鷹さんは、富士という資産家奥様を訪ねました。
ここが。。。小梅さんのおっしゃる、産みの母親の。。
うわぁ
立派な洋館と庭園でした。小梅さんから聞いたお話しだと、富士という女性は、名前通り静岡から嫁いできて、フランス料理教室に通ったり、実家もなかなかのお金持ちらしく。。。名古屋の次男で家つき、同居なしの男性と結婚したらしく。。
富士と旦那の慶が結婚することが決まると、慶が将来的に住む為に親が建てた洋館に住む事にしました。慶は次男なので、家督を継がないのでせめて屋敷を。。。と。
富士はもともと他のお見合い話しがあった慶を気に入り、生来の勝気な気性で親に駄々をこねて自分と見合いできる運びに持っていきました。何事も最初から諦めず
やれることは先手を打ち行動すべきという富士。。。将来的には東京の家もちで、同居なしの次男や三男のところに嫁ぎたいと夢がありましたが、
このさい、名古屋でも。こんな素敵な人や屋敷があるなら、と親が知人に持っていく見合いを横取りしたのです。親は富士が、都会好きで東京へ行きたい東京へ行きたい、と小さなころから言っておりましたから。
まさか。名古屋のお見合いに興味を示すとは
でしたが、可愛い娘がそういうならば。富士は末っ子で甘やかされましたから。言い出したらききません。
富士はイケメンの慶を気に入り、慶も活発で可愛らしく料理上手な富士と結婚しました。
富士は、
順調にハタチで結婚し、すぐ妊娠して21歳で男の子ができて。しかし、富士は、出産は大変だったけど、女の子が欲しい。女の子を産むのがどうしても夢。
うちは分家筋で跡取りはどうでもいいし、嫁いでも同居したり、近所に住んだりと、女の子の方がいい。服やら身の回りのものやら、男の子とは楽しみが全然違う。。。と、妊娠して診断にきて、看護師の小梅さんと親しくなった富士が言っていたようです。
鷹さんは、じゃあ、お母さんは、わたしの双子の妹、、、ともうひとりわたしも女の子で、喜んでくれそう。。。と考えました。
鷹さんが、お屋敷のチャイムを押すと、どうやらウサギ。。。メイドさんのようです。ウサギのメイドさんは、「どちら様でしょうか。あ、あれっあー、み、峰様、峰お嬢様っ、なにかございましたか学校は。。。」
峰様。。。はっ、そうか、双子。。この人は、その妹とわたしを間違えているのね。。峰って言うんだ。。鷹さんは、メイドさんに、
「いいえ、わたしは鷹と申します。峰様ではございませんわ。。」
メイドさんは、あっ、峰様にしてはなんだかみすぼらしい格好だ、と。「あの、あなたは。。」
「わたくしは。。その峰様の双子の姉ですわ。このお屋敷の奥様。富士様をお呼びください。」
メイドのウサギはびっくりした顔をしましたが、でも、あまりに峰お嬢様そっくりでしたので、ちょっとお待ち下さいませ、と。、。
しばらくして、また、メイドがやってきて、こちらにお入りくださいと、中に通されました。
美しい大理石の階段のある大広間を抜けて
応接室のような広い部屋に通されます。鷹さんが豪農の娘さんだった頃は日本家屋の素晴らしいお屋敷でしたので。。落ち着いた雰囲気のあるところは共通しているものの
西洋の館がかなり珍しく新鮮に感じます。鷹さんは、落ちぶれた今を惨めになりましたが、しかし、お屋敷に通された、と言うことは
希望をもちました。産みのお母さんに認められるかも。。。と。
さきほどのお手伝いさんがやってきて。、。
奥様がお見えになりますので、
しばらくお待ち下さい、と紅茶とケーキを置いていきました。鷹さんは。。。やっぱり歓迎されているのかしら。。
産みの母親、富士はどういう人かしら。。。
しかし。。清楚な白いワンピースを着た、三十代。。。計算ですともうすぐ40歳でしょうが、裕福な暮らしをしているのか、三十代になったばかりにみえます、そんな富士らしき
女性が入ってきて、大理石のテーブルの向かい側に座ると
「お嬢さん、なんの真似かしら。」
「えっ。。。」
「あなたは、嫌がらせかしら。どうせ、うちの娘の峰にそっくりに整形して。。。うちの主人の愛人の子どもだから認知しろ、とか、お金目当ての。。。詐欺なんでしょう。」
「ち。。。違います、違う。わ、わたしは、峰さんの、峰さんの双子の姉です。」鷹は必死で言います。すると、
富士は。、。「わたしが峰の母親よ。峰を産んだのはわたし。うちの峰が双子なわけないでしょう。馬鹿おっしゃいな。産んだわたしが一番よく知ったことよ。あなたは、病院から抜け出してこられたのかしら。。。そして、うちの資産に目をつけて、峰そっくりに整形して。。。金目のものをせしめようとするのね。」
確かに。。。盗まれた鷹さんは、富士が気付かないうちに盗まれた。。。富士は、峰がまさか双子で生まれたことは知らないし。
だから、峰そっくりに整形しておかしなイチャモンをつける詐欺師や、精神病院から抜け出した患者に思われるのも無理はない。
裕福な資産家生まれの富士は詐欺事件など怪しいものには注意せよ、と言われ育ってきました。お金や権力目当てで、ハエのように手を擦りあしをすり寄ってくる輩に。。
つけ込まれてはならないわ。。。
「あの、信じて貰えないかもしれないのですが、わたしは。。。あなたが、お母さんが出産の時に、催眠術をかけられたでしょう。。その時に。。育ての親が子どもが欲しくて、双子だったのを、看護師とつるみ、あなたに催眠術をかけて。。。盗まれたのです、だから、あなたは子どもが双子の女の子ということを知らなくて当たり前ですから。。。」
催眠術。。。看護師に。。。
確かに、富士に心当たりがあります、しかし、
富士は、実家の両親がある宗教に入っていて、嫁いでわざわざ富士はその宗教に入っていませんでしたが、
子どもの頃には宗教の集会に何度か連れていかれて、双子は邪悪で、どちらか一方がどちらかの厄災を背負って生まれてきた、という講演を聞いた事があります。確かに富士の同級生の双子で、子どもの頃にひとり亡くなり、
残ったもうひとりが、どんどん成長して成功していくのをまのあたりにしました。
「あら、それがどうしたというの、たとえその話しが本当でも、あなたは犯罪者一族に育てられたのよ。
うちの娘は峰だけですわ。どうせ、お金を無心しにきたのでしょうに。」
ギクっ確かに。。。確かに私たち家族は山形から破産でたまたま愛知県に流れてきた。
そして、産みの母親らしき富士に助けてもらおうとしたのは否めない。
「あなた?双子は片方は厄災をしょって縁起悪いのよ。。。まぁ、うちの峰ちゃんの厄災をしょって、もしもその話が事実なら、双子の縁起でもない片方を処分する手間がはぶけたわ。。。」
富士の言葉には一瞬、鷹はゾッとする、まさかまさか。。。まさか双子と知った上で富士がわたしと峰を授かったなら、この富士は、ひとり捨てたり、場合によっては縁起でもないわ、と殺害していたかも。。
と錯覚するほど怖くなって
「あなたの育ての親に入れ知恵されたのでしょうけれど。騙されないわ。警察を呼ぶわ。あなたのご両親は逮捕されるでしょうね。事項はすぎても、わたしは警察に特殊なコネがありますからね。子どもを盗むだの、その子どもをけしかけて、実の親をゆするだの、あなたを実の娘と認めるわけにはいかない。」
富士が噴火しました。
信じられない。。。双子は縁起悪くわたしが厄災をしょっている、とか。手間がはぶけたわ。とか。。。
鷹は、だけどわたきは何にもしらず盗まれた、被害者なんです、実家が破産したのです、助けてくださいと喰い下がりました。切羽詰まっていたのです。鷹さんが運の悪いことに、
家主の慶がいればまだ、話しをきちんと冷静になって聞いてくれて、違った展開になってきたのですが、慶は、昼間でしたし、それに札幌にちょうど2、3日出張でした。
破産、ですって子どもを盗んどいて困ったら助けてくださいだって
ふざけるのはおよしなさい。
富士は、そんなにお金が欲しいなら、と、応接室を出ていきました。なんと、富士は、地元の知り合いのヤクザに電話します。
富士の知り合いの地元のヤクザの関係で、
遠く離れた、月待市の親分さんが、若い愛人を募集しているのです。
しかし、富士は鷹を騙して「よい待遇だから、メイドさんの仕事でもしなさい。本当にあなたがわたしの娘って言うならそれが嘘でも、仕方ないわ、ご縁よ。知り合いのメイドの仕事を紹介してあげるわ。」
と、言って騙して鷹を厄介払いしたのです。
富士の静岡の実家資産家は、用心棒的に、両親が、宗教で知り合ったヤクザとのお付き合いがあり、
なんかイチャモンつけてこれば、こちらがでてこちらの資金源に利用するから、害虫駆除は任せてくれ、と持ちつ持たれつのお付き合いがありました。
もう、うちにこんな人が二度ときませんように。。
と、富士が鷹さんを嵌めたのです。
鷹さんは、産みの母親からも騙されて売られたのです。
遠く。。離れた月待市へ。。。メイドの仕事ではなく、それは、愛人の仕事。。。
お金にはなるわよ。お金になるなら、一家心中や首を括るよりはマシでしょう。。。
双子なんて、実際そうでも、縁起でもない。うちの女の子は峰だけで上等よ。
そうよ。。助けてあげたチャンス。生命だけでもありがたいと思いなさい。。
それにしても、双子だとか盗まれたって。。峰ちゃんじゃなくてなによりだわ。
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2020年02月26日
2020年02月25日
マリッジcelebration140切実な願い。。。戻れない過去のあやまち。。。
鷹さんは。。。
実の娘なら。。。名古屋の実の両親。資産家の両親は助けてくれると考えたらしい。
鷹さんの養育した破産した義理両親は、
鷹さんを名古屋の妊婦さんから盗んだ立場だし、加害者だから名古屋の鷹さんの産みの親に接触はしたくないけれど。。赤ちゃんの時に盗まれた鷹なら
被害者だし。。。
実の娘さんだし、なんとかこの状況を助けてくれるかもしれないわ、。。とはっきり言わないものの
少しそういう下心もあり。。。鷹さんには、花森病院とだけは教えた。育ての両親は、加害者として責められる恐怖もあり。。。鷹さんを黙って見守る。。。
破産して山形から愛知県へ夜逃げした鷹さんと育ての両親。
さて。
鷹さんから連絡が来た名古屋の元看護師の小梅さん。
妊婦を騙して双子の赤ちゃんのひとり、鷹さんを盗む。犯罪に加担して。。。成功。
その報酬で、
結婚して平穏に暮らす。三歳年上の真面目な穏やかな男性と。。。一人娘の女の子も結婚3年後に生まれて奇跡的な人生転換。
ギリギリ30歳前に。。。
自分は借金返済に追われて結婚も出産もほぼ諦めていたのに。。。結婚できたとしても、歳の離れた冴えない爺さんとか、あまりものの男性とか、両親の介護要員とか、いわくつきの後妻話ししか来ないでしょう。。。
それなら一人で生きていた方がまし、ぐらいのどうでもいいような、好きになれない気持ち悪い男性でやっとこぐらいだ。。。自分も借金の支払いで文句は言えないし。
と諦めていたのに。。
それが、奥様を亡くして結婚暦はあるけれど、両親もいない持ち家ありの三歳年上のじゅうぶんな男性で。。。穏やかな安心感や信頼感も自然に湧くし。
小梅さんが、
寄生されていた実家の親とも、実家の借金を全て支払って嫁いで、いろいろ今まで実家の為にじゅうぶん尽くしてきたし。。。嫁に出て距離を置く事ができて肩の荷が降りたし。。。
子どもを盗むのは悪いに決まっているけれど、さらに極上の大富豪の娘さんとして。。盗んだ子は生きられるのだからね。。
盗まれて育ったあの子も。
一人娘ならば、それ以来子どもができなければ資産も事業もあの子が全て独り占めできる。
さらには、良い家柄で素晴らしい縁談もあるに違いない。。。
だって、わたしはこんなにまさかの人生転換をはかり道が開けたのは、あの盗まれた赤ちゃんに、いいことをしたからだ。。。と、信じて疑わなかった。
小梅さんが人並みの幸せを掴んだのはやはり、あの盗んだ赤ちゃんが素晴らしい人生を送っているからなんだろうな、
そうとしか小梅さんは考えていなかったのだけれど。。。
だけど。なんだか、嫌な予感がした。。
あの娘は、幸せになったんじゃないのか、
羨ましいぐらい、だとあのときは思ってた。本当に生まれながらにして。。家もお金も両親の愛も事業も持って生まれてくる。。
というか、そういう家に、盗まれて。生まれてきたわけじゃないけど、そんな家にご縁があり、両親に望まれているなら、
どうぞ、盗んでくださいというもの。泥棒に盗まれて玉の輿なんて。。。小梅さんも、わたしもそれなら盗まれたい。。。わたしの親はわたしに借金の支払いを押し付けた。。。
鷹と名乗るその娘さんは、小梅さんに会いたいと言う。。小梅さんは、近所は良くないので、2つ駅離れた喫茶店で会う事にしました。
車だと、知り合いにナンバーを見られるのがまずいと思い、駅近くなので電車にしました。
ドキドキ。。。なんでしょう。胸騒ぎがする。。あの時盗んだ赤ちゃん。鷹さんという娘さんは、いま、16歳かそれぐらいだ。。。
まさか。。。名古屋のあの鷹さんの産みの親に見つかってしまったのか。。。鷹さんは、わざわざ山形から出てきたのか。。。
いきなり。。何があって。。。もう。。あのことは思い出したくない。。
確かにこのいまの幸せは、鷹さんと鷹さんの家族のおかげ。。。
鷹さんのの盗みに成功して、じゅうぶんな報酬を得る、地獄から生還した小梅さん。
これで、終わりにしましょう、お互いに小梅さんも救済され、山形の豪農の鷹さんを養女に迎える夫婦も欲しいものが手に入り。。。
お互い様。。。幸せを掴んだのだから、
私たちは会わない方がいい、と鷹さんの両親と二度と会わないと約束したのに。。どうして。?
妙な胸騒ぎがするけれど。。
小梅さんは、過去のあやまちを
旦那にばれたくない。この生活を保ちたい。。
小梅さんは、個室もある二駅先のclassicalという喫茶店を指定しました。個室なら。。。
お昼時とか混まない時間帯なら、大丈夫だし。、。名前通りの年月を迎えた木の風あいが絶妙で静かな空間が落ち着けます。。。
レジで小梅さんと待ち合わせ、と言ってください。あなたの方が早ければ、連れが後から来ます、と個室に通して貰ってください。お昼時じゃなければ個室に入れると思います。。。と、鷹さんには告げました。。
約束の時間きっかりに小梅さんは、classicalに到着しました、鷹さんという若い女性と待ち合わせです、というとサーバーに個室に案内されました。
鷹さんはきていました。あっ。。。こんな大きくなった。。。可愛らしい女の子ですが。。。
どこか。。くすんでいる感じがします。えっ。。これが富裕層のお嬢様かしら。。
窓の外からは駅近くの公園の緑が鮮やかにキラキラ輝いています。生命力伸び盛りのころ。まぶしい輝くような太陽に
それに反発するかのごとく。。目の前の鷹さん、お若いのに。。凄くお金持ちではないけれど、小梅さんは安定して、借金もなく安息に安定収入の自分が働かなくてもよい専業主婦の日々に酔いしれていましたが。。。
鷹さんが廃れた雰囲気で現れたことに過去を突きつけられたような気持ちになりました。いったい。。。この子は。。どうしてわたしを訪ねてきたのでしょう。
小梅さんは息を呑みます。
確かに山形の豪農、鷹さんの養父母からのお世話のご縁で嫁いだ旦那だけれど
もちろん、小梅さんが子どもを盗んだことに加担したことは知らないはず。。。
旦那にばれたくないわ。なにもかも、いまの幸せを手放す事はできない。。。
この娘さんに会いたくないけれど、会わずにもしも放置して家に乗り込まれ、旦那や子どもにわたしが金の為に、犯罪に加担したと知らされたら。。。それが怖くて対処に出てしまう。
大切なものを失うかもしれない恐怖と戦いながらも。。。小梅さんは、未知の状況霧の中を手探りで進むように、鷹さんに会ってしまう。
「お時間つくっていただきまして。。鷹でございます。このたびは。。。」
サーバーにホットと鷹さんは、ハーブティーをオーダーしました。
「あの。。。なんでしょうか。。急に。。」
「あなたは。。。小梅さん。。花森病院で看護師さんをされていたのですね。。。小梅さん、わたしは、実の親が名古屋にいることを両親から聞きました。ショックでしたわ。。。小梅さん、あなたは、わたしの産みの母親の担当でしたね、
わたしは、産みの母親から連れさられたのでしょう。」
「なんか。。。ご両親とございましたの」ひるみながら、小梅は、鷹の出方を待ちました。主犯は鷹の両親であり、小梅は共犯。。。
「両親から、無断でわたしを産みの親を騙して連れさった事を聞きました。そのことについて、あなたを責める気持ちはございません。うちの育ての両親が企てたことに、あなたは乗っただけですから。。、」
「なんとも言えませんわ。。。しかし、あなたは何不自由ない、大富豪のお嬢様として。。。」小梅が言おうとすると、「いいえ、わたしは。、。確かに裕福な暮らしをしてこれました。これも、両親のおかげ様で。。でも。。うちは。、さくらんぼ農家の不作と、大型の詐欺事件に巻き込まれて。。。破産して多額の借金を背負ってしまいました。」
「ええっ、」一瞬。。。
まさか。。。お金の無心かしら小梅さんは息をのみました。。が。
鷹さんは、「小梅さん、どうか、わたしの産みの親の情報をご存知でしたら教えてくださいませんか?なんでもいいのです。。。うちの両親には。。。さすがに聞けません。悪いことをし、加害者ですから。。。」
小梅さんはかわいそうな鷹さん。。
素直そうな子だわ。。小梅さんは、自分が責められなかったのに安堵する。。
だけど。。小梅さんは心を鬼にして。。
「よろしいですわ。。。鷹さんのお母様についてわたしの知る限りを、だけど、、わたしの生活を壊さないとお誓いくださいますなら。。。
わたしにも旦那、娘がいます。あなた方の事を知られてはなりませんし。」
良かった。。。この娘さんはお人よし、最初っからあんたの旦那に悪事をばらす、なんて出ない。。全然経済的にも育ちは違う鷹さんだけど。。。
小梅さんは、
人がよく利用された昔の自分を思い出してしまいました。
鷹さんはどうしても、実の親が知りたくて。。。小梅さんに懇願しました。
小梅さんの話しだと。。。それは。。
資産家で、ハタチで静岡から名古屋に嫁いだ富士という女性でした。21歳の時に第一子の男の子を出産し、
第二子を出産するので、花森病院に診察に来ていました。勘の鋭い小梅さんは、その富士という妊婦は、双子を妊娠している、と直感するのです。
そんな折、遙か遠く離れた山形の豪農の奥様が、ハリネズミの赤ちゃんが欲しい。家柄の良い子どもでなければならない、と。
という事で、富士が狙われてしまったのです。
鷹はそんな悲惨な犯罪に巻き込まれてしまいました。双子の赤ちゃんで、鷹の方が健康的で大きいがために。。。もう一人の未熟児スレスレの妹ではなく
鷹が連れ去られ。。
妊婦は、既に男の子を出産していましたし、まだ子どもも作れる身体ですし。この未熟児スレスレの妹が成長しなくても、
もう兄がいるし、まだ子どもができるチャンスがある。。だから、鷹が連れ去られました。
もう1人の妹がギリギリ。。未熟児だったというだけで。。運命が決まってしまったなんて。
妹には罪はないけれど。。。
鷹さんは、その富士に会いに行く事にしました。
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鷹さんの養育した破産した義理両親は、
鷹さんを名古屋の妊婦さんから盗んだ立場だし、加害者だから名古屋の鷹さんの産みの親に接触はしたくないけれど。。赤ちゃんの時に盗まれた鷹なら
被害者だし。。。
実の娘さんだし、なんとかこの状況を助けてくれるかもしれないわ、。。とはっきり言わないものの
少しそういう下心もあり。。。鷹さんには、花森病院とだけは教えた。育ての両親は、加害者として責められる恐怖もあり。。。鷹さんを黙って見守る。。。
破産して山形から愛知県へ夜逃げした鷹さんと育ての両親。
さて。
鷹さんから連絡が来た名古屋の元看護師の小梅さん。
妊婦を騙して双子の赤ちゃんのひとり、鷹さんを盗む。犯罪に加担して。。。成功。
その報酬で、
結婚して平穏に暮らす。三歳年上の真面目な穏やかな男性と。。。一人娘の女の子も結婚3年後に生まれて奇跡的な人生転換。
ギリギリ30歳前に。。。
自分は借金返済に追われて結婚も出産もほぼ諦めていたのに。。。結婚できたとしても、歳の離れた冴えない爺さんとか、あまりものの男性とか、両親の介護要員とか、いわくつきの後妻話ししか来ないでしょう。。。
それなら一人で生きていた方がまし、ぐらいのどうでもいいような、好きになれない気持ち悪い男性でやっとこぐらいだ。。。自分も借金の支払いで文句は言えないし。
と諦めていたのに。。
それが、奥様を亡くして結婚暦はあるけれど、両親もいない持ち家ありの三歳年上のじゅうぶんな男性で。。。穏やかな安心感や信頼感も自然に湧くし。
小梅さんが、
寄生されていた実家の親とも、実家の借金を全て支払って嫁いで、いろいろ今まで実家の為にじゅうぶん尽くしてきたし。。。嫁に出て距離を置く事ができて肩の荷が降りたし。。。
子どもを盗むのは悪いに決まっているけれど、さらに極上の大富豪の娘さんとして。。盗んだ子は生きられるのだからね。。
盗まれて育ったあの子も。
一人娘ならば、それ以来子どもができなければ資産も事業もあの子が全て独り占めできる。
さらには、良い家柄で素晴らしい縁談もあるに違いない。。。
だって、わたしはこんなにまさかの人生転換をはかり道が開けたのは、あの盗まれた赤ちゃんに、いいことをしたからだ。。。と、信じて疑わなかった。
小梅さんが人並みの幸せを掴んだのはやはり、あの盗んだ赤ちゃんが素晴らしい人生を送っているからなんだろうな、
そうとしか小梅さんは考えていなかったのだけれど。。。
だけど。なんだか、嫌な予感がした。。
あの娘は、幸せになったんじゃないのか、
羨ましいぐらい、だとあのときは思ってた。本当に生まれながらにして。。家もお金も両親の愛も事業も持って生まれてくる。。
というか、そういう家に、盗まれて。生まれてきたわけじゃないけど、そんな家にご縁があり、両親に望まれているなら、
どうぞ、盗んでくださいというもの。泥棒に盗まれて玉の輿なんて。。。小梅さんも、わたしもそれなら盗まれたい。。。わたしの親はわたしに借金の支払いを押し付けた。。。
鷹と名乗るその娘さんは、小梅さんに会いたいと言う。。小梅さんは、近所は良くないので、2つ駅離れた喫茶店で会う事にしました。
車だと、知り合いにナンバーを見られるのがまずいと思い、駅近くなので電車にしました。
ドキドキ。。。なんでしょう。胸騒ぎがする。。あの時盗んだ赤ちゃん。鷹さんという娘さんは、いま、16歳かそれぐらいだ。。。
まさか。。。名古屋のあの鷹さんの産みの親に見つかってしまったのか。。。鷹さんは、わざわざ山形から出てきたのか。。。
いきなり。。何があって。。。もう。。あのことは思い出したくない。。
確かにこのいまの幸せは、鷹さんと鷹さんの家族のおかげ。。。
鷹さんのの盗みに成功して、じゅうぶんな報酬を得る、地獄から生還した小梅さん。
これで、終わりにしましょう、お互いに小梅さんも救済され、山形の豪農の鷹さんを養女に迎える夫婦も欲しいものが手に入り。。。
お互い様。。。幸せを掴んだのだから、
私たちは会わない方がいい、と鷹さんの両親と二度と会わないと約束したのに。。どうして。?
