2024年05月05日
わんだふるぷりきゅあ! 13話 他、ニチアサ感想・考察
![dog_cat_nakayoshi.png](/201505171414/file/dog_cat_nakayoshi-thumbnail2.png)
キュアニャミーの猫感
ガルガル捕獲にドタバタする犬組のところにふらっと現れてはぷいっと帰ってしまうところ。
邪魔しなければどうだっていいわという態度。
まゆに対するバグった顔の近さ。
うーん。猫だ!
こむぎの描写に際しては「スタッフの中に犬がいる」といわれたわんぷりだが、
これはスタッフの中に猫もいるのかもしれない。動物園かよ。
圧倒的暴力でデビューした前回に続き、キュアニャミー回。
荒っぽい面を見せた次なので、親しみやすさとか優しさを見せてくるのかと思いきや、、、ツンツンである。
台詞としては「私の邪魔をするな」「これ以上関わるな」「勝手にしろ」
距離をとる言葉ばかりだ。格闘スタイルもストライカーなら、コミュニケーションも打撃である。
ところが今回の話を通してみた印象だとまゆに対する距離の近さが記憶に残る。
言葉とは裏腹のメッセージ。
動物が喋れるようになる! という奇跡がフックになっているシリーズだが、
実際に描こうとしているのは言葉ならずとも伝わるメッセージなのかもしれない。
現実の子どもたちに向けた内容として非常に真面目な姿勢だ。
動物と話がしたい→できる、というファンタジー要素には夢があるが、現実に動物とは話せない。
しかし話のなかに言葉ならずとも通じ会えるヒントが隠されていたらどうだろう?
現実を活きる視聴者のコミュニケーションの助けになるような祈りを感じる。
この祈りのような姿勢は魔法つかいプリキュアの視聴時にも感じたことだ。
これから初めて他者と関わる子どもたちに向けて送られたのが「魔法」であると私は考えている。
まほぷりの魔法とは言葉でありその根底にある思いだ。思いが言葉として発せられたときに起こる奇跡だ。
わんぷりの「言葉ならずとも伝わる何か」には魔法の根底にある思いに通じるものがある。
わんぷり映画には魔法つかいプリキュアの客演が示唆されているが、ここまで深いつながりを意図しているものだとすると期待が持てる。
いや、普通にモフルンが出てくるだけで100点なんだけどさ。
猫屋敷さんの波乱万丈転校ライフ
通常運転の犬組、ツンデレ巨大感情のキュアニャミーとは別軸で生きているのが猫屋敷まゆさんである。
なにせ「転校した先で初めて親しい友人ができそうだと思ったら、謎の怪物とそれと戦う謎の美女まであらわれた…」という長文タイトルラノベもびっくりの状況なのだ。
ポジション的には巻き込まれ系主人公である。持ち前の好奇心とかそういうので物語を発展させてほしいところだが…。
猫屋敷さんの視点はあくまで日常に向いていて、次回もどうやら初めてのお泊り会とかいう日常イベントで一山作るらしい。
触れられていないが絶妙にズレていてめちゃくちゃ面白い。
今週バケモンに襲われて死にかけてるはずなんだが、そんなことよりも友人?との時間の緊張が勝るのだ。セカイ系っていうんですかね?
まゆの世界とニャミーの世界がどう交差するのか。中盤の大きな山場になりそうだ。
仮面ライダーガッチャード 33話:やりたい放題だなコイツ。
ゴージャス! カグヤ様の登場だ! 一人称がカグヤ様だ! なんだコイツ。
とんでもない強さと暴れっぷりなのだが、すごいとか強いとかいうよりやりたい放題という印象が強い。
やりたい放題の浮かれっぷりもさもありなん。平成1期を順に繰り出していくアクションにはオタク大喜びだ。
技の細かいところまで原作リスペクトが行き届いているらしい。
エターナルのガイアメモリA〜Zには対応するA~Zのケミーを使っている、とのこと。オタクが過ぎる!
怪人態を得たクロトーさんも大暴れである。アクションの満足度の高いお祭り回だった。
爆上戦隊ブンブンジャー 9話:五月晴れ(湿度120%)
シャーシロの俺だけは大也のことわかってますよムーブ
ゲンバのお前の態度は大也のためになりませんよムーブ
五月晴れの朝っぱらから質の違う湿度で画面が曇る。どうなってんだコレ?
夢を運ぶ夢。
こういう上位概念で全員の意思を統一する理屈は膝を打った。
謎の湿度が異様な雰囲気なのだがコレも癖になる。
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