2012年06月27日
真理探究の道・仏教
今日の七戸は朝は電気ストーブ、日中は扇風機と、冷暖房両方の出番となっています。
山沿いなので寒暖の差が激しいんですよね。
さて、エホバの証人を辞めたとたんにいきなり体調がよくなってそれまでは自分の身の回りのことが何一つできなかったのに、2ヶ月後には社会復帰を果たすことができるようになりました。
店長男前だし、目の保養になるし楽しく仕事をしていましたが、それから2年くらい過ぎた頃に、原因不明でまたまた倒れてしまいました。
いったん仕事を辞めて療養生活に逆戻りしてしまいました。
買い物をしに町へ出かけて、ふと本屋さんの前に来ました。
本を買う予定じゃなかったのにふらっと入っていくと
「般若心経」の本が目について、迷わずそれを手に取り
レジへ向かいました。
何かに導かれているかのように・・・
そして今度は仏教に関心を持ち始め、仏教関係の本をたくさん読むようになりました。
特に、弘法大師・空海に愛着を持ち、弘法大師についてたくさん読みました。
弘法大師は唐の国の言語を学び、遣唐使の一人として危険な船旅をして今の中国へありがたい経典を授かるために留学しました。
そしてたくさんの写字生を雇い、当初20年の予定の留学をたった2年で成し遂げました。
あの中国の言葉といえ、漢字といえ、あんな難しいものを学ぶだけでも大変じゃないですか。
そして、たとえ日本語であったとしてもお経を学ぶことも考えただけでも大変じゃないですか。
弘法大師は本当に天才だったのだと思います。
古代では洋の東西を問わず、ありがたい経典というのは最初は口伝で伝えられました。
そのうち後世に伝えていくために文字に残すようになりました。
15世紀の半ばにグーテンベルグが活版印刷機を発明されたのは有名な話ですが、
実は世界最古の印刷物というのは西暦770年に日本で印刷されたものだそうです。
中国で活字が使われ出してまもなく日本に伝わったものなのだそうです。
東洋では経典として、西洋では聖書として、これを後世に伝えたい、その思いが
印刷技術を生み出したのです。
今日はここまで。
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