも別にいいけど。。。
「リノだと飲み屋のお姉さんにもいそうでしょ。久美子の方が品があるわよ。」と、リノが久美子を褒めたつもりが。。。
「馬鹿ねー、今はもう、そのまんま飲み屋で働いておかしくない名前が普通でしょ。男も女も。。。」と、ますます久美子はブスっとしはじめ。。。
ひねくれてるわね。久美子は、もう。。知らないわ
子どもの頃に久美子は牙を抜きたいので抜きに行ったら痛い歯医者で、リノもわたしも牙を抜く、と言ったら、担当の先生の技術か体質がでリノは全然痛くなかったり。。。
「双子だと、運をどちらかが吸いとって私の運をリノが吸いとってるとか、変なこと言うのよ。そんなオカルトみたいな事言いはじめたり、頭大丈夫かしら。」
「小さな事で、そっちの方がいい、の積み重ねで。親の贔屓って。。、なったんじゃないかねぇ。私は久美子さんのエステの店長もじゅうぶんすごいと思うけどねー、」ガーベラさんが言います。
「でしょう。そうよ。だけど、久美子からしたら、私が葉月さんから贔屓されてる、って、秘書だからだいたい葉月さんの身の回りにいるんだから、久美子より親しくなるのは仕方ないでしょ。」
「それが気に食わないのよ。隣の芝生は青いんですもんね。あちらの苺の方が赤い、みたいなもんよ。。でも、そりゃみんなの憧れの葉月さんの身の回りにいるんじゃ、お姉さんも嫉妬するわね。。。」
夜のとばりが降りて。。。環と舞は、二人で展望台に登りました。
峰は部屋でTVを見ています。そのうち寝るでしょう。ディナーでもシャンパンを飲んだりワインを飲んで、峰はお酒に弱いので眠くなっていました。
お昼のフレンチでランチをした後には、プルメリア港で、海を眺めたり真珠館やガラス細工館に立ち寄ったり。。。夜は、海を眺めながらの鉄板焼き。。。お昼間からシャンパンを飲んでいて、ベリーのお褒めの言葉がすっかり心地よくなりました、の峰は酔い良いの酔いで。。。
すっかり非日常の贅沢を味わい尽くします。
三人でプルメリア港へ行くときも。。。なんかまた、ジローの悪口でも言い出したりするんじゃないだろうか。と舞が思ったのですが。。。びっくりするほどのの透明な透き通る海。。。
ポストカードの世界が広がり、。。こんな綺麗な海、初めて見たと峰は嬉しそうでした。意地悪な婆さんとて女。。。いや、むしろ、峰は女を意識した性格でしょうか、だから、舞の着物や装飾品に目をつけてはうまく巻き上げるのですが、、。
その峰の琴線を大いに刺激する美しいものにプルメリア島は溢れているのです。しかも、峰はじゅうぶんに舞の旦那さんの未森からお小遣いをいただきまして。環にアマゾネスサンクチュアリィに招待してもらいながらも、環は、真珠店で、峰のお土産にブローチを選ばせました。。。
「まあっ、母さん。お小遣い貰ったでしょう。。ここに来るための、姉さんも甘やかしちゃだめだわよ。ここにご招待くださっただけでもすごいのに。。。」舞が峰を叱ると、「だって、環が買ってくれるって言うんだからいいじゃないか、あんたが口を挟む問題か、あんたは、未森さんが買ってくれるという好意も否定しようとするし。あんたには言ってないし、関係ない問題なのに。。。羨ましいんだろう」
まあっ舞は怒りをぶつけそうになりましたが、環はスッと間に入りまして。。。「わたしが無理を言って会って貰ったんだから。長い間。。。母の日も誕生日も産んでもらって。。何にもしれ来れなかったでしょう。いいのよ。。。」
環は素直に余裕を持って育ってきたのでしょう。。余裕を持っている人というのは、金持ち喧嘩せず、というか。。。
「環だって、わたしの娘なんだよ、だから買って貰ったっていいじゃないか。馬鹿だね、舞は。あんたの子どもが物をねだったなら叱れば筋が通るけど、親を叱る馬鹿がいますか。」
甘えたっていいじゃない。。自分は環を甘やかさずに、舞だけ名古屋の実家に連れ帰り
だって、旦那が悪い、姑が環は置いていけ、ってだから東京が悪いし。あたしが責められる筋合いは一ミリもないね。と。被害者である、と主張するばかり、で。、
謝罪もせず。。。
例えそうでも、環には罪がない。。犠牲になってしまったのに。。。
