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2020年01月29日

マリッジcelebration113すべてが思い出に変わるまでは。。。

時間はさかのぼり、昨夜。。。

葉月さん達は、D891B41B-D91B-4CFB-AF70-B2D87F1C68F1.jpeg

プルメリア島の南側の
グランメゾン、フレンチ。
青の洞窟のほとりで身内でお食事会をしていました。

葉月さんの両親のルッコラとベリーと、ベリーのペットのチワワとウクレレという

金星人のペット。
マイクロビーンズ。。。と、葉月の姉のマリリン。
マリリンは、ただいま、ベリーがママをやっていたクラブキャラメリゼのママを引き継いでいます。

その黒服のカルモダンと婚約しました。のでね。。そのお祝い

って事で、妹の葉月が経営する、プルメリア島のアマゾネスサンクチュアリィにベリーとペットの二匹と、姉のマリリンは宿泊し。。

アマゾネスサンクチュアリィは女性の聖域ですので。。。父親のルッコラは、二泊、葉月の子どものミリオンが暮らしている桑田家の海の宿、海の灯りにて、で、あと一泊は、葉月の子どものベルモの暮らしている木蓮寺へ宿泊します。

葉月の子どもとは言え。。。ミリオンもベルモも、赤ちゃんの時にプルメリア島の桑田家や木蓮寺に拾われてそのままその家の子どもになりましたが。。。

この、青の洞窟のなかの秘密の隠れ家のような、美術館のような青の洞窟のほとりで。。。

福の神タチバナが新しくはじめたお店で、いまは、福の神タチバナがだいたいこのお店にいます。

こんばんは。。。ようこそ、いらっしゃいませ、と、見習いのチワワのララ尾君もご挨拶に来たので、ヴィーナスやシュナ坊やグリはびっくりしました。

「わぁ。ララ尾君、いま、ここに出てるの」シュナ坊が言います。シュナ坊もララ尾君も、福の神の家の子どもになりましたし、ララ尾君もシュナ坊達と一緒に神楽町小学校の低学年児童です。
ララ尾君は、福の神タチバナが面倒をみていて、お料理界に進みたいと希望をし、時々修行やお手伝いをしているのです。ララ尾君は、
「最近は、タチバナのお兄ちゃんのいくところで働いてるんだ。シュナ坊は、もうおうちに帰ってこないの

そう、シュナ坊は、最近親友のヴィーナスの南新町、海辺の白い家に帰っていってしまいます。。、。そこで寝泊りし、小学校へ行くようになってしまいました。ヴィーナスの仕事を手伝ったり、接待についていったり。。。

ヴィーナスのアシスタントみたいな事をしています。
福の神タチバナが、改めてご挨拶に来たので、葉月が、「海底お料理のピヴォワーヌも優雅だったけど。。。こちらも圧倒されますね。

優雅で贅沢な時間が流れて。。。五感を刺激されながら楽しみ。。。どこを見てもキラキラしています。。

テーブルは大理石だし。黒トリュフと鴨のパイ包みが出てきた時に、あっ、と思って、

葉月は、隣にいたヴィーナスをツネリました。パイ包み。。。で、その隣にいるシュナ坊と、これは、と、耳掃除の話をしようとしたからです。

小学校の給食でも、パイや湯葉が出てきてクラスメイトが、冗談半分に、耳掃除の話をすると、みんな担任の先生にきつく叱られました。

全くもー

だけど。。。その中にひとり。
考えに明け暮れる渋い顔。、。
モヤモヤした

ベルモは考えました。。。いままで、お年寄りを車椅子に乗せて木蓮寺に来られる方々は、いらっしゃると言えばいらっしゃるけど、何人もいらっしゃるし

開放しているので、わざわざ拝観者様を挨拶するけど、ジロジロ見たり調べたりするわけじゃないし。。。だけど。。。その、アマゾネスサンクチュアリィに来たその鹿のおばあちゃんは。。

