猫屋敷まゆオン・ステージ
傍観者だった猫屋敷まゆがついにステージに上がる!
緞帳のような空間がパッと開放される変身バンク。
ついに役者が揃ったことを実感できる演出だ。
怖がりだった過去を振り返るまゆ。
怖がりにも色々あるが、猫屋敷まゆに関しては「すべての感情がデカい」というタイプな気がする。
恐怖心もデカいが好きも恥もすべてがの感情の振り幅が大きい。ここだけ見ると主役っぽい。
ただ、素直に感情が出力されないのと、とてつもなく顔が良いので主役とはかけ離れたキャラになっているのだが。
おもしれー。
自分の感情に振り回されがちな人生を送るまゆだが、良い感情は相手に確実に伝わっている。
ハンドメイド品を全部相手にあげてしまうという行動は、まゆと世界を結んで紡いできたということだろう。
・・・ちょっと重たい気がするけど。
自分もユキを守りたい。そのデカい思いに突き動かされて変身する。
変身バンクで印象的なのは光が強くてめっちゃ眩しそうということなのだが、
これまで裏方にいたまゆが表舞台に立ったギャップの表現であり、
まゆの根っこにある感情の大きさが光量として表れたことの両方かなあ、と思った。
コンパクトの鏡に映る表情が「キリッ!」とするのもいい。擬音が聞こえそうなぐらいだ。
ハムスターのガルガル相手に華麗に立ち回る。
バレエのような動き(?)だ。転校前はノーブル学園にでもいたのだろうか…?
犬組と同様、ガルガル保護のスタンスで戦っているのでニャミーのように蹴り飛ばしたりはしない。
まゆの変身を見るニャミーの表情がなんとも言えない。
守りたかった妹のような存在が過酷な戦いの世界に来てしまった。
自分を助けてくれること、成長を喜ぶような気持ちもあるだろう。
まゆファーストで生きているだけに、まゆの動き次第で脆く見えるのも面白いなあ。
「嫌われてでもまゆを守る」と頑なになっていたユキだが、まゆの気持ちはどうなのか話してみたらといういろはのアドバイスを受け入れる形で和解まで行けた。
紆余曲折あったがようやく「言葉」が伝わったということだ。コミュニケーションは大変だなあ。
気持ちが通ったときの猫組の湿度がすごい。
外野でわーわー応援している犬組がコミカルで癒やされる。
わんぷりの2組は中々にバランスが良い。
窮鼠猫を噛め
ハムスターのガルガル。猫と鼠に引っ掛けて窮鼠猫を噛むのことわざが紹介される。良い教育番組だぜ。
これまで身体能力一辺倒のガルガルだったが、相手を小さくする攻撃を放ってきた。
なんかガルガルの親分に吹き込まれてたので、プリキュア側の強化にあわせてあちらも特殊能力持ちにしてきたのかもしれない。
あんまりトンデモ能力推しにされると悟くんの動物豆知識がうまく機能しないから困るんだよな。
その悟くん、窮鼠猫を噛むの鼠に自分、猫にいろはを配置しているのはどういう意図なのだ?
窮鼠は猫を噛むのか? どうなんだ品田!
仮面ライダーガッチャード 39話:ガッチャとは一体…うごごごご
宝太郎の圧倒的ガッチャになすすべもないギギスト様。
すべてを理解するはずなのに「ガッチャとは何なんだ!」とかマジレスしてしまう。
ギギストよりガッチャード歴の長い我々にもわかんねーよ。
超越者ポジであり終盤に湧いてでた悪役なので、視聴者からは共感ポイントが全くなさそうなのだが、
ガッチャがわからん! の一点でギギスト様に親しみを感じなくもない。
この番組の悪役大変だよな。。。
爆上戦隊ブンブンジャー 15話:錠のプリキュア適性
ブンブンジャーで最もプリキュア適性があるのはブンブラックこと錠である。
逃げる苦魔獣を追いかけてめちゃわんだふるぷりきゅあ! している。
わんだふるぷりきゅあ! と違うところは、敵を止めるには倒すしか無いところだ。
錠の葛藤が胸に迫る。めっちゃヒーロー番組している…!
辛い決断をした錠に寄り添うブンブンジャーの仲間たちが良い。
慰めも励ましも無い代わりに、静かに同じ方向に歩いていく。
湿度湿度と擦ってはいるが、こういう描写のセンスが抜群に良い。
一方でカセキグルマーの鳴き声(鳴き声?)にトンチキの要素があってすごいバランスの番組だ。
30分前に恐竜の鳴き声が分からんって話をしてたら30分後に蘇った恐竜が「化石ィ〜〜!!」って鳴いててやっぱニチアサは凄い
— 改造ゆうき人間 (@ykitama) June 9, 2024