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2020年01月12日

マリッジcelebration96それからも。かけがえのない。。。二人で。。。

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今夜は。。。オーロラが綺麗ね。スタッフの宿泊ルームから。。
ベランダから、ガーベラさんとサラさんも夜空を眺めて。。。今夜のオーロラは七変化。。。

「あら本当。。。でも、贅沢だわねー。満天の星空もキラキラの夜景も。。。時々オーロラも。。全部見られるなんて。。こんなのあり。。。」ガーベラさんが言うと、プルメリア島の地元民のサラさんは、

「珍しいんだね、ガーベラさんは月の人だから。わたしは主人も嫁に行ったのも地元でプルメリア島の地元民だけど。。。ここは福の神の遊び場とか福の神の別荘地って言われてるからね。満天の星空も、キラキラの夜景もオーロラも見られるのよ。でも、それが当たり前になってしまうとね、よそからきた人がそれで感動してるのを見ると不思議な気持ちなのよね。。。えー、ふつう、日常なんだけど、って。」

「あら、旅の日常は自分の非日常だわよ。って言わないっけ海に住んでる人は山に行きたがるし、山に住んでる人は海が見たくなるし。わたしは、月だから、地球そのものが面白くてたまらないのね。、、まるでなんでも見るもの全てが新鮮な子供みたいだし。。。息子のケンが月から地球に出て帰りたくない気持ちもわかるわよ。おもしろいんだもん。」
「あらまぁ。。。ガーベラさんたら、旦那様置いてこちらに住むの。。。」「とは。。。言いたいんだけどねー。
ちらの月のサナトリウムのシフトもあるし。。。地球に住んだら住んでるで、それが当たり前になって日常になるしね。まぁ、でも地球は飽きない感じがするわ。」「良かったわ。。。地球を気に入って貰えるとなんだか嬉しいわ。プルメリア島もね。

「プルメリア島。。。なんだかお仕事に来ているのに。。。
半分くらいは旅行みたいな感じ。。もちろんお仕事はキチンとするけどね、
いろいろしてもらって恐縮だわ。。。葉月さんに。。。最初、月のサナトリウムで、葉月さんを誰かのお見舞いで来たお嬢さんとばかり勘違いして話しかけちゃってたのよ、清掃員の採用面接は幹部さんだったから、まさか、こんな若いお嬢さんが。。。って。後からウォーターサプライのオーナーさんって聞いてびっくりしちゃったわよ。。。葉月さんが。。」

「あんな若いのにねー。ああいう方もいらっしゃるのよね。。。うちの娘も爪の垢でも煎じて飲ませたいぐらいだわ。。。もー娘も既におばちゃんだから無理だけどさ、いまさら。。やっぱり、さっきアメニティをお借りしたせいかお肌がモチモチ。。。

サラさんもガーベラさんも。。。
まるで、女子高生みたいに嬉しそうにはしゃぎまわっていました。アマゾネスサンクチュアリィ。。同じくも。

屋上の展望台では。。。

「ほんとはね。。。環さんが、舞って名前だったみたいなのよ。。」舞が言いました。母親の峰は、女の子が産まれたら舞という名前をつけると最初っから決めていたみたいで。。。ところが姑志乃が勝手に環という名前をつけて届け出を出してしまったのです。。。

「あら。。。でも、、舞は、羨ましいけど、だけど。。わたしが舞じゃあ、似合わないでしょう。。。」環は笑いました。自分でも、なんだか舞は、似合わないというのは。。

自覚しています。。。


確かに、舞という名前は、キリッとした出来たキャリアウーマンというタイプの名前じゃないし。。。環さんが舞なら調子が狂うわね。。。舞という名前は、フワッとして可愛らしいのですが、キリッと引き締まった感じはありません。。。

峰は蝶々にちなんで楽しみに、女の子なら。。。と舞という名前を用意していたのですが。。。

志乃が環にしたわよ、たまき、ね。と、峰が、跡取りの男の子を産まなかった嫌がらせも含めて長女には、ユニセックスな名前をわざとつけたようです。

はっきりと峰が女の子には舞と名前を楽しみに決めていたのに。。思わぬズレが生じて。。
だけど。。。結果的にその名前に相応しいしうまくいく、
これも最初から決まっている運命なのかもしれませんね。

そこから既に峰は子育てに意欲をなくしたのかもしれない。峰は掃除や洗濯以外の家事は大っ嫌いだし。完全に自分が甘えたいタイプだし。
もともと自分が子どもみたいなもんだし。


