2020年03月19日
マリッジcelebration161偶然とも必然的にとも。。。奇妙なご縁だね。。。
「結婚。。。」ボー然とした顔で、向き合うハリーを俊は見つめました。。。
「うん。。。なんか、おじさん、グー兄ちゃんに似てるよ。。このお部屋の感じもだけど。。。びっくりしちゃって。。あっ、スッゴく美味しいけど、奥さんが、お料理するの?」
ビーフシチューを美味しい美味しいと、ハリーが食べてます。「いや、それ、おじさんが作ったんだよ。奥さんはパートに行く事もあるけど、おじさんは、フリーランスで自宅兼事務所だから、家が本拠地で。おじさんは、別に女の人に料理を求めてないし、どちらかというと、奥さんよりおじさんのほうが料理はするかな。」「へー、じゃあ、これも、おじさんが作ったの?」「そうだよ。別に、料理はやりたいほうが好きな方がやればいいんじゃないかな。あ、今日さ、あの木蓮寺の和尚様のところへ行ってきたんだけど、和尚様もそうおっしゃってたよ。男が料理することはいい事だし、どんどん料理しなさい。木蓮寺も婚活寺みたいだけど、女性は好きな男性に自分から料理したいという気持ちはあるけど。。。好きじゃないとか、アプローチしてきた男性が料理上手女性を求めると、なんで私があんたに料理すんのよう。。。と、カチンとくるみたい。。。もう、今の時代、女が料理して当たり前みたいに思わない事だなぁ。。。と笑ってた。。。ハリー君も、パティシエになりたい。。か。好きなんだね、お料理が。」
というと、ハリーは、嬉しそうに、スマホの写メを俊に見せました。
妹が、ピンクが好きなので、誕生日にってバラのケーキを作ったんだ、苺なんだけどね。
「ほおぉ。スッごいなー。」俊の顔がパァッと明るくなります、パティシエ、男性も多いけど、女性の気持ちが手にとるように。。アクセサリーみたいな数々の食べるのがもったいないようなスイーツをつくる。。。才能だよなぁ。。と思いました、センスの良さは磨かれるものもあるけど、先天的に持って生まれたものもあるし。。。
このハリー君は、親が結構うまくいっている事業をしていて、下に妹がいるという話し。。男の子に生まれたので塾に行かされ中学受験をさせられるのがイヤで、神楽町にあるお母さんの初婚の異父兄さん達を訪ねて行ったけど、
プルメリア島に憧れていたし、お兄さんのところへ行くと家出を叱られるから。。ついつい、プルメリア島に立ち寄って、木蓮寺の人生相談へ。。と、思ったが
よくスマホを読めば人生相談は要予約。当たり前だけどね。。。俊は人生相談か、していただきスッキリ。。、でも、そういう事ならば、代わってあげればよかったかな、。、
そして。。。
「えー、そ、そうなんですか、ハリーが。」神楽町の喫茶店の南風のグーの元にも、プルメリア警察署の刑事がやってきました。
一応、深夜LINEに母親の舞から、ハリーが居なくなったとの連絡があり、早朝に気づいて、兄のピースと名古屋の実家の舞に連絡しました。
舞には、「前にも言ったけど、もっとハリーの話を聞いてあげないと。。。オフクロ、仕事、仕事だし。ココアばっかり可愛がるし。。。ハリーが可哀想だよ。」グーが言います。グーは、LINEでハリーから、時々相談を受けていました。本当はパティシエになりたい。。って。
グーは、正直に親に話したらいいんじゃない?
お父さんの会社は、ココアがやりたいならいまどき女だから。。。って関係ない、継げばいいし、どうしてもやりたくないなら、権利を売ったり会社を畳めばいいんじゃない。という事を相談されていますが。。。
ハリーのスマホに連絡しましたが、LINEは既読にならないし、電話しても出ないですね。。。という内容のような事を警察には話しました。
以前も、ハリーの妹のココアだけ連れてプルメリア島に来ると言うので、兄さんや俺が交通費や宿泊代、滞在費旅費全額負担するから、ハリーもこちらへ連れてきたら、とオフクロに提案したら、小学校高学年の男の子がばかばかしい。今時。。。親についてくる年齢じゃないし、お受験のための塾がある、とオフクロが文句を言って却下しました。まぁ、確かに俺たち兄弟も、兄さんと俺、全くオフクロにベタベタする事もなかったですからね。
それに、兄ピースとグーは料理人だから、ハリーに料理界をたきつけるのは良くないと考えたかもしれない。
だけど、なんだか昔から、母親の舞はハリーに冷たいというか、妹のココアばっかり優遇しているような気がして。。。可哀想な気もしてきたんです。オフクロの再婚相手の家が事業をしてて。。。跡取りだかなんだか。。。ハリーがやりたければいいんですが。やりたくないのに。。今時。。子どもの人生を勝手に決めつけて押し切るって。。。
俺は、父親も出て行っていないし、母親から早く独立してますからご縁のない話しですが。それ、毒親なんじゃありませんか???
現代は、小学生の子どもが自殺してしまう場合もある。。。。んだけど。、確かにハリーは将来を勝手に今時の時代なのに親に決められてレールを敷かれて。。。恐怖感に思い詰めていた。。。
と、言っても、自殺まで。。。追い詰められるだろうか。。。切羽詰れば死んでやるーと、わめいて、どうしてもイヤだと、児童相談所に駆け込むか、ピース兄さんか俺んちにそれこそ駆け込むか。。。
死ぬぐらいなら。。まさか。。
なんとかは。。。するだろ。。。
はたまた。。オフクロの実家の婆さん。。峰さんは、おそらく、オフクロの旦那さんの実家にわだかまり、というか。。。
オフクロと峰の婆さんは仲良くはないけど。。。。だけどー。。。峰さんは、キツくて気性が激しいし、揉め事大好きだから、ここぞとばかりに鬼の首をとったように。。。峰さんは怒鳴り込むだろうな。。ハリーも、峰さんが、気の強いもんがギャアギャア言ってると、喧嘩っ早いし、オフクロの実家に怒鳴り込むぐらいはするだろうと踏んでいると思うけど。。。
まさか、もしかして。、
誘拐。。。確かにオフクロんちは金持ちだ。資産家だし、オフクロも商売やってる。。だからその線も考えられますね。。。
グーは、訪ねてきた刑事に言いました。
それか。。。いま移動中なんだろうか。名古屋から。。。すぐに連絡したら、家出反対で、俺たちに叱られて帰るように説得されてしまうから。。悩んで連絡できないのか。。。
「誘拐の場合。。。ハリー君が居なくなったとの事を世間に知られては危ない。。。だけど。。そううかうかもしていられない明日には公開捜査。。に切り替えます。。お兄さんのところに連絡入りましたら、すぐにお知らせください。。」と刑事が言いました。資産家なので、誘拐の線もじゅうぶん視野に入れて。。。
同じく、ピヴォワーヌ。。。神楽町南町の海中フレンチ。。料理長ピースのところにも警察が行っているようです。
しかし、長男のピースより。。尋ねてくるならグーの方が可能性は高い、と母親の舞も言っているようでした。グーもそう思います。。話しやすいのはグーだし。。。
さて。プルメリアヒルズ。。。
管理人、オーナーの
アポロンにダイヤさんから電話が来ます。アポロンは、二十四階仕事部屋。。。下の階のさっきあった俊さんからこないだ珈琲豆をいただきましたので、
いま、コーヒーを飲んでいます。香ばしい珈琲の香りが。。。珈琲が好きな人は、香りを楽しむのも多いのでしょう。
「やぁ、ダイヤさん。いま、仕事中かなぁ、またお休みはいつ??なかなか忙しいみたいだけど。。」と、のんびりとアポロンが電話に出ると。。
「あっ、アポロンさん、いま、電話大丈夫」というので、イイけど。、。と言うと。
実は。。。アマゾネスサンクチュアリィに、まだ公開捜査はされていないものの。。。
プルメリア島に憧れてプルメリア島に家出してきた子どもがいるかもしれなくて。。
家出なのか、誘拐なのかわからないんだけど。。。と、誘拐ならすぐには公開捜査できないので、地域の篤志家のみに情報が入ってきたらしい。。
アマゾネスサンクチュアリィや木蓮寺には、既に情報が入ってきたんだけど。。
アマゾネスサンクチュアリィに宿泊したお客様の息子さんなので。。他人事じゃなくて、無事だといいんだけど。。。プルメリア島に興味があるのと、近く神楽町にお兄さんがいるので、じゅうぶん気をつけて見かけたらお知らせくださいと連絡が来ました。
ハリネズミらしい。。。ハリネズミ。。か。。
ハリネズミ。。ねぇ。
なんかひっかかる。。。なんだろうか、でも。
優しいんだね、ダイヤさんは、そりゃ、早く見つかるように。。。と電話を切ると、LINEで顔写真が送られてきました。
あ。。。あれ。。
こ、こ、この子ってさっきのさ。。。
これって。。。俊さんが、親戚の子どもって。。。
LINEで行方不明の子どもの顔を見たアポロンは仰天しました。
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2020年03月18日
マリッジcelebration160さすらいの家出少年は。。。
「い。。。家出って。。良くないよ。。君。。。」俊が少年に言います。そのグーさんとやらの異父弟なら、あの名刺に連絡した方がいいかも。
「だって。。。家出しないと、僕は勝手に将来を決められるんだもん。」
グサっ、。。
将来を勝手に決められるんだもん。。。の声に俊さんには。。忘れていたような古傷になにか突き刺さるものがありました。なんだろう、将来を塞がれるような恐怖感。。。
「あの、おじさんが、そのグー兄ちゃんってお兄さんのところへ連れて行ってあげようか、」俊は言いました。奇妙なご縁です。二人は全く知らないものの。。。
まさか、この子が、元妻の舞の再婚した息子であるとは梅雨知らずに。。。
「ウーン。。。だけどさ、グー兄ちゃんはお仕事だし、勝手に家出してきた、なんて言ったら。。。怒られるよ。」「だけど。。。家出って、君、小学生じゃないの?」
「うん。今11歳。」「えっ。。じ、11歳。。。そう。。そうか、おじさんの息子も生きていたら君と同い年だ。。。」俊は、在りし日のコウを思い出してしまいました。「亡くなったの。。。息子さんが。。。」
「うん。。。8年前にね。残念ながら。。」「おじさん、お仕事は?」「ああ。おじさんは、建築士。フリーランスだから、ある程度は自分で時間の都合をつけられるんで。」
グー。。。その時少年のお腹がなりました。
「あ、お腹減ってるの??おじさんち、車でまぁまぁ近いから。。。少しなんか食べていく?それから、、そのグー兄ちゃんという人のところに送っていこう。」
俊は昨日ビーフシチューを作ったのですが、奥さんが帰って来なかったので、結構余ってしまいました。プルメリア島は常夏の島でも、室温はエアコンでクールなので、結構暖かいものも好んで食べられます。
「好き嫌いは、大丈夫」俊は、亡くなった息子のコウと少年が同い年というのを聞いて胸が痛みました。。そして。。。家出したんだ。。
親切にしたくなりました。
少年はハリーといい名古屋から来たそうです。名古屋。。。なんだろう。。名古屋って。。
名古屋と聞いて、急に俊は懐かしさがこみ上げます。どうしてなのかな。。ハリーは、勿論知らない人についていくとか、知らない人の車に乗るなんてもってのほかなんだけど、
なぜか、この人は大丈夫というセンサーに触れた。誰しも危険信号だとか、安心センサーだとか。。目に見えないけど。。。不思議な判断するものがある。
「好き嫌いはありません。。。おじさんちに行くの家族の人たちは?」シートベルトを閉めてハリーが言いました。
「奥さんは、実家に帰っているよ。」俊は嘘をつきました。昨日から帰って来ない。。だけど、もしかして家に帰ったら、妻が帰っているかもしれないな、
それならそれで、ご飯を食べさせてから送って行くか。。。家出したみたいだけど。。。ちょっと話を聞いて説得したら、ちゃんと家に帰るかもしれないしな。この子。。。
可哀想な。。今時、将来を親に勝手に決められてるのがな。。。
身なりも良いし、ハキハキして聡明で頭も良さそう。。多分お金持ちの子どもかな。。
大変だなぁ。。なまじっか家に守るべき受け継ぐべき資産があると。。自由もいまどき制限されてるのかな。
「おじさん、木蓮寺が好きなの。?」「ああ、いいお寺だね。なかなか灯台下暗しで、こちらに越してきてから、行ってみたかったけど。、忙しくて、今日やっと行けたんだ。」「そう。、。僕はもともとプルメリア島に憧れてて。。。で、木蓮寺をネットで見て人生相談をしている、って出てたから。だけど、よく見たら要予約って。。。」
「そりゃ、お寺もたくさんの人がくるし、忙しいから時間を合わせなきゃ、だよ。みんないろいろ悩んでるだろうしね。。。」「世間はコロナウィルス騒ぎなのに。。。幼稚園やってるんだ。。木蓮寺。。。」「あれは、結界を張っているみたいだよ。幼稚園をいきなり休みにすると、親御さんが困る人たくさんいるだろ。。。ある程度子どもが大きいなら留守番できるけどね。。。世の中にはいろいろな生活をしている人がいて、勝手に生活パターンを変えられると困窮する人もたくさんいるんだよ。働き方改革なんてそうじゃない?別に仕事したい人は、好きに働けばって思うし。だから、おじさんも独立したんだけど。。。表面だけお上手を言って整えても、まわりが振り回されたり、尻拭いに奔走したり。。。いろいろメンドクサいモンだね。。あ、ごめん、変な理屈だった。。。もう、すぐだから。。。」
しばらくすると、小綺麗な都会的なマンションに到着しました。海沿いですから、きっと海が見えるのでしょう。「すごい、綺麗」ハリーが目を見開きました。。。
マンション、プルメリアヒルズ。。。
庭も美しく開けています。「ウーン。。。マンション、買おうかなとも考えたんだけどね。ここ気に入ったから。。。」俊が言います。
エントランスを入ると、タコの男性が歩いてきました。
「あっ、こんにちは大家さん。」俊はその男性に頭を下げて挨拶しました。
その男性は。。。。アポロン。家具職人兼マンションのオーナー業務。ダイヤさんの恋人です。
アポロンは、だいたいは違うマンションのプルメリアインにいますが、こちらの新しいマンションもオーナーとして持っています。
「俊さん、親戚の子どもさんですか、」「ええと、ええ。ちょっと預かる事になりましてね。」
仕事で独立し、軌道にのり、プルメリア島に引っ越してきて。。。マンションを買おうと考えていましたが、このマンションを見て、俊も奥さんも見惚れてしまったのです、
魅入られた、というか。おまけに、このマンションのオーナーが、俊のお気に入りの家具職人のアポロンだったのです。
俊は前々から、収入が良くなったらアポロンの家具を揃えるのが夢で、だんだんと収入が良くなるにつれ、お気に入りのインテリア、お気に入り空間になりました。素晴らしいなー。プルメリアンスキューバーのアポロン
投資家の家系に生まれた者の持ち前の器用さとセンスで、コンプレックスを克服し、家具職人とマンション経営者になりました。
葉月の元旦那さんミシェルのおじさんです。アポロンは幼い頃に大病を患い子どもを作れない身体になりました。子孫繁栄の精神の強いプルメリアンスキューバーズの汚点、恥晒し。。存在する意味がないとすら悩んだ日々。。。種族の旧い考えの人には殺処分を勧めたり、双子は縁起が悪いとされ、やはり、双子で産まれたアポロンは。。。アポロンの
双子の弟は、ミシェルの父親です。
アポロンは、欠陥品。。。しかし、両親は、アポロンが生きることを望んで、手に職をつけて生きていきました。
大好きな子どもは持てないし、昔お付き合いしてきた彼女達には、子どもができないなら、と最終的に去られてしまい、結婚できないと言われて、女性不審になりましたし。。。お金持ちですし、独身、都会の洗練された雰囲気で。。。アポロンは、女性にモテるというか、なんだか、お金目当て、みたいな下心見え見えでますます気持ち悪くなり、女性嫌いになったところ。。。
ダイヤさんとの出会いで、
まさかの新しい恋が始まったアポロンさん。
最近、大家さん、なんだかツヤツヤしいというか雰囲気柔らかくなったなぁ。と、大家さんのアポロンに会うたびに俊は思いました。もともと感じ良かったけど、どこかもの悲しげで。。。
エレベーターで、二十三階で降りました。二十四階建てです。最上階は、お金持ちが住んでいたり、大家さんの仕事部屋があるそうです。
機能的で整理整頓された広い雰囲気の部屋で、
あーグー兄ちゃんの。。グー兄ちゃんのお部屋の雰囲気好みに似てる。と招き入れられたハリーはびっくりしました。
やっぱり。。。妻は帰っていないな、どこへ。。。行ったんだろう。と俊は思いながらも、ビーフシチューと冷凍して作り置きのロールキャベツを、温めました。
「わぁ。美味しそう。」
いい匂いがして。、
。あっ。。。ハリーは、そういえば。。。
ママの前の結婚。。。って、ピース兄ちゃんやグー兄ちゃんの。。。パパって。。
どんな人。。なんだろう。。
この人。。。もしかして、まさか。。。
「さ、どうぞ、お待たせ、」温めたビーフシチューを出して、どうぞという俊に、ハリーは、
「いただきます、あの。。。あの、おじさん、おじさんは、、、前に、結婚していたの、いまの奥さんの前に。。。」
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「だって。。。家出しないと、僕は勝手に将来を決められるんだもん。」
グサっ、。。
将来を勝手に決められるんだもん。。。の声に俊さんには。。忘れていたような古傷になにか突き刺さるものがありました。なんだろう、将来を塞がれるような恐怖感。。。
「あの、おじさんが、そのグー兄ちゃんってお兄さんのところへ連れて行ってあげようか、」俊は言いました。奇妙なご縁です。二人は全く知らないものの。。。
まさか、この子が、元妻の舞の再婚した息子であるとは梅雨知らずに。。。
「ウーン。。。だけどさ、グー兄ちゃんはお仕事だし、勝手に家出してきた、なんて言ったら。。。怒られるよ。」「だけど。。。家出って、君、小学生じゃないの?」
「うん。今11歳。」「えっ。。じ、11歳。。。そう。。そうか、おじさんの息子も生きていたら君と同い年だ。。。」俊は、在りし日のコウを思い出してしまいました。「亡くなったの。。。息子さんが。。。」
「うん。。。8年前にね。残念ながら。。」「おじさん、お仕事は?」「ああ。おじさんは、建築士。フリーランスだから、ある程度は自分で時間の都合をつけられるんで。」
グー。。。その時少年のお腹がなりました。
「あ、お腹減ってるの??おじさんち、車でまぁまぁ近いから。。。少しなんか食べていく?それから、、そのグー兄ちゃんという人のところに送っていこう。」
俊は昨日ビーフシチューを作ったのですが、奥さんが帰って来なかったので、結構余ってしまいました。プルメリア島は常夏の島でも、室温はエアコンでクールなので、結構暖かいものも好んで食べられます。
「好き嫌いは、大丈夫」俊は、亡くなった息子のコウと少年が同い年というのを聞いて胸が痛みました。。そして。。。家出したんだ。。
親切にしたくなりました。
少年はハリーといい名古屋から来たそうです。名古屋。。。なんだろう。。名古屋って。。
名古屋と聞いて、急に俊は懐かしさがこみ上げます。どうしてなのかな。。ハリーは、勿論知らない人についていくとか、知らない人の車に乗るなんてもってのほかなんだけど、
なぜか、この人は大丈夫というセンサーに触れた。誰しも危険信号だとか、安心センサーだとか。。目に見えないけど。。。不思議な判断するものがある。
「好き嫌いはありません。。。おじさんちに行くの家族の人たちは?」シートベルトを閉めてハリーが言いました。
「奥さんは、実家に帰っているよ。」俊は嘘をつきました。昨日から帰って来ない。。だけど、もしかして家に帰ったら、妻が帰っているかもしれないな、
それならそれで、ご飯を食べさせてから送って行くか。。。家出したみたいだけど。。。ちょっと話を聞いて説得したら、ちゃんと家に帰るかもしれないしな。この子。。。
可哀想な。。今時、将来を親に勝手に決められてるのがな。。。
身なりも良いし、ハキハキして聡明で頭も良さそう。。多分お金持ちの子どもかな。。
大変だなぁ。。なまじっか家に守るべき受け継ぐべき資産があると。。自由もいまどき制限されてるのかな。
「おじさん、木蓮寺が好きなの。?」「ああ、いいお寺だね。なかなか灯台下暗しで、こちらに越してきてから、行ってみたかったけど。、忙しくて、今日やっと行けたんだ。」「そう。、。僕はもともとプルメリア島に憧れてて。。。で、木蓮寺をネットで見て人生相談をしている、って出てたから。だけど、よく見たら要予約って。。。」
「そりゃ、お寺もたくさんの人がくるし、忙しいから時間を合わせなきゃ、だよ。みんないろいろ悩んでるだろうしね。。。」「世間はコロナウィルス騒ぎなのに。。。幼稚園やってるんだ。。木蓮寺。。。」「あれは、結界を張っているみたいだよ。幼稚園をいきなり休みにすると、親御さんが困る人たくさんいるだろ。。。ある程度子どもが大きいなら留守番できるけどね。。。世の中にはいろいろな生活をしている人がいて、勝手に生活パターンを変えられると困窮する人もたくさんいるんだよ。働き方改革なんてそうじゃない?別に仕事したい人は、好きに働けばって思うし。だから、おじさんも独立したんだけど。。。表面だけお上手を言って整えても、まわりが振り回されたり、尻拭いに奔走したり。。。いろいろメンドクサいモンだね。。あ、ごめん、変な理屈だった。。。もう、すぐだから。。。」
しばらくすると、小綺麗な都会的なマンションに到着しました。海沿いですから、きっと海が見えるのでしょう。「すごい、綺麗」ハリーが目を見開きました。。。
マンション、プルメリアヒルズ。。。
庭も美しく開けています。「ウーン。。。マンション、買おうかなとも考えたんだけどね。ここ気に入ったから。。。」俊が言います。
エントランスを入ると、タコの男性が歩いてきました。
「あっ、こんにちは大家さん。」俊はその男性に頭を下げて挨拶しました。
その男性は。。。。アポロン。家具職人兼マンションのオーナー業務。ダイヤさんの恋人です。
アポロンは、だいたいは違うマンションのプルメリアインにいますが、こちらの新しいマンションもオーナーとして持っています。
「俊さん、親戚の子どもさんですか、」「ええと、ええ。ちょっと預かる事になりましてね。」
仕事で独立し、軌道にのり、プルメリア島に引っ越してきて。。。マンションを買おうと考えていましたが、このマンションを見て、俊も奥さんも見惚れてしまったのです、
魅入られた、というか。おまけに、このマンションのオーナーが、俊のお気に入りの家具職人のアポロンだったのです。
俊は前々から、収入が良くなったらアポロンの家具を揃えるのが夢で、だんだんと収入が良くなるにつれ、お気に入りのインテリア、お気に入り空間になりました。素晴らしいなー。プルメリアンスキューバーのアポロン
投資家の家系に生まれた者の持ち前の器用さとセンスで、コンプレックスを克服し、家具職人とマンション経営者になりました。
葉月の元旦那さんミシェルのおじさんです。アポロンは幼い頃に大病を患い子どもを作れない身体になりました。子孫繁栄の精神の強いプルメリアンスキューバーズの汚点、恥晒し。。存在する意味がないとすら悩んだ日々。。。種族の旧い考えの人には殺処分を勧めたり、双子は縁起が悪いとされ、やはり、双子で産まれたアポロンは。。。アポロンの
双子の弟は、ミシェルの父親です。
アポロンは、欠陥品。。。しかし、両親は、アポロンが生きることを望んで、手に職をつけて生きていきました。
大好きな子どもは持てないし、昔お付き合いしてきた彼女達には、子どもができないなら、と最終的に去られてしまい、結婚できないと言われて、女性不審になりましたし。。。お金持ちですし、独身、都会の洗練された雰囲気で。。。アポロンは、女性にモテるというか、なんだか、お金目当て、みたいな下心見え見えでますます気持ち悪くなり、女性嫌いになったところ。。。
ダイヤさんとの出会いで、
まさかの新しい恋が始まったアポロンさん。
最近、大家さん、なんだかツヤツヤしいというか雰囲気柔らかくなったなぁ。と、大家さんのアポロンに会うたびに俊は思いました。もともと感じ良かったけど、どこかもの悲しげで。。。
エレベーターで、二十三階で降りました。二十四階建てです。最上階は、お金持ちが住んでいたり、大家さんの仕事部屋があるそうです。
機能的で整理整頓された広い雰囲気の部屋で、
あーグー兄ちゃんの。。グー兄ちゃんのお部屋の雰囲気好みに似てる。と招き入れられたハリーはびっくりしました。
やっぱり。。。妻は帰っていないな、どこへ。。。行ったんだろう。と俊は思いながらも、ビーフシチューと冷凍して作り置きのロールキャベツを、温めました。
「わぁ。美味しそう。」
いい匂いがして。、
。あっ。。。ハリーは、そういえば。。。
ママの前の結婚。。。って、ピース兄ちゃんやグー兄ちゃんの。。。パパって。。
どんな人。。なんだろう。。
この人。。。もしかして、まさか。。。
「さ、どうぞ、お待たせ、」温めたビーフシチューを出して、どうぞという俊に、ハリーは、
「いただきます、あの。。。あの、おじさん、おじさんは、、、前に、結婚していたの、いまの奥さんの前に。。。」
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2020年03月16日
マリッジcelebration159この子誰の子。。。。???!
