あのー。
喫茶店南風のアルバイトの京極君は、悪気はなくさりげなく。。。マスターそっくりのマスターがもっと。。何年か後。まるでタイムマシンで未来から来たようなその男性に話しかけました。
一瞬、京極君は、最近彼女と見た映画で、時空をさまよう、時間軸を超えたSFアドベンチャー
の映画を観たばかりで、もしかしたら
自分はどっか違う次元に入り込んだんだろうか、と。勘違いするぐらい。。その人は、時が進んだマスター。。。でも、マスターより影があるかな。。。
未来の世界に迷い込んだのかと。しかし、周りの人の着ている服もマチマチあれど
だいたいは、いま。空気も今の時代です。
その前に、ドッペルゲンガーの映画を友達と観てるし。。なんだか、頭がこんがらがる。。。
けど。。。
あっ、やっぱり、あの人、マスターじゃない。まさかね、お兄さん。。。は、もっと若いよね。
違うお父さんのお兄さんとか?マスターは、家の事情が複雑らしいし。とにかく、吸い込まれるように、京極君は
あのー、すみません、失礼ながら。。。と。その男性に声をかけてみました。
男性は、えっという顔をしました。そりゃあそうでしょう。今の世の中ニコニコ愛想よく
知らない人に寄って来られるなんぞ、ロクな事がありませんもの。物を売りつけられるとか、宗教勧誘とかね。
京極君は若いし、なかなかなので、ホスト勧誘とか。
京極君も、幸せデスー神より金を信じますようーだの適当に、変な宗教をからかっては、あしらいますが。
そんな事は、どーでも良いとして、警戒されたかなぁとも思いましたが、
「あの、すみませんが、あなたは、神楽町の福の神楽園の喫茶店南風のマスターのグーさんの、お父様ですか?」と、思い切って話しかけてしまいました。
「えっお。。。お父さん。。って。。」その人は悲しみあふれ。。。わ。。マズ
なんか、悲しいものに触れたのではないかという表情をその人はしました。。
「す。。。すみません、あの人違いで。。」京極君が言うと、「わたしは。。。子どもは、いないよ。幼い頃に亡くなってしまって。」ともらします。
「ご、ご、ごめんなさい、あのあまりにも僕のアルバイト先の喫茶店のマスターに、そっくりでしたから。。。あ、あのマスターは、二十代前半だから。。あなたの子どもじゃ大きすぎるかな。。。」と、京極君は言いますと、その人は、
「そんな、大きい子じゃないよ。わたしの息子は、3歳で交通事故で亡くなったんだ。。。子どもは。。。十一年前に。。亡くなった。。喫茶店で、働いているんだね、そんなにそっくりなんかな。。。そのマスターは。」
実はこの男性は、コーヒーに未知なる恐怖心と好奇心の表裏一体な不思議な気持ちを持っていました。お酒が飲みたいので、コーヒーが好きなんですが、喫茶店は、ミーハーな気がして、
自分でコーヒー豆を引いて飲んでいるのです。雑多な人混みやお喋りが、喫茶店は苦手。なんだか。。
ミーハーの集いみたいで。
その男性は、過去の記憶がなく気づけば東京。。しかし。
なんだか、昔喫茶店文化というか、喫茶店は、お喋りのたまり場みたいなイメージが漠然とありました。
まさか、名古屋に関するのか。。というか、その男性は、嫌な過去から逃げてきたみたいな
過去を忘れたいという気持ちが潜在的にあると自分の感覚であり、あまり過去を取り戻そうとすることを避けていました。
だから。。。喫茶店もあまり好きじゃないのかも。
珈琲好きの喫茶店嫌い。。いるのかな、ほかにも。そんな人、神様好きの宗教嫌いならたくさんいそうだけど。。。とその男性は思いますが、
しかし、その人懐こい男のこが、喫茶店南風の名刺をその男性に渡しました。
まさか、喫茶店は、嫌いだとは、言えないので、
社交辞令にも、今度行ってみるよ、ありがとう。と、にっこりしました。
あっ。わー、早くしなくちゃ。
「す、すんません、で、でも、マスター、かっこいい人で、俺、尊敬してるんで。ぜひ。お時間ありましたらお立ち寄りいただけましたら嬉しいです。ありがとうございました、じゃあ、」
「あ。。、ああ。」
その男性は、大事そうにその名刺を仕舞いました。
南風に戻ってきた京極君は。。。
「お。やっと来た。。。なんか、遅くない?大事な用事頼んだこっちもだけどさ、」ヤベー。マスター機嫌そこねてるかも。。。
あ。。。京極君は、あの男性に会った事を言おうとした時。。。
「あっ、いらっしゃいませ、そこ、空いてますよ。」マスターがチラッと入り口を見てニッコリしました。常連さま。
ヴィーナスと、シュナ坊と、グリちゃんと、あと、ヴィーナスの祖父母。。。と、言ってもまだ若い感じの。。。と、ヴィーナスのお母さんのお姉さんと、あと、ちっちゃいの、ペット、だな。チワワとウクレレ。。。だっけ、甘いものばっかりで生きているやつね。。。
そうだった、また、こちらの旅行から金星へ帰るって言うんで。その帰りしな、ヴィーナス達の学校が終わりしだいに、立ち寄ります、って話しだった。京極君も、「いらっしゃいませ。どうぞ、ごゆっくりね。今日は、僕が作ったレモンパイです。日替わりスイーツは。」
「ありがとう。あー、そうそう。。。なんか、アマゾネスサンクチュアリであったみたいで、」ルッコラが言います。レモンパイも、だけど、それは、うちらオーダーで、チワワとウクレレが、酸味じゃないクッキーか、ケーキかチョコレートのオーダーを、とも言いながら。。。
すると、「これは、サービスします。」とマスターが、チョコレートのトリュフを、チワワとウクレレにあげました。ぴょんぴょん跳ねまわるので、ヴィーナスが、ウクレレの髪の毛を引っ張ります、
ベリーが、ヴィーナスを叱りました。ペットぼけのベリー。「まあっ、ありがとうございます。
こらっ、ヴィーナス、また、いじめるんだから
ほんとにぃ、やめなさいっ、ヴィーナスああ、そうそう、早朝、私たちは、寝ていてなんか、アマゾネスサンクチュアリであったらしいわね。だから、葉月には今日会えないままチェックアウトしてきたんだけど。大丈夫かしら。アマゾネスサンクチュアリは、通常営業みたいなんだけどね。」
「そうなんですか、でも、閉鎖じゃないなら、そこまで心配することも、大丈夫ですよ、きっと、」と、マスターがいいますと。
「あっ、そうそう、昨日かな、青の洞窟へ行ったんだけどね、」ヴィーナスの祖父ルッコラが言います。ルッコラは、間違いなくお気に入りの珈琲をオーダーしました。ヴィーナスが、たまにここで豆を買い金星へ送っております。
ヴィーナスは、ここで飲むのが大好きです。神楽町小学校へ同居している福ちゃんに初めて連れられてきたときに、神楽町小学校の近所の珈琲の香りにフワフワ誘われて南風に入りそうになりました。
一目惚れというやつ。。
それからすぐに常連さんになりましたが、毎日でも行けるので、わざわざ珈琲豆は買いません。
「あそこ、いいでしょう、青の洞窟ね。」と、珈琲とレモンパイを運んできた京極君が言いますと、
「そうそう、素晴らしいね、そー言えば、あそこでさ、マスターそっくりの男性を見かけたよ。ほんと、そっくり、だけどね、マスターの歳の離れたお兄さんって感じの」
と、ルッコラが言いますので、京極君も慌てて、「そうそう、僕も!!!
それで、それでぼくは、ぼくちょっと時間かかったんですよー、あまりに似ていたからね。
だけど、40歳前後。。。かなぁ。
失礼ですが、南風のマスターさんの関係者さんでは、ってびっくりして話しかけ、」
と、京極君が言えば。。。マスターは、呆然とした顔で、
「そ。。。それ、それ。。オヤジかも。。。しれない。。。」
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2020年03月07日
2020年03月06日
マリッジcelebration151過去はどうにもならないのか?
「ところで。。。俊さんというのは、未だに緋夏さんとご一緒なの」やっと葉月がくちをきいた。
はー。びっくりした。なんというか、緋夏さんがベルモを狙っていた。。。なんて。もしも、緋夏さんがベルモを刺したら、あたしも緋夏さんを殺そうとするだろうか。
と。。。いうか。葉月さんは、変に、ベルモは、いらん事をいうというか。諸刃の剣みたいな事をいう。
そりゃあさ。公の為に、生まれてきたなんていわれたら。。ベルモがいうには、若くして亡くなる魂は、世の中を良くする為にと生まれてきたらしい。なんだかんだの時代の流れで、争いやトラブルはつきものだけれど、
それはそれで、右肩上がりに社会は発展しているようだ。それで、トラブルがあれば気づき学び改善して努力したり今までのやり方を方向転換する。。それでどんどん伸びていくようで。
特に大きな事故や事件や事変で人は学ぶらしい。それは、人類の発展や進歩に必要なものだそうで。、。魂の世界は、死は終わりではないらしいし。
しかし。。。まるまる健康なベルモがそんな話しをしても、じゃあ生きているお前は役立たずだから生きているのか
と、なるし幼くしてお子様を亡くされた親御さまは納得いくまい。。。
葉月は、
あたしより。。。木蓮寺さんの方が、ベルモに危害を加えたら許さないでしょうね。お坊さんとて人間だし。ベルモに、あんたそんな事言って、じゃああんたはなんで。。。元気でこの世にいるわけよ。
亡くなったお子様を抱えた人たちが納得しないでしょう。みたいに、ミリオンが非難したようだ。
ベルモは、わたしはまだまだこの世にやり残した天明使命が山積みだから、あの世へ行くわけには行かないのです。わたしの魂はまだまだ未熟な生まれたてのピヨピヨですから。。。と。。
自分はまだまだ修行中で、卒業するわけにいかないというか、まだまだ卒業できないんです、だと。
そうやって言うベルモにミリオンは、ますますホラホラそーやって自分は、健康で長生きなんだもん。みたいに言って
なんて、ミリオンとベルモのやり取りを思い出した。ミリオンは、リアリスト科学大好き人間。しかし、ベルモは、全てのものには波動があるし、素粒子からできていて、同じ波動のものは引き合うし、ジッとしているもでも全ては回っている、だのなんだのかんだの。。。
わかるようなわからないような。。事を言って、科学にスピリチュアルを結びつけようとすると、ますますミリオンが怒るわけだし。
ま。なんだか、子どもの事を思い出してしまった。。。子ども。。。
緋夏さんは、葉月みたいに身内に子どもを託した。。。
葉月も。。。あの純ちゃんが、緋夏さんに馬乗りになって、ナイフを奪い取り、笑〜やラブにはがいじめにされたから。。。事なきを得たけれど。本気で泣いてわめいて緋夏さんを刺そうとした。環さんが刺されて。。もしかして。。
もしも、環さんが、死んでしまったら、純ちゃんは、緋夏さんを刺して自分も死んでしまいそうな勢いだった。。。だけど、なんだろう、感動した環さんが助かったから言える事だけど。
わたしっておかしいのかな。。あの。。純ちゃんの気持ちに心を打たれた。。というか。
だからすぐに、葉月さんは、環さんと純ちゃんを伴い、月のサナトリウムに急ぎました。あの時は。。なにも考えず。。早く、2人を救わなきゃ。。と。。
で、助かったのは本当にまずは、ひと段落だけど。。。緋夏さんの事は、どうするのか。。
あれこれ思い張り巡らす葉月。。。
あっ、緋夏さんに、
俊さんは、あなたと一緒にいるのですかと、聞いたんだった。。
緋夏さんは、「ええ。。。あれから。。。もう子どもは、諦めました。わたしは母親の資格がないのでしょう。やっぱり。。。子どもには、ご縁がないのでしょう。子どもを不幸にしたり犠牲にしたりしかできないんです。」
母親の資格がないのでしょう。。。という緋夏さんの言葉は、葉月にも響きました。子育てをしなかった葉月。。
「でも。。。純ちゃんは、幸せだし、いい子ですよ。」葉月が言うと、「それは、わたしが育てなかったからです。わたしが育てていたら。。あの子は。。。それに、乱暴者の五郎太の子どもかもしれませんし。」
緋夏さんに似ていて、五郎太にも俊さんにも似ていないのだ、純ちゃんは。
もう、名前でもくっきり書いたように、父親に似た娘がいる。父親は、自分の娘だと安心だけど。。。
別室にて。。。純ちゃんは、一人で。会おうか、でも、だめ。二度と会わない。
会うもんですかあんな女にあってたまるか、と思っていました。
私のお母さんは環お母さんだけ。
どうせ、ろくでもない男。。。か、舞さんから奪った男性の、か。
父親がどちらかわからないと言う、二股も平気でかけられるんだ。恋愛に潔癖な純ちゃんは、嫌な気持ちになりました。子どもを作るというのに、どちらの子とか、誰の子だとかそれが、わからないって言う
そんな感覚で子どもを作るって言うの。
信じられない。私なんか。。生まれなきゃよかったのか。。。
純ちゃんは、一人、司法の福の神、歩水のスマホから、あるアプリを送信されました。
今回の事件と関連した事。。。
実は、緋夏さんは、あなたの弟さん。。。生きていれば11歳ですね。。。その子を3歳のときに亡くされまして。
その轢き逃げ犯人が、環さんのお母さんの峰さんの双子の姉さんの鷹さんという女性で。
峰さんを鷹さんと勘違いされたのです。。
だから、環さんは、峰さんをかばったんです、と歩水は、言って、「これは、その鷹さん。、あなたの祖母様のお姉様ですね。。。鷹さんの魂の告白と。。。なぜ、あなたの祖母様のお姉様の鷹さんが双子であった事が最近初めてわかったのか。。。と言う小梅さんというひとの魂の告白です。。告白というか、懺悔。。ですかね。。。もしも。。。御覧に入れたいならば御覧になってください。強制はしません。」
と、言って、録音が漫画で表すアプリを送信されました。
弟。。。いたんだ。。弟は。。。弟のためなら、人殺しをしようともできたんだ。。。あの人は。。。
あたしは、捨てといて。。。ね。
もういい。。。
そう。あたしのお母さんは、環お母さんしかないのだから。。。
確かに弟が亡くなったのは可哀想だけど。。
弟は、俊さんが父親とはっきりしているので、大切にされてきた。
わたしは否定されたみたいに。。。
純ちゃんは、そのアプリを見ました。峰は環の母親で、父系の純ちゃんには、血の繋がりはありません。だけど、純ちゃんにとって、
環さんが母親なので祖母です。
さて。
神楽町の福の神楽園の神楽小学校の近くの喫茶店南風。。。だいたいのものは、神楽町の東南部マーケット24へ行けばそろいますが、、、
ただ、やっぱり塩だけは。。。プルメリア島の青の洞窟で仕入れています、
南風のアルバイトの京極君は、午後からプルメリア島の青の洞窟へ塩を仕入れに行く事にしました。業者が運んでくるのですが、どうも、ストックがアヤシイようで。。。やっぱりこだわり
というか。。。普通の塩じゃ。。なんかお客様を裏切った気がしてしまうし。人当たりが抜群で、柔軟に見えて。。。
そこがマスターらしいし。マスターのいいところだ、と愛弟子の京極君は思いました。
潮騒と潮の香りが爽やかに抜ける。。。
深呼吸して。。。街ゆく人々。残念ながら、人気スポットで、静寂は感じられないけど、
それだけ愛されているんだから。。。
さ、塩を。。あ、あれっ、
「あれ、」京極君は足を早めました。
あれは。。。。
驚きました。びっくりしたマスターが、なんで、なんでここに。。と思ったのです。。
が。。そのマスターは、20年ほど歳を重ねてダンディに。。えっ、
あれは、もしかして、マスターのお父さんかもしれない。。。
人なつこい京極君は、違ったら違ったで、似てましてって言えばいい。カッコいい人なんで、って言えば気を悪くしないだろう。
別に危ない人の雰囲気もないし、ヤクザな暴力的な雰囲気もないし。。。
京極君は、ご挨拶してみようと、その男性に話しかけてみました。
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と。。。いうか。葉月さんは、変に、ベルモは、いらん事をいうというか。諸刃の剣みたいな事をいう。
そりゃあさ。公の為に、生まれてきたなんていわれたら。。ベルモがいうには、若くして亡くなる魂は、世の中を良くする為にと生まれてきたらしい。なんだかんだの時代の流れで、争いやトラブルはつきものだけれど、
それはそれで、右肩上がりに社会は発展しているようだ。それで、トラブルがあれば気づき学び改善して努力したり今までのやり方を方向転換する。。それでどんどん伸びていくようで。
特に大きな事故や事件や事変で人は学ぶらしい。それは、人類の発展や進歩に必要なものだそうで。、。魂の世界は、死は終わりではないらしいし。
しかし。。。まるまる健康なベルモがそんな話しをしても、じゃあ生きているお前は役立たずだから生きているのか
と、なるし幼くしてお子様を亡くされた親御さまは納得いくまい。。。
葉月は、
あたしより。。。木蓮寺さんの方が、ベルモに危害を加えたら許さないでしょうね。お坊さんとて人間だし。ベルモに、あんたそんな事言って、じゃああんたはなんで。。。元気でこの世にいるわけよ。
亡くなったお子様を抱えた人たちが納得しないでしょう。みたいに、ミリオンが非難したようだ。
ベルモは、わたしはまだまだこの世にやり残した天明使命が山積みだから、あの世へ行くわけには行かないのです。わたしの魂はまだまだ未熟な生まれたてのピヨピヨですから。。。と。。