ましてや。。。
東京の最初の旦那さんジローには愛もないし。ジローは、資産家の高スペックかと思えば

うるさい姑の落とし穴だし。環は確かに。。姑の志乃が環を独占するので、そのせいで、。母親の峰から嫌われているのではないか、

峰は赤ちゃんのまいちゃんばっかり可愛がっておばあちゃんと喧嘩すると舞ちゃんだけ連れて家を出て行くし。。それに、舞ちゃんばっかり可愛い名前で、

わたしは環って名前男にもいそうだし。環は母親の峰と距離や溝があるのを気にしていましたし、かと言って。、自分を可愛がってくれている祖母の志乃にも逆らえないし。

葛藤を感じるままに。。。

とうとう。。、姑の志乃と険悪な
峰は舞と一緒に家を出たきり帰ってきませんでした。峰に裏切られて捨てられたと思う反面で、散々峰と喧嘩してばかりの志乃サイド志乃の人質みたいな立場の環も。。。

 峰お母さんに甘えたいのに。。。志乃を拒否できないし。。

峰からしたら、わたしは敵方。。。

これじゃ、お母さんは、私を嫌いなのもしかたない。
後日、峰の母親、環からしたら名古屋の祖母になりますが、名古屋の祖母の富士が東京宅に怒鳴り込みに来て、一緒に来たのかと思っていたのに、峰も舞もいなくてガッカリしたのと、

あまり会った事もなく疎遠な名古屋の祖母の富士でしたが、
なにやら、志乃と言い争って。。。穏やかじゃない様子。。どちらも。。。祖母両方ともの。。。鬼のような形相で。。。ECE762CD-8785-4374-B2BB-98BD85EC446C.png

よくも娘をキズものにしてくれたわねと発狂乱にわめく名古屋と、浮気するのは嫁がしっかりしないから、と言い返す東京。

なんだって
浮気するのは、あんたの育て方が悪いと悪態をつく名古屋。。。

子どもまで作ることないだろ、だらしないだの、愛人の子も女の子だと、あんたの息子が女種しかないんじゃないのか、一人前によそで子どもをつくるしか能がない種馬のくせに。


よくも大事な娘に女腹だと言ってくれたわねだのこの名古屋の田舎者だの。。。つかみ合いの

壮絶なバトルが。。。
とうとう
近所に警察を呼ばれてしまいました。

怖くなって。。環はその場を逃げ出しました。

見てはいけない鬼の修羅場をこっそり目撃して衝撃を受けた環は。。。

確かに。。。志乃は環には優しいけれど。一般にはきつい性格だというのは環はよく知っていましたし。。よくわかっていました。その言い争いから。。。峰も舞も姿を表さず。それっきり。。。

嘘でしょう。。。

さらに。。。父親の言葉に衝撃を受けました。。

父親のジローからは、お母さんはもう帰って来ないよ。舞と一緒に。。。お母さんとお父さんは別れたんだ。。。でも、優しいお母さんも妹もすぐにできるから

環はおばあちゃんと安心してくれ。。。

環にはもう一人、お母さんの違う妹がいるんだ。舞と一緒の歳だし、

お姉ちゃんなんだから、仲良くしてくれ、な。

そんなこと。。。寝耳に水。。さらっと言う事じゃない
えっ。。。突然。。。お母さんも妹もそっくりと入れ替わり。。。

ある日突然の出来事。。。
お父さんは。。よそに子どもができて。それで、お母さんが怒って。。

さきほどの鬼の修羅場の空気から薄々と。。。子どもをつくってだの裏切ってだのと。?

そういう事だったのね。。?

「なんとも言えなかったわ。。。わたしは子どもだったからどうしようも出来なかった。」まさか。想像だにしてなくって、一体なにが起こったのかと。。。

言葉にならないとか、言葉を失うことは。。こういう事なんだ。。。って。。

可哀想に環は。。。9歳。舞は2歳だったから、修羅場を知らずに名古屋で育ったし。。。

なにも告げられないまま。。峰は出て行き、東京の姑にべったりされ、母親の峰と和解しないまま。。。環は環境に振り回された。

舞の息子、前の旦那俊の子どものグーが、まさか、環の養女。娘になった純ちゃんとお付き合いしているなんて。。。

でも。。いとこは結婚もできるし。。
というよりも。。。
本当は、緋夏の娘であり、環が産んでいない純ちゃんは、グーとはいとこどころか、赤の他人だし。。。

舞は、東京の愛人の子と。。。グーが。。。とも思ったのですが。。。

どう考えても
峰にもじゅうぶんに非があるし。。。

わたしが男でも、峰との結婚生活などとてもじゃないけど耐えられるわけない。。
キズもの。。。というか、峰だってジローを散々利用して、非を一方的に押しつけて食いものにした。。。
冷静に考えて。。
もしも、舞が
東京にいたら、大好きな俊との恋愛や結婚もなかったのだし。。

いまの小料理屋蝶々もなかったし。。。また女の子。。って言う、志乃に、憎たらしい峰の子ども。。環は峰の子どもだけど、ジローによく似ているから可愛いけど。。。
と。。。家出して行方不明になったらしい愛人の娘の緋夏みたいに
いびられたかもしれない。。。もっとひねくれたかもしれない。。