俊さんがやってきた。。。
奥座敷に、木蓮和尚と後ろにベルモは鎮座していました、紫子さんが、「お客様がいらっしゃいました、」
洗練されたもの腰
細身の清潔感溢れたサングラスの男性が入ってきました。「こんにちは、よろしくお願い申し上げます。」一礼して向かい合わせの座布団に座るとサングラスを取りました。
これ、どうぞ、おそらくはケーキかなんかのお洒落な手土産の箱を渡されて
ありがとうございます、木蓮和尚が恐縮しました。
あっ
俊さんには
ベルモは思わず声をあげそうになりました。どっかで見た。。。と、思ったけど、あの南風のマスターのグーかと思いました。グーが、あと20年時計の針を進めたら。。。あー、びっくりした。。でも、これが舞さんの旦那さん。。。行方不明になった人。。。舞さんから逃げたのかしら。。。それにしても似てるわ。。。
マスターのお父さんで間違いないぐらい。
俊さんには、
木蓮和尚もいい男だなぁーと感激しているようです。
「木蓮でございます。こちらは弟子の大福です。」木蓮和尚が言いますと俊さんは、
「お電話のお坊さんですね、あのせつは失礼いたしました、可愛らしいですね。」と、俊が言うのでベルモは感激しました。こういう素直で正直な人もいるんだわ
ベルモ、僧侶大福を見て笑い転げるお客様が多いなか、可愛らしいと褒める
もしかして、顔も性格もカッコイイ男性
しかしながら、木蓮和尚も大福も同時に、こんな人が、、、本当に舞さんを捨てて、。子どもも捨てて。家出を、したのか??!という疑念が湧いてきた。。
まぁ。強引にでも、女が寄ってくるタイプではあるわ。。よね。
「あのー、唐突に。、。ですが、」俊は言います。「はい。。。」
「実はうちの妻が昨日から帰ってこなくなりまして。。。これは、申し込みの時は全然相談しようとしていた事じゃなくって、いきなり、昨日突然ですが。。。帰ってこなくなりまして。。もしかして。、、逃げたんでしょうか。こんな事。。。今までなかったんですが。、。」
あっ、緋夏さん。緋夏さんは、いま警察に捕まっている。。。
思わず、木蓮和尚とベルモは顔を見合わせそうになりました。。が、しかし緋夏さんの起こした事件の場合情報によれば、治外法権がかかっているとのこと。だから旦那さんには言えないんだろう、
連絡したいものの、どうしたらいいかわからないとか。多分、まだ月のサナトリウムに身柄を拘留されている。。。けど、緋夏さんのプライバシーがあるので、
和尚達から緋夏さんがどこにいるか、とか。警察に拘留されている事は、知っていても言えません。
それに、、、緋夏さんは、さらに輪をかけて。。。ハリー君行方不明事件のハリー君のメディアクリエイティブのコミニュケーションサイトで、ブルーフィッシュとしてサイト内の友人になっていましたから、そちらの事情聴取もあるのでしょう。
おそらく。。緋夏さんは、亡くなった息子さんがハリー君と同い年で、ハリー君がハリネズミであり、プルメリア島が大好きなので、亡くなった息子さんの事を想い忍びハリー君。。。サイトの奈色君と友達になったのかもしれない。
木蓮和尚は、「成人なので、奥様は、時には一人になりたいことがあるかもしれませんね。特に女性ですと男性にはわからない。。生理や更年期など個人差あるようですが、大変な人は大変みたいで。。。いくら旦那さんが良い方でも、長年ご一緒にいれば時には一人になりたくなるでしょう。。。ウチにもそういう悩みを抱えた方々結構いらっしゃいますよ。。。」
「ウーン。。、ウチのは、8年前に息子を亡くしてから。。。家内はちょっと鬱気味かもしれないですが。。。」「それは。。それは。」
そうだ、緋夏さんの息子さん。。俊さんとの。。3歳で亡くなった息子さんを轢き逃げしたのを。。。犯人の既に自殺した鷹さんを双子の妹の峰さんと勘違いして。。。緋夏さんは刺そうとして母親をかばった環さんを刺してしまったんだ。。。もちろん、まだ、そんな事件は俊さんの耳に入っていない。。。
「つらい思いをなさいましたね。」「バチ。。。でしょうか。20年近く前に、妻は、前の旦那の暴力から逃げて、わたしと付き合っていたのですが。。。二人で逃げた時に妻は妊娠していましたので、育てるから産む事を勧めたのですが、前の旦那の子どもなら、殺してしまうかもしれない。怖い、と泣いてわめくのです。でも。。。なかなか子どもができなかったようで、やっとできたので、もしかしたらそれ以来できなくなるかもしれないし、子どもに罪はない、とおろすのだけは最低限反対しました。」俊が言うので、木蓮和尚が、
「あなたは、奥様の前の旦那さんとの子どもでも、産んでほしいと。。。」「はい。。。授かった命ですよ。自分達だけは生きて子どもを作り子どもをおろして自分達だけはのうのうと生きるって筋違いじゃありませんか。」
どうやら俊さんは子どもが好きなようだ、
え。。。でも、最初の結婚の舞さんとの子ども二人は、。。置いて。。逃げたの。。
ベルモは、どうして。。と。不審に思いました。
木蓮和尚は、俊さんに
「それで、バチが当たった、とは?」
「家内がお姉さん。。。母親違いの実家のお姉さんに子どもを丸投げしたんです。最初反対しましたが、わたしは夜逃げして、新しい職種、勉強から初めて、軌道に乗せるのに精一杯でした。妻と知り合った頃は、わたしは記憶喪失で。。。妻に助けて貰いながら、夜の仕事をはじめて。。。」
あっ、そうか、記憶喪失。。。なんだ。。なるほど。。
俊さんの話しだと、気づいたら東京の繁華街で、奥さんに発見された。こんなところにいたら危ないわよ。なかにはぼったくりの店もあるし、あなたなら、見かけがいいし働かされるわよ、みたいに、奥さんは俊さんをかばい。。
ベルモは、イケメンは得だわねと思いました。ここでブサなら、警察に通報され、行きだおれがいますよ、終了である。人間として最低限の親切で、危ない地域に行きだおれていたら警察に通報し、身柄や安全を任せる。。。しかし、自分好みのイケメンなら。。。
まぁ、運や容姿の素晴らしさも実力のうちだし、確実な長所の一つだからね。
ただし、イケメンに限る、か。あたしなんて男に興味ないからさ。しかしまぁ。わからんでもないな。。
イケメン。。。確かに俊さんは魅力あふれてる。
ただし、木蓮和尚の言うように、俊さんは、ご慈悲というか、性格が良いような気がするけど。。だからイケメンにもとの良さに後光が差すというかなー。
記憶喪失か。。。思い出してないのかな。。俊さんは、確か名古屋の人だよねー。。。
俊さんは続けます。
住み込み大丈夫、面接に受かれば手っ取り早くすぐ働ける夜の仕事、キャバクラの黒服で奥様の紹介ですぐ働いたそうで。。、
俊さんに、木蓮和尚は、「あなたは。。。以前の生活、生まれ育ちを思い出しているのですか?」
「いいえ。。。よくわかりませんが。。わかりませんが、逃げてきたような気がします。ただ。。。潜在的にあまりいろいろ思い出したくないようで、逃げてきた気がします。」「あなたは、過去の生活を取り戻したいとか、思い出したいのでしょうか?」
「いいえー。。。わたしは、潜在的には、過去は忘れたいのではないか、と思いますね、なんでしょう、かと言って、例えばわたしは、犯罪や借金から逃げているのではなく。。。行き詰まった人間関係から逃げているのでは、と思います。命辛々の死活問題ではなく、毎日のようにルーティンというか。。。それか、勝手にレールを敷かれて逃げたような。。。鎖を引きちぎる夢ばかり昔はよく見たんですよ。」
鎖を引きちぎる夢。。。か。
木蓮和尚もベルモも、俊さんは、舞さんの旦那さんであり、俊さんは舞さん達から逃げたという過去は聞いている。。のだけど、俊さんは過去を思い出せないようだし。それ以前にして
過去を思い出すつもりがないのだ。俊さんが、過去を思い出したいとか、思い出す手がかりが欲しいと望まない限りは黙っているべきだ。
俊さんの悩みは、このままでいいのか、という事。あと、あの時の女の子を、妻の実家に丸投げしたのを後悔している。確かに妻の実家はお金持ちだし、妻の姉、母親は違いますが、姉はしっかりしていて頼りになります。子どもにも優しいし。。でも、海外を行ったり来たりで。。。結局は、妻の母親が見ることになるし。。。それに、あの頃は、
妻の母親というのは再婚で、旦那さんの実家に妻を連れて入ったんだけど。。。祖母さんがきつくて妻と合わなかったらしい。その人も当時健在で妻の実家にいたので。。。妻の赤ちゃんを祖母がいるとこに預けて大丈夫かと思ったんだけど。。、妻もノイローゼだし。わたしも生活を軌道に乗せるので精いっぱいで。。。やっといま、フリーランスの建築士で独立できましたが。」
妻は。。。もしも、昔の旦那が追いかけてきたらどうしようと。。。元旦那が拘留されているときに逃げました。卑怯だったかもしれないけど、チャンスだし。。。最初。。。妻と会ったばかりの頃は、旦那が九州に帰っていましたが、その時はさすがに妻と出会ったばかりで。。。さすがにまさか、逃亡なんて考えはありませんでした。でも。。。元旦那さんの事は後悔していませんが、あのときの赤ちゃん。。。あの子の事は気にしてます。私の子かもしれないし、そうじゃないかもしれません。でも。そんな事どうだっていいのです。旦那の方は、妻を殴ったり働かなかったりで、紐状態で。捨てるべきものは捨てて。。と割り切りましたが、。
赤ちゃんの方は。。。捨てるべきなものじゃなかった。。。
こんな大事なものを手放して良かったのでしょうか。
わたしは情け無いです。いまさらどうしようもないです。。」
「だけども、あなた達は、信頼できるから、子どもを奥様のご実家に出したんでしょう。」
「確かに。。。私たちの安定しない生活、もしかしたら赤ちゃんを殺すかもしれない。産まなきゃ良かったという妻。。。そんな妻を見るととてもじゃないけど、あのままじゃ。。。と。こちらの身勝手ですが。子どもにあんな事をしたから。。。コウは。。。息子のコウは亡くなったんだ。。。」
俊さんは、息子さんが轢き逃げで亡くなったのは、純ちゃんをこちらの身勝手で奥さんの実家に丸投げしたからだ、という。。、
しかしながら、やっぱり俊さんは、過去の自分には向き合いたくないようだ。
しかしながら。。。しかしながら。。。木蓮和尚は、ベルモがいつも言う、幼くして命を閉じた子どもは、魂のレベルが高いから
そうやって、世の中に気づきを与えて全体を浄化したり社会を改善したり、親に気づきを与えたりと、そういう徳の高い魂の人なんです。これは、あなたが悪いわけではありません、と言いました。魂は成長するのが大好きで、あなたのお子様は、大変魂のレベルが高いので、幼くして亡くなるという脚本を自分で書いて生まれてきたのです。
魂の世界観、あの世と現世では世界観が違うので違和感があるかもしれませんが。
死んでないくせにいい加減な事を言うなと言われるかもしれないが、前世はあるし肉体は死んでも魂は死なないのである。。。われわれは、魂を成長させるためにこの世に生まれてきて。、。貴方様のお子様は、ご自分で納得されてこの世を卒業なさいました。。。
あっ。傾聴するベルモは、後ろで。。そうだ、わたしがメディアクリエイションのサイトで、魂の話しをした。。。
それで、若くして亡くなる方は魂のレベルが高い人みたいな話をして、緋夏さんに刺されそうだったんだ。若くて幼くまるまる健康的なベルモがそういう話しをすれば、
お子様をなくした親はベルモを憎むでしょうだけど、俊さんは、泣いていました。
あなたのお子様が亡くなったのはあなたのせいではありません。
家族が亡くなるとそうじゃないのになんでも自分のせい。。。にしたがる人がいますが、
それでは、お亡くなりになりました息子さんが悲しみ、あなたを逆に許しませんよ。
亡くなられたご家族は、あなたの幸せを真心より願っているのですから。
木蓮寺には身内を亡くした遺族の方々もいらっしゃいますが、多くの方々は、自分のせいで死んだだの、かわりにわたしが死ねばよかったのにとか、何年か命をあげたいとか言われる。
でも、亡くなった方はそれが寿命なんです。他の人がどうこう言う問題じゃないし。あなたのせいで亡くなったわけじゃない。本人が寿命を決めて生まれてきたし、亡くなられた人は、あなたを愛してあなたの幸せを願っているのです。。。
俊さんは、お礼を言いました。名所木蓮寺。。。最近はあまりコロナウィルスのせいか、マスコミで見るほど人出はありませんでした。。。
静寂に包まれて、抹茶を紫子さんからいただきまして、俊さんは。。御礼を言って、また来させていただきたいですね。悠久を感じ圧倒されるのに全然威圧感が無くて優しい場ですね。。。プルメリア島に引っ越してきて、建築士だというのに、木蓮寺になかなか来なかった。。
いつかいこう、いつかいこう、そればっかりで。だけど来て良かったし感激しました。
俊はこれから考えごとや仕事に行き詰まったりしたら気持ちを落ち着かせるためにも来ようかな。。。と、しばらく境内や池を散策しようとしたのですが。。。
「グー兄ちゃん、グー兄ちゃん。。あっ、」
あっ、ハリネズミの
小さな男の子が走ってくるので、えー
ま、ま、まさか。まさか、コウ
「コウ」
「ご。。。ごめんなさい、おじさん、あの、すみません、ごめんなさい。ごめんなさい。。びっくりした、おじさんが、グー兄ちゃんに似てるからと、あの、僕。。。」と、その子が言う。
10歳前後だろう。。。亡くなった息子ぐらいだ。。。迷子だろうか。。それにしても。。
あっ、また、グー、という人に間違われる。
俊は、先日大学生らしき喫茶店のアルバイトの男の子に名刺をもらい、そこのマスターに間違われたばかり。。あっ、この子もその
グー兄ちゃんというマスターの知り合いだろうか???