自分はまだまだ修行中で、卒業するわけにいかないというか、まだまだ卒業できないんです、だと。
そうやって言うベルモにミリオンは、ますますホラホラそーやって自分は、健康で長生きなんだもん。みたいに言って
なんて、ミリオンとベルモのやり取りを思い出した。ミリオンは、リアリスト科学大好き人間。しかし、ベルモは、全てのものには波動があるし、素粒子からできていて、同じ波動のものは引き合うし、ジッとしているもでも全ては回っている、だのなんだのかんだの。。。
わかるようなわからないような。。事を言って、科学にスピリチュアルを結びつけようとすると、ますますミリオンが怒るわけだし。
ま。なんだか、子どもの事を思い出してしまった。。。子ども。。。
緋夏さんは、葉月みたいに身内に子どもを託した。。。
葉月も。。。あの純ちゃんが、緋夏さんに馬乗りになって、ナイフを奪い取り、笑〜やラブにはがいじめにされたから。。。事なきを得たけれど。本気で泣いてわめいて緋夏さんを刺そうとした。環さんが刺されて。。もしかして。。
もしも、環さんが、死んでしまったら、純ちゃんは、緋夏さんを刺して自分も死んでしまいそうな勢いだった。。。だけど、なんだろう、感動した環さんが助かったから言える事だけど。
わたしっておかしいのかな。。あの。。純ちゃんの気持ちに心を打たれた。。というか。
だからすぐに、葉月さんは、環さんと純ちゃんを伴い、月のサナトリウムに急ぎました。あの時は。。なにも考えず。。早く、2人を救わなきゃ。。と。。
で、助かったのは本当にまずは、ひと段落だけど。。。緋夏さんの事は、どうするのか。。
あれこれ思い張り巡らす葉月。。。
あっ、緋夏さんに、
俊さんは、あなたと一緒にいるのですかと、聞いたんだった。。
緋夏さんは、「ええ。。。あれから。。。もう子どもは、諦めました。わたしは母親の資格がないのでしょう。やっぱり。。。子どもには、ご縁がないのでしょう。子どもを不幸にしたり犠牲にしたりしかできないんです。」
母親の資格がないのでしょう。。。という緋夏さんの言葉は、葉月にも響きました。子育てをしなかった葉月。。
「でも。。。純ちゃんは、幸せだし、いい子ですよ。」葉月が言うと、「それは、わたしが育てなかったからです。わたしが育てていたら。。あの子は。。。それに、乱暴者の五郎太の子どもかもしれませんし。」
緋夏さんに似ていて、五郎太にも俊さんにも似ていないのだ、純ちゃんは。
もう、名前でもくっきり書いたように、父親に似た娘がいる。父親は、自分の娘だと安心だけど。。。
別室にて。。。純ちゃんは、一人で。会おうか、でも、だめ。二度と会わない。
会うもんですかあんな女にあってたまるか、と思っていました。
私のお母さんは環お母さんだけ。
どうせ、ろくでもない男。。。か、舞さんから奪った男性の、か。
父親がどちらかわからないと言う、二股も平気でかけられるんだ。恋愛に潔癖な純ちゃんは、嫌な気持ちになりました。子どもを作るというのに、どちらの子とか、誰の子だとかそれが、わからないって言う
そんな感覚で子どもを作るって言うの。
信じられない。私なんか。。生まれなきゃよかったのか。。。
純ちゃんは、一人、司法の福の神、歩水のスマホから、あるアプリを送信されました。
今回の事件と関連した事。。。
実は、緋夏さんは、あなたの弟さん。。。生きていれば11歳ですね。。。その子を3歳のときに亡くされまして。
その轢き逃げ犯人が、環さんのお母さんの峰さんの双子の姉さんの鷹さんという女性で。
峰さんを鷹さんと勘違いされたのです。。
だから、環さんは、峰さんをかばったんです、と歩水は、言って、「これは、その鷹さん。、あなたの祖母様のお姉様ですね。。。鷹さんの魂の告白と。。。なぜ、あなたの祖母様のお姉様の鷹さんが双子であった事が最近初めてわかったのか。。。と言う小梅さんというひとの魂の告白です。。告白というか、懺悔。。ですかね。。。もしも。。。御覧に入れたいならば御覧になってください。強制はしません。」
と、言って、録音が漫画で表すアプリを送信されました。
弟。。。いたんだ。。弟は。。。弟のためなら、人殺しをしようともできたんだ。。。あの人は。。。
あたしは、捨てといて。。。ね。
もういい。。。
そう。あたしのお母さんは、環お母さんしかないのだから。。。
確かに弟が亡くなったのは可哀想だけど。。
弟は、俊さんが父親とはっきりしているので、大切にされてきた。
わたしは否定されたみたいに。。。
純ちゃんは、そのアプリを見ました。峰は環の母親で、父系の純ちゃんには、血の繋がりはありません。だけど、純ちゃんにとって、
環さんが母親なので祖母です。
さて。
神楽町の福の神楽園の神楽小学校の近くの喫茶店南風。。。だいたいのものは、神楽町の東南部マーケット24へ行けばそろいますが、、、
ただ、やっぱり塩だけは。。。プルメリア島の青の洞窟で仕入れています、
南風のアルバイトの京極君は、午後からプルメリア島の青の洞窟へ塩を仕入れに行く事にしました。業者が運んでくるのですが、どうも、ストックがアヤシイようで。。。やっぱりこだわり
というか。。。普通の塩じゃ。。なんかお客様を裏切った気がしてしまうし。人当たりが抜群で、柔軟に見えて。。。
そこがマスターらしいし。マスターのいいところだ、と愛弟子の京極君は思いました。
潮騒と潮の香りが爽やかに抜ける。。。
深呼吸して。。。街ゆく人々。残念ながら、人気スポットで、静寂は感じられないけど、
それだけ愛されているんだから。。。
さ、塩を。。あ、あれっ、
「あれ、」京極君は足を早めました。
あれは。。。。
驚きました。びっくりしたマスターが、なんで、なんでここに。。と思ったのです。。
が。。そのマスターは、20年ほど歳を重ねてダンディに。。えっ、
あれは、もしかして、マスターのお父さんかもしれない。。。
人なつこい京極君は、違ったら違ったで、似てましてって言えばいい。カッコいい人なんで、って言えば気を悪くしないだろう。
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2020年03月05日
マリッジcelebration150授かりもの、預かりもの。。。
翠。。。あきらちゃん
緋夏さんが、アキラという源氏名で働いていた頃、そこのキャバクララグジュアリーの
店長はびっくりしました。あの翠が。。噂だと。。。
五郎太という嫉妬深く暴力的なヒモがついているらしい。。だけど、プライベートな事だから、男性、パートナーのよしわるしは、本人の判断としか言いようがないし。こちらが、あんな男と別れなさい、というのは余計なお世話だし。そこまでプライベートに干渉したら、嫌がられてお店をやめてしまう。。。
そういうプライベートを干渉しないところもこういうお仕事の暗黙の了解なのだから。。
それに、周りには男性の借金のために働かされている子も多い即戦力になるというか、借金を抱えていたり、男のために働くという女の子の方がいたって勤務態度も真面目だし。
お小遣い稼ぎ〜みたいに海外旅行だのブランドものだの。。。自分のため。。という腰掛けみたいな子より真剣だし。。辞められたら痛いし。。
素直なところ、すぐに辞めない、即戦力になる借金のある人、男のために働かなければならない女の子大歓迎で。。。
アキラちゃんも、素直で良いこだけど、男はタチが悪いという本人の話だ。
まぁ、たまに車で送ってくる五郎太は、ニコニコして人当たりが良いし、どこが?暴力的なん?とは、思ったんだけど。。。そういう奴ほど本当に危ないのは、店長も昔グレた原因が、そういう父親だったから、身に染みてわかる事だし、店長も子どもの頃に、そんな父親に暴力を振るわれて、子どもに別れて、とお願いされても別れない母親にも呆れて家出した身だし。
男女の事は2人にしかわからない。
うっすらファンデーションでごまかしているものの、アキラちゃんが殴られたのかもしれない。定かではないけれど。。男性、五郎太は働いていないようだし。
そのアキラちゃんが。他の男性をつれてくると言う。。。どう言う事情か知らないけれど。緊急、急遽で仕事に困っているようで。話だけでも。。。
アキラちゃんが保証人になるから、と言う。キャバクララグジュアリーのフェネックの店長は、元ホストです。
どういう経緯かはわからないけど。。。話しを聞いてみるだけ聞いてみよう。ちょうど、黒服も募集しているところだし。。。
緋夏さんは、俊さんを拾った、というか。ちょうどなタイミングで、見つけて、
なんとか、当時のキャバクララグジュアリーで、俊さんも店長に気に入られて、最初は見習い。。。まぁ、俊さんは、女ウケ良さそうだからねー、どちらかというとホストの方が良いでしょう。。
と、言っても、それは本人がよほどやりたくないと難しいかな。。。
そうだ、ダテメガネをかけたなら、雇いましょう。少し地味め、生真面目にでも洗練された感じ。そのままだと、あまり女性ウケしすぎても、お客様から反感買うからねぇ。。。
ダテメガネで、知性的で、感じよく、それから俊さんはいい男だけど、お店の女の子と付き合っちゃいけないからね。女の子は商品だから。。。俊さんの場合は、どちらかと言えば、女の子に手を出されないか心配なんだけど。。。
まぁ、ある程度したら、恋愛営業として。。。お店に女の子を惹きつけるとか、辞められないようにするために、幹部になれば、色恋営業をしてもらうかもしれないけどね。
店長も何人かは、そういう女がいるようで。
俊さんがズキンとしました。トラウマに。。過去の痛み。。。好きになれない女性に。。。って事だよね。お金目当てで、働き手目当てで、恋愛ごっこをして店に基盤になる女をつなぎとめる。。。
内心、俊さんは、幹部とかそれまでには夜の世界から早く足を洗おうと思いました。
女性から強引に。。。とか、
おそらくは、俊さんは、なんらかそれで嫌な思いがあるはず。望まない恋愛を強いられて。。。というか。まぁ。。。だけどとりあえずこれから住むところも仕事も急遽。。
という事で、俊さんは、夜の世界に飛び込み、寮に入り。。。助けてくれた緋夏さんと内緒でお付き合いする事になっていき。。。
最終的に、五郎太に男がいるのか、とバレそうになり、俊とともに遥遠くの星降り街へ逃亡しました。五郎太には、あやしまれない様に、関係を拒まないように、出来るだけ普通に生活していた緋夏は、逃げた時には妊娠していて。。。
どちらの子かわからないし。今は2人の生活でいっぱいいっぱいだから、堕ろすから、という緋夏さんに、ちゃんと産まないと、面倒見るからという俊さん。。。
確かにつくっといてどちらの子かわからないからいらない。。。というのは、けど。。五郎太の子どもならどうしよう
五郎太のことは、俊と付き合っていくうちに緋夏さんの洗脳が解けていきました。
恋愛と宗教は似たようなもの。依存したら地獄。。しかし、緋夏さんは、俊さんに惹かれて付き合っていくうちに、
五郎太への気持ちが覚めたのと、なんて馬鹿な事をしていたんだ、わたしは、と我に帰ります。わたしはおかしかったんだ。
急に五郎太が恐ろしくなりました。
そんなおり、五郎太が喧嘩して、暴力沙汰を起こして逮捕されました。その隙に逃げました。キャバクララグジュアリーの店長には悪いけど、ツケや借金もお店にしていないし。
東京から遥遠くの星降り街へ逃亡しました。
そして。。。出産したけれど、やっぱりわたしにはこの子を育てる事ができない。もしかして、あの男の子供ならば。。
このままじゃ、わたしはこの子を殺してしまうわ。。。助けて。。
それに、最後、お母さんとお姉さんに会っておきたい。。。
俊も、緋夏さんが育児ノイローゼとトラウマに苦しむのをみて。、仕事があるので育児の手伝いに限界がありますし。。。
それまで、ポツリぽつりと姉の環に電話する事があった緋夏さんは、環さんが、外国に行っていない、環さんが家にいる日付けと時間を聞き出して。。。東京の環に会い、純ちゃんを環さんに託しました。
この子をお願いします。名前は、純、女の子、3月5日生まれ。
突然。。。純ちゃんを渡された環さんと、喜美さん。。。
しかし。。緋夏さんには、育てられない事情があるんだ。この子を露頭に迷わすわけにはいかないし、緋夏さんの子どもなら。。。
環さんには、渡海という三歳になる男の子がいましたが、男の子ですし、なにより環さんの実家は裕福で、環の父親ジローもまだ働いていますし、環と結婚し、入り婿になった邦彦は、環と学生時代からのお付き合いで、優秀な学歴のエリートビジネスマンです。
環は海外へよく行きますが、海外で妊娠に気づかない環が産んだ子どもとして純ちゃんは、育てられました。
環さんは、渡海と純ちゃんの年子のケイトが2人とも男の子でしたし、緋夏さんには冷たい祖母の志乃でしたが、純ちゃんには意外にも優しくて。。。
しかし。。。純ちゃんを環さんに託してから、緋夏さんは、環さんに無言電話しかしてこなくなり。。。
環さんは、
純ちゃんを不憫に思うのと、既に自分の娘みたいに育ててきました。。。預かりものは、授かりもの、に。
もしも、緋夏さんが、もっと純ちゃんを配慮していたら、純ちゃんには、早めに本当のお母さんの事を知らせていたかもしれません。知らせるタイミングもつかめないままに。。。
つい、先日純ちゃんが衝撃の事実を知りました。
可哀想に。。。恋愛はだめになり。子どもを捨て、彼氏のお母さんから男を取り上げ。。、
緋夏さんは、わたしは最低な女です。あれから、、、十一年ぐらい前に、確実に俊との子どもを授かりましたが。。。
その子も3歳でひき逃げでなくなりました。目を離したわたしにも責任があります。わたしは、わたしの周りを不幸にするのは、わたしの業の深さなのでしょう。
幼き子どもを亡くした親御さまへ。。。という木蓮寺の。。。大福様というお坊様が、幼くして亡くなった子は、早くあの世を卒業し、世間に気づきを与えられる徳の高い魂を持って生まれてこられました。。。自分が、社会を良くされようと、この世に生まれました
と、コミニュケーションサイトの動画でおっしゃっていて。。。
ごめんなさい。。。あの大福様は、ここにいる葉月さんのお子様でしたね、4歳の自分は生きているくせに、許せないと。。。。刃物を持って木蓮寺に乗り込んだ事がありましたが。。。
しかし。木蓮寺で、お母さんやめて、お母さん、僕はお大福様の言うとうりなんだよ。
悲しませてごめんなさい。でも、僕はもっと、この世が明るく幸せであって欲しいんだ、と。
そんな声が聞こえて。。コウちゃん、コウちゃんだ。。。息子だ、と我にかえったのです。
もしも、わたしが、それこそ、お大福様を刺せば、わたしも、他人様の子どもを殺して
息子の
コウに絶対許してもらえないでしょう。
葉月も黙って聞いていました、魂がどうだのこうだの、魂に役割がある、だのベルモがよくそういう話をしてくるけど。。。あの子。。。狙われていたのね。。。というか。。やっぱりあの子
なんだかんだで、守護しているものが強いのかしら。、。
純ちゃんは、もしかして五郎太の子どもかもしれないけれど。。五郎太は、あれから緋夏さんを追ってこなかった。。というか、
追ってくる手間なら、また、うまく女性を騙して。。。今頃生活しているのかしら。。。
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2020年03月04日
マリッジcelebration149優しくて残酷な追憶。。。
月のサナトリウム、ウォーターサプライの
病室と言っても、そこはドラマのセットの様な空間でした。701号室には、環さん、葉月、司法の福の神歩水がいまして、
緋夏さんにとっては、
いちおう話しやすい空間をなしていました。
俊は。。。異母姉妹の舞さんと夫婦だった。
緋夏さんは、旦那さんまで。。。舞さんから取ってしまったのか。。。お父さんの件は、小さな頃にずいぶんと罪悪感にさいなまれていたようです。
しかし。。。舞さんは、結局は父親ジローの子どもではなく名古屋の峰さんの現在の再婚相手の子どもであり、峰さんにとっても、望む離婚だった。。。という事で肩の荷がおりました。
母親と自分が、峰さんや舞さんを放り出したんじゃなかった。。。
緋夏さんは、俊さんについてのいきさつを語り始めます。
「俊は。。。。20年と少し前に、家出して私が夜の街で働いている時に知り合ったの。私はキャバ嬢で。。。その時わたしは、悪いヒモがいて。。働いたお金のほとんどを。。。」
当時
緋夏は家出したけれど、東京の夜の街に住んでいました。緋夏の放浪癖、家出はもう常連になっていましたし、ハタチを過ぎてますし。どこか、受け入れてくれる存在の喜美さんや環さんがいたので、
それほど遠くに家出しなかった甘えもあるかもしれません。
緋夏さんは、
たまに、ふらっと家に帰ってきて、
母親の喜美さんや、異母姉の環さんに会いたいと思いやってきますが、やはり、祖母の志乃がいる事で居心地が悪いのです。あれは、ヒモの五郎太が、ちょうど故郷に帰っていた時、五郎太が九州の実家に帰っていたので、
一週間ぐらいは、気が軽い気持ちで。このまま逃げてしまおうかなかとも思ったりして。。
そんな
ある日、ある出勤日の夕方、緋夏さんは、お店へ行こうと、お店紹介の美容院から出た時に
人通りのあまりない路地に入って近道をしようとしたところ。。。。
ええっ。。誰か、誰か倒れてる。。。
