受け継がれるヒーロー
究極の力マジェスティクルニクルン(赤ちゃん言葉)!
発動のためには全員の心がそろわないといけないのだが、、、
というアバンの使徒チックな話。
ましろさんは母性、ソラさんは父性でエルちゃんと接しているのがよくわかる。
ツバサくんはエルちゃんに命を救われた騎士なので、エルちゃんが戦うと言われたら今まで通り全力で守る。
あげはさんは最強の保育士なので子どもの自主性と安全を両立する。
やっぱプリキュアやるのは危ないよーというある意味常識的な意見はましろさんの役割になるのだ。
キーになったのはプリズム自身がプリキュアになった経緯。
あなたのことが心配だよ。守りたいよ。それっていっしょにたたかう理由にならないかな?
ましろさんの優しさを見て育ったエルちゃんにもこの心が根付いている。
ヒーローへの憧れ、ヒーローのスピリッツは受け継がれていくのだ、というひろプリのヒーロー観が現れている。
それにしてもこのましろのセリフ、平易でシンプルなのに妙に湿度があって良い台詞だ。
私のヒーローさんといい、ましろさんは名台詞メーカーである。
ヨヨさん、ミノトンさんの便利コンビ
マジェスティが輪に加わる強化イベントをスッと用意してくれたヨヨさん。
流石スーパーエライ何とかかんとか学者!
昔からの英雄譚に登場する「援助者」そのものの活躍。
そして強化イベントの最後の壁として立ちふさがるミノトンさん!
この人洗脳されてからの方が扱いやすいっすね。
英雄譚における「試練」の象徴そのもの。エナドリをゴリゴリに決めてジャック範馬みたいに強化だ!
この辺の展開は他の話でも上手くちりばめられているので、ひろプリは神話的なのかもしれない。
ミノトンさんもスミキッターで正気を取り戻した。
これからはソラシド市でカバトンといっしょにおでん屋をして暮らす、、、のかもしれない。
来週はどうやらバッタさんを回収するらしい。
ひどいことした罰で放置なのかなあ? と思っていただけに、優しい番組である。
仮面ライダーガッチャード 3話:悪の3姉妹<マルガム化した人間<素でPOPする悪人
「悪さ度合い」を不等号で表すとこうなる。
なんかこの街、治安終わってね?
しあわせそうな人を憎んで無差別に刃物テロ起そうとしてたヤツが0秒で湧いて、
キノコのケミーでマルガム化することで無差別にワライダケテロを起こす感じにナーフされた。
そしてそれを遠巻きに眺めて「悪意スゲーな」とコメントする悪の三姉妹...。
この街に必要なのは仮面ライダーじゃなくて強力な警察と教育かもしれない。
2号ライダー、というか2号ライダーみたいなことしか言わない人が登場した。
その名も黒鋼スパナ! すげー名前だな。
ホビーアニメを平成ライダーでゴテゴテにに固めたような視聴感。
視聴スタイルもライブ感重視で駆け抜けていこう。
ヤバァいと怖ぁいはコロセに変わる
ジェラミーの献身、各国の王の怒り、無言の拍手の演出、と見どころ満載だったのだが、
民衆の扇動の本質を突いたこのセリフの出来がすさまじい。
子ども向けの番組として、難しい内容を平易に印象深く伝えることに見事に成功している。
鎧武で戦極ハカセがミッチに言った
「もっと悪い大人の餌食になるからだよ」並みの名台詞だと思う。