「お兄ちゃん、って、グー兄ちゃんって、喫茶店の人」
「うん。僕のお兄ちゃん。。だけど、お父さんが違うから歳が離れてる、ハタチを少し過ぎたぐらい。。。僕ね、家出してきたんだ。。」
「えー、えっ、家出」
「僕はね、グー兄ちゃんみたいに神楽町や憧れのプルメリア島に上京して。。。パティシエになるの。。」
と、その男の子は言いました。
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奥座敷に、木蓮和尚と後ろにベルモは鎮座していました、紫子さんが、「お客様がいらっしゃいました、」
洗練されたもの腰
細身の清潔感溢れたサングラスの男性が入ってきました。「こんにちは、よろしくお願い申し上げます。」一礼して向かい合わせの座布団に座るとサングラスを取りました。
これ、どうぞ、おそらくはケーキかなんかのお洒落な手土産の箱を渡されて
ありがとうございます、木蓮和尚が恐縮しました。
あっ
俊さんには
ベルモは思わず声をあげそうになりました。どっかで見た。。。と、思ったけど、あの南風のマスターのグーかと思いました。グーが、あと20年時計の針を進めたら。。。あー、びっくりした。。でも、これが舞さんの旦那さん。。。行方不明になった人。。。舞さんから逃げたのかしら。。。それにしても似てるわ。。。
マスターのお父さんで間違いないぐらい。
俊さんには、
木蓮和尚もいい男だなぁーと感激しているようです。
「木蓮でございます。こちらは弟子の大福です。」木蓮和尚が言いますと俊さんは、
「お電話のお坊さんですね、あのせつは失礼いたしました、可愛らしいですね。」と、俊が言うのでベルモは感激しました。こういう素直で正直な人もいるんだわ
ベルモ、僧侶大福を見て笑い転げるお客様が多いなか、可愛らしいと褒める
もしかして、顔も性格もカッコイイ男性
しかしながら、木蓮和尚も大福も同時に、こんな人が、、、本当に舞さんを捨てて、。子どもも捨てて。家出を、したのか??!という疑念が湧いてきた。。
まぁ。強引にでも、女が寄ってくるタイプではあるわ。。よね。
「あのー、唐突に。、。ですが、」俊は言います。「はい。。。」
「実はうちの妻が昨日から帰ってこなくなりまして。。。これは、申し込みの時は全然相談しようとしていた事じゃなくって、いきなり、昨日突然ですが。。。帰ってこなくなりまして。。もしかして。、、逃げたんでしょうか。こんな事。。。今までなかったんですが。、。」
あっ、緋夏さん。緋夏さんは、いま警察に捕まっている。。。
思わず、木蓮和尚とベルモは顔を見合わせそうになりました。。が、しかし緋夏さんの起こした事件の場合情報によれば、治外法権がかかっているとのこと。だから旦那さんには言えないんだろう、
連絡したいものの、どうしたらいいかわからないとか。多分、まだ月のサナトリウムに身柄を拘留されている。。。けど、緋夏さんのプライバシーがあるので、
和尚達から緋夏さんがどこにいるか、とか。警察に拘留されている事は、知っていても言えません。
それに、、、緋夏さんは、さらに輪をかけて。。。ハリー君行方不明事件のハリー君のメディアクリエイティブのコミニュケーションサイトで、ブルーフィッシュとしてサイト内の友人になっていましたから、そちらの事情聴取もあるのでしょう。
おそらく。。緋夏さんは、亡くなった息子さんがハリー君と同い年で、ハリー君がハリネズミであり、プルメリア島が大好きなので、亡くなった息子さんの事を想い忍びハリー君。。。サイトの奈色君と友達になったのかもしれない。
木蓮和尚は、「成人なので、奥様は、時には一人になりたいことがあるかもしれませんね。特に女性ですと男性にはわからない。。生理や更年期など個人差あるようですが、大変な人は大変みたいで。。。いくら旦那さんが良い方でも、長年ご一緒にいれば時には一人になりたくなるでしょう。。。ウチにもそういう悩みを抱えた方々結構いらっしゃいますよ。。。」
「ウーン。。、ウチのは、8年前に息子を亡くしてから。。。家内はちょっと鬱気味かもしれないですが。。。」「それは。。それは。」
そうだ、緋夏さんの息子さん。。俊さんとの。。3歳で亡くなった息子さんを轢き逃げしたのを。。。犯人の既に自殺した鷹さんを双子の妹の峰さんと勘違いして。。。緋夏さんは刺そうとして母親をかばった環さんを刺してしまったんだ。。。もちろん、まだ、そんな事件は俊さんの耳に入っていない。。。
「つらい思いをなさいましたね。」「バチ。。。でしょうか。20年近く前に、妻は、前の旦那の暴力から逃げて、わたしと付き合っていたのですが。。。二人で逃げた時に妻は妊娠していましたので、育てるから産む事を勧めたのですが、前の旦那の子どもなら、殺してしまうかもしれない。怖い、と泣いてわめくのです。でも。。。なかなか子どもができなかったようで、やっとできたので、もしかしたらそれ以来できなくなるかもしれないし、子どもに罪はない、とおろすのだけは最低限反対しました。」俊が言うので、木蓮和尚が、
「あなたは、奥様の前の旦那さんとの子どもでも、産んでほしいと。。。」「はい。。。授かった命ですよ。自分達だけは生きて子どもを作り子どもをおろして自分達だけはのうのうと生きるって筋違いじゃありませんか。」
どうやら俊さんは子どもが好きなようだ、
え。。。でも、最初の結婚の舞さんとの子ども二人は、。。置いて。。逃げたの。。
ベルモは、どうして。。と。不審に思いました。
木蓮和尚は、俊さんに
「それで、バチが当たった、とは?」
「家内がお姉さん。。。母親違いの実家のお姉さんに子どもを丸投げしたんです。最初反対しましたが、わたしは夜逃げして、新しい職種、勉強から初めて、軌道に乗せるのに精一杯でした。妻と知り合った頃は、わたしは記憶喪失で。。。妻に助けて貰いながら、夜の仕事をはじめて。。。」
あっ、そうか、記憶喪失。。。なんだ。。なるほど。。
俊さんの話しだと、気づいたら東京の繁華街で、奥さんに発見された。こんなところにいたら危ないわよ。なかにはぼったくりの店もあるし、あなたなら、見かけがいいし働かされるわよ、みたいに、奥さんは俊さんをかばい。。
ベルモは、イケメンは得だわねと思いました。ここでブサなら、警察に通報され、行きだおれがいますよ、終了である。人間として最低限の親切で、危ない地域に行きだおれていたら警察に通報し、身柄や安全を任せる。。。しかし、自分好みのイケメンなら。。。
まぁ、運や容姿の素晴らしさも実力のうちだし、確実な長所の一つだからね。
ただし、イケメンに限る、か。あたしなんて男に興味ないからさ。しかしまぁ。わからんでもないな。。
イケメン。。。確かに俊さんは魅力あふれてる。
ただし、木蓮和尚の言うように、俊さんは、ご慈悲というか、性格が良いような気がするけど。。だからイケメンにもとの良さに後光が差すというかなー。
記憶喪失か。。。思い出してないのかな。。俊さんは、確か名古屋の人だよねー。。。
俊さんは続けます。
住み込み大丈夫、面接に受かれば手っ取り早くすぐ働ける夜の仕事、キャバクラの黒服で奥様の紹介ですぐ働いたそうで。。、
俊さんに、木蓮和尚は、「あなたは。。。以前の生活、生まれ育ちを思い出しているのですか?」
「いいえ。。。よくわかりませんが。。わかりませんが、逃げてきたような気がします。ただ。。。潜在的にあまりいろいろ思い出したくないようで、逃げてきた気がします。」「あなたは、過去の生活を取り戻したいとか、思い出したいのでしょうか?」
「いいえー。。。わたしは、潜在的には、過去は忘れたいのではないか、と思いますね、なんでしょう、かと言って、例えばわたしは、犯罪や借金から逃げているのではなく。。。行き詰まった人間関係から逃げているのでは、と思います。命辛々の死活問題ではなく、毎日のようにルーティンというか。。。それか、勝手にレールを敷かれて逃げたような。。。鎖を引きちぎる夢ばかり昔はよく見たんですよ。」
鎖を引きちぎる夢。。。か。
木蓮和尚もベルモも、俊さんは、舞さんの旦那さんであり、俊さんは舞さん達から逃げたという過去は聞いている。。のだけど、俊さんは過去を思い出せないようだし。それ以前にして
過去を思い出すつもりがないのだ。俊さんが、過去を思い出したいとか、思い出す手がかりが欲しいと望まない限りは黙っているべきだ。
俊さんの悩みは、このままでいいのか、という事。あと、あの時の女の子を、妻の実家に丸投げしたのを後悔している。確かに妻の実家はお金持ちだし、妻の姉、母親は違いますが、姉はしっかりしていて頼りになります。子どもにも優しいし。。でも、海外を行ったり来たりで。。。結局は、妻の母親が見ることになるし。。。それに、あの頃は、
妻の母親というのは再婚で、旦那さんの実家に妻を連れて入ったんだけど。。。祖母さんがきつくて妻と合わなかったらしい。その人も当時健在で妻の実家にいたので。。。妻の赤ちゃんを祖母がいるとこに預けて大丈夫かと思ったんだけど。。、妻もノイローゼだし。わたしも生活を軌道に乗せるので精いっぱいで。。。やっといま、フリーランスの建築士で独立できましたが。」
妻は。。。もしも、昔の旦那が追いかけてきたらどうしようと。。。元旦那が拘留されているときに逃げました。卑怯だったかもしれないけど、チャンスだし。。。最初。。。妻と会ったばかりの頃は、旦那が九州に帰っていましたが、その時はさすがに妻と出会ったばかりで。。。さすがにまさか、逃亡なんて考えはありませんでした。でも。。。元旦那さんの事は後悔していませんが、あのときの赤ちゃん。。。あの子の事は気にしてます。私の子かもしれないし、そうじゃないかもしれません。でも。そんな事どうだっていいのです。旦那の方は、妻を殴ったり働かなかったりで、紐状態で。捨てるべきものは捨てて。。と割り切りましたが、。
赤ちゃんの方は。。。捨てるべきなものじゃなかった。。。
こんな大事なものを手放して良かったのでしょうか。
わたしは情け無いです。いまさらどうしようもないです。。」
「だけども、あなた達は、信頼できるから、子どもを奥様のご実家に出したんでしょう。」
「確かに。。。私たちの安定しない生活、もしかしたら赤ちゃんを殺すかもしれない。産まなきゃ良かったという妻。。。そんな妻を見るととてもじゃないけど、あのままじゃ。。。と。こちらの身勝手ですが。子どもにあんな事をしたから。。。コウは。。。息子のコウは亡くなったんだ。。。」
俊さんは、息子さんが轢き逃げで亡くなったのは、純ちゃんをこちらの身勝手で奥さんの実家に丸投げしたからだ、という。。、
しかしながら、やっぱり俊さんは、過去の自分には向き合いたくないようだ。
しかしながら。。。しかしながら。。。木蓮和尚は、ベルモがいつも言う、幼くして命を閉じた子どもは、魂のレベルが高いから
そうやって、世の中に気づきを与えて全体を浄化したり社会を改善したり、親に気づきを与えたりと、そういう徳の高い魂の人なんです。これは、あなたが悪いわけではありません、と言いました。魂は成長するのが大好きで、あなたのお子様は、大変魂のレベルが高いので、幼くして亡くなるという脚本を自分で書いて生まれてきたのです。
魂の世界観、あの世と現世では世界観が違うので違和感があるかもしれませんが。
死んでないくせにいい加減な事を言うなと言われるかもしれないが、前世はあるし肉体は死んでも魂は死なないのである。。。われわれは、魂を成長させるためにこの世に生まれてきて。、。貴方様のお子様は、ご自分で納得されてこの世を卒業なさいました。。。
あっ。傾聴するベルモは、後ろで。。そうだ、わたしがメディアクリエイションのサイトで、魂の話しをした。。。
それで、若くして亡くなる方は魂のレベルが高い人みたいな話をして、緋夏さんに刺されそうだったんだ。若くて幼くまるまる健康的なベルモがそういう話しをすれば、
お子様をなくした親はベルモを憎むでしょうだけど、俊さんは、泣いていました。
あなたのお子様が亡くなったのはあなたのせいではありません。
家族が亡くなるとそうじゃないのになんでも自分のせい。。。にしたがる人がいますが、
それでは、お亡くなりになりました息子さんが悲しみ、あなたを逆に許しませんよ。
亡くなられたご家族は、あなたの幸せを真心より願っているのですから。
木蓮寺には身内を亡くした遺族の方々もいらっしゃいますが、多くの方々は、自分のせいで死んだだの、かわりにわたしが死ねばよかったのにとか、何年か命をあげたいとか言われる。
でも、亡くなった方はそれが寿命なんです。他の人がどうこう言う問題じゃないし。あなたのせいで亡くなったわけじゃない。本人が寿命を決めて生まれてきたし、亡くなられた人は、あなたを愛してあなたの幸せを願っているのです。。。
俊さんは、お礼を言いました。名所木蓮寺。。。最近はあまりコロナウィルスのせいか、マスコミで見るほど人出はありませんでした。。。
静寂に包まれて、抹茶を紫子さんからいただきまして、俊さんは。。御礼を言って、また来させていただきたいですね。悠久を感じ圧倒されるのに全然威圧感が無くて優しい場ですね。。。プルメリア島に引っ越してきて、建築士だというのに、木蓮寺になかなか来なかった。。
いつかいこう、いつかいこう、そればっかりで。だけど来て良かったし感激しました。
俊はこれから考えごとや仕事に行き詰まったりしたら気持ちを落ち着かせるためにも来ようかな。。。と、しばらく境内や池を散策しようとしたのですが。。。
「グー兄ちゃん、グー兄ちゃん。。あっ、」
あっ、ハリネズミの
小さな男の子が走ってくるので、えー
ま、ま、まさか。まさか、コウ
「コウ」
「ご。。。ごめんなさい、おじさん、あの、すみません、ごめんなさい。ごめんなさい。。びっくりした、おじさんが、グー兄ちゃんに似てるからと、あの、僕。。。」と、その子が言う。
10歳前後だろう。。。亡くなった息子ぐらいだ。。。迷子だろうか。。それにしても。。
あっ、また、グー、という人に間違われる。
俊は、先日大学生らしき喫茶店のアルバイトの男の子に名刺をもらい、そこのマスターに間違われたばかり。。あっ、この子もその
グー兄ちゃんというマスターの知り合いだろうか???
「お兄ちゃん、って、グー兄ちゃんって、喫茶店の人」
「うん。僕のお兄ちゃん。。だけど、お父さんが違うから歳が離れてる、ハタチを少し過ぎたぐらい。。。僕ね、家出してきたんだ。。」
「えー、えっ、家出」
「僕はね、グー兄ちゃんみたいに神楽町や憧れのプルメリア島に上京して。。。パティシエになるの。。」
と、その男の子は言いました。
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2020年03月14日
マリッジcelebration158嵐を呼ぶ女。舞さん。。。
えっ
ミクロコスモス。。。
メディアクリエイティブのコミニュケーションサイトの
リンリン叩きのミクロコスモス。
ベルモは、メディアクリエイティブという大手のコミニュケーションサイトに登録していて。。。狙いは、視野見聞の宝探し。ネットにてのコミニュケーションと人間観察、心理学の勉強の一つのパターンにしています。
言うまでもなく
ネット=全てが悪ではないし。今や携帯電話は、身体の一部みたいなもの。分身というか相棒ライフ。。。なくてはならないもの。貴重品。毒にも薬にもなるなら、妙薬を拾うべく。。、
一見役に立たないようだが、
反対サイドの友達にすらなれないような人種の意見すら拝見する事ができる。
あまり
口も聞きたくないほどむかつく奴の発想も聞けるのだ。そう言うとんでもない馬鹿は日頃まともな人は相手にしない。。。
という事は、こういう発想をする人がいるから気をつけなさいよ。という発見にもなるし。
木蓮寺に酒飲みがてらやってくる近所の
ミスター。。。冷泉氏や、後輩の本陣警部も、
もともと和尚の知り合いだし、代々檀家だし和尚が食べるより料理を振る舞うのが大好きで料理はプロ級の腕なのを知っている。。。
木蓮寺には、寄付や贈り物で、全国から珍しいものや高級食材もたくさん集まるし。お酒、アルコール類も。。。
冷泉氏や本陣氏も日頃のストレス発散や、木蓮和尚に相談がてら飲みにやってくる。。。無料居酒屋だし。彼らは
ベルちゃん甘い口でいうのは簡単だけど。われわれの仕事がなくならないのは、いつの時代も予想のつかない天才も馬鹿もいるからで。。。自分軸を持たねばならないが、当たり前に他人様には他人様自身の自分軸を持ってるわけで。。。
われわれの想像や思考を遥かに超えた異常な人物も一人、二人ではないという事だ。
空き巣の中には、他人様の自宅の金庫が自分の財布か預金通帳だと本気に思い込んでいる人がいるらしくて。。。金がないからあるところから引き出しただけ、みたいな感覚の人もいるらしい。
逮捕されたらされたで税金で暮らせるわけだし。特に仕事をしなくても、盗みぐらいで死刑になるわけないし。。。そんな感覚の人もいるらしい。。が、
だから。。。警察も仕事はなくならないわけで。悪人でご飯を食べているのである。。税金で、だけどね。
まぁ、ベルモもお寺がご縁結びのお寺で婚活もやっていますが、泥棒感覚というか、自分が好きになれば相手と付き合えると勝手に思い込んでいたり、親の介護を押しつけるために異性を探していたり。。。借金生活から逃げるために返済、金目当てで異性を探したり。
もちろんまともな人は相手にしないし。そんな人に目をつけられしつこくされた人が、木蓮寺サイドがクレームを受けて酷い場合はストーカー行為になるので出禁にしますが、、、
ベルモには考えが及ばないのだけれどこういう人がいるので、世の中が一筋縄でいくもんじゃないとは勉強にはなります。。。
オッさんは
酔っ払うと話がクドイけれど、ベルモも話がくどくて理屈っぽいのをたまに聞くのは嫌いじゃない。。。だいたいの人生相談に来る人自体が愚痴っぽいんだもん。愚痴なれ。
木蓮寺の人生相談も、お客様が相談しているうちにどうしたいか答えを引き出して、
明るいものの考え方に木蓮和尚が持っていこうとしますが、お客様の
あまりに愚痴が酷い場合は、お客様が帰った後は、言霊、忌み言葉祓いをします。人の想念と言霊の威力は恐ろしや。
だから、あまりに酷い事ばかり言う相談者には、和尚が、自分に返ってきてしまっていますよ。言葉だけでも明るく品よくしていきましょう。無料でございますから、どんなに美しくても無料。。。ただなら美しいものを身につけましょうよ。物には波動がございますので、同じ波動のものは引き合うのが自然の法則ですから。
例え自分の容姿に自信がないとしても、明るい発想をし、美しい言葉を心がけていくと、しだいに身につけて内面に浸透していくらしく、
だから年齢を重ねるたびに人は内面が外見に出ざるを得ないのだそうだ。
人生相談の傾聴修行の場で黙って和尚と相談者の話を傾聴するベルモは、「だから、ウンコには蠅が寄ってくるし、綺麗な花には美しい蝶々や働き者の蜜蜂がやってくる。」と、言いたいんだけど。。。下品な例えをするなと木蓮和尚に叱られます。
だけど、ウンコと蠅が、の例えはかなりわかりやすいそ。だいたいウンコに蝶々が舞う事なんてないし。
それは、さておきとて。
ミスターの話しだと、いま、桑田さん、ミリオンの家に警察が訪問しているらしい。
ミリオンが悪いわけじゃないけど、あの子、舞さんの息子さんのハリー君とパソコンで個人的に三人友達になる、で、プルメリア島の三人に心当たりがないかと。。。話を聞くらしくて。
ミリオンを訪ねてくるかもしれないから。。でも、ミリオンは、ハリー君とネットの付き合いで会う約束はしていないし、
ミリオンが
プルメリア島に住んでいる子ども、とぐらいしかハリー君は認識していないと思いますと言っていました。海の家クワタの子どもという事もハリー君には言っていないし、塾の講師とも言っていない、ただ、プルメリア島の南側、ブルーオーシャンの黒蝶貝区、ぐらいしか知らないんじゃないかなぁ。。、と。
プルメリア島は、北側、神楽町への定期便があるアクアマリンビーチの白蝶貝地区もあるのですが、木蓮寺は、白蝶貝地区になります。
ミスター、冷泉氏の話しだと、なんでも、ハリー君は、メディアクリエイションのサイトで、奈色君というハンドルネームだったらしい。
7月16日生まれの語呂合わせらしくて。。
「えっ、奈色君ですって。。。サイトの人生相談に投稿してた子じゃない。。。あたし、回答を投稿したわよ、確か。」ベルモが言いました。
メディアクリエイションで
ベルモは、友達申請があればよほど変な人でない限りは友達申請を受け入れます。
ただ、ネットのお付き合いで実際には会わないとは決めていますが。
奈色さんというのは、お悩みに投稿があったので、ベルモなりに回答を投稿した、と言いました。
「奈色君と、ミリオン、ミリオンは、ミクロコスモスというハンドルネーム。。で、サイト内で友達になり、サイトメールでやりとりがあったようだけど。。。ミリオンは、奈色君とは、特に日常会話、みたいな事を言っているらしくて。
あー、そうか、ベルちゃんもしかして、このサイトのリンリンさんて人だよね。」冷泉氏が言うので、「なんでわかるの。。。ミスター。。。」
「ミリオンが、奈色君からプルメリア島に憧れがある。このお悩み相談に回答を投稿してくれたリンリンさんもプルメリア島の方だから友達申請を出そうかなぁと思ったけど、ミリオン、ミクロコスモスが、リンリンの意見をよく叩いているので、奈色君が、プルメリア同士で知り合いなの?みたいに聞かれたから、ミリオンが、この人宗教みたいな話しばっかりだし、ネットをやっているのも洗脳しようという手口かもしれない。変な壺や印鑑を取り込まれて買わされるかもしれないから危ないんじゃないの。。。と、奈色君がリンリンへの友達申請を反対したそうだ。。。」