妙な胸騒ぎがするけれど。。
小梅さんは、過去のあやまちを
旦那にばれたくない。この生活を保ちたい。。
小梅さんは、個室もある二駅先のclassicalという喫茶店を指定しました。個室なら。。。
お昼時とか混まない時間帯なら、大丈夫だし。、。名前通りの年月を迎えた木の風あいが絶妙で静かな空間が落ち着けます。。。
レジで小梅さんと待ち合わせ、と言ってください。あなたの方が早ければ、連れが後から来ます、と個室に通して貰ってください。お昼時じゃなければ個室に入れると思います。。。と、鷹さんには告げました。。
約束の時間きっかりに小梅さんは、classicalに到着しました、鷹さんという若い女性と待ち合わせです、というとサーバーに個室に案内されました。
鷹さんはきていました。あっ。。。こんな大きくなった。。。可愛らしい女の子ですが。。。
どこか。。くすんでいる感じがします。えっ。。これが富裕層のお嬢様かしら。。
窓の外からは駅近くの公園の緑が鮮やかにキラキラ輝いています。生命力伸び盛りのころ。まぶしい輝くような太陽に
それに反発するかのごとく。。目の前の鷹さん、お若いのに。。凄くお金持ちではないけれど、小梅さんは安定して、借金もなく安息に安定収入の自分が働かなくてもよい専業主婦の日々に酔いしれていましたが。。。
鷹さんが廃れた雰囲気で現れたことに過去を突きつけられたような気持ちになりました。いったい。。。この子は。。どうしてわたしを訪ねてきたのでしょう。
小梅さんは息を呑みます。
確かに山形の豪農、鷹さんの養父母からのお世話のご縁で嫁いだ旦那だけれど
もちろん、小梅さんが子どもを盗んだことに加担したことは知らないはず。。。
旦那にばれたくないわ。なにもかも、いまの幸せを手放す事はできない。。。
この娘さんに会いたくないけれど、会わずにもしも放置して家に乗り込まれ、旦那や子どもにわたしが金の為に、犯罪に加担したと知らされたら。。。それが怖くて対処に出てしまう。
大切なものを失うかもしれない恐怖と戦いながらも。。。小梅さんは、未知の状況霧の中を手探りで進むように、鷹さんに会ってしまう。
「お時間つくっていただきまして。。鷹でございます。このたびは。。。」
サーバーにホットと鷹さんは、ハーブティーをオーダーしました。
「あの。。。なんでしょうか。。急に。。」
「あなたは。。。小梅さん。。花森病院で看護師さんをされていたのですね。。。小梅さん、わたしは、実の親が名古屋にいることを両親から聞きました。ショックでしたわ。。。小梅さん、あなたは、わたしの産みの母親の担当でしたね、
わたしは、産みの母親から連れさられたのでしょう。」
「なんか。。。ご両親とございましたの」ひるみながら、小梅は、鷹の出方を待ちました。主犯は鷹の両親であり、小梅は共犯。。。
「両親から、無断でわたしを産みの親を騙して連れさった事を聞きました。そのことについて、あなたを責める気持ちはございません。うちの育ての両親が企てたことに、あなたは乗っただけですから。。、」
「なんとも言えませんわ。。。しかし、あなたは何不自由ない、大富豪のお嬢様として。。。」小梅が言おうとすると、「いいえ、わたしは。、。確かに裕福な暮らしをしてこれました。これも、両親のおかげ様で。。でも。。うちは。、さくらんぼ農家の不作と、大型の詐欺事件に巻き込まれて。。。破産して多額の借金を背負ってしまいました。」
「ええっ、」一瞬。。。
まさか。。。お金の無心かしら小梅さんは息をのみました。。が。
鷹さんは、「小梅さん、どうか、わたしの産みの親の情報をご存知でしたら教えてくださいませんか?なんでもいいのです。。。うちの両親には。。。さすがに聞けません。悪いことをし、加害者ですから。。。」
小梅さんはかわいそうな鷹さん。。
素直そうな子だわ。。小梅さんは、自分が責められなかったのに安堵する。。
だけど。。小梅さんは心を鬼にして。。
「よろしいですわ。。。鷹さんのお母様についてわたしの知る限りを、だけど、、わたしの生活を壊さないとお誓いくださいますなら。。。
わたしにも旦那、娘がいます。あなた方の事を知られてはなりませんし。」
良かった。。。この娘さんはお人よし、最初っからあんたの旦那に悪事をばらす、なんて出ない。。全然経済的にも育ちは違う鷹さんだけど。。。
小梅さんは、
人がよく利用された昔の自分を思い出してしまいました。
鷹さんはどうしても、実の親が知りたくて。。。小梅さんに懇願しました。
小梅さんの話しだと。。。それは。。
資産家で、ハタチで静岡から名古屋に嫁いだ富士という女性でした。21歳の時に第一子の男の子を出産し、
第二子を出産するので、花森病院に診察に来ていました。勘の鋭い小梅さんは、その富士という妊婦は、双子を妊娠している、と直感するのです。
そんな折、遙か遠く離れた山形の豪農の奥様が、ハリネズミの赤ちゃんが欲しい。家柄の良い子どもでなければならない、と。
という事で、富士が狙われてしまったのです。
鷹はそんな悲惨な犯罪に巻き込まれてしまいました。双子の赤ちゃんで、鷹の方が健康的で大きいがために。。。もう一人の未熟児スレスレの妹ではなく
鷹が連れ去られ。。
妊婦は、既に男の子を出産していましたし、まだ子どもも作れる身体ですし。この未熟児スレスレの妹が成長しなくても、
もう兄がいるし、まだ子どもができるチャンスがある。。だから、鷹が連れ去られました。
もう1人の妹がギリギリ。。未熟児だったというだけで。。運命が決まってしまったなんて。
妹には罪はないけれど。。。
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2020年02月24日
マリッジcelebration139記憶にない豹変。。。悲しみ。
ベルモ、ベルモ。。。
ヴ〜ヴ〜。。。奇妙な唸り声をあげる怪しいベルモ。。。
しかし、それはベルモではなかった。。ベルモは水色に変化して。。。まるでスライムのように。。。
誰じゃ
木蓮和尚が問うとベルモは、
「わしは。。。ワシは。。。その。。ワシは看護師と元資産家に騙されて盗まれた。。。鷹じゃ。。。」ベルモは見知らぬお婆さんの声をしています。
冷泉巽はブルブルガタガタ。。。
赤ちゃんの頃からベルモが、あの池の中にナイフが捨てられているだの、凶器の発見や、気楽な世間話程度にしか本人は考えていませんでしたが、そんなベルモの透視能力を何度か見聞きしましたが、
憑霊現象をまのあたりにしたのは今回がはじめてで。。。でも。。声が全然違う。。いつもオトボケでほわんポワンとしたベルモが。。。
霊の現象なんかあるわけない。なんてこれは認めざるを得ない。。どー考えてもあのベルモからこんな声が出るわけない。
「鷹さん、あなたは生きているのか亡くなっておられますのかのう」木蓮和尚がさらに問うと
「昨年。。。生命を断った。自ら。。」
自殺。。。
「あなたはどうして自殺なんぞ。。。」
木蓮和尚が続けるとベルモに憑霊したらしい鷹は、
「ワシは。。ワシは。。とんでもない事を。。今までずーっと被害者だと世間を怨み人を怨み。。でも。。ワシは。。ワシは加害者になって。。なんで。。ワシが。。ワシが。。」
人生の終盤に起こす罪により、人生わしは序盤から先払いでバチに当たったような。。
悔やんでも悔やみきれない。。
ヴヴヴ。。。ベルモは苦しそうな形相で、悲痛な声をあげる。木蓮和尚も冷泉氏もあまりにベルモがかわいそうで見ていられないものの
なにもなすすべがなく。。これもベルモの僧侶の修行になる。。
被害者とは、加害者とは。。被害者から加害者に。。。
「じゃけど、鷹さんあなたは豪農の一人娘として大切に育てられたのではないのかのう。。そりゃ、もちろん赤ちゃんを盗むなんて犯罪だし、あなたは被害者じゃけども。」木蓮和尚が問いかけると。。。
すると。。ベルモの顔つきがいっそう恐ろしくなり。。。
話しを聞いてくれるかね。。。
木蓮和尚と、圧倒され震えながらも冷泉氏は
「はい。。。」
鷹さんという女性は、山形の豪農のさくらんぼ農家で大事に育てられ。。。
た、のですが。。。鷹さんが16歳の娘盛りの時に、実家は傾いてしまいました。
不作に重なり、大型の詐欺事件に巻き込まれ。。破産して一文無しどころか、莫大な借金を背負ってしまいます。
両親共々苦労したことがなく、建て直しのはかり方や挫折からの方向転換がわかりません。借金取りから逃げる為に、鷹さんと両親は山形から逃げ出しました。しかし、打たれ弱い両親。。。しだいに荒んだ生活になり、
父親は働かずに酒浸り母親に暴力を振るうようになってしまいました。
お母さん逃げましょう、と鷹さんは言いますが。。。そこで鷹さんが今の時代の子どもみたいに両親から逃げればよかったのですが、
世間体と体裁で生きてきた母親。。破産して旦那が暴力を振るって働かないのに離婚はキズものだと旦那と一緒にいるのです。。
働いている母親と鷹さん。母親は、鷹さんに夜の商売を勧められてしまいます。
お嬢様育ちの鷹さんは、そんなの冗談じゃないお母さんがまさか、そんなこと言うだなんて。。いったいお母さんどうしたの、と。
鷹が夜の商売を断りますと。父親から暴力を振るわれ金をせびられすっかり廃れきった母親は、ついに鷹さんに
「他人の子どもの癖に、育ててやった恩を仇でかえしやがって、」と言ってはならない暴言を吐きます。
お。。。お母さん。。お母さんいったいどういうこと。。
深窓の令嬢として蝶々よ花よと育てられて両親から愛されていると信じて疑わなかった鷹さん。。。婿養子にきてくれそうな素敵な婚約者もいたのに、鷹さんの実家が破産すると婚約者の男性の家が息子を養子にやれません
と、大反対されました。婚約者はそれでも鷹さんが好きなので、と親に内緒で鷹さんと会っていたのですが。。
でも。。。お母さん。。お母さん、他人の子どもってどういうこと。。まさか、わたしはお母様の子どもじゃないって言うの
寝耳に水。。震撼する鷹。。。
しかし、もう鷹さんに遠慮なく精神的にも追い詰められた鷹さんの母親は、鷹さんに、
「お前は私たち夫婦が名古屋の資産家の妊婦から盗んだのさ。」
「ぬ。。。盗んだど、どうして。。お母様。。」「私たちに子どもが出来なかったからだわよ。私たちは、資産家の奥様がよく通う名古屋の病院の院長と知り合いで。。。同じハリネズミの妊婦が双子だった場合、妊婦に双子だった事を隠して1人しか生まれなかった事にして騙して盗んだのさ。。」
大変裕福だった両親は、金の為にさっさと子どもを売るような貧乏人の子どもならいらないし、自分達の子は、ある程度家柄のよい家庭の子どもじゃないと、それにこだわった末さ、と。。。
もともと見ず知らずの妊婦から子どもを盗むなど恐ろしい発想とそれを本当に実行する性格の鷹の養母。。。破産したので、
もう鷹が跡取りもへったくれも意味がなくなると急に養母は鷹に冷たく当たりました自分さえ良ければ人を傷つけていいみたいな傲慢なところがあります。。
ところが、鷹さんは気の優しい女性でありまして。。。両親が今までお金がある時はなに不自由なく育てていただきましたので。。。
両親がどこかの資産家から自分を盗んだと知っても。。悲しみに打ちのめされても、。両親には恩があるし、急に憎む事はできません。
鷹さんは、名古屋の病院で催眠術のうまい看護師が仲良くなったハリネズミの妊婦を騙してまんまと盗まれた。看護師は金に困ってにっちもさっちもいかない状況だったから。。。
その催眠術を妊婦にかけて、妊婦と仲良く信頼させた看護師の実家の借金を支払ってまともな男性との縁談もノシをつけて成功報酬で支払って。。。それで鷹を連れ去って。。だと、
天国から地獄へ。。。
名古屋の
資産家の奥様からお前を盗んだ、
なにを思ったのか、鷹は、名古屋のそれらしき資産家の実の両親を探す事にします
母親から花森病院と聞きました。
山形から鷹達家族で多額の借金、債権者からの夜逃げした先が、幸い名古屋と同じ愛知県内だった事もあり。。。
花森病院の院長先生は既にお亡くなりになっていました。昔から看護師として勤務している女性がいたのですが。。。その女性に、わたしは16年前この病院で生まれて。。。その時の妊婦から双子のうちのひとりとして盗まれたらしい。。。と。。
その看護師は、あまりにも衝撃的な事実がゆえに。
あらまぁ。
最初精神病棟の患者が鉄格子から逃げ出して変なことを言っているのだわ。。と思いました、自称盗まれた悲劇の令嬢。。というのか。。身なりもぼろぼろです。
精神病棟には自称大統領も大富豪もお姫様もいますし。わたしは本当はお金持ちの子どもみたいな夢を見ている人がたくさんいます。
しかし。。。はっ
そう言えば。。。実家の借金に追われた看護師だったのに急に結婚して仕事をやめた女性がいたし、その女性は、余興などで催眠術をやっていたし。。
わたしも結構親しくしていて、結婚後の
年賀状が来ていたから。。嫁ぎ先は、名古屋市内だと思う。家に行けば住所はわかると思うけど。。ただ、予測なだけで、その人かどうかはわからないけどね。。
ただ、自分は結婚できない、親の借金がすごいって言ってたのに。。。結婚で仕事を辞める事になって。。
おめでたいから良かったんだけど。あら、誰かお金持ちの男性でも見つけたのかしら。。と思ったんだけどね。周りの人の話しだとそうでもないみたいで。。
まぁ、おめでたいから、良かったわ。
昔なので個人情報という意識が薄くて、その看護師はお喋りで世話好きなため。。。
ああ。。大変な事件だけど。。もしこの娘さんのいう事が本当なら。。。
娘さんがかわいそうになりその看護師は、年賀状が家にあるから後で連絡しな、と。鷹に電話番号を教えました。
鷹は、夜にその看護師に電話すると、小梅さんという名前の女性で、嫁ぎ先の住所と電話番号まで教えてくれたのだ。
後日。。。鷹は、この小梅さんと会う事にしました。
小梅さんの家に電話すると、女性が出たのであなたは小梅さんでしょうか、と聞くとそうだと言います。
夜は仕事から小梅さんの旦那が帰ってきてめんどうですので、平日の昼間を狙って電話しました。
「わたしが誰だかわかりますか。小梅さん。」
若い女の声で、小梅さんは、最初まさか旦那があんな真面目な人がと真っ青に
知らない若い女。。。ですって
旦那が女をつくって乗り込んできたのかと勘違いしそうになりましたが。。。
しかし。鷹は小梅さんに素性を明かすともっと真っ青になりました。
あの時の。。。赤ん坊。。。ですって
あのときの。。。
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ヴ〜ヴ〜。。。奇妙な唸り声をあげる怪しいベルモ。。。
しかし、それはベルモではなかった。。ベルモは水色に変化して。。。まるでスライムのように。。。
誰じゃ
木蓮和尚が問うとベルモは、
「わしは。。。ワシは。。。その。。ワシは看護師と元資産家に騙されて盗まれた。。。鷹じゃ。。。」ベルモは見知らぬお婆さんの声をしています。
冷泉巽はブルブルガタガタ。。。
赤ちゃんの頃からベルモが、あの池の中にナイフが捨てられているだの、凶器の発見や、気楽な世間話程度にしか本人は考えていませんでしたが、そんなベルモの透視能力を何度か見聞きしましたが、
憑霊現象をまのあたりにしたのは今回がはじめてで。。。でも。。声が全然違う。。いつもオトボケでほわんポワンとしたベルモが。。。
霊の現象なんかあるわけない。なんてこれは認めざるを得ない。。どー考えてもあのベルモからこんな声が出るわけない。
「鷹さん、あなたは生きているのか亡くなっておられますのかのう」木蓮和尚がさらに問うと
「昨年。。。生命を断った。自ら。。」
自殺。。。
「あなたはどうして自殺なんぞ。。。」
木蓮和尚が続けるとベルモに憑霊したらしい鷹は、
「ワシは。。ワシは。。とんでもない事を。。今までずーっと被害者だと世間を怨み人を怨み。。でも。。ワシは。。ワシは加害者になって。。なんで。。ワシが。。ワシが。。」
人生の終盤に起こす罪により、人生わしは序盤から先払いでバチに当たったような。。
悔やんでも悔やみきれない。。
ヴヴヴ。。。ベルモは苦しそうな形相で、悲痛な声をあげる。木蓮和尚も冷泉氏もあまりにベルモがかわいそうで見ていられないものの
なにもなすすべがなく。。これもベルモの僧侶の修行になる。。
被害者とは、加害者とは。。被害者から加害者に。。。
「じゃけど、鷹さんあなたは豪農の一人娘として大切に育てられたのではないのかのう。。そりゃ、もちろん赤ちゃんを盗むなんて犯罪だし、あなたは被害者じゃけども。」木蓮和尚が問いかけると。。。
すると。。ベルモの顔つきがいっそう恐ろしくなり。。。
話しを聞いてくれるかね。。。
木蓮和尚と、圧倒され震えながらも冷泉氏は
「はい。。。」
鷹さんという女性は、山形の豪農のさくらんぼ農家で大事に育てられ。。。
た、のですが。。。鷹さんが16歳の娘盛りの時に、実家は傾いてしまいました。
不作に重なり、大型の詐欺事件に巻き込まれ。。破産して一文無しどころか、莫大な借金を背負ってしまいます。
両親共々苦労したことがなく、建て直しのはかり方や挫折からの方向転換がわかりません。借金取りから逃げる為に、鷹さんと両親は山形から逃げ出しました。しかし、打たれ弱い両親。。。しだいに荒んだ生活になり、
父親は働かずに酒浸り母親に暴力を振るうようになってしまいました。
お母さん逃げましょう、と鷹さんは言いますが。。。そこで鷹さんが今の時代の子どもみたいに両親から逃げればよかったのですが、
世間体と体裁で生きてきた母親。。破産して旦那が暴力を振るって働かないのに離婚はキズものだと旦那と一緒にいるのです。。
働いている母親と鷹さん。母親は、鷹さんに夜の商売を勧められてしまいます。
お嬢様育ちの鷹さんは、そんなの冗談じゃないお母さんがまさか、そんなこと言うだなんて。。いったいお母さんどうしたの、と。
鷹が夜の商売を断りますと。父親から暴力を振るわれ金をせびられすっかり廃れきった母親は、ついに鷹さんに
「他人の子どもの癖に、育ててやった恩を仇でかえしやがって、」と言ってはならない暴言を吐きます。
お。。。お母さん。。お母さんいったいどういうこと。。
深窓の令嬢として蝶々よ花よと育てられて両親から愛されていると信じて疑わなかった鷹さん。。。婿養子にきてくれそうな素敵な婚約者もいたのに、鷹さんの実家が破産すると婚約者の男性の家が息子を養子にやれません
と、大反対されました。婚約者はそれでも鷹さんが好きなので、と親に内緒で鷹さんと会っていたのですが。。
でも。。。お母さん。。お母さん、他人の子どもってどういうこと。。まさか、わたしはお母様の子どもじゃないって言うの
寝耳に水。。震撼する鷹。。。
しかし、もう鷹さんに遠慮なく精神的にも追い詰められた鷹さんの母親は、鷹さんに、
「お前は私たち夫婦が名古屋の資産家の妊婦から盗んだのさ。」
「ぬ。。。盗んだど、どうして。。お母様。。」「私たちに子どもが出来なかったからだわよ。私たちは、資産家の奥様がよく通う名古屋の病院の院長と知り合いで。。。同じハリネズミの妊婦が双子だった場合、妊婦に双子だった事を隠して1人しか生まれなかった事にして騙して盗んだのさ。。」
大変裕福だった両親は、金の為にさっさと子どもを売るような貧乏人の子どもならいらないし、自分達の子は、ある程度家柄のよい家庭の子どもじゃないと、それにこだわった末さ、と。。。
もともと見ず知らずの妊婦から子どもを盗むなど恐ろしい発想とそれを本当に実行する性格の鷹の養母。。。破産したので、
もう鷹が跡取りもへったくれも意味がなくなると急に養母は鷹に冷たく当たりました自分さえ良ければ人を傷つけていいみたいな傲慢なところがあります。。
ところが、鷹さんは気の優しい女性でありまして。。。両親が今までお金がある時はなに不自由なく育てていただきましたので。。。
両親がどこかの資産家から自分を盗んだと知っても。。悲しみに打ちのめされても、。両親には恩があるし、急に憎む事はできません。
鷹さんは、名古屋の病院で催眠術のうまい看護師が仲良くなったハリネズミの妊婦を騙してまんまと盗まれた。看護師は金に困ってにっちもさっちもいかない状況だったから。。。
その催眠術を妊婦にかけて、妊婦と仲良く信頼させた看護師の実家の借金を支払ってまともな男性との縁談もノシをつけて成功報酬で支払って。。。それで鷹を連れ去って。。だと、
天国から地獄へ。。。
名古屋の
資産家の奥様からお前を盗んだ、
なにを思ったのか、鷹は、名古屋のそれらしき資産家の実の両親を探す事にします
母親から花森病院と聞きました。
山形から鷹達家族で多額の借金、債権者からの夜逃げした先が、幸い名古屋と同じ愛知県内だった事もあり。。。
花森病院の院長先生は既にお亡くなりになっていました。昔から看護師として勤務している女性がいたのですが。。。その女性に、わたしは16年前この病院で生まれて。。。その時の妊婦から双子のうちのひとりとして盗まれたらしい。。。と。。
その看護師は、あまりにも衝撃的な事実がゆえに。
あらまぁ。
最初精神病棟の患者が鉄格子から逃げ出して変なことを言っているのだわ。。と思いました、自称盗まれた悲劇の令嬢。。というのか。。身なりもぼろぼろです。
精神病棟には自称大統領も大富豪もお姫様もいますし。わたしは本当はお金持ちの子どもみたいな夢を見ている人がたくさんいます。
しかし。。。はっ
そう言えば。。。実家の借金に追われた看護師だったのに急に結婚して仕事をやめた女性がいたし、その女性は、余興などで催眠術をやっていたし。。
わたしも結構親しくしていて、結婚後の
年賀状が来ていたから。。嫁ぎ先は、名古屋市内だと思う。家に行けば住所はわかると思うけど。。ただ、予測なだけで、その人かどうかはわからないけどね。。
ただ、自分は結婚できない、親の借金がすごいって言ってたのに。。。結婚で仕事を辞める事になって。。
おめでたいから良かったんだけど。あら、誰かお金持ちの男性でも見つけたのかしら。。と思ったんだけどね。周りの人の話しだとそうでもないみたいで。。
まぁ、おめでたいから、良かったわ。
昔なので個人情報という意識が薄くて、その看護師はお喋りで世話好きなため。。。
ああ。。大変な事件だけど。。もしこの娘さんのいう事が本当なら。。。
娘さんがかわいそうになりその看護師は、年賀状が家にあるから後で連絡しな、と。鷹に電話番号を教えました。
鷹は、夜にその看護師に電話すると、小梅さんという名前の女性で、嫁ぎ先の住所と電話番号まで教えてくれたのだ。
後日。。。鷹は、この小梅さんと会う事にしました。
小梅さんの家に電話すると、女性が出たのであなたは小梅さんでしょうか、と聞くとそうだと言います。
夜は仕事から小梅さんの旦那が帰ってきてめんどうですので、平日の昼間を狙って電話しました。
「わたしが誰だかわかりますか。小梅さん。」
若い女の声で、小梅さんは、最初まさか旦那があんな真面目な人がと真っ青に
知らない若い女。。。ですって
旦那が女をつくって乗り込んできたのかと勘違いしそうになりましたが。。。
しかし。鷹は小梅さんに素性を明かすともっと真っ青になりました。
あの時の。。。赤ん坊。。。ですって
あのときの。。。
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2020年02月23日
マリッジcelebration138あたしはベルモ、あなたはダァレ???
「病院だの。。。看護師って言うから。。てっきり。。赤ん坊の取り違え。。かと思ったんだけど。。。人身売買。。。」
ベルモの話しに
冷泉巽はボーゼンとしている。。いまさら時効だけれど。。
「人身売買。。じゃないわ。。盗んだんだもん。売り買いじゃないわ。。」ベルモが言います。。
「時代、時代で、犯罪だの常識だの。。まるっきり変化する場合はあるからのう。。江戸時代ぐらいなんか、お金がないと親が遊郭に女の子売る場合があったし。。今じゃ犯罪じゃのう。。。」木蓮和尚が言うとベルモが、
「なんか。。親の借金で手に職をって看護師になった。。。とか言ってたんだけど。。その魂のAさんは。。。今じゃ毒親で逃げてるでしょ。」
「感覚が違うじゃのー、ワシは僧侶に自動的にならざるを得ない状況に置かれてたし。今じゃ考えられんじゃろう。」木蓮和尚は、姉妹しかいませんからね、
自ら自動的に僧侶にならざるを得ないというかそれが当たり前として育ちました。
「わ。いいじゃない、お寺持ちで坊様なんて願ったり叶ったりだわ。」
「そら、ベルちゃんみたいに坊様マニアで、赤ちゃんの頃から僧侶希望なら願ったり叶ったりで美味しいけど。。」冷泉氏は呆れて言いました。赤ちゃんの頃からベルモを知っていますが。。。
お坊さんになりたい。。。と、赤ちゃんの頃から話していて。。木蓮和尚夫婦も大騒動していました。
女の子として。。。
普通の幸せを、普通の幸せを〜と。。。木蓮寺に来たばかりの赤ちゃんの時はベルモがまだどういう子かわからないので、
冷泉さんは、ギョッとして、新たなオレオレ詐欺の手口というか、宇宙人の可愛い赤ちゃんを装って
オジイおばあをデレデレにたらし込み資産や土地や財産や権利を取り上げる里親詐欺ビジネスの詐欺師かと思い
ある意味、男や女、異性にボケるより、孫やペットに骨抜きにされるのはタチが悪いのです。
大金持ちが誰も信用しなくなりペットに遺産を残すケースがありますが、ペットなら安心と、森沢ベルモは、宇宙人の赤ちゃんに化けて木蓮寺を最終的に乗っ取るのではないか。。もしもけつの毛までむしられても、デレデレにベルモの可愛らしさにボケた木蓮和尚夫妻は騙された事に気付かないだろう。。
相手が
異性なら警戒したり悩んだり、だが。赤ちゃんなら。。。素直に信じて骨抜きにされ、全財産没収されるかもしれない。
赤ちゃんが、将来結婚したくない、なんて。。あの子は女の子として育てられてるのに。。うら若き乙女が、独身宣言。。。
やっぱり変だ。。
結婚しない→嫁がない→家から出て行かない→最終的に家主に下克上。。。
ベルモは怪しんだ冷泉氏にマークされていたのです。
それもそうだこんな赤ん坊が僧侶になりたいだなんて。可愛い顔して
木蓮寺夫妻は女の子として、自立独立、または嫁に行くまで可愛がりたいと言う話しでまんまとそれにあやかり。。ジイさん婆さんをメロメロにさせ。。地上げ屋というか。。なんというか。
女の子なら、お嫁さんだとか、木蓮寺に木蓮幼稚園があるので幼稚園の先生や保育士ならわかるけど、僧侶って
まぁ、ベルモは兼業僧侶で木蓮寺幼稚園の保育士でもあるわけですが。
しかし、プルメリア警察長の冷泉巽は、付き合っていくうちに、だんだんとベルモの人柄がわかり、真剣に社会貢献と自分磨きと困った人を救うために僧侶になりたいと真面目に考えている事がわかり、誤解は解けました。
最初は、あまりに赤ちゃん、若い女の子にしては気味悪いぐらいに渋過ぎる
ゆくゆく木蓮寺を乗っ取り、自分のものにする為に宇宙から宇宙人の赤ん坊のふりをしてやってきたのか、と深読みしてしまいましたが。。
ベルモは自分では気づかずに、昔警察に
マークされていたので、なにかと冷泉巽は木蓮寺に顔を出して、相談や、お酒を飲みに来たりベルモとも接してベルモの不思議な能力をまのあたりにし、
度肝を抜かれるのです。。うっそー、霊感ヤマカンってやつ。。
冷泉巽は、
のちのち、「すみませんでした、和尚さま、ベルモさま、私が悪うございました、ベルモさんが、悪いやつで、木蓮寺を乗っ取りを企んだ詐欺師だと勘違いしておりました。。。赤ん坊が僧侶になりたい、だの、あるわけないと思いまして。。。ベルモさんが、そういう事を言うと自分に返ってきますよ、だの、成長だの魂だの変な話しをするので、怪しい宗教団体でも立ち上げるのかと思ってましたし。」
それを聞いて木蓮寺夫妻はゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。。。あははは。。
お腹を抱えて笑い転げました。
今となっては笑い話で済むものの。。森沢ベルモは、周囲の反対を押しきって僧侶になりました。
木蓮和尚のスマホで、木蓮和尚の講談、子どもの人生は子どものもの、親が口出しできない。。価値観を押し付けない、のニュアンスの部分をちゃっかり録音しました。
木蓮寺は国宝級のお寺で、講談でそんなニュアンスの話しをしておき。。。まさか、里子に約束を守らない不誠実なウラの顔。。
木蓮和尚。。
立派な和尚さまは見かけ倒し。。とマスコミに騒がれたら大変です。
濃紫婆さんの力添えと、ベルモがTVドラマの不良の真似をして、「坊さんになれないなら、あたちはパチンコや競馬で生計を立てるヤクザな生き方をしゅる。」と言い出して、
真面目なベルモが全くそんな生き方は絶対できないくせに木蓮和尚を泣いて脅しました。
「和尚ったら、私が僧侶になるのを反対して。。。精神病院に強制入院させようとするし。冷泉さんは、あたしを木蓮寺乗っ取りを企む詐欺師だと勘違いするし。。。」
「まぁ、今となっては笑い話じゃ。」
「それは、さておき、そのベルちゃんに懺悔した魂は。。。催眠術を妊婦にかけて、出産時眠らせて。。。双子の一人を盗んだとまさか、妊婦は生まれてきた赤ん坊が双子だって事は知らないんだ。。」冷泉氏が言います。
「うん。まずは、魂。。Aさんは目先の欲望に目がくらみ。。その妊婦さん、この人をBさんとしましょう。。Aさんは、Bさんの診断の時にいつも担当みたいにいて、親しくなるように。。。Bさんは、二十代前半、30歳近いAさんは、まるでBさんのお姉さんのように親しくなり。。。B さんが不眠症だけど、睡眠薬を妊娠中で飲めないと相談したら、騙されたと思って。。とAさんが、Bさんに催眠術をかけて
Bさんが
ぐっすり眠れるようになったらしいの。。。
で、Bさんは1人男の子を生んだのだけど出産が大変だったと診断の時に話を聞いていたので、出産がラクラクに寝ている間に終わる、って催眠術をかけてあげる。。と、Aさんをすっかり信用したBさんは、喜んでAさんの催眠術に頼って出産に臨んだのよ。。。」
「で。。。妊婦を騙した。。。ってわけか。」冷泉氏が言います。。。
「Aさんは、最初は、Bさんの家柄もなかなかだけど、Bさんより山形県の依頼者の方がもっと格上の家柄と資産だから、盗んだ子どもにもいいことをしたとすら思い込んでいたそうよ。。。」ベルモが言います。「家柄とか、資産だとかそーゆー問題じゃないんだけどな。」冷泉氏が言います。
「うーむ。。。うちの人生相談にも、金持ちの親元に生まれたかったー、みたいに言う人結構いるんじゃが。。」
木蓮和尚が言うとベルモが、「自給自足。働けっつーの」
「だけどさ、木蓮和尚やベルちゃんは、富裕層生まれだから軽く言うけどさ、われわれ庶民はそういう夢物語を見ても仕方ないさ。もちろん犯罪はダメだけど。。ましてや、
。貧困家庭で親の借金に追われて。。。結婚も諦めて働くだけの人生って。。ましてや女性だよ。。好きで働いているんじゃないし。自分のためなら働けるけど。他の妹はそーでもないのに、自分だけに負担がくるんだよ。。。親が金持ちで、愛情もいっぱいで。。って甘やすわけじゃなくってさ。それと親に悩まされて貧乏って。。天と地だよ。子どもは逃げ場も働きもできないだろう。」
はたらけどはたらけど家族の借金返済に消えていく。。。自分が結婚して築いた家庭ならまだしも。。。結婚もできず。
Aさんは、真面目な性格で長女で強制的に貧乏くじをひかされたのだ。
子どもを盗む共犯なんて極悪人に決まってるけど、魔が刺した。。というか、
だけど、盗んだ子もまぁそんな大富豪の令嬢になるなら。、救われるというか、一人娘なら財産独り占めで親も甘いのだ。。
だから良いことをした、ぐらいに花森院長も共犯のAさんも思い込む事にした。。
この子が羨ましいぐらいだわ。。大富豪の令嬢なのよ。。Aさんは、自分の出生を呪いました。
ああくちおしや。。。こんな可愛くて、大富豪の令嬢になれる女の子がいる。。
わたしも、誘拐されて盗まれてもお金持ちの子どもになりたかったわ。
まぁ、でもAさんの思い通りに、妊婦は女の子の双子を産み、大きくて元気な姉さんの方を盗みました。妹は未熟児ではないものの、
ギリギリってとこで。丈夫で大きい方を盗みました。。。
と言う、にわかに信じられない事を魂が話しに来たと。。ベルモは言います。
「わたしなら、それで大事にしてくれるなら、大富豪の家に盗まれてもいいんだけどなー。」冷泉が言いますので木蓮和尚が、
「そーゆー現金な人だったのねー。」
しかし、ベルモが、
「う。。。ヴヴヴうー」真っ青になります。。。
ベルモ、ベルちゃん、ベルモ、ベルモ。。
ベルちゃーん
木蓮和尚と冷泉氏が必死にベルモを呼びかけて。。
ベルモはみるみる可愛いレモンイエローから。。、
水色に変わっていきます。。
わっ
そして。。。
顔つきが。。。
しばらく黙りこんだ、と思われたベルモは。。。
ヴヴヴうー。。。唸り声をあげたかと思うと、
冷泉氏に向かって。。
「あんた。。。カンタンに冗談みたいに。。 人生を。。言わないでちょうだい、」
まるで。。全然別人のお婆さんみたいな悲しみの声をあげました。。。
「どなたでしょうか。貴方様はどなたでしょう」木蓮和尚は水色になったベルモに冷静に問いかけます。。。
冷泉氏はブルブルガタガタ震えています。。。
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冷泉巽はボーゼンとしている。。いまさら時効だけれど。。
「人身売買。。じゃないわ。。盗んだんだもん。売り買いじゃないわ。。」ベルモが言います。。
「時代、時代で、犯罪だの常識だの。。まるっきり変化する場合はあるからのう。。江戸時代ぐらいなんか、お金がないと親が遊郭に女の子売る場合があったし。。今じゃ犯罪じゃのう。。。」木蓮和尚が言うとベルモが、
「なんか。。親の借金で手に職をって看護師になった。。。とか言ってたんだけど。。その魂のAさんは。。。今じゃ毒親で逃げてるでしょ。」
「感覚が違うじゃのー、ワシは僧侶に自動的にならざるを得ない状況に置かれてたし。今じゃ考えられんじゃろう。」木蓮和尚は、姉妹しかいませんからね、
自ら自動的に僧侶にならざるを得ないというかそれが当たり前として育ちました。
「わ。いいじゃない、お寺持ちで坊様なんて願ったり叶ったりだわ。」
「そら、ベルちゃんみたいに坊様マニアで、赤ちゃんの頃から僧侶希望なら願ったり叶ったりで美味しいけど。。」冷泉氏は呆れて言いました。赤ちゃんの頃からベルモを知っていますが。。。
お坊さんになりたい。。。と、赤ちゃんの頃から話していて。。木蓮和尚夫婦も大騒動していました。
女の子として。。。
普通の幸せを、普通の幸せを〜と。。。木蓮寺に来たばかりの赤ちゃんの時はベルモがまだどういう子かわからないので、
冷泉さんは、ギョッとして、新たなオレオレ詐欺の手口というか、宇宙人の可愛い赤ちゃんを装って
オジイおばあをデレデレにたらし込み資産や土地や財産や権利を取り上げる里親詐欺ビジネスの詐欺師かと思い
ある意味、男や女、異性にボケるより、孫やペットに骨抜きにされるのはタチが悪いのです。
大金持ちが誰も信用しなくなりペットに遺産を残すケースがありますが、ペットなら安心と、森沢ベルモは、宇宙人の赤ちゃんに化けて木蓮寺を最終的に乗っ取るのではないか。。もしもけつの毛までむしられても、デレデレにベルモの可愛らしさにボケた木蓮和尚夫妻は騙された事に気付かないだろう。。
相手が
異性なら警戒したり悩んだり、だが。赤ちゃんなら。。。素直に信じて骨抜きにされ、全財産没収されるかもしれない。
赤ちゃんが、将来結婚したくない、なんて。。あの子は女の子として育てられてるのに。。うら若き乙女が、独身宣言。。。
やっぱり変だ。。
結婚しない→嫁がない→家から出て行かない→最終的に家主に下克上。。。
ベルモは怪しんだ冷泉氏にマークされていたのです。
それもそうだこんな赤ん坊が僧侶になりたいだなんて。可愛い顔して
木蓮寺夫妻は女の子として、自立独立、または嫁に行くまで可愛がりたいと言う話しでまんまとそれにあやかり。。ジイさん婆さんをメロメロにさせ。。地上げ屋というか。。なんというか。
女の子なら、お嫁さんだとか、木蓮寺に木蓮幼稚園があるので幼稚園の先生や保育士ならわかるけど、僧侶って
まぁ、ベルモは兼業僧侶で木蓮寺幼稚園の保育士でもあるわけですが。
しかし、プルメリア警察長の冷泉巽は、付き合っていくうちに、だんだんとベルモの人柄がわかり、真剣に社会貢献と自分磨きと困った人を救うために僧侶になりたいと真面目に考えている事がわかり、誤解は解けました。
最初は、あまりに赤ちゃん、若い女の子にしては気味悪いぐらいに渋過ぎる
ゆくゆく木蓮寺を乗っ取り、自分のものにする為に宇宙から宇宙人の赤ん坊のふりをしてやってきたのか、と深読みしてしまいましたが。。
ベルモは自分では気づかずに、昔警察に
マークされていたので、なにかと冷泉巽は木蓮寺に顔を出して、相談や、お酒を飲みに来たりベルモとも接してベルモの不思議な能力をまのあたりにし、
度肝を抜かれるのです。。うっそー、霊感ヤマカンってやつ。。
冷泉巽は、
のちのち、「すみませんでした、和尚さま、ベルモさま、私が悪うございました、ベルモさんが、悪いやつで、木蓮寺を乗っ取りを企んだ詐欺師だと勘違いしておりました。。。赤ん坊が僧侶になりたい、だの、あるわけないと思いまして。。。ベルモさんが、そういう事を言うと自分に返ってきますよ、だの、成長だの魂だの変な話しをするので、怪しい宗教団体でも立ち上げるのかと思ってましたし。」
それを聞いて木蓮寺夫妻はゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ。。。あははは。。
お腹を抱えて笑い転げました。
今となっては笑い話で済むものの。。森沢ベルモは、周囲の反対を押しきって僧侶になりました。
木蓮和尚のスマホで、木蓮和尚の講談、子どもの人生は子どものもの、親が口出しできない。。価値観を押し付けない、のニュアンスの部分をちゃっかり録音しました。
木蓮寺は国宝級のお寺で、講談でそんなニュアンスの話しをしておき。。。まさか、里子に約束を守らない不誠実なウラの顔。。
木蓮和尚。。
立派な和尚さまは見かけ倒し。。とマスコミに騒がれたら大変です。
濃紫婆さんの力添えと、ベルモがTVドラマの不良の真似をして、「坊さんになれないなら、あたちはパチンコや競馬で生計を立てるヤクザな生き方をしゅる。」と言い出して、
真面目なベルモが全くそんな生き方は絶対できないくせに木蓮和尚を泣いて脅しました。
「和尚ったら、私が僧侶になるのを反対して。。。精神病院に強制入院させようとするし。冷泉さんは、あたしを木蓮寺乗っ取りを企む詐欺師だと勘違いするし。。。」
「まぁ、今となっては笑い話じゃ。」
「それは、さておき、そのベルちゃんに懺悔した魂は。。。催眠術を妊婦にかけて、出産時眠らせて。。。双子の一人を盗んだとまさか、妊婦は生まれてきた赤ん坊が双子だって事は知らないんだ。。」冷泉氏が言います。
「うん。まずは、魂。。Aさんは目先の欲望に目がくらみ。。その妊婦さん、この人をBさんとしましょう。。Aさんは、Bさんの診断の時にいつも担当みたいにいて、親しくなるように。。。Bさんは、二十代前半、30歳近いAさんは、まるでBさんのお姉さんのように親しくなり。。。B さんが不眠症だけど、睡眠薬を妊娠中で飲めないと相談したら、騙されたと思って。。とAさんが、Bさんに催眠術をかけて
Bさんが
ぐっすり眠れるようになったらしいの。。。
で、Bさんは1人男の子を生んだのだけど出産が大変だったと診断の時に話を聞いていたので、出産がラクラクに寝ている間に終わる、って催眠術をかけてあげる。。と、Aさんをすっかり信用したBさんは、喜んでAさんの催眠術に頼って出産に臨んだのよ。。。」
「で。。。妊婦を騙した。。。ってわけか。」冷泉氏が言います。。。
「Aさんは、最初は、Bさんの家柄もなかなかだけど、Bさんより山形県の依頼者の方がもっと格上の家柄と資産だから、盗んだ子どもにもいいことをしたとすら思い込んでいたそうよ。。。」ベルモが言います。「家柄とか、資産だとかそーゆー問題じゃないんだけどな。」冷泉氏が言います。
「うーむ。。。うちの人生相談にも、金持ちの親元に生まれたかったー、みたいに言う人結構いるんじゃが。。」
木蓮和尚が言うとベルモが、「自給自足。働けっつーの」
「だけどさ、木蓮和尚やベルちゃんは、富裕層生まれだから軽く言うけどさ、われわれ庶民はそういう夢物語を見ても仕方ないさ。もちろん犯罪はダメだけど。。ましてや、
。貧困家庭で親の借金に追われて。。。結婚も諦めて働くだけの人生って。。ましてや女性だよ。。好きで働いているんじゃないし。自分のためなら働けるけど。他の妹はそーでもないのに、自分だけに負担がくるんだよ。。。親が金持ちで、愛情もいっぱいで。。って甘やすわけじゃなくってさ。それと親に悩まされて貧乏って。。天と地だよ。子どもは逃げ場も働きもできないだろう。」
はたらけどはたらけど家族の借金返済に消えていく。。。自分が結婚して築いた家庭ならまだしも。。。結婚もできず。
Aさんは、真面目な性格で長女で強制的に貧乏くじをひかされたのだ。
子どもを盗む共犯なんて極悪人に決まってるけど、魔が刺した。。というか、
だけど、盗んだ子もまぁそんな大富豪の令嬢になるなら。、救われるというか、一人娘なら財産独り占めで親も甘いのだ。。
だから良いことをした、ぐらいに花森院長も共犯のAさんも思い込む事にした。。
この子が羨ましいぐらいだわ。。大富豪の令嬢なのよ。。Aさんは、自分の出生を呪いました。
ああくちおしや。。。こんな可愛くて、大富豪の令嬢になれる女の子がいる。。
わたしも、誘拐されて盗まれてもお金持ちの子どもになりたかったわ。
まぁ、でもAさんの思い通りに、妊婦は女の子の双子を産み、大きくて元気な姉さんの方を盗みました。妹は未熟児ではないものの、
ギリギリってとこで。丈夫で大きい方を盗みました。。。
と言う、にわかに信じられない事を魂が話しに来たと。。ベルモは言います。
「わたしなら、それで大事にしてくれるなら、大富豪の家に盗まれてもいいんだけどなー。」冷泉が言いますので木蓮和尚が、
「そーゆー現金な人だったのねー。」
しかし、ベルモが、
「う。。。ヴヴヴうー」真っ青になります。。。
ベルモ、ベルちゃん、ベルモ、ベルモ。。
ベルちゃーん
木蓮和尚と冷泉氏が必死にベルモを呼びかけて。。
ベルモはみるみる可愛いレモンイエローから。。、
水色に変わっていきます。。
わっ
そして。。。
顔つきが。。。
しばらく黙りこんだ、と思われたベルモは。。。
ヴヴヴうー。。。唸り声をあげたかと思うと、
冷泉氏に向かって。。
「あんた。。。カンタンに冗談みたいに。。 人生を。。言わないでちょうだい、」
まるで。。全然別人のお婆さんみたいな悲しみの声をあげました。。。
「どなたでしょうか。貴方様はどなたでしょう」木蓮和尚は水色になったベルモに冷静に問いかけます。。。
冷泉氏はブルブルガタガタ震えています。。。
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2020年02月22日
マリッジcelebration137タブー。それに触れてはなりませぬ。。。
お坊様、お坊様にはわかりますまい。。。
魂がフラッと。。ベルモに一方的な押し掛けコンタクト。。。
あちらから勝手にやってきて。。
なんて。言われても。。じゃあ、。。懺悔をするのをやめたら良かろうに。
なんて。。ベルモには悲痛な魂には言えないけど。。。
本来なら、その魂は、その罪をそのまま
墓場に持っていく事。。。にしたかったのでしょうが。。
とにかく誰か信用できる人に聞いて欲しくて仕方ないのでしょう。
名古屋の花森病院の看護師の魂。それをAさんとしましょう。。
Aさんはベルモに。、、
お坊様、お坊様みたいに自ら。。幼い頃から僧侶となって。。。職業選択も自由に出来て。。。
わたしみたいに。。。いいややめときましょう。ミジメになるだけ。。。キリがありません。。
なんて。。。魂は言うのですが、ベルモは、この魂が言う様に本人が、100歳を超えているのであれば、、、多分。。お金持ちの家庭で育った方が時代的にはひと握りでしょうし。。
戦後ぐらいは。。。お年寄りの話によれば
一億総貧乏というか。。。
おそらく親のために働かされた人。。。無理やり家業や跡取りにされた人なんてご万といらっしゃるはなしではないだろうか。
時代時代でおおよそな風潮は違うし。。。
ああ時代に翻弄されるとは。。この時代に生まれたなんて。。例えば戦前、戦後。。ギリギリ出兵しなくても済んだり。。。
昔は
今の人より時代に呑まれていたでしょうし。時代性の害はキリがなく果てしない。。。いつの時代も尽きないものでしょうが。。。
その時代に生まれた事は宿命ですから、受け入れるしかないし。違う世代を羨んでもしかたありません。
あーあ。。。
器量が悪い。。。って。
うちのご縁のお寺木蓮寺にも、自分の器量が悪いから全て何をどうやっても不幸だ
結婚も恋愛もできないって男女が相談にたまにやってきます。
ベルモは傾聴修行で口出し禁止で、人生相談も和尚の後ろに黙ってひたすら鎮座していますが。。。だいたいは。。容姿に悩む相談者の多くはいうほどのものじゃないし。いうほど全然酷くもない。自意識過剰の
気にしすぎというか。。ようは、彼らは、自分の好みのタイプの顔じゃないために、自分を美しくないと思い込んでいるだけだし。
評判の
綺麗な人でさえ、周りから美人と言われても自分はそうは思えないって悩みの人がきたり。。
そりゃ、世の中の美人と自分好みの美人にズレがあるとか、綺麗でも自分自身は気に食わないタイプの顔なんでしょうね。。。
自分をブスだと言う人に限って、十人並みによくありがちな平凡な顔が気に入らないだけ、だったりする。。。ブスってわけじゃない、子どもの頃になにげなくブス、とからかわれただけで本気にブスだと思い込んでいたり。
だいたいはブスって言う奴の顔は大した事がない。
平凡な顔、なんて。。
そのへんにあるじゅっぱひとからげ、が気に入らないだけ、なのだ。。。抜きんでないと嫌であり、芸能人レベルじゃないとおかしいのだ。。。芸能人、女優レベルの美しさがないから不幸なんだとさ。
それをブスだと大げさに自分を追い込みなにをやってもどうせ、可愛くないから。。と。
例えば、地味で平凡なら化粧映えがまっている。地味な顔ほど応用が効くのに、化粧でも、努力して。。洗練して毎日を過ごせば自信になって、人は美しくなるし。。。
化粧して綺麗だ、綺麗だ、と褒められて、うぬぼれなく立ち居振る舞い所作を美しくすれば、人なんて輝いてくるわけだし。
人なんて美しさも輝きも全ては波動の物語だしね。。。
木蓮和尚には叱られるけど、
口を酸っぱくしてベルモが例える。。
波動のはなしは、ウンコに蠅がよってくる。美しい花には蝶々も働きものの蜜蜂がやってきて、受粉で美しい世界観や、人脈を結ぶ人が寄ってくる、と言う例え。。。
花はいいけどウンコはやめろ、と注意されますが、わかりやすい説明なので。
だいたいねぇ。
歳を取れば、性格なんて顔に嫌でもでてくるのに。。。自分を好きになり、自信を持つ、のはどんな美容液にも勝てないのに。戦わずして勝つ事や、最初っから戦いを放棄している。。。やるべき行動をしないなんて。。どう考えたって。。それは、ブスとしか言いようがないわ。
なんの成長意識も持たずして、適切な行動せず、
そんなもの、幸せになれっこないでしょうに。
男性だって。。。お笑い芸人やら不細工でも、おもしろくて空気良くって頭の回転が早くって
モテモテのURECCOだっているでしょうに。
それを、ガツガツしたり、クヨクヨしたり、オドオドしたり。。。わざと媚びたり
モテたいなら本末転倒。。
自分を磨くが先、異性を追っかけるなんてあと。自分を磨けば異性から追っかけられる事すら夢じゃないかもしれないのにね。。
仕事で才能を発揮するとか、明るく快活になるとか。。
お金持ちに、なるとか。。金持ちになったら金目当ての女が寄ってくる。。って。。
そんなの恋愛や体験経験を積み重ねて、金目当ての女を蹴散らすぐらいのツワモノになれば良いんだし。。。
俺、金目当ての女なんか冗談じゃねーって。
場数踏めば、騙し騙され、利用され、も身に染みて学習するし。。で。
トライとエラーすることをせずに最初っからゴールでも、できっこないからなんにもしない、愚痴るだけ、
なんて、漫画の読みすぎだわよ。
と、アレアレしまったー。話しが脱線したけど。。。
その魂のAさんは、看護師になったそうで、花森病院の先生が、危ない話にのり、金に困っていて口が固そうなAさんにも目をつけていたのです。
と、いうのは、Aさんは勘のいいところがあり。。花森病院では、出産、産婦人科もあり、お金持ちの奥様やお嬢様は花森病院で診断や出産をして。。。
ある、資産家の。。さる元華族の奥様のお母さんの故郷が名古屋で、院長先生の知人だったために。。。
花森病院まで訪れて。。出来るだけは、足がつかない様に遠い土地が良いから、と。
山形のさくらんぼ産業の豪農のお屋敷に嫁いだある元華族出身の奥様は。。。子どもができない身体だと診断されて。。。
昔の田舎だと、本家に子どもが出来ない場合は分家から子どもを養子にする場合も多いのですが、、、分家も子どもが少ないのと、子どもがいても。。。今ひとつ。。愛らしくない。。。というか、生意気だし。。品性がない。おまけにもしも、恩に着せ養子に貰えば実親からたかられるでしょう。
どこかにハリネズミの愛らしく可愛い健康な子どもを養子に欲しいのだけど、という相談ですが、しかし、なかなか。。そういう子どもが見つからないし。
いらない子、例えば貧困で困った親が子どもを売る、みたいなパターンは、品がないので嫌だし。
きちんとしたある程度の家の子どもが欲しい。このさい、女の子でもよい、婿養子を取ればいいのだから。。
どこかに心あたりはないかと、その奥様がたまたま実家の母親に相談したところ、母親の故郷の名古屋の昔からの知り合いの花森病院の院長先生が、
「実は、ある資産家の奥様が妊娠したので診断にきますが、看護師Aが言うには、もしかしたら、あの奥様は双子を妊娠している可能性があるみたいな事を言うんだ。」
昔なのでエコー検査もなく、だいたいは助産婦さんで、自宅で子どもを産む時代も、お金持ちの資産家の奥様は、病院へ診察に通って、病院で子どもを産むつもりだった。。。
双子なら、その資産家の奥様に子どもを売って欲しい。。。みたいに、山形の奥様は言うのですが、お金に困らない資産家の家の奥様が
おそらくは、可愛い
子どもを売ろうはずもない。
まだ、生まれてみないと、
双子かどうかはわからないけれど、その可能性はじゅうぶんにある。。。
花森病院の院長先生は、元華族の豪農へ嫁いだ奥様のお母さんの実家の遠縁で、花森先生の実家が傾いた時に、かなり、立て直しに協力した恩人で。。。花森先生や両親は、そのおかげで首をくくらずに済んだし。。
彼ら親子を心中から救い、花森院長が医者になる時も、かなり無利子でお金を貸したり援助してくれました。
もう、たとえ火の中水の中の恩人。さまさま。。。花森院長は、恩人の鉄砲玉になるつもりもあり。。。
なにか御返しを。。。と。
「そうだ。。。その双子を妊娠しているかもしれない奥様の子どもをひとり、、いただいたらどうです。。。」「えっ。。。」
「ひとりしか生まれないならさすがに諦めてください。でも。。。もしも、双子ならひとりいただくのですよ。。あちら様より、貴方様のお屋敷の方が格上ですから、親も救われるでしょう。。」花森先生は言います。
「で。。でも。。でも、そんな。。できるのですか、そんな事を。。」山形の豪農の奥様が震えだします。
「できますとも、その双子かもしれないと言っている看護師Aは、宴会の余興で催眠術が得意なんです。まぁ、彼女はクソ真面目だから、犯罪には一切利用しませんが、余興として、わたしも本当に眠ってしまいましたからね。、」
花森院長が言いますには、その妊婦が出産が無事終わるまでぐっすり眠らせる、とAに催眠術を依頼するのです。助産婦として出産に立ち合わせて。。。
妊婦には、双子がうまれてもひとりだったとごまかすのですよ。。。
花森院長先生は、その看護師Aは、27歳の行き遅れで。実家が破産して借金まみれであり、本人は独身で結婚を諦めているが。。もしも、赤ちゃんが双子で、ひとり盗むのに成功したら、
そのAさんに、ちょうどAさんと同じ種族ならば、30歳の独身で病気で奥様を亡くした真面目な働き者の男性がいるので、うちの母親の方からの縁談で名古屋住まいの男性だし。。。
子どももいないし。。。
その縁談と、実家の借金の支払いもする、と。
安定した収入で持ち家もあるし、両親はもう亡くなっている。。。
Aさんには、その男性の写真と肩書きを見せて、穏やかそうで優しく朴訥とした感じの男性でした。
もしも、子どもが双子じゃない時もそれなりの金額を支払うのでなんとかならないか、と持ちかけました。。。
もちろん、催眠術に失敗してもそれなりにきちんと沈黙料を支払うし。。。
悪いようにはしない、と。
ベルモの話しを聞き。。「人身売買。。。」冷泉巽が息を呑み。。。
木蓮和尚と顔を見合わせました。。
「そんな、催眠術なんてかけるってあやしまれるっぺ、」冷泉氏が言います。
「それが。。ねぇ。そうでもないんだな。。」
ベルモが言います。。。
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魂がフラッと。。ベルモに一方的な押し掛けコンタクト。。。
あちらから勝手にやってきて。。
なんて。言われても。。じゃあ、。。懺悔をするのをやめたら良かろうに。
なんて。。ベルモには悲痛な魂には言えないけど。。。
本来なら、その魂は、その罪をそのまま
墓場に持っていく事。。。にしたかったのでしょうが。。
とにかく誰か信用できる人に聞いて欲しくて仕方ないのでしょう。
名古屋の花森病院の看護師の魂。それをAさんとしましょう。。
Aさんはベルモに。、、
お坊様、お坊様みたいに自ら。。幼い頃から僧侶となって。。。職業選択も自由に出来て。。。
わたしみたいに。。。いいややめときましょう。ミジメになるだけ。。。キリがありません。。
なんて。。。魂は言うのですが、ベルモは、この魂が言う様に本人が、100歳を超えているのであれば、、、多分。。お金持ちの家庭で育った方が時代的にはひと握りでしょうし。。
戦後ぐらいは。。。お年寄りの話によれば
一億総貧乏というか。。。
おそらく親のために働かされた人。。。無理やり家業や跡取りにされた人なんてご万といらっしゃるはなしではないだろうか。
時代時代でおおよそな風潮は違うし。。。
ああ時代に翻弄されるとは。。この時代に生まれたなんて。。例えば戦前、戦後。。ギリギリ出兵しなくても済んだり。。。
昔は
今の人より時代に呑まれていたでしょうし。時代性の害はキリがなく果てしない。。。いつの時代も尽きないものでしょうが。。。
その時代に生まれた事は宿命ですから、受け入れるしかないし。違う世代を羨んでもしかたありません。
あーあ。。。
器量が悪い。。。って。
うちのご縁のお寺木蓮寺にも、自分の器量が悪いから全て何をどうやっても不幸だ
結婚も恋愛もできないって男女が相談にたまにやってきます。
ベルモは傾聴修行で口出し禁止で、人生相談も和尚の後ろに黙ってひたすら鎮座していますが。。。だいたいは。。容姿に悩む相談者の多くはいうほどのものじゃないし。いうほど全然酷くもない。自意識過剰の
気にしすぎというか。。ようは、彼らは、自分の好みのタイプの顔じゃないために、自分を美しくないと思い込んでいるだけだし。
評判の
綺麗な人でさえ、周りから美人と言われても自分はそうは思えないって悩みの人がきたり。。
そりゃ、世の中の美人と自分好みの美人にズレがあるとか、綺麗でも自分自身は気に食わないタイプの顔なんでしょうね。。。
自分をブスだと言う人に限って、十人並みによくありがちな平凡な顔が気に入らないだけ、だったりする。。。ブスってわけじゃない、子どもの頃になにげなくブス、とからかわれただけで本気にブスだと思い込んでいたり。
だいたいはブスって言う奴の顔は大した事がない。
平凡な顔、なんて。。
そのへんにあるじゅっぱひとからげ、が気に入らないだけ、なのだ。。。抜きんでないと嫌であり、芸能人レベルじゃないとおかしいのだ。。。芸能人、女優レベルの美しさがないから不幸なんだとさ。
それをブスだと大げさに自分を追い込みなにをやってもどうせ、可愛くないから。。と。
例えば、地味で平凡なら化粧映えがまっている。地味な顔ほど応用が効くのに、化粧でも、努力して。。洗練して毎日を過ごせば自信になって、人は美しくなるし。。。
化粧して綺麗だ、綺麗だ、と褒められて、うぬぼれなく立ち居振る舞い所作を美しくすれば、人なんて輝いてくるわけだし。
人なんて美しさも輝きも全ては波動の物語だしね。。。
木蓮和尚には叱られるけど、
口を酸っぱくしてベルモが例える。。
波動のはなしは、ウンコに蠅がよってくる。美しい花には蝶々も働きものの蜜蜂がやってきて、受粉で美しい世界観や、人脈を結ぶ人が寄ってくる、と言う例え。。。
花はいいけどウンコはやめろ、と注意されますが、わかりやすい説明なので。
だいたいねぇ。
歳を取れば、性格なんて顔に嫌でもでてくるのに。。。自分を好きになり、自信を持つ、のはどんな美容液にも勝てないのに。戦わずして勝つ事や、最初っから戦いを放棄している。。。やるべき行動をしないなんて。。どう考えたって。。それは、ブスとしか言いようがないわ。
なんの成長意識も持たずして、適切な行動せず、
そんなもの、幸せになれっこないでしょうに。
男性だって。。。お笑い芸人やら不細工でも、おもしろくて空気良くって頭の回転が早くって
モテモテのURECCOだっているでしょうに。
それを、ガツガツしたり、クヨクヨしたり、オドオドしたり。。。わざと媚びたり
モテたいなら本末転倒。。
自分を磨くが先、異性を追っかけるなんてあと。自分を磨けば異性から追っかけられる事すら夢じゃないかもしれないのにね。。
仕事で才能を発揮するとか、明るく快活になるとか。。
お金持ちに、なるとか。。金持ちになったら金目当ての女が寄ってくる。。って。。
そんなの恋愛や体験経験を積み重ねて、金目当ての女を蹴散らすぐらいのツワモノになれば良いんだし。。。
俺、金目当ての女なんか冗談じゃねーって。
場数踏めば、騙し騙され、利用され、も身に染みて学習するし。。で。
トライとエラーすることをせずに最初っからゴールでも、できっこないからなんにもしない、愚痴るだけ、
なんて、漫画の読みすぎだわよ。
と、アレアレしまったー。話しが脱線したけど。。。
その魂のAさんは、看護師になったそうで、花森病院の先生が、危ない話にのり、金に困っていて口が固そうなAさんにも目をつけていたのです。
と、いうのは、Aさんは勘のいいところがあり。。花森病院では、出産、産婦人科もあり、お金持ちの奥様やお嬢様は花森病院で診断や出産をして。。。
ある、資産家の。。さる元華族の奥様のお母さんの故郷が名古屋で、院長先生の知人だったために。。。
花森病院まで訪れて。。出来るだけは、足がつかない様に遠い土地が良いから、と。
山形のさくらんぼ産業の豪農のお屋敷に嫁いだある元華族出身の奥様は。。。子どもができない身体だと診断されて。。。
昔の田舎だと、本家に子どもが出来ない場合は分家から子どもを養子にする場合も多いのですが、、、分家も子どもが少ないのと、子どもがいても。。。今ひとつ。。愛らしくない。。。というか、生意気だし。。品性がない。おまけにもしも、恩に着せ養子に貰えば実親からたかられるでしょう。
どこかにハリネズミの愛らしく可愛い健康な子どもを養子に欲しいのだけど、という相談ですが、しかし、なかなか。。そういう子どもが見つからないし。
いらない子、例えば貧困で困った親が子どもを売る、みたいなパターンは、品がないので嫌だし。
きちんとしたある程度の家の子どもが欲しい。このさい、女の子でもよい、婿養子を取ればいいのだから。。
どこかに心あたりはないかと、その奥様がたまたま実家の母親に相談したところ、母親の故郷の名古屋の昔からの知り合いの花森病院の院長先生が、
「実は、ある資産家の奥様が妊娠したので診断にきますが、看護師Aが言うには、もしかしたら、あの奥様は双子を妊娠している可能性があるみたいな事を言うんだ。」
昔なのでエコー検査もなく、だいたいは助産婦さんで、自宅で子どもを産む時代も、お金持ちの資産家の奥様は、病院へ診察に通って、病院で子どもを産むつもりだった。。。
双子なら、その資産家の奥様に子どもを売って欲しい。。。みたいに、山形の奥様は言うのですが、お金に困らない資産家の家の奥様が
