環さんが、目を覚ました。。。
葉月さんの細胞移植が早急に、で効果があったらしく順調に回復している。
アマゾネスサンクチュアリに連絡がありました。
よ。。良かった、姉さん緋夏さんは滂沱。。しかしながら。。環さんを刺して傷つけ、環さんのお母さんの峰さんを轢き逃げ犯の鷹さんと思い込みで勘違いして狙ったことは確か。。。
以前から何度か。。ターゲット。。ヤクザの元情婦の鷹さんを
狙おう、狙おうと思ったが、足がすくんでやはり実行できない。
時に
鷹さんの近辺をウロウロして
しばらく、そうだ、一年ぐらい前になり、鷹さんの近辺をウロウロしても鷹さんは見つからなかった。。が、ついいましがた、アマゾネスサンクチュアリの庭園にいる鷹さんらしき女性を見かける。運の悪いことに、あの日、
舞や環さんと一緒ではなくて、峰さんだけ。。もしも環さんがその場にいたら、どういう事と話し合いできたのに。。。だから、峰さんを鷹さんと勘違いしました。それもそのハズ。鷹さんは、峰さんの一卵性双生児の姉さんですから。。
そんな事。。。峰も緋夏さんも知るよしもなく。
まさか、鷹さんは自殺したって事はもちろん緋夏さんは知りませんし。轢き逃げしといて。。轢き逃げしといて。。自分は、アマゾネスサンクチュアリのラグジュアリー滞在して。。
と、カーッと頭に血がのぼり、その時ナイフを持っていなかったので、明日の朝からアマゾネスサンクチュアリに張り込み、もしも明日、鷹さんを見かけたら刺す、と決めて。特に理不尽に、犯罪者に子どもを奪われた親は仇討ちをしたいのでしょう。
いままで、狙うに狙って戸惑っていましたが、
今朝ここにきたら最後の決断。。
もし来なければ早く復讐を忘れる。今日、鷹さんの姿を見たら刺す。
大切な人を理不尽に奪われた遺族は。。国が裁く
。死刑より
仇討ちがしたいのが本音でしょう。
悲しい事件を経て。。。緋夏さんは、星降り町から、プルメリア島に引っ越しました。事件の現場の星降り町にいるのは辛いけど、あまり遠くに離れたくもない。遠くに離れず、犯人に復讐しなければ。。。間を取り、プルメリア島に引っ越しました。
ターゲットの鷹さんが判明してからは
虎視眈眈と復讐のチャンスを狙います。
ただ、相手は暴力団の姉さん。先代のお妾さんだったみたいですが、その息子さん当代の親分さんとも、
先代親分が亡くなり内緒で付き合っているらしい。だから、遠目に見かけるのみで、なかなか復讐のチャンスは難しいのですが。。。
しかし。諦めかけたついいま、奴は現れた。。。コウちゃんの仇。。
だが、それは勘違い。どころか、環さんの母親。。峰さんをかばった環さんを刺して
純にも。。。純にも軽蔑されてしまった。
純は。。。あの子は。。。
8年前轢き逃げでコウを亡くして。。もうひとりの、実家に置いてきた娘の純。。。
今更ながら、コウが亡くなったから、純を、なんて、心の支えにできるわけがない。実は。。。純は。。。
純は、今の旦那さんか、以前の暴力を振るう旦那さんの子なのか。。。緋夏さんにはちょうどわからない時期の子どもでした。
今の旦那さんと知り合って、元の旦那さんから逃げてきた。。。
逃げて逃げて。。。遠く離れた星降り町に流れ着いた。。妊娠している事に気づくのですが、逃亡してきたものの。。。
生活を立て直すためにいっぱいいっぱいだし、赤ちゃんには罪がないけれど、もしも、DV男の子どもなら。。。だけど、おろすのは可哀想、わたしの子どもには間違いない。。だけど。。
お腹の子があの暴力男の子どもなら。。。
だけども。。あの子は私に似ていた、どちらの子どもとは言えない。
そう、血液型だってO型だし。。。
昔の旦那、いまの旦那。。。
どちらの子どもでもあり得る。ズルイ私は責任感と母性溢れた環姉さんに。。
純を託した。純がもしも、あのおぞましき暴力男の子どもだと思うと。今でも緋夏さんは、昔の暴力男のフラッシュバックに悩まされて。。
しかし、ある日今の旦那さんとうまく逃げる事ができました。あれから。。。20年近く。
星降り町からプルメリア島。。。
遥か遠くに逃げてきた。。もともと東京で生まれた緋夏さん。物心ついた頃には姉の環さんがいて、どうやら。。。環さんとはお母さんが違うようです。
お父さんのジローは、緋夏さんのお母さんの喜美さんを選びました。大人はいろいろあるようで。複雑な事情が。