プハッ木蓮和尚が吹き出すと、「げ。ミリオンのやつ、まだそんな事言ってるの。馬鹿みたい。わたしに噛み付いてくるから、話しがあわなくてむかつくならスルーしてください。相手にされなくてけっこうですから、と適当にあしらったのよね。。。」とベルモが言いました。奈色君は、ミリオン、ミクロコスモスと先に友達になっていたので、リンリンさんは、悪い人じゃないんだろうけど、成長がとか魂がとか、そんな話しばっかりだから。もしかしたらミクロコスモスくんの言うように、リンリンが信仰宗教でもつくって洗脳されるのが嫌だったので、リンリンに友達申請を出すのはやめておいた、と言うメールをミリオンにしてきたらしい。
ネットの世界なので、やはりそう言う宗教話しみたいな事ばかり話すやつは、危ないと思うと奈色君には言ったそうだ。
あー、勝手にしやがれ、ベルモは思いました。が、奈色くんの悩み投稿は、確か
本当は、親の会社を継ぎたくないのに塾へ行かされるみたいな内容だったので、わたしは早めに親に本音をきちんと話すべきだし、妹さんがいるなら、今時は、男だから跡取りというのは変だし、妹さんがやる気があり素質があると言うなら、妹さんが会社を継げばよいみたいに投稿した。だけど、お父さんの実家は僕を跡取りと可愛がり、お母さんが妹を可愛がっているので、妹が気に食わなくお父さんの実家は妹にはやる気や才能があっても継がせたくないみたいに言ってたかなぁ。。。
だから、ベルモが、しかし、こんな言い方よくないけどお父さんの実家のお母さん、あなたのおばあちゃんは、順調だとあなたよりかなり先に亡くなるので、未来に対して文句を言うのはおかしいですし、勝手にお孫さんの将来にレールを敷くのはおかしいですね。未来の事など、いなくなった後まで口を出すのはおかしいです。あなたの貴重な人生ですよ。わたしも、親の反対を押し切り今の仕事につきましたから。後悔はしてません。親には感謝していますが、かと言って子どもの未来を勝手に決められる筋合いはありませんから、と投稿しました。
とベルモが言いました。
「ハリー君は、本当は料理人になりたいらしく、ネットにも、たくさん、スイーツというか、ケーキ。。。自分で作った写真が保存され、出来はなかなかのものらしい。」冷泉氏が言うので、ベルモは、
「舞さんの息子さんなら、神楽町の長男次男さんもお料理関係者だから、話しを聞いてみたら。。。もしかして、お料理関係に進みたくて、家出した、となれば、舞さんの最初の結婚の息子さん達。。。ハリー君にしたら異父兄弟だし。。。連絡を取ったり相談してるかもしれないし。ハリー君がプルメリア島に興味を持ったのも、神楽町とプルメリア島はすぐ近くだからかもしれないし。。。」ベルモが言いました。
ベルモは、母親葉月さんの招待で神楽町のフレンチピヴォワーヌの料理長のピースと、そこにお食事に来ていた弟のグーを知っています。
ハリーは、彼らの異父弟です。
「料理人になりたいと言う気持ちはよくわかる。。。」自分の事のように木蓮和尚が言います。
それにしても。。。舞さん絡みの事件が多発している今日この頃は。。明日は午前中は木蓮寺に舞さんの元旦那さんらしき俊さんが人生相談にくる。。。
明日は、夜木蓮和尚とベルモは、密葬。あの小梅さんの密葬、家族葬に参列というか読経するのだ。お通夜。それで、またその翌日も密葬、本葬に出かけて、ベルモはシフトに入れていた幼稚園の仕事は欠席。。。
そして。。。翌日。。。
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リンリン叩きのミクロコスモス。
ベルモは、メディアクリエイティブという大手のコミニュケーションサイトに登録していて。。。狙いは、視野見聞の宝探し。ネットにてのコミニュケーションと人間観察、心理学の勉強の一つのパターンにしています。
言うまでもなく
ネット=全てが悪ではないし。今や携帯電話は、身体の一部みたいなもの。分身というか相棒ライフ。。。なくてはならないもの。貴重品。毒にも薬にもなるなら、妙薬を拾うべく。。、
一見役に立たないようだが、
反対サイドの友達にすらなれないような人種の意見すら拝見する事ができる。
あまり
口も聞きたくないほどむかつく奴の発想も聞けるのだ。そう言うとんでもない馬鹿は日頃まともな人は相手にしない。。。
という事は、こういう発想をする人がいるから気をつけなさいよ。という発見にもなるし。
木蓮寺に酒飲みがてらやってくる近所の
ミスター。。。冷泉氏や、後輩の本陣警部も、
もともと和尚の知り合いだし、代々檀家だし和尚が食べるより料理を振る舞うのが大好きで料理はプロ級の腕なのを知っている。。。
木蓮寺には、寄付や贈り物で、全国から珍しいものや高級食材もたくさん集まるし。お酒、アルコール類も。。。
冷泉氏や本陣氏も日頃のストレス発散や、木蓮和尚に相談がてら飲みにやってくる。。。無料居酒屋だし。彼らは
ベルちゃん甘い口でいうのは簡単だけど。われわれの仕事がなくならないのは、いつの時代も予想のつかない天才も馬鹿もいるからで。。。自分軸を持たねばならないが、当たり前に他人様には他人様自身の自分軸を持ってるわけで。。。
われわれの想像や思考を遥かに超えた異常な人物も一人、二人ではないという事だ。
空き巣の中には、他人様の自宅の金庫が自分の財布か預金通帳だと本気に思い込んでいる人がいるらしくて。。。金がないからあるところから引き出しただけ、みたいな感覚の人もいるらしい。
逮捕されたらされたで税金で暮らせるわけだし。特に仕事をしなくても、盗みぐらいで死刑になるわけないし。。。そんな感覚の人もいるらしい。。が、
だから。。。警察も仕事はなくならないわけで。悪人でご飯を食べているのである。。税金で、だけどね。
まぁ、ベルモもお寺がご縁結びのお寺で婚活もやっていますが、泥棒感覚というか、自分が好きになれば相手と付き合えると勝手に思い込んでいたり、親の介護を押しつけるために異性を探していたり。。。借金生活から逃げるために返済、金目当てで異性を探したり。
もちろんまともな人は相手にしないし。そんな人に目をつけられしつこくされた人が、木蓮寺サイドがクレームを受けて酷い場合はストーカー行為になるので出禁にしますが、、、
ベルモには考えが及ばないのだけれどこういう人がいるので、世の中が一筋縄でいくもんじゃないとは勉強にはなります。。。
オッさんは
酔っ払うと話がクドイけれど、ベルモも話がくどくて理屈っぽいのをたまに聞くのは嫌いじゃない。。。だいたいの人生相談に来る人自体が愚痴っぽいんだもん。愚痴なれ。
木蓮寺の人生相談も、お客様が相談しているうちにどうしたいか答えを引き出して、
明るいものの考え方に木蓮和尚が持っていこうとしますが、お客様の
あまりに愚痴が酷い場合は、お客様が帰った後は、言霊、忌み言葉祓いをします。人の想念と言霊の威力は恐ろしや。
だから、あまりに酷い事ばかり言う相談者には、和尚が、自分に返ってきてしまっていますよ。言葉だけでも明るく品よくしていきましょう。無料でございますから、どんなに美しくても無料。。。ただなら美しいものを身につけましょうよ。物には波動がございますので、同じ波動のものは引き合うのが自然の法則ですから。
例え自分の容姿に自信がないとしても、明るい発想をし、美しい言葉を心がけていくと、しだいに身につけて内面に浸透していくらしく、
だから年齢を重ねるたびに人は内面が外見に出ざるを得ないのだそうだ。
人生相談の傾聴修行の場で黙って和尚と相談者の話を傾聴するベルモは、「だから、ウンコには蠅が寄ってくるし、綺麗な花には美しい蝶々や働き者の蜜蜂がやってくる。」と、言いたいんだけど。。。下品な例えをするなと木蓮和尚に叱られます。
だけど、ウンコと蠅が、の例えはかなりわかりやすいそ。だいたいウンコに蝶々が舞う事なんてないし。
それは、さておきとて。
ミスターの話しだと、いま、桑田さん、ミリオンの家に警察が訪問しているらしい。
ミリオンが悪いわけじゃないけど、あの子、舞さんの息子さんのハリー君とパソコンで個人的に三人友達になる、で、プルメリア島の三人に心当たりがないかと。。。話を聞くらしくて。
ミリオンを訪ねてくるかもしれないから。。でも、ミリオンは、ハリー君とネットの付き合いで会う約束はしていないし、
ミリオンが
プルメリア島に住んでいる子ども、とぐらいしかハリー君は認識していないと思いますと言っていました。海の家クワタの子どもという事もハリー君には言っていないし、塾の講師とも言っていない、ただ、プルメリア島の南側、ブルーオーシャンの黒蝶貝区、ぐらいしか知らないんじゃないかなぁ。。、と。
プルメリア島は、北側、神楽町への定期便があるアクアマリンビーチの白蝶貝地区もあるのですが、木蓮寺は、白蝶貝地区になります。
ミスター、冷泉氏の話しだと、なんでも、ハリー君は、メディアクリエイションのサイトで、奈色君というハンドルネームだったらしい。
7月16日生まれの語呂合わせらしくて。。
「えっ、奈色君ですって。。。サイトの人生相談に投稿してた子じゃない。。。あたし、回答を投稿したわよ、確か。」ベルモが言いました。
メディアクリエイションで
ベルモは、友達申請があればよほど変な人でない限りは友達申請を受け入れます。
ただ、ネットのお付き合いで実際には会わないとは決めていますが。
奈色さんというのは、お悩みに投稿があったので、ベルモなりに回答を投稿した、と言いました。
「奈色君と、ミリオン、ミリオンは、ミクロコスモスというハンドルネーム。。で、サイト内で友達になり、サイトメールでやりとりがあったようだけど。。。ミリオンは、奈色君とは、特に日常会話、みたいな事を言っているらしくて。
あー、そうか、ベルちゃんもしかして、このサイトのリンリンさんて人だよね。」冷泉氏が言うので、「なんでわかるの。。。ミスター。。。」
「ミリオンが、奈色君からプルメリア島に憧れがある。このお悩み相談に回答を投稿してくれたリンリンさんもプルメリア島の方だから友達申請を出そうかなぁと思ったけど、ミリオン、ミクロコスモスが、リンリンの意見をよく叩いているので、奈色君が、プルメリア同士で知り合いなの?みたいに聞かれたから、ミリオンが、この人宗教みたいな話しばっかりだし、ネットをやっているのも洗脳しようという手口かもしれない。変な壺や印鑑を取り込まれて買わされるかもしれないから危ないんじゃないの。。。と、奈色君がリンリンへの友達申請を反対したそうだ。。。」
プハッ木蓮和尚が吹き出すと、「げ。ミリオンのやつ、まだそんな事言ってるの。馬鹿みたい。わたしに噛み付いてくるから、話しがあわなくてむかつくならスルーしてください。相手にされなくてけっこうですから、と適当にあしらったのよね。。。」とベルモが言いました。奈色君は、ミリオン、ミクロコスモスと先に友達になっていたので、リンリンさんは、悪い人じゃないんだろうけど、成長がとか魂がとか、そんな話しばっかりだから。もしかしたらミクロコスモスくんの言うように、リンリンが信仰宗教でもつくって洗脳されるのが嫌だったので、リンリンに友達申請を出すのはやめておいた、と言うメールをミリオンにしてきたらしい。
ネットの世界なので、やはりそう言う宗教話しみたいな事ばかり話すやつは、危ないと思うと奈色君には言ったそうだ。
あー、勝手にしやがれ、ベルモは思いました。が、奈色くんの悩み投稿は、確か
本当は、親の会社を継ぎたくないのに塾へ行かされるみたいな内容だったので、わたしは早めに親に本音をきちんと話すべきだし、妹さんがいるなら、今時は、男だから跡取りというのは変だし、妹さんがやる気があり素質があると言うなら、妹さんが会社を継げばよいみたいに投稿した。だけど、お父さんの実家は僕を跡取りと可愛がり、お母さんが妹を可愛がっているので、妹が気に食わなくお父さんの実家は妹にはやる気や才能があっても継がせたくないみたいに言ってたかなぁ。。。
だから、ベルモが、しかし、こんな言い方よくないけどお父さんの実家のお母さん、あなたのおばあちゃんは、順調だとあなたよりかなり先に亡くなるので、未来に対して文句を言うのはおかしいですし、勝手にお孫さんの将来にレールを敷くのはおかしいですね。未来の事など、いなくなった後まで口を出すのはおかしいです。あなたの貴重な人生ですよ。わたしも、親の反対を押し切り今の仕事につきましたから。後悔はしてません。親には感謝していますが、かと言って子どもの未来を勝手に決められる筋合いはありませんから、と投稿しました。
とベルモが言いました。
「ハリー君は、本当は料理人になりたいらしく、ネットにも、たくさん、スイーツというか、ケーキ。。。自分で作った写真が保存され、出来はなかなかのものらしい。」冷泉氏が言うので、ベルモは、
「舞さんの息子さんなら、神楽町の長男次男さんもお料理関係者だから、話しを聞いてみたら。。。もしかして、お料理関係に進みたくて、家出した、となれば、舞さんの最初の結婚の息子さん達。。。ハリー君にしたら異父兄弟だし。。。連絡を取ったり相談してるかもしれないし。ハリー君がプルメリア島に興味を持ったのも、神楽町とプルメリア島はすぐ近くだからかもしれないし。。。」ベルモが言いました。
ベルモは、母親葉月さんの招待で神楽町のフレンチピヴォワーヌの料理長のピースと、そこにお食事に来ていた弟のグーを知っています。
ハリーは、彼らの異父弟です。
「料理人になりたいと言う気持ちはよくわかる。。。」自分の事のように木蓮和尚が言います。
それにしても。。。舞さん絡みの事件が多発している今日この頃は。。明日は午前中は木蓮寺に舞さんの元旦那さんらしき俊さんが人生相談にくる。。。
明日は、夜木蓮和尚とベルモは、密葬。あの小梅さんの密葬、家族葬に参列というか読経するのだ。お通夜。それで、またその翌日も密葬、本葬に出かけて、ベルモはシフトに入れていた幼稚園の仕事は欠席。。。
そして。。。翌日。。。
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2020年03月13日
マリッジcelebration157安らぎと眠りを妨げられて。。。
えー
木蓮寺にまた、冷泉氏がやってきました。夜遅くに、ってわけじゃないけど、22時。
ベルモが今日は、21時には、濃紫婆さんと若い衆、チワワ二人と離れで寝ていたのを、木蓮和尚様に起こされたのです。
ウーベルモは、寝ぼけまなこで目をこすりました。
遅くまで起きていなければならない用事や仕事、もありますが、基本的に幼児で早く寝させられます。
「緊急事態。。。」「えっ」ベルモは、歯を磨いて顔を洗うと。。。
「わ。。。また、ミスターなの。。。」冷泉氏を見て言いました。「あの、夜分遅くに大変恐縮ではあるんだけど。。。ね。。。寝てた。。。よねー。」またまたまたか、と思われた、というのが顔に書いてあるわ。。申し訳なさそうな。。。
ミスター。。。冷泉氏。。
「いえ。その。。。な、なんでしょうか。」あー、眠りに落ち。。。たのに。。だけどー。なんかあったのは間違いない。冗談半分で夜に押しかけ眠りを妨げる、なんてミスターがするハズないし。
だけどー。。。また霊感がどうだそうだって話には違いないわ。確かに私の霊感で、不明瞭な謎が解けた事件や問題はあったけど。。。
あまりそういうのに頼るのはどうかと思う。公に貢献して微力ながらにもお力添えになりますのは嬉しい事だけど。
「あー、良かった、さすが僧侶。ブウたれてないな。眠りを邪魔しても。。」冷泉氏が言うとベルモは、眠気を噛みしめながら
「修行中でございますから。。。」ベルモは、起きているならそのまま深夜も大丈夫だけど、いったん寝て急に起こされるのがツライ。
続けざまにベルモは、「あのまた霊感が、って話しじゃないでしょうね。」そういう話だから頼りにきたんだろうとベルモは思いましたが。
地道な捜査を警察がしなくなるわ。ひとお灸据えようかと、ベルモはいい加減に思えてきたのですが。。。
同じぐらい心霊霊能利用問題に憂いてる木蓮和尚も一緒です、これは、ディープな問題発生かな先まわり弁明に開口一番。。冷泉氏が、
「ベルちゃん。ベルちゃんは怒るかもしれないけど。。。今回だけは、どうか、可能ならば力を貸して欲しい。。。」今回だけは
何回。。。今回だけは。。か。ここだけの話しというやつも、信用できないなと思いながらも、木蓮和尚が、
「小学生が行方不明なんじゃ。」「えっ」小学生が。。。子どもの行方不明となれば。。。
まずは。。。誘拐とか。。でも、今の時代だと。。。もう高学年ぐらいになれば。。。家出。。というかネットで知り合ったから。。。会ってみる。。とか。
痛ましいわ。
「小学校高学年の男の子で、パソコンを調べたら、コミニュケーションサイトで、プルメリア島が好き、みたいなコミニュティに入ってたんだよ、」冷泉氏が言います。
「プルメリア島の子ども」「いいや。名古屋の男の子で、そのコミニュティ繋がりで、アカウントを持ってるプルメリア島の人三人と、友達になる、でネット内で友達になっていたので、名古屋の警察署からうちに電話が来たんだよ。母親からは、ネットで友達を作るなと再々注意されていたみたいだけど。」
「まさか。。。あっ、プルメリア島が好きってその名前どっかで見た事ある、め、メディアクリエイティブってサイトにもあるわよ。あたし、そのサイト登録して心理学の勉強してるの、独学で。」
「そ、その通りですって、メディアクリエイティブってサイトえっぴょん。ベルちゃんもやってるのか、悪いのに捕まらんといてよ。」「まさかー私はプライベートで会ったりとか、そーいうのは一切しないわ。ネットはネットだし。ま、嫌でも会ったりする、って人も中にはいるけどね。。。」ベルモの意見をボコボコにするミクロコスモス。。。
ミリオンの顔を思い浮かべて。。
「それにしても。。。あの。。。名古屋のその行方不明のお子さんのご家族の御頼み申す。。。というか。。木蓮寺のお化けのお坊さんが超能力があるとかで。。。って。。」
木蓮和尚が言うと、ベルモが、
「な、なんなの、なにそれ、お化けって」「や。インベーダーって言ってなかったかな、エイリアンとか、モンスターとか。。。」さらに油に火を添えるようにして。。。冷泉氏もベルモに言う。。。
「なんなのよ人のこと、オバケだのインベーダーだの。。。」ベルモはわめくが和尚が冷静に。。。
「そんなもんでしょう。肉まんだの、ボンレスハムよりは、マシじゃろ。宇宙人なんだもん。」木蓮和尚が言います
セクハラ、パワハラ、モラハラベルモがわめくと。。。
「それがのう。。。そんなこと大したことない、それより。。その行方不明のお子さんの家族と言うのが、ベルモ、お前もご存知の、、、舞さんの息子さん。。。と、言ってもな、いまの旦那さんの方の息子さんのハリー君らしい。。。」
えっ和尚の言葉に、ベルモの胸がズキンと痛みます。
一番最初に、確か舞さんが木蓮寺の人生相談に来たときに。。。今の生活。。。再婚で男の子と女の子がいて。確か、女の子の方ばかり可愛がっているようなニュアンスだった。。。
そうだ。。。なんだか、切ない。昔と違っていまは。。。女の子が欲しいとか、ペットが女の子の方が高いとか。。。けっこうなんだかんだ、
女の子を欲しがる人が多いってきくけど。
あたしも、里親さんの意向で、両性具有自由選択を、女の子として登録されたのよね。
舞が、前の旦那さんの事が好きで男の子二人を産み、好きな人の子どもならば性別は問わないけど、
再婚して最初の子どもが男の子でガッカリした。。。みたいな事を平気で言っていたので、ベルモは信じられないと、ショックを受けていました。
な、なにそれっ。しかし、木蓮寺人生相談というのは、墓場というか掃き溜めというか、
普段から絶対人には言わない言えない事を言う場所なのです。ゲストは、水商売相手よりもっとヘビーな面々を吐き出すのです。
酔っ払ってつい本音が出たり、ストレス解消に飲み屋に行って本音をぶちまける。。。より
言えない事を言うのです。あーこれは。。。家出、では。パソコンで、チャット、というか。。
データによると、賢い子で、昔から学級員に推薦され責任感あり優しくて穏やかだけど、リーダー格。運動神経も悪くないし、友達も多い。まさに、絵に書いたようなこ。
こんな素敵なこ、なのに。。。
舞は、優秀だろうが良い子だろうが、妹の方が可愛いのである。
舞は、母親の峰が、弟の剛ばかりを可愛がっている。とか、わたしも再婚相手の義理父の子どもかもしれないのに。。。なんでわたしだけ
遠慮しなきゃいけないの。、。とか。そのあてつけで。。。
小学生の男の子だと、弟を思い出してしまう、とか
江戸の仇を長崎でうつというか。逆恨みというか。。。
なんなのよう。
「それがじゃのう。ベルモ、お前さんもそのめであ、栗スマスかナントやら。。。」と、和尚が言いますので、ベルモが、メディアクリエイティブ。。
そ、そ、そのサイトな、、、
「その行方不明のお子さん、ハリー君が個人的にやり取りしていた人。。の一人に、ミリオンがいたんだよ。」木蓮和尚が言いました。
「ミクロコスモスが」
木蓮和尚はさらに驚愕の事実を。。。
「それにな、舞さんの異母姉妹の。。。環さんを刺した。。緋夏さんともネットで繋がっておるぞ。」
「ハリー君が」
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木蓮寺にまた、冷泉氏がやってきました。夜遅くに、ってわけじゃないけど、22時。
ベルモが今日は、21時には、濃紫婆さんと若い衆、チワワ二人と離れで寝ていたのを、木蓮和尚様に起こされたのです。
ウーベルモは、寝ぼけまなこで目をこすりました。
遅くまで起きていなければならない用事や仕事、もありますが、基本的に幼児で早く寝させられます。
「緊急事態。。。」「えっ」ベルモは、歯を磨いて顔を洗うと。。。
「わ。。。また、ミスターなの。。。」冷泉氏を見て言いました。「あの、夜分遅くに大変恐縮ではあるんだけど。。。ね。。。寝てた。。。よねー。」またまたまたか、と思われた、というのが顔に書いてあるわ。。申し訳なさそうな。。。
ミスター。。。冷泉氏。。
「いえ。その。。。な、なんでしょうか。」あー、眠りに落ち。。。たのに。。だけどー。なんかあったのは間違いない。冗談半分で夜に押しかけ眠りを妨げる、なんてミスターがするハズないし。
