2009年08月31日
不思議な電話!
こんにちはの時間に・・・
今日は、不思議な電話!です。
先日のお話の続きがあったのです。
無事、後期教育隊も終了し一般の部隊へ配置。
今までの同僚との生活とは違って部隊には先輩隊員や上司の自衛官が
沢山いて戸惑いの連続・・・・
部屋でも一人隅の方で座っていることも少なくない
自衛官といっても同じ人間ですから取って食べるようなことはない…はず、
環境に慣れるまでにはかなりの個人差があり
どうしても同じ教育隊出身者で集まる傾向があったのです。
私もそのうちの一人ではあるのですが
部隊に帰ってくることもなく違う部隊でいることの方が多い隊員も中には、
しかし、駐屯地内で生活をしなければならないのですから
自然となれて自分の部屋のように気ままに生活をする日が来るのです。
来ない人は・・・・早期に退職をする事に・・・・
ところが、自衛官も2年ごとに任期の継続があったのです。
退職をして民間企業に再就職・・・・
陸士でも天下り・・・と言うのでしょうか・・・・
民間企業からは自衛隊で学んだ基本訓練や規則正しい生活を
我が社で発揮してもらいたい・・・の思いも多く
企業からの募集も大手から中小企業まであったのです。
中には民間の新入社員の教育を自衛隊でする企業も少なくはないのです。
私の同期も任期継続をせず退職の道を選ぶものも多くいたのです。
ところが・・・・不思議なことに気がついたのです。
退職をして数か月・・・・人によっては1年・・・もっと年数を過ぎて・・・
所属していた部隊に連絡をしてくるのです。
当時、当直勤務をしていた私に一本の電話が基地の交換から入ったのです。
電話に出てみると懐かしい声にピンときた私は他人を装い要件を聞いたのです。
部隊に所属している時から目立たない存在の同期に要件を聞くのは
たやすくはなかったのですが、根気よく話を聞いてみると・・・・・
ある日、同期の自宅へ一本の電話がかかってきたのだそうです。
しかも、私の所属する小隊の班長から・・・・
この時、彼におかしくないか?・・と尋ねたのです。
彼の所属していた小隊は私とは違うはず・・・
ただ、二人とも職種は同じで部隊も一緒だったのは事実なのです。
彼の話では部隊に連絡をせよと指示があったらしいのです。
不思議なこともあるものだと当時の私は思ったのですが
彼の要件に応えるべく課業終了、間なしの営外者室に向かったのです。
そこには自宅へ帰るため制服に着かえる小隊の班長がおり
電話の要件を伝えたのです。
小隊の班長からは「何のようだ、うるさい」の一言・・・・・
しかし、私の同期でもある彼の要件を満たすため班長へ頼んだのです。
表情には仕方ないの思いを浮かべ事務室にある電話へ・・・・
電話に出たと思ったら「ばかか」の一言で電話を切られたのです。
おかしな電話に昔の同期もかけてこずにはいられなかった思いも・・・・
その後何度かかかってきた電話に私は出たのですがやはり話の内容が見えてこず
変わったことを言ってくる奴だな・・・・昔とちっとも変ってない・・・・
その思いでその場は落ち着いたのです。
翌日、課業中に昨日の電話の件をよく聞いてみると私の聞いた内容と同じで
思いは班長と同様のものだったのです。
私自身、彼には「おかしくないか?」小隊の違う班長から電話をかけてこいなど
言うはずもない・・・しかも彼の自宅のお母さんへ・・・・
自衛官だって社会人の一人親元に電話してかけてこい・・・言うはずもない。
それから十年、この時の彼の・・・私の同期の思いがわかる事件が起きたのです。
明日は、不思議な声!です。
では、また。
今日は、不思議な電話!です。
先日のお話の続きがあったのです。
無事、後期教育隊も終了し一般の部隊へ配置。
今までの同僚との生活とは違って部隊には先輩隊員や上司の自衛官が
沢山いて戸惑いの連続・・・・
部屋でも一人隅の方で座っていることも少なくない
自衛官といっても同じ人間ですから取って食べるようなことはない…はず、
環境に慣れるまでにはかなりの個人差があり
どうしても同じ教育隊出身者で集まる傾向があったのです。
私もそのうちの一人ではあるのですが
部隊に帰ってくることもなく違う部隊でいることの方が多い隊員も中には、
しかし、駐屯地内で生活をしなければならないのですから
自然となれて自分の部屋のように気ままに生活をする日が来るのです。
来ない人は・・・・早期に退職をする事に・・・・
ところが、自衛官も2年ごとに任期の継続があったのです。
退職をして民間企業に再就職・・・・
陸士でも天下り・・・と言うのでしょうか・・・・
民間企業からは自衛隊で学んだ基本訓練や規則正しい生活を
我が社で発揮してもらいたい・・・の思いも多く
企業からの募集も大手から中小企業まであったのです。
中には民間の新入社員の教育を自衛隊でする企業も少なくはないのです。
私の同期も任期継続をせず退職の道を選ぶものも多くいたのです。
ところが・・・・不思議なことに気がついたのです。
退職をして数か月・・・・人によっては1年・・・もっと年数を過ぎて・・・
所属していた部隊に連絡をしてくるのです。
当時、当直勤務をしていた私に一本の電話が基地の交換から入ったのです。
電話に出てみると懐かしい声にピンときた私は他人を装い要件を聞いたのです。
部隊に所属している時から目立たない存在の同期に要件を聞くのは
たやすくはなかったのですが、根気よく話を聞いてみると・・・・・
ある日、同期の自宅へ一本の電話がかかってきたのだそうです。
しかも、私の所属する小隊の班長から・・・・
この時、彼におかしくないか?・・と尋ねたのです。
彼の所属していた小隊は私とは違うはず・・・
ただ、二人とも職種は同じで部隊も一緒だったのは事実なのです。
彼の話では部隊に連絡をせよと指示があったらしいのです。
不思議なこともあるものだと当時の私は思ったのですが
彼の要件に応えるべく課業終了、間なしの営外者室に向かったのです。
そこには自宅へ帰るため制服に着かえる小隊の班長がおり
電話の要件を伝えたのです。
小隊の班長からは「何のようだ、うるさい」の一言・・・・・
しかし、私の同期でもある彼の要件を満たすため班長へ頼んだのです。
表情には仕方ないの思いを浮かべ事務室にある電話へ・・・・
電話に出たと思ったら「ばかか」の一言で電話を切られたのです。
おかしな電話に昔の同期もかけてこずにはいられなかった思いも・・・・
その後何度かかかってきた電話に私は出たのですがやはり話の内容が見えてこず
変わったことを言ってくる奴だな・・・・昔とちっとも変ってない・・・・
その思いでその場は落ち着いたのです。
翌日、課業中に昨日の電話の件をよく聞いてみると私の聞いた内容と同じで
思いは班長と同様のものだったのです。
私自身、彼には「おかしくないか?」小隊の違う班長から電話をかけてこいなど
言うはずもない・・・しかも彼の自宅のお母さんへ・・・・
自衛官だって社会人の一人親元に電話してかけてこい・・・言うはずもない。
それから十年、この時の彼の・・・私の同期の思いがわかる事件が起きたのです。
明日は、不思議な声!です。
では、また。