2020年02月29日
マリッジcelebration145光と影の二重奏。。。
意味が。。。わからないわ。。
得体のしれない生命体が現れて、峰さんは、双子の姉に間違われた、って言われたって。なんの事やら。。。
それもあたりまえ。73年間、兄弟に挟まれた一人娘として生きてきて、大事にされてきた峰が双子だなんて言われても。。
まさかー。いきなり、父親が外に女の子を作っていた、みたいに言われた方がまだ現実味があるというもの。誰がわざわざ双子の女の子を養女に出すんですか。。馬鹿言ってんじゃないわよ。
家も子どもを里子にするほど貧しくはなかったし。双子、姉って。。。姉妹いたら、姉をまず優先するだろう昔の人は。。峰はなにを急に言われているのかよくわからない。。。
だって、例え双子だとしても、母親の富士がその旨を峰に言うだろうし。隠す事でもないと思う。峰は家に残された幸せな立場だし。
だから、勝ち組と言ってはなんだけれど、峰が運命の分岐点幸せな立場サイドなので、気遣う事なく遠慮なしに、ベルモも峰に出生の秘密を明かすのです。
「あっ、きたきたきた。。」ベルモはスマホを見ると、ミスター。プルメリア警察長の冷泉氏から、ベルモが気を失っている時の録音。。。最初は自覚のある小梅さんの犯罪告白から、始まっている。。が届いてる、みんなに説明するから、若いのをつかまえてすぐスマホに録音を送ってちょうだいと、言っておきました。
そのスマホの録音を、今度はヴィーナスが開発した録音を漫画に表現されて表すアプリに取り込んで。。。美術家のヴィーナス。ベルモと三つ子のきょうだいの天才美術家のヴィーナスは、
録音を、子どもや難しい話を分かりにくい人に対して簡単に漫画で噛み砕いて説明するために漫画で表現するというシステムを開発しました。
「いまから、シアタールームで、峰さんの双子の件について説明いたしますから。。。」ベルモが言う。
目撃者の証言が取れたので、刑法の福の神花蓮は丁重に目撃者にお礼を言い、ラウンジでお好きな飲み物とケーキを、と、藤森リノが、捜査協力のお礼という事で、ロビーの十六夜カフェへ行ってくださいませ、と挨拶していました。
シアタールームへ、行くと、花蓮は、加害者の担当の司法の福の神歩水に連絡すると、まだ加害者は気を失っているらしいので、
歩水と管理人のダイヤさんをシアタールームに呼びました。
ベルモと福の神の花蓮と歩水。
ラブと笑〜、
峰さん、娘の舞さん。スタッフの藤森リノさんとダイヤさん。。。シアタールームの映写機に、ベルモはスマホをはめ込みました。
ベルモ自身も簡単に木蓮和尚から、鷹さんについての出生を聞いただけ。。ベルモに鷹さんがのりうつり、漫画としてストーリーがスクリーンに投影された。。、。
最初は、魂の小梅さんの告白ですが、まずそれは省略して途中からの鷹さんの告白を閲覧しました。
峰も舞も息を呑んで。。ひとことも喋らない。
ストーリーが終わりました。
「な。。。なんだって。なんだと。、、か、母さま。。。母様は。。。そんな。。」峰はことばにならないほど驚いていました。
これは、作りばではないか、ベルモに鷹さんの霊がのりうっってると言われても。霊だとかそんなものインチキだし。峰には霊感がありません。だから、霊の話をきいても、エンタティーメントジャンルの娯楽のひとつとして、
ミステリアスでゾクゾクするために、作られたものとしか子どもの頃から考えていませんでした。
まぁ。。。でも、霊の話を信じる子は、小さい頃から真面目で嘘をつかない信頼がある友達ばっかりで。。。ちょっとはどうなんだろうとは思った事はあるけど。。
峰自身も、
確かに。。アマゾネスサンクチュアリィで、朝、シャワーを浴びていたら。。
生まれてはじめて、心霊現象みたいなものがありましたが。。。それでも。。。あれは夢だった、寝ぼけていたんだ、と言います。そんなことあるはずない。。
幾らなんでも子どもを盗むなんて。。。
だけど。。。それは、峰がいつも至れり尽くせりと大した苦労や苦心なくつつがなく暮らしてこれて、傷つくもの傷ついたもの貧しいものの立場や気持ちが全く理解できないからで。犯罪に手を染めようだなんて、思いもつかなく暮らしてこれたから。
ウーン。。。確かに東京の旦那を騙して不倫して舞を妊娠したのに、元旦那さんが愛人をつくり捨てられた被害者に自分を仕立てあげたんだけど。。。
東京のジローだって、愛人の喜美さんと望ましい再婚ができたんだし、峰は被害者としてたくさん慰謝料で解決しましたが、お金で方をつけた事なんだし。
東京の姑志乃に高額の生命保険に入れましたが、かと言っても保険金殺人事件を起こしたんじゃない。。後妻の喜美さんに、もともとジローを取ったのと
