きみこのマンガ風味な読書記録的感想

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銀魂　25巻／空知英秋
最近買っても放置気味…しかも今回無意味に長かった吉原編ばっかりなので、読み切るのがとてもしんどかったです…神楽ちゃんのお兄さんとか重要な人物いっぱい出てきたのに、銀さんが同じような事ばっかり言ってるだけだなーという印象しか残らない…むむ…。

恋月夜のひめごと／タアモ
裏表紙がかわいくて買ってみたものです。でも裏表紙のあおり文句ほどの禁断の恋でもなく、中途半端な昼ドラ的少女漫画でした…展開がありがちすぎて萎えた。３〜４話連載ものってどうしてもありがち展開になってしまうよね。設定を詰め込むには短いのかな？短い連載が一番描くの難しい気がします。
絵柄や言葉遣いはかわいらしくていい感じでしたが、うまーい！とは言いがたい…着物の描き方が変なのかな？他の漫画も読んでみたいなとは思ったけど、どうしようかなー。本屋さんで表紙を見せて平積みされていたので、人気がある作家さんなんだろうとは思います。
そういえば一カ所気になった台詞があって。駆け落ちしようかというところでの「誰も私たちの知らない場所へ行きたいわ」なんですけど。これって「誰も私たちの＜ことを＞知らない場所へ〜」とか「誰も私たち＜を＞知らない場所へ〜」とかじゃないとなんかちょっとおかしくありませんかね？

艶漢（アデカン）　1巻／尚月地
ペンネームなんて読むの…？が最初の感想（笑）なおつきじさんと読みます。
昔暗器使いだったとかいう、褌締めずに常にフリチンな傘屋さん詩郎くんと熱血巡査光路郎くんその他が繰り広げるなんちゃって時代劇風アクション漫画ですー。私は暑苦しい光路郎くんがお気に入りです。早乙女副巡査長も素敵☆（笑）ちょっぴりBL風味です。
表紙の絵よりも中のモノクロ絵の方が好きでしたが、ポーズがいちいち絵画的すぎてちょっと大分かなりくどいです。綺麗だけどね。１話目が一番読むのしんどかった…だんだん慣れてきて硬さが取れ、面白くなっていきます。
カバーを取ったところの絵が一番好き…制服の上着の下はもちろん素肌だぜ！みたいな絵が。

同人作家コレクション38　山中ヒコ／山中ヒコ
先日買った山中ヒコさんの漫画がよかったので、同人作品も読んでみようと購入。テニスの王子様はほとんど知らないのですが、氷帝だったらキャラクターがなんとか分かるし！と思って…。表紙のカラーが素敵ですね。
2002〜2006年の作品なので今とは随分絵柄が違いました。今より筆圧高くてオトナっぽい感じ…。強弱の付け方は昔から特徴があったようですね。でもやっぱり今の絵の方が洗練されていて好きかなー。
テニスの王子様は思い入れがないのでふーん…と思いつつ読んだのですが（最後の描き下ろしのが一番良かった）、１作しか載ってなかったワンピースのナミとビビの話がとてもツボでした！タイトル通り「まるで恋のように」ですよ！ステキ〜。

続　会津士魂　7巻／早乙女貢
サブタイトルが「会津抜刀隊」ですが、抜刀隊の話は最終章にしか出てきません…この巻は主に井深元治が逃げ回ったりする話と皆がだんだん何か事を起こそうと計画していく話です。まあ、抜刀隊〜は8巻に詳しく出てくることでしょう。

初恋の70％は、／山中ヒコ
山中ヒコさんてテニスの王子さまの同人誌の人だよね…という認識しかなかったのですが、表紙がかわいいし読んでみたくて購入してみました。線の強弱の付け方に特徴があってちょっと個性的です。
あぎゃー、めっちゃかわいい漫画だった…！なんでもそこそこの男の子が陸上をとっても頑張ってる男の子に恋をしたお話です。そこそこモテてきたけど今まで本気になったことがなかった子が初恋を知るのです。青春だなあ！
「恋と恋の間」という短編がとってもとっても気に入りました。自分の好きな人が他の人を見ているのをずっと見ていて、恋の追体験をするような感じってちょっと分かる気がするよ…その人を切なく見ているあなたに恋をしたのです、てやつ。しかもこれ年下攻だった…先輩がとってもかわいいです。

刺青の男／阿仁谷ユイジ
タイトルから想像してたけどがっつりヤクザな世界の漫画でした…暗い！暗いです！そして痛いです！でも暗いし痛いけど悲しくて愛のあるお話でした…せめて武藤さんと坊は幸せになってほしかったのにな。阿仁谷ユイジさんの絵柄はこういう男臭い世界にぴったりだと思いました。
一緒に収録されていた「はるのこい」という好きな子の生霊とHしちゃうホモだと言えない男の子の話がかわいくて好きです。

どうしても触れたくない／ヨネダコウ
ヨネダコウさんの漫画らしく、シンプルだけどなんだか心がぎゅっとするようなお話でした。とりあえず登場人物が暗いよね（笑）私のお気に入りは小野田さんです！当然メガネくんです！
えーと、ゲイであるが故に前の会社でひどいいじめにあって、もともと暗い子がますます暗くなっていたのですが、転職先の上司と出会って心が満たされていく漫画です。上司の人も過去に暗い事件に遭遇していて、明るく振る舞ってるけど心には深い傷のある人。でもお互いの心をお互いで埋め合っていける関係が羨ましいです。
上司の方は某雨の守護者にそっくりです…（笑）

隣の／腰乃
かわいい表紙にだまされたらだめですぜ！会話のやりとりのかわいさにもだまされたらだめですぜ！がっつりエロですからー！（笑）…でももの凄くツボでした〜。
中の漫画の絵は表紙ほど丁寧ではなく、むしろ荒いのですが、絵ではなく台詞でどんどん読ませることのできる漫画家さんだなあと思いました。
あ、内容は帯に書いてあった「ノンケのサラリーマンが遊び人のゲイに恋をした」です。タイトル作。その他にもいろいろとかわいい話が載ってます。いい感じだ…次のコミックスも出たら買うと思います。

アメトムチ／いさか十五郎
表紙買いした…またもやメガネの罠！（笑）しかも帯によると年下攻っぽかったので…。
表紙の２人はダメ社員と上司でした。かわいかったよ？でも全体的に白くて台詞も絵もなんだか分かりにくい漫画でした。残念。
おっちゃん受漫画が一番最後に収録されていて、ちょっと喜びました。←アホ…