めちゃくちゃな論理。。。でも、こんな美しげな場で揉め事は似合わないし。。。このプルメリア島は、揉め事すら緩和して優しく包み込みサラッと流す不思議な心地よい空気を持っている。。。
福の神の遊び場とか、福の神の別荘地と言われる由縁。。。圧倒的な非日常感。。
ガラス細工館では、峰はガラスの靴なんぞの置き物を買い。。。
ガミガミ婆さんのくせに、繊細で綺麗なものには目がないし。それで、すっかりいい気分になって。。美しい海を眺めながら、また弱いくせにシャンパンを飲むし。
舞と環はビールにしましたが、峰は子ども舌で、苦いビールが嫌いなのです。。
フレンチよりは、海鮮は峰は好きではないから控えめなのかと思えば、なんの。。。
アワビやら伊勢海老やら。。。贅沢品ばっかりオーダーするし。。。口の中でとろける。。とか。。、
夜。。。峰に展望台に誘ったら、峰は眠いしTVみて寝る。風呂は朝入るから。と。。。という事で、もう、40年ぶりぐらいかに再開した姉妹は、展望台に登りました。
「うわぁ。。。すっごい。。流れ星よ。。。」舞がはしゃぎました。子どもの頃に戻ったみたい。
あの頃は、姉さんはそばに居なくて。。家族でもひとりぼっちな気がした。峰と弟の剛が中心の家族。。。学校で大人しく、家で本当の自分になる子はたくさんいるのでしょうが、
舞はその反対で。家では、東京の父親のジローの子どもという事で肩身の狭い思いをどんなにさせられた事か。。。
学校へ行けば友達がいて。まだ子どもだしそれほど勉強は難しくないし。だけど。。。家に安らぎの居場所はなく。。。祖父の慶は優しいし、父親の焔も優しいのだけれど。。
慶も焔も、しょせん、祖母富士や母親峰という女帝の尻に敷かれている。もっと素直にのびのびとした無邪気な子ども時代を送りたかった。、。そしたら。。今ももっと。。。素直に生きているんだろうか。例えば、ジローや峰も離婚せず、姉妹一緒環さんと一緒に育っていたら。。。
「すごいわね、遠くに宝石箱をびっくり返したような夜景と、上をみればこぼれ落ちそうな星空。。。どっちも。。素敵じゃない。」環が言いました。
身には、確かにまとうことができないけれど。。宝石箱をひっくり返した様な極上の夜景も天上の満点の星空も、環がプレゼントしてくれた機会。。心の目が贅沢に養われ、豊かな雰囲気をまとうことができる。
「環さん、ありがとう。本当にごめんなさいね、あんな母親で。環さんもガッカリしたでしょう。。」舞が言いました。
なんなんでしょうね。。姉妹って。。
「お母さんが元気でよかったわ。。。私たちの歳だと、両親のどちらかが亡くなってしまった、って方もいるでしょう。わたしは。。。早く会えるものなら、会っておかないと。。。と。。決心したの。」
環はあの頃。。。峰が出て行った時は9歳でした。急に。。。学校から帰ったらお母さんが居なくなっていて。しばらくして、喜美さんと緋夏ちゃんがやってきて。。。
「えっ。。。か。。。母さん。。母さん。。姉さんに黙って。、子どもに黙って家を出たの。。姉さん。。。なんでまた、、なんで。。そんなひどい。、。そんな酷い母親と。。。会ってみる決心が。。。わたしなら会わないかもしれない。」舞は、今の性格の峰みたいな女なら、会ってみたいと思わなかっただろう。。
「わたしだって。。。あの時は。。裏切られた。。裏切られたって。。母親を憎んでいたの。母さんは、舞だけ連れて。。舞だけ連れて行ってしまった。。。と。」
環の学校でも、親の離婚の憂き目にあう生徒は少なからずいました。都会の学校なので。なおさら。。。
ところが。。。離婚するにしても。。。お母さんについていくんですもの。。。みんな。
離婚とは、お母さんについていくもの、そんなふしがあり。。
環は峰は相当悪い母親だと。。。
姑の志乃に峰の悪口を吹聴されてもいましたし。もともと。。志乃が、峰から環を取り上げて。。名前も勝手に、環と届け出をして。
だから。。。環と志乃に距離があったのは確か。。志乃は環はジローに似てるし、賢いので、それはそれは可愛がられ。。。
また。それは峰にとっておもしろくない。峰は悔しい判明。。。子育てしなくてラクなのだ。姑の志乃は環に夢中だし。。。
峰は、環を取り上げてと姑と喧嘩して。。というか。。喧嘩をわざとふっかけて。。怒って飛び出して、