どうも、自分とおんなじハリネズミのようだけれど。。。緋夏さんは、その人に話しかけてみました。
もしもし、もしもし、あの、すみません、大丈夫ですか。。。救急車を呼ぼうかな、と救急車、呼びますかと、その人に話しかけてみると。。。
「あ。。。だ、大丈夫、ですから、。」その人は起き上がりました。
ええっ
それにしても。。なんとまぁ。いい男でしょうかヒモ男の五郎太も。。、いい男の方で、それもあり緋夏さんは、別れられないというのもありましたけれど。
この人を見れば、五郎太なんか、かすんでしまいます。。。
緋夏さんは、びっくりしました。
「あの。。。あなたは」きっと同い年ぐらいかな、二十代前半。。。若い。。。
「しゅん。。。です。。しゅん。。あとは。。あとは、それぐらいしかわからなくて。。」
「えっ」その人は、しゅんという名前だけしかわからなくて、という。記憶喪失どこからきたのか、なにをしているのか、わからなくて。。
で、パニックと空腹感で倒れていたようです。
どうしよう、救急車お店がある。。。お店の時間が迫っているけど、このままにしてはおけない。
空腹で。。。という事で、とりあえず緋夏さんは、しゅんと名乗るその男性をファーストフードに連れて行きました。
それぐらいの時間ならあるからね。
食べられないものとか、アレルギーは大丈夫と聞いたら、大丈夫だと思うと言うので、
ポテトとシェイクとハンバーガーを買うと、
しゅんに食べさせました。しゅんは美味しそうにぺろっと全部食べてしまいます。
「記憶喪失なの??名前だけ、覚えているの、しゅん、は、どんな字を書くの?」
「多分、俊。トシって読むやつ。。。あとは、覚えてない。。。なんだか、生活が嫌になって。。そんな感じがする。。。」
緋夏さんは、ともかく、そうだ、いま、夜の店はボーイを募集してたっけ。黒服なら、この人かっこいいし、それに、家出人ならば、黒服なら、住み込みでも働ける。。。
いくあてはあるのと、緋夏さんが聞くと、全然なく、これからどうしようと言っているので、緋夏さんは、簡単に自分の事を説明して、キャバクラの
黒服はどうか、わたしはキャバ嬢で、これからお仕事で、もしもその気があるなら今から電話してあげる。。。
黒服も、お店の女の子も、事情がある人も多いし、働くなら寮があるし。。。と。
緋夏さんが話していますが、環さんが、「そう言えば、俊さんは、仕事で東京に出張に行くと言ったきり居なくなったみたいに言ってた。。。」なんらかで。。。
環さんは、それから無言なものの心中は、
名前だけ覚えていて記憶喪失になったのか。。それとも。。
記憶喪失になったふりをして。。名古屋の生活から逃げたのか。。。十代で子どもができて結婚、2人目が生まれたばかり、舞さんと俊さんはハタチぐらいだったと聞くし。。。
舞さんの口ぶりだと、どうも舞さんが強引に俊さんを手に入れたような気がしないでもない。それが。。。もしかして、俊さんには重過ぎたのか。まだ、ハタチ、一緒になった頃は十代。やり直しがきくし。そんな若さで。。女性に勝手にレールを敷かれるというか、将来を決められてしまうなんて。
緋夏さんは、今は実家の九州に帰っているけど事実婚みたいな旦那の五郎太がいるから、それに知り合ってまもない男性を家に入れるわけにはいかないし。
でも、急遽行き場に困っているなら、黒服をやったらどうか、なんて提案した緋夏さん。。既にもう、この時緋夏さんは、俊さんに心惹かれていたようです。
でも、五郎太に情がないわけではなかった。殴られたり貢がされているうちに、時間や労力を与えてきたので、さっぱり別れればいいものを、どこか感覚が麻痺しているのかもしれないし、
サッと切り替えをしたり手放すのも怖い。五郎太と別れる事は、職場も住居も何もかも手放さなくてはならないし、
緋夏さんは、
実家に戻るのもはばかれました。意地もありましたし、なにより祖母の志乃が君臨している。
父親のジローは志乃の機嫌を取るマザコンだし。母親の喜美は、家柄の良い父親の実家への遠慮があるし。本当に実家に知られたくないので、五郎太には実家は教えていないし。
もしも、なんらかあり、あの暴力男が、実家に押しかけて来たら大変です。。。
俊の事で、出勤前に店長に緋夏さんは連絡を取りました。
「翠ちゃん、」翠と書いてアキラと読む。
アキラ、は、緋夏の源氏名でした。緋夏さんは出勤前に店長に一本連絡を入れて。。。
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2020年03月03日
マリッジcelebration148もう。。。娘とは呼べないものの。。。
さ、こちらへ。。。月のサナトリウム。ウォーターサプライへ着いた司法の福の神歩水と
連れて来られた緋夏さん。。清潔感は共通しているもののアマゾネスサンクチュアリィとは正反対の、
機能的というか、近未来都市的なクールな感じの雰囲気で、アマゾネスサンクチュアリィが動ならこちらは静。。。アマゾネスサンクチュアリィが、暖なら、こちらが寒。。良い意味での真反対な魅力にあふれていました。
月のステーションという感じもします。中庭に無人でお迎えに来たUFOが降り立つと。。。
「こちらでございます。」月色の宇宙人、どうも月光族というらしく、ここのウォーターサプライは、メインでこの月光族のスタッフ達が働いています。サブメインでは、ウサギも働いているようですが、
もちろん他の種族たちも働いています。この月のサナトリウムは、全域に空気があるので、地球からも、患者が、緊急搬送される場合があります。
オーナーは葉月でしたが、いまは、地球、プルメリア島のアマゾネスサンクチュアリィが主軸というか、本拠地がそこなので、
院長先生のムーンキングダムが雇われオーナー、執事が三日月山。。幹部も月の宇宙人の月光族です。葉月は、月が静寂な感じがするので、月にサナトリウムを建てました。
葉月達金星人は社交的で遊び好きですが、月光族は、穏やかで面倒見が良く真面目ですし。。。
庭園では、患者さんらしき人々が、散策やお喋りを楽しんでいます。
施設内は、主に白。
月光族のスタッフに案内されて、あるルームに。。。701
月光族のスタッフがノックすると、
ハーイ。。。中から声が聞こえて。。。
キィ扉が開くと。。。それは。。。葉月さんでした。「ご案内ありがとう。さ、歩水さん、緋夏さん、中に入って。。」
葉月がいうと、スタッフは、それじゃあわたしは戻りますから。。。と、戻っていきました。歩水と緋夏さんが、中に入ると。。。
あっ。。。「ね。。。ね、姉さん、環姉さん、環。。」「緋夏さん。。。」
顔色が良くなった環さんがベッドにいました。緋夏さんは、環さんを見ると駆け寄り、環さんも緋夏さんも抱き合って。。
良かったー、姉さん、姉さん、ごめんなさい、
ごめんなさい。緋夏さん、緋夏さん元気そうだわ。。。
もう1人の妹の舞さんがきっと嫉妬するでしょう。故意じゃないとは言え、、、環を刺してしまった緋夏。。しかし、言葉にならないほどの姉妹の絆。。
純ちゃんは、ちょっとすぐには会えないから。。と、緋夏さんが来ることを葉月が言うといまは会えないから。。と、別の部屋に移りました。
「ごめんなさい、ごめんなさい。。わたしは、環姉さんどころか、環姉さんの大事なお母さんや、娘の純まで傷つけて」周りの人を不幸にする。
緋夏さんは、
はじまりは、わたしとお母さんの喜美が、連れご再婚してお父さんのところへ。。。
連れご再婚なんて言っても、ジローお父さんの子どもで、同じくジローお父さんの子どもの
舞さんを追い出して、舞さんから、環姉さんを取ったみたいで。嫌になるぐらいの身勝手さ。。だわ。
環さんは、「でもね。。。本当はそうじゃなくって、私の母親の峰さんは、名古屋のいまの旦那様を愛していたし。。。舞さんは、名古屋の旦那様の娘。。みたいだわよ。。戻るべき場所にみんな戻っていったのよ。」
そう、その証拠に、母親の峰さんは、高額な生命保険を、志乃おばあちゃんに掛けたのよ。それで、受け取りを喜美さんに。。。
若いころ、お父さんと喜美さんがお付き合いしていて、だけど、峰さんが横取りして、やっぱり上手くいかなくて。。峰さんは、名古屋の地元の元恋人と想いあって、舞さんが産まれたの。恋人を諦めきれなかったみたい。
志乃おばあちゃんが、喜美さんとの結婚を反対していたから、名古屋のお嬢さんの峰さんの結婚を歓迎したけど、結局、峰さんは気性が激しくて
志乃おばあちゃんと衝突してばかり。だから、おっとりとした喜美さんを受け入れて。。
それでのちのちの事を考えて、峰さんは、君さんへ慰謝料として、志乃おばあちゃんに生命保険を掛けたのよ。。。
環さんの言葉に、緋夏さんは、「怖い。。」しかし、環さんは、「怖い。。じゃなくて、、峰さんは、東京の初婚のジローお父さんを、うわべの条件だけで選んで、結局好きにはなれなくて。。。ずーっと。。、名古屋の旦那さんの事を考えていた。。。のよ。喜美さんからジローお父さんを奪った形になってしまって。。。峰さんは、彼氏を奪いとっても何にも言ってこない喜美さんに
拍子抜けした、というか。ジローお父さんが好きになるなら、峰さんみたいな気性が激しくて勝気な女より、おっとりしたタイプなんだろう。あたしに怒鳴り込んで来なかっただけでもわかるわ。。。
どうせ、志乃がマンマとこき使うに違いないわ。と、自分の非とともに、志乃を影でやっつけておくことも考えた。
峰さんは、もともと愛かお金か。なんて聞く奴は馬鹿そんなん両方ともないと幸せになれないに決まってるし、両天秤で比較できる対称じゃあるまいし。。次元が違う。。それをどっちか、ってアホか。
愛があるから、金を稼ぐのだし。金のない男はろくでなし。
東京の
ジローは、母さんに言うと10倍返ってくるから我慢してくれと言うのが峰は気に食わないのだ。あちらが10倍なら100倍にして返せばよい、
あちらがネズミならこちらは猫、あちらが猫ならこちらはライオン、それでいいと言う考え。
しかし、おそらく喜美さんは、志乃に は、我慢してしまうのだろう。。だから、峰は峰なりに、お詫びを考えた。トラブルや事故があって、迷惑かけてしまった場合は、お金で済む話ではないかもしれないが、やっぱりお金
誠意の形のひとつ。本妻が愛人に表だって慰謝料を支払うなんておかしいし。。だから、姑の志乃で支払って。。
「そのせいか、母さんは、一切喜美さんや緋夏さんの悪口は言わなかったわよ。あの人なりに、父さんを本当の愛し合う恋人から奪って申し訳なかった。。と反省したのでしょうね。」環さんが言いました。
「大丈夫なの、あたし、あたし、とんでもないことを、環姉さんを傷つけてそんな峰さんを、、峰さんの双子の姉さんと勘違いして。。狙って。。許してもらえないわ。」
「双子姉さん」環が聞くので、大筋、緋夏さんは、鷹さんという峰さんの双子の姉さんが、
産まれた時に騙されて連れ去られていた、と話しました。司法の福の神の歩水が、プルメリア警察署から送られてきた、
ベルモに鷹さんがのりうつって、喋っている録音をわかりやすく漫画に変換するスマホのアプリを、環さんと緋夏さんに見せました。
悲しい女性、鷹さんのストーリー。。かと、言って。。
轢き逃げは許されない事です。どうして生きているうちに、自首して謝罪をしてくれなかったんだろう。
もう。。。可愛い盛りの息子だったコウは戻って来ない。。
死んでいるなんて、ルール違反。。復讐することもできない憤りの持っていきどころがない。
でも。。。娘の純ちゃんをないがしろにして捨てたバチかもしれないとも思った
純ちゃんは、優しい子に育ったというか、環さんが大事に育ててくれたことがわかりました。環さんを間違って刺した時に、純ちゃんを捨てた緋夏さんは、本気で殺されるところだったのです。産みの母親でありましょうが、
環さんを殺してしまえば、緋夏さんは、純ちゃんに殺された事でしょう。
純ちゃん。。。純もこの月のサナトリウムに来ていて、環さんへの輸血をしたけれど、緋夏さんとは、会うことができないと辞退したようです。
緋夏さんは、覚悟していました。そう。。。もう、純ちゃんは娘ではないことを。。あの子を散々裏切ってきたことを。
しかし、純ちゃんには、既にお母さん、環さんがいることも。。。それは安心だけれど。
純ちゃんは、どのみち、前の暴力を振るった緋夏さんの旦那の子どもでも、あんな男の血、だと緋夏さんは、受け入れられないし。
愛するいまの旦那の子どもでも、純ちゃんの恋愛が壊れてしまう、
緋夏さんからしたら、
どのみち不幸にしてしまった事は変わらない。
母親の資格なんてないし。あの子の方から会いたいと言ってこない限りは、もう二度と会えないかもしれない。純ちゃんは、多分緋夏さんの顔も見たくないでしょう。
「緋夏さん、それで、俊さんという男性とは、いまも一緒なの」環さんの言葉に緋夏さんはうなづく。。。。
「俊さん。。。あなたの腹違いの姉妹の舞さんの行方不明になった元旦那さんよ。。。あなた達は。。。
いったい。。。」
「え、ええっ、」環のひとことに緋夏は驚愕する。。。
どうして。。。
どうして、緋夏さんは、俊さんと
いまここに舞はいない。。。
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月のステーションという感じもします。中庭に無人でお迎えに来たUFOが降り立つと。。。
「こちらでございます。」月色の宇宙人、どうも月光族というらしく、ここのウォーターサプライは、メインでこの月光族のスタッフ達が働いています。サブメインでは、ウサギも働いているようですが、
もちろん他の種族たちも働いています。この月のサナトリウムは、全域に空気があるので、地球からも、患者が、緊急搬送される場合があります。
オーナーは葉月でしたが、いまは、地球、プルメリア島のアマゾネスサンクチュアリィが主軸というか、本拠地がそこなので、
院長先生のムーンキングダムが雇われオーナー、執事が三日月山。。幹部も月の宇宙人の月光族です。葉月は、月が静寂な感じがするので、月にサナトリウムを建てました。
葉月達金星人は社交的で遊び好きですが、月光族は、穏やかで面倒見が良く真面目ですし。。。
庭園では、患者さんらしき人々が、散策やお喋りを楽しんでいます。
施設内は、主に白。
月光族のスタッフに案内されて、あるルームに。。。701
月光族のスタッフがノックすると、
ハーイ。。。中から声が聞こえて。。。
キィ扉が開くと。。。それは。。。葉月さんでした。「ご案内ありがとう。さ、歩水さん、緋夏さん、中に入って。。」
葉月がいうと、スタッフは、それじゃあわたしは戻りますから。。。と、戻っていきました。歩水と緋夏さんが、中に入ると。。。
あっ。。。「ね。。。ね、姉さん、環姉さん、環。。」「緋夏さん。。。」
顔色が良くなった環さんがベッドにいました。緋夏さんは、環さんを見ると駆け寄り、環さんも緋夏さんも抱き合って。。
良かったー、姉さん、姉さん、ごめんなさい、
ごめんなさい。緋夏さん、緋夏さん元気そうだわ。。。
もう1人の妹の舞さんがきっと嫉妬するでしょう。故意じゃないとは言え、、、環を刺してしまった緋夏。。しかし、言葉にならないほどの姉妹の絆。。
純ちゃんは、ちょっとすぐには会えないから。。と、緋夏さんが来ることを葉月が言うといまは会えないから。。と、別の部屋に移りました。
「ごめんなさい、ごめんなさい。。わたしは、環姉さんどころか、環姉さんの大事なお母さんや、娘の純まで傷つけて」周りの人を不幸にする。
緋夏さんは、
はじまりは、わたしとお母さんの喜美が、連れご再婚してお父さんのところへ。。。
連れご再婚なんて言っても、ジローお父さんの子どもで、同じくジローお父さんの子どもの
舞さんを追い出して、舞さんから、環姉さんを取ったみたいで。嫌になるぐらいの身勝手さ。。だわ。
環さんは、「でもね。。。本当はそうじゃなくって、私の母親の峰さんは、名古屋のいまの旦那様を愛していたし。。。舞さんは、名古屋の旦那様の娘。。みたいだわよ。。戻るべき場所にみんな戻っていったのよ。」
そう、その証拠に、母親の峰さんは、高額な生命保険を、志乃おばあちゃんに掛けたのよ。それで、受け取りを喜美さんに。。。
若いころ、お父さんと喜美さんがお付き合いしていて、だけど、峰さんが横取りして、やっぱり上手くいかなくて。。峰さんは、名古屋の地元の元恋人と想いあって、舞さんが産まれたの。恋人を諦めきれなかったみたい。
志乃おばあちゃんが、喜美さんとの結婚を反対していたから、名古屋のお嬢さんの峰さんの結婚を歓迎したけど、結局、峰さんは気性が激しくて
志乃おばあちゃんと衝突してばかり。だから、おっとりとした喜美さんを受け入れて。。
それでのちのちの事を考えて、峰さんは、君さんへ慰謝料として、志乃おばあちゃんに生命保険を掛けたのよ。。。
環さんの言葉に、緋夏さんは、「怖い。。」しかし、環さんは、「怖い。。じゃなくて、、峰さんは、東京の初婚のジローお父さんを、うわべの条件だけで選んで、結局好きにはなれなくて。。。ずーっと。。、名古屋の旦那さんの事を考えていた。。。のよ。喜美さんからジローお父さんを奪った形になってしまって。。。峰さんは、彼氏を奪いとっても何にも言ってこない喜美さんに
拍子抜けした、というか。ジローお父さんが好きになるなら、峰さんみたいな気性が激しくて勝気な女より、おっとりしたタイプなんだろう。あたしに怒鳴り込んで来なかっただけでもわかるわ。。。
どうせ、志乃がマンマとこき使うに違いないわ。と、自分の非とともに、志乃を影でやっつけておくことも考えた。
峰さんは、もともと愛かお金か。なんて聞く奴は馬鹿そんなん両方ともないと幸せになれないに決まってるし、両天秤で比較できる対称じゃあるまいし。。次元が違う。。それをどっちか、ってアホか。
愛があるから、金を稼ぐのだし。金のない男はろくでなし。
東京の
ジローは、母さんに言うと10倍返ってくるから我慢してくれと言うのが峰は気に食わないのだ。あちらが10倍なら100倍にして返せばよい、
あちらがネズミならこちらは猫、あちらが猫ならこちらはライオン、それでいいと言う考え。
しかし、おそらく喜美さんは、志乃に は、我慢してしまうのだろう。。だから、峰は峰なりに、お詫びを考えた。トラブルや事故があって、迷惑かけてしまった場合は、お金で済む話ではないかもしれないが、やっぱりお金
誠意の形のひとつ。本妻が愛人に表だって慰謝料を支払うなんておかしいし。。だから、姑の志乃で支払って。。
「そのせいか、母さんは、一切喜美さんや緋夏さんの悪口は言わなかったわよ。あの人なりに、父さんを本当の愛し合う恋人から奪って申し訳なかった。。と反省したのでしょうね。」環さんが言いました。
「大丈夫なの、あたし、あたし、とんでもないことを、環姉さんを傷つけてそんな峰さんを、、峰さんの双子の姉さんと勘違いして。。狙って。。許してもらえないわ。」
「双子姉さん」環が聞くので、大筋、緋夏さんは、鷹さんという峰さんの双子の姉さんが、
産まれた時に騙されて連れ去られていた、と話しました。司法の福の神の歩水が、プルメリア警察署から送られてきた、
ベルモに鷹さんがのりうつって、喋っている録音をわかりやすく漫画に変換するスマホのアプリを、環さんと緋夏さんに見せました。
悲しい女性、鷹さんのストーリー。。かと、言って。。
轢き逃げは許されない事です。どうして生きているうちに、自首して謝罪をしてくれなかったんだろう。
もう。。。可愛い盛りの息子だったコウは戻って来ない。。
死んでいるなんて、ルール違反。。復讐することもできない憤りの持っていきどころがない。
でも。。。娘の純ちゃんをないがしろにして捨てたバチかもしれないとも思った
純ちゃんは、優しい子に育ったというか、環さんが大事に育ててくれたことがわかりました。環さんを間違って刺した時に、純ちゃんを捨てた緋夏さんは、本気で殺されるところだったのです。産みの母親でありましょうが、
環さんを殺してしまえば、緋夏さんは、純ちゃんに殺された事でしょう。
純ちゃん。。。純もこの月のサナトリウムに来ていて、環さんへの輸血をしたけれど、緋夏さんとは、会うことができないと辞退したようです。
緋夏さんは、覚悟していました。そう。。。もう、純ちゃんは娘ではないことを。。あの子を散々裏切ってきたことを。
しかし、純ちゃんには、既にお母さん、環さんがいることも。。。それは安心だけれど。
純ちゃんは、どのみち、前の暴力を振るった緋夏さんの旦那の子どもでも、あんな男の血、だと緋夏さんは、受け入れられないし。
愛するいまの旦那の子どもでも、純ちゃんの恋愛が壊れてしまう、
緋夏さんからしたら、
どのみち不幸にしてしまった事は変わらない。
母親の資格なんてないし。あの子の方から会いたいと言ってこない限りは、もう二度と会えないかもしれない。純ちゃんは、多分緋夏さんの顔も見たくないでしょう。
「緋夏さん、それで、俊さんという男性とは、いまも一緒なの」環さんの言葉に緋夏さんはうなづく。。。。
「俊さん。。。あなたの腹違いの姉妹の舞さんの行方不明になった元旦那さんよ。。。あなた達は。。。
いったい。。。」
「え、ええっ、」環のひとことに緋夏は驚愕する。。。
どうして。。。
どうして、緋夏さんは、俊さんと
いまここに舞はいない。。。
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2020年03月02日
マリッジcelebration147失われたミッション。
環さんが、目を覚ました。。。
葉月さんの細胞移植が早急に、で効果があったらしく順調に回復している。
アマゾネスサンクチュアリに連絡がありました。
よ。。良かった、姉さん緋夏さんは滂沱。。しかしながら。。環さんを刺して傷つけ、環さんのお母さんの峰さんを轢き逃げ犯の鷹さんと思い込みで勘違いして狙ったことは確か。。。
以前から何度か。。ターゲット。。ヤクザの元情婦の鷹さんを
狙おう、狙おうと思ったが、足がすくんでやはり実行できない。
時に
鷹さんの近辺をウロウロして
しばらく、そうだ、一年ぐらい前になり、鷹さんの近辺をウロウロしても鷹さんは見つからなかった。。が、ついいましがた、アマゾネスサンクチュアリの庭園にいる鷹さんらしき女性を見かける。運の悪いことに、あの日、
舞や環さんと一緒ではなくて、峰さんだけ。。もしも環さんがその場にいたら、どういう事と話し合いできたのに。。。だから、峰さんを鷹さんと勘違いしました。それもそのハズ。鷹さんは、峰さんの一卵性双生児の姉さんですから。。
そんな事。。。峰も緋夏さんも知るよしもなく。
まさか、鷹さんは自殺したって事はもちろん緋夏さんは知りませんし。轢き逃げしといて。。轢き逃げしといて。。自分は、アマゾネスサンクチュアリのラグジュアリー滞在して。。
と、カーッと頭に血がのぼり、その時ナイフを持っていなかったので、明日の朝からアマゾネスサンクチュアリに張り込み、もしも明日、鷹さんを見かけたら刺す、と決めて。特に理不尽に、犯罪者に子どもを奪われた親は仇討ちをしたいのでしょう。
いままで、狙うに狙って戸惑っていましたが、
今朝ここにきたら最後の決断。。
もし来なければ早く復讐を忘れる。今日、鷹さんの姿を見たら刺す。
大切な人を理不尽に奪われた遺族は。。国が裁く
。死刑より
仇討ちがしたいのが本音でしょう。
悲しい事件を経て。。。緋夏さんは、星降り町から、プルメリア島に引っ越しました。事件の現場の星降り町にいるのは辛いけど、あまり遠くに離れたくもない。遠くに離れず、犯人に復讐しなければ。。。間を取り、プルメリア島に引っ越しました。
ターゲットの鷹さんが判明してからは
虎視眈眈と復讐のチャンスを狙います。
ただ、相手は暴力団の姉さん。先代のお妾さんだったみたいですが、その息子さん当代の親分さんとも、
先代親分が亡くなり内緒で付き合っているらしい。だから、遠目に見かけるのみで、なかなか復讐のチャンスは難しいのですが。。。
しかし。諦めかけたついいま、奴は現れた。。。コウちゃんの仇。。
だが、それは勘違い。どころか、環さんの母親。。峰さんをかばった環さんを刺して
純にも。。。純にも軽蔑されてしまった。
純は。。。あの子は。。。
8年前轢き逃げでコウを亡くして。。もうひとりの、実家に置いてきた娘の純。。。
今更ながら、コウが亡くなったから、純を、なんて、心の支えにできるわけがない。実は。。。純は。。。
純は、今の旦那さんか、以前の暴力を振るう旦那さんの子なのか。。。緋夏さんにはちょうどわからない時期の子どもでした。
今の旦那さんと知り合って、元の旦那さんから逃げてきた。。。
逃げて逃げて。。。遠く離れた星降り町に流れ着いた。。妊娠している事に気づくのですが、逃亡してきたものの。。。
生活を立て直すためにいっぱいいっぱいだし、赤ちゃんには罪がないけれど、もしも、DV男の子どもなら。。。だけど、おろすのは可哀想、わたしの子どもには間違いない。。だけど。。
お腹の子があの暴力男の子どもなら。。。
だけども。。あの子は私に似ていた、どちらの子どもとは言えない。
そう、血液型だってO型だし。。。
昔の旦那、いまの旦那。。。
どちらの子どもでもあり得る。ズルイ私は責任感と母性溢れた環姉さんに。。
純を託した。純がもしも、あのおぞましき暴力男の子どもだと思うと。今でも緋夏さんは、昔の暴力男のフラッシュバックに悩まされて。。
しかし、ある日今の旦那さんとうまく逃げる事ができました。あれから。。。20年近く。
星降り町からプルメリア島。。。
遥か遠くに逃げてきた。。もともと東京で生まれた緋夏さん。物心ついた頃には姉の環さんがいて、どうやら。。。環さんとはお母さんが違うようです。
お父さんのジローは、緋夏さんのお母さんの喜美さんを選びました。大人はいろいろあるようで。複雑な事情が。
緋夏さんと同い年の女の子、環さんの妹がいて、その子は、環さんのお母さんの実家の名古屋に連れていかれた、と。私たちは、環さんのお母さんと、可哀想なわたしと同い年の環さんのもう一人の妹を追い出してしまったのでしょうか。
子どもの頃から。。。祖母の志乃はキツイ性格で、後妻の喜美。。緋夏の母親に、女腹だの、緋夏になんであんたも女なのよ、と、信じられない。自分が女性というのに、父親のジローを生んだ事を鼻にかけて。
でも、環さんは優しい。。だけど、環さんの知らないところで志乃にはいじめられて
緋夏さんは、若い頃、ぐれていた時期があり、家出を繰り返していました。
わたしのせいで、環さんの妹が追い出され、環さんをとったのかも、と。可哀想に思えてきた名古屋の環さんのお母さんと妹。。。
あの人たちも、女腹とか、なんで女なんだ、とかいじめられていたのかもしれない。
緋夏さんは、走馬灯のようにわたくしごとを思い出して、司法の福の神歩水に、純ちゃんの事を話しました。
純ちゃんは。。。あのとき、緋夏さんに、お前が死ねばいい、とかお母さんに何かあったら許さないとか、そして。。。産みの母親の緋夏さんを刺そうとしました。
あのとき、わたしは、殺されたら良かったのに。純ちゃんは、わたしを憎いでしょう。
もしかしたら、あんなとんでもない男の子どもかもしれないし、それならば、怖くていらないとすら思ったし。実際。。。
捨てましたから。積年の恨み、毒親のわたしが殺されても仕方ない。。緋夏さんは思います。
そう。。。もしかして。。。俊、俊の子どもかもしれないよね。。でも。
もしも、俊の子どもなら。。それはそれで、あの子、純ちゃんを傷つける。俊の前の奥さんの。。。息子さんとお付き合いを。。。
どのみち、元旦那の子どもでも、俊の子どもでも純は不幸にしかならない。生まなければ良かったと正直言って
何度か思ったが、自分の子どもとして育てるから、産んでくれと言ったのは俊だし、
純という名前をあの子につけたのは俊。。。
しかし。産まれたら、やっぱりあの子が怖い。逃げてきた元旦那の子どもかも。。。と。
だから。。あのとき、わたしは純に殺されても良かったんだ。
だけど。。。純ちゃんを犯罪者にしたくない。
また、純を不幸に追い込む。わたしは、純を不幸にしかできなかった
純の母親は、環姉さんだし、純から、お母さんを返せとわめかれたし、あんたなんかお母さんじゃないとも泣き叫ばれる。。。
そうだ。。。わたしは、母親の資格なんかない。
司法の福の神歩水は、緋夏さんに、「今から、月のサナトリウムへ行きましょう。環さんは、あなたを犯罪者にしたくないと懇願している様です。」
「で。、、でも、あの、わたしは。。わたしは、環さん姉さんを刺しました。殺人未遂です。」「しかし、あなたには、治外法権がかかっております。被害者からの強い懇願で。。。」
ちょっと、待って。。。幾ら環さんが許そうとも、わたしは。。。私は犯罪者に違いありません。。
しかし、歩水は、そんな緋夏さんを遮るように、「さぁ、お迎えが来ました。さ、乗って、話は月のサナトリウムに着いてからだわ。」
わたしは許されない事をしたのに。環さんが、わたしをかばうなんて。
環さんが許しても、
勘違いで狙った環さんのお母さんの峰さんが許さないだろうし、純もわたしを許さないだろうに。。。
それに。。。嫌よ。特権階級みたいに、悪いことをしておいて。罪を償わずに逃げるなんて。
確かに人殺しはしてはいないけど、しようとしたのは確かだ。。。
コウちゃんを轢き逃げしてあの世へ死に逃げしたあの人みたいに。
コウちゃん。。。。ママはあなたを苦しめた。。あちら側の人と一緒になってしまう。どうぞ、わたしを罰してください、
歩水は緋夏をウォーターサプライ行きのUFOスプラッシュシールドに促しました。
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葉月さんの細胞移植が早急に、で効果があったらしく順調に回復している。
アマゾネスサンクチュアリに連絡がありました。
よ。。良かった、姉さん緋夏さんは滂沱。。しかしながら。。環さんを刺して傷つけ、環さんのお母さんの峰さんを轢き逃げ犯の鷹さんと思い込みで勘違いして狙ったことは確か。。。
以前から何度か。。ターゲット。。ヤクザの元情婦の鷹さんを
狙おう、狙おうと思ったが、足がすくんでやはり実行できない。
時に
鷹さんの近辺をウロウロして
しばらく、そうだ、一年ぐらい前になり、鷹さんの近辺をウロウロしても鷹さんは見つからなかった。。が、ついいましがた、アマゾネスサンクチュアリの庭園にいる鷹さんらしき女性を見かける。運の悪いことに、あの日、
舞や環さんと一緒ではなくて、峰さんだけ。。もしも環さんがその場にいたら、どういう事と話し合いできたのに。。。だから、峰さんを鷹さんと勘違いしました。それもそのハズ。鷹さんは、峰さんの一卵性双生児の姉さんですから。。
そんな事。。。峰も緋夏さんも知るよしもなく。
まさか、鷹さんは自殺したって事はもちろん緋夏さんは知りませんし。轢き逃げしといて。。轢き逃げしといて。。自分は、アマゾネスサンクチュアリのラグジュアリー滞在して。。
と、カーッと頭に血がのぼり、その時ナイフを持っていなかったので、明日の朝からアマゾネスサンクチュアリに張り込み、もしも明日、鷹さんを見かけたら刺す、と決めて。特に理不尽に、犯罪者に子どもを奪われた親は仇討ちをしたいのでしょう。
いままで、狙うに狙って戸惑っていましたが、
今朝ここにきたら最後の決断。。
もし来なければ早く復讐を忘れる。今日、鷹さんの姿を見たら刺す。
大切な人を理不尽に奪われた遺族は。。国が裁く
。死刑より
仇討ちがしたいのが本音でしょう。
悲しい事件を経て。。。緋夏さんは、星降り町から、プルメリア島に引っ越しました。事件の現場の星降り町にいるのは辛いけど、あまり遠くに離れたくもない。遠くに離れず、犯人に復讐しなければ。。。間を取り、プルメリア島に引っ越しました。
ターゲットの鷹さんが判明してからは
虎視眈眈と復讐のチャンスを狙います。
ただ、相手は暴力団の姉さん。先代のお妾さんだったみたいですが、その息子さん当代の親分さんとも、
先代親分が亡くなり内緒で付き合っているらしい。だから、遠目に見かけるのみで、なかなか復讐のチャンスは難しいのですが。。。
しかし。諦めかけたついいま、奴は現れた。。。コウちゃんの仇。。
だが、それは勘違い。どころか、環さんの母親。。峰さんをかばった環さんを刺して
純にも。。。純にも軽蔑されてしまった。
純は。。。あの子は。。。
8年前轢き逃げでコウを亡くして。。もうひとりの、実家に置いてきた娘の純。。。
今更ながら、コウが亡くなったから、純を、なんて、心の支えにできるわけがない。実は。。。純は。。。
純は、今の旦那さんか、以前の暴力を振るう旦那さんの子なのか。。。緋夏さんにはちょうどわからない時期の子どもでした。
今の旦那さんと知り合って、元の旦那さんから逃げてきた。。。
逃げて逃げて。。。遠く離れた星降り町に流れ着いた。。妊娠している事に気づくのですが、逃亡してきたものの。。。
生活を立て直すためにいっぱいいっぱいだし、赤ちゃんには罪がないけれど、もしも、DV男の子どもなら。。。だけど、おろすのは可哀想、わたしの子どもには間違いない。。だけど。。
お腹の子があの暴力男の子どもなら。。。
だけども。。あの子は私に似ていた、どちらの子どもとは言えない。
そう、血液型だってO型だし。。。
昔の旦那、いまの旦那。。。
どちらの子どもでもあり得る。ズルイ私は責任感と母性溢れた環姉さんに。。
純を託した。純がもしも、あのおぞましき暴力男の子どもだと思うと。今でも緋夏さんは、昔の暴力男のフラッシュバックに悩まされて。。
しかし、ある日今の旦那さんとうまく逃げる事ができました。あれから。。。20年近く。
星降り町からプルメリア島。。。
遥か遠くに逃げてきた。。もともと東京で生まれた緋夏さん。物心ついた頃には姉の環さんがいて、どうやら。。。環さんとはお母さんが違うようです。
お父さんのジローは、緋夏さんのお母さんの喜美さんを選びました。大人はいろいろあるようで。複雑な事情が。
緋夏さんと同い年の女の子、環さんの妹がいて、その子は、環さんのお母さんの実家の名古屋に連れていかれた、と。私たちは、環さんのお母さんと、可哀想なわたしと同い年の環さんのもう一人の妹を追い出してしまったのでしょうか。
子どもの頃から。。。祖母の志乃はキツイ性格で、後妻の喜美。。緋夏の母親に、女腹だの、緋夏になんであんたも女なのよ、と、信じられない。自分が女性というのに、父親のジローを生んだ事を鼻にかけて。
でも、環さんは優しい。。だけど、環さんの知らないところで志乃にはいじめられて
