大きな栗の木の下で
こむぎは野良からいろはに拾われた。
と、するならば前の飼い主がいるはず…? というお話。
満を持して登場した前飼い主は栗原さん。
アニマルタウン住民にしては動物が入ってない!
老人ホーム的な施設に入る事になって飼えなくなったところ、こむぎが逃げ出したという顛末らしい。
はたしてどうなってしまうのか…。
大人の目線で見ると栗原さんがこむぎを飼う選択肢は無きに等しい。
結末は安心できるので、いったん栗原氏は頭から外してこむぎといろはに集中できる。
こむぎ側のムーブも言葉が、どういったらいいのか、わんだふるだ。
いろはも栗原さんもみんな好き。どちらかを選ぶのではない感情が素晴らしいと感じた。
飼い主問題が物語をドライブしているので、どうしても両飼い主を比べてしまう。
そんな視聴者の心理の意表をついて、どちらも好きという善性の極みのような感情をぶつけてきた。
この光の感情の前には、飼い主問題などなんの問題にもならない。
こむぎはどちらも好きなのだ。いろはも栗原さんも同じアニマルタウンに暮らしているのだ。
だれがこむぎを飼うかなど、些細な問題に過ぎないように思えてくる。
この大団円に導いた一番の仕掛けは「こむぎが人間になって言葉を喋る」ことだろう。
わんぷりにおける言葉はミスコミュニケーションやラベリングなど負の側面で現れることも多かったのだが、
この終盤の縦軸で良い面が現れてきた。
ガオウと向き合うにあたって言葉の力も必要になってくるのだろうか。
大団円を眺めていて栗原さんに栗の字が当てられている理由もわかった気がする。
「大きな栗の木の下で あなたとわたし たのしくあそびましょう 大きな栗の木の下で」
この動揺で歌われているわんだふるな世界。それを見守る存在としての栗の木が栗原さんなのかもしれない。
物語を追うにあたり頭から外してOKかと思った栗原さんだが、、、これがなかなか、味のある人格者である。
こむぎといろはの手を取り合わせるときのセリフが良い。
君たち「は」ずっと一緒。
自分の寿命問題をチラと滲ませる言葉選びだ。
これだけの人格者が一人で施設に入るということから、こむぎことマロンを飼うに至った経緯にも想像が伸びる。
限りある人生の終盤で、若い世代の光をしっかり見守って未来を託すことができる。
なんかもう理想の大人だよね。俺もこうなりたい。
仮面ライダーガヴ 第8話:歯ぁ食いしばれ
仮面ライダーを見下ろす長身。大鎌とかいうクソデカい得物。まさかのステゴロ喧嘩スタイル。
グロッタお姐さん大暴れで男児心が大喜びである。性癖破壊の権化。
頭突きまで繰り出してくるのは流石に反社喧嘩スタイルである。どうやってこんな才能を見つけてくるんだよ。
いくらなんでも強すぎねえか? と思うんだが、製造担当役員なのでバイトの数十倍強くても問題ない。
強さは収入に比例する…!
爆上戦隊ブンブンジャー 34話:このチーム秘密が多い! ←それな!!
ミラ「このチーム秘密が多い!」
これをノータイムで言えてしまう除湿組筆頭の女、それがミラである。
湿度の高い男の多いこの番組、子ども目線の真の主役はミラかもしれない。
ライダーでもギャル社長が金属バットで戦い始めたらニチアサをヒロインが制覇できるぞ!