2024年07月21日
わんだふるぷりきゅあ! 24話 他、ニチアサ感想・考察

ゴリラのドラミングはパー
グーではない。もはやニチアサ界隈では常識である。謎のゴリラリテラシーの高さ。
悟くんはゴリラの可能性がある、と断定を保留する。さらに動物リテラシーが高い。
確かにボノボとかチンパンジーとかの可能性もあるかもしれん。
高所に陣取り威嚇するさまはまさにキングコング。
モノを投げて遠隔攻撃までしてくる。
仮に近づけても相手はゴリラだ。
地味に強敵である。
そんな最強の(?)ガルガルを退けたのはイベントアイテムだった。
子ゴリラのガルガルが持っていた木の枝。これがガルガルの心を捉える。
この役割を果たしたのがニャミーというのが興味深い。
まゆファースト、ガルガル排除已む無しのスタンスであったが、
ニコガーデンで子ゴリラの様子を見た際に思うところがあったようだ。
これに関し、プリキュアチームの中でニャミーだけが「保護者」のスタンスであることに気付いた方がおり、目から鱗だった。
保護者であるからこそ、親ゴリラの心情がわかる、子ゴリラがこだわるアイテムにも気づくことができる。
ニャミーが親視点という他のメンバーには無い武器を持っているとわかった回だった。
とにかくステゴロが強いだけではないのだ。
また、メエメエが執事というお世話をする側の役割でありながら、
親からの承認を求める子供のポジションで振る舞っていたのを指摘する方もあった。
親と子、この視点でわんぷりを見るのも必要かもしれない。
ニコたまごとガルガルたまご
ニコ様は角の生えたたまごと化して登場。
何度送り返してもいろはの家に戻って来る。怪奇!!!
いろいろと謎の多いたまごで展開の予想はできないが、
「たまご」という衣装でニコ様とガルガルが揃ったのは興味深い。
また、色んな人に注目され世話されるニコ様の卵に対して、
ガルガルのたまごは放置されて勝手に孵化するのも対比が効いている。
前回はオオカミ側の孤独が注目される展開だったが、
やはりガルガル側のキーワードは孤独、かもしれない。
仮面ライダーガッチャード 44話:中間管理職アトロポス
中間管理職はつらい。
下の問題に対応しなきゃいけないし、上の意向も汲まなきゃいけない。
そうはいっても人間だから自分の意思もある。全てにおいて板挟みである。
加治木の記憶がどうなろうが知ったことではないのだ。
今週のアトロポスちゃんはそんな中間管理職の苦しさが滲んでいた。
クロトーの上司でありグリオンの部下であるっていうポジションと、
クロトーの姉でありグリオンの娘であるっていうポジションという板挟みの掛け算。
これまでの実績を見ると難しい役どころを任せるのも納得なのだが、
ライブ感じゃなく今のポジションを初期から考えてたとしたら、リスク管理ができてなさすぎて笑える。
加治木の記憶消しすぎ展開もライブ感の賜物っぽい。
こういう絶対当たるカードを多数揃えられてるガッチャードは最強の番組だなあ。
爆上戦隊ブンブンジャー 20話:ミラといおうおもしれー女
自分のハンドルを握れていないミラの元彼が再登場。
やっぱり自分のハンドルを握れず、打ちひしがれるのだった。
他人のハンドルを握っているつもりが、ハシリヤンにハンドルを握られていた。
始末屋が簡潔に説教をかまし、そこからの「俺が始末をつけてやる」である。
やっぱセリフのセンスがずば抜けてる。この番組。
有能ビジネスマンとモラハラ気質の合せ技がリアルな質感である。
好かれるキャラ造形ではないが、それでも去り方は良かった。
人間ドラマのところで妙な深みがあるのもブンブンジャーの味だな。
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