2020年01月17日
マリッジcelebration101ゆるふわ。。。夢の中で。。。と今を生きること。
ママ。。。
誰かが、邪魔するよう。アーン
峰は、母親の富士が作ってくれたレアチーズケーキを目の前に。。独占を始めようと思えば。。。小さな女の子の声がして、わたしにもよこせみたいに言ってくる。。。
確かに。。。峰だけの、峰のために。。。腕によりをかけた自慢のレアチーズケーキが。。
「えっ。。。峰ちゃん、誰もいないわよ。みてごらんなさい。お兄ちゃんも、弟も。。。男の子がお洒落なケーキなんか食べるのカッコ悪いからダメ、とママが追い払ってあげたでしょう。ほら、、、」
峰の母親富士は。。。いずれはお嫁に出て行く峰をそれはそれは。。。大事に大事に。。
また、峰の父親の慶は、優しい人で。。。
家長とは言え。。。嫁いで来た富士の尻に敷かれ。。兄弟に平等に。。と富士に言うものの。。。慶は仕事で家にいないことが多いのですから。。
そのじつ。。子育てや。。
家を取り仕切るのは富士。。。
お手伝いさんに、兄弟は任せて、峰は母親の富士に連れられてお出かけ。。。
峰の兄弟は。。。男の子だから厳しくしないとね、というタイプ。。
だって、厳しくしとかないと。嫁さんに来られたら、尻に敷かれたら大変ですからね厳しく男らしくビシッと。。男の子なんてキツイぐらいがちょうどいいのよ。
そういう
富士は、名前通り静岡から名古屋の資産家の慶に嫁いできました。
お見合いもたくさんあった資産家令嬢の富士ですが、優しい感じで、次男で家屋敷あり、お手伝いさんつきの慶を選び。。。お金があっても、BBAがいる家なんてとんでもない。金があるなら長生きさせるようにするし。。。いつまでジジババ地獄みたいな家は。。。
例え資産家でもパス
本当は、都会の東京に嫁に行きたいのだけれど。BBA付きや、不細工やジジイは嫌だ
というわけで。。。
名古屋で妥協仕方ない。。だけど、良質な物件。。。
もうこの名古屋の慶さんは、お見合いがありそうなんで。、
。というのを親の権力を振り回して無理矢理横からぶんどりました。
欲しいものは即座に行動。。。先制攻撃というか。。。人を押し退けても奪う。。。
そんな性質の
峰は、あらゆることが母親の富士譲りです。。。だから、富士は、自分にそっくりの娘の峰がますます可愛い。
富士は亡くなりましたが。。。その懐かしい富士が、若い姿で峰だけに、峰の大好きなケーキを。。。
峰の子どもの頃は
お手伝いさんが家にいましたが、富士は、時々習っていたフランス料理やお菓子を作っていましたし。
峰からしたら、憧れの綺麗なママ、富士。甘酸っぱいレアチーズケーキの香り。。。幸せな時間が流れます。。。
いただきまーす。
すると、どうでしょう。。。
全部、美味しいところをあなたがいただくのね。。あなたってそういう人なのよね。子どもの頃からちっとも変わっていない。
どこからか。。。
また、その女の子の声が。。。峰は、甘酸っぱいレアチーズケーキを思いっきり頬張ります。
えっ。。。
「ママ。。。やっぱり、誰かいるよ。峰のケーキを狙ってる。」「まあっ。蝿かしら。。。不潔たらしいわ。。」富士はなぜか。。。窓を開けて。。
あれっ。。。窓を開けると。。そこは海でした。。あれっ。。住宅街じゃないんだ。。。じゃあ。ここは。。旅先なの。。。ハートの島が見える。
峰ちゃん。。。ほら、誰もいないわよ。富士は言います。。。
綺麗なハートの島が見える。。。気のせいか。。変な声がしたのは。。。
それにしても、可愛い島。峰はご機嫌にハートの島を眺めて、
ママ、あの島へ行ってみようよ。ねぇ、ねぇ。
ホラホラ、あなたはそーやって。楽しいこと楽なこと、そればっかり見つめてきた。。
また、水を差すような声が聞こえて。。
ところが、峰は、
なんとでもおっしゃって、馬鹿な人。陰でコソコソと。陰気くさいったらありゃしないわ。文句を言うなら、かかってきなさい。
もう、その声はしなくなりました。
あれは、なんだったのでしょうか。。。
ケーキもいっぱい、ごちそうさま。
すると。。。ケーキを食べ終えた峰に、島へご案内いたします。カラフルなユニコーンがやってきます。。。