だけどー。。。また霊感がどうだそうだって話には違いないわ。確かに私の霊感で、不明瞭な謎が解けた事件や問題はあったけど。。。
あまりそういうのに頼るのはどうかと思う。公に貢献して微力ながらにもお力添えになりますのは嬉しい事だけど。
「あー、良かった、さすが僧侶。ブウたれてないな。眠りを邪魔しても。。」冷泉氏が言うとベルモは、眠気を噛みしめながら
「修行中でございますから。。。」ベルモは、起きているならそのまま深夜も大丈夫だけど、いったん寝て急に起こされるのがツライ。
続けざまにベルモは、「あのまた霊感が、って話しじゃないでしょうね。」そういう話だから頼りにきたんだろうとベルモは思いましたが。
地道な捜査を警察がしなくなるわ。ひとお灸据えようかと、ベルモはいい加減に思えてきたのですが。。。
同じぐらい心霊霊能利用問題に憂いてる木蓮和尚も一緒です、これは、ディープな問題発生かな先まわり弁明に開口一番。。冷泉氏が、
「ベルちゃん。ベルちゃんは怒るかもしれないけど。。。今回だけは、どうか、可能ならば力を貸して欲しい。。。」今回だけは
何回。。。今回だけは。。か。ここだけの話しというやつも、信用できないなと思いながらも、木蓮和尚が、
「小学生が行方不明なんじゃ。」「えっ」小学生が。。。子どもの行方不明となれば。。。
まずは。。。誘拐とか。。でも、今の時代だと。。。もう高学年ぐらいになれば。。。家出。。というかネットで知り合ったから。。。会ってみる。。とか。
痛ましいわ。
「小学校高学年の男の子で、パソコンを調べたら、コミニュケーションサイトで、プルメリア島が好き、みたいなコミニュティに入ってたんだよ、」冷泉氏が言います。
「プルメリア島の子ども」「いいや。名古屋の男の子で、そのコミニュティ繋がりで、アカウントを持ってるプルメリア島の人三人と、友達になる、でネット内で友達になっていたので、名古屋の警察署からうちに電話が来たんだよ。母親からは、ネットで友達を作るなと再々注意されていたみたいだけど。」
「まさか。。。あっ、プルメリア島が好きってその名前どっかで見た事ある、め、メディアクリエイティブってサイトにもあるわよ。あたし、そのサイト登録して心理学の勉強してるの、独学で。」
「そ、その通りですって、メディアクリエイティブってサイトえっぴょん。ベルちゃんもやってるのか、悪いのに捕まらんといてよ。」「まさかー私はプライベートで会ったりとか、そーいうのは一切しないわ。ネットはネットだし。ま、嫌でも会ったりする、って人も中にはいるけどね。。。」ベルモの意見をボコボコにするミクロコスモス。。。
ミリオンの顔を思い浮かべて。。
「それにしても。。。あの。。。名古屋のその行方不明のお子さんのご家族の御頼み申す。。。というか。。木蓮寺のお化けのお坊さんが超能力があるとかで。。。って。。」
木蓮和尚が言うと、ベルモが、
「な、なんなの、なにそれ、お化けって」「や。インベーダーって言ってなかったかな、エイリアンとか、モンスターとか。。。」さらに油に火を添えるようにして。。。冷泉氏もベルモに言う。。。
「なんなのよ人のこと、オバケだのインベーダーだの。。。」ベルモはわめくが和尚が冷静に。。。
「そんなもんでしょう。肉まんだの、ボンレスハムよりは、マシじゃろ。宇宙人なんだもん。」木蓮和尚が言います
セクハラ、パワハラ、モラハラベルモがわめくと。。。
「それがのう。。。そんなこと大したことない、それより。。その行方不明のお子さんの家族と言うのが、ベルモ、お前もご存知の、、、舞さんの息子さん。。。と、言ってもな、いまの旦那さんの方の息子さんのハリー君らしい。。。」
えっ和尚の言葉に、ベルモの胸がズキンと痛みます。
一番最初に、確か舞さんが木蓮寺の人生相談に来たときに。。。今の生活。。。再婚で男の子と女の子がいて。確か、女の子の方ばかり可愛がっているようなニュアンスだった。。。
そうだ。。。なんだか、切ない。昔と違っていまは。。。女の子が欲しいとか、ペットが女の子の方が高いとか。。。けっこうなんだかんだ、
女の子を欲しがる人が多いってきくけど。
あたしも、里親さんの意向で、両性具有自由選択を、女の子として登録されたのよね。
舞が、前の旦那さんの事が好きで男の子二人を産み、好きな人の子どもならば性別は問わないけど、
再婚して最初の子どもが男の子でガッカリした。。。みたいな事を平気で言っていたので、ベルモは信じられないと、ショックを受けていました。
な、なにそれっ。しかし、木蓮寺人生相談というのは、墓場というか掃き溜めというか、
普段から絶対人には言わない言えない事を言う場所なのです。ゲストは、水商売相手よりもっとヘビーな面々を吐き出すのです。
酔っ払ってつい本音が出たり、ストレス解消に飲み屋に行って本音をぶちまける。。。より
言えない事を言うのです。あーこれは。。。家出、では。パソコンで、チャット、というか。。
データによると、賢い子で、昔から学級員に推薦され責任感あり優しくて穏やかだけど、リーダー格。運動神経も悪くないし、友達も多い。まさに、絵に書いたようなこ。
こんな素敵なこ、なのに。。。
舞は、優秀だろうが良い子だろうが、妹の方が可愛いのである。
舞は、母親の峰が、弟の剛ばかりを可愛がっている。とか、わたしも再婚相手の義理父の子どもかもしれないのに。。。なんでわたしだけ
遠慮しなきゃいけないの。、。とか。そのあてつけで。。。
小学生の男の子だと、弟を思い出してしまう、とか
江戸の仇を長崎でうつというか。逆恨みというか。。。
なんなのよう。
「それがじゃのう。ベルモ、お前さんもそのめであ、栗スマスかナントやら。。。」と、和尚が言いますので、ベルモが、メディアクリエイティブ。。
そ、そ、そのサイトな、、、
「その行方不明のお子さん、ハリー君が個人的にやり取りしていた人。。の一人に、ミリオンがいたんだよ。」木蓮和尚が言いました。
「ミクロコスモスが」
木蓮和尚はさらに驚愕の事実を。。。
「それにな、舞さんの異母姉妹の。。。環さんを刺した。。緋夏さんともネットで繋がっておるぞ。」
「ハリー君が」
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2020年03月12日
マリッジcelebration156ことの発端を虱潰しに探せば。。。
このことだったのね。。。
だから、夢で、というか、ハスの花の里で、(本当は蓮水乃のアメージングロータス、峰はハスの花の里みたいに言っている。)さくらんぼと虎、の夢を見たんだ。麗ちゃんの夢を。。。
麗は、電話で、「え。。。ね、姉さん姉さんって。。。峰ちゃんち、お兄さん、弟様で、女の子は、峰ちゃんだけ、でしょう。」
「そうじゃなかったのよ。まぁ、私たち世代って親戚同士でやり取りって言うか、都合で養子、里子って今よりあったとは思うけど。。。うちは、知らなかったの。母親が双子を妊娠しているのに気づかなくて。。医者と看護師に騙されて、一人盗まれたみたい。。。」
えー麗は思わず叫びますが、「しかも、わたしは未熟児ギリギリだったみたいだからねぇ。健康で、余計に病院とか人目にさらさなくてもいい、双子の姉の方が盗まれたみたい。。」「まあっ、暴力団って。。。やっぱりあり得ない事をするのね、他人様のお嬢さんを。。。」「違うわ。そうじゃない。暴力団じゃなくて、山形のさくらんぼ豪農家がね。そこに嫁いだ奥さんのお母さんが、名古屋の花森院長と遠縁で。山から遥か遠く離れた名古屋で、心あたりを探したのよ。人を騙す事だからね。。。遠ければ遠いほど良いし。」「う。。。嘘だ花森医院って名門でしょ。怖い」「看護師が、霊感かヤマカンがあって、うちのママが双子をみごもってると直感してたみたいでね。にわかに信じられないけど、ママのお腹もそこまで大きくなかったって話しだし。?でも、私が未熟児みたいなものだから、それもそうかと。。。まぁ、わたしは霊感なんて。どうかと疑ってたけど。。。なんら最近。。不思議なことばっかり遭遇して、考えさせられるようになったわ。。。」「それにしても、酷い話し、だし。なんでわざわざ。。。そんな大金持ちのお嬢さんが、歳の離れた。。父親みたいな人の妾になるの。絶対ヤダわ。暴力団で、歳も離れたオジイよ。。」「姉さんとこ、不作や詐欺が重なって。。。親もおかしくなったって話し。。で、それが、わたしは知らなかったんだけど、うちのママに、十六しち娘盛りの頃に、助けを求めて来たんだって。。。父親もわたしも知らない昼間だったのが運の尽き。。。最初、わたしそっくりの、でも、みすぼらしい、でもわたしと正反対の控えめな感じの姉さんが来た時。。。一瞬、パパの愛人とか、隠し子。。。まさか、って思ったらしいけど。。。それが、そうじゃなくて、もっと複雑な話しだったみたいで。。。」「えー、峰ちゃん、知らなかったんなら、誰が、生前にそのお姉さんに会って聞いたの???」
「いいえ、それこそ。。。にわかに信じられないけど、姉さんの霊が、お寺のお坊さんに、全部告白して、警察が裏付けを取ったのよ。今日まで、わたしプルメリア島に、娘と、東京の娘と会うために旅行していて。。。」「ああ、そうか、最初の結婚の長女さんは、あちらで育ったんだっけ。。。」
「舞がつい最近まで、東京に姉がいる事を知らなくてね。姉の環は姑の志乃に取り込まれていたし。。。で、環から連絡が来てみんなで会ったのよ。。。で、ハスの里みたいなところへ行ったら不思議な夢を見たわけ。。。いままで、こんな事わたしは信じなかって。だけど、なんか、なんだろうねぇ。。。」
「あっ、わたしもTVで見たことがあるわ、蓮の花の中で眠るやつでしょう。。。へーあれ。峰ちゃん、行ったのね。。なかなか行けないんでしょ。予約いっぱいとか、」
「なんかわからないけど。。あれ、呼ばれたのかなー、って思えてきて。姉さん、鷹も、あちらのプルメリア島の近くの方に最終的に暮らしていたしね。うちのママが。。。潔癖症というか、いまさら盗まれました被害者、だけど。あちらは加害者だけど、あまりお付き合いしたくないから。。。残酷だけど、静岡の知り合いの暴力団幹部にすぐ電話して。。話をつけようと。。ちょうど、ハリネズミ好みの親分さんが、月待市にいるから、妾にしたらどうだ、と。大切にしてもらえるから、一家心中させるよりマシだし、とね。鷹には、女中の口があるからって騙して。。。厄介払いしちゃって。。だから。。。なんか。。わたしは知らなかったとは言え。。。姉が可哀想になってきて。パパがその場にいたら、事実関係確認して姉ももっと違った生き方をしたんでしょうけど。運が悪く、パパは、札幌へ出張中で。」
「まあっ。。。なんか、凄い話ねー。あたしもプルメリア島へは行ってみたいけど、木蓮寺でしょ。あの凄いお寺。。。」
「そう、そこのお寺の坊さん。なんか、凄いのよ、インベーダーみたいな。。デブのインベーダー。。」「あっあの人じゃない、天才美術家の。。。優秀な三つ子ちゃんの。。。結構有名人よね。霊感もあるとか。。。」「その、デブのインベーダーのお坊さんが、双子の姉の鷹や、鷹を盗んだ看護師の生き霊にのりうつられた。。みたいに。。ま、それは、そうと。。その、鷹の骨を持っている錦組の親分さんに、連絡してみようかしら。麗ちゃんは、嫌がるかもしれないけど、姉には罪が無いと思うし、わたしももしかして、わたしが未熟児じゃなかったら、盗まれて暴力団幹部の妾に売られていたかもしれないと思うと。。。あたしは、かなりわがまま通して幸せだったからさ。出来れば最後ぐらいはゆっくりさせてあげたいわ。。。希望通り。。。本当はその訪ねてきた親分さんのお父さんと一緒になりたいんでしょうけど。。。さすがにそのまたお父さんの妾だしね。。。」
「早いうちに、一度ウチへ来ない?霊園のオーナーも説得してみましょうか。」
麗は、峰にスマホの電話番号を知らせてきました。
女のお喋りは尽きぬ。。。特に峰も麗も、口が達者でありまして。。
やっと、電話を切ったか。。。と、思えば
ココアと焔が、
「これこれ、昨日、お兄ちゃんが、夜になってケーキ作ってたみたい。みんなで食べちゃお。」
「あ、あらまぁ、綺麗だわねあの子が作ったの」峰が驚きました。
「趣味。ストレス解消みたい。きちんと勉強してるから、ママも別に夜お兄ちゃんが、ケーキ作ったりしてもなんにも言わないもん。お兄ちゃん、帰ってくるかなぁ。」
ココアは、両親共働き、兄は塾へ、で、たまに舞の実家が近所なので、いとこと遊ぶためにも舞の実家へ行ったりしていました。
「ハリーは、ケーキ屋になりたいんじゃないのか、ほら、あの子、ワシらの誕生日に、手作りケーキをくれたりするだろ。」焔が言います。
「舞の子だからねー。舞は、自分は料理下手のくせしてさ。。。最初の結婚の、ピースやグーは、凄いだろ。。。ハリーも、男の子だし、あれじゃない。料理の血が舞の男系に流れてるんじゃないか、それを、あちらさんのおババが、アレコレ口やかましくレールを敷くから、ハリーは怒ったんだよ、」峰は、やはり、舞の旦那の実家を責めました。
「これこれ、オババって。」焔が呆れると、「未森さんはいい人なんだけどねぇ。アチラのオババは。。。舞に未森さんがべた惚れで、舞をくれてやったというのにさ。」
すると、玄関の鍵が空き、舞と警察官が入ってきました。念のため、パソコンのデータを緊急に取るらしいのです。
まだ、ハリーから連絡は、ありません。ハリーの部屋に入って、手がかりを探しているようです。
警察官が、ハリーのパソコンを調べています。データを取りますので。
峰が、ハリーの部屋に入ってきた。
「いまさらだけど、もっとハリーの気持ちを配慮すべきだわね。やっぱり塾なんか行かせないでおけばよかったのよ。ハリーは、行きたくなかったんだろ、ハリーは、ケーキ屋にでもなりたかったんじゃないのかえ。」
ああ、たしかに、ハリーのパソコンには、ハリーが作ったケーキの写真がたくさん保存されていました。
塾へ行かされていて、峰や焔とそこまでココアほど接点がなかったものの。。。ハリーは、焔や峰やいとこなど誕生日には、ケーキを作ってプレゼントしてくれます。
敬老の日に物を渡すと峰に激怒されますので、誕生日に。。。
そう、峰も大好きなピンクのケーキを貰ったし。。。
「ハリーの事は、アチラの家に任せてあるからね。男の子は、勉強できないとダメでしょ。女の子のアホは、愛敬だけど。」舞が言い訳します。
「なるほど、心あたりとかは。。。あー、なんか、メディアクリエイティブ。。。って交流サイト。。。入ってますね、息子さん。」警察官が言います。
「ま、まあっ、ネットで友達を作るなって言ったのに、コミニュケーションのサイト」舞は驚きますが、峰は、
「あんたかて、親の言う事なんぞ聞かないでしょうに。子どもなんて、そーやって大きくなるもんでしょう。あ、そうだ、あの霊感インベーダーに、聞いてみたら?」
「霊感インベーダー」「ほら、プルメリア島の、肉まんみたいにプクプクしたインベーダーの坊さんがいたじゃろう。双子の姉とか、なんとか。。霊感の」
プハー
ここは、一切笑うところではないが、舞は、それがようやく、お大福様。森沢ベルモの事だと気づき吹き出してしまう。。。
峰はエイリアンだの、インベーダーだの、ゲームに出てくるモンスターだの。。。
ベルモをめちゃくちゃに言っています。
「あ、そうね、あの霊感が、凄い。。かもしれないわ。。。」舞も言う。
「霊感」警察官がけげんな顔をしたので、舞はプルメリア島から帰ってきたばかりだが、プルメリア島の木蓮寺の宇宙人のお坊さんが地元の警察に捜査協力している、超能力があるらしい、と言いました。
「超能力、ですか。。。」随分とけげんな話だけれど、
なんとなく。。。プルメリア警察署の話しは聞いた事があるかも。。。賛否両論だけど、捜査協力した宇宙人の幼児のお坊さんがいるとか。。。
警察官は、ハリーのパソコンのデータを捜査手がかりの参考に、警察署に送信して、これで終わりました、と連絡し、警察署に、なにやら家の方々が、超能力がどうとか、おっしゃっていますが。。。
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2020年03月11日
マリッジcelebration155一難さったらまた、一難。。。
「えっ、。。帰って来ない。。。」さすがの舞も、これは緊急事態だと。
うちの子に限って。。。というか、塾サイドは、ハリーが塾を無断欠勤するのは初めてで心配して自宅に連絡を入れました。
舞は時には親に内緒でエスケープは、自分もありましたので、大した問題ではないと。。スマホに連絡しても電源を切ってあります。ノンキにかまえていた舞を叱らず責めずに、旦那の未森は、舞とともに塾、警察へ出向きます。
やはり舞に惚れて結婚しているせいか、未森は舞の尻に敷かれ言いなりのところがあるのです。それが旦那の実家の姑天音と義理姉飛鳥には気に入りませんでした。情けない。
歳上バツあり子持ち女に引っかかって、しかも尻に敷かれるとは。もっと若くて旦那を立てる女性が、と、ワザと見合いを姑の天音は持ってきましたが、
「それならそうしてください。」みたいな舞でした。完全に旦那の方が舞に夢中でしたし。念のために舞が実家にハリーの事を報告すると、峰が電話に出て、義理父が峰を連れてそちらへ行くと言っているようです。
峰は、「本人の意思に反して塾に行かせたのが良くなかったんじゃないの。」と、旦那ではなく、旦那の実家が悪いみたいな言い方をしました。
峰の旦那、焔。再婚相手でしたが、舞は実の父親と気づき気まずいなと。。。思いましたが、知らんふりしよう。もう、そうしないと。
いまさらもう。どうしてくれるのですか、義理の父親だと思って遠慮してきたのに。という気持ちはあったけど、峰達と同居してないのをよしとしておこ。弟の剛は敷地内同居。。。
ま、峰は弟には甘いけど。。。
旦那の未森も未森実家にハリーの旨を伝えると大騒動でした。まぁ、旦那の未森は、ハリーが塾から帰って来ないのでおかしいと思って塾に問い合わせると、
本日ハリーは無断欠席。。。塾から電話が夕方あった事は内緒にしておきました、夕方塾から電話があり、
舞が大丈夫でしょ、なんて言ってた事がばれたら、姑や小姑がギャンギャンと舞を叩きますし。黙っている舞でもないですが、火に油を注ぐ揉めようになりますから。。。
念のため、担任の先生に連絡しまして、担任の先生が、クラスの子の自宅に電話で問い合わせをしてくれる事になりました。
近所なので、峰と焔が、舞夫婦が警察に行く前にやって来ましたが、峰が、未森が実家に電話していて席を外しているのを踏まえて
「ホラホラ。。。やっぱりさぁ。未森さんは良いとしても、未森さんちのBBA達が無理やりハリーを塾に突っ込んだのが悪いんじゃない。あ、誤解しないでよ、未森さんは、悪くないからね。オババだよ、跡取りだの、意地になったんじゃないの。舞が、ハリーの教育のみは、何にもオババが口を挟むのに抵抗なしで、任せきりだろ。口を出せるところに、トコトン口を出したんだよ。なんか、あったら、お義母さん、どうしてくれるんです、お義母さんが、見栄を貼ってハリーを無理やり行きたくもない塾に行かすからですよ。 って、散々BBAをイビレるチャンスにイビっておきな。」
「か。。。母さん。。。」峰は自分もBBAのくせに、昔取った杵柄。。。姑と対決するのが好きで仕方なく。同族嫌悪して、自分みたいなタイプのキツイ女を攻撃するのが生き甲斐です。もちろん、日頃の行いが悪い場合の女。。ババ色の根性のオババは、奴の落ち度の時にトドメを刺しておかないとね。。、
弱り目に祟り目で日頃の態度が悪い奴が弱っている時は特にボコボコにボコれと言います。
「いまはそんな時じゃないわ。いちはやく、ハリーの安全とハリーの心身を確保しないと。」
ハリーは、いい子なのよね。ココアは女の子だから甘やかしたんだけど、ハリーは、最初からなんでも器用にできるし、責任感あるし、
昔っから周りに頼られたり信頼されたり、学級員や児童会も推薦される子で。。なんとなく、いつの時代もクラスに勝手に学級員になるというか、向いていると思われたり、させられるという空気を持つ子はいるものです。
ココアも心配そうでした。ハリーが、未森の実家に可愛がられるので、必然的に、ココアは舞の実家が贔屓します、
義理の父親の焔は、舞が実の子どもと存じているせいか、ハリーにもココアにも優しいのですが。。。警察に行ってくる、塾長さんもいらっしゃるみたいだし、
舞と未森が警察に行こうとしますと、ココアが、「お兄ちゃん、パソコンの人と会ってるんじゃない。。。」
「えっまさか。。?だってあの子友達はたくさんいるし。。私もパソコンやネットで友達を作ったりしたらダメ、中には悪い大人が誘拐したり、一緒に死のうとか誘われたり、ロクなことがないわ。と口を酸っぱくして散々言ってきてるのよ。とにかく、ココアは、おばあちゃんとおじいちゃんと一緒に待ってて、冷蔵庫のスイーツ。特別今日は、みんなで食べていいから。。。
峰達がココアを見てくれるので、舞は冷蔵庫にスイーツや飲み物があるから、と言いました。
峰が警察に行く、みたいに言ってきたら。。きっとあちらの姑の天音に、どうしてくれるんですか、無理やり塾など行きたくないのに行かせて、ハリーをどうしてくるんですか、と、喧嘩っ早いので、ココアをみてくれる事になり。。ホッとしました。
夜の21時過ぎて。。。本来なら、土曜日の15時から18時半まで、授業で。。19時過ぎにはハリーも帰宅して普通ですが、
今日は、ハリーは、塾を無断で休んでいますし。
あっ、峰は、19時ごろ同級生の麗の家に電話すると、息子ではなく、娘の一人、出戻りの子と同居しているらしく。。。今夜は、農家仲間の会合という名の飲み会に出かけているみたいで、
帰ったら、電話するか、遅ければ明日でも電話させますから、と言うので、峰は麗の娘に携帯番号をお知らせしました。
同窓会をしたいので、まだ地元にいるかもしれないのは麗ちゃんだし。。と。娘は承諾し電話を切り。。。峰の携帯に、麗の自宅の電話番号が表示されました。あら。。。
