2020年01月13日
マリッジcelebration97とりわけ美しい花として。。。
「ベルモが元気がないみたい。。。」
木蓮寺の紫子さんがいいました。「今日は、以前いらっしゃった舞さんが、相談のお姉さんとここに来るし。。。夜は、葉月さんからみんなご招待があるのに。。。」木蓮和尚が、心配しました。
「朝ごはん食べないんですよ。。。それが。。」
「えー」
ちょっと、ちょっと。。。
あんなまるまるした身体でっ。。。
朝から。。。どんぶり飯ぐいの。。。
色気より食い気。。。午前中、来客様。。。傾聴修行だと言うのに。。。途中から腹減った
なんて。。。言えないのに。。。
おデブの。。。
朝飯食わない。。。ってとうとう。、奴は相撲部屋でも始める気か。。。
「多分。。。。霊に当たったんじゃのう。」木蓮和尚が言いました。
「霊に当たった」「そ。食あたりじゃなくって。霊あたり。。。生きている生命体もだけど、亡くなられたり、霊魂もここに相談までくる人々は。。。なかにはにっちもさっちもいかない行き詰まりの人もたくさんおるんじゃ。だから、
むやみに、悟った顔して相談に乗ると。。。悲しみや苦しみの念や、恨みや毒気に依存される場合があるし。。。頼りにしてくる霊は、。。例え善人でも悪気はなく。。。お寺だからなんとかしてくれる。。。みたいな感覚で来られる場合があるんじゃよ。」
だから。。。木蓮和尚は、取り込まれる恐れがあるから。。。ベルモにまだ相談の回答をさせず、問答を学ぶ傾聴修行をさせていて、シンポジウムなどたくさんの人々が集まる場では、
ディスカッションこういう場では、間違えてもいいから、積極的にチャレンジする事が大事。。。と、そういう場に置いてのみ、回答する発言権を持たせているのだけれど。。。
個人的な。切羽詰まったシリアスな相談は、まだまだベルモは受けるのは早い。
霊媒体質のベルモは、禁忌を破って霊の個人的な人生相談にでも乗ったのかもしれんな。。。
年の功。。。か。いろいろな人に出会って話す。。。
木蓮和尚には。。黙っていても、全てはお見通し。。。です。
「おはよう。。。ご。、。ございます。」
ベルモがやってきました。
「ベルモ。。。体調が悪いみたいじゃが。。。朝ごはんも食べずに。。。」木蓮和尚がいぶかしんで言うと。。
「えっ。。。あ、あー、朝ごはんなら、今日は、パンが食べたかったので。。。ミーナやココナと一緒に。。。さっきチョコレートのパンを食べましたから。。。あ。。。ありますでしょう。。今日は、どうしても、、、これが食べたい、みたいな。今日は、、、チョコレートのパンの日」
しどろもどろなベルモ。。。
「はぁ。。めずらしいのう。。。好き嫌い。。まぁ、それはよしとして、傾聴修行も、夜はみんなでお食事会じゃが。。。大丈夫なんか。。ベルモ。。。また。。。また、誰か。。霊とのトラブルで。。。霊との接触を。。。したのかね。」
おかしいな。。。チワワは、朝から甘いのが食べたいとぐずる事があって、しょうがなしに。。。濃紫婆さんに甘いパンを用意してもらう事があるけど。。
ベルモは、朝ごはんや出されたものに文句は言わないように躾た。。。というか。
赤ちゃんの頃から。。。出されたものはなんでも食べる。。。
そういう性質なのに。。。これは。。なんか、あった。。よな。。
ギクっ
他言無用。。。しかし。。。昨夜の霊というか、霊魂。
あれは、亡くなった人の霊ではなく。。生きている人が、相談がままならないので魂が抜け出して霊媒体質のベルモに頼って。。
認知症で表面的にはしっかりと意思疎通ができないけれど、魂は。。。はっきりしっかりコミニュケーションができるという事で。。
だいたい。。。月に一度ぐらいは大好きだった木蓮寺の散策に娘さんが連れてくるらしい。
歳をとり、嫁いだ娘さんに引き取られてプルメリア島に数年住み、美しい木蓮寺を気に入ってよく散策していたらしいのですが、
いまは認知症になり、娘さんが木蓮寺の庭園に車椅子を押して時々散策に連れ出してくれる状況だと言う。。。