もしかしたら。。。いまの旦那の焔と密会していたかもしれない。焔。。。は、仕事で東京にいたことがあったようだし。
環も。。。恵まれてきたように見えるけど。かなり。。。傷ついてきた。。。みたい。。
親の離婚って。、。そうよね。。
子どもに罪は。。。ないんだもの。。
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2020年01月08日
マリッジcelebration92女神龍達のbeautiful日和。。。
優秀で出来る娘が、オモテナシ。。
峰は、葉月の姉と母親の前で。。いかにも娘から慕われる大事にされている母親を装っていました。アマゾネスサンクチュアリィの中にあるフレンチ十六夜の
隣の席のベリーが、峰に、「あら。。奥様素敵なお色のお召し物ですね。良くお似合いですわ。」
峰はニンマリして。。。「この子の旦那が買ってくれたんですよ。次女にはもったいないぐらい出来た旦那さんなんで。」峰はニンマリ。。さきほどの緊迫した空気は。。峰が大ファンです、の葉月の母親と姉。。ベリーとマリリンが隣の席に座り
にこやかに会話しているうちにどこかへ飛んでしまった。。あっさりな。。。
「美しいお嬢さんたちや、素敵な旦那様羨ましいですわ。」ベリーもニコッとします。
フルーツを食べていた
チワワとウクレレは、お店のスタッフがチョコレートを持ってきました。チワワとウクレレが飛び跳ねて喜びそうになったので、ベリーは、メッと叱りました。
込み入った複雑なお話しも。。。空気の流れでまた後で。。。舞はホッとしました。でも。。。環さんが、器の大きな感じな人で良かったわ。。。意地悪だと言う東京の亡くなった志乃に育てられ。。。たんだけど、まぁ、喜美さんと言う父親ジローの愛人は優しい人らしいけど。
喜美さんと志乃の間に入ってきたのでしょうね。峰も安心して、葉月さんのお母さんに環の事を娘が。。。と言っている。。
宝石を並べた様なお料理が次々と出されました。さらに顔がほころび。。どうも今はシリアスな話をするべき場じゃない。。
まぁ。。。峰は蝶よ花よと。。美しい贅沢が大好きで、美しい器に宝石のようなお料理を盛られて。。美味しいし。。お酒に弱い峰はシャンパンでいい気分になった上に。。。
しかも、隣の席には、憧れの大好きな葉月さんの母親と姉。。この白昼夢。峰がご機嫌にならないわけがない。
それに。。。
シリアスな話を。。。と言っても。環は良い意味で峰や舞と再会を望んだのでしょう。。だいたいは、多分、親が離婚すると子どもは揃って離れ離れにならず、みんな一緒に片親が引き取る場合が多いとは思います。。。
でも。。。環と舞はそうじゃなかったし。舞はつい最近まで姉がいる事なんか想像もしていなかった。。。峰の口からは。東京のジローに女をつくられて、女はいらないからと、舞と峰は追い出されたみたいな事を聞かされていて。
でも。。。愛人という後妻が舞と同い年の女の子をジローとの間に作っていた事実がわかり。。。
えー。。。わたしは。。女の子だからいらないって、なにそれ。。で、どーして愛人の子どもが女の子なのに。。。
舞は自分の存在を否定された気持ちになり。東京で生まれ、峰が離婚した。前の家庭の子供である。。と聞かされても嫌な気持ちしかなく。。
わざわざ父親のジローにも会いたいともなんとも思いませんでした。ここで、峰がもしも、昔から環という姉がいる。。。と言っていたら、上に姉か兄が欲しかった舞は姉だけには会ってみたいと東京の家に執着していたかもしれません。
姉は9歳。血の繋がりがあるし、9歳の女の子は離婚の犠牲者であり、罪はないし。。
だけど、舞が推測するに、峰は現在の旦那の焔との水面下にあったであろう不倫関係が東京にばれないように接点を断とうとして、舞には姉環の存在をひた隠して。。。
東京から追い出された、酷い東京の父親と峰は吹聴したのだ。。愛人の子どもを選んだ憎い東京の酷い父親と舞に吹聴もして。。。
顔も見たくない酷い男のイメージをまんまと作り上げてきた。。。が。。。
成長して峰の性格を知るたびに。。この峰が信じられるだろうか。と不審に思った事が多々ありました。舞は東京のジローの子どもだから。。。と
弟の剛を可愛がったり。
十代で隣の家の俊と妊娠して結婚したら縁を切られて援助なし。
心中未遂までいったのに。。。スナックに勤めたらどこからか聞きつけて家に怒鳴り込み夜の商売なんて許さないよと。。。じゃあ援助してちょうだい、と言ったら親に金の無心をする気か。。。ああ怖い。恐ろしいわ。やっぱりあんたは、あの東京のジローの子どもよ。
色気付いて
男に手を出して子どもをつくり。ジローが愛人と子どもを作ったようにね。。。もう勝手におし、あんたなんか恥さらしが
と、散散怒鳴り散らし。やめとこう。。この場は。。舞は環との再会に戸惑って、峰の出方も気にしていましたが、思わぬところで、ベリーとマリリンが隣の席に座り空気の流れがパッとしました。
もちろん環との再会は喧嘩をしにきたものでも内輪揉めをしにきたのでもない。。
文句を言いにきたわけでもない。。。
わだかまりはあるけれど。。招待してくれた環も、感動というのは言い過ぎだけど。。
一世一代の決心をして自分のルーツと向き合う覚悟をしてきたはずだ。こんな滅多に来れない場に滅多にないシチュエーション。。離れ離れになり。。失った時間を取り戻すというのはおかしいけれど。。
一緒にいられなかった、一緒にいたかった過ごしたかったかけがえのない思い出をいま作りたい。。というか。。舞と峰、実の母親と妹。。。
美しいかけがえのない再会を望んでいるに決まっている。さすがベリーは。水も甘いも噛み分けた水商売のママであり。
なんらかなご事情がありそうなお隣さん達の深い話には突っ込まなかった。。。
さて。。。木蓮寺。。
「お大福様。。。またねー。」「バイバーい。」ベルモが木蓮寺の蓮池の周りの清掃をしていると。。。フワッ。。。
ピンクと白の二匹の龍。。。前々から。、たまに木蓮寺に遊びに来ていて、
どうも若い女の子の龍神らしく。名前が無いらしいので、ベルモがピンクを桃さん、白をシロさんと呼んでいました。この二人はどこからやってきたのか、何年かはプルメリア島に住んでいるそうです。
理由は美しいから。この二匹の龍は女神龍でメスの龍神らしく。美しいものに目がないそうです。散散と旅をして。。。このプルメリア島が二人の琴線に触れたそうです。。。
世界中たくさんの美しいものを訪ねて旅してきたの。旅には、美味しいものや出会いや、珍しいものを探すとか、複雑なテーマがあるけれど。。
私たちのテーマは美しいものを探して。。だったわ。そして。プルメリア島は、住みたいほど美しいと二匹のお眼鏡に叶って。若い龍とは言っても。。何百歳なんでしょう。。美しい物好きの龍が好んでやってくる木蓮寺。。。ベルモは、「光栄です。また、きてね。」とニッコリすると。
「お大福様、今日は、素晴らしい。。あっ、木蓮寺も素晴らしいですけれど。。アマゾネスサンクチュアリィへ遊びに行ってきて。。。庭園にある福の女神神社に参拝してきたんです。私たち女性だしね。」シロが言いました。「あら、母のところだわ。そう言えば、わたしは幼稚園の職員会議があったり、お寺の対応で午前中バタバタして地鎮祭に出られなかったけど。。。」
「一応、あの神社の眷属の1人に私たちしてもらったんです。」桃が言いました。
「あら、良かったわねー。美と魅力の福の神と恋愛と結婚の福の神の神社でしょ?わたしは、美と魅力の福の神の効力だけでじゅうぶんだけどな。」ベルモが言うと、シロが、「えー、お、お大福さまっ、女は恋しなきゃ。恋、恋愛感情こそ、なによりの美容液なんですよっ。高い高級な美容液の効力を遥かに凌ぐ。だって内面からふっくらする天然の喜びですもの。」キャッ、キャッと笑う。「そーかしら。美味しいもん食べてみんなで笑って。。好きな事やって。。それも綺麗になると思うんだけどなー。だいたい、恋愛や結婚なんてしてもしなくても幸せでしょう。わざわざ、重荷を背負い込むのって。うちのお寺の婚活イベントのスタッフとして裏側から見てみんさいよ。」と、ベルモが言うと。突然。。。あんなに晴れていた澄みきった雲ひとつない空がみるみる曇ったかと思うと。。。
キャーゴロゴロ。。。ピカッ
うわわわわわわわわわわわわー蓮池の主。。。キャー。。。
蓮池の主は、たまに、池から飛び出して姿を見せます。。いつも木蓮寺の蓮池をすみかにしている蓮池の主が、蓮池から出て天に登ったり、
