2019年12月20日
「外国人から見た日本人」音楽も映画もガラパコス?
こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
日本のガラパコス文化
今日も昨日に引き続き「外国人から見た日本人」についてご紹介します。そこで、今回は巷でたびたび話題になる日本のガラパコス文化の一部についても触れてみましょう。
CDはもはや過去の産物
最近は日本でもCD産業が落ちたとはいえ、まだまだ健闘しているといえます。
しかし、世界的に見るとこれももはや過去の産物なんです。
最近は〇〇MUSICが乱立し、ストリーミング再生などが音楽を聞くことの主流となっているのが現状です。
例えば僕の周りではSpotifyのアプリを持っていない人を探す方が難しいくらいです。
ソニーがCDを発明し、ウォークマンを売り出し爆発的に売れたのはもう過去の話ということです。
それでも日本の音楽業界はあの手この手で何とかCDを売ろうと頑張っていますね。僕もCDだけでなくレコードなどが好きなのですが、何しろ持っているものしか聞けないし再生機器も必要なのは確かに他の物にアドバンテージを許してしまいますよね。こんな生活をしているので、久しくCDやレコードを触っていません(笑)
邦楽を知る人はあまりいない
最近は上記のようなネットを通して音楽を聴く人にとって、わざわざCDを買ったり借りたりする必要がないので「どんなジャンルでも、どんなアーティストでも」と言うくらい縛りが無くなっていますよね。
それもあって、無数に曲を選べる時代なのですが日本国内でのJpopやJrockはこれもまたガラパコスと言えるんですね。
と言うのも日本の曲を知っている人が本当に少ないんです。
一昨日の記事でも紹介したアニメつながりで、いわゆるアニソンを知っている人は多いですし、メロディはそのまま歌詞はその国の言葉でと言うのも多いので、それについてはある程度知っている人はいますし、僕も知っているものであれば共感できるところはあります。
しかし例えば僕が日本語のプレイリストを再生すると、僕の周りの人が知ってる曲が流れることはまずないですね。
XJapanとかOne ok Rockを知っている人はたまにいますが、それでも限られてしまいますね…
僕の住んでいるドイツを始め多くの国では週間ランキングを見てみると、もちろんそれぞれの国の曲もあるのですが大方が似たり寄ったりです。でも日本のランキングってほとんどの曲が日本語ですよね。
それが日本人にとっては別の副産物を生むことがあって、多くの人が知らないJpopやJrockを流すことで、周りが興味を持ち、そこから色々な話題作りもできるのことがあるんです。
映画も?
一時期、ネット上で世界の映画興行収入ランキングが話題になっていました。
その理由は世界各国のランキングトップがアベンジャーズだったのに、日本だけコナンの映画がランキングトップだったと言うことなんです。
たしかにハリウッド映画などは世界に売り出していますから、多くの国で万人受けする作りとなっていますが、日本の場合はアニメや漫画と同様で知らずのうちに日本らしさを色濃く残しているので、日本でしかうけないと言うものも多いんですね。ハリウッドはハリウッドで恋愛が必ずあったり、落ちが見えていたりするということもありますが(笑)
例外として、スタジオジブリを知っている人はすごく多いです。この間もホストファミリーとトトロを見たところでした。
いかがでしょうか。
日本が様々な分野でガラパコスであると言うのは一見聞こえが悪いですが、最近はそうでもないのかなと思っています。
なぜなら、日本の国際競争力が落ちていると言われる現代でも、>独自のやり方でも通用するくらい成熟したものが世に出せると言うことですし、それが続けられるくらいの消費能力が国内にあるということだからです。
そうは言っても最近はいわゆるグローバル化でそうも言ってられなくなってきて、世界で戦える力が求められていますが、人はそう簡単に変われませんから、このガラパコス状態はまだ続きそうですね。
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