なぜか、押し出されるように自分の代わりに東京の家に入ったジローの愛人の娘の緋夏さんを憎む気持ちになれませんでした。


でも。。。姉として。環がそばにいたのか。。それはなんだか羨ましい。お姉ちゃんを取られたという子どもみたいな嫉妬心を感じてしまう。。

舞は、環に。。。
「明日は。。。一緒に木蓮寺に。。。行きましょう。。」こうやって。。こんな手にとれない様な素晴らしい夜景や満天の星空のオーロラまで。。。環がこんな滅多ない環境にいる

機会をプレゼントしてくれました。


美しい場が持つ波動は、積み重ねると

知らない間に
自分自身の品格にアクセサリーのように身について品格は、みにまとわれる。どんどん美しい場に身を置いてください。
あなたを美しく豊かにするために。。。
というのは、天才美術家ヴィーナスがTVでも雑誌でもよく言っている。

舞も、後に残るものを送られるのも記念に素敵だけれど、体験や経験や、滅多にない機会をプレゼントされるのも、自分自身にに刻まれて行く。

舞もこないだ行って良かった木蓮寺に環を連れて行きたいな、と思い環を木蓮寺に誘いました。。そして。。

木蓮寺でまた、人生相談も。。。

環は純ちゃんに、このまま純ちゃんが本当の娘ではない、居なくなった環の異母妹の緋夏の子どもである事を黙っていていいのだろうか、と悩んでいるようでした。

複雑な気持ちだったけれど。。。舞は、行方不明になった緋夏さんを探したい。。。会えるなら会ってみたい。。。とも思いました。

相談ね。。。明日は。。

相談というか、御礼。木蓮和尚は、舞に、わたしならお姉さんに会ってみますよ、と背中を押してくださったのだ。その御礼がてらに。。。

美しい文化財木蓮寺。。。そして。。。日頃なかなか話せない事を話すという機会は。。

スッキリするかもしれない。。。

舞と環は、明日は木蓮寺、夕方は峰と合流してまたプルメリアリゾートでディナー。
峰は、アマゾネスサンクチュアリで、エステとマッサージ。。。
3日目は、自由行動にしました。実は、3日目は、環は純ちゃんと待ち合わせて純ちゃんの彼氏に会うことになっているのです。そう、喫茶店南風のマスターのグーに。。。

翌日。。。

「今夜は、わたしは家族と青の洞窟のほとりでお食事だからね。夜はいないので、みなさん、よろしくね。」朝礼の時に、葉月は今夜、姉と両親と、ルッコラをお泊りさせてくれた桑田家と木蓮寺と、子どものミリオンとベルモ、も含めて

ディナーをするので夕方から出かける、と。

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青の洞窟の中にあるグランメゾン、青の洞窟のほとり、は福の神タチバナのお店です。

夕方。。。青の洞窟の入り口に集合。。ヴィーナスは、グリとシュナ坊と福ちゃんを連れてくるとLINEがあった。。。昨日は、。。夕方担任の先生から、耳かきについて注意の電話。。がらあり。。。

いままで、ヴィーナスは、就労児童で単独で金星を出て地球に住み。。。親はノータッチでしたが。。。このたび、ヴィーナスの母親の葉月が、だいたい地球にいる事が多くなりましたので。、。

先生も、ヴィーナスと葉月は有名人親子ではありますが。。。でも、だからといっていち生徒に変わりないので、学校問題諸事情を母親の葉月に報告する事になりました。

葉月は。。。開いた口がふさがりません。

パッと友達と喧嘩しました、とか、イタズラをしました。。。なら。。ピシャっと怒って終わり。。。ですが。。イタズラといえばイタズラなんだけど。常習的な。。。

「お母さん、まぁね、みんな、ハッキリ言って喜んでるんですわ。ヴィーナスのおかげで。。。耳掃除をさせない子どもも。。。耳掃除をきちんとヴィーナスにしてもらうようになって。。。  家の人も喜んでいるんだけど。。。

で。。。おんなじ生徒は、一ヶ月間を開けること、掃除のしすぎ禁止と、それは守ってるんですがねぇ。

先生は。。。ありがたいような困ったような感じで。。実際には、担任の先生もヴィーナスに耳掃除をしてもらい。それは。。。それは。。気持ちよくって。

だったんだけど。。。動画を見て。周りの子に影響力も強い子ですので。。。耳掃除をやめろとはいいませんが、生徒さんの親さんからお褒めの言葉をいただいておりますから。。。


だって。。。どうしろと言うのかしら。わたしも最近では近くにいるけど、離れて暮らしてるには変わらないし。。。それにしても。。。

こないだも、アマゾネスサンクチュアリのオープニングにヴィーナスと、女の子になったシュナ坊のシュナマロンが来ていて。。。

ヴィーナスは、お客様にサービスで耳掃除してるし。。。お客様も喜んでるから。。。それはいいんだけど。。。


後から。。。二人にミルフィーユを出したら、二人で、「こんな、耳垢が取れたらいいね。」と。。。ミルフィーユを美味しそーに食べながら


そんな事言ってるの。。。

重症だわ。。。




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