おそらくは、可愛い
子どもを売ろうはずもない。
まだ、生まれてみないと、
双子かどうかはわからないけれど、その可能性はじゅうぶんにある。。。
花森病院の院長先生は、元華族の豪農へ嫁いだ奥様のお母さんの実家の遠縁で、花森先生の実家が傾いた時に、かなり、立て直しに協力した恩人で。。。花森先生や両親は、そのおかげで首をくくらずに済んだし。。
彼ら親子を心中から救い、花森院長が医者になる時も、かなり無利子でお金を貸したり援助してくれました。
もう、たとえ火の中水の中の恩人。さまさま。。。花森院長は、恩人の鉄砲玉になるつもりもあり。。。
なにか御返しを。。。と。
「そうだ。。。その双子を妊娠しているかもしれない奥様の子どもをひとり、、いただいたらどうです。。。」「えっ。。。」
「ひとりしか生まれないならさすがに諦めてください。でも。。。もしも、双子ならひとりいただくのですよ。。あちら様より、貴方様のお屋敷の方が格上ですから、親も救われるでしょう。。」花森先生は言います。
「で。。でも。。でも、そんな。。できるのですか、そんな事を。。」山形の豪農の奥様が震えだします。
「できますとも、その双子かもしれないと言っている看護師Aは、宴会の余興で催眠術が得意なんです。まぁ、彼女はクソ真面目だから、犯罪には一切利用しませんが、余興として、わたしも本当に眠ってしまいましたからね。、」
花森院長が言いますには、その妊婦が出産が無事終わるまでぐっすり眠らせる、とAに催眠術を依頼するのです。助産婦として出産に立ち合わせて。。。
妊婦には、双子がうまれてもひとりだったとごまかすのですよ。。。
花森院長先生は、その看護師Aは、27歳の行き遅れで。実家が破産して借金まみれであり、本人は独身で結婚を諦めているが。。もしも、赤ちゃんが双子で、ひとり盗むのに成功したら、
そのAさんに、ちょうどAさんと同じ種族ならば、30歳の独身で病気で奥様を亡くした真面目な働き者の男性がいるので、うちの母親の方からの縁談で名古屋住まいの男性だし。。。
子どももいないし。。。
その縁談と、実家の借金の支払いもする、と。
安定した収入で持ち家もあるし、両親はもう亡くなっている。。。
Aさんには、その男性の写真と肩書きを見せて、穏やかそうで優しく朴訥とした感じの男性でした。
もしも、子どもが双子じゃない時もそれなりの金額を支払うのでなんとかならないか、と持ちかけました。。。
もちろん、催眠術に失敗してもそれなりにきちんと沈黙料を支払うし。。。
悪いようにはしない、と。
ベルモの話しを聞き。。「人身売買。。。」冷泉巽が息を呑み。。。
木蓮和尚と顔を見合わせました。。
「そんな、催眠術なんてかけるってあやしまれるっぺ、」冷泉氏が言います。
「それが。。ねぇ。そうでもないんだな。。」
ベルモが言います。。。
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2020年02月21日
マリッジcelebration136沈黙は金。。。告白はプラチナ。。。
えっ。。。
ごめんなさい、グーさん、お母さんの具合が悪くなって。今夜の約束キャンセルしてください。
お店を予約済みで、キャンセル料がかかるなら私が支払いますから、本当に申し訳ありません。
喫茶店南風がオープンして、モーニングのお客様が鈴なりなころ。。。
マスターグーに、彼女の純ちゃんからLINEが来る。。。
今夜のお約束はキャンセルで。。。
あー、、、そ、そう。。なんだなんだ。。なんだ。。。
ホッとしたような拍子抜けしたような。。。純から別れ話になれば、この南風の経営の協力も。。。どうなるか、だけど、
ふられた方だから、友人としてビジネスパートナーに、って話しはしようとは思ったが
終わった関係の男に女は厳しいもの。。。だけど。、。男女としては惜しくないが、ビジネスパートナーをなくすのが惜しいだなんて。。。なんだか、純には申し訳ないことをしたし。。
まだまだマスターのグーも23歳。結婚するには早い。。。
南風リニューアルの立役者。。
寄ってくる女性とは毛色が違う。。。
純ちゃんとの出会い。。。
これは、いい子を見つけたと、思ったものの。。。
グーは、
そうなんだ、お大事に、予約は知り合いの店だから大丈夫。落ち着いたら連絡よろしく。
純ちゃんにLINEを返しました。
やっぱりおふくろさんに純は、反対されたかもな。。。聡明そうな純のおふくろさんに。。
グーの母親の舞とは全然違うタイプだなぁ。。。だけども、海外へ行ったり来たりの純のおふくろさんも、夜の仕事をしていた舞も、たくさんの人と交流して、だんだん人をみる目を養ってきた、というか。
人とたくさん接する仕事の人はだんだんと
人を見る目が養われてくる場合が多い。。
特に水商売など、人が本音になったり、プライベートな顔を垣間見たり。。。多分、純のおふくろさんは、グーは、女関係で問題を起こすんだろうとか、純を本気で愛していないのでは、と。。。そういう問題になってくるかもしれないな。。。
厨房からは。。。
「マスター、lemonパイが出来ましたから。味見してくださいよー、」スタッフの京極がマスターを呼ぶ。。。
「いい香り。」「マスター、今日、ヴィーナスやヴィーナスのご実家の家族が帰りしなに午後から来るんでしょ。ちょうど、旬のスイーツの切り替わりでラッキーですね。時々うちの珈琲豆やスイーツをヴィーナスが実家に送ってるんですよね。地球外までファンがいるとは、マスターも隅におけませんね。」
喫茶店南風は、定番どころのレギュラースイーツと、季節感を取り入れたイレギュラースイーツが。。。
京極は、マスターから、お店の経営や珈琲の入れ方や、スイーツの作り方を指導して貰っています。珈琲は言うまでもなく。。だけど、
常連さんだった
南風の雰囲気が大好き。南風に来ることで、将来的に珈琲に携わって仕事をしようと夢や目的ができました。
ある日なんにも特に考えずにふらっと立ち寄ったら、仕事場ができたり夢ができたり友人が出来たりする事がある。でも、きっかけなんかそんなもので。。
気が向いて、
たまたま、が。。。
窓から見える。。。透明な海に包まれて。。。このまま帰りたくないなぁー、と。舞は
言うものの、そういうわけにはいかず。。。帰りたくないなんて。。。そう思っていたら。。。
環さんが事件に巻き込まれる。。正確に言えば。。。舞の母親の峰が、事件に巻き込まれそうになったのだけれど。。
なんなの。。。
人違い。。。ですって。。。
錦組がどうとか。。外車がどうとか。。鷹さんが、どうとか。。。母親の峰とその鷹さんという女性を間違えて緋夏さんが狙った可能性がある。。。だって。。。なんてこと。。。
こんな形で、緋夏さんという血縁者に会うなんて。。思えば舞が焔の子どもなら、緋夏さんとは血の繋がりはないけど。。。
刺すほど怨念を持った人がいるなんて。。。
あっ、あっ、さくらんぼって。。。うちの店でもシーズンデザートに出すけど。。。なんとか錦って言わない、ブランドが。。。」舞が言います。
峰が、「ああ、そうだっけ、えー、佐藤錦とか。。。なんとか錦だとか。。。なんか、聞いたことある。。。」
「なんですか、さくらんぼとは、」刑法の福の神の花蓮が言います。
「つい昨日。。。蓮水乃って地域の蓮の花の中で夢を見る施設に行ったんだけどね。。そこで同級生の虎の夢を見て。。。で、さくらんぼが出てきて、虎とさくらんぼが。。。鮮明に記憶に残った夢でねぇ。。。まさか、錦組がどうのこうの。。。って。。」
峰が言いますと笑〜が、「アメージングロータスの覚醒の蓮、ですね。あっ、あそこ。。予約取れなくて、あっ、もしや、偶然に。。。入れたのですか。」
「そ。偶然に、蓮水乃って駅名がどうしても気になってねぇ。電車に飛び乗って終点で降りたら。。
いきなり仕事が入って予約キャンセルしたらもったいないから、私の代わりにどうですか、無料ですよ、って女医さんと言われる女性から権利を譲られて。。。で。。。そこで、蓮の中で、夢を見たんだけどねぇ。。。さくらんぼ。。虎って感じの夢でさ。。。」
笑〜は、「確かに。。。人生のターニングポイントを迎えた方は、予約が殺到しようが、風に運ばれてくるみたいにふらっとご縁ができてキャンセル空きだとか。。。偶然にも呼ばれてくることになるアメージングロータスですからね。。。峰さんは、呼ばれたのですよ。。」
「呼ばれたの。。ってさくらんぼって、そんなその鷹さんって人は。。。」
「暴力団錦組の愛人さんです。。。調べましたら、昨年度お亡くなりになっていました。」花蓮が言います。。
「な、なんだってー、じゃあ、あの緋夏さんは、、、その人、鷹さんって人が亡くなった事を知らずあたしを鷹さんだと思って刺そうと。。。」
なんてこと。。な、なんてこと。。。
「しかも。。。調べましたところ、その鷹さんのお亡くなりになった原因は、自死です。」花蓮がさらに言います。。
「じ。、、。自殺」ラブも笑〜も峰も舞も異口同音に叫びました。。。
「お金もあったんでしょう、暴力団の情婦って」ラブ。「病気かしら。。」笑さん、
「好きな男性との情事がオヤジにバレたのかね」と峰。。
「いいえ、鷹さんの親分さんは、30歳は違ってましたからね。とっくに親分さんは亡くなり姐さんとしてじゅうぶん資産は受け継いでいるはずですよ。
今のところ、鷹さんという女性に関して。。データは。。。」花蓮がスマホで送られてきた鷹のデータを読み上げました。
「げ。あたしがそんな女と勘違いされたのかい。そんなオジイ、金もっててもヤダね」峰は年齢差のある男性に下心や恋愛感情を持たれるのが生理的に気持ち悪い。。。
まぁ、人によりけりでしょうが、だいたいの女性がそんなもんでしょう。。峰はプンスカ怒っています。
どうも、暴力団の情婦、親ぐらい離れた年齢差の男性と結婚した。。刺されるぐらいに恨まれていた女と勘違いされたなんて。。。
「あっ、ヤー様のおめかけさんらしく、背中に虎の刺青があった。。みたい。。ですね。。」花蓮がスマホを見ながら言うと。。
「さ。。。さくらんぼ、虎ってなんだい、そんなことかい、そんな、入れ墨なんてっ。。。」峰はますます不機嫌になりました。。。。。
なんだって。なんだって。。。入れ墨も親ほど離れた男と結婚だって。。。あたしがそんな事するかい。冗談じゃないわ。
そんなチンピラBBAと勘違いされたって
木蓮寺では。。。森沢ベルモ。。。僧籍大福は、奥座敷に連れていかれ。。。
げ。なんだか私が犯人の取調べ。。犯人隠匿の取調べ供述されてるみたいじゃない。
木蓮和尚と、プルメリア警察長の冷泉巽氏の前に座らされました。
「あの。。。言っておきますが、私は。。魂から話しをテレパシーみたいに聞いただけですから、真実ではないかもしれません。科学的な根拠もないですからね。魂から聞いた話しとしてお耳に入れてください。どう判断されるかはあなた次第です。」
守秘義務ありで、喋ってはだめ、という前提で傾聴の訓練と修行を重ねているのに。。。
冷泉巽氏は。現場、現実的な証拠や科学的根拠が大事な仕事のくせに。。坊さんが、魂の懺悔話を聞いたみたいな話しをマトモに聞こうとするのかしら。
奇妙なもんだわ。
ベルモは赤ちゃんの頃になんにも考えずペラペラ冷泉巽が木蓮寺に来ると、世間話みたいに未解決事件の話しをすると。。。
大きな解決の鍵となる重要なヒントがなんらかの形で。。。スクリーンみたいに見えたり、夢で見たり。。。不思議な形で見えるときがあるらしく。。何回か重要なヒントを喋って未解決事件を解決に導いた事がありましたが、
赤ちゃんの頃に、なのでベルモ自身まさか、自分がそんな功績がある事は一切知りませんし、気付いておりません。
それに、今はもう、そういう事は黙っておく事にしました。あそこに証拠品がある、とか言えば
なんでそんな事知っているのか、と。
自分が犯人だと疑われても仕方ないし、
自分が単に幻覚でも見ただけかもしれないし。霊などがなんか
言ってきても嘘つきの霊だっているでしょう。。。
まぁ、だいたい悪霊と善霊の区別はだいたいつきますものの。。。
ベルモは、先日やってきた魂の言う事を話しました。魂と言ってもね、まだ生きている人の魂が、過去に犯した罪を懺悔しにきた。。
だけど、生きている人はもう100歳すぎて認知症であり。。。だけど。。。魂は意思も頭もはっきりしている。。本人が忘れた事すら
魂にはしっかり刻まれる。。。
魂は女性で100歳超え、名古屋出身。。。数年前プルメリア島に嫁いだ娘さんに引き取られて、認知症になり施設に入りましたが、
娘さんもよく面会したり、車椅子を押して散策に連れ出してくれる。。。
その魂は、73年前、27歳ぐらいの頃に、名古屋の花森病院という病院で働く看護師だったそうで。。。
独身の看護師。。。
当時の27歳だと完全に行き遅れ。
器量が良くないのと、実家の借金で。。長女で責任感も強く少しでも手に職をと看護師に。。。夜の仕事。。。ホステスなどは自信がないし、地味な性格だし。。お酒も飲めない。
仕送りに追われて結婚は諦めていたそうなのですが。。。しかし。。。
担当のドクターも愛人問題ですったもんだ、で借金がありお金に困っていたところ。。。
とあるお金持ちから、お金になる話しをされたのだそうだ。。。
その魂の女性は、協力すれば、
善良な縁談を世話して実家の借金を支払いますとその金持ちは申し出た。元華族の筋のお金持ちの話しに。。。
やった。。。まるで。。。地獄に雲の糸が天界からスーッと垂らされた。。。
ように。。見えた。。のは。。マヤカシか。。
地味で真面目が取り柄なだけの自分がバカバカしく思えてきた。。
だって、この花森病院は。。かなりの資産家も利用する。。。別世界の人だからと割り切っていたけれど。。。
明らかにしてその魂より若い、お金に苦労せず黙っていても降るように縁談が湧いて出る女性はいるのだ。。。
なんてこと。。たいして綺麗じゃないくせに、金持ちとの縁談があっても腹が立って
美人で若い金持ちにも腹が立って。。わたしは。。親にお金をむしりとられるばかりなのにね。。。魂は。。。悲痛な叫びをあげていたようだ。。。
お坊様、お坊様のように裕福なご令嬢にはわかりますまい。。。失礼ながら、貴方様はこちらのお寺に引き取られ。。。生まれながらにして国宝級のお寺のご令嬢。。。
あなたにご相談したくてあなたに興味を持って。。あなたをリサーチしましたが、あなたのような。。例え里親に育てられても、資産も愛情も、じゅうぶんに有り余るほど親から贈られた人生の方にはわかりますまい。
時代もありますでしょうが、運も実力のうちでございます。わたしのように、親の借金に苦しめられ、容姿の地味さに悩み。。。あなたにはわかりますまい。。。
容姿の悪さ。。ねぇ。そりゃ、あたしはおデブだけどー。ブスだなんて考えたこともなかったわ。。。まぁ。可愛いと言われても、ニュアンスが美人の可愛いじゃなくって
愛敬の意味の可愛いってことぐらい自覚はあるけど。
でも、結婚しないつもりだから、そう美人でも困るのよね。男うけなんか、考えたこともないし。ベルモが思いを巡らすと、魂は。。。
この先独身で、親のため実家のために働く人生。。。地獄にサーッと雲の糸が垂れ込めて。。。
これは、極楽に繋がる金の糸。。そうやって悪魔がささやいて。。。わたしはお金と縁談のために。。。罪を犯してしまいました。。。と。
言ったんです、魂は。。
魂。。。あの人の魂。。ごめんなさい。わたしは、あなたの罪を喋らなければなりません。これは、事件に関わる。。
あなたの肉体の、人命に関わる事でございます。。。黙っているわけには。。。いきません。
もう。。とっくに時効でしょうし。。。戦後ぐらいはいまなら犯罪に値することもいろいろ民間で放置しておかれたことも
あったでしょう。。。
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ごめんなさい、グーさん、お母さんの具合が悪くなって。今夜の約束キャンセルしてください。
お店を予約済みで、キャンセル料がかかるなら私が支払いますから、本当に申し訳ありません。
喫茶店南風がオープンして、モーニングのお客様が鈴なりなころ。。。
マスターグーに、彼女の純ちゃんからLINEが来る。。。
今夜のお約束はキャンセルで。。。
あー、、、そ、そう。。なんだなんだ。。なんだ。。。
ホッとしたような拍子抜けしたような。。。純から別れ話になれば、この南風の経営の協力も。。。どうなるか、だけど、
ふられた方だから、友人としてビジネスパートナーに、って話しはしようとは思ったが
終わった関係の男に女は厳しいもの。。。だけど。、。男女としては惜しくないが、ビジネスパートナーをなくすのが惜しいだなんて。。。なんだか、純には申し訳ないことをしたし。。
まだまだマスターのグーも23歳。結婚するには早い。。。
南風リニューアルの立役者。。
寄ってくる女性とは毛色が違う。。。
純ちゃんとの出会い。。。
これは、いい子を見つけたと、思ったものの。。。
グーは、
そうなんだ、お大事に、予約は知り合いの店だから大丈夫。落ち着いたら連絡よろしく。
純ちゃんにLINEを返しました。
やっぱりおふくろさんに純は、反対されたかもな。。。聡明そうな純のおふくろさんに。。
グーの母親の舞とは全然違うタイプだなぁ。。。だけども、海外へ行ったり来たりの純のおふくろさんも、夜の仕事をしていた舞も、たくさんの人と交流して、だんだん人をみる目を養ってきた、というか。
人とたくさん接する仕事の人はだんだんと
人を見る目が養われてくる場合が多い。。
特に水商売など、人が本音になったり、プライベートな顔を垣間見たり。。。多分、純のおふくろさんは、グーは、女関係で問題を起こすんだろうとか、純を本気で愛していないのでは、と。。。そういう問題になってくるかもしれないな。。。
厨房からは。。。
「マスター、lemonパイが出来ましたから。味見してくださいよー、」スタッフの京極がマスターを呼ぶ。。。
「いい香り。」「マスター、今日、ヴィーナスやヴィーナスのご実家の家族が帰りしなに午後から来るんでしょ。ちょうど、旬のスイーツの切り替わりでラッキーですね。時々うちの珈琲豆やスイーツをヴィーナスが実家に送ってるんですよね。地球外までファンがいるとは、マスターも隅におけませんね。」
喫茶店南風は、定番どころのレギュラースイーツと、季節感を取り入れたイレギュラースイーツが。。。
京極は、マスターから、お店の経営や珈琲の入れ方や、スイーツの作り方を指導して貰っています。珈琲は言うまでもなく。。だけど、
常連さんだった
南風の雰囲気が大好き。南風に来ることで、将来的に珈琲に携わって仕事をしようと夢や目的ができました。
ある日なんにも特に考えずにふらっと立ち寄ったら、仕事場ができたり夢ができたり友人が出来たりする事がある。でも、きっかけなんかそんなもので。。
気が向いて、
たまたま、が。。。
窓から見える。。。透明な海に包まれて。。。このまま帰りたくないなぁー、と。舞は
言うものの、そういうわけにはいかず。。。帰りたくないなんて。。。そう思っていたら。。。
環さんが事件に巻き込まれる。。正確に言えば。。。舞の母親の峰が、事件に巻き込まれそうになったのだけれど。。
なんなの。。。
人違い。。。ですって。。。
錦組がどうとか。。外車がどうとか。。鷹さんが、どうとか。。。母親の峰とその鷹さんという女性を間違えて緋夏さんが狙った可能性がある。。。だって。。。なんてこと。。。
こんな形で、緋夏さんという血縁者に会うなんて。。思えば舞が焔の子どもなら、緋夏さんとは血の繋がりはないけど。。。
刺すほど怨念を持った人がいるなんて。。。
あっ、あっ、さくらんぼって。。。うちの店でもシーズンデザートに出すけど。。。なんとか錦って言わない、ブランドが。。。」舞が言います。
峰が、「ああ、そうだっけ、えー、佐藤錦とか。。。なんとか錦だとか。。。なんか、聞いたことある。。。」
「なんですか、さくらんぼとは、」刑法の福の神の花蓮が言います。
「つい昨日。。。蓮水乃って地域の蓮の花の中で夢を見る施設に行ったんだけどね。。そこで同級生の虎の夢を見て。。。で、さくらんぼが出てきて、虎とさくらんぼが。。。鮮明に記憶に残った夢でねぇ。。。まさか、錦組がどうのこうの。。。って。。」
峰が言いますと笑〜が、「アメージングロータスの覚醒の蓮、ですね。あっ、あそこ。。予約取れなくて、あっ、もしや、偶然に。。。入れたのですか。」
「そ。偶然に、蓮水乃って駅名がどうしても気になってねぇ。電車に飛び乗って終点で降りたら。。
いきなり仕事が入って予約キャンセルしたらもったいないから、私の代わりにどうですか、無料ですよ、って女医さんと言われる女性から権利を譲られて。。。で。。。そこで、蓮の中で、夢を見たんだけどねぇ。。。さくらんぼ。。虎って感じの夢でさ。。。」
笑〜は、「確かに。。。人生のターニングポイントを迎えた方は、予約が殺到しようが、風に運ばれてくるみたいにふらっとご縁ができてキャンセル空きだとか。。。偶然にも呼ばれてくることになるアメージングロータスですからね。。。峰さんは、呼ばれたのですよ。。」
「呼ばれたの。。ってさくらんぼって、そんなその鷹さんって人は。。。」
「暴力団錦組の愛人さんです。。。調べましたら、昨年度お亡くなりになっていました。」花蓮が言います。。
「な、なんだってー、じゃあ、あの緋夏さんは、、、その人、鷹さんって人が亡くなった事を知らずあたしを鷹さんだと思って刺そうと。。。」
なんてこと。。な、なんてこと。。。
「しかも。。。調べましたところ、その鷹さんのお亡くなりになった原因は、自死です。」花蓮がさらに言います。。
「じ。、、。自殺」ラブも笑〜も峰も舞も異口同音に叫びました。。。
「お金もあったんでしょう、暴力団の情婦って」ラブ。「病気かしら。。」笑さん、
「好きな男性との情事がオヤジにバレたのかね」と峰。。
「いいえ、鷹さんの親分さんは、30歳は違ってましたからね。とっくに親分さんは亡くなり姐さんとしてじゅうぶん資産は受け継いでいるはずですよ。
今のところ、鷹さんという女性に関して。。データは。。。」花蓮がスマホで送られてきた鷹のデータを読み上げました。
「げ。あたしがそんな女と勘違いされたのかい。そんなオジイ、金もっててもヤダね」峰は年齢差のある男性に下心や恋愛感情を持たれるのが生理的に気持ち悪い。。。
まぁ、人によりけりでしょうが、だいたいの女性がそんなもんでしょう。。峰はプンスカ怒っています。
どうも、暴力団の情婦、親ぐらい離れた年齢差の男性と結婚した。。刺されるぐらいに恨まれていた女と勘違いされたなんて。。。
「あっ、ヤー様のおめかけさんらしく、背中に虎の刺青があった。。みたい。。ですね。。」花蓮がスマホを見ながら言うと。。
「さ。。。さくらんぼ、虎ってなんだい、そんなことかい、そんな、入れ墨なんてっ。。。」峰はますます不機嫌になりました。。。。。
なんだって。なんだって。。。入れ墨も親ほど離れた男と結婚だって。。。あたしがそんな事するかい。冗談じゃないわ。
そんなチンピラBBAと勘違いされたって
木蓮寺では。。。森沢ベルモ。。。僧籍大福は、奥座敷に連れていかれ。。。
げ。なんだか私が犯人の取調べ。。犯人隠匿の取調べ供述されてるみたいじゃない。
木蓮和尚と、プルメリア警察長の冷泉巽氏の前に座らされました。
「あの。。。言っておきますが、私は。。魂から話しをテレパシーみたいに聞いただけですから、真実ではないかもしれません。科学的な根拠もないですからね。魂から聞いた話しとしてお耳に入れてください。どう判断されるかはあなた次第です。」
守秘義務ありで、喋ってはだめ、という前提で傾聴の訓練と修行を重ねているのに。。。
冷泉巽氏は。現場、現実的な証拠や科学的根拠が大事な仕事のくせに。。坊さんが、魂の懺悔話を聞いたみたいな話しをマトモに聞こうとするのかしら。
奇妙なもんだわ。
ベルモは赤ちゃんの頃になんにも考えずペラペラ冷泉巽が木蓮寺に来ると、世間話みたいに未解決事件の話しをすると。。。
大きな解決の鍵となる重要なヒントがなんらかの形で。。。スクリーンみたいに見えたり、夢で見たり。。。不思議な形で見えるときがあるらしく。。何回か重要なヒントを喋って未解決事件を解決に導いた事がありましたが、
赤ちゃんの頃に、なのでベルモ自身まさか、自分がそんな功績がある事は一切知りませんし、気付いておりません。
それに、今はもう、そういう事は黙っておく事にしました。あそこに証拠品がある、とか言えば
なんでそんな事知っているのか、と。
自分が犯人だと疑われても仕方ないし、
自分が単に幻覚でも見ただけかもしれないし。霊などがなんか
言ってきても嘘つきの霊だっているでしょう。。。
まぁ、だいたい悪霊と善霊の区別はだいたいつきますものの。。。
ベルモは、先日やってきた魂の言う事を話しました。魂と言ってもね、まだ生きている人の魂が、過去に犯した罪を懺悔しにきた。。
だけど、生きている人はもう100歳すぎて認知症であり。。。だけど。。。魂は意思も頭もはっきりしている。。本人が忘れた事すら
魂にはしっかり刻まれる。。。
魂は女性で100歳超え、名古屋出身。。。数年前プルメリア島に嫁いだ娘さんに引き取られて、認知症になり施設に入りましたが、
娘さんもよく面会したり、車椅子を押して散策に連れ出してくれる。。。
その魂は、73年前、27歳ぐらいの頃に、名古屋の花森病院という病院で働く看護師だったそうで。。。
独身の看護師。。。
当時の27歳だと完全に行き遅れ。
器量が良くないのと、実家の借金で。。長女で責任感も強く少しでも手に職をと看護師に。。。夜の仕事。。。ホステスなどは自信がないし、地味な性格だし。。お酒も飲めない。
仕送りに追われて結婚は諦めていたそうなのですが。。。しかし。。。
担当のドクターも愛人問題ですったもんだ、で借金がありお金に困っていたところ。。。
とあるお金持ちから、お金になる話しをされたのだそうだ。。。
その魂の女性は、協力すれば、
善良な縁談を世話して実家の借金を支払いますとその金持ちは申し出た。元華族の筋のお金持ちの話しに。。。
やった。。。まるで。。。地獄に雲の糸が天界からスーッと垂らされた。。。
ように。。見えた。。のは。。マヤカシか。。
地味で真面目が取り柄なだけの自分がバカバカしく思えてきた。。
だって、この花森病院は。。かなりの資産家も利用する。。。別世界の人だからと割り切っていたけれど。。。
明らかにしてその魂より若い、お金に苦労せず黙っていても降るように縁談が湧いて出る女性はいるのだ。。。
なんてこと。。たいして綺麗じゃないくせに、金持ちとの縁談があっても腹が立って
美人で若い金持ちにも腹が立って。。わたしは。。親にお金をむしりとられるばかりなのにね。。。魂は。。。悲痛な叫びをあげていたようだ。。。
お坊様、お坊様のように裕福なご令嬢にはわかりますまい。。。失礼ながら、貴方様はこちらのお寺に引き取られ。。。生まれながらにして国宝級のお寺のご令嬢。。。
あなたにご相談したくてあなたに興味を持って。。あなたをリサーチしましたが、あなたのような。。例え里親に育てられても、資産も愛情も、じゅうぶんに有り余るほど親から贈られた人生の方にはわかりますまい。
時代もありますでしょうが、運も実力のうちでございます。わたしのように、親の借金に苦しめられ、容姿の地味さに悩み。。。あなたにはわかりますまい。。。
容姿の悪さ。。ねぇ。そりゃ、あたしはおデブだけどー。ブスだなんて考えたこともなかったわ。。。まぁ。可愛いと言われても、ニュアンスが美人の可愛いじゃなくって
愛敬の意味の可愛いってことぐらい自覚はあるけど。
でも、結婚しないつもりだから、そう美人でも困るのよね。男うけなんか、考えたこともないし。ベルモが思いを巡らすと、魂は。。。
この先独身で、親のため実家のために働く人生。。。地獄にサーッと雲の糸が垂れ込めて。。。
これは、極楽に繋がる金の糸。。そうやって悪魔がささやいて。。。わたしはお金と縁談のために。。。罪を犯してしまいました。。。と。
言ったんです、魂は。。
魂。。。あの人の魂。。ごめんなさい。わたしは、あなたの罪を喋らなければなりません。これは、事件に関わる。。
あなたの肉体の、人命に関わる事でございます。。。黙っているわけには。。。いきません。
もう。。とっくに時効でしょうし。。。戦後ぐらいはいまなら犯罪に値することもいろいろ民間で放置しておかれたことも
あったでしょう。。。
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2020年02月20日
マリッジcelebration135美しいは花と真実である。。。と。。
月のサナトリウム。ウォーターサプライ。
環さんは、葉月はすぐに環さんに細胞を移植する事に決めました。葉月さんの細胞は特殊な細胞で、B型ですが、あらゆる生物や血液型に有効であり、
特に同じ金星人B型の人ばかりに今まで移植や輸血をしましたが、そこまで同類ですと、若返ったおじいさんや、ミリオンやベルモも、事件事故に巻き込まれたものの。。。
すぐに絶好調回復します。。条件が合えば会うほどよい、優れた回復をする。。。
たまたま、葉月が、出産後に身体がおかしいかもしれないと違和感を感じて病院に行った時に、交通事故に遭った白神会長という大富豪に、同じ犬型金星人B型なので、身体に異常無しと判断された感謝の気持ちで輸血に貢献して。。。と、それまでの葉月らしくない事をしたら。。。
びっくり。。。なんと。。。その七十代の白神会長が五十代ぐらいに若返り、瀕死がピンピンついでに癌も消えていて。。。
これは、どういう事だと、すぐに葉月は精密検査を受けたら出産後。。。特殊な細胞に身体が変わったらしくて。。。
白神会長が大富豪で、権力争いの最中だったので、会長の命だけでなく会社も救った葉月。。。。
大変感謝と尊敬をされて。。葉月こそ、まさか偶然の善意から。。。自分が特殊な細胞の持ち主だと言うことが判明して。。
あれほどヤンチャでわがままな葉月も。。。
人に喜ばれる事や貢献する幸せに全身、心身に稲妻のような電流が走りました。
それから。。。葉月は、投資家もしていて。。白神会長からのお礼の出資もあり、葉月は投資家だけでなく月のサナトリウムを建てます。
困った人が少しでも、働けたり、救われるように。。。
ただ、環さんは、地球生命体。。。もともと葉月はB型でAB型の葉月さんに輸血できますが。それは合うとしても。。
葉月と
合えば会うほど効き目が高い可能性が。。
合わない人でも害にはならない、ものの地球外生命体の環さんのどこまで役に立てるのかしら。。。
純ちゃんも、「お母さんは。。。そう。。。わたしにはA型と嘘をついていたのね。AB型だったのね。。。でも。。。わたしはO型だから。。。お母さんにも輸血できるわ。、。お母さんとは。。。薄ら。。。おじいちゃんを通して血がつながるだけだけど。。。
わたしの血も。。直接お母さんに輸血してください。お願いします。」
やっぱり。。。私がO型。。。お母さんがAB型。。。
どう考えても。。。わたしは環お母さんから生まれてこない
環さんの傷は深く。。とにかく害は無いので葉月が輸血、細胞移植をする事に。。。緊急手術室の環さんの意識は混濁しています。。。
純ちゃんも、お母さん、死なないで、お願いだから。。死なないで。輸血をお願いするので、特別緊急集中治療室に入り
意識混濁した
環の側で無事を祈るばかり。。。
それにしても。。いったいどういう事なの。。
どうも、あの人は、峰さんを狙ったらしい。それをお母さんがかばって。。わたしは。。
わたしはあんな人の。。あんな人の娘なの
いきなり人を狙い刺して、子どもを捨てて、不倫の果て果て。。。ろくな女じゃない
環お母さんを狙ってないにせよ。。。
峰おばあちゃんをどういうわけか。。。
刺そうと狙ったなんて。。。
冗談じゃない。許さない
純ちゃんは、緋夏さん。。。自分を産んだらしい女性に。。。暴言を吐いた事を思い出して。。。
あなたなんかお母さんじゃないとか、お母さんになんかあったら許さない、とか、お前が死ねばいいとか。。。
はっ。
純ちゃんなら絶対言わなさそうな事も。。。
環お母さんと、言葉遣いには気をつけて、人柄や品性になるから。。。と子どもの頃から躾られてきて、純ちゃんは素直で優しいおっとりした女性に育ちましたが。。。
確かに。。。仕事、仕事の両親で、特にお母さんはバリバリのキャリアウーマンで海外もよく行っていたものの。。。
一緒にいる時はとても暖かく、とても尊敬できた。。だから、純ちゃんもおっとり見えて、実はマスターの南風のリニューアルの功労者になったり。
家にいるより、お母さんみたいに仕事のできる女性になりたいのだ。。。
あの人には。。。
殺してやる。。。だの。。お前が死ね。。だの。。
で。。。ラブや笑〜に身体を張って必死に止められたから良かったものの。。。本気で殺そうと。。。
あたしも。。。危なかったかも。。。
あたしも殺人犯になっていたのかも。。でも。。。
それでも、わたしはあの人を許せない
お母さんは。。私のお母さんは、環お母さんしかいない。環お母さんだけよ。
お願いお母さん死なないで。。。
もしも、これで環お母さんが亡くなったら、私があの人を殺してしまうから。。きっと。。。
「姉は。。。姉は無事なんでしょうか。」舞は刑法の福の神の花蓮に聞きます。
「葉月さんからの連絡を待ちましょう。」いま。。。環さんは集中治療室で緊急手術でしょう。。。
「わたしも。。、わたしも姉にできることが有れば。。なんでも、姉は大丈夫でしょうか、姉は、姉は。。。」舞は半狂乱になり泣きじゃくりました。。。
憧れの女性だわと出会えて感激しました環さん。。その環さんが。。。
「葉月さんを信じて待ちましょう。。。今はそれだけです、環さんの無事をお祈りしましょう。、。」花蓮が言います。。。
チャイムが鳴り、目撃者や関係者が集められている部屋に、笑〜とラブが入ってきました。
「よろしいでしょうか、峰さん、舞さん。。こちらへ。。花蓮さんも。。。
」
ルームの中の、奥の部屋に、と、笑〜が言いました。常夏の島、プルメリア島。。。
心地よく冷房が効いています。常夏の島でも、冷夏や盛夏、晩夏などなど
季節ではないものの、夏はグラデーションしています。
奥の部屋からは、いつも変わらない透明な海が美しくキラキラ輝いていました。
限りない平和を約束する様な美しいきらめき。インスピレーションを得るためにクリエイター達から遥か昔から愛されてきた神々の遊び場。。。なにもしないで、日がな一日ボーッとしているだけでも贅沢な一日を過ごせそうです。。。
福の神
ラブ、笑〜も、今回の事件についてヘルプします。
奥の部屋の大理石のテーブルの向かい側に、花蓮、ラブ、笑〜
向き合う峰と舞。。。笑〜が、
「ところで、峰さん、あなたは、錦組という暴力団をご存知でしょうか」「えー」
峰が素っ頓狂に声をあげました。まさかまさかまさかー
ぼ、暴力団ですって。。。峰はヤクザだの暴力団だの、反社会勢力を毛嫌いし、舞が、スナックで働いただけでも、はっ、
まさか、舞は暴力団との付き合いで夜働く事になったのかそんなチンピラみたいな、と、わざわざ勘当したはずの娘の家に怒鳴り込みました。
体裁が悪いし
しかし、時代も時代だし、舞は昼の仕事だけでは母子の生活がきついし、実家を勘当され
実家の援助も望めないし、名古屋の父親の焔は、義理の父親で東京のジローが実の父親だと思っていたので、助けを求められないので、
夜の仕事をはじめただけ、でした。しかし、それほど反社会勢力反対の峰が。。。
「言っておきますが、わたしは反社会勢力反対です。なんですか、ヤクザに知り合いがいるから、って虎の皮をかぶる狐みたいに。。そんなんヤクザより悪いでしょう。。。わたしはそんな知り合い、身内にも友人にもいません。ヤクザの同級生がいたかもしれませんが、お付き合いすらありません。」
笑〜は続けて。。「峰さんは、車の運転ができますか」
峰は、「できる。。。というか。ペーパードライバーみたいなものです。。。若い頃は乗りました。。。実家に夜中でも、気に入らないと車で帰った事があります。。。もう。。。名古屋に来てからは乗ってません。」
ラブが、「失礼ながら、じゃあ運転はできても、運転技術には自信がない方ですか外車なんて、いかがでしょうか?」
峰は外車、と聞くと、「と、とんでもない、外車なんて怖くって。。左ハンドルなんか自分で運転なんか。。。とんでもないです。そりゃ、旦那か、相手に乗せてもらうならカッコいいんでしょうが。うちは、旦那が外車と言えば外車かもしれませんが、右ハンドルのベンツですし。。。私は乗りません。息子や嫁は乗れればって感じで、それほど車にこだわりなくプリウスですし。私はもう車は名古屋に戻り必要がないので乗りません。」
笑〜は、「そう。。。。そうですか。。じゃあ、あなたと同い年で。。。ハリネズミの女性の鷹さんという女性をご存知でしょうか?」
「まあっ、何ですって、そんな人聞いたこともないけれど。。。まさか。。まさか、あの、まさか、あの私を刺そうとした人は。。。その鷹さんって。。その人と私を間違えて。、って事ですか」
峰は怒りと恐怖でブルブル震えました。なんと。。申しましょうか、それより環が心配です、まず、後にも先にも
今は環の生命が。。。そんな事より。。。
「ベルモ。。。幾ら守秘義務があるとて。。。これは、公の事件に関わること。。。きちんと、タツ、いやいや、冷泉さんにもお話ししなさい。。。いったい。。。その魂というのは。。。」
木蓮和尚にベルモは問い詰められました。
ワタシを信用して。。。全てを打ち明けてくれたあの人の魂。。
プルメリア警察長、冷泉巽。彼を小さな頃から木蓮和尚を知っていますし、また、木蓮和尚は、冷泉氏の亡くなったお父さんの幼なじみです。冷泉氏は、森沢家にベルモがやってきて、ベルモも赤ちゃんの頃から知っていますが、
冷泉氏は、現実的でクールではあるものの。。。ベルモの霊感には興味を持っていました、木蓮和尚や亡き父親とともに幼なじみの近所の会社会長の息子さんが、社長をやっている会社が、
詐欺の被害に合わなかったのでなかったので、木蓮寺の木蓮和尚に取り引きしようかって結構いい話がきたものの。。。と相談に来たら、赤ちゃんのベルモが、
「わーまっくろけっけあーん、怖い怖い」と覗いた名刺を見てギャン泣きしたのです。詐欺師の名刺がまっくろけっけだそうで、
でも、他の人には普通の名刺にしか見えないのに。。。
その社長は、木蓮寺の檀家さんだし、ベルモとも顔見知りで、いつもニコニコした赤ちゃんの驚くべき顔を垣間見た。。なんか不吉な予感がしてやめといたら、そいつは大変な詐欺犯だった。、。。
だから、詐欺に合わなかったの、と社長が冷泉に証言をしたのです。。。
それから、冷泉も木蓮寺とは親しい仲だし、さりげなくプライベートで相談しにいき、ベルモもいて、冷泉氏自身がベルモの
何度かそんな面々を目撃する。実を言えば、赤ちゃんのベルモが何気なく会話してヒントを出したり。。。
霊感なんて。。。認めるわけじゃないけど、さりげなく会話して。。赤ちゃんのベルモが、殺人事件の犯人を当てるというか、木蓮和尚と殺人事件の未解決事件について話していれば、ベルモが、
特長がこんな人がいない?とか、するとそういう人物が真犯人として見つかり証拠も出て逮捕されたり、
TVに出た被害者の旦那さんを殺された奥様がクビを締めて怒っている、とか、木蓮寺にプライベートで遊びにきて、TVを見ていると、泣き出して
真っ青な顔をして、そんな事をいいはじめ。。。
で、怪しんで旦那を調べると、
旦那が奥様を殺害した証拠も出たり。。。非科学的な問題反対の冷泉も、実は、赤ちゃんの時のベルモのくったくないお喋りで、
ベルモは、ただの近所の優しいおじさんとの世間話ぐらいにしか思っていませんでしたが、
その世間話が宝の山、で。
何件か事件を解決したのです。さすがに、成長したベルモは、倫理的にもなんか霊的なものがみえても、そういう話しはしなくなりました。。。
冷泉氏も、無理やり聞くことはありませんでしたが、赤ちゃんの頃は、あまりなにも考えずペラペラかなり有力ないろいろな霊感情報をベルモはお喋りしていました。
この子。、、す、すげーわあ、ありえん。。、
「ベルモさん。。。いったいなにがありましたか。。。」冷泉氏にも言われ。。
ベルモは。。。
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2020年02月19日
マリッジcelebration134ああ。。。まさかの。。。勘違い??人違い?!