緋夏さんと同い年の女の子、環さんの妹がいて、その子は、環さんのお母さんの実家の名古屋に連れていかれた、と。私たちは、環さんのお母さんと、可哀想なわたしと同い年の環さんのもう一人の妹を追い出してしまったのでしょうか。
子どもの頃から。。。祖母の志乃はキツイ性格で、後妻の喜美。。緋夏の母親に、女腹だの、緋夏になんであんたも女なのよ、と、信じられない。自分が女性というのに、父親のジローを生んだ事を鼻にかけて。
でも、環さんは優しい。。だけど、環さんの知らないところで志乃にはいじめられて
緋夏さんは、若い頃、ぐれていた時期があり、家出を繰り返していました。
わたしのせいで、環さんの妹が追い出され、環さんをとったのかも、と。可哀想に思えてきた名古屋の環さんのお母さんと妹。。。
あの人たちも、女腹とか、なんで女なんだ、とかいじめられていたのかもしれない。
緋夏さんは、走馬灯のようにわたくしごとを思い出して、司法の福の神歩水に、純ちゃんの事を話しました。
純ちゃんは。。。あのとき、緋夏さんに、お前が死ねばいい、とかお母さんに何かあったら許さないとか、そして。。。産みの母親の緋夏さんを刺そうとしました。
あのとき、わたしは、殺されたら良かったのに。純ちゃんは、わたしを憎いでしょう。
もしかしたら、あんなとんでもない男の子どもかもしれないし、それならば、怖くていらないとすら思ったし。実際。。。
捨てましたから。積年の恨み、毒親のわたしが殺されても仕方ない。。緋夏さんは思います。
そう。。。もしかして。。。俊、俊の子どもかもしれないよね。。でも。
もしも、俊の子どもなら。。それはそれで、あの子、純ちゃんを傷つける。俊の前の奥さんの。。。息子さんとお付き合いを。。。
どのみち、元旦那の子どもでも、俊の子どもでも純は不幸にしかならない。生まなければ良かったと正直言って
何度か思ったが、自分の子どもとして育てるから、産んでくれと言ったのは俊だし、
純という名前をあの子につけたのは俊。。。
しかし。産まれたら、やっぱりあの子が怖い。逃げてきた元旦那の子どもかも。。。と。
だから。。あのとき、わたしは純に殺されても良かったんだ。
だけど。。。純ちゃんを犯罪者にしたくない。
また、純を不幸に追い込む。わたしは、純を不幸にしかできなかった
純の母親は、環姉さんだし、純から、お母さんを返せとわめかれたし、あんたなんかお母さんじゃないとも泣き叫ばれる。。。
そうだ。。。わたしは、母親の資格なんかない。
司法の福の神歩水は、緋夏さんに、「今から、月のサナトリウムへ行きましょう。環さんは、あなたを犯罪者にしたくないと懇願している様です。」
「で。、、でも、あの、わたしは。。わたしは、環さん姉さんを刺しました。殺人未遂です。」「しかし、あなたには、治外法権がかかっております。被害者からの強い懇願で。。。」
ちょっと、待って。。。幾ら環さんが許そうとも、わたしは。。。私は犯罪者に違いありません。。
しかし、歩水は、そんな緋夏さんを遮るように、「さぁ、お迎えが来ました。さ、乗って、話は月のサナトリウムに着いてからだわ。」
わたしは許されない事をしたのに。環さんが、わたしをかばうなんて。
環さんが許しても、
勘違いで狙った環さんのお母さんの峰さんが許さないだろうし、純もわたしを許さないだろうに。。。
それに。。。嫌よ。特権階級みたいに、悪いことをしておいて。罪を償わずに逃げるなんて。
確かに人殺しはしてはいないけど、しようとしたのは確かだ。。。
コウちゃんを轢き逃げしてあの世へ死に逃げしたあの人みたいに。
コウちゃん。。。。ママはあなたを苦しめた。。あちら側の人と一緒になってしまう。どうぞ、わたしを罰してください、
歩水は緋夏をウォーターサプライ行きのUFOスプラッシュシールドに促しました。
全般ランキング
https://blog.with2.net/link/?2019256
2020年03月02日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9672565
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック