2024年05月11日
わんだふるぷりきゅあ! 14話 他、ニチアサ感想・考察
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猫屋敷まゆ親衛隊
猫屋敷まゆさんのキャパシティは小さい。すぐにオーバーフローしてあたふたしてしまうのだ。
ユキの調子が悪くなったら泣きそうな勢いで病院に来るし、いろはの家に泊まる事になったら未知の経験に舞い上がる。
この調子でほんとうにプリキュアになれるのか…? そんな何回も驚いていたら流石に疲れるだろう。
そんなわけでユキが病気になるイベントといろはの家に泊まるイベントとこむぎバレとプリキュアバレを一度に全部ぶっこんだわけですね。
同じキャパシティオーバーなら一回で済ませたほうが楽やろ。
予防接種を4本打たれる赤ちゃんのようである。流石に可哀想。
しかし怒涛の勢いで物語が進むのは楽しい。
一方でキュアニャミーとの確執は深まるばかりだ。
このあぶねー世界から飼い主様を遠ざけようとしてたのによ。
犬組は全く秘密を秘匿できずにバレてしまったのだった。
昨年のエルちゃんは自分でばらしていたが、それに毛が生えたぐらいの秘匿力ですね…。
こむぎが従来の妖精ポジションというのは外見上もそのとおりだが、
いろはも妖精の脇にいるちょっとしっかりしたサブキャラぐらいの信頼感だよなあ。
このセクションでは猫屋敷さんが正統なプリキュア主人公ポジションなのかもしれない。
これでもかとトラブルに巻き込まれている。
そんな中で荒れた盤面を見事に整理して説明してくれたのが悟だ。
すぐ近くでドンパチやっているなかでも慌てず騒がず簡潔に、コレまでと今の状況を説明する。
しかも動物の生態にも詳しいためガルガル攻略の糸口も見つけられる。わんぷり最大戦力と言ってもいいだろう。
まゆへの説明で唯一不明なのがキュアニャミーの正体なのだが、
このままでは消去法で悟=キュアニャミーになってしまわないか。
金髪美女? あれは趣味で女装してるとかそういうやつだよ。多様性っすわ。
今日のアクション
実は暴力もアリだったわんぷりだが、犬組は今日も非暴力を貫く。
コケコッコーの音波攻撃をバリアで跳ね返し、共振させて相手にぶち当てる!
威力が倍加して結構えげつないんじゃないかと思うのだが「ごめんね」と言っているのでセーフなのだ。
このメソッドが通用するならとりあえず大人しくさせるためにボコボコにしても謝っとけばセーフのラインがあるのかもしれない。
プリキュアというのは1年の長期シリーズなので、毎回見ごたえのあるアクションを期待するのは酷だ。
古参のファンとしては、ここぞというときのアクションにそのシリーズの特徴が出る、と思って見ている。
わんぷりは1話からしばらくのアクションシーンでの走りの躍動感が素晴らしかった。
これはこむぎといろはがお互いを追いかけ合っている内面とも連動していてとてもエモい。
人と犬の種族差から共に走り続けることは難しい。
それでも、今日この瞬間、一緒に走っている奇跡的な瞬間の喜びのようなものが、わんぷりが本気を出したときの「走り」には込められている気がする。
年に何回かあるガチめのアクションでどういった動きが描かれるのかを期待しよう。
多分、見せ場はランニングアクションだと思うんだよなあ。
仮面ライダーガッチャード 34話:ゴージャスの居所
宝太郎に忘れられたカグヤ様はゴージャスの居所が悪い。
しれっと新しい概念で作った謎慣用句を出すのではない。
カグヤ様の宝太郎への情念によってニチアサ3番組すべてに湿度の高いキャラクターが揃った。
今年のGWは五月晴れに恵まれたってのにね!
並行世界の加治木はバトラーとしてカグヤ様に付き従っているが、
これ「変なゲストキャラの付き人ポジションにおさまってる加治木」といういつものガッチャードである。
うーん、なんて便利なフォーマットなんだ。
仮面ライダー恒例のCM、オロナミンCに3ライダー揃い踏みだ。
爽やかなスパナに笑いそうになる。いや、劇中での立ち居振る舞いも冷静に振り返れば爽やか寄りなんだけどな?
売り文句が着色料保存料ゼロではなくなっている。
時代とともに飲料の訴求点も変わっていくのだな。
爆上戦隊ブンブンジャー 10話:5月5日に柏餅が出てくる必然性
柏餅はこどもの日のお菓子。5月5日はこどもの日。ニチアサタイムに柏餅が出てくるのは当然の流れ…。
しかしなんだろう、カシワモチが出てくるだけで画面にトンチキが混じったような感覚に陥る。
コレもすべてカシワモチワルドってやつのせいなんだ!
こういうのをミーム汚染っていうんですね。
囮の運び任務ケースから柏餅が出てくるオチは、我々のミーム汚染を知り尽くされているような演出だ。
冷静に振り返ればキッズ番組のオチにこどもの日の伝統的なお菓子が出てきただけのことである。
アタッシェケースに詰め込まれた柏餅の画に本来はありえない迫力を感じてしまっている時点で我々の負けなのだ…。
今回のギャーソリンがミラから出たものであることで良い気付きがあった。
爆発物(と思われている)物が落ちる瞬間のギャー!
それが柏餅であったときの視聴者のギャー!
これらの「ギャー!!」は悲鳴であるのだが、エンタメとして見ていて楽しいものだ。
それゆえにサンシーターたちにヘイトが溜まりづらく、楽しい三バカとして見ていられる。
仲良し3バカの好感度が高いので、最終回後は楽しい悲鳴のギャーソリンを集めるようなモンスターズインクオチも良いかもしれない。
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