大変です
和尚、和尚。。。
朝早くから、木蓮和尚と、若弟子が読経を本堂でしていると、
プルメリア警察長が慌ててやってきました。プルメリア警察長は、冷泉巽。。
れいぜいたつみ。
木蓮和尚の同級生の子ども。。。小さな頃から木蓮和尚を知っていて、
父親亡き後も、父親の幼馴染みの
地域の篤志家の木蓮寺和尚をなにかと頼りに相談するのです。。。
「お。。。あー、巽君。。。」
「和尚。。。和尚、今朝は早朝から。。治外法権の事件と。。。いきなり。。神隠しみたいな不可解な事件が同時に飛び込んできまして。。。」
治外法権。。。の事件は内密事ですが、木蓮和尚には、特別信頼しているので、冷泉氏は秘密事項も全て話すのでした。でも、
クールで現実的な冷泉氏が、神隠しなんぞ。。。何事。。。
治外法権の方は、司法と刑法の福の神からの連絡待ちだと、神隠しの方は
認知症の患者が施設から消えた。。そうで。
「徘徊じゃないのかな。。?うちの婆さんは、まだありがたい事に頭もはっきりしているけど。。。」
「いいえ。。。それが、おかしな事に、忽然と消えてしまったみたいで。。。部屋に鍵をかけていたし。。。そのお婆さんは、外出は車椅子を使って、足が悪いので、、ろくに歩けないから一人でどこかへ行くなんて、まずはできないはず。。。木蓮寺の濃紫さん、100歳ですか、そのお婆さんも100歳以上のお婆さんです、」
えっ。。。
その場で朝の読経にいた
ベルモは思わず、
「連れ去られたんだわ」と、言ってはっ、しまった口をふさぎました。。。
あれは。。。あのベルモのもとにやってきたさまよえる魂の人だ、女性、100歳超えて
認知症。。車椅子を使っている。。プルメリア島すみ。。。と聞いた瞬間あっ。。。
そして。。。不可解な事件に。。となればまず間違いなく。。。あの魂の人が被害者である霊魂に連れ去られたのでしょう。。。
「ベルモ。。。ベルモお前なんか知っているのか、」木蓮和尚が言葉を飲み込むベルモを問い詰めます。
「ううっ。。。し、守秘義務が。。。」ベルモは、私はおそらくその人の魂というものが懺悔しに来て。。。死んでも死に切れない罪を抱えていると。。。
その行方不明のお婆さんは。。。過去に罪を犯した人でしょう。。。それで。。
その被害者に。。冥界に連れて行くなり連れ出されたのかもしれません。
アマゾネスサンクチュアリィ。。。
「あっ、目を覚まされましたね。。。」
歩水が言います。。。「あっ。。。」
部屋には加害者のハリネズミ、アマゾネスサンクチュアリィの支配人のダイヤさんと、
取り調べの司法の福の神の歩水がいます。
加害者が気を失ってる間に
歩水はプルメリア警察署にパソコンから簡単に調書のデータを報告しました。
目を覚ましたハリネズミの女性はガクガクブルブル震えています。。。
「いったい。。。あなたは。。どうして。。。どうしてハリネズミのご婦人を狙って刺そうとしたのですか、かばって刺された方の知り合いなのですか、あなたは、姉さん、姉さんと言って。。。」
「あっ、、、た、、た、た、環、環姉さんは、環姉さんは。。。環姉さんは、どこ。。」その女性は興奮しておりました。
「刺された女性は、ここのオーナーの葉月さんが、すぐに月のサナトリウムに緊急に救急搬送されました。。あなたは、あなたは、どなたなのですか?」
「わ。。。わたしは。。わたしは、緋夏と申します。なんで。。なんで、なんであの人が、なんであの人を。。。なんであの人を環姉さんがかばうの。。。」「刺された環さんのお母さんです。あなたが狙ったのは。。。環さんの産みのお母さんですよ。。。」
「えー、ええっ、な、な、なんですってた、環姉さんの、環姉さんのお母さんですって」
緋夏はまた気を失いそうになり。。でも、
「そ。。。そんなまさか?。。あの人が。。。あの人が。。。環姉さんの。。。嘘だ。。。」
「あの人。。。って。。あの人ってなんなんですか、いったいあのご婦人に。。。」
「あの人は、あの人は、わたしのわたしの息子を。。。」「峰さんが。。、あなたの息子さんを。。」
「えっ。。。え、あ、、あの。。あのみ、峰さん峰さんとは。、。」峰さんという名前を聞いた途端に。。。緋夏さんは真っ青になりました。。
黙って座っていたダイヤさんがようやく口を開きました。。
「あのご婦人は、峰さんと言って環さんの実のお母さんですよ。峰さんは、東京から、離婚後名古屋にお住まいです。娘さんの舞さんも。。。あなたは、もしかしたら環さんの東京の異母妹さんとお聞きしましたが、峰さん、環さんの産みのお母さんをご存知ないのでしたか。。。」
「えっ。。。あ、あ、あの人。。。な、名古屋。。名古屋の、峰さん」サーッ血の気のない緋夏の顔からさらに血の気が引く。。。
「あっ。。。あの人。。あの人は、鷹さんという女性じゃ。。。ち。。。ち、違うんですかっ。。あ、あたしあたし。。あたしはな、な、なんて事をっ」
「まさか、。。人違いで。。人違いで峰さんを狙ってしまったの確かに峰さんは、名古屋から来たお客様ですよ。」ダイヤさんも言います。
「な。。、なんて事をっ、た、環姉さんのお母様にっっっ」
緋夏は狂ったように泣き叫びましたなんという事。。。
緋夏はまた、パタンと倒れてしまいます。。。。。
少し時間はさかのぼり。。明朝。。夜明け前に。。。
さ。。。グーは、南風から徒歩圏内のマンションに暮らしています。明朝、仕込みの準備をして、
朝の6時から喫茶店南風をオープンします。今晩は、純と話し合い。。。
マスターグーは、白好きの綺麗好き
インテリア、ファブリックは、白だとテンションがあがります。喫茶店南風は、落ち着いた南仏風の雰囲気でしたが、自分の部屋は機能的にさっぱりしています。。。
今晩は
純から何をどう言われるかはだいたい予想通りだろうな。純にはかわいそうな事を。。。
うるさくて仕事の邪魔ばっかりするタイプより、信頼のおけるビジネスパートナーを兼ねるタイプの女性を選んだら。。。と、思っていたんだけど。
おふくろは、純を気に入ったようなんだけど。、、昨日帰りしなに感じいい子だわね、素直そうで。。って。
だけど。。なんか。。純のおふくろさんの方がぎこちない感じだったかな。。。
歯を磨いて顔を洗って。。。時間がある時は寝る前に湯船に入るけど、再度また朝起きたらシャワーを浴びて。。。
で、南風には徒歩で。。。すぐ。。。モーニングは混雑するので、先にスタッフが来て準備している場合もある。見習いをしたいスタッフが何人か南風で働いています。もともとお客様でマスターのファンです。
南風に出向き。。。
「マスター、おはようございます。」スタッフさんが先に来ていました。
「早いねー。京極君はいつも。」「そうですかー、まぁ、家も近いし。。。そうそう、最近、彼女さんとどうなんですか。」
「あ。。。。ああ、そのことなんだけどなぁ。ウーン。。。」「す。。。すみません。プライベートでしたね。。。」
純ちゃんは、喫茶店南風をリニューアルさせた功労者で、スタッフたちもお気に入りなのです。京極君はしまったと、思いました。てっきり仲良いから
順調だと。。。
まさか。。。マスター。。。。彼女と終わりに。。。だとしたら。?
純さん、もうこのお店は手伝わないのかなぁ。
いいマスターの右腕だったんだけど。。マスター、いい人だけど。。。女関係がねぇ。
まぁ。純さんは、いい子だけど。。ちょっとマスターの彼女には地味かなぁ。
あまり、お似合いとは、言えないか、でも、結婚なんて、そんなものだ、ぞ。。。
仕込みや準備が終わり、ほかのアルバイトも来て。。。
純は。。。別れる、ってなったら。。もう、このお店の手伝わない、って事になるのかなぁ。
別れても仕事は手伝ってくれ、って虫がいいだろうか。。。
まてまて。。。
別れても、って。振られた側だから、手伝ってくれ、って言えるか。振った側なら言えないけど。。。
別れ話をされるかもしれないのに。。
変な話、ビジネス面では大丈夫だろうかという心配しかせず。。。
純ちゃんを女性としては惜しまない気持ちにマスターは気づいてしまいます。
そして。。。
月のサナトリウム、ウォーターサプライでは。。
母親峰をかばって
緋夏さんに刺された
環さんは、どうなったのでしょうか。。。
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和尚、和尚。。。
朝早くから、木蓮和尚と、若弟子が読経を本堂でしていると、
プルメリア警察長が慌ててやってきました。プルメリア警察長は、冷泉巽。。
れいぜいたつみ。
木蓮和尚の同級生の子ども。。。小さな頃から木蓮和尚を知っていて、
父親亡き後も、父親の幼馴染みの
地域の篤志家の木蓮寺和尚をなにかと頼りに相談するのです。。。
「お。。。あー、巽君。。。」
「和尚。。。和尚、今朝は早朝から。。治外法権の事件と。。。いきなり。。神隠しみたいな不可解な事件が同時に飛び込んできまして。。。」
治外法権。。。の事件は内密事ですが、木蓮和尚には、特別信頼しているので、冷泉氏は秘密事項も全て話すのでした。でも、
クールで現実的な冷泉氏が、神隠しなんぞ。。。何事。。。
治外法権の方は、司法と刑法の福の神からの連絡待ちだと、神隠しの方は
認知症の患者が施設から消えた。。そうで。
「徘徊じゃないのかな。。?うちの婆さんは、まだありがたい事に頭もはっきりしているけど。。。」
「いいえ。。。それが、おかしな事に、忽然と消えてしまったみたいで。。。部屋に鍵をかけていたし。。。そのお婆さんは、外出は車椅子を使って、足が悪いので、、ろくに歩けないから一人でどこかへ行くなんて、まずはできないはず。。。木蓮寺の濃紫さん、100歳ですか、そのお婆さんも100歳以上のお婆さんです、」
えっ。。。
その場で朝の読経にいた
ベルモは思わず、
「連れ去られたんだわ」と、言ってはっ、しまった口をふさぎました。。。
あれは。。。あのベルモのもとにやってきたさまよえる魂の人だ、女性、100歳超えて
認知症。。車椅子を使っている。。プルメリア島すみ。。。と聞いた瞬間あっ。。。
そして。。。不可解な事件に。。となればまず間違いなく。。。あの魂の人が被害者である霊魂に連れ去られたのでしょう。。。
「ベルモ。。。ベルモお前なんか知っているのか、」木蓮和尚が言葉を飲み込むベルモを問い詰めます。
「ううっ。。。し、守秘義務が。。。」ベルモは、私はおそらくその人の魂というものが懺悔しに来て。。。死んでも死に切れない罪を抱えていると。。。
その行方不明のお婆さんは。。。過去に罪を犯した人でしょう。。。それで。。
その被害者に。。冥界に連れて行くなり連れ出されたのかもしれません。
アマゾネスサンクチュアリィ。。。
「あっ、目を覚まされましたね。。。」
歩水が言います。。。「あっ。。。」
部屋には加害者のハリネズミ、アマゾネスサンクチュアリィの支配人のダイヤさんと、
取り調べの司法の福の神の歩水がいます。
加害者が気を失ってる間に
歩水はプルメリア警察署にパソコンから簡単に調書のデータを報告しました。
目を覚ましたハリネズミの女性はガクガクブルブル震えています。。。
「いったい。。。あなたは。。どうして。。。どうしてハリネズミのご婦人を狙って刺そうとしたのですか、かばって刺された方の知り合いなのですか、あなたは、姉さん、姉さんと言って。。。」
「あっ、、、た、、た、た、環、環姉さんは、環姉さんは。。。環姉さんは、どこ。。」その女性は興奮しておりました。
「刺された女性は、ここのオーナーの葉月さんが、すぐに月のサナトリウムに緊急に救急搬送されました。。あなたは、あなたは、どなたなのですか?」
「わ。。。わたしは。。わたしは、緋夏と申します。なんで。。なんで、なんであの人が、なんであの人を。。。なんであの人を環姉さんがかばうの。。。」「刺された環さんのお母さんです。あなたが狙ったのは。。。環さんの産みのお母さんですよ。。。」
「えー、ええっ、な、な、なんですってた、環姉さんの、環姉さんのお母さんですって」
緋夏はまた気を失いそうになり。。でも、
「そ。。。そんなまさか?。。あの人が。。。あの人が。。。環姉さんの。。。嘘だ。。。」
「あの人。。。って。。あの人ってなんなんですか、いったいあのご婦人に。。。」
「あの人は、あの人は、わたしのわたしの息子を。。。」「峰さんが。。、あなたの息子さんを。。」
「えっ。。。え、あ、、あの。。あのみ、峰さん峰さんとは。、。」峰さんという名前を聞いた途端に。。。緋夏さんは真っ青になりました。。
黙って座っていたダイヤさんがようやく口を開きました。。
「あのご婦人は、峰さんと言って環さんの実のお母さんですよ。峰さんは、東京から、離婚後名古屋にお住まいです。娘さんの舞さんも。。。あなたは、もしかしたら環さんの東京の異母妹さんとお聞きしましたが、峰さん、環さんの産みのお母さんをご存知ないのでしたか。。。」
「えっ。。。あ、あ、あの人。。。な、名古屋。。名古屋の、峰さん」サーッ血の気のない緋夏の顔からさらに血の気が引く。。。
「あっ。。。あの人。。あの人は、鷹さんという女性じゃ。。。ち。。。ち、違うんですかっ。。あ、あたしあたし。。あたしはな、な、なんて事をっ」
「まさか、。。人違いで。。人違いで峰さんを狙ってしまったの確かに峰さんは、名古屋から来たお客様ですよ。」ダイヤさんも言います。
「な。。、なんて事をっ、た、環姉さんのお母様にっっっ」
緋夏は狂ったように泣き叫びましたなんという事。。。
緋夏はまた、パタンと倒れてしまいます。。。。。
少し時間はさかのぼり。。明朝。。夜明け前に。。。
さ。。。グーは、南風から徒歩圏内のマンションに暮らしています。明朝、仕込みの準備をして、
朝の6時から喫茶店南風をオープンします。今晩は、純と話し合い。。。
マスターグーは、白好きの綺麗好き
インテリア、ファブリックは、白だとテンションがあがります。喫茶店南風は、落ち着いた南仏風の雰囲気でしたが、自分の部屋は機能的にさっぱりしています。。。
今晩は
純から何をどう言われるかはだいたい予想通りだろうな。純にはかわいそうな事を。。。
うるさくて仕事の邪魔ばっかりするタイプより、信頼のおけるビジネスパートナーを兼ねるタイプの女性を選んだら。。。と、思っていたんだけど。
おふくろは、純を気に入ったようなんだけど。、、昨日帰りしなに感じいい子だわね、素直そうで。。って。
だけど。。なんか。。純のおふくろさんの方がぎこちない感じだったかな。。。
歯を磨いて顔を洗って。。。時間がある時は寝る前に湯船に入るけど、再度また朝起きたらシャワーを浴びて。。。
で、南風には徒歩で。。。すぐ。。。モーニングは混雑するので、先にスタッフが来て準備している場合もある。見習いをしたいスタッフが何人か南風で働いています。もともとお客様でマスターのファンです。
南風に出向き。。。
「マスター、おはようございます。」スタッフさんが先に来ていました。
「早いねー。京極君はいつも。」「そうですかー、まぁ、家も近いし。。。そうそう、最近、彼女さんとどうなんですか。」
「あ。。。。ああ、そのことなんだけどなぁ。ウーン。。。」「す。。。すみません。プライベートでしたね。。。」
純ちゃんは、喫茶店南風をリニューアルさせた功労者で、スタッフたちもお気に入りなのです。京極君はしまったと、思いました。てっきり仲良いから
順調だと。。。
まさか。。。マスター。。。。彼女と終わりに。。。だとしたら。?