表面的には認知症で、昔のことはすっかり忘れてしまいましたが、魂まではそうはいかず。。。懺悔をしにきました。
もう。。。100歳前後。。。いつあの世にいくかわからない。。。悪いことをしておきながら。。。長生きをしてしまった。
赦される事じゃない、
墓場まで持っていく事ができなくて、ついつい、ベルモを探して頼ってしまった。
という事で、昨日さまよえる霊魂の話しを聞いたのはいいけれど。。。
それは。。。犯罪。。。どうしよう。。。いまさらどうにもなるまい。。。
話しを聞いてしまった。。。聞くだけなら、と。聞くだけならいい。。。よね。傾聴だけ。
未熟者の修行僧ですから、お話を聞くだけです、と前提したし。。。
なんにもしていない。。話しを聞く。。それで良いなら。。
他言無用で。。。だから。。話しの内容は。。和尚にも言えない。。
「今日は、お客様の傾聴修行、大丈夫かの???舞さんが、こないだ相談していたお姉さんを連れてくるそうじゃが。。。」
「はい。。良かったですね。こちらまでわざわざ来られるという事は。。。いちおう、舞さんとお姉さんは、そこまでの仲にはなったのですね。わざわざこちらまでお越しいただくのは旅行みたいなものですから。嫌なら、嫌な相手とは、いくらなんでも旅行はしませんよね、わざわざ。。。」
「御礼みたいなことを電話で言っておられるから。。。多分、再会がある程度良い結果になってこちらに来られる。。ってことじゃろうかの。。。しかし。。本当に、ベルモの体調は」
「昨日。。。。寝る前に霊が訪ねてきたので、なんにもできません。ごめんなさい。安らかにお眠りください、とお願いしたら、お帰りになりましたので。」
と。。。ベルモは、木蓮和尚を心配させまいと嘘をついてしまいました。
だけど。。。あの懺悔をしにきた魂は、内容をほかの誰にも喋らない約束をしたので。。。
例え。。。相手が和尚でも。。。
約束は、守らなきゃ。。。
だけど。。。
「まぁ。。。担任の先生には謝っておいたわ。。」葉月もヴィーナスの事は本人の自主性。。というかもう、自立しているし。。悪い事をする子じゃないし。
高額所得者で、神楽町の税金を納める篤志家だし。。。
だけど。。。子ども。。だしね。しょせんは。既に、美術家、クリエイターとしては、プロなんだけど。。な。
先生は、それをどんどん伸ばしていきたいようで。。。だけど。。。
将来の夢にも、
美術家。。ではなく。。
耳鼻科。。耳のお医者さんになりたい。か、耳掃除のサロンを持ちたいと、こないだ将来の設計の課題を出したらしく。ひととおり、
耳掃除の
ピンセットや内視鏡や、消毒など、プロが本格的に使う道具は揃えていて、
将来の夢は個人の自由で本人の選択ですが。。。
しかしもう、ヴィーナスは、美術家として社会で活躍をしている身です。耳掃除がストレス解消や、美術家のお仕事のモチベーションや活力になれば良いのですが。。。
本末転倒。。。
本職をしなくって。。耳掃除ばかりしていたらどうでしょうか。才能があれだけあるのに。。。いや、確かにヴィーナスの耳掃除もプロですよ。
でも、本職をおびやかすほど耳掃除にボケるのです。。
と。。。担任の先生からの注意を受けましたが。
きっちりと、幹部スタッフ達との朝食が終わってから葉月が言いました。「ミリオンだけ。。。まともな子どもと言うか。。。ベルモは、霊媒体質みたいだし。。。
ベルモは熱くなると話しをなんでもかんでも怪しげなスピリチュアルに持っていくし。」
葉月は、子育てしてきていないので、子どもについての学校の個人面談にどう返答して良いのかわからない事があります。
そんな事言われても。。。既にヴィーナス達は一個人として、自分の軸をはっきりと持ち社会にも出ているのですから。将来的にどう、
だなんて親が口を挟む事じゃないし。学校で耳掃除動画を流行らせたのも。。
