2019年12月19日
「外国人から見た日本人」漫画の国ニッポン!語学の勉強法にもなるかも?
こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
漫画大国、日本
今回は昨日に続き「外国人から見た日本人」についてご紹介します。
昨日、外国人から見た日本のアニメについての紹介をしました。そして今日は漫画てです。やはり日本のアニメと一緒に漫画も世界で頭角を示しています。
各国の言葉で翻訳されて…
まず漫画というのは作家が日本語で出版するのが一般的ですから、そのまま海外で発売しても日本語が分かる人しか買ってくれません。そこで、各国の言葉に翻訳されて発売されいるんですね。吹き出しからはみ出す効果音などについては、翻訳されていたり翻訳されていなかったりしますが、翻訳しないのはあえてなのかもしれませんね。
そして多くの言語は横書きで左から右に読むのが主流なので、本の開き方も日本の漫画のような縦書き右から左に読むとなると、レイアウトが異なってきてしまうわけですが、海外の漫画の多くが横書きで左から右に読むのに、開き方やレイアウトは縦書きと同じになっているんです。
初めて僕がドイツの子どもに漫画をプレゼントした際は「なんで表紙が後ろについてるの?」といわれたほどです(笑)
日本で本を見るとなると、この違いは当たり前ですしあまり気付かないことですが、横書きの国では開く向きが違うなんて言うことはまずありませんから、本を開く前から衝撃が強いんですね。
MANGAというネームバリュー
今となっては世界中で、MANGAと言えば日本の漫画が当たり前ですよね。
しかし漫画が日本から輸入される前から海外の各国にも漫画に当たる書物はあり、その多くがCOMIC(コミック)と呼ばれています。これは今も変わりません。
でも、もともと漫画に当たる言葉があるなら、わざわざMANGAという言葉で知名度を上げる必要はなかったはずなのになぜMANGAとして世界で知られているのでしょうか。
これにはCOMICとMANGAの棲み分けがされていることに理由があるでしょう。日本の漫画と海外のコミックは言ってしまえばどちらも日本語では「マンガ」なのですが、コミックの方はかなり子ども向けに作ってあることが多いんです。
一方で、日本の漫画は大人でも読み込んでしまうような物語性や、世界観があるのでこのMANGAとCOMICを別で考えられているのは日本の漫画がMANGAとしてこれまでのコミックとしっかり棲み分けがされ、名前自体にブランド力を持っているので漫画にとってかなりのアドバンテージになっていると言えます。
日本語版が欲しくなる
上記のように、内容や絵はそのまま海外で売られているものがほとんどなので、翻訳されているとは言えども、日本の雰囲気が色濃く残っています。例えば、進撃の巨人はドイツのネルトリンゲンという町がモデルになっていて、日本ではそのイメージが強いわけですが、当のドイツ人はそれがドイツの町をモデルにしていることに気づかない人もいます。
そして僕の知り合いでも同じ漫画を日本語版で集めたいという人が多くいるんです。そうなってくると、オンラインで購入したり、僕が帰国するときに買ってくるようにお願いしたりということが多々あります。
また翻訳版では、登場人物の名前が違うことがあって日本語版を見て驚く人もいます。ポケモンを例えに出すと、ピカチュウ以外のポケモンはほぼすべて全然違う名前なんです。なので、こっちも分からないということになって、絵を見てやっと理解するということがあります(笑)
語学学習に有効活用しよう!
上記のように、海外で翻訳されて売られている漫画は名前などこそ違えど、内容は変わっていないことが分かったと思います。
そうなると逆に日本人が外国語を勉強するときに、こう言った漫画が非常に役に立つんです。
と言うのも、漫画の内容はもともと日本人向けに書かれていることがほとんどのため、参考書などと比べても非常にとっつきやすいんですね。
またお気に入りの漫画などが翻訳されて出版されていれば、もともと内容も分かっているし尚更吸収が早くなるでしょう。
いかがでしょうか。
漫画が世界でも多くの人気を獲得しているのは、物語性ももちろんのことMANGAとして世界に広がったことも成功に大きく寄与しているなと思っています。
また、昨日のアニメの記事でも書きましたが、漫画の世界観がそのまま日本と考える人が多いのもまた面白いところではありますね(笑)
そして、日本の誇れる漫画という文化を使って、自らの外国語の勉強にも1つの方法として取り入れてみてはいかがでしょうか?
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