キュアニャミーという一石
新登場プリキュア! 殴る! 蹴る! 強い!!
そう、殴って蹴って切り裂くのだ。
ワンダフルとフレンディはガルガルを殴らない。
ガルガルのモチーフとなった動物の習性に寄り添うように対応する。
動物への対応という面で非常に真摯なアクションがわんぷりの特徴、だと思っていた。
そこでキュアニャミーである。
わんぷりが暴力禁止とは誰も言っていない。まんまとやられた。
今回はキュアニャミーのインパクトスゲーわ、に尽きる。
わんぷりのテーマ、ここ3ヶ月の構成、今日の演出、そもそものキャラデザ、
すべて使って新キャラクターの魅力をアピールしてきている。
ここで満を持してキュアニャミーグッズ発売でしょ?
容赦ねえな! BANDAI!!
満を持したプリキュアらしい格闘をただの劇薬に終わらせないキャラクターのさじ加減が良い。
いずれOPのような保護路線に統一される、というのは予想に難くない。
ただ、キュアニャミーは猫屋敷まゆファーストだしほぼ間違いなく気まぐれなので、
ふとした拍子にまたガルガルを殴り始めてもおかしくない。
この塩梅に緊張感があって良い。
これは完全にオタクの悪い妄想なのだが、キュアニャミーに暴力要素を残すことで、
キュアニャミーガルガル化という切り札の可能性がある。
ダークキュアニャミー!!! これは流行る。
どうしても先走った予想をしてしまうのだが、キュアニャミーの謎は来週にも続くらしい。
ちゃんと描かれたことだけに反応しておかねばならない。
「私の邪魔をしないで」というキュアニャミーは一体何が目的なんだろう?
ガルガルからまゆを守る、というのは目的としては変だ。
まゆを自分の目的に巻き込みたくないのではないかと考えられる。
ニコガーデンとは別の目的があるのだろうか?
犬組、猫組。みんな違ってみんな良い。
本格的に猫組が物語に絡んできた。犬組との雰囲気の違いがすごい。
ブンブンジャーで湿度の高い組とカラっとした組のコントラストが面白いなと思っているが、
わんぷりでも同じように雰囲気の違うコントラストが見られるかもしれない。
というのも犬組は犬飼家、猫組は猫屋敷家と所属する家が分かれている。
わんぷりチームの雰囲気と家族間の雰囲気と、2度美味しい描写が期待できる。
明るく楽しい犬飼家と、繊細かつ重厚な猫屋敷家、どちらのドラマも描くことで幅広い年齢層に訴求できそうだ。
大人のオタクはもちろん両方楽しむ。なんなら犬組のほうが楽しみである。
大人はしんどいからね。
仮面ライダーガッチャード 32話:女優の生身アクションが好きすぎる監督
視聴者のニーズに合致していれば良いのだ。
どうでもいいけど合致とガッチャってほぼ同じだね。
クロトーさんのアクションがキレッキレの回だった。
結構重症のはずだけどキレッキレの動きなのも気にならない。エンタメの前にはすべてが沈黙する…!
ドレッド2式がクロトーさんの正式な変身態、という感じ。
そんな活躍にも関わらず、冥黒の王の無慈悲な強化でクロトーさん怪人態になってしまう。
でも顔の上半分はクロトーさんのままなので生身(?)アクションは可能だ!
いろんな面でスタッフが冥黒の三姉妹を気に入りすぎてる。
爆上戦隊ブンブンジャー 8話:ホビアニ主人公
大也の真の目的はビッグバングランプリだった! ハシリヤンとの戦いは金持ちの道楽だった!!
というすれ違い回である。
カラっとした除湿組が離反するのはまずい。
湿度組だけだと絵面が湿る!! のはさておき大也万歳で突っ走ってしまう。
大也の欠点のようなものも見えてきた。
ホビアニ主人公理論で動くキャラと、別アニメ理論で動くキャラはどう折り合いをつけていくのか。
今後が気になる。