その姿を木蓮寺で見ると大変縁起が良いとされ、、、キャー、キャー、言いながらも、参拝客は、蓮池に集まりスマホで写メをパチリ、パチリやっています。
「こら、大福よ。。。お前が結婚も恋愛もせんのは自由じゃが、ここは、木蓮寺。ご縁のお寺。木蓮和尚が良縁成就、悪縁きり、円満な仕事縁、金銭縁。。日々、円満成就を願い婚活イベントも行っているのに。。。婚活イベントウンザリ、結婚しない方が幸せじゃと。聞き捨てならんなっ。」
げげげー蓮池の主。。。怒っちゃって。
木蓮和尚が良縁、無理矢理じゃないけど結婚した方がよい。。。生まれつき結婚のご縁がない人もいるけど。昔のお坊さんで結婚できない宗派の方々がいらっしゃったけど、
わしは、結婚は子孫繁栄、男女が愛し合う、子どもが欲しいというのは、神様仏様がおおいに喜ぶ事だし、わしの信じる仏様は、
なんでも美味しく食べてよし、植物だけ食べてよいと植物も命ある生き物だし。。
それだけ差別して食べるなんてけしからん。。
ありがたく好き嫌いなく食べよ、
アレルギーのない人は、アレルギーがない事を感謝して。
宗教上の理由で、わしは食べ物は好き嫌いなく食べ。酒も楽しく飲む。
という和尚の感覚を蓮池の主は大変尊敬しますのです。あれだめこれだめあれだめこれだめという神社やお寺はワシには合わないし。
木蓮寺の美しさと和尚のおおらかさに惹かれて、蓮池の主は、このお寺を守護する龍神になりました。「わ。。。わたしだって。。精一杯やってます。ひと組でも多く、良縁が結ばれますようにって。。。」だけど。。。今の人うるさいんだもん。うるさいし、わがままなのに。。。結婚に向いてない性格なのに
結婚したいんだから。。「ひゃー、スッゴい。。」龍神桃が蓮池の主を見ておんなじ龍神なのにびっくりしていました。。。格が違うのでしょう。。
「ま。。。まあっ、こんな素晴らしい龍神様が住んでいらっしゃるなんて。。やっぱりこのお寺は名寺だわ」シロが感動しています。
「私たちも、アマゾネスサンクチュアリィの、女神神社の。。。というか、庭園にある泉の主ぐらいになりたいわね。」桃が言うと、シロが、「あらっ、主は、主って言うなら1人でしょ。。。」「ダブルキャストじゃだめなのかしら。。。」キャッ、キャッと、はしゃぎ桃が言うと、蓮池の主が。。
「アマゾネスサンクチュアリィ。。ねぇ。」ムッ。
そう、蓮池の主だって、美しい物好きの美しい場を選び住まうもの、ですが。。。ブッスーッとして。。。そう。。
蓮池主は男性。。男性で良かったとは思っているものの。
この頃なんだか、女尊男卑は言い過ぎだけど、ずいぶんと女性有利な時代になってきた。。悪いことじゃないけど。亭主関白が非難轟々で。。。草食系男子が増えて。。
そうじゃないやつですらも、嫁さんの尻に敷かれてるとか、鬼嫁とか自慢のようにヘラヘラ言ってるし。。
まぁ、蓮池の主は。。自分が男で、女人禁制ではなく、男性禁制の桃源郷が出来て、自分が入れないのが気に食わないらしい。こればっかりはね、たとえ地位ある神様でも。。。
蓮池の主は。。。「ミーちゃんハーちゃんだな。。」と言うと、また、機嫌を損ねて池に潜ってしまいました。
「う。。。うわ、どーしよ、怒っちゃった。。。かな」シロが言いました。ベルモが、「大丈夫。大丈夫。スネてるだけだって。。怖い人じゃないけど、プライドが高いのよね。瞬間沸騰湯沸かし器だから。知らない間に機嫌治ってるし。どう出世しても女になれない事にいらだったみたい。なにかと、最近は、女性はお楽しみが多いでしょ。」
蓮池の主が蓮池に潜ってしまったので、蓮池の周りに集まってきた観光客や参拝客がまた、散り散りになりました。。。
「あっ。。。」ベルモが、その群衆の中に舞さんを見つけたような気がして。。
舞さんって。、明日ご相談でしょ。、お姉さんという方と、日にちを間違えたのかしら。。それとも今日も見学かなぁ。。挨拶ぐらいしよ。。。と。。思って。。
「こんにちは。。舞さ。。あっ、すみません、人違いでした、ごめんなさい。ようこそ、木蓮寺へ、ごゆっくりなさってくださいませ。」
ベルモが舞かと思って、挨拶したハリネズミの女性は、舞と同じぐらいの年齢の別の女性でした。なんだ、全然違う。。舞さんより、清楚な感じ。。。似ているのは。。。年代だけ。。
