女王とナイトの「閉じた」関係性
愛するお方発言で気になる敵一番手に飛び出してきたスキアヘッド氏。
いやあとんでもねえ隠し玉だったわ。ノルマ消化装置のように出たり引っ込んだりしてたのは何だったんだ…。
「私には、お前しかいないのだ」というカイゼリンとの関係性は見事に閉じている。
関係性が広がるヒーローガール達と残酷なまでに対比されている。
300年前のカイゼリンとスキアヘッドはプリンセスと教育係という間柄だったようだ。
腕っぷしの方は微妙だったのだろうか、力こそすべてなカイザー・アンダーグからは役立たず呼ばわりされていた。
侵略者、悪いやつというイメージが先行する300年前のアンダーグ帝国だったが、
スキアヘッドがカイゼリンをエスコートするときに手を包み込むように握ったカットが意味深である。
この「手を握る」行動はプリキュア的に絶対正しいやつだ。
これができるスキアヘッドとカイゼリンの根っこの部分にはソラ達と共通するものがあると信じたい。
しかし結果的に300年を経てアンダーグ帝国はゴリゴリの侵略国家をやってきている。
争いの愚かさを知る優しいプリンセスに何があったのか? そのプリンセスに従う元教育係の心中いかばかりか?
うーん、何ちゅうもんを、、、何ちゅうもんを食べさせてくれたんや!
全ては想像でしかないが、スキアヘッドさん周りの情報量が突然に濃い。
現代において「力こそすべて」と言っているスキアヘッドさんだが、それは全てカイゼリンのためのように感じる。
何らかの望みを叶えるため、国を「力こそすべて」に全振りして突っ走っているのではないか。
カイザー・アンダーグのいう「力こそすべて」とはずいぶんと質感が違う。
出てきて1話のキャラクターであるが、彼のそれはアンダーグ帝国が国としてあるための王の振る舞いっぽく見える。
(丁度、王様戦隊をやってるのでそういう補完がしやすいのかも、、、)
それに対してスキアヘッドさんのそれは、カイゼリンのためにも周りのためにも、間違っていると知りながらやってるような質感がある。
それでもあなたが望むなら、私も一緒に地獄に落ちる。これこそメリーバッド。
全部想像なので年末〜年始にかけて明かされる話を期待して待とう。
キュアノーブル
伝説のプリキュアキュアノーブルは300年前のプリンセスだった!!
そのあたりはそうでしょうね、という感じなのだが、キュアノーブルのデザインが気になる。
シン・キュアマジェスティというか、スカイランド要素だけで構成されたキュアマジェスティと言った感じだ。
300年前はキュアノーブルとアンダーグ帝国、見事に二分されていたということか。
では、キュアマジェスティのアンダーグ要素(パンクなイヤーカフ)はどこから来たのか?
キュアノーブルと昔のカイゼリン、二人の間に何かあったのかもしれない。
どうやらそれは積もり積もって恨みになっているようなのだが、、、。
敵側の巨大感情というとトロプリのあとまわしの魔女なんかがいい例だが、子どもの感情移入先じゃないだけにノーブレーキで描いちゃうのが良い。
あとまわしの魔女の話も終盤に怒涛のように開示されたが、「あとまわし」の魔女だから、で全然話進めなくてもOKだったのは画期的だったな…。
仮面ライダーガッチャード 14話:ムー系の雑誌が2つもあるキラやば☆世界
加治木が見ている以外にもオカルト雑誌がもう一つあった! なんでだよ!!
なんでかというと、昔から錬金術師が記憶を消して回ってるので、
一般人に「記憶にないけど、なんか不思議なことを体験した実感だけはある」人が多いんですね。
まじで?! それで説明ついちゃうじゃん??
ガッチャードの意外に油断ならないところを感じる。
宝太郎がやたらケミーの友情を信じているのも昔ケミーと交流した体験があるからだった。
記憶は消されているが体験したことは消えないのだ。
スパナが冥国の三姉妹のアジトに直接訪問していた。
一瞬、え? グルだったの? とか思ったが、これは普通にアジトを訪問してケンカを吹っ掛けた描写だったらしい。
しっかりしてるところと緩いところの緩急がすごい。
王様戦隊キングオージャー40話:エキサイエキサイ!!
ギラ・ハスティー! なぜ君がシュゴットと(略
エグゼイドの名シーンを彷彿とされる主人公の出自暴露シーンだった。
ギラは生まれからしてダグデド由来、という種あかしだったわけだが、謎はまだある。
ラクレスが食べさせたレインボージュルリラとは?
ダグデドが知らない一手がコレなのかもしれない。
1部から徹底して「最終兵器ギラ」なのだな。。