どうせ、あのオババ、志乃は、金があるくせに金で介護を買わないでしょう。なんか、他人様の時間や労力をただで盗もうとする根性の奴は峰は気に食わないし。金があるって言うのに。。。
喜美さんへのお詫び環の助力の慰謝料みたいに、生命保険に突っ込んだけど。。悪さかもしれないけど。。さすがに犯罪に手を染めようだなんて。。。
続けて、ベルモはスマホの録音をリセットし直し、鷹さんを盗んだ小梅さんの告白をスクリーンに投影しました。
この人が、こう言う理由で、富士から双子の赤ちゃんのひとりを盗みました。どちらでも良かった。。。のですが、生まれてくる前は、双子であれば。。。
しかし。。。極端に、健康な姉と未熟児スレスレの峰。。。未熟児は、きちんと育ってくれるかわからないし、病院に通ったりめんどくさい事になる。。。もう、姉を盗むしかなかった。
ごめんなさい。ごめんなさい。スクリーンの漫画で表された小梅さんが言います。
いまの、わたしの姿です。。。
スクリーンの小梅さんが、みるみるうちに、車椅子に座った高齢の老婆になると。。
あっ、
峰の顔がみるみる真っ青になりました。
あの人は。。。あの人は、つい先日娘さんらしき人がこのアマゾネスサンクチュアリィに車椅子を押してやってきて。。峰の顔を見て発狂するかの如くにごめんなさい、ごめんなさいと泣き叫んだ。。。間違いない。。。そうだ、あの人だっ、
あの人は、峰を見て、鷹さんと勘違いしたのでしょう。。あの人は犯罪をおかしましたが、
鷹さんは鷹さんでよりお金持ちの一人娘として大切に育っていいことをしたと言い聞かせていたものの。。。途中から、実はそうではなく鷹さんが、生活に困窮して両親から忌み嫌われ、
最終的に、のちのち、鷹さんに実の両親について教えたところ、実の両親。。と言っても母親だけにコンタクトを取った鷹さんから電話があり、わたしは産みの母親に売られてしまいました。。
と。。産みの母親の富士は峰には菩薩、姉の鷹さんには夜叉でした。
人は誰でもいろいろな顔を持ちますし、それぞれその時で顔は違うし。違う側面でそれぞれの人と接します。
あの人から評判良いですって聞いていた人がびっくりするほど嫌な奴だったり、その逆もまたあるし。。。
母親というのは、菩薩であり夜叉である。。。
峰の母親の富士は、旦那さんや子どもに鷹さんの存在を知り、もみ消しにしたのです。
「これが真実でしたら。。。峰さんは、どうお考えでしょうか。峰さんにはもちろん罪はありません。」ベルモが言いました。
いつもは、運も実力のうち、みたいに峰は口癖のように言っていましたが、今日は黙っています。運も実力のうち。。。だけれど、その影で泣いている人がいる。。。富士が。。。峰が双子の事実を握りつぶした。峰が未熟児スレスレで、加害者のターゲットから外された。。。
もう一人の双子の姉の鷹さんは、峰が嫌う親子ほど歳の離れた男性、しかも峰が嫌うヤクザ、峰が恋愛、結婚の対象としない虎の親分に売られて。。。
「それでも、このストーリーだと運命を受け入れて、と鷹さんは言っているんだよ。なんで、自殺しなきゃいけないのさ、旦那というか、親分。愛人はさっさと死んで虎は死んで皮を残す、できちんと残す物を残してくれたみたいだし。。。ものすごい好きじゃないけど、親分さんの事には感謝している、って言ってたじゃないか。。。あれだよ、お金が全てじゃないにしろ、あたしは、お金はだいたい80%セントぐらいは、悩みが解決できると思うし。お金が
なければ不幸にま違いないけど、あれば最低限の幸せだと思う。。。情婦としてじゅうぶんな生活をしといて、旦那との結婚も受け入れて、自殺することないじゃないか。旦那が死んだんだし、一花咲かせればいいだろうに。あたしだって独身なら、彼氏ぐらいはつくるよ。金も自由もあるのに。。。自殺なんか。。。」峰は言う。暴力団の情婦で、遺産を貰って旦那が死んだらもう、彼氏ぐらいは作ったっていいじゃないか。
「鷹さんは、五十代の頃に親分さんが亡くなり、それから恋はしたかどうかわかりませんが。。。自殺したのは、鷹さんが、なんらかの事件の加害者で、被害者になったのが、緋夏さんだったからです。緋夏さんは、峰さんと鷹さんを間違えて、鷹さんがまさか自殺したなんて知らなくて、峰さんを見て。。。勘違いして狙ったのでしょう。。」ベルモが言いました。
すると、アマゾネスサンクチュアリィのスタッフから、内線でシアタールームに電話がありました。。。
緋夏さんが目を覚ましたようです。
福の神歩水は、緋夏の取り調べを行う事にしました。いったい。。。どうして緋夏さんは。。
峰さんを刺そうとしたの。。。
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