緋夏さんは、若い頃、ぐれていた時期があり、家出を繰り返していました。
わたしのせいで、環さんの妹が追い出され、環さんをとったのかも、と。可哀想に思えてきた名古屋の環さんのお母さんと妹。。。
あの人たちも、女腹とか、なんで女なんだ、とかいじめられていたのかもしれない。
緋夏さんは、走馬灯のようにわたくしごとを思い出して、司法の福の神歩水に、純ちゃんの事を話しました。
純ちゃんは。。。あのとき、緋夏さんに、お前が死ねばいい、とかお母さんに何かあったら許さないとか、そして。。。産みの母親の緋夏さんを刺そうとしました。
あのとき、わたしは、殺されたら良かったのに。純ちゃんは、わたしを憎いでしょう。
もしかしたら、あんなとんでもない男の子どもかもしれないし、それならば、怖くていらないとすら思ったし。実際。。。
捨てましたから。積年の恨み、毒親のわたしが殺されても仕方ない。。緋夏さんは思います。
そう。。。もしかして。。。俊、俊の子どもかもしれないよね。。でも。
もしも、俊の子どもなら。。それはそれで、あの子、純ちゃんを傷つける。俊の前の奥さんの。。。息子さんとお付き合いを。。。
どのみち、元旦那の子どもでも、俊の子どもでも純は不幸にしかならない。生まなければ良かったと正直言って
何度か思ったが、自分の子どもとして育てるから、産んでくれと言ったのは俊だし、
純という名前をあの子につけたのは俊。。。
しかし。産まれたら、やっぱりあの子が怖い。逃げてきた元旦那の子どもかも。。。と。
だから。。あのとき、わたしは純に殺されても良かったんだ。
だけど。。。純ちゃんを犯罪者にしたくない。
また、純を不幸に追い込む。わたしは、純を不幸にしかできなかった
純の母親は、環姉さんだし、純から、お母さんを返せとわめかれたし、あんたなんかお母さんじゃないとも泣き叫ばれる。。。
そうだ。。。わたしは、母親の資格なんかない。
司法の福の神歩水は、緋夏さんに、「今から、月のサナトリウムへ行きましょう。環さんは、あなたを犯罪者にしたくないと懇願している様です。」
「で。、、でも、あの、わたしは。。わたしは、環さん姉さんを刺しました。殺人未遂です。」「しかし、あなたには、治外法権がかかっております。被害者からの強い懇願で。。。」
ちょっと、待って。。。幾ら環さんが許そうとも、わたしは。。。私は犯罪者に違いありません。。
しかし、歩水は、そんな緋夏さんを遮るように、「さぁ、お迎えが来ました。さ、乗って、話は月のサナトリウムに着いてからだわ。」
わたしは許されない事をしたのに。環さんが、わたしをかばうなんて。
環さんが許しても、
勘違いで狙った環さんのお母さんの峰さんが許さないだろうし、純もわたしを許さないだろうに。。。
それに。。。嫌よ。特権階級みたいに、悪いことをしておいて。罪を償わずに逃げるなんて。
確かに人殺しはしてはいないけど、しようとしたのは確かだ。。。
コウちゃんを轢き逃げしてあの世へ死に逃げしたあの人みたいに。
コウちゃん。。。。ママはあなたを苦しめた。。あちら側の人と一緒になってしまう。どうぞ、わたしを罰してください、
歩水は緋夏をウォーターサプライ行きのUFOスプラッシュシールドに促しました。
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2020年03月01日
マリッジcelebration146取り戻せぬかけがえのないあなたに。。。
「目を覚まされましたね。。。緋夏さん。。。」
「わ。。。わたし。。。」ガクガクガクガク。。。ブルブル。。。
「ね。。。姉さんは。。。環姉さんは。。」
「手術中です。。」
司法の福の神の歩水が言います。お部屋には歩水と緋夏さんだけ、です。歩水は続けざまに
「あなたは、峰さんを環さんのお母さんとご存知でしたか?」
「いいえ。。とんでもない。わたしは。。。わたしは、てっきり。。てっきり。。峰さんを。。。犯人だと。。」
「犯人?だと?」
「ええ。。。わたしの。。。」
「緋夏さん、緋夏さんは、錦組の姉さんの鷹さんを。。。峰さんと間違えたのですね。」
「ええ。。あまりに。。そっくりで。。なにがなんだか。。あの。。」
「それも、そうですね、だって峰さんは、錦組の姐御さん、鷹さんの双子の妹で、おそらくは、一卵性双生児かと思われます。。」
「え、ええっ」あ。。。あの人が、環姉さんのお母さんの双子の姉。。ですって。。
「そう。そうよ。。。それに、その緋夏さんはおなくなりになられてるわよ。」
ええっ。
歩水は。。。「一年前ぐらいに、自殺してしまわれたのよ。。。」「じ、自殺う。。。う、ええっ。。嘘だ。。なんでっ、なんで。。なんで?。。自主してくれなかったのー、」
緋夏さんは、その場に崩れ落ちました。
そんな事知っていたら。。当たり前だけど、間違って峰さんを狙わないし、環姉さんだって。。。
しばらくして。。。緋夏さんが落ち着いたのをみると、歩水は、「自首?自首ですか。。。あなたは、いったい。。鷹さんとの関係性は??。」
緋夏さんは言いました。
「最愛の息子を亡くしました。。。轢き逃げです。。。星降り町で8年前に。。。
外車。。。わたしは車に詳しくないのですが、息子が轢き逃げされ。。。わたしが、わたしが殺したようなものです。目を離したすきに、
玄関の鍵をかけ忘れて、友達と電話している時に。。。表で息子の悲鳴と。。。駆けつけて。。走り去る。。。黒い。。あれは、多分外車でしょう。。しかもかなりの高級車。。。息も絶え絶えの息子は。。。」
しっかりして、しっかりして。。コウちゃん、コウちゃん。。。息子のコウは、その時3歳。。可愛い盛りでした、
わたしは、虫の息の息子に、誰が、誰が、誰がコウちゃんを痛い痛いしたのと聞きました。。。」
オトコの人しかし、息子のコウは、反応しない、救急車がやってきて、急いでコウは、運ばれて、
母親の緋夏も乗り込む。。女の人なのねそれに、コウは、うん、とうなずきました。。。女の人。。
すると、コウが、「おばあちゃん。。。」とだけ言って。。その、おばあちゃん、というのが最後のコウの言葉になりました。
お。。。おばあちゃん、おばあちゃんですって
高齢者の運転。。。緋夏さんに怒りが湧いてきました。高級車を所持しているという事は、金銭的に余裕がある。。どうせ、アクセルとブレーキを間違ってとか、ろくろく自分のこともままならない癖に、
金銭的に余裕があるのだろうに、タクシーを使えば良いか、若いものに運転を頼めばよかろうに。。。許せない
なんで、なんで、老い先短い老人の勝手でこれから先の長い人生と幸せを奪われなければならないのそんな運転しかできないくせに、なんでいつまでもダラダラ運転するの
田舎の集落や山の中じゃあるまいし、昼間電車やバスやタクシー交通網も進行形の時間帯で。。。
残念ながら、お昼過ぎ、人々はひと段落つき落ち着いた時間たいで、事故の目撃者がいなかった。。。手術のかいなく。。。コウちゃんは亡くなった、享年3歳。なんのためにあの子は生まれてきたのだろう。
親を悲しませる為に生まれてきたわけじゃない、これから先の幸せや未来を。。。
警察によりますと、証拠品が見つからず。。多分車に細工でもしているかもしれない。事故った時に。。。証拠を残さないようにしている可能性がある。。。
黒の外車、高級車、車種は詳しく無いけれど。。そんな感じだった。。。
警察も、コウが最後におばあちゃん、と言った、という事で高級車持ちの富裕層を当たる事にしたそうだが、緋夏さんは嫌な予感がしました、
富裕層。。。もしかして、上級国民かも、上級国民なら、関係者が事件を握りつぶしてお咎めなしの可能性が出てくる
あたしの可愛いコウちゃんは死んでしまったと言うのに、棺桶に片足を突っ込んだような老人が。。。許せない、なんで長生きするのよ、そんな奴は長生きせずに、サッサと早く死ねば良かったのよ。。。
死ねば本人だって有終の美で、いい人は早く死ぬでたつ鳥跡を濁さなかったでしょうに。
何人か、星降り町の近辺にて、高級車持ちの富裕層の高齢者女性があがったのだけれど、念のために、海を渡るけど、近くのプルメリア島も調査されましたが、木蓮寺の濃紫さんは、マイバッハを既に2年ぐらい前に売却しているし、
息子夫婦に90歳の時に免許を取り上げられたそうだ。運転免許なんて年齢制限なんかないから、自称自信があり、自称ボケてないなんて言ってもわかったもんじゃない。自損で自分だけ、なら自業自得で家族が悲しむだけだけれど、傲りで他人様の人生や幸せや未来を奪う可能性がある。
それもそうだと思い、老いてはそこは息子夫婦に従ったそうだ。。。交通の便が悪い山の中とか、僻地ならともかくとして、高齢者は責任を持って免許証を返却せよ、と、緋夏さんは車を運転しないけどそう思う。。。社会で生活を送るがゆえに、自分は大事なのは当たり前と同時にも、他人様への配慮を忘れてはならないのだ。
緋夏さんは、自分で犯人を見つけることにしました。
すると。。。事故から数年が経った頃に。。
自分が所持しているわけではないものの。。とあるハリネズミの女性が、星降り町の隣の月待市。。。錦組の先代組長の愛人のハリネズミが、時々、先代の本妻の息子さんで現在では組長の車をたまに借りて乗っているのを見たことがある。。。と言う証言がありました。
どうもその愛人のハリネズミは、六十代で、十数年前に旦那の組長が亡くなり、後を継いだ組長息子とも付き合っていたツワモノらしく。
親子は女性の好みが似通うというか。。なんというか。。しかし。。。コウが亡くなった後に、その現在の組長が車をすぐに手放したらしい。。。
コウが亡くなった時に、女、おばあちゃんまでは証言の確認ができましたが、種族までは。。
意識が混濁して応えられる状況ではありませんでした。
鷹という女性は、先代組長が亡くなった後も、現在の組長が面倒をみていたらしい。。
現在の組長とは、おそらくは相思相愛。。だけど、亡くなった父親の愛人の鷹を愛人にする事はいくらなんでもできない。
内緒で鷹と現在の組長は付き合っていたらしい。。。
許せない。。。
しかし、その鷹さんは、現在の組長が癌でなくなり。。昨年自殺していたのです。轢き逃げ事件の自責の念からの自殺か、それとも。。。愛する人を失ったからか。。。
遺書もなく、それは本人の胸の中に抱えたまま。。。
そして。。。月のサナトリウムウォーターサプライの葉月さんから連絡が入る。。。
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「ね。。。姉さんは。。。環姉さんは。。」
「手術中です。。」
司法の福の神の歩水が言います。お部屋には歩水と緋夏さんだけ、です。歩水は続けざまに
「あなたは、峰さんを環さんのお母さんとご存知でしたか?」
「いいえ。。とんでもない。わたしは。。。わたしは、てっきり。。てっきり。。峰さんを。。。犯人だと。。」
「犯人?だと?」
「ええ。。。わたしの。。。」
「緋夏さん、緋夏さんは、錦組の姉さんの鷹さんを。。。峰さんと間違えたのですね。」
「ええ。。あまりに。。そっくりで。。なにがなんだか。。あの。。」
「それも、そうですね、だって峰さんは、錦組の姐御さん、鷹さんの双子の妹で、おそらくは、一卵性双生児かと思われます。。」
「え、ええっ」あ。。。あの人が、環姉さんのお母さんの双子の姉。。ですって。。
「そう。そうよ。。。それに、その緋夏さんはおなくなりになられてるわよ。」
ええっ。
歩水は。。。「一年前ぐらいに、自殺してしまわれたのよ。。。」「じ、自殺う。。。う、ええっ。。嘘だ。。なんでっ、なんで。。なんで?。。自主してくれなかったのー、」
緋夏さんは、その場に崩れ落ちました。
そんな事知っていたら。。当たり前だけど、間違って峰さんを狙わないし、環姉さんだって。。。
しばらくして。。。緋夏さんが落ち着いたのをみると、歩水は、「自首?自首ですか。。。あなたは、いったい。。鷹さんとの関係性は??。」
緋夏さんは言いました。
「最愛の息子を亡くしました。。。轢き逃げです。。。星降り町で8年前に。。。
外車。。。わたしは車に詳しくないのですが、息子が轢き逃げされ。。。わたしが、わたしが殺したようなものです。目を離したすきに、
玄関の鍵をかけ忘れて、友達と電話している時に。。。表で息子の悲鳴と。。。駆けつけて。。走り去る。。。黒い。。あれは、多分外車でしょう。。しかもかなりの高級車。。。息も絶え絶えの息子は。。。」
しっかりして、しっかりして。。コウちゃん、コウちゃん。。。息子のコウは、その時3歳。。可愛い盛りでした、
わたしは、虫の息の息子に、誰が、誰が、誰がコウちゃんを痛い痛いしたのと聞きました。。。」
オトコの人しかし、息子のコウは、反応しない、救急車がやってきて、急いでコウは、運ばれて、
母親の緋夏も乗り込む。。女の人なのねそれに、コウは、うん、とうなずきました。。。女の人。。
すると、コウが、「おばあちゃん。。。」とだけ言って。。その、おばあちゃん、というのが最後のコウの言葉になりました。
お。。。おばあちゃん、おばあちゃんですって
高齢者の運転。。。緋夏さんに怒りが湧いてきました。高級車を所持しているという事は、金銭的に余裕がある。。どうせ、アクセルとブレーキを間違ってとか、ろくろく自分のこともままならない癖に、
金銭的に余裕があるのだろうに、タクシーを使えば良いか、若いものに運転を頼めばよかろうに。。。許せない
なんで、なんで、老い先短い老人の勝手でこれから先の長い人生と幸せを奪われなければならないのそんな運転しかできないくせに、なんでいつまでもダラダラ運転するの
田舎の集落や山の中じゃあるまいし、昼間電車やバスやタクシー交通網も進行形の時間帯で。。。
残念ながら、お昼過ぎ、人々はひと段落つき落ち着いた時間たいで、事故の目撃者がいなかった。。。手術のかいなく。。。コウちゃんは亡くなった、享年3歳。なんのためにあの子は生まれてきたのだろう。
親を悲しませる為に生まれてきたわけじゃない、これから先の幸せや未来を。。。
警察によりますと、証拠品が見つからず。。多分車に細工でもしているかもしれない。事故った時に。。。証拠を残さないようにしている可能性がある。。。
黒の外車、高級車、車種は詳しく無いけれど。。そんな感じだった。。。
警察も、コウが最後におばあちゃん、と言った、という事で高級車持ちの富裕層を当たる事にしたそうだが、緋夏さんは嫌な予感がしました、
富裕層。。。もしかして、上級国民かも、上級国民なら、関係者が事件を握りつぶしてお咎めなしの可能性が出てくる
あたしの可愛いコウちゃんは死んでしまったと言うのに、棺桶に片足を突っ込んだような老人が。。。許せない、なんで長生きするのよ、そんな奴は長生きせずに、サッサと早く死ねば良かったのよ。。。
死ねば本人だって有終の美で、いい人は早く死ぬでたつ鳥跡を濁さなかったでしょうに。
何人か、星降り町の近辺にて、高級車持ちの富裕層の高齢者女性があがったのだけれど、念のために、海を渡るけど、近くのプルメリア島も調査されましたが、木蓮寺の濃紫さんは、マイバッハを既に2年ぐらい前に売却しているし、
息子夫婦に90歳の時に免許を取り上げられたそうだ。運転免許なんて年齢制限なんかないから、自称自信があり、自称ボケてないなんて言ってもわかったもんじゃない。自損で自分だけ、なら自業自得で家族が悲しむだけだけれど、傲りで他人様の人生や幸せや未来を奪う可能性がある。
それもそうだと思い、老いてはそこは息子夫婦に従ったそうだ。。。交通の便が悪い山の中とか、僻地ならともかくとして、高齢者は責任を持って免許証を返却せよ、と、緋夏さんは車を運転しないけどそう思う。。。社会で生活を送るがゆえに、自分は大事なのは当たり前と同時にも、他人様への配慮を忘れてはならないのだ。
緋夏さんは、自分で犯人を見つけることにしました。
すると。。。事故から数年が経った頃に。。
自分が所持しているわけではないものの。。とあるハリネズミの女性が、星降り町の隣の月待市。。。錦組の先代組長の愛人のハリネズミが、時々、先代の本妻の息子さんで現在では組長の車をたまに借りて乗っているのを見たことがある。。。と言う証言がありました。
どうもその愛人のハリネズミは、六十代で、十数年前に旦那の組長が亡くなり、後を継いだ組長息子とも付き合っていたツワモノらしく。
親子は女性の好みが似通うというか。。なんというか。。しかし。。。コウが亡くなった後に、その現在の組長が車をすぐに手放したらしい。。。
コウが亡くなった時に、女、おばあちゃんまでは証言の確認ができましたが、種族までは。。
意識が混濁して応えられる状況ではありませんでした。
鷹という女性は、先代組長が亡くなった後も、現在の組長が面倒をみていたらしい。。
現在の組長とは、おそらくは相思相愛。。だけど、亡くなった父親の愛人の鷹を愛人にする事はいくらなんでもできない。
内緒で鷹と現在の組長は付き合っていたらしい。。。
許せない。。。
しかし、その鷹さんは、現在の組長が癌でなくなり。。昨年自殺していたのです。轢き逃げ事件の自責の念からの自殺か、それとも。。。愛する人を失ったからか。。。
遺書もなく、それは本人の胸の中に抱えたまま。。。
そして。。。月のサナトリウムウォーターサプライの葉月さんから連絡が入る。。。
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2020年02月29日
マリッジcelebration145光と影の二重奏。。。
意味が。。。わからないわ。。
得体のしれない生命体が現れて、峰さんは、双子の姉に間違われた、って言われたって。なんの事やら。。。
それもあたりまえ。73年間、兄弟に挟まれた一人娘として生きてきて、大事にされてきた峰が双子だなんて言われても。。
まさかー。いきなり、父親が外に女の子を作っていた、みたいに言われた方がまだ現実味があるというもの。誰がわざわざ双子の女の子を養女に出すんですか。。馬鹿言ってんじゃないわよ。
家も子どもを里子にするほど貧しくはなかったし。双子、姉って。。。姉妹いたら、姉をまず優先するだろう昔の人は。。峰はなにを急に言われているのかよくわからない。。。
だって、例え双子だとしても、母親の富士がその旨を峰に言うだろうし。隠す事でもないと思う。峰は家に残された幸せな立場だし。
だから、勝ち組と言ってはなんだけれど、峰が運命の分岐点幸せな立場サイドなので、気遣う事なく遠慮なしに、ベルモも峰に出生の秘密を明かすのです。
「あっ、きたきたきた。。」ベルモはスマホを見ると、ミスター。プルメリア警察長の冷泉氏から、ベルモが気を失っている時の録音。。。最初は自覚のある小梅さんの犯罪告白から、始まっている。。が届いてる、みんなに説明するから、若いのをつかまえてすぐスマホに録音を送ってちょうだいと、言っておきました。
そのスマホの録音を、今度はヴィーナスが開発した録音を漫画に表現されて表すアプリに取り込んで。。。美術家のヴィーナス。ベルモと三つ子のきょうだいの天才美術家のヴィーナスは、
録音を、子どもや難しい話を分かりにくい人に対して簡単に漫画で噛み砕いて説明するために漫画で表現するというシステムを開発しました。
「いまから、シアタールームで、峰さんの双子の件について説明いたしますから。。。」ベルモが言う。
目撃者の証言が取れたので、刑法の福の神花蓮は丁重に目撃者にお礼を言い、ラウンジでお好きな飲み物とケーキを、と、藤森リノが、捜査協力のお礼という事で、ロビーの十六夜カフェへ行ってくださいませ、と挨拶していました。
シアタールームへ、行くと、花蓮は、加害者の担当の司法の福の神歩水に連絡すると、まだ加害者は気を失っているらしいので、
歩水と管理人のダイヤさんをシアタールームに呼びました。
ベルモと福の神の花蓮と歩水。
ラブと笑〜、
峰さん、娘の舞さん。スタッフの藤森リノさんとダイヤさん。。。シアタールームの映写機に、ベルモはスマホをはめ込みました。
ベルモ自身も簡単に木蓮和尚から、鷹さんについての出生を聞いただけ。。ベルモに鷹さんがのりうつり、漫画としてストーリーがスクリーンに投影された。。、。
最初は、魂の小梅さんの告白ですが、まずそれは省略して途中からの鷹さんの告白を閲覧しました。
峰も舞も息を呑んで。。ひとことも喋らない。
ストーリーが終わりました。
「な。。。なんだって。なんだと。、、か、母さま。。。母様は。。。そんな。。」峰はことばにならないほど驚いていました。
これは、作りばではないか、ベルモに鷹さんの霊がのりうっってると言われても。霊だとかそんなものインチキだし。峰には霊感がありません。だから、霊の話をきいても、エンタティーメントジャンルの娯楽のひとつとして、
ミステリアスでゾクゾクするために、作られたものとしか子どもの頃から考えていませんでした。
まぁ。。。でも、霊の話を信じる子は、小さい頃から真面目で嘘をつかない信頼がある友達ばっかりで。。。ちょっとはどうなんだろうとは思った事はあるけど。。
峰自身も、
確かに。。アマゾネスサンクチュアリィで、朝、シャワーを浴びていたら。。
生まれてはじめて、心霊現象みたいなものがありましたが。。。それでも。。。あれは夢だった、寝ぼけていたんだ、と言います。そんなことあるはずない。。
幾らなんでも子どもを盗むなんて。。。
だけど。。。それは、峰がいつも至れり尽くせりと大した苦労や苦心なくつつがなく暮らしてこれて、傷つくもの傷ついたもの貧しいものの立場や気持ちが全く理解できないからで。犯罪に手を染めようだなんて、思いもつかなく暮らしてこれたから。
ウーン。。。確かに東京の旦那を騙して不倫して舞を妊娠したのに、元旦那さんが愛人をつくり捨てられた被害者に自分を仕立てあげたんだけど。。。
東京のジローだって、愛人の喜美さんと望ましい再婚ができたんだし、峰は被害者としてたくさん慰謝料で解決しましたが、お金で方をつけた事なんだし。
東京の姑志乃に高額の生命保険に入れましたが、かと言っても保険金殺人事件を起こしたんじゃない。。後妻の喜美さんに、もともとジローを取ったのと
どうせ、あのオババ、志乃は、金があるくせに金で介護を買わないでしょう。なんか、他人様の時間や労力をただで盗もうとする根性の奴は峰は気に食わないし。金があるって言うのに。。。
喜美さんへのお詫び環の助力の慰謝料みたいに、生命保険に突っ込んだけど。。悪さかもしれないけど。。さすがに犯罪に手を染めようだなんて。。。
続けて、ベルモはスマホの録音をリセットし直し、鷹さんを盗んだ小梅さんの告白をスクリーンに投影しました。
この人が、こう言う理由で、富士から双子の赤ちゃんのひとりを盗みました。どちらでも良かった。。。のですが、生まれてくる前は、双子であれば。。。
しかし。。。極端に、健康な姉と未熟児スレスレの峰。。。未熟児は、きちんと育ってくれるかわからないし、病院に通ったりめんどくさい事になる。。。もう、姉を盗むしかなかった。
ごめんなさい。ごめんなさい。スクリーンの漫画で表された小梅さんが言います。
いまの、わたしの姿です。。。
スクリーンの小梅さんが、みるみるうちに、車椅子に座った高齢の老婆になると。。
あっ、
峰の顔がみるみる真っ青になりました。
あの人は。。。あの人は、つい先日娘さんらしき人がこのアマゾネスサンクチュアリィに車椅子を押してやってきて。。峰の顔を見て発狂するかの如くにごめんなさい、ごめんなさいと泣き叫んだ。。。間違いない。。。そうだ、あの人だっ、
あの人は、峰を見て、鷹さんと勘違いしたのでしょう。。あの人は犯罪をおかしましたが、
鷹さんは鷹さんでよりお金持ちの一人娘として大切に育っていいことをしたと言い聞かせていたものの。。。途中から、実はそうではなく鷹さんが、生活に困窮して両親から忌み嫌われ、
最終的に、のちのち、鷹さんに実の両親について教えたところ、実の両親。。と言っても母親だけにコンタクトを取った鷹さんから電話があり、わたしは産みの母親に売られてしまいました。。
と。。産みの母親の富士は峰には菩薩、姉の鷹さんには夜叉でした。
人は誰でもいろいろな顔を持ちますし、それぞれその時で顔は違うし。違う側面でそれぞれの人と接します。
あの人から評判良いですって聞いていた人がびっくりするほど嫌な奴だったり、その逆もまたあるし。。。
母親というのは、菩薩であり夜叉である。。。
峰の母親の富士は、旦那さんや子どもに鷹さんの存在を知り、もみ消しにしたのです。
「これが真実でしたら。。。峰さんは、どうお考えでしょうか。峰さんにはもちろん罪はありません。」ベルモが言いました。
いつもは、運も実力のうち、みたいに峰は口癖のように言っていましたが、今日は黙っています。運も実力のうち。。。だけれど、その影で泣いている人がいる。。。富士が。。。峰が双子の事実を握りつぶした。峰が未熟児スレスレで、加害者のターゲットから外された。。。
もう一人の双子の姉の鷹さんは、峰が嫌う親子ほど歳の離れた男性、しかも峰が嫌うヤクザ、峰が恋愛、結婚の対象としない虎の親分に売られて。。。
「それでも、このストーリーだと運命を受け入れて、と鷹さんは言っているんだよ。なんで、自殺しなきゃいけないのさ、旦那というか、親分。愛人はさっさと死んで虎は死んで皮を残す、できちんと残す物を残してくれたみたいだし。。。ものすごい好きじゃないけど、親分さんの事には感謝している、って言ってたじゃないか。。。あれだよ、お金が全てじゃないにしろ、あたしは、お金はだいたい80%セントぐらいは、悩みが解決できると思うし。お金が
なければ不幸にま違いないけど、あれば最低限の幸せだと思う。。。情婦としてじゅうぶんな生活をしといて、旦那との結婚も受け入れて、自殺することないじゃないか。旦那が死んだんだし、一花咲かせればいいだろうに。あたしだって独身なら、彼氏ぐらいはつくるよ。金も自由もあるのに。。。自殺なんか。。。」峰は言う。暴力団の情婦で、遺産を貰って旦那が死んだらもう、彼氏ぐらいは作ったっていいじゃないか。
「鷹さんは、五十代の頃に親分さんが亡くなり、それから恋はしたかどうかわかりませんが。。。自殺したのは、鷹さんが、なんらかの事件の加害者で、被害者になったのが、緋夏さんだったからです。緋夏さんは、峰さんと鷹さんを間違えて、鷹さんがまさか自殺したなんて知らなくて、峰さんを見て。。。勘違いして狙ったのでしょう。。」ベルモが言いました。
すると、アマゾネスサンクチュアリィのスタッフから、内線でシアタールームに電話がありました。。。
緋夏さんが目を覚ましたようです。
福の神歩水は、緋夏の取り調べを行う事にしました。いったい。。。どうして緋夏さんは。。
峰さんを刺そうとしたの。。。
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2020年02月28日
マリッジcelebration144ロマンチックに行きたいけれど。。。どうせ、わたしは笑われる。
葉月さんは、月のサナトリウム、ウォーターササプライ。。ですか、
環さんを緊急に運んだ。。。そう、それで、
ベルモは、葉月さんに連絡しましたが電話に出ず、スマホが呼び出し音のみなので、アマゾネスサンクチュアリに電話すると秘書の藤森さんが出ました。
「うちにプルメリア警察署長が来て、ミスター。。和尚の友人なんだけど。。。警察署から、情報が入ってきて。。そちらで。。明朝事件があったみたいだけど。。。」
「まあっ。。。ええ。。お察しの通りよ。」「それで、被害者の方は救急搬送されたって聞いたんだけど。。加害者は?加害者は、その。。舞さんや環さんのいなくなった異母姉妹の緋夏さんが。。。って。。」
「え。。。ええ。。。ま、まぁ。。。あ、いま気を失ってしまったみたいで。。。」「その、緋夏さんが。。。緋夏さんが事件を起こしたかもしれない。。。って鍵があるのよ。。。和尚や、警察署長は男性だからそちらへお伺いできないけど、お邪魔じゃないなら、私もそちらへお伺いします。。。」
「え、そうなの。よくわからないけど、ベルモさんなら。」
「ありがとうございます。すぐにお伺いします。」ベルモがスマホを切ると、木蓮和尚と冷泉氏に、「あたし、アマゾネスサンクチュアリに行ってきます。家のパソコンと冷泉さんのスマホにわかったデータを送ります。」
「車で来たから近くまで送ってくよ。。」冷泉氏がベルモに言いました。
「サンキュー。ミスター。。じゃ、わたし、アマゾネスサンクチュアリへ行ってくるわ。」「女性はいいよなぁ。うちも嫁さんが友達や娘とアマゾネスサンクチュアリのフレンチへ行ったらしい。。なんか、女尊男卑になってきてない。。。だんだんと。。」冷泉氏が言います。
「今まで男尊女卑で押さえつけられてたから仕方ないでしょ。女性が中心になった方が柔軟だし、いろいろ発展するのよ。」いちおう女の子として育てられた耳年増のベルモが生意気に言います。
男性社会と言ったとて。社会を動かすのが男と言ったとて。。。所詮それを動かすのは魅力的な女だし。
「さ。若い衆が起きて来ないうちに忙がないと。。若い衆はすぐついていく、って言ってきそうだし。」木蓮和尚が言います。
「チワワはそんなものよ。チワワはすぐついてくるし。。」ベルモが言います。まだ、妹分のチワワのミーナもココナも寝ているでしょう。見つかるともれなく2人ともついてきそうだし。。。
なんでも首を突っ込みたがるどこでも遠足みたいな気分だし。。。
ベルモは、
木蓮和尚には、若い衆が起きてきたら、ねーちゃんは葬式に行った、と言っておいて。お葬式だと、お化けが出るから行かないとついて来ないし。と頼みました。
「ベルちゃん、ベルちゃんがさっき霊にのりうつられた時の会話は、小梅さんも鷹さんもスマホに録音してあるから、署に着いたらそちらに送るから。。。」冷泉氏が運転しながら言います。
スマホオンチ。。。
録音はできるけどスマホからスマホへの送信ができないのね。と思いながらも
助手席のベルモは、「ありがとう。。鷹さんの方は気を失ってなんにも覚えてない。。」
「まぁ、だいたいの鷹さんの話は和尚から聞いただろうけど、それにしても。。。未熟児スレスレの方は、暫く診断やら手が掛かるから健康そうな方を盗んだ。。。って。ベルちゃんも、生まれた時は。。。びっくりするほど小さくて。。。」「今はもう、びっくりするほどまるまるしてるって。。言いたいんでしょうに。。。。でも、あたしも死にそうじゃなければ木蓮寺に来なかったかも。もともと、桑田さんが、あたしとミリオンを拾ってあたしは死んだと思われてて、可哀想だから葬式あげてくれって木蓮寺に連れて行かれたんだもん。元気なら、桑田ベルモとして、桑田家にミリオンと一緒に暮らしていたかも。でも、そんなのありえないわ。。。これは最初から決まっていたんだもん。」「また、そんな話しする、運命だとか宿命だとか、宗教みたいな。」ウンザリと冷泉氏が言うとベルモは、
「まあっ。ミスターは、代々うちが菩提寺だし。ミスターのお父様の法事だってお葬式だってうちから出したでしょう。だから、うちはお寺で宗教ですから、ってあらかじめわかってる事じゃない。天意よ、天意。こうなるのは神の意思。人間のあずかり知らぬ領域。わたしは何があっても森沢ベルモとして木蓮寺に来たと信じるわ。」「だから。。うちは、日本人によくある。。仏壇やお墓があるから。。。檀家にってよくあるパターンで。。」
「なに言ってるのよ。仏様やご先祖様に手を合わせないと。形式的に、お墓や仏壇とかに手を合わせるんじゃなくって。。。そうじゃない、
仏様やご先祖様という存在に感謝するのよ。とりあえず仏壇があるから墓があるから宗教じゃなくって。。。
頭じゃなくってハートで拝みなさい。」げ。はじまった。。。とほほ。。
精神論に火がついてきたベルモ。
ベルモは、
赤ちゃんの頃から、予習、復讐。。じゃなくておさらいの復習。。木蓮和尚の御説法会に来ていた冷泉氏。。。ベルモをマークしにきていたんだけど、だから
よく顔を見るので、ベルモは熱心な信者だと勘違いして、冷泉氏の顔を見ると
こないだの和尚の話の復習だの予習だの、よちゅう、ふくちゅう。。。こないだの話しの要点を言いなちゃいと言ってくる。。。冷泉氏は、木蓮和尚に子どもの時から可愛がって貰ってるし、
地域の名士の木蓮寺とプルメリア警察署はお付き合いがあるし。。。酒飲み仲間でもある。だけど、宗教に関心はないのだけれど。。
親しい木蓮寺が危機。。赤ちゃんの頃からお寺に執着するベルモが悪魔や地上げ屋かもしれない、という妄想の全ては、冷泉氏の一方的な誤解でしたが。。。
アヤシイ宇宙人の赤ちゃんがやって来た時は内緒でパトロールし、自然とベルモをかまうフリしてマークしていたので、ベルモの言っている渋いご説法事がだんだんとそれでも
確かにそうかもしれない。。。
身に染みてきました。
ヤバイ。洗脳かなぁ。
「ちょっと、ちょっと、ドレスアップ、袈裟はヤバくない、縁起でもないっ。あちらは刺されて重症で救急搬送された被害者がいらっしゃるんだよ。ドレスコードひっかかるよ。。。」冷泉氏がベルモが袈裟に着替えてきたので注意しました。
「なにを言ってるの。これは礼儀を重んじた正装。。。袈裟=葬祭じゃなくって、大事な場に敬意を払っているのよ。」「そ。。。」
「あれこれしのごの言ってないで、さ、行きましょう。」「やれやれ。。。見かけに寄らず、行動派なんだから。。。」
「行動、そんなのは当たり前だ、といつも口を酸っぱくして木蓮和尚もあたしも言ってますわよ。動かざる岩だって、ほんとは分子単位で常にグルグル回って動いているんだから。全てなんでも動いてるんだから、動いてるのが自然。自然には逆らわない事よ。自然に従ってうまくいくんだから。。。」ベルモが言うと
「わかったような、わからないような。。。」
冷泉氏はめんどくさいなぁ、もう。
美しい木蓮寺の庭園。。。隅に駐車されているベルモは、冷泉氏の車に乗り込んで。。。
さて。。。刑法の福の神の事情聴取を受ける被害者関係者と目撃者たち。。。
狙われた峰は。。。「私が間違えられたって。。。なんじゃい、そりゃ。チンピラの女、にでしょ。しかも。。。虎の。。。」
さきほどからおカンムリです。
虎の。。。峰は、虎やライオンを猫のヤクザ者と考えて。。。もちろん、同級生の虎の麗ちゃんには言えませんでしたが、昔っから、峰は、猫なら恋愛や結婚の対象だけど。。。
虎やライオンは金持ってても、荒くれ者で暴力的なイメージがありました。錦組って虎の組でしょう。
さくらんぼだとか、虎、だとか。。。あの夢屋で買った夢は。。。