麗ちゃんだわ。。。峰は、ちょっと失礼、と言って電話に出ます。
ココアが冷蔵庫からケーキを出していました。ご飯の後、デザートはだいたいフルーツ。
夜は寝る前にオヤツは禁止ですが、今夜は特別なのでしょう。ハリーには、悪いけどお兄ちゃんさまさま。。。
「峰ちゃん。。。お久しぶり、だわね。。いったい、どういう風の吹きまわし。まぁ、地元に住んでいても、同窓会みんなわざわざやらないからねぇ。メンドクサいんでしょうね。」麗は、やらなさそーな峰から同窓会を、みたいな電話があったんで。。、
「あら。。。というかさ。なんか、最近夢の中で子どもの頃の麗ちゃんが出てきて。。」「まあっ、夢枕に立つやダァわたしまだ、生きてるわよー。あっ、あ、そうそう、そうだ、峰ちゃん、ハリネズミって言ったらね。。。」
麗は数年前に、霊園に土地を売ったのだそうだ。そこのオーナーと付き合いがあり最近飲んでいた時に、暴力団幹部の男性が、お世話になった姐様。。。正式に言えばその人の祖父のお妾さんで、父親とだいたい同じぐらいの年齢の女性が亡くなり。。。生前生まれがこちらなので、生まれた近くで眠りたいみたいな事を言っていた。
祖父より30歳ぐらい歳下のハリネズミのお妾さんで、父親と同じぐらいで、お妾さんが50代ぐらいで祖父が亡くなり、それから。。。
その人のお父さんとそのお妾さんは愛し合うようになったけど、正妻じゃないし、祖父の手前、一緒にお墓に入れない。お妾さんに、子どもの頃から世話になっていたんで、お墓をこちらにつくりたいが、暴力団関係者でなかなか霊園からお断りされるんだって。。。
今夜の飲み会にもいたその
霊園のオーナーが、反社会勢力だからお断りした方がいいか相談がきたのよ。今夜ね。
お気の毒に、そのヤーさんのお母さんが病死したから、もともと愛し合っていたその人のお父さんと祖父のお妾さんは。。。
やっと一緒になれると思ったけど、お父さんが癌で亡くなってしまったみたい。。悲観からか自死されたみたいだけど。。。で、霊園オーナーが、麗さんと同い年みたいなんだけど、。。この辺出身地のハリネズミって同級生??って聞かれたらしく。。
しかし、麗は、変ね、うちの地域の学校のハリネズミだと。。。峰ちゃんは、東京からこっち戻ってご実家で再婚って聞いてるぐらいだから。それに。。。峰ちゃんは暴力団とかそういうの絶対ダメなタイプでしょうし、隣地区のの勘違いでは?って言ったんだけどねー、
なんて、言っているので、峰が。。
「ちょっと。麗さん、それ、錦組みの話しでは??麗ちゃんみたいに虎でしょ。その人達。」
「え、そうよ、錦組みの虎の今の組長さんらしいの。。同じ虎だから、ちょっと同情しちゃって。。。」
「姉です。姉の鷹です、」峰はびっくりして言いました
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うちの子に限って。。。というか、塾サイドは、ハリーが塾を無断欠勤するのは初めてで心配して自宅に連絡を入れました。
舞は時には親に内緒でエスケープは、自分もありましたので、大した問題ではないと。。スマホに連絡しても電源を切ってあります。ノンキにかまえていた舞を叱らず責めずに、旦那の未森は、舞とともに塾、警察へ出向きます。
やはり舞に惚れて結婚しているせいか、未森は舞の尻に敷かれ言いなりのところがあるのです。それが旦那の実家の姑天音と義理姉飛鳥には気に入りませんでした。情けない。
歳上バツあり子持ち女に引っかかって、しかも尻に敷かれるとは。もっと若くて旦那を立てる女性が、と、ワザと見合いを姑の天音は持ってきましたが、
「それならそうしてください。」みたいな舞でした。完全に旦那の方が舞に夢中でしたし。念のために舞が実家にハリーの事を報告すると、峰が電話に出て、義理父が峰を連れてそちらへ行くと言っているようです。
峰は、「本人の意思に反して塾に行かせたのが良くなかったんじゃないの。」と、旦那ではなく、旦那の実家が悪いみたいな言い方をしました。
峰の旦那、焔。再婚相手でしたが、舞は実の父親と気づき気まずいなと。。。思いましたが、知らんふりしよう。もう、そうしないと。
いまさらもう。どうしてくれるのですか、義理の父親だと思って遠慮してきたのに。という気持ちはあったけど、峰達と同居してないのをよしとしておこ。弟の剛は敷地内同居。。。
ま、峰は弟には甘いけど。。。
旦那の未森も未森実家にハリーの旨を伝えると大騒動でした。まぁ、旦那の未森は、ハリーが塾から帰って来ないのでおかしいと思って塾に問い合わせると、
本日ハリーは無断欠席。。。塾から電話が夕方あった事は内緒にしておきました、夕方塾から電話があり、
舞が大丈夫でしょ、なんて言ってた事がばれたら、姑や小姑がギャンギャンと舞を叩きますし。黙っている舞でもないですが、火に油を注ぐ揉めようになりますから。。。
念のため、担任の先生に連絡しまして、担任の先生が、クラスの子の自宅に電話で問い合わせをしてくれる事になりました。
近所なので、峰と焔が、舞夫婦が警察に行く前にやって来ましたが、峰が、未森が実家に電話していて席を外しているのを踏まえて
「ホラホラ。。。やっぱりさぁ。未森さんは良いとしても、未森さんちのBBA達が無理やりハリーを塾に突っ込んだのが悪いんじゃない。あ、誤解しないでよ、未森さんは、悪くないからね。オババだよ、跡取りだの、意地になったんじゃないの。舞が、ハリーの教育のみは、何にもオババが口を挟むのに抵抗なしで、任せきりだろ。口を出せるところに、トコトン口を出したんだよ。なんか、あったら、お義母さん、どうしてくれるんです、お義母さんが、見栄を貼ってハリーを無理やり行きたくもない塾に行かすからですよ。 って、散々BBAをイビレるチャンスにイビっておきな。」
「か。。。母さん。。。」峰は自分もBBAのくせに、昔取った杵柄。。。姑と対決するのが好きで仕方なく。同族嫌悪して、自分みたいなタイプのキツイ女を攻撃するのが生き甲斐です。もちろん、日頃の行いが悪い場合の女。。ババ色の根性のオババは、奴の落ち度の時にトドメを刺しておかないとね。。、
弱り目に祟り目で日頃の態度が悪い奴が弱っている時は特にボコボコにボコれと言います。
「いまはそんな時じゃないわ。いちはやく、ハリーの安全とハリーの心身を確保しないと。」
ハリーは、いい子なのよね。ココアは女の子だから甘やかしたんだけど、ハリーは、最初からなんでも器用にできるし、責任感あるし、
昔っから周りに頼られたり信頼されたり、学級員や児童会も推薦される子で。。なんとなく、いつの時代もクラスに勝手に学級員になるというか、向いていると思われたり、させられるという空気を持つ子はいるものです。
ココアも心配そうでした。ハリーが、未森の実家に可愛がられるので、必然的に、ココアは舞の実家が贔屓します、
義理の父親の焔は、舞が実の子どもと存じているせいか、ハリーにもココアにも優しいのですが。。。警察に行ってくる、塾長さんもいらっしゃるみたいだし、
舞と未森が警察に行こうとしますと、ココアが、「お兄ちゃん、パソコンの人と会ってるんじゃない。。。」
「えっまさか。。?だってあの子友達はたくさんいるし。。私もパソコンやネットで友達を作ったりしたらダメ、中には悪い大人が誘拐したり、一緒に死のうとか誘われたり、ロクなことがないわ。と口を酸っぱくして散々言ってきてるのよ。とにかく、ココアは、おばあちゃんとおじいちゃんと一緒に待ってて、冷蔵庫のスイーツ。特別今日は、みんなで食べていいから。。。
峰達がココアを見てくれるので、舞は冷蔵庫にスイーツや飲み物があるから、と言いました。
峰が警察に行く、みたいに言ってきたら。。きっとあちらの姑の天音に、どうしてくれるんですか、無理やり塾など行きたくないのに行かせて、ハリーをどうしてくるんですか、と、喧嘩っ早いので、ココアをみてくれる事になり。。ホッとしました。
夜の21時過ぎて。。。本来なら、土曜日の15時から18時半まで、授業で。。19時過ぎにはハリーも帰宅して普通ですが、
今日は、ハリーは、塾を無断で休んでいますし。
あっ、峰は、19時ごろ同級生の麗の家に電話すると、息子ではなく、娘の一人、出戻りの子と同居しているらしく。。。今夜は、農家仲間の会合という名の飲み会に出かけているみたいで、
帰ったら、電話するか、遅ければ明日でも電話させますから、と言うので、峰は麗の娘に携帯番号をお知らせしました。
同窓会をしたいので、まだ地元にいるかもしれないのは麗ちゃんだし。。と。娘は承諾し電話を切り。。。峰の携帯に、麗の自宅の電話番号が表示されました。あら。。。
麗ちゃんだわ。。。峰は、ちょっと失礼、と言って電話に出ます。
ココアが冷蔵庫からケーキを出していました。ご飯の後、デザートはだいたいフルーツ。
夜は寝る前にオヤツは禁止ですが、今夜は特別なのでしょう。ハリーには、悪いけどお兄ちゃんさまさま。。。
「峰ちゃん。。。お久しぶり、だわね。。いったい、どういう風の吹きまわし。まぁ、地元に住んでいても、同窓会みんなわざわざやらないからねぇ。メンドクサいんでしょうね。」麗は、やらなさそーな峰から同窓会を、みたいな電話があったんで。。、
「あら。。。というかさ。なんか、最近夢の中で子どもの頃の麗ちゃんが出てきて。。」「まあっ、夢枕に立つやダァわたしまだ、生きてるわよー。あっ、あ、そうそう、そうだ、峰ちゃん、ハリネズミって言ったらね。。。」
麗は数年前に、霊園に土地を売ったのだそうだ。そこのオーナーと付き合いがあり最近飲んでいた時に、暴力団幹部の男性が、お世話になった姐様。。。正式に言えばその人の祖父のお妾さんで、父親とだいたい同じぐらいの年齢の女性が亡くなり。。。生前生まれがこちらなので、生まれた近くで眠りたいみたいな事を言っていた。
祖父より30歳ぐらい歳下のハリネズミのお妾さんで、父親と同じぐらいで、お妾さんが50代ぐらいで祖父が亡くなり、それから。。。
その人のお父さんとそのお妾さんは愛し合うようになったけど、正妻じゃないし、祖父の手前、一緒にお墓に入れない。お妾さんに、子どもの頃から世話になっていたんで、お墓をこちらにつくりたいが、暴力団関係者でなかなか霊園からお断りされるんだって。。。
今夜の飲み会にもいたその
霊園のオーナーが、反社会勢力だからお断りした方がいいか相談がきたのよ。今夜ね。
お気の毒に、そのヤーさんのお母さんが病死したから、もともと愛し合っていたその人のお父さんと祖父のお妾さんは。。。
やっと一緒になれると思ったけど、お父さんが癌で亡くなってしまったみたい。。悲観からか自死されたみたいだけど。。。で、霊園オーナーが、麗さんと同い年みたいなんだけど、。。この辺出身地のハリネズミって同級生??って聞かれたらしく。。
しかし、麗は、変ね、うちの地域の学校のハリネズミだと。。。峰ちゃんは、東京からこっち戻ってご実家で再婚って聞いてるぐらいだから。それに。。。峰ちゃんは暴力団とかそういうの絶対ダメなタイプでしょうし、隣地区のの勘違いでは?って言ったんだけどねー、
なんて、言っているので、峰が。。
「ちょっと。麗さん、それ、錦組みの話しでは??麗ちゃんみたいに虎でしょ。その人達。」
「え、そうよ、錦組みの虎の今の組長さんらしいの。。同じ虎だから、ちょっと同情しちゃって。。。」
「姉です。姉の鷹です、」峰はびっくりして言いました
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2020年03月10日
マリッジcelebration154梅の散る日が故に。。。
「わたしは。。。無事で、環も無事だった事ですから。。」峰は、峰には珍しく
狙ってきた緋夏さんを、そうですか、そう言う事情ならば、と環の無事を喜び、緋夏さんに情状酌量を申し立てました。
福の神、刑法の福の神花蓮は、「わかりました。申したて致します、舞さんは。。。」峰の娘でもあり、環の妹でもある舞も緋夏さんについて問われました。
「そうですね。わたしも娘がいますが。。。もしも、3歳でその子が轢き逃げされたかと思うと殺してやりたいと思います。許しません。犯人を殺して私も死にますわ。お気持ちは、わかります。」
舞も緋夏とは表面的には異母姉妹。。ほんとうは峰の不貞の子で、舞と緋夏には血の繋がりはないけれど。
舞も峰と同じく、緋夏に情状酌量を訴えて。緋夏と俊の事はまさか、舞も知らないのもありましたし。
峰と環と舞は、今日のチェックアウトまでの滞在予定でした。環は事情聴取がまだあるため、月のサナトリウムウォーターサプライにいます。
峰と舞は、捜査協力にランチを出されると、明日の生活もあるので、ダイヤさんが、UFOスプラッシュシールドで、名古屋まで先に送る事にしました。残念ながら、環はまだ時間がかかりますが、元気になったので、と、環も峰と舞に電話しました。また、会いましょう。お母さんも舞さんもありがとう。
東京にも来てね。名古屋にも遊びに行くわ。環はいま、月のサナトリウム。最後サヨナラをじかに会って言えなかったけど、
だけど、元気になったから、またね。それから、緋夏さんのことを二人とも情状酌量の口添えをくださいましてありがとうございます。
舞は、明日からまた小料理屋蝶々の女将に復帰する。留守の間もなんら変わりなく女将不在で経営を。。。明日からの予定だけど、今夜というか、帰ってからお店に顔を出そうかなぁ。
UFOは、瞬間移動だし。。。
早いもので、もう午後5時になっていた。
思わぬハプニングで。。。
しかしながら。。。近い距離。実家の義理父焔は、母親峰がボカシだけれど、実の父親なんだ。今更問い詰めず知らんぷりしておこうか、実家とは完全なる独立。嫁いで全く別生活だし。。。然し。
あたしはいらない遠慮を結局は強いられてきたのか。峰が子どもを騙すことぐらい。。は、割り切っているけど、あの物静かで誠実な義理父。。。焔。実の父親だけど、に騙されてきたのはショックだったかなぁ。。。
と、さ、帰りましょう、ありがとうございました。環と顔を合わせられないのは非常に残念ですが、でも、環さんが生きていてくれただけでも、ありがたいと思う事にしました。
連絡は、いつでも出来るし、
また、いつか会えるのだから。。。
と、舞のスマホが鳴りました。あれっ気づくと旦那さん、未森からです。
「あっ、舞、舞。。。」「どうしたの、あなた?あっ、ちょっとね。。。せっかくこちらに来たんだから、って観光をしがてらいまから、すぐにそっちに。。」
チェックアウトが十一時だから、やけに遅いなぁとも思われたのかなあなんらか、事故でもあったのかと心配されてるのかしら。
舞は、もちろん、姉の環の異変をわざわざ旦那に言わなかったが、オーゲさなんだから。仕事あるのにいちいち電話してきて。だいたい今日はわたしは休んで仕事は、明日から、ってはっきりと言ったわよね。
少し呆れる。。でも、どうやらそう言う問題でもないようだ。。。
「いま、電話があって。。。ハリーが、ハリーが塾に行ってないようなんだ。。」
「えっ」今日は土曜日。15時から塾の予定。お受験のため。。。塾から家に連絡があったようだ。。。舞は、仕事もあるし、お受験だの跡取りだの、旦那の実家が息子のハリーにご熱心で、塾の代金は旦那の実家が全て負担しているし、舞は旦那の実家は大嫌いだし、姑の天音や出戻りの義理姉飛鳥も合わないのですが、
もともと再婚は女の子が欲しかったので、ハリーの進路に旦那の実家が口を出そうがどうしようが。。。お好きにしたら、みたいなフシがありました。
そんな、旦那の実家と険悪の癖にハリーの教育についてだけは、よきにはからえ状態の舞はノンキに、「ホラホラ。。。やっぱりハリーは、普通の中学に行けばいいんじゃないの、というか、たまにはサボって、映画見たり友達と息抜きしてるんじゃない。じき、帰ってくるわ、まだ、夕方よ。」舞は学歴も高くないですし。。。自分の若い頃、親に内緒で学校をサボるなんて時として当たり前だ
という感覚でしたので。。。何言ってるのかしら。と思いました。
ただ、舞としては、時に親に内緒でエスケープはあるにせよ、ハリーには、今現在現代事件として、スマホ、パソコンで友達を作らない。
パソコン、ネットで知り合った人とは会わない。ゲームは一時間以内。課金禁止、など、
そう言った約束はしていたのです。学習に関しては、舞は勉強ができるわけじゃないですから、舞は、「男の子、思春期ですからね。。あなたのご実家にはまだ耳に入れないでちょうだい。追い詰められて、ちょっとだけ息抜きをしたかったかもしれないでしょう。大騒ぎになったら、ハリーが可哀想だわ。」
「まぁ、まだ母さん達には言ってないんだ。。。真っ先にハリーの事は、母親に知らせるのが筋だし。」「ええ、すぐ帰るから」
と、舞が電話を切ると、峰が、「なんなんだい、」と聞いてくるので、舞はその旨を峰に言いました。
「おやまぁ。あんたは、学校嫌いだから、オサボリ感覚だけど、ハリーは大丈夫なのかい。」「いつも、キチンと行ってるから、時にぷつんと糸の切れたタコみたいな状態なんじゃないの。土曜日って行ったらクラスメイトと遊びどき、だし。たまにはハメを外したんじゃないかしら。」「まぁ、ハリーは、あんたに似なくて賢いからね。」「あ、あらっ、旦那の家系に似たんでしょうよ、ココアが気が強いのは母さんの家系だし。」
「それは。。。としても、あんたココアばっかり可愛がって。。。ちゃんとハリーにも目をかけないと、」峰が珍しく、躾に口を出したので。
どの口が言うか母さんは、弟の剛、剛、ばっかりじゃないの
舞はそう思ったが、ダイヤさんの前だし、一件落着した、楽しい旅行の立つ鳥跡を濁さず、環姉さんも無事だし、言い争いは醜いと黙って我慢しました。
峰は、帰ったら、同級生の虎の麗に連絡すると言っています。。。鷹さんというはじめて知った双子の姉の存在。。
山形のさくらんぼ農家。。。豪農。。
もしかして、さくらんぼは、双子みたいにくっついている実がだいたい象徴されてますが、それも、言いたかったのかしら。
そして。。。
「やっぱり。。。俊さん、舞さんの居なくなった旦那さんだわ。わたしが生きてるって言ってて、やっぱり。。。そう。近くに生きてる、って予想してた。。。」ベルモは言いました。
そして、ベルモが突然、あっ、
参拝客からお昼間にいただいて、和尚夫人が生けた梅の
切り花が、ハラハラ落ちていくのを見て
行方不明になった、小梅さん。ベルモに懺悔をしにきた魂の女性は。。どうも。。
鷹さんにあの世に連れていかれたようです。しかし、幸いにも、恨み辛みの苦しんで、ではなく。。。罪の意識に苛まれる魂の。。表面は認知症。。
小梅さんに騙されて盗まれて山形の豪農のお嬢様の家に売られて、転落破産、ヤクザの情婦、ひき逃げ犯と実に波乱万丈な生き方をしてきた鷹さんは。。。小梅さんを怨みながらも
しかしながら、自分も罪からひき逃げから逃げた犯罪者です。小梅さんを許せないが、しかし、自分も、少しは徳を積みたい
と、じゅうぶん後悔して。。。老衰の形を取り、魂をあの世に連れて行く事にしたようです。許せないが、許せない相手も赦すこと。。。
いきているうちに。。。そうでありたかった、と言う鷹さんですが、それでも鷹さんは、思えば、盗んだ育ての父親母親、冷たく突き放した産みの母親富士も赦してきました。
「お亡くなりになりましたわね、小梅さん。大丈夫。予定よりお早目でしたが、老衰で。大丈夫。。」と、ベルモが木蓮和尚に言うと
木蓮和尚が、プルメリア警察署に電話しました、あいにく冷泉氏署長は不在なんで、と顔見知りの本陣警部が電話に出ました。この本陣警部も、木蓮寺の檀家です。
ベルモが、冷泉氏が言っていた行方不明の御婦人が、お亡くなりになった、みたいな事を言っているがじきに無事解決すると言っている、みたいに話していました。
まだ、本陣警部は、代々木蓮寺の檀家で、冷泉氏が、ベルモが木蓮寺にやってきたホヤホヤ赤ちゃんの頃に、木蓮寺をのっとる為に宇宙人が宇宙人の赤ちゃんに化けて木蓮和尚夫妻をたらしこんでるかもしれない、
と、地上げ屋ベルモ説を同じ木蓮寺の代々菩提寺の本陣警部に真っ青になって相談した事もあり。。。
冷泉巽も、本陣祝詞もプルメリア島生まれの先輩後輩で家も近く、お互いに代々木蓮寺菩提寺の名前も木蓮寺の先代和尚の翡翠仁から名付けられ、
しかし、冷泉巽のたつみは、兄がやはり先代和尚から、真北。高尚で最高峰、地図でも常に上位中心的な意味がある
マキタ、なので、弟は、
愛敬や、明るく社交性や発展性、好かれやすい方角の東南の意味からたつみだけれど。
本陣の方は、祝詞を、しゅくしなのに戸籍係が間違えて名前がのりとになってしまいました。祝辞の意味のつもりが。。
住職から貰った名前なのに。。神主があげる祝詞。。ま、おめでたいから、いっかー。
重要文化財、ご先祖様代々の我らが菩提寺の木蓮寺の危機
脅迫や脅しより
老人をたらしこむには、孫やペットの愛くるしさが一番だし。。。と。散々相談していて。。
われわれの木蓮寺を狙うとは。。と、誤解していた言い出したらきかない冷泉氏に引きずられ。。。
アホらし。と、思いながら、たまに冷泉氏に檀家のよしみ木蓮寺で、ベルモのマークに付き合い、
ベルモの驚異的な才能をまのあたりにしました。。
多少、冷媒体質ではあるので本陣氏は、ベルモの言うことも信じてきたし、本陣警部はベルモを最初っから化け物が木蓮寺を狙っているとは考えていませんでした。。。
なんだって。。。そう。しばらくすると、狐につままれたように、小梅さんの娘さんの五十鈴さんからプルメリア警察署に、
母親の小梅がいつのまにか、眠るように亡くなっていた、小梅さんの部屋に入ったら、ベットで。。なんと。。。
鷹さんは、小梅さんへの怨みながらも身内に死に目に合わせないという意地悪は、したものの
あの世に苦しませずに、老衰でお迎えにきたのです。
と、プルメリア警察署から木蓮寺に連絡がほどなく入り。。
ベルモは、本堂で、小梅さんと、鷹さんの為にお経を唱えました。
それから。。。
おかしいわね。。?