「美しいお寺ですね。ありがとうございます。」やわらかな
優しい笑顔。。。ハリネズミ夫人は微笑みました。
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峰は、葉月の姉と母親の前で。。いかにも娘から慕われる大事にされている母親を装っていました。アマゾネスサンクチュアリィの中にあるフレンチ十六夜の
隣の席のベリーが、峰に、「あら。。奥様素敵なお色のお召し物ですね。良くお似合いですわ。」
峰はニンマリして。。。「この子の旦那が買ってくれたんですよ。次女にはもったいないぐらい出来た旦那さんなんで。」峰はニンマリ。。さきほどの緊迫した空気は。。峰が大ファンです、の葉月の母親と姉。。ベリーとマリリンが隣の席に座り
にこやかに会話しているうちにどこかへ飛んでしまった。。あっさりな。。。
「美しいお嬢さんたちや、素敵な旦那様羨ましいですわ。」ベリーもニコッとします。
フルーツを食べていた
チワワとウクレレは、お店のスタッフがチョコレートを持ってきました。チワワとウクレレが飛び跳ねて喜びそうになったので、ベリーは、メッと叱りました。
込み入った複雑なお話しも。。。空気の流れでまた後で。。。舞はホッとしました。でも。。。環さんが、器の大きな感じな人で良かったわ。。。意地悪だと言う東京の亡くなった志乃に育てられ。。。たんだけど、まぁ、喜美さんと言う父親ジローの愛人は優しい人らしいけど。
喜美さんと志乃の間に入ってきたのでしょうね。峰も安心して、葉月さんのお母さんに環の事を娘が。。。と言っている。。
宝石を並べた様なお料理が次々と出されました。さらに顔がほころび。。どうも今はシリアスな話をするべき場じゃない。。
まぁ。。。峰は蝶よ花よと。。美しい贅沢が大好きで、美しい器に宝石のようなお料理を盛られて。。美味しいし。。お酒に弱い峰はシャンパンでいい気分になった上に。。。
しかも、隣の席には、憧れの大好きな葉月さんの母親と姉。。この白昼夢。峰がご機嫌にならないわけがない。
それに。。。
シリアスな話を。。。と言っても。環は良い意味で峰や舞と再会を望んだのでしょう。。だいたいは、多分、親が離婚すると子どもは揃って離れ離れにならず、みんな一緒に片親が引き取る場合が多いとは思います。。。
でも。。。環と舞はそうじゃなかったし。舞はつい最近まで姉がいる事なんか想像もしていなかった。。。峰の口からは。東京のジローに女をつくられて、女はいらないからと、舞と峰は追い出されたみたいな事を聞かされていて。
でも。。。愛人という後妻が舞と同い年の女の子をジローとの間に作っていた事実がわかり。。。
えー。。。わたしは。。女の子だからいらないって、なにそれ。。で、どーして愛人の子どもが女の子なのに。。。
舞は自分の存在を否定された気持ちになり。東京で生まれ、峰が離婚した。前の家庭の子供である。。と聞かされても嫌な気持ちしかなく。。
わざわざ父親のジローにも会いたいともなんとも思いませんでした。ここで、峰がもしも、昔から環という姉がいる。。。と言っていたら、上に姉か兄が欲しかった舞は姉だけには会ってみたいと東京の家に執着していたかもしれません。
姉は9歳。血の繋がりがあるし、9歳の女の子は離婚の犠牲者であり、罪はないし。。
だけど、舞が推測するに、峰は現在の旦那の焔との水面下にあったであろう不倫関係が東京にばれないように接点を断とうとして、舞には姉環の存在をひた隠して。。。
東京から追い出された、酷い東京の父親と峰は吹聴したのだ。。愛人の子どもを選んだ憎い東京の酷い父親と舞に吹聴もして。。。
顔も見たくない酷い男のイメージをまんまと作り上げてきた。。。が。。。
成長して峰の性格を知るたびに。。この峰が信じられるだろうか。と不審に思った事が多々ありました。舞は東京のジローの子どもだから。。。と
弟の剛を可愛がったり。
十代で隣の家の俊と妊娠して結婚したら縁を切られて援助なし。
心中未遂までいったのに。。。スナックに勤めたらどこからか聞きつけて家に怒鳴り込み夜の商売なんて許さないよと。。。じゃあ援助してちょうだい、と言ったら親に金の無心をする気か。。。ああ怖い。恐ろしいわ。やっぱりあんたは、あの東京のジローの子どもよ。
