2018年09月06日
怪我をしない、怪我をさせない技の模索( ´・ω・`)
どうも。相変わらず組手に対してモヤモヤしながら取り組んでいるかつおです。
今日は自分も相手も「なるべく」怪我をしなくて済む技の模索をテーマに記事を書いてみようと思います。
混迷の予感…
( ̄▽ ̄;)
まずは、最近お世話になりっぱなしの中年空手百条委員会さんのブログをご紹介します。
中年空手百条委員会さんのブログよりブアカーオ選手の落とす前蹴り「teep」について
http://blog.livedoor.jp/cue2015-momoiro/archives/1071477650.html
こちらの記事を拝見して、前蹴りというものについて考えさせられました。
手技というのは比較的コントロールしやすく、足技は難しい。理由は色々とあるのでしょうが、ある程度普遍的に共感していただけるテーマかと思います。
(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
小生は昔から空手をやっていたことと、一時期ダンスもしていたので、足を動かすことについての神経系的な器用さは並より少しは発達していると自負しています。
それでも、組手(小生が行っているのは基本的には所謂伝統派ルールになろうかと)の試合で「技ありに値し尚且つ相手になるべくダメージを与えない」ように蹴るというのは難しいなぁと感じています。
よく考えたら子供の頃から試合に出る機会は幾度かありましたが、足技で「技あり」「一本」を取れたことはありません。お恥ずかしい。
(/ω\)
先生からも「よっぽど綺麗に技が入らない限りは蹴りでポイントを取るのは難しい。」や、「ビビっている時ほど蹴りを出したがる。」や、「自分が怪我をする可能性が高いから蹴りは極力出すな。」という趣旨のことを言われます。
現に、小生の空手ライフで試合で蹴りでポイントを取ったことがないというのが上記のことを裏付けている何よりの根拠になっています。
小生はアラフォーのホビー空手家です。
選手として活躍する気もなければ、格闘家として頂点を目指す気概もありません。
しかし、空手の稽古をしている以上、自らと大切なものを助くる術として使えなければ絵に描いた餅になってしまうのではないかという不安・不満もあるのが正直な気持ちです。
とはいえ、拳で顔を殴り怪我をさせる、蹴りで肋骨を折るという事態になると、道場生同士ならまだしも、そうではない者同士となると怨恨の元となりましょうし、そもそも傷害罪です。
「相手に過度のダメージを与えず、自身の怪我のリスクも高くない、なおかつ相手の攻撃を止め、攻撃意欲を削ぎ、どんな場面でも使いやすい」そんな都合のいい技を得意技のバリエーションに加えられないだろうかと考えていたところに上記ブログにて興味深い記事を読ませてもらった次第です。
小生が感じた、このteepなる前蹴り。先日の稽古の際にシャドウと壁打ちで練習してみたのですが、感じたことを書きますと、
・胸のあたりを蹴るという想定なら、手加減いらない
・普段練習している前蹴り動作と大きくは違わない(松濤館流では前蹴りも膝の掻い込みを重視するので)
・上から弧を描いて当てるのにはちょっと工夫はいる
・当て感はミット打ちなどでないと分からない(当たり前かw)
という感じです。
こんな練習ができたらいいなと思っているのは、誰かに大きめのキックミットを正面に構えてもらい、こちらに前進してきてもらうのをteepのみで止める若しくは押し込むというもの。正規の練習時間が終わったら、ちょっとお願いしてやってみようかと企んでいます。
(๑ ́ᄇ`๑)
繰り返しますが、小生は「ポイントを取りたい」わけでも「相手に大ダメージを与えたい」わけでもないので、このような考察になってしまいました。もちろん使い方次第で腹部にダメージを与えるような使い方もできるのでしょうが、まずは色々と試してみて、成果をまた報告できたらと思います。
ん?まとまったか?(笑)
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そんな度胸はないのですが、いっそフルコンルールならばこんなモヤモヤもないのではと羨ましく感じたりもしますが…
イヤイヤ、小生は高校生の時にフルコンの道場見学に行ったけど、稽古内容を外から見てビビって帰ってきたクチなので無理無理( ̄▽ ̄;)
サンドバッグは思い切り蹴れるのですが、嫌いでもない相手を蹴るというのが、どうしても性にあわないのです。何で空手やってんだか、です(笑)
1回きちんとその辺の自分の考え方とかを整理しておく必要性を最近ひしひしと感じております。
フルコンでは回し蹴りに対する防御を意識して構えることが多いので、側面からの攻撃にはとても強いのですが、一方で前蹴りなど直線的な攻撃には一歩出遅れる場合があります。そういう事情なので私は前蹴りにこだわっています。
また、半身ではなく「斜(ハス)」ということがありますが、軽い半身の状態で構える選手も多くいるために、オーソドックスに構えている相手の場合には左の肋骨を狙っていく場合があります。これは水月を蹴るよりも怖い攻撃になります。
無論組手の練習ではきちんと水月を狙いますが、ダメージ狙いの試合では肋骨を狙う方が効果的かもしれませんね。そして、靴を履いて戦う路上では、前蹴りで肋骨を狙うのは極めて効果的だと思います。
ダメージを与える発想でいくと、また、技の見え方も変わってきますね。