わぉ〜〜〜〜〜ん
前回は、う〜〜〜わんだふる!!
今回は、わぉ〜〜〜〜ん。
一体何を表現しているんだ…、と読み取れないことが人間の傲慢であり原罪である。
なんか突然難しいことを言い出したような気もするが、突然縦軸が動いたのだから仕方ない。
わぉ〜〜〜〜〜んから何を読み取れるか、人間たる視聴者は試されている。
主人公たるこむぎはわぉ〜〜〜〜〜んに「孤独」を見た。
その孤独に寄り添うために、短冊には「みんな仲良し」を添えた。
みんな仲良し。わぉ〜〜〜〜ん。
短冊のわぉ〜〜〜〜んは遠吠へのアンサーである。
いろはの理想であるみんな仲良しを体現するためのこむぎなりの答えだ。
この半年の行動がこんなにキレイに着地するとは、と舌を巻いている。
非言語の行間に込めた意味というのはわんぷりの特徴の一つだと思うが、
ネガティブななにかも込めてくるのは、テーマに真摯と言わざるをえない。
まさにプリキュアシリーズ。
もう一点、こむぎは「絶滅」という概念を「一緒に遊べる仲間がいない」と翻訳した。
絶滅とは究極の孤独であり、自分も感じたことのある孤独の延長線上にあるという実感。
この翻訳は子供番組の主役として素晴らしい働きである。
なんなら大人の私でも(わんぷりがいうところの)絶滅を実感することができた。
孤独の中で牙を向き暴れる、まさにガルガルそのものであり、こむぎやゆきも原体験として持っているものだ。
その究極形である絶滅に見舞われたオオカミ(多分ニホンオオカミ)が遠吠神社に祀られている。
そしておそらく、ガルガルを使役しているのはこのオオカミ、という推測ができる。
犬が主人公ならラスボスはオオカミ。これは予想できたかもしれない。。。
そしてオオカミの絶滅には人間の活動が絡んでいる。アニマルタウンの原罪とも言うべきものだ。
鏡石神社やそこに祀られる動物の地蔵のようなもの。
いまは動物と仲良く暮らしているアニマルタウンにも悲しい歴史があったのかなあ、などと想像が膨らむ。
動物や環境と言った問題を人間の立場で語るのはどうしても欺瞞に聞こえるのだが、
こむぎやユキといった動物の立場でこれに向かうという構成は中々に挑戦的だ。
動物と人間、というモチーフを描くにあたって一切の妥協がない。
プリキュアシリーズだなあ。
どうした兎山!!
別軸、というか悟くんの気持ちも語られる回だった。ついでに猫屋敷にバレた。
猫屋敷さんはブレーキベタ踏みのように見えて、ふとした拍子にアクセルが入る人である。
なにやら兎山の件でもアクセルが入ったらしく、応援するスタンスで臨むようだ。
品田に対する菓彩あまねの再来。ヘタレ男子の尻を叩き隊である。
わんぷりラクガキ-87 pic.twitter.com/z2eaVdHbWn
— ogi (@dogsogi) July 7, 2024
ニヤニヤしながら行く末を見守ろう。
クソ真面目に考えると、悟くんの「今の距離を保ちたい」というスタンスは、
あえて孤独を選んだというか、孤独か仲良しか? ではない、第3の選択肢を示したと言えるかもしれない。
仮面ライダーガッチャード 43話:グリオン様玉座に座る
アトロポスちゃん、先週からずっと椅子作ってたのかな…。
冥黒王の力を得たグリオン様は玉座に座る。
ドレッドに立ち向かう錆丸先輩メイン回。あの命を捨てさせられる変身を経ての決着はアツい。
それにしても生身で最強武器振り回すのは低レベル縛りプレイ感がある。
次回は加治木くんの回。記憶を消されすぎて何かヤバいことになるらしい。
制作側に記憶消し過ぎっていう自覚あったんだ…。
爆上戦隊ブンブンジャー 19話:男たちの激重空間
先斗が憎まれ口をたたき、シャーシロが噛みつく。中心にいるのは大也。
この空間であっさりしているのはカレーだけである。どうなってんだ?
男ー男ー男の激濃三角関係をぶちこみつつ、それを中和するキーアイテムが「カレー」っていう超キッズテイスト。
正しくメチャクチャなニチアサである。
サンシータのつくる怪人もめちゃくちゃで、個人資産が重量に変換される謎攻撃を放ってくる。
超大金持ちの大也が食らったら即死である。そうなん?!
近々でデカい買い物をしたばかりの錠を盾にして事なきを得る。
猿原だったら無傷で済むのかもしれない。