あの魂の人だわ。。。

あの懺悔した霊魂は、自分の身を種族は私は鹿です、なんていちいちベルモには明かしているわけじゃないんですが。死ぬにしねません、後悔しています。。

だけど、私は年齢が年齢ですから。。そういつまでも生きられるわけじゃありません。。

という霊魂。。と、言ってもベルモは、なにも出来るわけじゃないし。

それと。。。木蓮寺で昨日今日と、見た。あの人。。ハリネズミの、舞さんと同じ年齢ぐらいの女性。。。あれは。。。あの人は。。

どうしてか。。。
あの人。。。なんか、気になるのよね。。

「ベルモ。。。。どうしたの、難しい顔して、口に合わなかった」ふいに、葉月さんが言いました。。。

はっ、しまった。。。この楽しみの場で仕事。。。というか、この場に関係ない事を持ち込むなんて。あたし。。。

木蓮寺では、楽しむ時は楽しみ、自分が悩み事を抱えていようとも、みんなで集まって楽しむ時にそれを、持ち込んではいけません、
全然、他の人には関係ないのに、自己中に、
空気を悪くしてはいけません。

という教えがあります。

ベルモは、「い。、。いえ。その。。。ここまでじっくりと鴨肉を味わえるとは、なんとも贅沢をさせていただきまして。。。チーズも、クセがなくて、逆にクセになります。。
改めて命をいただいている事に感謝いたしまして。。。
心にしみ入り感動します。。。」と、味わっていたので。。。と、適当にごまかしました。。。

それにしても。。。轢き逃げ事件があって、ウチに聞き込みにきていた。。。とは。。まぁ、ベルモが生まれる前の話しだし、木蓮寺の濃紫婆さんも、事件より、2年前ぐらいに高級車は手放したみたいだけど。。

濃紫婆さんに、ベルモがもっと早くうちに来てたらあの車をあげたのにのう。。。と言われて、木蓮和尚が、「母さん、やめてくださいよ、ベルモは子どもで免許もないのに。。。ベルモがヤクザの車に乗ってたら変でしょう。。」

「ヤクザの車はないだろう。お前のピンクのチンピラが乗る車よりはマシじゃろうにっ。」なんて言ってた。。。
事件前に濃紫婆さんは車を売っていたので。
もしも。。。
その車をあたしが貰ってたら犯人だと疑われたのかなぁ。

それにしても。。。カオスね。。。人は抱えきれない悲しみを胸に生きている。。

それでも。。。生きている。というやつか。。木蓮寺には、人生相談があり、ベルモも後ろで鎮座して傾聴するので。。。

人々の悲痛に触れるたび、悲痛の叫びを耳にするたび。。。やるせなさに。。

時々お坊さんをやめたくもなりますが。。。

だけど、そういう人を少しでも、わずかにも希望を持って明日を迎えるように導いていくのも仕事。。。

仏教の木蓮寺ではあるものの。。。宗旨宗派を問いません、という、ウェルカム受け入れ木蓮寺。。。

なので、人気があると言うのか。。

日本人の多くの人は、宗教に縛りつけられるなんてまっぴら
信仰を押し付けるなんて邪教だし、押し付けて自由意志を尊重しない宗教は金儲け悪徳企業である、
だけど、初詣はいきたい。神様は好きだ。という人が多分多くの人なんだとは思いますが、

木蓮寺はそう、宗旨宗派問わず、であり。

しかし。。ミリオンから言わせれば、そうやって、日本人の好きな、宗旨宗派を問いません、押し付けません、で、

逆に言えば、それが潜在的に金儲けになってる、とか。。。

ま。。鳴くのなら鳴かせておけば、ホトトギスで、馬鹿は勝手に踊らせておけ。うるさい奴はほかっておこ。何事も賛否両論十人十色だし。

人生に成長の意味を持ち得ない人に発展はないしね。いくら優秀なミリオンでも、成長意欲がないなら頭打ちだし。

人は、いろいろな経験体験をして学ぶ。。転びながら起き上がり成長していく。嫌なことがあって落ちても、トータルすれば、実は右肩上がりに成長している。。。

良かった。あんな、頭でっかちにならなくて。

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さて。翌日午前中の神楽町、喫茶店南風。。午前中なので、モーニングのお客様で賑わっているなか、人気席の窓辺では、

環、純ちゃん、舞、峰が座っていました。
朝ごはんは、アマゾネスサンクチュアリィのカフェ十六夜のビュッフェで3人は済ましたばかりでしたので、環は珈琲、舞と峰は、アイスハーブティーにしました。201C69B0-4C97-4582-B0D9-E3F04A0EBCAD.jpeg