虎の情婦に間違われた、ってことかしら。なんだかねぇ。。
なんて言っていると、チャイムが鳴る。どうも葉月さんの秘書の藤森リノ嬢でした。
表に出た、
福の神花蓮がなにやらヒソヒソ話し合って。。
「お入りくださいませ、大福様。」と言ってドアを開けました。
ドアを開けると、レモンイエローのプクプクプヨプよプーな袈裟を来たベルモが入ってきたので、
峰はギョッとしたのち、あはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははププ。。な、なんだい、なんじゃいね、この。孫のゲームに出てくるようなモンスターみたいなお餅みたいな。。。おデブの。。。
ギャーッバッハ
峰がベルモを見て笑いが止まらなくなったので、舞がギョッとしました、「わ、わベル、ベルモさん、ご、ごめんなさい、ごめんなさい、母さん、母さんなんて失礼なっ」
舞は何度かベルモにあって、3日で慣れるじゃないけれど。。。舞も最初ベルモを見た時吹き出してしまいました。
け。。結構だわ、慣れっこよ。意に介さず。ベルモは笑われてナンボ。。。そういう役柄だし。
でも、ここは、笑う状況じゃないわ。。。事件。。。殺人未遂事件が起きたって言うのに。。。
ゲームのモンスター。。。
「ごめんなさい。。。あー、これは可愛らしい。ここに来るってことは、メス。。いやいや女の子かい。モンスターのお坊さん。。」峰が笑をこらえ。。
「宇宙人。金星人。。。でも、国籍は帰化して日本人の森沢ベルモ、木蓮寺の僧侶大福でございます。葉月の娘です。」
と、ベルモが紹介すると、さらにまた峰はびっくりした顔で
「えっ葉月ちゃんも、子どものヴィーナスちゃんも細いのに。。あ、ごめんなさい」
「育ちがデブですから。」
木蓮和尚は、デブはデブをくよくよするからよけいデブになるという。自分がデブでよければデブを愛敬にせよ、というか。木蓮寺には、頭の薄い人がカツラがバレるかとか、彼女に言えないとか、
そういう悩みでお寺に来る人がいますが、木蓮和尚は相談者のカツラを取ってしまいます。ばれる、ばれるって犯罪者じゃあるまいし。ハゲで逃げる女なんか所詮その程度。惚れたら笑い話し。イジイジばれるばれるくよくよするからふられるんだ。
容姿体系のコンプレックスは愛敬にすべき。あれこれ悩み出したらキリがない。
キリがなくなり整形お化けで酷くなるよりまし。
ま。ハゲ、チビ、は天然だから悪くないけど、デブは人工的だけどね
さておき、藤森さんが、「朝の事件のことで、大福様からの情報があるそうです。」
ベルモは、「峰さん、あなたは、人違いで刺されそうになった。。。とお聞きしましたが、なぜだかわかりますか?」
峰は、「そりゃ、似たような人で間違えられたに決まってるんじゃない。。。迷惑な話しだわよ。」
蒸し返すように峰は怒ります。
「そう。似ているも、なにも、峰さん、あなたは、双子のお姉さんに間違えられたんですからね。、。」
「は、はぁ」双子の姉がいるなんて知るはずもない峰はぽかーんとした顔をしていました。
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環さんを緊急に運んだ。。。そう、それで、
ベルモは、葉月さんに連絡しましたが電話に出ず、スマホが呼び出し音のみなので、アマゾネスサンクチュアリに電話すると秘書の藤森さんが出ました。
「うちにプルメリア警察署長が来て、ミスター。。和尚の友人なんだけど。。。警察署から、情報が入ってきて。。そちらで。。明朝事件があったみたいだけど。。。」
「まあっ。。。ええ。。お察しの通りよ。」「それで、被害者の方は救急搬送されたって聞いたんだけど。。加害者は?加害者は、その。。舞さんや環さんのいなくなった異母姉妹の緋夏さんが。。。って。。」
「え。。。ええ。。。ま、まぁ。。。あ、いま気を失ってしまったみたいで。。。」「その、緋夏さんが。。。緋夏さんが事件を起こしたかもしれない。。。って鍵があるのよ。。。和尚や、警察署長は男性だからそちらへお伺いできないけど、お邪魔じゃないなら、私もそちらへお伺いします。。。」
「え、そうなの。よくわからないけど、ベルモさんなら。」
「ありがとうございます。すぐにお伺いします。」ベルモがスマホを切ると、木蓮和尚と冷泉氏に、「あたし、アマゾネスサンクチュアリに行ってきます。家のパソコンと冷泉さんのスマホにわかったデータを送ります。」
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「サンキュー。ミスター。。じゃ、わたし、アマゾネスサンクチュアリへ行ってくるわ。」「女性はいいよなぁ。うちも嫁さんが友達や娘とアマゾネスサンクチュアリのフレンチへ行ったらしい。。なんか、女尊男卑になってきてない。。。だんだんと。。」冷泉氏が言います。
「今まで男尊女卑で押さえつけられてたから仕方ないでしょ。女性が中心になった方が柔軟だし、いろいろ発展するのよ。」いちおう女の子として育てられた耳年増のベルモが生意気に言います。
男性社会と言ったとて。社会を動かすのが男と言ったとて。。。所詮それを動かすのは魅力的な女だし。
「さ。若い衆が起きて来ないうちに忙がないと。。若い衆はすぐついていく、って言ってきそうだし。」木蓮和尚が言います。
「チワワはそんなものよ。チワワはすぐついてくるし。。」ベルモが言います。まだ、妹分のチワワのミーナもココナも寝ているでしょう。見つかるともれなく2人ともついてきそうだし。。。
なんでも首を突っ込みたがるどこでも遠足みたいな気分だし。。。
ベルモは、
木蓮和尚には、若い衆が起きてきたら、ねーちゃんは葬式に行った、と言っておいて。お葬式だと、お化けが出るから行かないとついて来ないし。と頼みました。
「ベルちゃん、ベルちゃんがさっき霊にのりうつられた時の会話は、小梅さんも鷹さんもスマホに録音してあるから、署に着いたらそちらに送るから。。。」冷泉氏が運転しながら言います。
スマホオンチ。。。
録音はできるけどスマホからスマホへの送信ができないのね。と思いながらも
助手席のベルモは、「ありがとう。。鷹さんの方は気を失ってなんにも覚えてない。。」
「まぁ、だいたいの鷹さんの話は和尚から聞いただろうけど、それにしても。。。未熟児スレスレの方は、暫く診断やら手が掛かるから健康そうな方を盗んだ。。。って。ベルちゃんも、生まれた時は。。。びっくりするほど小さくて。。。」「今はもう、びっくりするほどまるまるしてるって。。言いたいんでしょうに。。。。でも、あたしも死にそうじゃなければ木蓮寺に来なかったかも。もともと、桑田さんが、あたしとミリオンを拾ってあたしは死んだと思われてて、可哀想だから葬式あげてくれって木蓮寺に連れて行かれたんだもん。元気なら、桑田ベルモとして、桑田家にミリオンと一緒に暮らしていたかも。でも、そんなのありえないわ。。。これは最初から決まっていたんだもん。」「また、そんな話しする、運命だとか宿命だとか、宗教みたいな。」ウンザリと冷泉氏が言うとベルモは、
「まあっ。ミスターは、代々うちが菩提寺だし。ミスターのお父様の法事だってお葬式だってうちから出したでしょう。だから、うちはお寺で宗教ですから、ってあらかじめわかってる事じゃない。天意よ、天意。こうなるのは神の意思。人間のあずかり知らぬ領域。わたしは何があっても森沢ベルモとして木蓮寺に来たと信じるわ。」「だから。。うちは、日本人によくある。。仏壇やお墓があるから。。。檀家にってよくあるパターンで。。」
「なに言ってるのよ。仏様やご先祖様に手を合わせないと。形式的に、お墓や仏壇とかに手を合わせるんじゃなくって。。。そうじゃない、
仏様やご先祖様という存在に感謝するのよ。とりあえず仏壇があるから墓があるから宗教じゃなくって。。。
頭じゃなくってハートで拝みなさい。」げ。はじまった。。。とほほ。。
精神論に火がついてきたベルモ。
ベルモは、
赤ちゃんの頃から、予習、復讐。。じゃなくておさらいの復習。。木蓮和尚の御説法会に来ていた冷泉氏。。。ベルモをマークしにきていたんだけど、だから
よく顔を見るので、ベルモは熱心な信者だと勘違いして、冷泉氏の顔を見ると
こないだの和尚の話の復習だの予習だの、よちゅう、ふくちゅう。。。こないだの話しの要点を言いなちゃいと言ってくる。。。冷泉氏は、木蓮和尚に子どもの時から可愛がって貰ってるし、
地域の名士の木蓮寺とプルメリア警察署はお付き合いがあるし。。。酒飲み仲間でもある。だけど、宗教に関心はないのだけれど。。
親しい木蓮寺が危機。。赤ちゃんの頃からお寺に執着するベルモが悪魔や地上げ屋かもしれない、という妄想の全ては、冷泉氏の一方的な誤解でしたが。。。
アヤシイ宇宙人の赤ちゃんがやって来た時は内緒でパトロールし、自然とベルモをかまうフリしてマークしていたので、ベルモの言っている渋いご説法事がだんだんとそれでも
確かにそうかもしれない。。。
身に染みてきました。
ヤバイ。洗脳かなぁ。
「ちょっと、ちょっと、ドレスアップ、袈裟はヤバくない、縁起でもないっ。あちらは刺されて重症で救急搬送された被害者がいらっしゃるんだよ。ドレスコードひっかかるよ。。。」冷泉氏がベルモが袈裟に着替えてきたので注意しました。
「なにを言ってるの。これは礼儀を重んじた正装。。。袈裟=葬祭じゃなくって、大事な場に敬意を払っているのよ。」「そ。。。」
「あれこれしのごの言ってないで、さ、行きましょう。」「やれやれ。。。見かけに寄らず、行動派なんだから。。。」
「行動、そんなのは当たり前だ、といつも口を酸っぱくして木蓮和尚もあたしも言ってますわよ。動かざる岩だって、ほんとは分子単位で常にグルグル回って動いているんだから。全てなんでも動いてるんだから、動いてるのが自然。自然には逆らわない事よ。自然に従ってうまくいくんだから。。。」ベルモが言うと
「わかったような、わからないような。。。」
冷泉氏はめんどくさいなぁ、もう。
美しい木蓮寺の庭園。。。隅に駐車されているベルモは、冷泉氏の車に乗り込んで。。。
さて。。。刑法の福の神の事情聴取を受ける被害者関係者と目撃者たち。。。
狙われた峰は。。。「私が間違えられたって。。。なんじゃい、そりゃ。チンピラの女、にでしょ。しかも。。。虎の。。。」
さきほどからおカンムリです。
虎の。。。峰は、虎やライオンを猫のヤクザ者と考えて。。。もちろん、同級生の虎の麗ちゃんには言えませんでしたが、昔っから、峰は、猫なら恋愛や結婚の対象だけど。。。
虎やライオンは金持ってても、荒くれ者で暴力的なイメージがありました。錦組って虎の組でしょう。
さくらんぼだとか、虎、だとか。。。あの夢屋で買った夢は。。。
虎の情婦に間違われた、ってことかしら。なんだかねぇ。。
なんて言っていると、チャイムが鳴る。どうも葉月さんの秘書の藤森リノ嬢でした。
表に出た、
福の神花蓮がなにやらヒソヒソ話し合って。。
「お入りくださいませ、大福様。」と言ってドアを開けました。
ドアを開けると、レモンイエローのプクプクプヨプよプーな袈裟を来たベルモが入ってきたので、
峰はギョッとしたのち、あはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははあはははププ。。な、なんだい、なんじゃいね、この。孫のゲームに出てくるようなモンスターみたいなお餅みたいな。。。おデブの。。。
ギャーッバッハ
峰がベルモを見て笑いが止まらなくなったので、舞がギョッとしました、「わ、わベル、ベルモさん、ご、ごめんなさい、ごめんなさい、母さん、母さんなんて失礼なっ」
舞は何度かベルモにあって、3日で慣れるじゃないけれど。。。舞も最初ベルモを見た時吹き出してしまいました。
け。。結構だわ、慣れっこよ。意に介さず。ベルモは笑われてナンボ。。。そういう役柄だし。
でも、ここは、笑う状況じゃないわ。。。事件。。。殺人未遂事件が起きたって言うのに。。。
ゲームのモンスター。。。
「ごめんなさい。。。あー、これは可愛らしい。ここに来るってことは、メス。。いやいや女の子かい。モンスターのお坊さん。。」峰が笑をこらえ。。
「宇宙人。金星人。。。でも、国籍は帰化して日本人の森沢ベルモ、木蓮寺の僧侶大福でございます。葉月の娘です。」
と、ベルモが紹介すると、さらにまた峰はびっくりした顔で
「えっ葉月ちゃんも、子どものヴィーナスちゃんも細いのに。。あ、ごめんなさい」
「育ちがデブですから。」
木蓮和尚は、デブはデブをくよくよするからよけいデブになるという。自分がデブでよければデブを愛敬にせよ、というか。木蓮寺には、頭の薄い人がカツラがバレるかとか、彼女に言えないとか、
そういう悩みでお寺に来る人がいますが、木蓮和尚は相談者のカツラを取ってしまいます。ばれる、ばれるって犯罪者じゃあるまいし。ハゲで逃げる女なんか所詮その程度。惚れたら笑い話し。イジイジばれるばれるくよくよするからふられるんだ。
容姿体系のコンプレックスは愛敬にすべき。あれこれ悩み出したらキリがない。
キリがなくなり整形お化けで酷くなるよりまし。
ま。ハゲ、チビ、は天然だから悪くないけど、デブは人工的だけどね
さておき、藤森さんが、「朝の事件のことで、大福様からの情報があるそうです。」
ベルモは、「峰さん、あなたは、人違いで刺されそうになった。。。とお聞きしましたが、なぜだかわかりますか?」
峰は、「そりゃ、似たような人で間違えられたに決まってるんじゃない。。。迷惑な話しだわよ。」
蒸し返すように峰は怒ります。
「そう。似ているも、なにも、峰さん、あなたは、双子のお姉さんに間違えられたんですからね。、。」
「は、はぁ」双子の姉がいるなんて知るはずもない峰はぽかーんとした顔をしていました。
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2020年02月27日
マリッジcelebration142もつれあい絡み合う。。そして。。。考察す。
ウゲっ。ウゲー
鷹さんがのりうつって、鷹さんに乗っ取られた水色になったベルモは、パタンと倒れて、
しばらくするとエヅキはじめた。思い出したくない過去を思い出したのでしょう。
しばらくすると、また、気を失いパタンと倒れました。
双子で生まれて。自分の方が健康だったために未熟児スレスレの妹の峰より、
姉さんの方を、産みの母親の富士が催眠術にかかり、眠っている間に出産。昔なので、エコーもなく、双子だった事は母親の富士は知りません。
「大丈夫かな、ベルちゃん、」話しを聞いていた冷泉氏がベルモを起こそうとします。
「ちょっとしばらくそっとしといた方がいいのう。」木蓮和尚が冷泉氏を止めました。
鷹さんは、実家に泣きつきましたが、実家の母親の富士は、突然あなたの娘は双子だったと言われても。で、もともと富士の静岡の実家の宗教は、双子を忌み嫌っておりましたので、
富士は嫁いで実家の宗教に特別に信仰はありませんが、集会に付き合いで親に連れていかれたり入るほどは熱心じゃなかったのだけれど
現実、富士の周りの双子はどちらかがどちらかの厄災を背負っているみたいな人生でしたので、この鷹さんという娘が、本当に峰と双子で生まれたとしても、
人の子どもを盗むような親に育てられたんだし。鷹さんの元お金持ちの育ての親は金持ちの時は子どもを盗むし、貧乏になって困ったら産みの親に助けろと。。。誰がそんなめちゃくちゃな親に育てられたしかも、双子の厄災をしょったようなものを
虫のいいことを言うなと富士は信じられないのですが、この被害者の娘を厄介払いしたのです。
富士は、旦那さんの慶には、実家のヤクザとの付き合いや親の宗教は、そこまでは、慶は次男ですし、富士の家は名のある地方の名士の家でしたので、そこまでは調べませんでした。
が、富士は、慶に内緒で、実家のコネクションに頼り、わずらわしい鷹を片付けます。
旦那さんの慶に言えば冷静な話し合いをしましょうとなる。峰が小学生の時に峰が怒ってクラスメイトを殴り、泣いて帰ってきて、富士が学校に乗り込みましたが、たまたま、家に用事で戻った慶が騒ぎを知り、
冷静に話しを聞いて、峰も今までわがままを言って周りを振り回してきたことがわかり、殴った子どもの家に謝罪をしないと、と、
街にいられなくしてやると怒る富士をなだめました。
慶に知られて鷹が双子の峰の姉ならば、家に迎えるとかいまさらとんでもないわ、いらない。旦那の慶が札幌に出張で幸いとばかりに、
富士は、実家の知人のヤクザに電話しました。もしも、そちらで金銭的目当てでイタズラする奴がでてきたら、うちに言ってください、こちらは資金源にしますから。あなた方は害虫駆除で、こちらは資金源に、で持ちつ持たれつ、ですからね、と。
それで、富士が電話をすると、うちの名古屋の組関係のやつに迎えにいかせますわ、遠く離れてますが、月待の錦組の親分が、愛人を欲しがってるんでね。ハリネズミとか、ネズミ系が好みだし。
錦組の親分は虎だがね。この小説上、違う種族めも結婚できる。
娘には金持ちのメイドの仕事があるとでも、言っておいてください。と、話し合いがつきました。
急に娘と言われても、でしょうし。。困っているから、仕事を世話してくれるんだ、と。お嬢様育ちで、人を疑うことを知らず正善説思考の鷹。。双子はよく正反対の性格をしていると言う場合がありますが、鷹さんは、