純さん、もうこのお店は手伝わないのかなぁ。
いいマスターの右腕だったんだけど。。マスター、いい人だけど。。。女関係がねぇ。
まぁ。純さんは、いい子だけど。。ちょっとマスターの彼女には地味かなぁ。
あまり、お似合いとは、言えないか、でも、結婚なんて、そんなものだ、ぞ。。。
仕込みや準備が終わり、ほかのアルバイトも来て。。。
純は。。。別れる、ってなったら。。もう、このお店の手伝わない、って事になるのかなぁ。
別れても仕事は手伝ってくれ、って虫がいいだろうか。。。
まてまて。。。
別れても、って。振られた側だから、手伝ってくれ、って言えるか。振った側なら言えないけど。。。
別れ話をされるかもしれないのに。。
変な話、ビジネス面では大丈夫だろうかという心配しかせず。。。
純ちゃんを女性としては惜しまない気持ちにマスターは気づいてしまいます。
そして。。。
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母親峰をかばって
緋夏さんに刺された
環さんは、どうなったのでしょうか。。。
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2020年02月18日
マリッジcelebration133すれ違いと真実へ。。。
ど。。。。。どういう事なの。。。な。。なんで、なんで母さんが、緋夏さんらしき人に狙われたの。。。どうも、環さんを刺したのは、、、
行方不明になったとされる緋夏さんの可能性があるし、その可能性がかなり高いらしい。
舞も峰と一緒に、目撃者とともにある客室に集められて。花蓮という華やかなマゼンダのカラーの福の神が事情聴取をする。。
舞は寝ていて騒ぎの時は気づかなかったものの内線とスマホが鳴ったので。。。目覚ましを峰か環が仕掛けたのかと勘違いし。。、
あっ、そうじゃない。。自分のスマホも鳴ってると。。出たら早朝失礼いたしますと、スタッフさんからの連絡で。。。
部屋には峰も環さんもいない。。。えっ。。どこへ。。。はっとしてスマホに出る。。
えっ。。。環さんが。。。刺された庭園で。。。ハイ、は。。。はい、で、今すぐ、ルームに、ハイ、急ぎます。。。
舞はスタッフの指示通りに、関係者の集まるルームに急ぎました。。。
ルームのチャイムを鳴らすと、マゼンダピンクの福の神らしき女性が出てきて
「おはようございます。。。あなたは。。。」と、言うが早いか、
その奥の、
ルームにいる峰と目があいました。。。
舞は、「環さんが。。。環さんが、環さんは、どうしたのでしょうか。。。環さん。。」自分でも何をどう言っているのか、今何をすればわかりませんが
それより、環が刺されたって。。誰に。。峰。。母さんをかばって刺されたって。。
「環さんは、すぐに、葉月さんより救急搬送されました。こちらのオーナー様の葉月さんの月のサナトリウムへ。。環さんのお嬢さんも一緒です。わたしは刑法の福の神の花蓮と申します。いま、司法の福の神が、加害者女性と別のお部屋におりまして。。。」
加害者は、気を失っているらしい。。。が、どうも、環さんの異母妹の緋夏さんと言う事で。。。
なんだけど。。。どうして。。。いったいどうして。。。その緋夏さんが、母さんを狙ったらしいの。。。
しかし、峰も。。。緋夏さんには会った事も無いと言う。。。
確かに私たちは異母姉妹かもしれないけど、接点すら全くないわ。。。
そのとき。。同じぐらいの時間。。。プルメリア島のある老人施設で。。。
ああ。。。助けて。。わたしが悪かったわ。
こんな。。歳で。。助けてって。。。あたしも死ぬのが。。。今更怖いなんて。。
死ぬのが怖くて怖くて。。。こんな年齢まで。。
あの時はお金がなかったのよ。。。
どちらでもいいってどちらでも良かったって。。。じゃあ、なんでわたしなのって。。
あなたもわたしも。。。親に捨てられて。。捨てられたというか、売られたようなものでしょう。
わたしは。。長女に生まれたばっかりに。
手に職を。。と看護師に。そりゃ、嫌だったわ。もともと血が苦手だし。亡くなった人もザラだし。ぐちゃぐちゃになった骸を。。。
だけど慣れとは恐ろしい。もう、死体や遺体を見てもそれは仕事だからと見慣れて割り切って。。。血まみれもハラワタにも慣れたさ。。。
でも、誰かがやらなければならない仕事だし。
でも。。。わたしは。。。最終的に平穏な幸せを。。それがあなたは気に入らないのね。
わたしのやった事を娘が知ったら。。孫が気づいたら。。
やだ。。。どうして。。ワタシは正常に戻るの。。
こんな時に。。。
あのまま。。。あのままなら、全て忘れて痴呆。。認知症のままなにもかも嫌なことを忘れて逝かせてはくれないのね。。。
記憶がはっきりしているいま。。。後悔と恐怖と悲しみと。。。こんなわたしを。。。最低なわたしを。。
ワタシを引き取りめんどうみてくれたのに。。。
死に目に会えない娘への申し訳なさと。。
や。。。やっぱり、こ、来ないで来ないでー
「小梅さーん。。。おばあちゃん、娘さんですよ、小梅さーん。。」施設のスタッフが小梅を呼ぶ。。。小梅さんに、娘さんですよ。。
と言ったところで小梅さんは喜ぶけどそれが娘さんである事はもう把握できないようだ。小梅さんはもう100歳を過ぎているし。
小梅さんは、
鹿のおばあちゃん。。穏やかな仏さんみたいな方。。。あっ、生きている方に仏様なんて失礼だと、それほど慈愛に満ちている。。。きっと仏様みたいな慈愛に満ちた人から感謝されたような人生を送ってこられたに違いないです。
だって、わざわざ遠方に嫁いだ娘さんが引き取り。。。よく施設を連れ出して散策に出かける。。。今日も。だけど、残念ながらお年も兼ねて小梅さんは、
認知症が進んでいる。だけど。。。車椅子を娘さんが押して散策すると幸せな顔をするのだ、機嫌もいいし。。。スタッフの女性は、いつものように小梅さんに声をかけて。。。
しかし。。。
「た。。。。大変。。た、大変っ、い、五十鈴さんっ、五十鈴さーん。。。」
小梅さんの娘さんの五十鈴さんが、小梅さんに会いに来たよ、と。。。小梅さんに伝えに行くと。。。
小梅さんの担当の
スタッフ女性が半狂乱に。。。小梅さんが。。。
おばあちゃんがいない。。えっ。。。
小梅さんは。。。施設の部屋から忽然と消えてしまった。。。車椅子を残して。。。
なんで。。。
そんな事あるわけない、小梅さんは。。。車椅子がないと外出できないのだから
それに。。。さ、さっきまでさっきまで確かに。。この部屋に小梅さんがいたのに
スタッフ女性は、娘さんが来るから着替えましょうね。と、つい、30分もしない前に着替えさせた。。。
消えた。。。えっ。。。
そして。。時は同じくして再びアマゾネスサンクチュアリィ。。。
緋夏さんが。。。目を覚ました
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2020年02月17日
マリッジcelebration132忌まわしき事件の裏側で。。。。
お母さんを返せー
ぶっ殺してやる
お母さんが死んだらあんたを殺してやるお前が死ねー
ええー
ひいっ。
それはいつもの穏やかな純ちゃんではありませんでした。無我夢中で暴漢から
ナイフを取り上げた純ちゃんは、必死でラブと笑〜に取り押さえられ。。。
「じ、純ちゃん、だ、だめよ、だめよ。お願いだから。。。」
す。。。凄い。。力。。。
ナイフを実の娘から取り上げられて。。殺してやると。。
緋夏さんは。。。真っ青な顔をして震えて、近くにいた数人の女性に取り押さえられ。。。
ダイヤさんに呼ばれた葉月さんと秘書の藤森リノがすぐに駆けつけて、環さんをUFOで、月のサナトリウムウォーターサプライに運ぶ事にしました、葉月さんは、純ちゃんに、
藤森リノは象です。環さんを抱き上げると、すぐにUFOに運びました。。。
「お、お母さん、お母さん。。
「任せて。環さんは、私がいるから死なせないからね。。あたしが、輸血するわ。。。」葉月が言うと、純ちゃんは、
緋夏には背を向けて、見向きもせず、
「あたしも行きます。あたしはO型ですから、誰にでも輸血できます。。。」
それは、まるで純ちゃんが産みの母の緋夏さんを拒絶したかの如くでした。。。
純。。。緋夏さんは、ボー然と。。しかし。純ちゃんが緋夏さんに答える事はありませんでした。もう、緋夏さんに一切見向きもせず、純ちゃんは葉月と環さんとともに。。。
月のサナトリウム行きのUFOに乗り込んで。。。
ラブと笑〜は。。。顔を見あわせて。環さんが薄れていく意識でお願い、警察沙汰にはしないで。。。と。
ラブと笑〜は、従姉妹の司法の福の神花蓮に連絡を入れてみました。
本当は殺人未遂事件。。。でも、刺された環さん本人が警察沙汰にはしたくないと懇願していましたし。。。
司法の福の神の花蓮は、女性で女神だから、部下の女性をアマゾネスサンクチュアリィに連れていくから、という事でした。
事件を目撃した女性の証言ですと、おおよそ
突然、ハリネズミの女性が、年配のハリネズミ女性を襲おうとしたら、違うハリネズミ女性が現れて、年配のハリネズミ女性がかばったので刺された。。。というもよう。
葉月さんがUFOで月のサナトリウムへ純ちゃんと環さんを連れて行ってしまい、ダイヤさんが加害者の身柄を拘束し、空いている客室へ
別の客室へは、事件を目撃した人と、狙われた峰さんを誘導しました。。。
それにしても。。。事件を目撃した人の証言によりますと不可解な事が。。。
目撃者たちの中の
友達同士で
百日祈願をしようとアンチエイジングと気晴らしを兼ねて。。。朝の散策がてらにアマゾネスサンクチュアリィの庭園と、女神の神社に立ち寄るのが日課の近所のプレーリードッグとそのリスの友人は、参拝が終わって立ち話をしていると。。。
突然ハリネズミの女性が現れて、年配のハリネズミ女性を襲おうとしたけど、また違うハリネズミ女性が年配の女性をかばったので刺されてしまいましたが。。。
ところが。。。どうも刺した女性と刺すつもりはなくかばったので刺された女性は、関係者みたいで。。。
刺した女性が刺された女性に姉さんみたいな事を言っていた。。。というのです。
それで、泣き喚きながら、若いハリネズミの女の子がやってきて、刺された女性にお母さんと言っていたのと。。。刺した女性からナイフを取り上げて、刺した女性に殺してやるだの
許さないだの。。。あんたなんかお母さんじゃないみたいな事を言っていて、で、女の子達が来てその若いナイフを取り上げたハリネズミの女の子が取り押さえられていた。。。と。。。
だから。。。お母さんって言ってたから、刺された女性の娘さんが刺した女に殺してやる。。。お母さんじゃないって言ってたから。。。
刺した女性が
娘さんの親権を取られた腹いせかしらと思ったんだけどね。プレーリードッグが言うと、りすが、「あっ、もしかして。昔産んだ娘さんを姑が取り上げて、あのおばあちゃん。。あの人が姑で、で、刺された方が今の嫁さんで。、刺した方が昔の嫁さんで。。。昔の嫁さんが、、、娘さんを返せって。。。姑を襲ったのを今のお嫁さんがかばったんじゃないかなぁ。。あれ、きっとそーよ。」
「あら、だけどさ、刺した方は、びっくりした顔して。、。刺された人に姉さんって言ってたでしょう。。。」プレーリードッグが言います。
リスもプレーリードッグも、目の前で殺人未遂事件が起きたので非常に興奮しているのですが。始終、最初っから最後まできっちり目撃していました。。。
その他女神の泉のミネラルウォーターを汲みに来たアライグマの奥様が、「そうねぇ。。。刺した方は、びっくりした顔して姉さん、みたいな事を言っていて、。。刺された方が、ひなさん、か、ひまさんか、なんかそんなふうに言ってたのと、事件にしないでとか、警察に言わないで。。。って叫んでたわね。。
だけどさ。。あの、おばあちゃんの方は、環、環って必死でかばって刺された。。。。女性の名前を呼んでいたんだけど。。。でも、刺した女性には見向きすらしなかった。。。かな。。
知った仲なら名前を呼ぶとかしない??
あの刺した女性は、おばあちゃんを狙ったわけでしょ。。そのわりにおばあちゃんの方は刺した女性は知らないって言うか。。。」また、その近くにいたハスキーの女性も、
「私も見てたけど、、多分あのおばあちゃんと犯人は。。。少なくともおばあちゃんは犯人は知らない人っぽいわよ。。、多分ね。。。姑がどうの、なら名前を呼んだり非難してもおかしくはないでしょう。。」
さっきのトラブル。。。
みんなハリネズミだったから。。。関係者かしら。。。でも、そうでもないかも。。女性達が口々に言いました。
刺した
犯人の女性は、心神耗弱状態で、ダイヤさんに誘導された客室で気を失ってしまいました。。。
ダイヤさんと加害者がいる客室に。。
「歩水と花蓮が来たわよ。。。花蓮と歩水。。」ラブが言います。
歩水は司法のとりまとめの福の神、花蓮は警察関係の福の神。。。歩水はウルトラマリン色で、花蓮は綺麗なマゼンダです。。。
二人ともラブや笑〜の母親系の従姉妹です。
ラブと笑〜の母親は、生命の福の神の心、
ココです。
歩水が、母親の姉の娘さん、花蓮が母親の弟の娘さん。。。たまたま2人とも女神でしたのでアマゾネスサンクチュアリーに入る事ができました。
まぁ、歩水はウルトラマリンカラーで背が高いので、カッコいいイケメン刑事か。。。と、庭園の女性がザワッとざわめいたものの。。
雰囲気は、女性ウケばっちりな
宝塚の男役な感じの男前な女性。女神。れっきとした女性です。アマゾネスサンクチュアリィは、
神さまでも男性が立ち入りはできませんからね。。。
本来ならあまり良くない事ではありますが、治外法権。。。福の神の判断で加害者と被害者。。被害者が事件にしたくない場合だけ
福の神の申し出で、花蓮と歩水も判断する事件になります。。。ようは、揉み消しの可能性あり。。
というのは、被害に遭われた
被害者自らがなかった事にしてください
と、言っているのですから。。。ほとんど無いかなりの特殊な例ですが。。。なので。。。花蓮も歩水もお互いにびっくりしました。。寝耳に水。。。だわ。。
ラブと笑〜ですって。。。なにがあったの、あの子たちの知り合いかしら???
クールで知性的な外見の色のようにちょっと冷たい感じのボーイッシュな歩水と、おっとりしてお人よしのノンキに見えてなかなかキレものの花蓮。。
全く正反対な色と性格の福の神。
歩水と花蓮の
二人は仕事を一緒にすることも多いと言えば多いでしょう。。。
「あんたたちの知り合いなの?」歩水がラブと笑〜の姉妹に言います。「ええ。友達のお母さん。。刺された方が。。。環さんが。。。」ラブが言いました。
「加害者を被害者がかばっているようですね。。。加害者が気を失っているので。。。目撃者の話しだと、最初年配の女性を狙っていたらしいから。。。年配の女性からお話しを私がお伺いしますわ。」と花蓮が言いました。
花蓮が目撃者の部屋に入っていくと、「えっと。。。あなたですか、突然女性に襲われそうになりましたのは?」と
年配のハリネズミを見つけて言いました。
「はい。」真っ青な顔をしてお年寄りのハリネズミ女性が震えています。。。
「すみません、大丈夫ですか?あの、落ち着かれたらで結構ですから、御名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「峰。。。と申します。。」「大変でしたね。。私は福の神、花蓮と申します。。。刑事事件を担当する福の神です。。あなたもハリネズミさんですが、加害者のハリネズミをご存知でしょうか??」
しかし。。。峰はかぶりを振るのみ。。全然知らない人です。。。見たこともありません。。。
「でも。。。刺されたのはわたしをかばった娘の環です。環はどうなりましたか。。。」「環さんは、すぐに月のサナトリウムウォーターサプライに救急搬送されました。状況が判明次第すぐにお伝えいたします。。と、言うことは、あなたは環さんの
ご家族の方、ですね。。?」
「家族。。というか、わたしの前の旦那のもとに9歳の頃置いてきた娘です。私は名古屋、娘は東京です。もう一人の娘の舞も一緒にアマゾネスサンクチュアリィに来ました。もう一人の娘は、2歳の頃私が名古屋に連れて帰りました。ここへは、その東京の環の招待です。」
その環さんが刺した女性に。。。ひなさんと言っていた。。という。。
峰は続けて。。
「ひなさん。。。ですって。。。緋夏さんとか、あちらが環をお姉さんとか。。言って。。
環は。。。緋夏さんという元旦那と後妻との間に出来た異母妹と暮らしていたようですが。。。その緋夏さんは、若い頃家出したとか。。。」
だから。。。もしかしてあの人は、その緋夏さんかもしれない。。。
峰の話しだとその緋夏さんは、舞と同じ歳で東京の旦那が外に子どもをつくり。。もともと夫婦仲もうまくいっていなくてそれを潮時に
峰は名古屋に2歳の舞と戻ったという。。。
しかし。。。峰は緋夏さんとは一切面識は無いし。。峰と舞は峰の実家の名古屋に出戻り。、
恨まれる筋合いはない。むしろ被害者である。。。
緋夏は。。
なぜ、峰を狙ったのか。。。
峰には心当たりが全くない。。
東京の
離婚は金銭的に解決したし。。愛人やその子を罵倒した事すら全くない。その前に会ってもいないし。。。
亡くなった姑の志乃とは怒鳴り合いはしょっちゅうだったけど。
峰が言うには。。。名古屋で今の旦那、幼なじみと再婚したし、以前の結婚は金銭的にさっぱり割り切り。私の方は、なんのわだかまりもない。再婚相手の新しい奥さんには、慰謝料すら請求しませんでしたし。
東京の
旦那に謝罪をしてもらって別れればそれで良かったんですわ。と、峰は言います。
だいたい。。環の話しだとハタチ前に既に異母妹の緋夏さんは環の実家を出たらしいし。
しかし。。。刺された環さんではなく、環さんは峰さんをかばいました。。それに本来のターゲットは峰さんです。。。
舞が騒ぎを聞きつけて慌ててやってきました。
「お、お姉ちゃんは、お姉ちゃんは。。。」
どうやら環さんが刺された、と。。。
舞は子どものように。。。姉を探して。。
「環さんは、月のサナトリウムに緊急搬送されました。。葉月さんと娘さんと一緒です、。。あなたは。。。」花蓮が言いました。
「舞と申します。環の妹です。。。あの、いったい。。。なにが、環さんが刺されたって。。。」
「今から関係者さまの事情聴取と。。。加害者本人は本当の事を供述するかどうかわかりませんが。。。加害者が供述しだい。。。全てお伝えいたします。。。こちらへ。。。」花蓮が言いました。。。
母さん。。。舞は峰に抱きついて。。震えて。。。
嘘でしょう。。。環さんが。。。。それに。。
「緋夏さんが、現れて環を刺したかもしれない。。だけど、狙いはわたしだった。。」
峰が言うには。。刺された環さんではなくて
峰を狙っていたんだと。。。
どうして
いったい。。。どうして
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