てっきり船に揺られて島へ行くのだと思っていたんだけど。。。でも。。
こっちのほうがいいや。峰はピンクのユニコーンに乗り、ハートの島を目指します。
お客様。。。気持ちよさそうにおやすみだわ。藤森久美子は、丁寧に峰をマッサージしました。
峰はあまりにも気持ちいいのか、アロママッサージで深い眠りに。。。幸せそうな寝顔。。
それもそうです。夢の中では、美味しいレアチーズケーキも実際には味まで実感しているのですから。。。
木蓮寺では。。。
環の話しだと。。。もともと東京の父親のジローと、再婚相手、愛人だったという喜美さんは、昔の恋人同士だったようです。。。
それを、東京の姑志乃が、喜美は身寄りがないのでうちの家に相応しくないとずーっと反対していたところ。。。ジローが、仕事で名古屋支社に出張へ行った先で。名古屋支社の会社の飲み会に誘われたところ。。。そこに峰が
今でいうパーティーコンパニオン的なアルバイトをしていて、峰が友人の誘いでパーティーコンパニオンの仕事、ラグジュアリーホテルで大企業相手や、料亭で大企業相手の仕事なので、
峰はそそくさとその話しにのり。峰は、娘の舞がスナックで働いた時は、夜の仕事は体裁が悪いと怒鳴り込みましたが、
パーティーコンパニオンは、大企業相手で、場がラグジュアリーホテルや高級料亭なので、それは峰のなかでは、夜の仕事ではない。きちんとした仕事、なのです。
峰の母親富士も、家事手伝いで、適当にアルバイトをする峰が、パーティーコンパニオンの仕事をするのは、大企業相手で、エリート男性を捕まえるかもしれないので賛成でした。
いちおう、峰には恋人の焔がいましたが、焔は中小企業で、家も普通の平凡な家庭で、父親の慶は、嫁に行くんだし、峰の人生だからと何も言わなかったのですが、富士が、
「良いところにお嫁に行かさなきゃだめでしょ。うちは資産家なんですよ。庶民に嫁がせないでちょうだい。」と、焔を反対しました。。。
峰は、パーティーで東京のジローと知り合い、大企業であり、東京都心。。。お金がじゅうぶんある家柄という事で。。
喜美からジローを奪い、焔を捨てたようです。
しかし。。。真実の愛は強し。。結局は元の木阿弥。。。峰は焔、ジローは喜美に。。。
やっぱり引き合うところに、磁石のように収まるところに収まって。。それが自然なのでしょう。。。
そうだったの。峰は無理矢理恋人のいるジローを喜美さん。。から奪い。
峰は、愛人に旦那を奪われたのではない。いらなくなったから返品しただけなのだ。。。。
もともと愛人とジローは恋人同士で愛し合っていた。。。
峰は峰で、いったん捨てた焔、義理父の焔がやはり好きで元に戻っただけだ。。
「あの。。。環姉さんには言ってはいないんですが。。。どうも。。どうも母親の峰に疑念が湧いてきて。」
確かに。。。環と舞は姉妹ですが。。。父親が違うのではないかと。
そのため。。。舞は峰とともに。。。名古屋に連れ帰られたのではないか。。。と舞が言いました。
ええっ。。。環も驚いてはいましたが。。。環から電話がかかってくるまで舞は環という姉がいる事を知らなくて。。。
峰は東京の生活を封印したいような。東京の子どもと。。。亡くなった祖母の富士に遠慮してきたけれど。。。
両親の離婚は。。。
東京の父親のジローに
愛人ができたのは建前。。。深層心理はもっと深いところにある。。。
わざわざ。。。名古屋に舞を連れて帰る。。それは焔の子どもだから。。
そうじゃなきゃ。。。次女の舞が、また女か、とさげずむいらない子扱いの志乃から守る為に名古屋へ連れて帰ってきたのではない。
峰の性格なら、舞がジローとの子供なら、姑の志乃が舞をいじめようが、そんなこと自分の知った事じゃないし。
だけど。。。舞は。。。焔との子供だから一緒に名古屋に連れ帰られたのだ。峰の不貞がばれないように。。。
慶と富士の手前。。。峰は、舞を東京のジローの子どもとして知らん顔していた。。
多分。。。舞の祖父の慶は、舞が焔の子どもという事を気づいていたのでしょう。多分。。。
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