色気付いて
男に手を出して子どもをつくり。ジローが愛人と子どもを作ったようにね。。。もう勝手におし、あんたなんか恥さらしが
と、散散怒鳴り散らし。やめとこう。。この場は。。舞は環との再会に戸惑って、峰の出方も気にしていましたが、思わぬところで、ベリーとマリリンが隣の席に座り空気の流れがパッとしました。
もちろん環との再会は喧嘩をしにきたものでも内輪揉めをしにきたのでもない。。
文句を言いにきたわけでもない。。。
わだかまりはあるけれど。。招待してくれた環も、感動というのは言い過ぎだけど。。
一世一代の決心をして自分のルーツと向き合う覚悟をしてきたはずだ。こんな滅多に来れない場に滅多にないシチュエーション。。離れ離れになり。。失った時間を取り戻すというのはおかしいけれど。。
一緒にいられなかった、一緒にいたかった過ごしたかったかけがえのない思い出をいま作りたい。。というか。。舞と峰、実の母親と妹。。。
美しいかけがえのない再会を望んでいるに決まっている。さすがベリーは。水も甘いも噛み分けた水商売のママであり。
なんらかなご事情がありそうなお隣さん達の深い話には突っ込まなかった。。。
さて。。。木蓮寺。。
「お大福様。。。またねー。」「バイバーい。」ベルモが木蓮寺の蓮池の周りの清掃をしていると。。。フワッ。。。
ピンクと白の二匹の龍。。。前々から。、たまに木蓮寺に遊びに来ていて、
どうも若い女の子の龍神らしく。名前が無いらしいので、ベルモがピンクを桃さん、白をシロさんと呼んでいました。この二人はどこからやってきたのか、何年かはプルメリア島に住んでいるそうです。
理由は美しいから。この二匹の龍は女神龍でメスの龍神らしく。美しいものに目がないそうです。散散と旅をして。。。このプルメリア島が二人の琴線に触れたそうです。。。
世界中たくさんの美しいものを訪ねて旅してきたの。旅には、美味しいものや出会いや、珍しいものを探すとか、複雑なテーマがあるけれど。。
私たちのテーマは美しいものを探して。。だったわ。そして。プルメリア島は、住みたいほど美しいと二匹のお眼鏡に叶って。若い龍とは言っても。。何百歳なんでしょう。。美しい物好きの龍が好んでやってくる木蓮寺。。。ベルモは、「光栄です。また、きてね。」とニッコリすると。
「お大福様、今日は、素晴らしい。。あっ、木蓮寺も素晴らしいですけれど。。アマゾネスサンクチュアリィへ遊びに行ってきて。。。庭園にある福の女神神社に参拝してきたんです。私たち女性だしね。」シロが言いました。「あら、母のところだわ。そう言えば、わたしは幼稚園の職員会議があったり、お寺の対応で午前中バタバタして地鎮祭に出られなかったけど。。。」
「一応、あの神社の眷属の1人に私たちしてもらったんです。」桃が言いました。
「あら、良かったわねー。美と魅力の福の神と恋愛と結婚の福の神の神社でしょ?わたしは、美と魅力の福の神の効力だけでじゅうぶんだけどな。」ベルモが言うと、シロが、「えー、お、お大福さまっ、女は恋しなきゃ。恋、恋愛感情こそ、なによりの美容液なんですよっ。高い高級な美容液の効力を遥かに凌ぐ。だって内面からふっくらする天然の喜びですもの。」キャッ、キャッと笑う。「そーかしら。美味しいもん食べてみんなで笑って。。好きな事やって。。それも綺麗になると思うんだけどなー。だいたい、恋愛や結婚なんてしてもしなくても幸せでしょう。わざわざ、重荷を背負い込むのって。うちのお寺の婚活イベントのスタッフとして裏側から見てみんさいよ。」と、ベルモが言うと。突然。。。あんなに晴れていた澄みきった雲ひとつない空がみるみる曇ったかと思うと。。。
キャーゴロゴロ。。。ピカッ
うわわわわわわわわわわわわー蓮池の主。。。キャー。。。
蓮池の主は、たまに、池から飛び出して姿を見せます。。いつも木蓮寺の蓮池をすみかにしている蓮池の主が、蓮池から出て天に登ったり、
その姿を木蓮寺で見ると大変縁起が良いとされ、、、キャー、キャー、言いながらも、参拝客は、蓮池に集まりスマホで写メをパチリ、パチリやっています。