派手でわがままで勝気で気性の激しい妹の峰とは正反対でした。鷹にあやしまれないように、できるだけ、穏やかそうで優しそうな若いしゅうを迎えに来させるようにして欲しいと富士はヤクザに頼みました。
富士は、鷹に、「あなたは鷹さんと名付けていただきましたのね、私が富士で娘が峰。。まぁ、鷹で。。。縁起がよろしいこと。」と、言いつつも、富士は、内心。鷹なんて言っても、富士や峰の下だわよ。。。
次元が違うわ。。。
その通り。紳士的なリスやウサギの若い衆が迎えに来たので、鷹さんは安心してついていきました。まさか、遠く離れた錦組の親分の妾にされるとは知らずに。。。
確かに何も不自由しなくて、30歳ぐらい歳上の錦組の親分は、鷹さんを大事にしてくれましたが。。。
愛人という事で、結婚も恋も諦めて。。。遺産相続の関係で、本妻さんに遠慮して子どもも諦めて。。。鷹さんは、双子の妹の峰とは全く正反対の生活を送ります。鷹さんは、錦組の親分の寵愛を受けたために育ての親に仕送りをしました。
あんな親でも、破産する前までは、大切にしてくれましたし。もう同居しない、お金だけなら安いものですから。
産みの親に騙されてヤクザの情婦になり、育ての親に利用されて。。だけど。。錦組の親分は、歳が離れて愛人とは言え大事にしてくれたので、
だんだんとヤクザの姉さんの生活にも慣れてきました。もともとの豪農の豊かな生活に戻り。やはり富士や峰と同じ血筋ですから、贅沢好きな性質は否めません。
どうして。。。私が盗まれたのだろう。私が健康だったから。。。妹には罪はないけれど妹が妬ましいわ。
だって。。。妹がわたしのかわりに盗まれたかもしれないのに。お金は十分にあった錦組の親分の情婦の鷹さんは、なにもしませんが、
探偵に峰の事を調査依頼しました。調べてどうなることでもないけれど。お金はあるし、なんだか悔しくて。
もちろん、たまたま頼りなく小さく生まれた方の峰には非はないし、むしろ生まれた時未熟児スレスレでかわいそうだったのは峰だった。
ベル。。。ベルモ。。。
ベルモがだんだんとレモンイエローの元に戻り目を覚ましました。
起き上がり
ベルモは、キョロキョロ見回しますと、座敷に木蓮和尚と冷泉巽、プルメリア警察長がいました。。。
あー、そっか。確かに。。。行方不明の認知症の女性の魂の懺悔を聞いた。。と言ったら、
それについて知った事を答えていたまでは記憶にあるんだけど。。。
「あ、あれっ、なにしてたのかな。。なんか、急に気持ち悪くなって。。。意識が飛んじゃって。。それから。。どうしたのか。。」ベルモが言います。
ベルモは、確かに霊にのりうつられますと、自分でのりうつられたとわかりながら身体を乗っ取られる場合と
今回みたいに、のりうつられた時は意識が飛ぶ場合もあります。
「鷹さんという霊が来てのりうつってたんじゃけどな、お前さんに懺悔しにきた小梅さんの魂の。。。小梅さんが盗んだ赤ちゃん。。鷹さんという人は、お亡くなりになっている見たいじゃの」木蓮和尚が言います。。
「あっ、も、もしかして。。小梅さんは、その鷹さんを。。。既にあちらへ道連れにお迎えに来てしまったのかもしれないわ。畳で死なせない、娘さんと死に目に合わせない。。。というか」
行方不明になった
小梅さんは。。。おそらくは。。。
先日、アマゾネスサンクチュアリへ小梅さんは、娘さんの五十鈴さんが車椅子を押して散策にやってきて。。。その時峰を見てパニックになったのです。。。
しかし、峰は母親の富士が、峰と父親の慶に知られないように、鷹の存在をもみ消したので、いったいなんのことやら。。。
「だけど。。。なんでその鷹さんは、、。自殺したとか。。。ヤクザに売られたにしろ、嫌ならとっくに自殺しているだろう。それが、自殺したのは昨年って。。加害者になったから自殺。。。。だって。鷹さんは、自殺に追い詰められるほどの犯罪を。。。それほどのことをし。。あっ、」
冷泉巽氏のスマホが鳴りました。ちょっとお電話失礼します、と冷泉氏はその場で電話に出ました。
司法の福の神の歩水からで、もうひとつの明朝のプルメリア島で起きた殺人未遂事件について。。。で、スマホにデータを送ります。
被害者が助かれば事情聴取をいたします。今は緊急手術中です。。。
冷泉氏が電話を切りました。「今朝。。アマゾネスサンクチュアリで、殺人未遂事件があったようです。。。」冷泉氏が言うと
「えー」木蓮和尚とベルモが叫ぶ
「えー。。。み。。。未遂って、亡くなってはないけど。。。どんな、誰がっ、」ベルモは、母親葉月のラグジュアリー施設アマゾネスサンクチュアリで殺人未遂事件が、。。。なんて。。いったい。。
まさか。。。葉月が
「お客様のようですよ、お客様が、トラブルを。。もちろん、女性同士。。。ですがね、えーっと。。。治外法権がかかりまして。。って事は、刺された方がかなり刺した方をかばっていますな。。。で、福の神の、多少のご縁があったり、知人かも。。えーっと。。」
冷泉氏はスマホに四苦八苦している。オッさんがとベルモはイライラしてしまいました。どうせ電話をかけたり受けたりしかほとんどしないのでしょうし、人道指揮ばっかりの。。署にいたら、パソコンデータ処理は部下にやらせるでしょうね。
冷泉氏。。。
五十代でしょー。まだまだ若いのに。。スマホやパソコンに慣れなきゃ。。たまには頭脳戦も必要よ。ミリオンにでもご指導願おうかしら。
「それにしてもさ、な、ベルモ、鷹さんってさっきの自殺した女性がのりうっつた記憶は」木蓮和尚が言います。「えー、鷹さん小梅さんの魂がのりうつったのはわかるけど、その人は知らない。。どんな事言ったの、私の口からその人、」
木蓮和尚が、さきほどの鷹さんの話をかいつまんでベルモに伝える。ベルモは、
「あっハリネズミ、70過ぎて。。双子、峰って。。。峰は、ほら、あの人、あの人よ、舞さんの。。。お寺に相談に来たでしょ。名古屋のその人のお母さんじゃない。。。峰さん。。って」
ベルモが叫びます。
冷泉さんは、「なんだ。。って。。峰さんだって。。ちょっと、えー、ハリネズミ峰さんを狙って、アマゾネスサンクチュアリで、緋夏さんという女性が、母親の峰さんをかばった義母姉の環さんを刺す。。。だって。。」興奮して冷泉氏が叫ぶ。。。
「えっあの、あのウチに来た環さんが。。行方不明になっている緋夏さんが見つかったの。。」ベルモが言います。
「どうも。。。緋夏さんが人違いで峰さんを狙い、その峰さんをかばった環さんが刺された、ってところ。。。」冷泉氏は言います。
「ま、まさか。。。まさか。。。緋夏さんが、峰さんを双子の姉さんの鷹さんだと思いこんで狙ったのかも、」
ベルモが叫びました。
そうだわ。。。なんかあったのよ。だから、鷹さんが、加害者って。。。
ベルモは、葉月とアマゾネスサンクチュアリに連絡してみる。。、立て込んでるでしょうけど。。。
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鷹さんがのりうつって、鷹さんに乗っ取られた水色になったベルモは、パタンと倒れて、
しばらくするとエヅキはじめた。思い出したくない過去を思い出したのでしょう。
しばらくすると、また、気を失いパタンと倒れました。
双子で生まれて。自分の方が健康だったために未熟児スレスレの妹の峰より、
姉さんの方を、産みの母親の富士が催眠術にかかり、眠っている間に出産。昔なので、エコーもなく、双子だった事は母親の富士は知りません。
「大丈夫かな、ベルちゃん、」話しを聞いていた冷泉氏がベルモを起こそうとします。
「ちょっとしばらくそっとしといた方がいいのう。」木蓮和尚が冷泉氏を止めました。
鷹さんは、実家に泣きつきましたが、実家の母親の富士は、突然あなたの娘は双子だったと言われても。で、もともと富士の静岡の実家の宗教は、双子を忌み嫌っておりましたので、
富士は嫁いで実家の宗教に特別に信仰はありませんが、集会に付き合いで親に連れていかれたり入るほどは熱心じゃなかったのだけれど
現実、富士の周りの双子はどちらかがどちらかの厄災を背負っているみたいな人生でしたので、この鷹さんという娘が、本当に峰と双子で生まれたとしても、
人の子どもを盗むような親に育てられたんだし。鷹さんの元お金持ちの育ての親は金持ちの時は子どもを盗むし、貧乏になって困ったら産みの親に助けろと。。。誰がそんなめちゃくちゃな親に育てられたしかも、双子の厄災をしょったようなものを
虫のいいことを言うなと富士は信じられないのですが、この被害者の娘を厄介払いしたのです。
富士は、旦那さんの慶には、実家のヤクザとの付き合いや親の宗教は、そこまでは、慶は次男ですし、富士の家は名のある地方の名士の家でしたので、そこまでは調べませんでした。
が、富士は、慶に内緒で、実家のコネクションに頼り、わずらわしい鷹を片付けます。
旦那さんの慶に言えば冷静な話し合いをしましょうとなる。峰が小学生の時に峰が怒ってクラスメイトを殴り、泣いて帰ってきて、富士が学校に乗り込みましたが、たまたま、家に用事で戻った慶が騒ぎを知り、
冷静に話しを聞いて、峰も今までわがままを言って周りを振り回してきたことがわかり、殴った子どもの家に謝罪をしないと、と、
街にいられなくしてやると怒る富士をなだめました。
慶に知られて鷹が双子の峰の姉ならば、家に迎えるとかいまさらとんでもないわ、いらない。旦那の慶が札幌に出張で幸いとばかりに、
富士は、実家の知人のヤクザに電話しました。もしも、そちらで金銭的目当てでイタズラする奴がでてきたら、うちに言ってください、こちらは資金源にしますから。あなた方は害虫駆除で、こちらは資金源に、で持ちつ持たれつ、ですからね、と。
それで、富士が電話をすると、うちの名古屋の組関係のやつに迎えにいかせますわ、遠く離れてますが、月待の錦組の親分が、愛人を欲しがってるんでね。ハリネズミとか、ネズミ系が好みだし。
錦組の親分は虎だがね。この小説上、違う種族めも結婚できる。
娘には金持ちのメイドの仕事があるとでも、言っておいてください。と、話し合いがつきました。
急に娘と言われても、でしょうし。。困っているから、仕事を世話してくれるんだ、と。お嬢様育ちで、人を疑うことを知らず正善説思考の鷹。。双子はよく正反対の性格をしていると言う場合がありますが、鷹さんは、
派手でわがままで勝気で気性の激しい妹の峰とは正反対でした。鷹にあやしまれないように、できるだけ、穏やかそうで優しそうな若いしゅうを迎えに来させるようにして欲しいと富士はヤクザに頼みました。
富士は、鷹に、「あなたは鷹さんと名付けていただきましたのね、私が富士で娘が峰。。まぁ、鷹で。。。縁起がよろしいこと。」と、言いつつも、富士は、内心。鷹なんて言っても、富士や峰の下だわよ。。。
次元が違うわ。。。
その通り。紳士的なリスやウサギの若い衆が迎えに来たので、鷹さんは安心してついていきました。まさか、遠く離れた錦組の親分の妾にされるとは知らずに。。。
確かに何も不自由しなくて、30歳ぐらい歳上の錦組の親分は、鷹さんを大事にしてくれましたが。。。
愛人という事で、結婚も恋も諦めて。。。遺産相続の関係で、本妻さんに遠慮して子どもも諦めて。。。鷹さんは、双子の妹の峰とは全く正反対の生活を送ります。鷹さんは、錦組の親分の寵愛を受けたために育ての親に仕送りをしました。
あんな親でも、破産する前までは、大切にしてくれましたし。もう同居しない、お金だけなら安いものですから。
産みの親に騙されてヤクザの情婦になり、育ての親に利用されて。。だけど。。錦組の親分は、歳が離れて愛人とは言え大事にしてくれたので、
だんだんとヤクザの姉さんの生活にも慣れてきました。もともとの豪農の豊かな生活に戻り。やはり富士や峰と同じ血筋ですから、贅沢好きな性質は否めません。
どうして。。。私が盗まれたのだろう。私が健康だったから。。。妹には罪はないけれど妹が妬ましいわ。
だって。。。妹がわたしのかわりに盗まれたかもしれないのに。お金は十分にあった錦組の親分の情婦の鷹さんは、なにもしませんが、
探偵に峰の事を調査依頼しました。調べてどうなることでもないけれど。お金はあるし、なんだか悔しくて。
もちろん、たまたま頼りなく小さく生まれた方の峰には非はないし、むしろ生まれた時未熟児スレスレでかわいそうだったのは峰だった。
ベル。。。ベルモ。。。
ベルモがだんだんとレモンイエローの元に戻り目を覚ましました。
起き上がり
ベルモは、キョロキョロ見回しますと、座敷に木蓮和尚と冷泉巽、プルメリア警察長がいました。。。
あー、そっか。確かに。。。行方不明の認知症の女性の魂の懺悔を聞いた。。と言ったら、
それについて知った事を答えていたまでは記憶にあるんだけど。。。
「あ、あれっ、なにしてたのかな。。なんか、急に気持ち悪くなって。。。意識が飛んじゃって。。それから。。どうしたのか。。」ベルモが言います。
ベルモは、確かに霊にのりうつられますと、自分でのりうつられたとわかりながら身体を乗っ取られる場合と
今回みたいに、のりうつられた時は意識が飛ぶ場合もあります。
「鷹さんという霊が来てのりうつってたんじゃけどな、お前さんに懺悔しにきた小梅さんの魂の。。。小梅さんが盗んだ赤ちゃん。。鷹さんという人は、お亡くなりになっている見たいじゃの」木蓮和尚が言います。。
「あっ、も、もしかして。。小梅さんは、その鷹さんを。。。既にあちらへ道連れにお迎えに来てしまったのかもしれないわ。畳で死なせない、娘さんと死に目に合わせない。。。というか」
行方不明になった
小梅さんは。。。おそらくは。。。
先日、アマゾネスサンクチュアリへ小梅さんは、娘さんの五十鈴さんが車椅子を押して散策にやってきて。。。その時峰を見てパニックになったのです。。。
しかし、峰は母親の富士が、峰と父親の慶に知られないように、鷹の存在をもみ消したので、いったいなんのことやら。。。
「だけど。。。なんでその鷹さんは、、。自殺したとか。。。ヤクザに売られたにしろ、嫌ならとっくに自殺しているだろう。それが、自殺したのは昨年って。。加害者になったから自殺。。。。だって。鷹さんは、自殺に追い詰められるほどの犯罪を。。。それほどのことをし。。あっ、」
冷泉巽氏のスマホが鳴りました。ちょっとお電話失礼します、と冷泉氏はその場で電話に出ました。
司法の福の神の歩水からで、もうひとつの明朝のプルメリア島で起きた殺人未遂事件について。。。で、スマホにデータを送ります。
被害者が助かれば事情聴取をいたします。今は緊急手術中です。。。
冷泉氏が電話を切りました。「今朝。。アマゾネスサンクチュアリで、殺人未遂事件があったようです。。。」冷泉氏が言うと
「えー」木蓮和尚とベルモが叫ぶ
「えー。。。み。。。未遂って、亡くなってはないけど。。。どんな、誰がっ、」ベルモは、母親葉月のラグジュアリー施設アマゾネスサンクチュアリで殺人未遂事件が、。。。なんて。。いったい。。
まさか。。。葉月が
「お客様のようですよ、お客様が、トラブルを。。もちろん、女性同士。。。ですがね、えーっと。。。治外法権がかかりまして。。って事は、刺された方がかなり刺した方をかばっていますな。。。で、福の神の、多少のご縁があったり、知人かも。。えーっと。。」
冷泉氏はスマホに四苦八苦している。オッさんがとベルモはイライラしてしまいました。どうせ電話をかけたり受けたりしかほとんどしないのでしょうし、人道指揮ばっかりの。。署にいたら、パソコンデータ処理は部下にやらせるでしょうね。
冷泉氏。。。
五十代でしょー。まだまだ若いのに。。スマホやパソコンに慣れなきゃ。。たまには頭脳戦も必要よ。ミリオンにでもご指導願おうかしら。
「それにしてもさ、な、ベルモ、鷹さんってさっきの自殺した女性がのりうっつた記憶は」木蓮和尚が言います。「えー、鷹さん小梅さんの魂がのりうつったのはわかるけど、その人は知らない。。どんな事言ったの、私の口からその人、」
木蓮和尚が、さきほどの鷹さんの話をかいつまんでベルモに伝える。ベルモは、
「あっハリネズミ、70過ぎて。。双子、峰って。。。峰は、ほら、あの人、あの人よ、舞さんの。。。お寺に相談に来たでしょ。名古屋のその人のお母さんじゃない。。。峰さん。。って」
ベルモが叫びます。
冷泉さんは、「なんだ。。って。。峰さんだって。。ちょっと、えー、ハリネズミ峰さんを狙って、アマゾネスサンクチュアリで、緋夏さんという女性が、母親の峰さんをかばった義母姉の環さんを刺す。。。だって。。」興奮して冷泉氏が叫ぶ。。。
「えっあの、あのウチに来た環さんが。。行方不明になっている緋夏さんが見つかったの。。」ベルモが言います。
「どうも。。。緋夏さんが人違いで峰さんを狙い、その峰さんをかばった環さんが刺された、ってところ。。。」冷泉氏は言います。
「ま、まさか。。。まさか。。。緋夏さんが、峰さんを双子の姉さんの鷹さんだと思いこんで狙ったのかも、」
ベルモが叫びました。
そうだわ。。。なんかあったのよ。だから、鷹さんが、加害者って。。。
ベルモは、葉月とアマゾネスサンクチュアリに連絡してみる。。、立て込んでるでしょうけど。。。
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