名古屋。。。
自宅に帰った舞と峰でしたが。。。
夜になっても、ハリーが帰ってくる事はありませんでした。
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狙ってきた緋夏さんを、そうですか、そう言う事情ならば、と環の無事を喜び、緋夏さんに情状酌量を申し立てました。
福の神、刑法の福の神花蓮は、「わかりました。申したて致します、舞さんは。。。」峰の娘でもあり、環の妹でもある舞も緋夏さんについて問われました。
「そうですね。わたしも娘がいますが。。。もしも、3歳でその子が轢き逃げされたかと思うと殺してやりたいと思います。許しません。犯人を殺して私も死にますわ。お気持ちは、わかります。」
舞も緋夏とは表面的には異母姉妹。。ほんとうは峰の不貞の子で、舞と緋夏には血の繋がりはないけれど。
舞も峰と同じく、緋夏に情状酌量を訴えて。緋夏と俊の事はまさか、舞も知らないのもありましたし。
峰と環と舞は、今日のチェックアウトまでの滞在予定でした。環は事情聴取がまだあるため、月のサナトリウムウォーターサプライにいます。
峰と舞は、捜査協力にランチを出されると、明日の生活もあるので、ダイヤさんが、UFOスプラッシュシールドで、名古屋まで先に送る事にしました。残念ながら、環はまだ時間がかかりますが、元気になったので、と、環も峰と舞に電話しました。また、会いましょう。お母さんも舞さんもありがとう。
東京にも来てね。名古屋にも遊びに行くわ。環はいま、月のサナトリウム。最後サヨナラをじかに会って言えなかったけど、
だけど、元気になったから、またね。それから、緋夏さんのことを二人とも情状酌量の口添えをくださいましてありがとうございます。
舞は、明日からまた小料理屋蝶々の女将に復帰する。留守の間もなんら変わりなく女将不在で経営を。。。明日からの予定だけど、今夜というか、帰ってからお店に顔を出そうかなぁ。
UFOは、瞬間移動だし。。。
早いもので、もう午後5時になっていた。
思わぬハプニングで。。。
しかしながら。。。近い距離。実家の義理父焔は、母親峰がボカシだけれど、実の父親なんだ。今更問い詰めず知らんぷりしておこうか、実家とは完全なる独立。嫁いで全く別生活だし。。。然し。
あたしはいらない遠慮を結局は強いられてきたのか。峰が子どもを騙すことぐらい。。は、割り切っているけど、あの物静かで誠実な義理父。。。焔。実の父親だけど、に騙されてきたのはショックだったかなぁ。。。
と、さ、帰りましょう、ありがとうございました。環と顔を合わせられないのは非常に残念ですが、でも、環さんが生きていてくれただけでも、ありがたいと思う事にしました。
連絡は、いつでも出来るし、
また、いつか会えるのだから。。。
と、舞のスマホが鳴りました。あれっ気づくと旦那さん、未森からです。
「あっ、舞、舞。。。」「どうしたの、あなた?あっ、ちょっとね。。。せっかくこちらに来たんだから、って観光をしがてらいまから、すぐにそっちに。。」
チェックアウトが十一時だから、やけに遅いなぁとも思われたのかなあなんらか、事故でもあったのかと心配されてるのかしら。
舞は、もちろん、姉の環の異変をわざわざ旦那に言わなかったが、オーゲさなんだから。仕事あるのにいちいち電話してきて。だいたい今日はわたしは休んで仕事は、明日から、ってはっきりと言ったわよね。
少し呆れる。。でも、どうやらそう言う問題でもないようだ。。。
「いま、電話があって。。。ハリーが、ハリーが塾に行ってないようなんだ。。」
「えっ」今日は土曜日。15時から塾の予定。お受験のため。。。塾から家に連絡があったようだ。。。舞は、仕事もあるし、お受験だの跡取りだの、旦那の実家が息子のハリーにご熱心で、塾の代金は旦那の実家が全て負担しているし、舞は旦那の実家は大嫌いだし、姑の天音や出戻りの義理姉飛鳥も合わないのですが、
もともと再婚は女の子が欲しかったので、ハリーの進路に旦那の実家が口を出そうがどうしようが。。。お好きにしたら、みたいなフシがありました。
そんな、旦那の実家と険悪の癖にハリーの教育についてだけは、よきにはからえ状態の舞はノンキに、「ホラホラ。。。やっぱりハリーは、普通の中学に行けばいいんじゃないの、というか、たまにはサボって、映画見たり友達と息抜きしてるんじゃない。じき、帰ってくるわ、まだ、夕方よ。」舞は学歴も高くないですし。。。自分の若い頃、親に内緒で学校をサボるなんて時として当たり前だ
という感覚でしたので。。。何言ってるのかしら。と思いました。
ただ、舞としては、時に親に内緒でエスケープはあるにせよ、ハリーには、今現在現代事件として、スマホ、パソコンで友達を作らない。
パソコン、ネットで知り合った人とは会わない。ゲームは一時間以内。課金禁止、など、
そう言った約束はしていたのです。学習に関しては、舞は勉強ができるわけじゃないですから、舞は、「男の子、思春期ですからね。。あなたのご実家にはまだ耳に入れないでちょうだい。追い詰められて、ちょっとだけ息抜きをしたかったかもしれないでしょう。大騒ぎになったら、ハリーが可哀想だわ。」
「まぁ、まだ母さん達には言ってないんだ。。。真っ先にハリーの事は、母親に知らせるのが筋だし。」「ええ、すぐ帰るから」
と、舞が電話を切ると、峰が、「なんなんだい、」と聞いてくるので、舞はその旨を峰に言いました。
「おやまぁ。あんたは、学校嫌いだから、オサボリ感覚だけど、ハリーは大丈夫なのかい。」「いつも、キチンと行ってるから、時にぷつんと糸の切れたタコみたいな状態なんじゃないの。土曜日って行ったらクラスメイトと遊びどき、だし。たまにはハメを外したんじゃないかしら。」「まぁ、ハリーは、あんたに似なくて賢いからね。」「あ、あらっ、旦那の家系に似たんでしょうよ、ココアが気が強いのは母さんの家系だし。」
「それは。。。としても、あんたココアばっかり可愛がって。。。ちゃんとハリーにも目をかけないと、」峰が珍しく、躾に口を出したので。
どの口が言うか母さんは、弟の剛、剛、ばっかりじゃないの
舞はそう思ったが、ダイヤさんの前だし、一件落着した、楽しい旅行の立つ鳥跡を濁さず、環姉さんも無事だし、言い争いは醜いと黙って我慢しました。
峰は、帰ったら、同級生の虎の麗に連絡すると言っています。。。鷹さんというはじめて知った双子の姉の存在。。
山形のさくらんぼ農家。。。豪農。。
もしかして、さくらんぼは、双子みたいにくっついている実がだいたい象徴されてますが、それも、言いたかったのかしら。
そして。。。
「やっぱり。。。俊さん、舞さんの居なくなった旦那さんだわ。わたしが生きてるって言ってて、やっぱり。。。そう。近くに生きてる、って予想してた。。。」ベルモは言いました。
そして、ベルモが突然、あっ、
参拝客からお昼間にいただいて、和尚夫人が生けた梅の
切り花が、ハラハラ落ちていくのを見て
行方不明になった、小梅さん。ベルモに懺悔をしにきた魂の女性は。。どうも。。
鷹さんにあの世に連れていかれたようです。しかし、幸いにも、恨み辛みの苦しんで、ではなく。。。罪の意識に苛まれる魂の。。表面は認知症。。
小梅さんに騙されて盗まれて山形の豪農のお嬢様の家に売られて、転落破産、ヤクザの情婦、ひき逃げ犯と実に波乱万丈な生き方をしてきた鷹さんは。。。小梅さんを怨みながらも
しかしながら、自分も罪からひき逃げから逃げた犯罪者です。小梅さんを許せないが、しかし、自分も、少しは徳を積みたい
と、じゅうぶん後悔して。。。老衰の形を取り、魂をあの世に連れて行く事にしたようです。許せないが、許せない相手も赦すこと。。。
いきているうちに。。。そうでありたかった、と言う鷹さんですが、それでも鷹さんは、思えば、盗んだ育ての父親母親、冷たく突き放した産みの母親富士も赦してきました。
「お亡くなりになりましたわね、小梅さん。大丈夫。予定よりお早目でしたが、老衰で。大丈夫。。」と、ベルモが木蓮和尚に言うと
木蓮和尚が、プルメリア警察署に電話しました、あいにく冷泉氏署長は不在なんで、と顔見知りの本陣警部が電話に出ました。この本陣警部も、木蓮寺の檀家です。
ベルモが、冷泉氏が言っていた行方不明の御婦人が、お亡くなりになった、みたいな事を言っているがじきに無事解決すると言っている、みたいに話していました。
まだ、本陣警部は、代々木蓮寺の檀家で、冷泉氏が、ベルモが木蓮寺にやってきたホヤホヤ赤ちゃんの頃に、木蓮寺をのっとる為に宇宙人が宇宙人の赤ちゃんに化けて木蓮和尚夫妻をたらしこんでるかもしれない、
と、地上げ屋ベルモ説を同じ木蓮寺の代々菩提寺の本陣警部に真っ青になって相談した事もあり。。。
冷泉巽も、本陣祝詞もプルメリア島生まれの先輩後輩で家も近く、お互いに代々木蓮寺菩提寺の名前も木蓮寺の先代和尚の翡翠仁から名付けられ、
しかし、冷泉巽のたつみは、兄がやはり先代和尚から、真北。高尚で最高峰、地図でも常に上位中心的な意味がある
マキタ、なので、弟は、
愛敬や、明るく社交性や発展性、好かれやすい方角の東南の意味からたつみだけれど。
本陣の方は、祝詞を、しゅくしなのに戸籍係が間違えて名前がのりとになってしまいました。祝辞の意味のつもりが。。
住職から貰った名前なのに。。神主があげる祝詞。。ま、おめでたいから、いっかー。
重要文化財、ご先祖様代々の我らが菩提寺の木蓮寺の危機
脅迫や脅しより
老人をたらしこむには、孫やペットの愛くるしさが一番だし。。。と。散々相談していて。。
われわれの木蓮寺を狙うとは。。と、誤解していた言い出したらきかない冷泉氏に引きずられ。。。
アホらし。と、思いながら、たまに冷泉氏に檀家のよしみ木蓮寺で、ベルモのマークに付き合い、
ベルモの驚異的な才能をまのあたりにしました。。
多少、冷媒体質ではあるので本陣氏は、ベルモの言うことも信じてきたし、本陣警部はベルモを最初っから化け物が木蓮寺を狙っているとは考えていませんでした。。。
なんだって。。。そう。しばらくすると、狐につままれたように、小梅さんの娘さんの五十鈴さんからプルメリア警察署に、
母親の小梅がいつのまにか、眠るように亡くなっていた、小梅さんの部屋に入ったら、ベットで。。なんと。。。
鷹さんは、小梅さんへの怨みながらも身内に死に目に合わせないという意地悪は、したものの
あの世に苦しませずに、老衰でお迎えにきたのです。
と、プルメリア警察署から木蓮寺に連絡がほどなく入り。。
ベルモは、本堂で、小梅さんと、鷹さんの為にお経を唱えました。
それから。。。
おかしいわね。。?
名古屋。。。
自宅に帰った舞と峰でしたが。。。
夜になっても、ハリーが帰ってくる事はありませんでした。
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2020年03月09日
マリッジcelebration153言いようのない想いにとらわれながら。。。
アット。
木蓮寺。。。
「そ。。。そうだったのね。。。」早朝、プルメリア警察署の冷泉署長に、取り調べ。。。ではないけれど。
霊媒体質を見込まれて相談を、木蓮和尚とともに受けたベルモ。ベルモ自体は、あまり刑事事件や民事事件に、霊能を使うのは良くない
と、主張しています。
民事事件でも、旦那の不倫、奥様の浮気。携帯の中味と一緒で見てはいけない領域というか。。。昔話で、よく見るな、と言ったのに見てしまった
いやいや、御伽話どころか、日本神話の、イザナギイザナミか、忘れましたが、見るなとか、振り返るな
と、キツく言われたのに。。見る馬鹿ばっかりで、そら、言ったこっちゃないわ
って、昔の人や、神様すらそんな教訓をたくさん残してくれ、口を酸っぱくして優しく文献で説明してくれるのに。。。子どもにすらわかりやすく、昔話で語られる。。。
だいたい誰しも境界線を引いて聖域を持って生きていて当たり前だ。それは、人それぞれかもしれないが、必ず誰にも立ち入り禁止の聖域は誰でもある。
あなたも、わたしも。。。地雷を踏むとトラブルになるのだ。
浦島太郎氏も玉手箱を開けたらヨボヨボなお爺さんになるよ。と、言われたら言われたで中味がわかっていたら。。。開けないだろう。開けると呪われるよ。と脅されるように。。。
まぁ。そんなものを持たせる女はロクデナシ亀を助けたのに。御礼だけしとけばいいし。真面目に仕事してきたんだから、たまには遊ぶのも必要だし。しかも独身の独り者でしょう。漁師なんて命を賭けたお仕事でしょう。時には派手な遊びも必要だわよ。
玉手箱なんていかにも綺麗ごとあけてダメなら渡さなきゃいいし。太郎氏もそんなヤバいものさっさと不燃物のゴミ収集にだしてしまえばいいのだ。
大事な亀を助け、御礼に遊んでいけ、と言ったから素直に遊んだのに。。
なにが気に食わないのか、恐ろしいものを手土産に持たすとは。。。
そんなバカ女はお礼を受けたら遊びでさっさと忘れてしまえばいいのだ。開けていけないものをわざわざよこすとは、かなり精神的にヤバい人としか言いようがない。大切な恩のある方に対して。。真心のこもった贈り物ができないとは、ベルモとは、友達になれないタイプだし。。。
しかし、なにが起きるのかわからない、とか。なにが入っているのか秘密とは。
きっと、悪いものだとわかりつも、未知なものにはゾクゾクするのだ。世の中がうまく回るには、知らない方がいい事もある。。。わかった上で、パンドラの箱を開ける。。。。
ホラホラ。。古今東西。。遥か昔から、遠く離れた海外にも禁忌。開けてはいけないものを開けたら。。という教訓話があるのにね。
私なんぞ。中途半端な霊感があるから。ベルモには、霊媒体質がゆえの数多くの悩みがつきまとう。
ご家族が、
行方不明の人も、TVに出たりする方々いらっしゃるけど、依頼した親が毒親の可能性で子どもが逃げてる場合だってあるし。元カレ元カノが、ストーカーで消えたパートナーをしつこく執着しているかもしれないし。人間関係なんて、一方的な意見ばかり
聞くもんじゃない。ベルモは、人生相談の傾聴鎮座で後ろで黙って話しを聴いているのみ、だけど。
あまり話をしていない場合だと、だいたい普通なら、良い人かもしれないと思うけど。
しかし、話をしていくうちに。。。相談に乗ると。。。
アホか。。。この人っ。ボケと感じたり、夫婦喧嘩みたいな感じで。。。旦那と奥さんが、バラバラに話しを聞けば。。。夫婦全く違う話になっています。
話しはトンじゃったけど。
霊能者、なんて言うけど。
私がもしも間違えてたらどーするんだろうな。捜査や警察がいらなくなるし。赤ちゃんの頃にどうも、ナイフが池に捨ててあるだの、あの奥さんの後ろに血塗れで怖い顔した。。。多分旦那さんが首をしめている、だの、
ベラベラベラベラ。。。悪気なしに犯人や証拠品の場所などが、見えた場合があったらしく。冷泉署長が、その当時はまだ署長ではありませんが、半信半疑でベルモの告白の裏付けを取ると検挙になり、。。冷泉氏は、それでプルメリア警察署のボスに出世しました。ベルモ様々。。。本当は誰にも言えないけど、心底拝んでいるのです。。。
しかしまぁ。。。朝方の事件、詳しく聞くと。。なんと、先日来た環さんが刺された
えーちょっと、どう考えても恨みをかうタイプじゃない。。。未熟者なわたしだけど、人から怨まれたりきらわれた人ってオーラが全然感じられない。あの人がどうして。。。環さんは。。。どうして?しかも、環さんを刺した人を聞いたトタン。。ベルモは。。。びっくり
なんと。。。行方不明の緋夏さん。。これは仰天えー
よくよく話を聞けば、なんと。ベルモのところに病院勤めで、戦後のドサクサに紛れて看護師よろしく、大金と結婚生活を夢見て子どもを盗んだ、と懺悔しにきたお婆さんの魂は。。。。
なんと。。。環さんと舞さんのお母さんの峰さんの双子の姉の鷹さんが、被害者だというではありませんか。ベルモは、双子の一人、健康なほうを、健康なら病院に通う必要がないので極力人目につかないように盗んだ、とは聞きましたが、
本人は、豪農の一人娘に。。。で、いいことをした、と割り切ったけど。しかし、詐欺や不作倒産で破産して。。。
それから。。。苦労知らずの両親は落ちぶれ、娘にあんたは盗んできた子だの、育ててやったんだの。。。そうやって責められる状況に盗んだ娘さんが落ちぶれて。。。
それが、まさか。。。環さんや舞さんのお母さんのお姉さんだったとは。。。
誰が双子の妹とか。。。
そこまでは全く知りませんでしたし。なんと、その鷹さんが。。。
環さんの行方不明の異母妹の緋夏さんのお子様を轢き逃げして自殺した。。。って。どうにもこうにも。。。どういう因果かしら。。。
轢き逃げ犯の鷹さん。恐らく一卵性双生児の峰さんと間違えて。。。
で、緋夏さんは、狙おうとしていた人が人違いで。。。しかも、異母姉の環さんのお母さん。。峰さんを、轢き逃げ犯の双子の姉の鷹さんと勘違いした。。。
鷹さんの霊がのりうっってる時のベルモの記憶が無いので、ベルモは、録音をスマホの漫画に表現するアプリに入れた。。。
その鷹さんが、、峰さんと一卵性双生児だったなんて。。。
「環さんは、回復されたようじゃ。葉月さんが尽力したらしい。」木蓮和尚が言いました。
「そうなの、良かった」ベルモは、まずは、安堵しました。
あっ、電話。。。木蓮寺の固定電話が鳴ったので、電話のそばにいたベルモが電話を取りました。
公私、寺院と家庭。
木蓮寺用の固定電話と、森沢家用の固定電話が二つならんでいて、木蓮寺の固定電話の方が鳴っていたのです。
「お電話ありがとうございます。こんにちは木蓮寺でございます。」
「あの。。。」それは、青年から中年の男性の声でした。「はい、なんでしょうか、当寺の僧侶大福でございます。」「えっ、大福あ、あれっ、すみません。お寺に掛けたんですが。。。和菓子屋さんですか、」ベルモは、ひっくり返りそうになりながらも、「いいえ、当寺は、木蓮寺でございます。大福は、私の僧籍でございます。」
だから、ベルモが電話にでると面倒なんじゃ。と木蓮和尚は思いました。当寺、トウジ、を。冬至大福とか、大福がどうのこうのいきなり言われて、
和菓子屋か、大福の営業や押し売りされるのかと思われたり。ベルモからしたら、じゃあ大福って僧籍をつけなきゃいいじゃない。としか思えない。
それは、さておき、電話主は、「大変失礼しました、すみません、木蓮寺様は、人生相談をされていらっしゃるとかで。。。」
「はい、予約制になりますが、あっ、お待ち下さいませ、住職の木蓮にお電話代わります。」
ベルモが木蓮和尚に電話を代わりますと男性が、「あの。。。過去の記憶を亡くしておりまして、どうも。。。自分では。。。忘れたい過去を自分で封印している様なんです。どっかから逃げてきた。。。というか。
モヤモヤしまして。まさか。。自分は犯罪者。。ならまぁ、捕まっていると思うんですが、モヤモヤ。。しながらも思い出さないのに安堵する矛盾といいますか。」「記憶喪失なんですか?」
なにやら、和尚は話し込んでいました。「そうですか、フリーランスのお仕事で自由になるのですね、あっ、一番早いのでしたら。。。明日のお客様がお仕事の都合でご延期になりましたので、、、あ、そうですか、じゃ。」
話し終えると電話を切り、明日、傾聴14時、とベルモはお食事から言われた。
明日は午前中は、木蓮幼稚園の保育士、午後からは僧侶、の予定通り。。。午前中は、園児の音楽指導。音楽と歌。
ベルモは保育士だし、ヴィーナスは手先が器用で、ベルモ達三つ子のうちの二人は、音楽の才能にも恵まれた。ミリオンだけ、音痴。パソコンや機械ならなんでもござれのくせに、ダメ
まぁ、それはいいとして、チラチラと記憶喪失だの、直感的にベルモは、
「あの、あの和尚、わたし、その人知ってるかもしれない。あ、会った事はないんだけど。。。なんと言うか。。。」「えっ」
「こないだ、相談に来た、舞さんの行方不明の旦那さんの俊さん、でしょ。」
「あっ。。。」
ベルモは、直感しました。
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2020年03月08日
マリッジcelebration152錯覚する時期尚早。。。。
え。。。
マスターが、
オヤジかもしれない。。って。
京極君は、あれっ、と不審に感じました。。。
え。。。
だって。。。あの人は、確かに息子さんはいたみたいだけど。。。3歳の時に亡くなって、生きていたら今は11歳ぐらいだって。。?言ってたよな。。
青の洞窟であったあの人はそう言っていたし、南風の名刺を渡しても。。。ありがとうとは言ったものの、特に他の反応はなかったし。
とてもマスターの身内や知人とは思えない様子だったんだけどなぁ。そんな反応いっさいなかった。。
やばい会いたくない身内って言うならそんな反応だし。全然違う。。あれは。。全然知らない関係ないって感じだった。。。
オヤジかも?って。。。
「マスター。。。あの。。。」京極君は異を唱えようとしたのですが、それが、マスターの方から。。。
「40歳前後の?」「あ、ええ、三十代にも見えました。若々しい感じだし。でも、なんだか、影がある感じ。。。でしたね。陰気くさいって意味じゃないですよ。。なんかこう、物悲しげなダンディズムって言うのかなぁ。。。それこそ、ブラックの珈琲が似合いそうです。だから、うちの店の名刺、渡しておきました。」「なんか、あと、話したのか?」
「南風のマスターの関係者さん?みたいに聞いたんですが。。。どうも。。。そんな、反応、、、なかったんで。。。それにお年も、三十代かもしれないのに、オヤジかも。。。ってマスターが言っても。。。年齢的に変かなと思ったんで。だって、マスター。。23歳でしょ。それにしたら。。。あの男性は、若すぎ。、」
「ハタチの時の子どもなんだよ、おふくろ、オヤジの。。。あっ、すみません、」
マスターは、ヴィーナス達のテーブルで話し込んでしまっていました。他のスタッフがいるからいいし、マスターは、テーブルに呼ばれてお喋り上手なので、常連さんと話すこともたくさんありましたが、
全くの自分の話題ですし。。。
「若いねー。ハタチの子どもか、あ、でもうちらもマリリンは、23歳の時の子どもだから。。あんま変わらないかな。」ルッコラがいうと、ベリーが、「マスターは、お兄さんがいるでしょう。かなり若くて子どもをお母さんが産んだのかな、葉月は16歳で、ヴィーナス達を産んだんだけど。。。」
ベリーは、蜂蜜生姜ティーを飲んでいました。「あっ、17歳の時でしたね、兄が産まれた時は、それで、おふくろ家を勘当されたらしくて、ほとんど。。。おふくろの家と割と近くだったんだけど行き来なかったですね。子どもの頃は。。。今はもう、険悪も氷解してるみたいですがね。」
「そうそう、アマゾネスサンクチュアリィで、マスターのお母さんと、そのお姉さんと祖母様をみたわよ。感激するほどタイプがいい意味で違いましたね。みんな雰囲気持っているっていうか。」マリリンが言います。
「そうですか、なんだか、自分勝手なんですよね、オカンもばあさんもみんな。あっ、俺と兄貴は早くから神楽町に来て働きながら学校を出ました。修行して。。。名古屋にいた時も、母親の再婚は賛成というか、好きにしたら良いと思いますが、再婚相手が同居しますか?と、聞かれたんだけど、家事や炊事は兄弟得意でできるから、できれば別居でマンション代を支払ってくれた方がありがたい、って言いまして。本当は、母親が、兄弟の学費も二人とも再婚相手にきっちり出させようって条件だったみたいで。。。」
「あらまぁ。男性は、大変ね、でも惚れた女の人の人生なら、まるっと子どもまでみるのは当然男の義務だわ。」ベリーは、トリュフをチワワとウクレレが食べてしまい怒っているので、京極君に、クッキー、オーダーします、と、クッキーをオーダーしました。京極君はクッキーを取りに行きました。
「ちょっと、ちょっと。。。すぐ男を尻に敷く事ばっかり言う。。。」ルッコラが呆れると、マスターは、「いや、最初はそうやって、相手を諦めさせる方向にもっていく算段だったみたいですよ。。ところが、もちろん約束する、って再婚相手が言ってきて。。。」
「わ。お金持ちなのね、お母さんの再婚相手さん。」マリリンが言います。
「どうだか。まぁ、おふくろ自体も、商売やってますからね。その再婚相手が資金を出してくれて。料理できないくせに、小料理屋の女将。。ま、板前さんが何人かいるから問題ないんですが。。。」
京極君が、クッキーを持ってくるとまたチワワとウクレレがぴょんぴょん飛び跳ねました。
ヴィーナスが、また、ウクレレを捕まえます。
チワワがすばしっこいのに、ウクレレはおっとりして大人しいので、すぐにヴィーナスに捕まります。自分に似ているのか、チワワとヴィーナスは、仲が良く、ウクレレをからかいます。
「やめなさいって言ってるでしょ」ベリーは、ヴィーナスを叱りました
「だって。。トロイんダモン。ムカつくウクレレ。」ヴィーナスは、だんだんと地球の生活に慣れてカタコトがスムーズになりました。
「可愛いですね。おふくろは、でも。。その、兄と俺の父親の事を忘れられないみたいでね。。どうも俺が物心つかない頃に、、、オヤジが家を出ていったようです。だから、会った事もないし。唯一写真だけは見ました。。。小学校か、それぐらいか、一瞬、将来の未来写真というか。。ちょうど、その当時話題のドラマで、将来の自分に会うってのがかなり流行っていて。。。で、兄と一緒にその番組を見た日でしたから。。その夜不可解な現象って言うのか、一瞬、なにが起きたのかと。よく見たら、父親俊、2月26日次男、グー誕生だって。。あっ、そう。よく見たら周りは病院みたいで。あ、そっか、父親なんだって。でも、今それを見せたら、父親の写真を、それは俺だって言うでしょうね。」こともなげに、ヴィーナスが、簡単に、
「マスタ。マスタモ、おトンに会えば会わないの喧嘩シタワケジャ無いデショ。オカンとおトンが別れた他人でも。子どもは親子。」
「どうなんだろう。しかし、オヤジがおふくろから逃げたのはなんとなくわかるわ。おふくろがオヤジを取り込んだんじゃないかな。女の片思いを強引に押しつけて、未来を奪った、というか。。」とマスターが言うと、聞こえたのか、隣の席の常連さんが、からかうように、
「よっ、色オトコいーねー、女の片思いを、押し付けられるって。。」と。
「ソーでもないですヨ」ヴィーナスがウンザリした顔で代わりに答えました。ヴィーナスは。。。チイちゃんというチワワの女の子にべた惚れに惚れられています。将来を約束された様で嫌なのです。別にチイちゃんがキライなわけじゃないけど、あんな赤ちゃんのオムツチワワに。。。
旦那というレールを敷かれるのです。ブルっと身震いしました。
束縛されるのが大っ嫌いなのにーっ。
なんだかんだで。。、、と、言っても。結局は、もしかしたら、ソイツはオヤジかと。
と、マスターが言うのですが、しかし。
京極君はキッチンに戻って、肝心な事を黙っていました。言おうか、どうしようか、その男性は、息子は亡くなった、生きていたら11歳だ、とはっきりと言ったのです。
言うべきか、言わざるべきか。。。考えながらも京極君は厨房で仕事をしていました。
まぁ。。。確かにさ、お父さんが、ハタチぐらいにマスターが、産まれたなら計算が合いそうだけど。。。
「で。。。会いたいのマスターは?」アイスチョコレートを飲みながらシュナ坊が聴きます。
ヴィーナスも、シュナ坊も、親元から離れて生きてきた育ちなので、父だの母だのそう言うのに関しては、ドライというか。なんというか。。。
シュナ坊も犬なので、どちらかというと産みより育ちの親の方がファミリーの絆を感じて当たり前ですし。ヴィーナスも父親はいませんし、母親とは、一緒に暮らして育ってませんし。
だから悪気はないけど、そういう問題には淡々ズケズケとしています。隣のグリが、デリケートな問題でしょうに。空気読めよーぉという顔をしていました。
「名刺をさ。。。京極君は。。ウチの名刺を渡してきたんだって。。。」
マスターが言います。。だから。。
その人が、もしも俺の父親とか。。だったら、
京極君が、マスターのそっくりさんみたいな話をしているなら、ネット検索ぐらいするでしょう。。。興味を持って。。
どう出るか、だよ。
「はっきり言って、俺は、父親という存在に対して、あまりよくわからないし、違和感があるし。どうしたらいいのか、わからない。」マスターが言います。
「同ジク」ヴィーナスも言います。ヴィーナスは、大好きなマスターを励ましたのでしょう。
「だから、早く、家庭が欲しいとかなんだか準備不足な事ばっかり考えてた。。。まだ時じゃないし、時期尚早。。。純と。。あっ、」しまった。。。マスターは、まだ正確に純ちゃんから別れ話を持ちかけられていないのに。。。もうそうなると自分で予言して喋ってしまう。。。
しまった
それこそ、時期尚早。。、
そうだ。。。でも。。。無理がある、最初から、あの子は。。なんだろうな。
一方で、あの人は。。。俊は帰りしなやっぱり珈琲を買って帰った。
どうも、あの、喫茶店南風が気になり落ち着かない。
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マスターが、
オヤジかもしれない。。って。
京極君は、あれっ、と不審に感じました。。。
え。。。
だって。。。あの人は、確かに息子さんはいたみたいだけど。。。3歳の時に亡くなって、生きていたら今は11歳ぐらいだって。。?言ってたよな。。
青の洞窟であったあの人はそう言っていたし、南風の名刺を渡しても。。。ありがとうとは言ったものの、特に他の反応はなかったし。
とてもマスターの身内や知人とは思えない様子だったんだけどなぁ。そんな反応いっさいなかった。。
やばい会いたくない身内って言うならそんな反応だし。全然違う。。あれは。。全然知らない関係ないって感じだった。。。
オヤジかも?って。。。
「マスター。。。あの。。。」京極君は異を唱えようとしたのですが、それが、マスターの方から。。。
「40歳前後の?」「あ、ええ、三十代にも見えました。若々しい感じだし。でも、なんだか、影がある感じ。。。でしたね。陰気くさいって意味じゃないですよ。。なんかこう、物悲しげなダンディズムって言うのかなぁ。。。それこそ、ブラックの珈琲が似合いそうです。だから、うちの店の名刺、渡しておきました。」「なんか、あと、話したのか?」
「南風のマスターの関係者さん?みたいに聞いたんですが。。。どうも。。。そんな、反応、、、なかったんで。。。それにお年も、三十代かもしれないのに、オヤジかも。。。ってマスターが言っても。。。年齢的に変かなと思ったんで。だって、マスター。。23歳でしょ。それにしたら。。。あの男性は、若すぎ。、」
「ハタチの時の子どもなんだよ、おふくろ、オヤジの。。。あっ、すみません、」
マスターは、ヴィーナス達のテーブルで話し込んでしまっていました。他のスタッフがいるからいいし、マスターは、テーブルに呼ばれてお喋り上手なので、常連さんと話すこともたくさんありましたが、
全くの自分の話題ですし。。。
「若いねー。ハタチの子どもか、あ、でもうちらもマリリンは、23歳の時の子どもだから。。あんま変わらないかな。」ルッコラがいうと、ベリーが、「マスターは、お兄さんがいるでしょう。かなり若くて子どもをお母さんが産んだのかな、葉月は16歳で、ヴィーナス達を産んだんだけど。。。」
ベリーは、蜂蜜生姜ティーを飲んでいました。「あっ、17歳の時でしたね、兄が産まれた時は、それで、おふくろ家を勘当されたらしくて、ほとんど。。。おふくろの家と割と近くだったんだけど行き来なかったですね。子どもの頃は。。。今はもう、険悪も氷解してるみたいですがね。」
「そうそう、アマゾネスサンクチュアリィで、マスターのお母さんと、そのお姉さんと祖母様をみたわよ。感激するほどタイプがいい意味で違いましたね。みんな雰囲気持っているっていうか。」マリリンが言います。
「そうですか、なんだか、自分勝手なんですよね、オカンもばあさんもみんな。あっ、俺と兄貴は早くから神楽町に来て働きながら学校を出ました。修行して。。。名古屋にいた時も、母親の再婚は賛成というか、好きにしたら良いと思いますが、再婚相手が同居しますか?と、聞かれたんだけど、家事や炊事は兄弟得意でできるから、できれば別居でマンション代を支払ってくれた方がありがたい、って言いまして。本当は、母親が、兄弟の学費も二人とも再婚相手にきっちり出させようって条件だったみたいで。。。」
「あらまぁ。男性は、大変ね、でも惚れた女の人の人生なら、まるっと子どもまでみるのは当然男の義務だわ。」ベリーは、トリュフをチワワとウクレレが食べてしまい怒っているので、京極君に、クッキー、オーダーします、と、クッキーをオーダーしました。京極君はクッキーを取りに行きました。
「ちょっと、ちょっと。。。すぐ男を尻に敷く事ばっかり言う。。。」ルッコラが呆れると、マスターは、「いや、最初はそうやって、相手を諦めさせる方向にもっていく算段だったみたいですよ。。ところが、もちろん約束する、って再婚相手が言ってきて。。。」
「わ。お金持ちなのね、お母さんの再婚相手さん。」マリリンが言います。
「どうだか。まぁ、おふくろ自体も、商売やってますからね。その再婚相手が資金を出してくれて。料理できないくせに、小料理屋の女将。。ま、板前さんが何人かいるから問題ないんですが。。。」
京極君が、クッキーを持ってくるとまたチワワとウクレレがぴょんぴょん飛び跳ねました。
ヴィーナスが、また、ウクレレを捕まえます。
チワワがすばしっこいのに、ウクレレはおっとりして大人しいので、すぐにヴィーナスに捕まります。自分に似ているのか、チワワとヴィーナスは、仲が良く、ウクレレをからかいます。
「やめなさいって言ってるでしょ」ベリーは、ヴィーナスを叱りました
「だって。。トロイんダモン。ムカつくウクレレ。」ヴィーナスは、だんだんと地球の生活に慣れてカタコトがスムーズになりました。
「可愛いですね。おふくろは、でも。。その、兄と俺の父親の事を忘れられないみたいでね。。どうも俺が物心つかない頃に、、、オヤジが家を出ていったようです。だから、会った事もないし。唯一写真だけは見ました。。。小学校か、それぐらいか、一瞬、将来の未来写真というか。。ちょうど、その当時話題のドラマで、将来の自分に会うってのがかなり流行っていて。。。で、兄と一緒にその番組を見た日でしたから。。その夜不可解な現象って言うのか、一瞬、なにが起きたのかと。よく見たら、父親俊、2月26日次男、グー誕生だって。。あっ、そう。よく見たら周りは病院みたいで。あ、そっか、父親なんだって。でも、今それを見せたら、父親の写真を、それは俺だって言うでしょうね。」こともなげに、ヴィーナスが、簡単に、
「マスタ。マスタモ、おトンに会えば会わないの喧嘩シタワケジャ無いデショ。オカンとおトンが別れた他人でも。子どもは親子。」
「どうなんだろう。しかし、オヤジがおふくろから逃げたのはなんとなくわかるわ。おふくろがオヤジを取り込んだんじゃないかな。女の片思いを強引に押しつけて、未来を奪った、というか。。」とマスターが言うと、聞こえたのか、隣の席の常連さんが、からかうように、
「よっ、色オトコいーねー、女の片思いを、押し付けられるって。。」と。
「ソーでもないですヨ」ヴィーナスがウンザリした顔で代わりに答えました。ヴィーナスは。。。チイちゃんというチワワの女の子にべた惚れに惚れられています。将来を約束された様で嫌なのです。別にチイちゃんがキライなわけじゃないけど、あんな赤ちゃんのオムツチワワに。。。
旦那というレールを敷かれるのです。ブルっと身震いしました。
束縛されるのが大っ嫌いなのにーっ。
なんだかんだで。。、、と、言っても。結局は、もしかしたら、ソイツはオヤジかと。
と、マスターが言うのですが、しかし。
京極君はキッチンに戻って、肝心な事を黙っていました。言おうか、どうしようか、その男性は、息子は亡くなった、生きていたら11歳だ、とはっきりと言ったのです。
言うべきか、言わざるべきか。。。考えながらも京極君は厨房で仕事をしていました。
まぁ。。。確かにさ、お父さんが、ハタチぐらいにマスターが、産まれたなら計算が合いそうだけど。。。
「で。。。会いたいのマスターは?」アイスチョコレートを飲みながらシュナ坊が聴きます。
ヴィーナスも、シュナ坊も、親元から離れて生きてきた育ちなので、父だの母だのそう言うのに関しては、ドライというか。なんというか。。。
シュナ坊も犬なので、どちらかというと産みより育ちの親の方がファミリーの絆を感じて当たり前ですし。ヴィーナスも父親はいませんし、母親とは、一緒に暮らして育ってませんし。
だから悪気はないけど、そういう問題には淡々ズケズケとしています。隣のグリが、デリケートな問題でしょうに。空気読めよーぉという顔をしていました。
「名刺をさ。。。京極君は。。ウチの名刺を渡してきたんだって。。。」
マスターが言います。。だから。。
その人が、もしも俺の父親とか。。だったら、
京極君が、マスターのそっくりさんみたいな話をしているなら、ネット検索ぐらいするでしょう。。。興味を持って。。
どう出るか、だよ。
「はっきり言って、俺は、父親という存在に対して、あまりよくわからないし、違和感があるし。どうしたらいいのか、わからない。」マスターが言います。
「同ジク」ヴィーナスも言います。ヴィーナスは、大好きなマスターを励ましたのでしょう。
「だから、早く、家庭が欲しいとかなんだか準備不足な事ばっかり考えてた。。。まだ時じゃないし、時期尚早。。。純と。。あっ、」しまった。。。マスターは、まだ正確に純ちゃんから別れ話を持ちかけられていないのに。。。もうそうなると自分で予言して喋ってしまう。。。
しまった
それこそ、時期尚早。。、
そうだ。。。でも。。。無理がある、最初から、あの子は。。なんだろうな。
一方で、あの人は。。。俊は帰りしなやっぱり珈琲を買って帰った。
どうも、あの、喫茶店南風が気になり落ち着かない。
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