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2020年02月24日

マリッジcelebration139記憶にない豹変。。。悲しみ。

ベルモ、ベルモ。。。

ヴ〜ヴ〜。。。奇妙な唸り声をあげる怪しいベルモ。。。

しかし、それはベルモではなかった。。ベルモは水色に変化して。。。まるでスライムのように。。。

誰じゃ
木蓮和尚が問うとベルモは、

「わしは。。。ワシは。。。その。。ワシは看護師と元資産家に騙されて盗まれた。。。鷹じゃ。。。」ベルモは見知らぬお婆さんの声をしています。

冷泉巽はブルブルガタガタ。。。

赤ちゃんの頃からベルモが、あの池の中にナイフが捨てられているだの、凶器の発見や、気楽な世間話程度にしか本人は考えていませんでしたが、そんなベルモの透視能力を何度か見聞きしましたが、

憑霊現象をまのあたりにしたのは今回がはじめてで。。。でも。。声が全然違う。。いつもオトボケでほわんポワンとしたベルモが。。。

霊の現象なんかあるわけない。なんてこれは認めざるを得ない。。どー考えてもあのベルモからこんな声が出るわけない。

「鷹さん、あなたは生きているのか亡くなっておられますのかのう」木蓮和尚がさらに問うと

「昨年。。。生命を断った。自ら。。」

自殺。。。

「あなたはどうして自殺なんぞ。。。

木蓮和尚が続けるとベルモに憑霊したらしい鷹は、

「ワシは。。ワシは。。とんでもない事を。。今までずーっと被害者だと世間を怨み人を怨み。。でも。。ワシは。。ワシは加害者になって。。なんで。。ワシが。。ワシが。。」


人生の終盤に起こす罪により、人生わしは序盤から先払いでバチに当たったような。。

悔やんでも悔やみきれない。。

ヴヴヴ。。。ベルモは苦しそうな形相で、悲痛な声をあげる。木蓮和尚も冷泉氏もあまりにベルモがかわいそうで見ていられないものの

なにもなすすべがなく。。これもベルモの僧侶の修行になる。。

被害者とは、加害者とは。。被害者から加害者に。。。

「じゃけど、鷹さんあなたは豪農の一人娘として大切に育てられたのではないのかのう。。そりゃ、もちろん赤ちゃんを盗むなんて犯罪だし、あなたは被害者じゃけども。」木蓮和尚が問いかけると。。。

すると。。ベルモの顔つきがいっそう恐ろしくなり。。。

話しを聞いてくれるかね。。。

木蓮和尚と、圧倒され震えながらも冷泉氏は

「はい。。。

鷹さんという女性は、山形の豪農のさくらんぼ農家で大事に育てられ。。。

た、のですが。。。鷹さんが16歳の娘盛りの時に、実家は傾いてしまいました。

不作に重なり、大型の詐欺事件に巻き込まれ。。破産して一文無しどころか、莫大な借金を背負ってしまいます。

両親共々苦労したことがなく、建て直しのはかり方や挫折からの方向転換がわかりません。借金取りから逃げる為に、鷹さんと両親は山形から逃げ出しました。しかし、打たれ弱い両親。。。しだいに荒んだ生活になり、

父親は働かずに酒浸り母親に暴力を振るうようになってしまいました。
お母さん逃げましょう、と鷹さんは言いますが。。。そこで鷹さんが今の時代の子どもみたいに両親から逃げればよかったのですが、

世間体と体裁で生きてきた母親。。破産して旦那が暴力を振るって働かないのに離婚はキズものだと旦那と一緒にいるのです。。

働いている母親と鷹さん。母親は、鷹さんに夜の商売を勧められてしまいます。

お嬢様育ちの鷹さんは、そんなの冗談じゃないお母さんがまさか、そんなこと言うだなんて。。いったいお母さんどうしたの、と。

鷹が夜の商売を断りますと。父親から暴力を振るわれ金をせびられすっかり廃れきった母親は、ついに鷹さんに

「他人の子どもの癖に、育ててやった恩を仇でかえしやがって、」と言ってはならない暴言を吐きます。

お。。。お母さん。。お母さんいったいどういうこと。。

深窓の令嬢として蝶々よ花よと育てられて両親から愛されていると信じて疑わなかった鷹さん。。。婿養子にきてくれそうな素敵な婚約者もいたのに、鷹さんの実家が破産すると婚約者の男性の家が息子を養子にやれません

