キュアニャミー初バンク
猫屋敷まゆのピンチ、ついにユキ様が変身だ。キュアニャミーはユキだったのかー(棒)
例によって話せることと人に変身することとプリキュアに変身することをまとめてバラしていく。
このバンクの気合の入り方がすごい。
立体的にゴリッゴリに動くニャミー、チークとリップをつけるギミックで自然と注目される顔のアップ、猫科のしなやかな動き、長く流れる白い髪。
女児の魂に効くやつの煮凝りである。一切の容赦がない。シャイニーキャッツパクトも好評発売中だ!
変身バンクは番組で何度も放送されるコンテンツであるがゆえに作り込みがすごい。
今回の変身バンクも見どころ満載である。絶対に全部は気付いていないと思うが。
取り上げるのは、変身シークエンスの序盤、リボンに囲まれた世界の天頂を突き抜けて雪の降る空に飛び出していくところである。
ユキとまゆの出会いの文脈が乗ってそうで良い。とても良い。
リボンに囲まれた世界が何を象徴するのか、色々と考えていた。あの雪の日の帽子なのではないか。あの温かさを経て生れ変ったユキ、という文脈が乗っている。
あるいは、TLで指摘されていたまゆ=繭を参照すると、繭そのものなのかもしれない。
いずれにせよ、猫屋敷まゆに出会って名前を得て生れ変ったユキ、というストーリーが変身バンクの序盤に繰り返し出てくるこのエモさに悶絶する。
さらに、今回の戦闘で印象的だったニャミーの独白を踏まえると更に見どころがある。
ニャミーはまゆと出会って、自分が寒かったこと寂しかったことに気付いて「しまった」という。
そんな自分を救ってくれた優しいまゆを傷つけることは許さない。そのままの優しいあなたでいてほしい。
自分の根幹を独白しながらの戦闘、少年漫画ならキャラの総まとめ演出だし多分この戦闘で死ぬやつだ。
さて、バンクに戻る。ニャミーが天頂を突き破って飛び出すのは雪の降る美しい世界だ。
独白を参照すれば、気付いてしまったのは寒く寂しい世界のはずだが、バンクから受ける印象は圧倒的に美しい世界だ。
ニャミーが気付いてしまったのは寒さ寂しさだけではなく、まゆのいる世界の美しさ、、、という行間を幻視する。
そういえば猫のシルエットが光に向かって飛び跳ねていくカットも印象的だ。
これを解釈すると、猫はユキ、光はまゆなのだろう。寒く寂しい世界をてらす優しいあなたの光。その光に向かって猫は飛び跳ねていく…。
変身バンク考察は無限に時間が使える沼である。今後も気がついたら補足していきたい。
シャイニーキャッツパクトはシリーズ初となるコスメにして変身玩具という面白い試みだ。
光らない! 鳴らない! その代わりに実際に変身で行われているメイクアップができる。
チーク/アイシャドウ部分とリップ部分を猫のパーツで切り替えられるというギミックもある。
新しいおもちゃだなーという印象だ。
バンクも商品展開も満を持していてめちゃくちゃ気合が入っている。
私が驚くポイントは、これだけ女児ウケの強い要素だけで構成してるのに子どもっぽさがないところだ。
デザインの妙でもあるだろうし、手が付けられないほどのBig Loveでキャラの背骨を通しているからというのもあるだろう。
ユキのまゆに対するBig Loveが故に危険を持ち込むこむぎ、いろはと対立する。
果たしてこの溝は埋まるのか…。全く予想ができない。こ、、、ここから変身できるキュアリリアンがいるんですか?!
赤ちゃんツアーとピクニックランチ
キュアニャミーばかりではない。ちゃんとアニマルタウン活動もしているのだ。(ガルガル救出は?!)
ピクニックランチでは準備してきた食べ物にキャラクターが出ている。
悟くんは十分過ぎるぐらいかついろはにターゲティングしたどうぶつモチーフのランチ。
まゆはなんかファンシーでかわいいお菓子。
そして独特の感性でつくられたいろはのこむぎおにぎり…。
Xではこむぎおにぎりまで含めて再現ランチを作っておられた方もいた。
あらためて実物を見てみると、海苔で巻いたおにぎり+梅干しなので味の方は問題なさそうだ。
げんこつみたいな形と、梅干しが外についているのが独特なだけなのだ。
今回のアニマルタウン赤ちゃんツアーもキャラクターの原点をたどることと重なって良い。
そういえばいろはとこむぎの原点というのは「忘れた」体にして掘り下げていないポイントかも知れない。
こむぎってどこから来た犬で何者なんだろう・・・?
仮面ライダーガッチャード 37話:イケメンの絶望から出る出汁
キュアニャミーに叱られることからしか得られない栄養素がある…。
圧倒的陽の主人公宝太郎の絶望絶叫からしか得られない栄養素もある…。
そんな栄養に依存してるオタクは飢えて死んだら良いと思う。
丁寧に丁寧に、やるしかない状況を作られてホッパー1を自らの手で葬ってしまった宝太郎。
その絶叫が心に迫る。うーん、成長したなあ。
人の心が解りすぎて人の心がないギギスト様というラスボスはこういう展開にうってつけの悪役なんですね。
出てきてしばらく、レジェンドコラボがいそがしかったんで放置されててかわいそうだったが。
のびのびとラスボスをエンジョイされている。
しかしアトロポスちゃん様の心情を偽り、人形と言ってヘイトを買ったのはいただけない。
ほら、めっちゃ睨まれてますよ。っていうか何だこの迫力?!
前から思ってたけど子役の胆力じゃねえよ。流石だなあ。
爆上戦隊ブンブンジャー 13話:ブンブンキラーロボ
ブンブンキラーロボ! その性能は! でっかいラジカセで精神攻撃! えー?
ロボの無駄遣い。流石はサンシーターというべき脱力感である。
ところがこれが意外に効いている。バクアゲはバクサゲに。
モチベーションがパフォーマンスに直結する。現代的な価値観に効く作戦だ。
巨大戦では意外といい動きで戦闘力も見せつけてきた、ブンブンキラーロボ。
いいライバルだった…。と惜しんでいたら次回も出てくるらしい。何だそれ?!