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2016年11月23日

名店のかつ重

とんかつ大町1219WEB.jpg
とんかつ大町のカツ重

仙台の人にとってとんかつと言えば
「とんかつ大町」です。
昔は、一番町青葉通りの町中にお店がありましたが、
バブルの崩壊と時を同じくして、その場所から移転。
いまは、郊外の八木山と旭ヶ丘に店を出しています。

ここの「元帥とんかつ」はネーミングが、
あの山下清画伯です。
師の色紙もあり、とんかつ大町大とんかつが
大いに気に入って「元帥級だ」と言ったそうです。

写真は、八木山店で食したかつ重。
やっぱりうまいです。
カツとタレの味を絶妙に卵でとじてある味わいは
昔のままでした。さすがに老舗の味。


とんかつ大町ソースWEB.jpg
とんかつ大町の特製ソース

こんどは元帥とんかつを食べにこよう。
その時は、このソースをかけてしっかりと味わうのだ。
仙台市内からどんどん老舗が消えるこの時代。

とんかつ大町はせめて味の伝統を守り抜いてほしいものです。




posted by わんこ at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | カツ丼

2016年11月11日

蕎麦屋のラーメン

石巻もりやみそ黒マー油ラーメンWEB.jpg
もりやの「みそ黒マー油ラーメン」

石巻のとある蕎麦屋さんのラーメン。
みそ黒マー油ラーメンです。

これが、なんとも言えないおいしさ。
見た目はぎとぎとと思ってしまうでしょ。
ところがそういう味ではなくて、柔らかいコクと味噌味がうまくマッチ。

石巻はまだまだ復興途中ですが、
老舗も新しく立ち上がった店も頑張っています。

やはり、食べ物屋さんがいち早く出店してきているようですね。

ラーメンは、バリエーションが多くても、
調理して出すには手間が少ないのでしょう。

また、復興の仕事などで時間がない人たちには、
さっと入ってさっと食べることができることからやはりラーメンというのは、
ちょうど良い食べ物なんです。




2016年11月02日

そばの季節

芋子せいろ大盛1022.jpg
芋子せいろと茸てんぷら

川崎町の釜房湖近くに大分前にできたおそば屋さんを訪ねてみました。
宮城県のそばというと一歩引くのですが、
何とここは山形そば。
店名は「そば山彼方」でそばやまかたと言います。

芋子せいろという季節ものです。
芋子汁につけていただく手筈となっています。

そばちょこもあり、つゆでもたべられる心遣い。
併せて、茸てんぷらを頼みました。
このてんぷらが美味しい。


山彼方茸天ぷらWEB.jpg

そしてそばがいい。つゆがいい。
惜しむらくは芋子汁のほうが甘めで、つけ麺としてではなく、
汁として頂きました。

山形のちょっとした蕎麦屋に負けない味なので、
大満足。
場所はR286を釜房湖へ。釜房ダムのほんの手前右手。


山彼方店外観WEB.jpg

古民家を移築した外観、室内も同じくいい雰囲気のお店です。

山形はどんどん、宮城方面に進出してきております。
店の隣りはシベールという山形の洋菓子屋さんで、おそらく山彼方さんも
その直営なのではないでしょうか。
こちらも人気店ですね。





posted by わんこ at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | そば

2016年10月31日

唐揚げカレー

齊太郎鶏唐カレー722WEB.jpg
石巻齊太郎食堂

トリの唐揚げカレーです。
実にシンプルなカレーです。

唐揚げもシンプルです。でも、でっかいんです。
これで何と550円。

カレーの味は、懐かしのお袋カレー。

大盛りでも何でもなく、これ全部食べると
そ〜と〜満腹!!。

あんまり飾り気なくて、ちょっぴり寂しい気もしますが、
ここは、イサバの食堂。がっつり食っておしまい。
愛想もサービスもなく「これだ!」とメシがドンと出る食堂。

午後1時過ぎには、市場上がりのおじさんたちが、
ビールと刺身定食でもうくつろぎの夕食タイムとなっておるんです。

こういう定食屋はもう仙台にないものね。


posted by わんこ at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | カレー

2016年10月23日

ワタママ食堂海鮮丼

ワタママ食堂海鮮丼.jpg
石巻市渡波にあるワタママ食堂海鮮丼

このところ、これだというランチに出会えず
ちょっとアップできない時期が続きました。

今回はいいお昼に遭遇。
石巻市でもそうとう大きな被害の出た渡波地区。
ここに震災後、地元のおかあさんたちが気合いを入れて
建てたのが、ワタママ食堂です。

避難所の炊出をするため、とにかく3.11震災直後から立ち上げました。
現在は渡波の元住宅地で、本当に空っ風が吹き曝すような
場所になってしまった場所にぽつんと建っています。

でも、お店を運営しているおばちゃんたちは元気です。
この周辺で工事している作業員の皆さんの食の拠点。

ワタママ食堂外観WEB.jpg
ワタママ食堂外観

毎日毎日、日替わりのスタミナ・ボリューム弁当が人気です。
税込400円でばっちりお腹を満たせます。ご飯大盛り50円で。

海鮮丼は1200円。
さすが、石巻の海の幸。
ぴっかぴかの魚介満載でした。


ワタママ食堂始まりの記事は

http://kokoropress.blogspot.jp/2014/05/open.html




posted by わんこ at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻

2016年10月10日

鶏白湯ラーメン

1007鶏白湯ラーメンWEB.jpg
幸楽苑 鶏白湯ラーメン

あややという感じで、急に気温が下がりどすんと秋の訪れです。
こういうのって体に効くよね。
というか、風邪ひいたり体調不良に陥る原因。

ということで、ラーメン。
しかも、流行なのかもしれませんが
鶏白湯ラーメン(とりぱいたんらーめん)です。

幸楽苑の期間限定メニュー。

この名前で思いますが、ラーメンって
日本料理なんです。
そういうと、何バカ言ってんのとののしられそうですが、
南京そば、支那そば、中華そば、など命名から変化して現行の
ラーメンになったのであって、基本はどこまでも日本食。

