昨日、「サヤエンドウ 莢も豆も食べつくせ」の中で書いたが、サヤエンドウの葉が黄色になり、莢がふくらみグリーンピースが出来てきた。おそらく、1週間もすると、下の方の莢は成熟し硬いエンドウ豆になる。サヤエンドウは、莢、グリーンピース、エンドウ豆の3つ形態の食料を供給する優れた野菜なのだ。
エンドウ豆ができると、莢は、硬くなり、きれいな黄色ではなく、カビのような黒い色が混じった褐色になる。少し汚い感じがするので、捨ててしまう方が多いのかもしれない。しかし、中には黄金のきれいな豆があるのだ。繰り返しになるが、サヤエンドウは、莢を取った後も撤去せずに、グリーンピース、エンドウ豆まで食べつくそう。
我が家では、昨年のエンドウ豆が500gくらい残っていた。新しいエンドウ豆が取れる時期もきたので、大好きな煮豆や甘煮を作り、すべて使い切るつもりで水につけていた。エンドウ豆の甘煮は、何回も作ったが、形が崩れうまく作れなかった。一番、ひどかったのは、圧力鍋で煮た時である、2分程度煮ただけであったが、あんこになってしまった。インターネットで先輩のやり方を調べると、重曹を入れている方が多く、今年から、食用重曹をいれて吸水させ、茹でてみた。外側の皮はむけてくるが、豆の崩れが明らかに少なくなった。F社の「お豆さん」のようなつや、照りまでは、出ないが本当においしくいただける。
釈迦に説法になるが、お試しありたい。
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