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2020年02月18日

マリッジcelebration133すれ違いと真実へ。。。


ど。。。。。どういう事なの。。。な。。なんで、なんで母さんが、緋夏さんらしき人に狙われたの。。。どうも、環さんを刺したのは、、、


行方不明になったとされる緋夏さんの可能性があるし、その可能性がかなり高いらしい。

舞も峰と一緒に、目撃者とともにある客室に集められて。花蓮という華やかなマゼンダのカラーの福の神が事情聴取をする。。


舞は寝ていて騒ぎの時は気づかなかったものの内線とスマホが鳴ったので。。。目覚ましを峰か環が仕掛けたのかと勘違いし。。、

あっ、そうじゃない。。自分のスマホも鳴ってると。。出たら早朝失礼いたしますと、スタッフさんからの連絡で。。。

部屋には峰も環さんもいない。。。えっ。。どこへ。。。はっとしてスマホに出る。。

えっ。。。環さんが。。。刺された庭園で。。。ハイ、は。。。はい、で、今すぐ、ルームに、ハイ、急ぎます。。。

舞はスタッフの指示通りに、関係者の集まるルームに急ぎました。。。

ルームのチャイムを鳴らすと、マゼンダピンクの福の神らしき女性が出てきて

「おはようございます。。。あなたは。。。」と、言うが早いか、
その奥の、
ルームにいる峰と目があいました。。。

舞は、「環さんが。。。環さんが、環さんは、どうしたのでしょうか。。。環さん。。」自分でも何をどう言っているのか、今何をすればわかりませんが

それより、環が刺されたって。。誰に。。峰。。母さんをかばって刺されたって。。

「環さんは、すぐに、葉月さんより救急搬送されました。こちらのオーナー様の葉月さんの月のサナトリウムへ。。環さんのお嬢さんも一緒です。わたしは刑法の福の神の花蓮と申します。いま、司法の福の神が、加害者女性と別のお部屋におりまして。。。」

加害者は、気を失っているらしい。。。が、どうも、環さんの異母妹の緋夏さんと言う事で。。。

なんだけど。。。どうして。。。いったいどうして。。。その緋夏さんが、母さんを狙ったらしいの。。。

しかし、峰も。。。緋夏さんには会った事も無いと言う。。。

確かに私たちは異母姉妹かもしれないけど、接点すら全くないわ。。。

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そのとき。。同じぐらいの時間。。。プルメリア島のある老人施設で。。。

ああ。。。助けて。。わたしが悪かったわ。

こんな。。歳で。。助けてって。。。あたしも死ぬのが。。。今更怖いなんて。。

死ぬのが怖くて怖くて。。。こんな年齢まで。。

あの時はお金がなかったのよ。。。

どちらでもいいってどちらでも良かったって。。。じゃあ、なんでわたしなのって。。

あなたもわたしも。。。親に捨てられて。。捨てられたというか、売られたようなものでしょう。

わたしは。。長女に生まれたばっかりに。

手に職を。。と看護師に。そりゃ、嫌だったわ。もともと血が苦手だし。亡くなった人もザラだし。ぐちゃぐちゃになった骸を。。。

だけど慣れとは恐ろしい。もう、死体や遺体を見てもそれは仕事だからと見慣れて割り切って。。。血まみれもハラワタにも慣れたさ。。。

でも、誰かがやらなければならない仕事だし。

でも。。。わたしは。。。最終的に平穏な幸せを。。それがあなたは気に入らないのね。

わたしのやった事を娘が知ったら。。孫が気づいたら。。

やだ。。。どうして。。ワタシは正常に戻るの。。

こんな時に。。。

あのまま。。。あのままなら、全て忘れて痴呆。。認知症のままなにもかも嫌なことを忘れて逝かせてはくれないのね。。。

記憶がはっきりしているいま。。。後悔と恐怖と悲しみと。。。こんなわたしを。。。最低なわたしを。。
ワタシを引き取りめんどうみてくれたのに。。。

死に目に会えない娘への申し訳なさと。。


や。。。やっぱり、こ、来ないで来ないでー




「小梅さーん。。。おばあちゃん、娘さんですよ、小梅さーん。。」施設のスタッフが小梅を呼ぶ。。。小梅さんに、娘さんですよ。。

と言ったところで小梅さんは喜ぶけどそれが娘さんである事はもう把握できないようだ。小梅さんはもう100歳を過ぎているし。

小梅さんは、
鹿のおばあちゃん。。穏やかな仏さんみたいな方。。。あっ、生きている方に仏様なんて失礼だと、それほど慈愛に満ちている。。。きっと仏様みたいな慈愛に満ちた人から感謝されたような人生を送ってこられたに違いないです。

だって、わざわざ遠方に嫁いだ娘さんが引き取り。。。よく施設を連れ出して散策に出かける。。。今日も。だけど、残念ながらお年も兼ねて小梅さんは、

認知症が進んでいる。だけど。。。車椅子を娘さんが押して散策すると幸せな顔をするのだ、機嫌もいいし。。。スタッフの女性は、いつものように小梅さんに声をかけて。。。

しかし。。。

「た。。。。大変。。た、大変っ、い、五十鈴さんっ、五十鈴さーん。。。」

小梅さんの娘さんの五十鈴さんが、小梅さんに会いに来たよ、と。。。小梅さんに伝えに行くと。。。

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小梅さんの担当の
スタッフ女性が半狂乱に。。。小梅さんが。。。

おばあちゃんがいない。。えっ。。。

小梅さんは。。。施設の部屋から忽然と消えてしまった。。。車椅子を残して。。。

なんで。。。
そんな事あるわけない、小梅さんは。。。車椅子がないと外出できないのだから

それに。。。さ、さっきまでさっきまで確かに。。この部屋に小梅さんがいたのに

スタッフ女性は、娘さんが来るから着替えましょうね。と、つい、30分もしない前に着替えさせた。。。
消えた。。。えっ。。。

そして。。時は同じくして再びアマゾネスサンクチュアリィ。。。

緋夏さんが。。。目を覚ました





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