コーヒーは、舞は苦手です。珈琲のように、ほろ苦い記憶が。。。だけども、小料理屋蝶々でも最後出さなければならないし。

元旦那の俊が、グーみたいに珈琲が大好きその頃は、舞も背伸びして珈琲を飲んでいましたが。。。俊がいなくなり。。。珈琲も飲みたくない。見るのもあまり。。。見たくない。。

峰は、孫のグーを見て、思わずびっくり。。

し。。。俊ちゃんかと。。
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俊ちゃん。。。隣の家の男の子。。で、舞の十代の頃駆け落ちした相手で、グーの父親。。


あれっ。。。舞は違和感を感じました。

俊ちゃん。。って。峰は、隣の俊が嫌いだから、舞の十代の駆け落ちを許さなかったわけじゃないのか。。

相手が俊だから、結婚反対ってわけじゃないのか。。まぁ、十代で子どもを作ったのが反対と言えば。。。そうなんだろうな。1CEBD6D5-F049-4EAB-8D3C-E6887D0B3414.jpeg

談笑し。。。環は純ちゃんと母娘で神楽町の中心街の福の神楽園にショッピングに行くらしく、
舞と峰も、福の神楽園でショッピングをし、夕方また福の神楽園で待ち合わせお食事してプルメリア島に帰る事にしました。

はぁ。。。駿栄とは。。。また、じっくりと話す機会がなかったか。。
木蓮寺で環とともに駿栄と再会したので、
舞は、駿栄に連絡を取ろうかなと思ったのですが。。。

南新町の駅から、中央本線福の神楽園まで、四人はミルキーピンクの、大蔵エレクトリック電鉄の電車に乗りました。

神楽町も福の神が作った街です。本当は人口もどう考えても、市なんですが。

本来なら、神楽町市ですが、神楽町と名前に町がつくので神楽町と、町のように言われています。待ち合わせの場所、時間を決めて、環と純ちゃん、舞と峰は別れました。環はランチ代を峰に渡しました。。。

「まぁ、母さんは未森からじゅうぶんなお小遣いを貰ったわよ、環さん、」舞がいうのですが、峰は、

「あんたは、いらんことを、環だって、あたしの娘だよ、環があたしにお小遣いをくれてやる、って言うんだから素直に頂戴すれば良いじゃないか。環とあたしの問題に、関係ないあんたが口を挟むな」峰がピシャリと言いました。

峰は、素直にものはあちらさまがくださるならもらえ、ご好意は無視するな、と言います。。

純ちゃんと環は、舞と峰と別れて、まず、カフェでランチにしましたが。。。

「お母さん、なんだ、グーさんのお母さんやおばあちゃんと一緒だったのね。。。友達とアマゾネスサンクチュアリィに行くみたいに言ってたから。。。」純ちゃんが言いました。

「うん。まぁ。。。なかなか。。ちょっと、覚悟がいったしね。何年も会ってない母や妹に会うのって。。。

しかし。、、
環は。。。

「純ちゃん。。。あの、
あのね。。」

「えっ。。。」

環は。。

「純ちゃん。。。。お母さんは。。、純ちゃんが。。。」

えっ

言いにくいように。。
環に珍しく。。口ごもり。。。

「お母さん、純ちゃんが、グーさんとお付き合いするのは、反対よ。」

え。。。。。
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純ちゃんも、昨日夜、いきなり実は。。。グーさんのお母さんやおばあちゃんと、再会する事になってて。。と、明日みんなで南風に行くと環からの電話があり、びっくりしたのでした。

また、環はどうも木蓮寺でたまたま駿栄と再会したようです。元気そうで、安心した。と、環は言いました。あっ、そうなんだ。。。

お母さんは。。、駿栄に会ったんだ。。。だけど。。やはり、駿栄の事は、駿栄の親にはもちろん知らせないらしく。
それもそうだ。、。よね。いろいろ話していたものの。。。


環は。。。深刻な顔つきになりました。

「あのね。。。純ちゃん。。。

「どうしたの。。。。お母さん。。、」

あれっ。。。






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