それ、先生がなんとかする問題じゃない。それに、イジメや、そう言う事をしたのであれば、これは葉月も黙っていないし、事実を確かめて、こちらも責任を取らなければなりません。
イジメは立派な暴力行為、犯罪行為ですし、
もしも。。。
そんな恐ろしい救いようのないクズな子どもなら、親として一切かばわずに、
少年院でも刑務所にでも容赦なく放り込みますが、
いじめた、などなら事実なら。。。
その場合、例え自分の子どもであるにしろ、
学校だけに責任はないし。。。
それ相応の処罰を受けさせてこちらも謝罪をするべきですが、、、
耳掃除をして人から感謝されても。。。
全然耳掃除をさせない子が、ヴィーナスの耳掃除だけは受ける。。。って悪いことじゃないでしょうに。お客様も、赤ちゃんの耳掃除をするのが怖いので、ヴィーナスに依頼して感謝されてるみたいだし。。。
耳掃除の
その善意の寄附金で、全額公共の福祉に寄付しているみたいだし。。。子どもも、単に募金、それも良いしするかもしれませんが。。。
快適な気持ちいい。。。思いをして、で、募金する方がいいのです。
「あたしも。。。寝る前に動画を見ましたけど。。あれ、気持ちいいですね。全然気づかないジャンルでしたけど、何回か違うの見ちゃう。。試聴何万回とか。。。やっぱり結構ハマる人いるのよ。。。」思わず秘書の藤森リノが言います。
「わ。藤森、見たの見ちゃダメって言ったでしょ、癖になるわよ、ほら、癖になった。。。知らないわよ、だから見るな、って言ったのにさ。。。」
ダイヤさんは、「わたしは。。。やめといたわ。。子どもの頃から耳掃除は好き過ぎてやり過ぎて、掃除しない反対の理由、耳掃除をやり過ぎで耳鼻科のお世話になったし。。今はもうほどほどだけど。。。やっぱり見ちゃうと、元が好きだからやめられなくなるし。」
「今夜、みんなで会うから、ヴィーナスもいるし。さりげなく注意しとくわ。。。ハァ。」「完璧な人なんかいませんわよ。いいじゃないですか、耳掃除。悪くないと思います。わたしも、ヴィーナスちゃんにやって貰おう。」
「藤森。。。兄ちゃん。ナオキに藤森は、耳掃除動画を見て喜んでるって。。そーゆー趣味だ、って言っちゃおうかな。兄ちゃん、ナオキにLINEでウチのスタッフの集合写真見せたらさ、綺麗な人ばっかりって驚いてたんだけどなぁ。」
葉月は、兄のナオキに彼女を紹介しようかなぁ。と、前々から言っていました。特に候補は、秘書の藤森リノ。。。
執事の椎名シーナは、独身で、ミニウサギで可愛いのですが、35歳だし。ひとまわり以上はナオキより年上だし。。。
ナオキは22歳。どうもビジネス、ビジネスで仕事ばかりで。。。いま彼女がいないらしく。。。
無理矢理と言うわけじゃないけど、恋愛も人生のハリになるかなぁ。。
「キャー。。。やめて。。。趣味はアロマテラピーにしといて。。。」
まぁ。。。女性だと。。。異性が絡むと見栄をはり。。男性もかなぁ。。趣味は酒飲み、なのに、のんべえだと思われたくないから、スムージーにハマってます、とか。海外旅行と書くと金遣いが荒いと思われるのが嫌だから、控えめに。。。
友達と旅行する、としか書かなかったり。
別にバリバリ働いて。。収入があれば。。
お金を使うのも全然
問題はないんだけど。。まだまだ女の高収入は。。偏見というか。女の賢すぎるのと稼ぎすぎるのは。、、
男のプライドをへし折るからね。男性はなんとも。。。プライドの生き物だし。。。
自分の女は自分より、下であって欲しいというか、まぁ。。。ね。自分の方が出来るで、ありたいのよね。。。
朝、十六夜カフェでビュッフェの朝食。
舞と環と母親の峰。峰は今日は、エステが受けられるので、朝からルンルンでした。
散々。。。オモテナシを受けといて。舞が、母親峰のために、スペシャルケアを申し込みました。しかし。。まぁ。。。環とふたりだけ姉妹水入らずの観光ができるから。。。
それも。。。いいか。
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