と、大反対されました。婚約者はそれでも鷹さんが好きなので、と親に内緒で鷹さんと会っていたのですが。。

でも。。。お母さん。。お母さん、他人の子どもってどういうこと。。まさか、わたしはお母様の子どもじゃないって言うの

寝耳に水。。震撼する鷹。。。

しかし、もう鷹さんに遠慮なく精神的にも追い詰められた鷹さんの母親は、鷹さんに、

「お前は私たち夫婦が名古屋の資産家の妊婦から盗んだのさ。

「ぬ。。。盗んだど、どうして。。お母様。。」「私たちに子どもが出来なかったからだわよ。私たちは、資産家の奥様がよく通う名古屋の病院の院長と知り合いで。。。同じハリネズミの妊婦が双子だった場合、妊婦に双子だった事を隠して1人しか生まれなかった事にして騙して盗んだのさ。。」

大変裕福だった両親は、金の為にさっさと子どもを売るような貧乏人の子どもならいらないし、自分達の子は、ある程度家柄のよい家庭の子どもじゃないと、それにこだわった末さ、と。。。

もともと見ず知らずの妊婦から子どもを盗むなど恐ろしい発想とそれを本当に実行する性格の鷹の養母。。。破産したので、
もう鷹が跡取りもへったくれも意味がなくなると急に養母は鷹に冷たく当たりました自分さえ良ければ人を傷つけていいみたいな傲慢なところがあります。。

ところが、鷹さんは気の優しい女性でありまして。。。両親が今までお金がある時はなに不自由なく育てていただきましたので。。。

両親がどこかの資産家から自分を盗んだと知っても。。悲しみに打ちのめされても、。両親には恩があるし、急に憎む事はできません。

鷹さんは、名古屋の病院で催眠術のうまい看護師が仲良くなったハリネズミの妊婦を騙してまんまと盗まれた。看護師は金に困ってにっちもさっちもいかない状況だったから。。。

その催眠術を妊婦にかけて、妊婦と仲良く信頼させた看護師の実家の借金を支払ってまともな男性との縁談もノシをつけて成功報酬で支払って。。。それで鷹を連れ去って。。だと、

天国から地獄へ。。。
名古屋の
資産家の奥様からお前を盗んだ、

なにを思ったのか、鷹は、名古屋のそれらしき資産家の実の両親を探す事にします
母親から花森病院と聞きました。

山形から鷹達家族で多額の借金、債権者からの夜逃げした先が、幸い名古屋と同じ愛知県内だった事もあり。。。

花森病院の院長先生は既にお亡くなりになっていました。昔から看護師として勤務している女性がいたのですが。。。その女性に、わたしは16年前この病院で生まれて。。。その時の妊婦から双子のうちのひとりとして盗まれたらしい。。。と。。

その看護師は、あまりにも衝撃的な事実がゆえに。
あらまぁ。
最初精神病棟の患者が鉄格子から逃げ出して変なことを言っているのだわ。。と思いました、自称盗まれた悲劇の令嬢。。というのか。。身なりもぼろぼろです。


精神病棟には自称大統領も大富豪もお姫様もいますし。わたしは本当はお金持ちの子どもみたいな夢を見ている人がたくさんいます。

しかし。。。はっ

そう言えば。。。実家の借金に追われた看護師だったのに急に結婚して仕事をやめた女性がいたし、その女性は、余興などで催眠術をやっていたし。。

わたしも結構親しくしていて、結婚後の
年賀状が来ていたから。。嫁ぎ先は、名古屋市内だと思う。家に行けば住所はわかると思うけど。。ただ、予測なだけで、その人かどうかはわからないけどね。。

ただ、自分は結婚できない、親の借金がすごいって言ってたのに。。。結婚で仕事を辞める事になって。。

おめでたいから良かったんだけど。あら、誰かお金持ちの男性でも見つけたのかしら。。と思ったんだけどね。周りの人の話しだとそうでもないみたいで。。

まぁ、おめでたいから、良かったわ。

昔なので個人情報という意識が薄くて、その看護師はお喋りで世話好きなため。。。

ああ。。大変な事件だけど。。もしこの娘さんのいう事が本当なら。。。

娘さんがかわいそうになりその看護師は、年賀状が家にあるから後で連絡しな、と。鷹に電話番号を教えました。

鷹は、夜にその看護師に電話すると、小梅さんという名前の女性で、嫁ぎ先の住所と電話番号まで教えてくれたのだ。

後日。。。鷹は、この小梅さんと会う事にしました。

小梅さんの家に電話すると、女性が出たのであなたは小梅さんでしょうか、と聞くとそうだと言います。

夜は仕事から小梅さんの旦那が帰ってきてめんどうですので、平日の昼間を狙って電話しました。

「わたしが誰だかわかりますか。小梅さん。」

若い女の声で、小梅さんは、最初まさか旦那があんな真面目な人がと真っ青に

知らない若い女。。。ですって

旦那が女をつくって乗り込んできたのかと勘違いしそうになりましたが。。。

しかし。鷹は小梅さんに素性を明かすともっと真っ青になりました。

あの時の。。。赤ん坊。。。ですって

あのときの。。。






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