「本物の魔女の家」というファンタジーを守る存在
保育園で噂の「本物の魔女の家」
子どもらしいファンタジーでとてもいい。ちょっとボロいだけの家でも怪物が住んでいるとか、想像したりするよね。
その子どものファンタジーを守るためにプリキュア一家は全力でハロウィンを演出する。
プリキュアというコンテンツのエッセンスのような活動でとても良い。
ヨヨさんの異世界活動は意外と世間に見られていた。
秘密にするようなことは言ってたっけ? ヨヨさん自身に隠す気が無いのかもしれない。
ソラ・ツバサの異世界組もハロウィンには興味津々で子どもたちを喜ばせるハロウィンがスタートする。
一方ボロアパートのバッタモンダー。
プリキュアの評判を下げるためにキュアパンプキンになって迷惑をかけて回る作戦を考案・実行する。
ほんとコイツろくな事しねえな。無駄に気合の入ったバンクでキュアパンプキンになるのはなんなんだ?
アンダーグ帝国からもほぼ無視されてたりして、自意識のわりに世間との断絶が滑稽な彼。
ハロウィンイベントでは善意に触れたり、悪事を怒られたりと、世間との接点ができている。
前回登場時にましろ関連で変化の兆しが見えた気がするが、ひょっとしてバッタモンダーの更生過程は相当丁寧に描かれてんじゃないか? と思わなくもない。
なぜこいつにそんな恵まれたポジションが与えられるのだ…
まだトリックオアトリートを言っていない!
最強の攻撃力であるキュアスカイを射出する!!
あれは! 南斗人間砲弾!!
南斗人間砲弾!!!! #precure #nitiasa pic.twitter.com/jAGfeMctoP
— こ (@ko81818) October 28, 2023
キュアスカイはヒーローを目指しており、戦う理由もヒーローのそれであることが多かった。
しかし、今日キュアスカイが口にした戦う理由がこれである。
「わたし、まだトリックオアトリートを言っていません!」
ヒーローガールのガールな理由が出てきた。
これまでなら、みんなが楽しみにしているハロウィンをめちゃくちゃにするなんて許せません、だったかもしれない。
ソラ自身の言葉が、感情が乗っていて、立ち向かう理由に色彩が浮かぶ。
これがヒーローガールの成長なんだなあ。
ひたすらハロウィン仮装がかわいいだけの回ではないのだ。
仮面ライダーガッチャード 9話:悪人は拘置所にいる
実在の都市京都。実在の撮影所太秦撮影所。
そんなところに気軽に悪人をPOPさせるわけにはいかず、拘置所から悪人を見つけるのだ!
早々に首をへし折るとか言い出したり、血の匂いが足りねえと言い出す活きのいい悪人が採れた。豊作である。
ガッチャード世界に最も必須な施設、拘置所かもしれん。
クラスメイトのオカルトくんのガッチャ(恋愛エピソードの比喩)であった。
ムーみたいなオカルト雑誌の投稿コーナーがきっかけの出会い、、、ってギャグそのものの話なのに、
ガッチャードのノリだと良い感じにしてしまっていてわけがわからない。
だがそこがまた面白いという無敵の状態になっている。何だこれ?
今週のガッチャ変身は巨大ロボ。
30分後の枠の専売特許じゃないんすか?!
巨大化・ロボ化まですんなり受け入れてて懐が深い、というか大丈夫かコイツ? 感の方が先に立つ。
ホッパー声の人でももっと狼狽えてたぞ。
王様戦隊キングオージャー35話:0から1を作り出すそれがテクノロジー
怒涛のヤンマくんかっけー!! 回。
王になる前、荒れたンコソパでのヤンマとシオカラの関係がアツい。
「生まれた時から終わってる」国で荒れた人生を送ってたシオカラたちに、
「0から1を生み出す」「目に見えないものがテッペンをとる」夢を示し、
そのキーである「テクノロジーは力じゃ止められねえ」を体現する。
うーんこれはカッコイイ指導者だ。
昔シオカラの感じている「終わってる」に象徴される閉そく感は我々世代にも通じるものがあり、
このような指導者に憧れる気持ちが良くわかる。
カッコイイヤンマくんだが王になって数年。
守りたいものがある贅沢モンになってしまったのか、国のキーであるテッペンコンピュータを自らの手でぶっ壊してしまう。
ンコソパも滅亡(?)してまた0からのスタートになる、わけだが、これ本当?
叡智の王だからバックアッププランとか用意してくれてないかなあ。天上天下唯我独尊(国中の電力を使うクソバカスパコン)とか。
半年投獄された理由が反撃ののろしになったら見事な伏線回収だわね。