「こら、大福よ。。。お前が結婚も恋愛もせんのは自由じゃが、ここは、木蓮寺。ご縁のお寺。木蓮和尚が良縁成就、悪縁きり、円満な仕事縁、金銭縁。。日々、円満成就を願い婚活イベントも行っているのに。。。婚活イベントウンザリ、結婚しない方が幸せじゃと。聞き捨てならんなっ。」
げげげー蓮池の主。。。怒っちゃって。
木蓮和尚が良縁、無理矢理じゃないけど結婚した方がよい。。。生まれつき結婚のご縁がない人もいるけど。昔のお坊さんで結婚できない宗派の方々がいらっしゃったけど、
わしは、結婚は子孫繁栄、男女が愛し合う、子どもが欲しいというのは、神様仏様がおおいに喜ぶ事だし、わしの信じる仏様は、
なんでも美味しく食べてよし、植物だけ食べてよいと植物も命ある生き物だし。。
それだけ差別して食べるなんてけしからん。。
ありがたく好き嫌いなく食べよ、
アレルギーのない人は、アレルギーがない事を感謝して。
宗教上の理由で、わしは食べ物は好き嫌いなく食べ。酒も楽しく飲む。
という和尚の感覚を蓮池の主は大変尊敬しますのです。あれだめこれだめあれだめこれだめという神社やお寺はワシには合わないし。
木蓮寺の美しさと和尚のおおらかさに惹かれて、蓮池の主は、このお寺を守護する龍神になりました。「わ。。。わたしだって。。精一杯やってます。ひと組でも多く、良縁が結ばれますようにって。。。」だけど。。。今の人うるさいんだもん。うるさいし、わがままなのに。。。結婚に向いてない性格なのに
結婚したいんだから。。「ひゃー、スッゴい。。」龍神桃が蓮池の主を見ておんなじ龍神なのにびっくりしていました。。。格が違うのでしょう。。
「ま。。。まあっ、こんな素晴らしい龍神様が住んでいらっしゃるなんて。。やっぱりこのお寺は名寺だわ」シロが感動しています。
「私たちも、アマゾネスサンクチュアリィの、女神神社の。。。というか、庭園にある泉の主ぐらいになりたいわね。」桃が言うと、シロが、「あらっ、主は、主って言うなら1人でしょ。。。」「ダブルキャストじゃだめなのかしら。。。」キャッ、キャッと、はしゃぎ桃が言うと、蓮池の主が。。
「アマゾネスサンクチュアリィ。。ねぇ。」ムッ。
そう、蓮池の主だって、美しい物好きの美しい場を選び住まうもの、ですが。。。ブッスーッとして。。。そう。。
蓮池主は男性。。男性で良かったとは思っているものの。
この頃なんだか、女尊男卑は言い過ぎだけど、ずいぶんと女性有利な時代になってきた。。悪いことじゃないけど。亭主関白が非難轟々で。。。草食系男子が増えて。。
そうじゃないやつですらも、嫁さんの尻に敷かれてるとか、鬼嫁とか自慢のようにヘラヘラ言ってるし。。
まぁ、蓮池の主は。。自分が男で、女人禁制ではなく、男性禁制の桃源郷が出来て、自分が入れないのが気に食わないらしい。こればっかりはね、たとえ地位ある神様でも。。。
蓮池の主は。。。「ミーちゃんハーちゃんだな。。」と言うと、また、機嫌を損ねて池に潜ってしまいました。
「う。。。うわ、どーしよ、怒っちゃった。。。かな」シロが言いました。ベルモが、「大丈夫。大丈夫。スネてるだけだって。。怖い人じゃないけど、プライドが高いのよね。瞬間沸騰湯沸かし器だから。知らない間に機嫌治ってるし。どう出世しても女になれない事にいらだったみたい。なにかと、最近は、女性はお楽しみが多いでしょ。」
蓮池の主が蓮池に潜ってしまったので、蓮池の周りに集まってきた観光客や参拝客がまた、散り散りになりました。。。
「あっ。。。」ベルモが、その群衆の中に舞さんを見つけたような気がして。。
舞さんって。、明日ご相談でしょ。、お姉さんという方と、日にちを間違えたのかしら。。それとも今日も見学かなぁ。。挨拶ぐらいしよ。。。と。。思って。。
「こんにちは。。舞さ。。あっ、すみません、人違いでした、ごめんなさい。ようこそ、木蓮寺へ、ごゆっくりなさってくださいませ。」
ベルモが舞かと思って、挨拶したハリネズミの女性は、舞と同じぐらいの年齢の別の女性でした。なんだ、全然違う。。舞さんより、清楚な感じ。。。似ているのは。。。年代だけ。。
「美しいお寺ですね。ありがとうございます。」やわらかな
優しい笑顔。。。ハリネズミ夫人は微笑みました。
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