野球と神様なんてね

　台湾で開催されている「第31回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」は9月10日までの日程の半分が終了しました。

　そこで今回はオープニングラウンドここまでの結果、順位表。
侍ジャパンU-18代表の戦績、スーパーラウンドの日程に注目します。

◆オープニングラウンド開催中　(グループA)


　台風による悪天候によって、本来5日で終わる予定が6日にずれ込みましたが、すでにスーパーラウンドに進む上位3チームは確定(上表赤枠)。
しかし順位は確定しておらず、特にプエルトリコはダブルヘッダーの厳しい日程となります。

　●　グループA　試合予定
　9月6日（水）10:00 　台湾 - プエルトリコ
　9月6日（水）12:30 　韓国 - プエルトリコ
　9月6日（水）15:00　 メキシコ - チェコ
　
　続いて日本の入っている(グループB) です。

◆オープニングラウンド終了!!　(グループB)

◆　オープニングラウンド結果(日本戦)
　9月1日（金）19:30　　 日本 10 - 0 スペイン
　9月2日（土）19:30 　　日本 7 - 0 パナマ
　9月3日（日）17:35 　　アメリカ 3 - 4 日本
　9月4日（月）21:00 　　ベネズエラ 0 - 10 日本
　9月5日（火）19:30 　　日本 0 - 1 オランダ
　※開始時刻は日本時　間（台湾:時差-1時間）

　全勝で通過したかった侍ジャパンU-18代表はグループB の最終戦となる第5戦の5日、オランダと対戦し0対1の完封負け。今大会初黒星を喫しました。

＜U18W杯：オランダ1−0日本＞
スーパーラウンド進出は前日に決めた日本、しかしオープニングラウンド同組との対戦成績は持ち越されるため、既に進出を決めているオランダとの対戦は「実質スーパーラウンド初戦」とも捉えられましたが、オランダの先発ヘイス・ファンデンブリンクは、既にカンザスシティ・ロイヤルズとの契約を結んでいる身長201センチの大型左腕で、ストレートは140キロ前後ながら見慣れない角度やムービングボール、チェンジアップに苦戦。続くオークランド・アスレチックスと契約予定の右腕ナタン・アレンズらに抑えられ、凡打の山を築き惜敗。

　この結果により、日本、アメリカ、オランダの3カ国が4勝1敗で並んだわけですが、
順位決定は、並んだ際に最初の順位決定条件となる「当該国同士の対戦結果」がすべて1勝1敗だったことから、2番目の条件である当該国対戦でのTQB（Team’s　Quality　Balance、得失点率差）により決まることとなり、TQB「（総得点÷攻撃イニング数）−（総失点÷守備イニング数）」で算出され、0.027のアメリカが1位、0.000の日本が2位、マイナス0.011のオランダが3位となりました。



　侍ジャパンU-18代表は、1日の休養日を経て7日からはスーパーラウンド戦。ともにスーパーラウンドに進出するアメリカ戦の1勝とオランダ戦の1敗を持ち越した状態から開始され、グループAから進出してくる台湾、プエルトリコ、韓国（対戦順未定※）と戦い、2位以上に与えられる決勝戦進出を目指します。

【今後の日程】

◆　スーパーラウンド
　　日程　　　　　組み合わせ
　9月7日（木）　オランダ　 - 　グループA 3位
　9月7日（木）　日本　 - 　グループA 2位
　9月7日（木）　アメリカ　 - 　グループA 1位

　9月8日（金）　日本　 - 　グループA 3位
　9月8日（金）　アメリカ　 - 　グループA 2位
　9月8日（金）　グループA 1位　 -　オランダ

　9月9日（土）　アメリカ　 -　 グループA 3位
　9月9日（土）　グループA 2位　 - 　オランダ
　9月9日（土）　グループA 1位　 - 　日本
　

　◆　3位決定戦
　日時　　組み合わせ
9月10日（日）15:00　スーパーラウンド 3位 - スーパーラウンド 4位
　
◆　決勝戦
　　日時 　組み合わせ
　9月10日（日）19:00 　スーパーラウンド 1位 - スーパーラウンド 2位
　　　※開始時刻は日本時間（台湾:時差-1時間)
　　　　　　　　　　　　　　以上となります。