拉麺、老麺などいかにも中国移入の食といえそうですが、
中華風をもじって創作されたのがラーメンなのでしょう。

でも、誰かが将来「実は或る中華の料理人が明治の終わりころ、
横浜中華街で始めた汁そばが、現在の日本のラーメンの直系の元祖なんです」
なんて新発見をされるかもしれませんが、それまでは日本食としておきましょう。

さて、この鶏白湯(中国風に読めば『チーパイタン』)はまさに中国風ですが、
このラーメンの味のポイントは、青海苔です。

チーパイタンの独特の香りをカバー。
そしてもう一つは「陳皮」というか「柚の皮」です。
ごくごく少量の柚皮を千切りにしてラーメンに添えてあります。

このトッピングが有効。
そして味はおいしい。

というか博多ラーメンのトンコツ白濁スープの系統で、
それを鶏ダシに変え、チャーシューも鶏です。

でも、うまかった。

人気が出れば定番になるんでしょうね。

2016年10月08日

波江焼きそば

波江焼きそばWEB.jpg
波江焼きそば

市販の生そばで「波江焼きそば」を見つけて調理してみた。
波江焼きそばは福島県浪江町の名物。
町は、いま大変な状態でいつ住民が戻れるかまったく見えないんです。
が、各地で頑張っている波江のみんさんは、それぞれの地で
波江焼きそばを広めているのだと思います。

この焼きそば、先ず麺の太さにびっくり。
そして、ソースの独自な味に感心しました。
出汁の効いた上品なうまさです。

辛口のソースでバシッとした屋台の味を想像すると
まるで違うものです。

なんでだろう、市販品ではなく、どこかでライブで食べてみたいと
思う味なんです。

2016年09月29日

ソースカツ丼のいろいろ

さて、暑い暑いと嘆いていた夏も終わりに近づいて、
ちょっと疲れがでるころ。
そこでカツ丼です。

カツ丼と言えば、卵とじ丼が仙台方面では定番なのです。
が、しかし、以前にも書いた通り
福島は、中通り地方の郡山、会津方面でカツ丼と言えば
ソースカツ丼なのです。新潟もそのようです。

これらのソースカツ丼はとんかつを特製ソースにドブ漬けして
ご飯の上にキャベツ千切りとこのドブ漬けとんかつを載せるもの。

ところがどっこい、ご飯にキャベツ千切りを乗せ
その上にとんかつをトッピングしてとんかつソースをさっと
かけまわしただけのカツ丼もありました。


春日PAソースカツ丼WEB.jpg
三陸道春日P.A食堂のカツ丼

これはこれでソースカツ丼なのだと納得して
おいしく頂いたんですが、

どうも良く考えれば
かつ定食を丼の中でまとめただけじゃんと・・。

でも、このとんかつ迫力あり。
コスパもよいし(750円かな?)なので、許しちゃいました。




posted by わんこ at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | カツ丼

2016年09月11日

ひやしうどん

石巻かのまたWEB.jpg
かのまたの日替わり冷やしうどん

石巻市役所は元デパート。ピンク色の外壁をそのままに、
仙石線石巻駅前にどーんと建っています。

メインの道路を挟んで市役所の向いに蔵店があり
ここが釜うどんのおいしい「かのまた」です。


石巻かのまた外観WEB.jpg

写真は日替わりの冷しうどん500円。いいでしょう。
それに鮭のおにぎり120円をプラス。
合計はなんとコミコミで620円。

うどんが美味しいのとトッピングの
天ぷらや椎茸のお煮染めもおいしくて、大満足のランチでした。



posted by わんこ at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 石巻

2016年08月21日

冷や汁

冷や汁WEB01.jpg
すり鉢で冷や汁

「冷や汁」は宮崎県の郷土料理です。
似た料理というかぶっかけめしは埼玉と山形にもあるとのこと。
山形の場合、もっとディープな「うさぎめし」というぶっかけもあります。

さて、まだまだ暑い暑い夏が続きます。
バテバテの体や胃袋に、冷や汁をたっぷりかけて
がっちりめしを補給しましょう。

宮崎の正規版は、白ごまを擂り鉢ですり、味噌を合わせてさらにすり、
ここにアジの干物を焼いて、こまかくほぐした身を入れて
さらに当たります。
この状態で、擂り鉢を伏せて直火の遠火で焼きます。

そこに薬味や豆腐をちぎったもの、そして冷水を加えてよく混ぜ合わせます。
これを丼に盛ったご飯にざっとかけまわしてがっつり喰いまくります。

今回の冷や汁は
白ごまと味噌を擂るところまでは同じで、
そのあと、さば水煮缶を汁ごと投入。
顆粒だしの素、ちぎった豆腐、刻んだ薬味を合わせ、
冷水を入れてよ〜く混ぜ合わせる。
これで完成です。


冷や汁WEB02.jpg
ごはんに冷や汁をぶっかけていただく。それだけで大満足の逸品。

冷水を入れ、汁の状態で味見し、ちょっと濃いめかなという位の味で
水の量を加減しましょう。

うまい!食欲がもどる!!!。
暑い暑い九州生まれの夏の味を手間要らずでやってみましょう。




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