ましろさんは誰かのためなら無制限にトロピカれる
夢がないましろさんは絵本の創作をやってみることにする。
悩める作家ましろさんの殻を破ったのは、いやいや期まっさかりのプリンセスエルに分け合う良さを伝えたいと思ったことだった。
ましろさんは誰かのためなら異常に強くなれるし頭もフル回転できる。この状態をなんと表現するかというと「トロピカってる」が適当だろう。
プリティホリックや人魚も登場するトロプリモチーフ回だった。
←想像で描かれたピンク髪で青い鱗の人魚
— ダルクス@アスティカシア生徒製作中 (@Darucus) June 17, 2023
実際にプリキュア世界にいたピンク髪で青い鱗の人魚→#precure #ひろプリ pic.twitter.com/cNHF0tQ4OZ
ましろさんが応募したコンテストの質感がめちゃくちゃリアルで面白かった。
市役所の定時までに紙媒体で提出しなきゃいけない感じとか、市の箱もののホールを使って展示してるような展示会とか、大賞とってるのが美大生の作品でぶっちぎりで質がよさそうとか。
ましろさんの作品もうますぎずへた過ぎずの中学生らしい絵とか、「ブランコ」っていうシンプルなタイトルとか、市の展示会の質感がとてもよかった。
こういった展示会は幼稚園で描いた絵なんかを展示してることも多く、メイン視聴者賞の日常の延長にある。
ましろさんはあくまでも日常に立脚したキャラクターで、ひろがっていく空も日常の続きにあるのだということを実感する。
赤信号は止まれ
今回のバッタモンダーさんの悪行は市役所に原稿を届けに行くのを邪魔するという嫌がらせをしてくる小粒感だ。
テロがあまりにもうまくいかないから小粒な嫌がらせにシフトしたのかな…?
このくらいが彼の器に合ってるような気もしなくはない。
赤信号がともったら行動が止まる、という妙にハイスペックな能力を持つランボーグが相手だった。
この無法な能力、ゼンカイジャーっぽいような気がしなくもない。全力全開で攻略してやるぜ!
注目のひろプリチームの作戦は、「バフで強化してごり押します」。
力業そのものである。
いや、その人の個性を生かすのがプリキュアスタイルだ! ソラの個性は武力。力はすべてを解決する...
キュアバタフライのバフ効果をいかんなく発揮する勝利であった。
思えばあげはさんの「アゲ」要素、ギャルとアゲハチョウとバフ役のトリプルミーニングだったんだね。。。
仮面ライダーギーツ40話:デザグラが残していったゴミの話
未来人に対して辛辣で草。
公式がサ終して悪いオタクだけが残った界隈と化しているギーツ世界だが、未来人の趣味が悪い。
景和をとにかく追い詰めてヒーローたらしめようとする。
そんな未来人を批判している我々もギーツ世界をエンタメ消費している同じ穴の狢であるという構図の意地が悪い。
ナッジスパロウさんはジャマト化してラスボス枠として立ちふさがる。
このゴミ、残していったゴミじゃなくて、現地で自然発生してるんだよなあ。
王様戦隊キングオージャー16話:ゴッカンの15年前
15年前の神の怒りに関する各国の歴史がどんどん開示される。
リタにとっては10歳でゴッカンの王に即位した日。前王を殺した前王の配偶者を裁いた日だった。
被告である元仁良課長の仕掛けた謎をリタとヒメノのコンビで明らかにする。
しかし伝説上の存在であるスコピの毒がないと溶けない謎、なかなかにハードルの高い真実はいつも一つである。
司法の国だから、真実にたどり着くことを至上とする国民性なのだなあ。
殺人による前体制の崩壊、それにより仕方なく幼くして王になった経緯。
リタとヒメノの共通の傷がはっきりした。そしてそんな王のためにつくられた「モッフンといっしょ」というアニメが好まれる必然性というのもはっきりした。
でも、ヒメノ狙いで作ったはずなのにリタのほうに強めに刺さってるの、創作のままならなさと広範囲に影響する力が同時に感じられてとてもいい。