2009年09月17日
ツツガ虫
おはようございます。
今日は、ツツガ虫です。
昨日のお話でも紹介した富士演習場の総合火力演習、この時期になると
思いだすのがツツガ虫病です。
年間通して2回ツツガ虫の活動が活発になる時季が来るのです。
梅雨前の時期とこの時期9月以降。
富士山特有の虫だと聞いた事があり訓練に参加する時には
十分注意をしなければいけないのです。
富士演習場にも東富士演習場と北富士演習場と二か所あり確か東富士演習場、
に多く見られる虫だと記憶にあるのです。
自衛隊の訓練ですから時には穴も掘るし上着を脱いでの作業もしばしば
こんな時に注意が一番必要になってくるのです。
ツツガ虫から出てくることはまれで大半は地域にある石を動かしたしたあたりに
生息、訓練上必要で石を動かすと危険なのです。
私自身実際には見たことがないのですが、かなりの高熱となり死につながることも
この時期の富士の訓練に行くときには必ず注意がある。
私の所属する部隊はこの時期北富士の演習場での訓練が多く感じられたのです。
訓練を計画する幹部隊員も十分に警戒してのことなのでしょう。
東富士演習場から山中湖を抜け峠には各大手企業の研修場や
保養施設の中を抜けると河口湖に出てくるのです。
そこから進路はさらに北へ、青木ヶ原樹海を左右に見えた頃北富士演習場の
入口となるのです。
中に入るとそこにはいくつかの棟があり宿営施設があるのです。
この光景が昨日の岡山県奈義町にある日本原演習場とよく似ているのです。
北富士演習場の門をくぐり外へ、一般道路を左に進路をとるとそこには
富士の樹海でも有名な氷穴・風穴があり確か200円ほどの入場料を
支払えば中に入ることができる。
氷穴ではまるで氷室と同じ状態、夏でも肌寒く足元は小さい頃に行った
遊園地のお化け屋敷のようで油断すると滑ってこける隊員も少なくない。
風穴では、富士の洞窟らしく鍾乳洞を見ることもできかなり充実した休日を
過ごすことができる。
私のいた部隊も伊丹から富士演習場まで機動訓練を兼ね自衛隊車両で移動する。
高速道路は高速道路の訓練を兼ねての機動なのです。
今の日本ではナンセンスと思うでしょうが自衛隊の車両と車両の間にある
一般の人の車はないものと考え訓練を本来はしているのです。
移動するのに一般道を使用した場合二日の移動となり一度富士演習場へ
行くと部隊へは一月近くは帰らないことも多いのです。
演習場でも当然休日はある、そんな時の自衛隊車両の操縦訓練を兼ねて
名所へ行くこともしばしばあったのです。
当時の私の記憶に残るものでは映画監督の北野たけしの経営するカレーやさんが
川口湖のほとりにオープンしたばかり、
カメラを片手に戦闘服姿で見に行ったことも・・・
ひとたび行くと容易には帰ることができない演習場でもほんのひと時・・・
数時間の楽しみがなぜか思い出として鮮明に残るのです。
幸いにも私が自衛官として勤務する中でツツガ虫の被害にあったという
話は聞いた事がなく大事には至らなかったようです。
明日は、ヘルメットの白線!です。
では、また。
今日は、ツツガ虫です。
昨日のお話でも紹介した富士演習場の総合火力演習、この時期になると
思いだすのがツツガ虫病です。
年間通して2回ツツガ虫の活動が活発になる時季が来るのです。
梅雨前の時期とこの時期9月以降。
富士山特有の虫だと聞いた事があり訓練に参加する時には
十分注意をしなければいけないのです。
富士演習場にも東富士演習場と北富士演習場と二か所あり確か東富士演習場、
に多く見られる虫だと記憶にあるのです。
自衛隊の訓練ですから時には穴も掘るし上着を脱いでの作業もしばしば
こんな時に注意が一番必要になってくるのです。
ツツガ虫から出てくることはまれで大半は地域にある石を動かしたしたあたりに
生息、訓練上必要で石を動かすと危険なのです。
私自身実際には見たことがないのですが、かなりの高熱となり死につながることも
この時期の富士の訓練に行くときには必ず注意がある。
私の所属する部隊はこの時期北富士の演習場での訓練が多く感じられたのです。
訓練を計画する幹部隊員も十分に警戒してのことなのでしょう。
東富士演習場から山中湖を抜け峠には各大手企業の研修場や
保養施設の中を抜けると河口湖に出てくるのです。
そこから進路はさらに北へ、青木ヶ原樹海を左右に見えた頃北富士演習場の
入口となるのです。
中に入るとそこにはいくつかの棟があり宿営施設があるのです。
この光景が昨日の岡山県奈義町にある日本原演習場とよく似ているのです。
北富士演習場の門をくぐり外へ、一般道路を左に進路をとるとそこには
富士の樹海でも有名な氷穴・風穴があり確か200円ほどの入場料を
支払えば中に入ることができる。
氷穴ではまるで氷室と同じ状態、夏でも肌寒く足元は小さい頃に行った
遊園地のお化け屋敷のようで油断すると滑ってこける隊員も少なくない。
風穴では、富士の洞窟らしく鍾乳洞を見ることもできかなり充実した休日を
過ごすことができる。
私のいた部隊も伊丹から富士演習場まで機動訓練を兼ね自衛隊車両で移動する。
高速道路は高速道路の訓練を兼ねての機動なのです。
今の日本ではナンセンスと思うでしょうが自衛隊の車両と車両の間にある
一般の人の車はないものと考え訓練を本来はしているのです。
移動するのに一般道を使用した場合二日の移動となり一度富士演習場へ
行くと部隊へは一月近くは帰らないことも多いのです。
演習場でも当然休日はある、そんな時の自衛隊車両の操縦訓練を兼ねて
名所へ行くこともしばしばあったのです。
当時の私の記憶に残るものでは映画監督の北野たけしの経営するカレーやさんが
川口湖のほとりにオープンしたばかり、
カメラを片手に戦闘服姿で見に行ったことも・・・
ひとたび行くと容易には帰ることができない演習場でもほんのひと時・・・
数時間の楽しみがなぜか思い出として鮮明に残るのです。
幸いにも私が自衛官として勤務する中でツツガ虫の被害にあったという
話は聞いた事がなく大事には至らなかったようです。
明日は、ヘルメットの白線!です。
では、また。